JPH088912A - 時分割の無線データ伝送装置 - Google Patents

時分割の無線データ伝送装置

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JPH088912A
JPH088912A JP14309694A JP14309694A JPH088912A JP H088912 A JPH088912 A JP H088912A JP 14309694 A JP14309694 A JP 14309694A JP 14309694 A JP14309694 A JP 14309694A JP H088912 A JPH088912 A JP H088912A
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JP14309694A
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Inventor
Minoru Kidena
稔 貴傳名
Eiji Imai
英治 今井
Akihisa Nakamura
晃久 中村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 監視制御用の時分割無線データ伝送システム
に関し、監視制御部を持つ親機が自分及び中継器のサー
ビスエリア内の各子機との通信用の無線周波数の割当が
簡単な時分割無線データ伝送装置と各子機の異常時に其
の詳細データの親機への効率的な収集方法と各子機の受
信部が親機の送信を待機中の電源消費を減少させる方法
を目的とする。 【構成】 親機10が自分と各中継器21,22 に与え各エリ
ア内の子機C1〜Cnと通信する無線周波数を単一の無線周
波数F1とし、其の無線周波数F1の信号を時分割し親機が
中継器を介し各エリア内の子機へ送出するデータ要求信
号の送信タイミングと各子機が親機,中継機に対し状態
データを送信するタイミングとを予め定める際に, 親機
が中継器と各子機に対し送出するデータ要求信号d の周
期を1フレームとして子機数nに時分割し、各子機には
親機又は中継器からデータ要求信号d を受信した時,一
定時刻に起動し一定時間だけデータ送信の制御信号を発
生するタイマー(1) を設けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視制御部を持つ一台
の親機が自分のサービスエリア及び複数の中継機の各サ
ービスエリア内に散在する複数の子機(移動)に対し状
態データを送るようにデータ要求信号を出し,其の複数
の子機がそれぞれ予め定められた時間に順次,自分の状
態データを親機へ送信する監視制御用の時分割の無線デ
ータ伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記の監視制御用の時分割の無線データ
伝送装置は、従来、図6のシステム構成図に示す如く、
監視制御部100 を持つ一台の親機10が自分のサービスエ
リア1及び各中継機21,22 のサービスエリア2,3 内の複
数の子機(移動)C1〜Cnとの間で状態データの送信要求
用と各状態データの返送用に使用する無線信号の相互干
渉を避けるために、監視制御部100は、親機10と各中継
器21,22に対し、それぞれ異なった無線周波数F0,F1,F2
を与えて, 各サービスエリア内の子機C1〜Cnとの間の無
線通信に使用させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この事は、親機10, 中
継器21,22 の各サービスエリアに従属する子機Ci(移
動)は,自分Ciが現在居るエリアが親機10のエリアや各
中継器21,22 のエリアと変化する毎に,親機10, 中継器2
1,22との通信に使用する無線周波数F0,F1,F2を、切り替
え変更しなければならず,使用可能な無線周波数の数が
限られている中で, 多数の周波数を使用することは難し
く, 使用する無線周波数の数は成るべく少ないことが必
要である。また、親機10, 各中継器21,22 の各サービス
エリアを任意に移動する移動型の子機Ciの場合は、親機
10が中継器21,22 を介し各エリア内の子機Ciと通信する
時に,自分10と中継器21,22 に対し無線周波数F0,F1,F2
の複雑な割当の為の制御を必要とするという問題があっ
た。また、監視制御部100 付きの親機10により多数の子
機C1〜Cnの状態を監視制御する場合は、各子機C の異常
時に発するアラームや其の詳細データの効率的な収集方
法が問題となっていた。また、時分割の無線データ伝送
装置では、実際の送信時間よりも其の予め定められた時
間の送信を待っている待機時間が長いので、特に移動型
の子機Ciの場合、其の待機中も自分の受信部を動作させ
ているので、其の待機中の子機の電源消費を減少させる
ことが課題となっていた。本発明の目的は、先ず、監視
制御部を持つ親機が自分及び各中継器の各サービスエリ
アに散在する複数の子機と通信する無線周波数の割当制
御が簡単な時分割無線データ伝送装置を実現することに
あり、次に、各子機の異常時に発するアラームや其の詳
細データの効率的な収集方法を得ること、最後に、親機
や中継機の予め定められた時間の送信を待っている子機
の待機中の電源消費を減少させる方法を得ることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】これらの目的達成のため
の本発明の基本構成の請求項1は、図1の原理的な構成
図に示す如く、1 台の親機10が、自分10と複数の各中継
器21, 22に与えて各サービスエリア内の子機C1〜Cnと通
信させる無線周波数を単一の無線周波数F1とし、其の単
一の無線周波数F1の信号を,(図3の親機, 中継機, 子機
の各データの送信手順の図を参照) 時分割して、親機10
が自分10と各中継器21,22 の各エリア内の子機C1〜Cnへ
送出するデータ要求信号d の送信タイミングと、各エリ
ア内の子機C1〜Cnが各自の状態データを親機10又は各中
継器21,22 へ送出する送信タイミングとを定める際に,
親機10が各中継器21,22 を介し子機C1〜Cnへ一斉に送出
するデータ要求信号d の送信周期を1フレーム時間と
し, 各子機の送信時間と送信波の伝播時間を考慮して該
子機の数n に時分割する。そして各子機C1〜Cnには、
(図1の子機の構成図を参照) 親機10又は中継器21,22
からのデータ要求信号dを受信した時に,一定時刻に起
動し一定時間だけ制御信号c を出力するタイマー(1) を
設け、各子機C1〜Cnが、各自のタイマー(1) の出力の制
御信号c により、親機10, 各中継器21,22 に対し各自の
状態データを送出するように構成する。
【0005】次に、各子機C の異常時の詳細データの効
率的な収集方法を目的とした請求項2の構成は、監視制
御部100 を持つ親機10が複数の各中継機21,22 を介し各
エリア内の各子機C1〜Cnに対して送出するデータ要求信
号d の種類を, 子機の現在状態が正常か異常かを示す状
態データを要求する状態データ要求信号d1と,現在の状
態データの全てを要求する全データ要求信号d2とに2分
し、常時は、状態データ要求信号d1のみを全子機C1〜Cn
に対し送出し、この状態データ要求信号d1を受信した各
子機C に,状態データを親機10へ返送させる。尚、監視
制御部100 を持つ親機10が, 各中継器21,22 を介し或る
子機Cmから異常を示す異常データを受信した場合は、該
子機Cmを特定子機Cmとして次に該特定子機Cmに対するデ
ータ要求信号d を全データ要求信号d2とする。また、全
データ要求信号d2は全部の子機C1〜Cnに対して定期的に
送信するように構成する。〔図4の親機(中継機)の送
信周期(タイムインターバル)と各子機の送信時間(タ
イムスロット)を示す図を参照〕 次に、各子機の状態データの親機への収集を更に効率的
にする事を目的とした請求項3の構成は、親機10が複数
の子機C1〜Cnに対し全データ要求信号d2を送出する場合
に、或る子機Ciの状態データに変化傾向が予測される場
合には、該子機Ciに対する全データ要求信号d2に重み付
けをして、該子機Ciに親機10へのデータ送信の応答回数
を変えさせる様に構成する。〔図5の親機および中継機
と子機の各データフォーマットを参照〕 次に、各子機C の受信部の待機中の電源消費を低減する
ことを目的とした請求項4の構成では、各子機C は、監
視制御部100 を持つ親機10からのデータ要求信号d を受
ける迄は受信部の電源をオン状態とし、データ要求信号
d を受けた後は、信号処理・制御回路のタイマー(1) の
みを動作させ其の他の回路の電源をオフするように構成
する。以後、各子機C は親機10又は中継機21,22 の予め
定められた時間の送信に応じて自主的に受信部の電源を
投入して受信状態とし, 次のデータ要求信号d を受ける
迄, 受信状態を維持し、親機10への状態データの送信
も、定められた送信時のみ送信部の電源を投入する様に
構成する。(図2の子機の電源系統図と其の制御タイム
チャートを参照)
【0006】
【作用】本発明の請求項1の構成では、図1と図3とを
参照し、監視制御部100 を持つ親機10が、自分10と各中
継器21,22 に与えて各サービスエリア内の子機C1〜Cnと
通信させる無線周波数が単一の無線周波数F1であるの
で、親機10と各中継器21,22 に対する無線周波数の割当
制御は無くて済む。又、其の単一の無線周波数F1の信号
を時分割して、親機10が中継器21,22 を介し各エリア内
の子機C1〜Cnに対して送出するデータ要求信号d の送信
タイミングと、各エリア内の子機C1〜Cnが各自の状態デ
ータを親機10, 中継器21,22 に対して送出する送信タイ
ミングとを、親機10の送出するデータ要求信号d の送信
周期を1フレーム時間として各子機C1〜Cnに時分割する
が、其れらの送信タイミングの時分割は、各子機の送信
時間と, 其の送信波が親機10又は中継器21,22 に届く伝
播時間を考慮して行われる。そして各子機C1〜Cnには、
親機10又は中継器21,22 からのデータ要求信号d を受信
した時に, 各自のタイマー(1) に, 自分の状態データの
送出時刻と送信時間とを設定して送信する。従って、親
機10, 中継器21,22 及び各子機C1〜Cnの送信信号が互に
重なって干渉することは無い。
【0007】次に、請求項2の構成では、図1と図4を
参照し、監視制御部100 を持つ親機10が, 中継器21,22
を介し各エリア内の子機C1〜Cnに対して送出するデータ
要求信号d の種類を, 各子機の現在状態の正常/異常の
状態データ要求信号d1と, 現在状態データの全ての全デ
ータ要求信号d2とに2分し、常時は、状態データ要求信
号d1のみを全子機C1〜Cnに対して送出し、此の要求信号
d1を受けた全子機C1〜Cnには、自分の状態の正常/異常
の状態データを親機10へ送信させ、親機10が或る子機Cm
から異常データを受信した時は、該子機Cmを特定子機Cm
として該特定子機Cmに対し次に送信するデータ要求信号
d を全データ要求信号d2とするので、該特定子機Cmの即
時データの取得と其の異常時の詳細データの親機10への
収集方法が効率的となる。
【0008】また、請求項3の構成では、図1と図5を
参照し、或る子機Ciの状態データに変化傾向が予測され
る場合には、其の変化傾向の大きな各子機Ciを重み付け
し其の重み付けに従って各子機Ciに全データ要求信号d2
に対する親機10への応答回数を変えさせるので、各子機
C1〜Cnの状態データの親機10への収集が更に効率的に行
なえる事になる。
【0009】次に、請求項4の構成では、図1の子機の
構成図と図2の子機の電源部の系統図を参照し、各子機
C1〜Cnは、親機10からのデータ要求信号d を受信する迄
は、其の受信部の電源をオンして動作するが、其のデー
タ要求信号d を受信した後は、信号処理部のマイクロプ
ロセッサ又はタイマー(1) のみを動作させ, 其の他の回
路の電源を切断し、以後、子機は親機及び中継機の予め
定められた時間の送信に応じて自主的に受信部の電源を
投入して受信状態に入り, 次のデータ要求信号d を受け
る迄, 受信状態を維持し、親機への状態データの送信
も、定められた送信時のみ送信部の電源を投入し送信す
るので、子機の電源消費を低減することが可能となる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の請求項1〜請求項3に対応す
る実施例の監視制御用の時分割無線データ伝送システム
の親機, 中継機, 子機の構成図と全体のシステム構成図
であり、例えば遠隔地の病院の入院患者の体温,脈拍,
血圧等を計測し、その計測データを子機の小型無線機
(携帯型) から途中の中継機(固定無線機)を通して中
央病院の親機(固定無線機)の監視制御部(パソコン)
へ伝達する場合等に用いられる。システム構成として
は、中央病院に監視制御部100 と親機10を、途中に中継
器21,22 を、遠隔地の病院や擁護施設等に子機C の携帯
無線機を設置する。親機10の監視制御部100 が、子機C
に対し入院患者の状態データの伝送要求を開始する時
は、親機10は、其の信号処理・制御部11にて、子機C に
対する状態データ要求信号d を生成する。その状態デー
タ要求信号d は、無線部12にて、例えばFSK(又はPSK)変
調され, 指定の無線周波数F1に周波数変換後, 電力増幅
されアンテナから送信される。そして必要により, 中継
器21,22 で中継増幅され, 子機C に送信される。一方、
子機C は、データ生成用のセンサからの患者の体温,脈
拍,血圧等のデータを、インタフェース部を介し,信号
処理・制御部に入力し,其のデータにより患者の状態が
正常か異常かの判定をする。そして親機10からの状態デ
ータ要求信号d を受信した時に、其の無線部にて周波数
変換及び FSK(又は PSK) 復調し, 復調信号d を信号処
理・制御部へ送る。信号処理・制御部は、復調信号d か
ら同期信号を検出し、場合により該復調信号d の誤り訂
正および誤り検出をした後、該復調信号d が親機10から
の状態データ要求信号d であると認識されたならば、其
の信号処理・制御部にて, 患者の正常/異常の状態デー
タDを生成し、自子機C の所定のタイムスロットの送出
時間に合わせて、無線部へ送出する。患者の正常/異常
の状態データD は、無線部にて, FSK(又はPSK)変調さ
れ, 指定の無線周波数F1に周波数変換後, 電力増幅さ
れ、アンテナから送信される。親機10は、各子機C1〜Cn
からの正常/異常の状態データD1〜Dnを, 前記と同様に
受信したならば,その受信データD1〜Dnを, 監視制御部
100 へ送出する。監視制御部100 を持つ親機10は、次の
動作をする。
【0011】親機10は、子機C1〜Cnから受信した状態
データD1〜Dnの全てが、各子機C の正常を示す正常デー
タであるならば、次に全子機C1〜Cnに対するデータ要求
信号d は、状態データ要求信号d1のみを送出する。
【0012】親機10が子機C1〜Cnから受信した状態デ
ータD1〜Dnの一部Diが、或る子機Ciの異常を示す異常デ
ータであるならば、次に該子機Ciに対するデータ要求信
号dは、全データ要求信号d2とする。すると該子機Ci
は、センサで計測した全データを親機10へ送出する。
【0013】次に、子機C1〜Cnを重み付けして、重病
患者(計測結果が変り易い状態にある患者)の子機Cp
と,通常患者(計測結果が安定した状態にある患者)の
子機Cqとに2分し、親機10は、重病患者の子機Cpに対し
ては, 例えば 30 分に1回の時間間隔で,全データ要求
信号d2を重み付けした要求信号d2w を送出する。其の重
み付け要求信号d2w を受信した重病患者の子機Cpは、セ
ンサで計測した全データを親機10へ 30 分に1回の時間
間隔で送出し応答するが、通常患者の子機Ciは応答しな
い。然し、例えば4時間に1回の時間間隔で,全子機C1
〜Cnに対して重み付けしない全データ要求信号d2を送出
する。
【0014】重病患者の子機Cpの重み付けの方法とし
て、タイムスロット番号を使用し、子機C は、其のスロ
ット番号が小さい(1に近い)ほど重病視され、重み付
け子機Cpに対する全データ要求信号d2の重み付け要求信
号d2w の識別IDに,其のスロット番号を利用する。例
えば、重み付け子機Cpに対する要求信号d2w のIDを例
えば"03010" とすると、上位の"03"が重み付け子機Cpに
対する要求信号d2w である事を意味し、下位の"010" が
10 台の重み付け子機Cpのスロット番号1 〜10を意味し
て、スロット番号1 〜10の 10 台の子機Cpに対し, 全デ
ータ要求信号d2を30分に1回の時間間隔で送出し, 全デ
ータの送信を要求する。
【0015】或る子機Ciが、状態の異常を示す異常デ
ータDiを送出した場合は、親機10から自動又は手動にて
該異常データを送出した子機Ciを、其のスロット番号を
変更する事により、重み付け子機Cpに変更することが出
来る。なお、子機Ciは、重み付け子機Cpに変更された時
に、其のIDとなるスロット番号を挿入できるように,
所定のタイムスロットに予備のスロットを設けて置くよ
うにする。
【0016】次に、図2は、本発明の請求項4により,
待機中の電源消費が低減される子機C に内蔵された電源
部の構成例と、其の制御タイムチャートである。図2の
子機の電源系統図において、電源部の安定化回路の出力
1 は、信号処理・制御部とセンサインタフェース部と無
線部とに分配され、無線部へは更に、スイッチSW1, SW2
により、受信器, 送信器へ分配される。その中の信号処
理・制御部とセンサインタフェースに対しては常時、電
源部の安定化回路の出力1 が供給されているが、無線部
の受信器, 送信器へは、信号処理・制御部の出力c1,c2
により制御されるスイッチ SW1,SW2を通して供給されて
いる。
【0017】子機C の電源の投入時(又は信号処理・
制御部のマイクロプロセッサのリセット時)には、スイ
ッチ SW1がONとなり,信号処理・制御部とセンサイン
タフェースのみならず,無線部の受信器も動作する。信
号処理・制御部は、子機C の受信器が親機10より送出さ
れたデータ要求信号d を受信する迄は、スイッチ SW1を
ONとして現状を保持する。
【0018】子機C の受信器が親機10からのデータ要
求信号d を受信し終えると、信号処理・制御部は、スイ
ッチ SW1をOFFして、受信器への電源出力1の供給を
中止する。
【0019】信号処理・制御部は、の親機10からの
データ要求信号d に対する応答データを送出する為に、
各子機C1〜Cnの固有の送信時間のみ, スイッチSW2 をO
Nにして,送信器へ電源電力を供給する。
【0020】信号処理・制御部は、の応答データの
送信後,次のデータ要求信号d を待ち受ける為に、親機
からデータ要求信号d が送出される少し前に,スイッチ
SW1をONにし受信器へ電源を供給する。そして親機か
らのデータ要求信号d を受信した後,の処理を実施す
る。
【0021】前記において子機の受信電界が低くて
受信できなかった受信不良の場合は,次のデータ要求信
号d を受信する迄、受信器へ電源を供給し続ける。
【0022】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の請求項1に
よれば、親機と複数の中継機とから成る時分割無線デー
タ伝送システムにおいて、1システム当り,使用する無
線周波数は1周波数F1のみで済み,無線周波数の有効利
用が期待できる。
【0023】また、請求項2によれば、親機から子機に
対するデータ要求信号d の種類を、状態データ要求信号
d1と全データ要求信号d2とに2分し、通常、親機は状態
データ要求信号d1のみを送出し,子機が異常が無ければ
短いデータ長の正常/異常データを親機に応答すること
で済むので,データの収集時間を短縮できる。
【0024】また、請求項3によれば、複数の子機に対
する全データ要求信号d2において,特定子機に対し重み
付けをする事により,状態データの変化傾向が大きな子
機に対しては, より多くの回数の全データを収集し、状
態データの変化傾向が小さな子機に対しては,全データ
の収集回数を少なくする事で,データ集計の効率を向上
できる。また、状態データ要求信号d1に対して異常デー
タを送信した特定子機に対し全データを要求する事によ
り該子機の即時データを収集する事ができるので, 異常
データの解析や特定子機への敏速な対応が出来る。
【0025】また、請求項4によれば、各子機の電源部
にて、親機及び中継機の定められた時間の送信信号に応
じて,子機が自主的に自分の受信機の電源をON/OF
Fさせるので,親機及び中継機の定められた送信時間を
待機している各子機の待機時間の消費電力を低減させる
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1〜請求項3の時分割無線デ
ータ伝送装置の各装置の基本構成と全体のシステム構成
を示す原理図
【図2】 本発明の請求項4の時分割無線データ伝送装
置の子機の電源部の系統図と其の制御タイムチャート
【図3】 本発明の請求項1の実施例の親機, 中継機,
各子機の各データの送信手順を示す図
【図4】 本発明の請求項2の実施例の親機の送信周期
と子機の送信時間とを示す図
【図5】 本発明の請求項3の実施例の親機および中継
機と子機の各データフォーマット
【図6】 従来の時分割無線データ伝送装置のシステム
構成図
【符号の説明】
(1) は各子機に設けたタイマー、10は親機、21,22 は中
継機、C1〜Cnは子機、100 は監視制御部、F1は無線周波
数である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 晃久 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一台の親機(10)が自分及び複数の中継機
    (21,22) の各サービスエリア内に散在する複数の子機
    (C1〜Cn)に対し状態データを送るようにデータ要求信
    号(d) を出し,其の子機がそれぞれ予め定められた時間
    に順次,自分の状態データを親機へ送出する時分割の無
    線データ伝送装置において、該親機(10)と各中継器(21,
    22) に与えて各サービスエリア内の子機(C1〜Cn)と通信
    させる無線周波数を単一の無線周波数(F1)とし、其の単
    一の無線周波数(F1)の信号を時分割して、該親機(10)と
    各中継器(21,22) が各エリア内の子機(C1 〜Cn) へ送出
    するデータ要求信号(d) の送信タイミングと各エリア内
    の子機が親機(10)と各中継器(21,22) に対し各自の状態
    データを送出する送信タイミングとを定める場合に, 該
    親機(10)が各中継器(21,22) と各子機(C1〜Cn)に対し
    て一斉に送出するデータ要求信号(d)の送信周期を1フ
    レーム時間として子機の数n に分割し、各子機(C1〜Cn)
    には、親機(10)又は中継器(21,22)からのデータ要求信
    号d を受信した時に,一定時刻に起動し一定時間だけ制
    御信号(c) を出力するタイマー(1)を設け、各子機(C1
    〜Cn)が各自のタイマー(1) の出力の制御信号(c) によ
    り、親機(10)と各中継器(21,22)に対して各自の状態デ
    ータを送出することを特徴とする時分割の無線データ伝
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記親機(10)が複数の各中継機(21,22)
    を介し各エリア内の各子機(C1〜Cn)に対して送出する
    データ要求信号(d) の種類を、該子機の現在状態が正常
    か異常かの状態データを要求する状態データ要求信号(d
    1)と,現在の状態データの全てを要求する全データ要求
    信号(d2)とに2分し、常時は、状態データ要求信号(d1)
    のみを全子機(C1 〜Cn) に対し送出し、この状態データ
    要求信号(d1)を受信した各子機(C1 〜Cn) に,其の状態
    データを親機(10)へ返送させ、該親機が或る子機(Cm)か
    ら状態の異常を示す異常データを受信した場合は、該子
    機(Cm)を特定子機として次に該特定子機(Cm)に対するデ
    ータ要求信号(d)を全データ要求信号(d2)とすることを
    特徴とする請求項1記載の時分割の無線データ伝送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複数の子機(C1〜Cn)に対し全デー
    タ要求信号(d2)を送出する場合に、或る子機(Ci)の状態
    データに変化傾向が予測される場合には、該子機(Ci)に
    対する全データ要求信号(d2)に重み付けをして、該子機
    (Ci)に親機(10)への全データ送信の応答回数を変えさせ
    ることを特徴とする請求項1記載の時分割の無線データ
    伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記時分割の無線データ伝送装置の各子
    機(C1〜Cn)が、親機(10)からのデータ要求信号(d)を
    受ける迄は受信部の電源をオン状態とし、データ要求信
    号(d)を受けた後は、各自のタイマー(1) のみを動作さ
    せ其の他の回路電源をオフとし、以後、各子機は親機(1
    0)又は中継機(21,22)の定められた時間の送信に応じて
    自主的に受信部の電源を投入して受信状態とし, 次のデ
    ータ要求信号(d)を受ける迄, 受信状態を維持し、親機
    (10)への状態データの送信も、定められた送信時のみ送
    信部の電源を投入する様にしたことを特徴とする時分割
    の無線データ伝送装置。
JP14309694A 1994-06-24 1994-06-24 時分割の無線データ伝送装置 Withdrawn JPH088912A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009288897A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 火災警報システム
JP2009302632A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> センサノードチップ、センサノードシステム、および受信装置

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JP2009302632A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> センサノードチップ、センサノードシステム、および受信装置

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