JP3266923B2 - デイジタルセルコール中継システム - Google Patents

デイジタルセルコール中継システム

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JP3266923B2 JP00055792A JP55792A JP3266923B2 JP 3266923 B2 JP3266923 B2 JP 3266923B2 JP 00055792 A JP00055792 A JP 00055792A JP 55792 A JP55792 A JP 55792A JP 3266923 B2 JP3266923 B2 JP 3266923B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、市町村防災行
政無線システムの固定系デイジタルセルコール中継シス
テムに関するものである。
【0002】市町村防災行政無線システムは、地域の防
災、応急救助などに関する業務に使用することを主目的
として市町村が独自に設置するシステムであるが、固定
系は自治体に設置された親局から60MHz 帯の無線回線を
用いて、例えば屋外子局からスビーカで広域に拡声放送
して住民に必要な情報を伝達するシステムである。
【0003】ここで、親局は各子局の状態をポーリング
方式で収集しているが、この時、ポーリング応答の収集
時間を短縮し、且つ混信による誤動作の減少を図ること
が必要である。
【0004】
【従来の技術】図4は従来例の構成図、図5は図4の動
作説明図である。なお、図5中の左側の符号は図4中の
同じ符号の部分の波形を示す。
【0005】以下、図5を参照しながら図4の動作を説
明する。 (1) ポーリング指令の送出 親局の送信信号発生部11から、所望中継局の識別符号(
以下、中継局IDと省略する) 、中継開信号( 中継動作を
開始させる為の信号) 及び子局識別符号( 以下、子局ID
と省略する) 、ポーリング指令を示す信号を発生して送
信機12に送出する。
【0006】送信機12は、図5- に示す様に、1秒の
プリキャリア、中継開信号に対応する変調波、1秒のプ
リキャリア,ポーリング指令に対応する変調波を含む信
号を生成し、送信信号として送受信切替器15を介して中
継局に送信する。
【0007】ここで、中継局IDと子局IDは、それぞれ、
図5- の中継開信号, ポーリング指令の部分に含まれ
ているとする。また、1秒のプリキャリアを付加するの
は受信側で無線周波数が一致するか否かを確認する為
で、この部分がないと取り出した信号の先頭部分が欠け
る可能性が高い。
【0008】さて、中継局の受信機23は、送受信切替器
21a を介して入力した受信信号を、周波数変換・増幅・
復調・識別した後、識別信号の一部を受信信号解析部24
に送出し、ここで信号の解析する。
【0009】解析は、予め自局IDと中継開信号のパター
ンをメモリに格納しておき、識別信号中のパターンと格
納したパターンとが一致するか否かをチェックする。解
析結果が自局宛の中継開信号であれば、この結果でオン
状態になったデータ・プレス信号接続部25、送信機29、
送受信切替器21b を介して、図示しない1秒のプリキャ
リアとポーリング指令を、例えば子局1に送出する。 (2) ポーリング応答の送出 子局1は、受信信号を送受信切替器31、受信機34を介し
て受信信号解析部35に加え、ここで、自局宛のポーリン
グ指令であることを解析する。
【0010】この解析結果は図示しない制御部分に送ら
れるので、制御部分は送信信号発生部33で生成した中継
開信号と自局の状態情報であるポーリング応答とを送信
機32に加え、ここから、図5- に示す様に、1秒のプ
リキャリア、中継開信号に対応する変調波、1秒のプリ
キャリア,ポーリング応答に対応する変調波を含む信号
を送受信切替器31を介して中継局に送信する。
【0011】中継局は、上記と同様に、受信機23, 受信
信号解析部24を用いて自局宛の中継開信号を検出した
時、検出出力でデータ及びプレス信号接続部25と送受信
切替器21a を駆動して中継可能状態にした後、子局から
の信号を送信機22, 送受信切替器21a を介して親局に送
出する( 図5- , 参照) 。
【0012】親局は、送受信切替器15, 受信機を介して
得られたポーリング応答を受信信号解析部で解析する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、各子局が
ポーリング応答を送出する際、プリキャリアを1秒送出
した後、中継開信号を送出して上り方向の中継装置を中
継可能状態にした後、親局に対するポーリング応答を送
出する。
【0014】即ち、子局は中継開信号をポーリング応答
を行なう度に送出しなければならないので、子局の数が
多い時、全子局のポーリング応答を収集するのに時間が
かかると云う問題がある。
【0015】なお、収集時間の短縮を図る為に上り方向
の中継制御は上記のデイジタルセルコール信号を用いず
に、スケルチ中継制御(スケルチレベル以上の電波を受
信したら中継動作状態になる)とする方法がある。
【0016】しかし、この方法は不要電波により、中継
局の親局向け送信機が動作し、送受信切替器が送信側に
切り替った時、中継局では親局からの電波が受信できな
いので、親局は子局向けの放送が不可能となる。
【0017】本発明は、ポーリング応答の収集時間を短
縮し、且つ混信による誤動作の減少を図ることを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図中、1は中継指令とポーリング指令とを含
む信号を送出し、対応する子局からポーリング応答を収
集する機能を有する親局、2は親局との間で信号を送信
又は受信するための送受切替器を有するとともに、受信
信号から自局宛の中継指令を検出した時、該ポーリング
指令を子局に中継する機能を有する中継局、3は子局で
ある。
【0019】4は親局からの受信信号からポーリング指
令を検出した時、該検出出力を送出するポーリング指令
モニタ手段、5は該検出出力が印加した時、必要な各部
の動作を制御して、ポーリング応答の返送に必要として
予め設定した時間だけ該送受切替器を送信側に切り替え
中継動作制御手段である。
【0020】そして、子局は、自局宛のポーリング指令
を検出した時、中継指令を付加することなくポーリング
応答をそのまま該中継局に送出し、該中継局は、該送受
切替器を送信側に切り替えた時間内に受信したポーリン
グ応答を、親局に中継する。
【0021】
【作用】本発明は、中継局にポーリング指令モニタ手段
と中継動作制御手段とを設ける。ポーリング指令モニタ
手段は親局からのポーリング指令をモニタしており、こ
の指令を検出した時点から一定時間(子局からのポーリ
ング応答の返送に必要な時間)だけ、送受切替器を送信
側に切り替えることにより上り回線(中継局→親局への
回線)への中継可能にする。これにより、上記の一定
時間内に子局からのポーリング応答が入力した時、これ
を親局に中継すことができる。
【0022】ここで、子局はプリキャリアを、例えば2
秒送出した後、親局へのポーリング応答を送出するが、
中継指令は送出しないので(中継局自身で中継可能にす
る為)、ポーリング応答を収集する時間が短縮できる。
【0023】また、ポーリング指令の検出後、一定時間
しか中継可能にしないので、混信により上り回線用受信
機に電波が入力しても、この時間外でれば送受切替器
を受信側に切り替えているため親局への送信中継動作
をせず、親局から子局に対する放送ができなくなる可能
性は大幅に減少する。
【0024】即ち、ポーリング応答の収集時間を短縮
し、且つ混信による誤動作の減少を図ることができる。
【0025】
【実施例】図2は本発明の実施例の構成図、図3は図2
の動作説明図である。ここで、図3の左側の符号は図2
中の同じ符号の部分の波形を示す。また、ポーリング指
令モニタ部分41はポーリング指令モニタ手段4の構成部
分、タイマ51, スイッチSWは中継動作制御手段5の構成
部分である。
【0026】なお、全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。以下、図3を参照して図2の動作を説明する
が、従来例で詳細に説明した部分は概略説明し、本発明
の部分について詳細説明する。 (1) ポーリング指令の送出 親局は図3- に示す様に、1秒のプリキャリア,中継
開信号に対応する変調波,1秒のプリキャリア,ポーリ
ング指令に対応する変調波を含む信号を送信信号として
中継局に送出する。ここで、中継開信号中には中継局I
D, ポーリング指令中には子局IDが含まれている。
【0027】中継局の受信機23は、送受信切替器21a を
介して入力した受信信号を復調・識別して得た識別信号
の一部を受信信号解析部24に送出する。受信信号解析部
は、自局宛の中継開信号であることを検出したら、更
に、ポーリング指令モニタ部分41に送出してポーリング
指令が挿入されているか否かをチェックさせると共に、
データ及びプレス信号接続部25をオンにして上記識別信
号の一部を送信機29, 送受信切替器21b を介して子局に
送出する。
【0028】一方、ポーリング指令モニタ部分は、識別
信号中のパターンが内蔵のポーリング指令パターンと一
致することを検出した時、ポーリング応答の返送に必要
として予め設定した時間( 例えば、3 秒) のタイマを動
作させる。これにより、スイッチSWがオンに、送受信切
替器21a が送信側に切り替わる。
【0029】なお、3秒経過したら、自動的にスイッチ
SWはオフに、送受信切替器は受信側に切り替わる。 (2) ポーリング応答の送出 子局の受信機34は、送受信切替器31を介して入力した受
信信号を復調・識別して得た識別信号を受信信号解析部
35に送出し、この解析部は自局宛のポーリング指令であ
ことを解析すると、図3- に示す様な信号を送信信号
として中継局に送出する。
【0030】ここで、2秒のプリキャリアをポーリング
応答に付加しているが、2秒の内訳は1秒は中継局受信
機用、1秒は親局受信機用である。さて、中継局の受信
機28は、送受信切替器21b を介して入力した受信信号を
復調・識別した識別信号を、オンになったスイッチSWを
介して送信機22に加える。そこで、この送信機は送信側
に切り替わった送受信切替器21a を介して図3- に示
す信号を送信信号として親局に送信する。
【0031】親局の受信機14は、送受信切替器15を介し
て入力した受信信号を復調・識別して得た識別信号、即
ちポーリング応答を受信信号解析部13で解析する( 図3
- 参照) 。
【0032】この様に、本発明によれば、外来電波( 無
線周波数が同一, 更にトーンスケルチ周波数も一致) が
受信機に入力して送信機を動作状態にする問題も防ぐこ
とができ、また、中継開信号を各子局が送出する必要が
ない為、ポーリング応答の収集時間が短縮される。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に本発明によれ
ば、ポーリング応答の収集時間を短縮し、且つ混信によ
る誤動作の減少を図ることができると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】図2の動作説明図である。
【図4】従来例の構成図である。
【図5】図4の動作説明図である。
【符号の説明】
1 親局 2 中継局 3 子局 4 ポーリング
指令モニタ手段 5 中継動作制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と中継局と子局とが設けられてお
    り、該親局は、中継指令とポーリング指令とを含む信号
    を送出し、対応する子局からポーリング応答を収集する
    機能を有し、中継局は、該親局との間で信号を送信又
    は受信するための送受切替器を有するとともに、受信信
    号から自局宛の中継指令を検出した時、該ポーリング指
    令を該子局に中継する機能を有するデイジタルセルコー
    ル中継システムにおいて、 中継局に、該親局からの受信信号からポーリング指令
    検出した時、該検出出力を送出するポーリング指令モ
    ニタ手段と、該検出出力が印加した時、必要な各部の動
    作を制御して、ポーリング応答の返送に必要として予め
    設定した時間だけ該送受切替器を送信側に切り替える
    継動作制御手段とを設け、 子局は、自局宛のポーリング指令を検出した時、中継
    指令を付加することなくポーリング応答を該中継局に送
    出し、 該中継局は、該送受切替器を送信側に切り替えた時間内
    に受信したポーリング応答を、そのまま親局に中継す
    る構成にしたことを特徴とするデイジタルセルコール中
    継システム。
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