JP3265266B2 - 電子楽器およびその操作子 - Google Patents

電子楽器およびその操作子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器およびそ
の操作子に関し、さらに詳細には、簡単な操作により自
動演奏装置(シーケンサー)などにより再生される楽曲
に付加する演奏を行うことのできる電子楽器およびその
操作子に関し、特に、MIDIデータを扱う自動演奏装
置を備えたカラオケ・システムなどに用いて好適な電子
楽器およびその操作子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、楽曲の演奏にあわせて歌唱す
ることができるようにしたカラオケ・システムが知られ
ている。
【0003】近年、こうしたカラオケ・システムにおい
ては、楽曲の演奏用のデータとしてMIDIデータを使
用したものが多数普及している。
【0004】そして、MIDIデータを使用したカラオ
ケ・システムにおいては、当該カラオケ・システムに付
加する装置として、MIDIデータを利用して制御され
る各種の装置が多数提案されてきている。
【0005】例えば、MIDIデータを照明を制御する
データに変換して、カラオケ・システムにより演奏され
る楽曲に同期した照明効果が得られるようにした装置が
知られている。
【0006】また、歌手の歌唱による音声信号をMID
Iのノート・データ(発音データ)のピッチ(音高)に
変換して、歌手の歌唱による1声の原音に対してハーモ
ニー(例えば、4声のハーモニー)を発生させるように
した装置も知られている。
【0007】このように、近年におけるMIDIデータ
を使用したカラオケ・システムにおいては、単純にMI
DIデータを再生してカラオケの演奏を行うことの他
に、MIDIデータを利用した種々の効果をカラオケの
演奏と同期させて付加することができるようになされて
いる。
【0008】ところで、如何なる楽器を演奏する際にお
いても、一般に多くの練習時間を必要とするものであ
り、例えば、種々の楽器でカラオケの演奏を行おうとす
る場合にも、その楽器に習熟するための練習時間が必要
になる。
【0009】例えば、ギターにおいては、左手でカラオ
ケの伴奏(コード)やメロディーーなどに対応するフレ
ット上で所定の弦を押弦し、右手で所定の弦を弾弦する
必要があり、初心者においてはかなり多くの時間を練習
に費やす必要がある。
【0010】このため、単にリズムに合わせた簡単な操
作を行うだけで、カラオケの演奏に合わせて独自の演奏
を行うことができる電子楽器の案出も望まれていた。
【0011】また、観点をかえれば、単にリズムに合わ
せた簡単な操作を行うだけで、従来からのアコースティ
ック楽器の演奏を模擬することのできる電子楽器の案出
が望まれていた。
【0012】即ち、簡単な操作を行うことのみによっ
て、自動演奏装置により再生されているカラオケの演奏
などの楽曲に付加する演奏を行うことのできる電子楽器
の案出が望まれていたものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
の有する上記したような要望に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、簡単な操作を行うことの
みによって、自動演奏装置により再生されているカラオ
ケの演奏などの楽曲に付加する演奏を行うことができる
ようにした電子楽器およびその操作子を提供しようとす
るものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、「従来の技術」の項において説明したM
IDIデータを利用して種々の効果をカラオケの演奏と
同期させて付加することができるようにした各種装置と
同様に、再生される演奏データを利用して、オン/オフ
操作子を操作するという簡単な操作を行うことにより、
例えば、カラオケの演奏と同期して独自に演奏を付加す
ることができるようにしたものである。即ち、本発明に
おいては、例えば、ギターを模擬する場合を考慮する
と、左手によりカラオケの演奏に応じたコードやメロデ
ィーーなどに対応するフレット上で所定の弦を押弦する
という作用を、演奏データを利用して省略するようにし
て、単にリズムに合わせてオン/オフ操作子の操作を行
うようにするだけで、当該演奏データに基づく独自の演
奏を行うことができるようにしたものである。
【0015】即ち、本発明のうち請求項1に記載の発明
は、楽曲の演奏データを再生するシーケンサーと、上記
シーケンサーによって再生された演奏データに基づいて
楽音信号を生成するシンセサイザー音源と、演奏者によ
るオン/オフ操作に基づいてオン信号/オフ信号を生成
して出力するオン/オフ操作子と、上記オン/オフ操作
子によりオン信号が入力されたときのみ所定の音色の楽
音信号を生成する音源と、上記シーケンサーにより再生
された演奏データと上記音源により生成された楽音信号
とに基づいて、上記所定の音色の上記楽音信号を上記演
奏データに応じて変更して出力する楽音信号制御手段と
を有するようにしたものである。
【0016】従って、本発明のうち請求項1に記載の発
明によれば、オン/オフ操作されるオン/オフ操作子を
操作するだけで、オン操作したときのみ所定の音色の楽
音信号が演奏データに応じて変更されて出力されること
になる。
【0017】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
のように、請求項1に記載の発明において、上記演奏デ
ータが楽曲のコード進行を示すコード・データであり、
上記楽音信号制御手段が上記所定の音色の上記楽音信号
を上記コード・データに従ってピッチを変更してハーモ
ニー音の楽音信号として出力するものとしてもよい。ま
た、本発明のうち請求項3に記載の発明のように、請求
項1に記載の発明において、上記演奏データが楽曲のメ
ロディーを示すメロディー・データであり、上記楽音信
号制御手段が上記所定の音色の上記楽音信号を上記メロ
ディー・データに従ってピッチを変更してメロディー音
の楽音信号として出力するものとしてもよい。
【0018】また、本発明のうち請求項4に記載の発明
のように、請求項1、2または3のいずれか1項に記載
の発明において、上記音源が単一のピッチの楽音信号を
生成するものとしてもよい。
【0019】また、本発明のうち請求項5に記載の発明
のように、請求項1、2、3または4のいずれか1項に
記載の発明において、上記演奏データをMIDIデータ
としてもよい。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】また、本発明のうち請求項6に記載の発明
は、平坦面上に弦楽器に張設された各弦の弦間隔に対応
した間隔を開けて配設された複数の突状部を形成された
基板と、上記基板に添着されるとともに、第1の所定の
大きさ以上の振動が発生したときにオン信号を生成する
とともに、上記第1の所定の大きさ以上の振動が第2の
所定の大きさ以下になったときにオフ信号を生成する振
動センサーとを有し、上記基板の上記突状部に対して弾
弦と同様な操作を行うことにより上記基板を振動させ、
上記基板の振動に伴い上記振動センサーを振動させるこ
とにより、上記振動センサーによりオン信号/オフ信号
を生成するようにしたものである。
【0026】ここで、上記弦楽器としては、例えば、ア
コースティック・ギターを挙げることができる。この場
合は、上記突状部は、アコースティック・ギターの弦の
本数に合わせて6本となる。また、上記第1の所定の大
きさと上記第2の所定の大きさとは、両者同じ大きさと
してもよい。さらに、本発明のうち請求項7に記載の発
明のように、請求項1、2、3、4または5のいずれか
1項に記載の発明において、上記オン/オフ操作子を、
平坦面上に弦楽器に張設された各弦の弦間隔に対応した
間隔を開けて配設された複数の突状部を形成された基板
と、上記基板に添着されるとともに、第1の所定の大き
さ以上の振動が発生したときにオン信号を生成するとと
もに、上記第1の所定の大きさ以上の振動が第2の所定
の大きさ以下になったときにオフ信号を生成する振動セ
ンサーとを有し、上記基板の上記突状部に対して弾弦と
同様な操作を行うことにより上記基板を振動させ、上記
基板の振動に伴い上記振動センサーを振動させることに
より、上記振動センサーによりオン信号/オフ信号を生
成するものとすることができる。してもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明による電子楽器の実施の形態の一例について説明す
る。なお、以下の説明においては、本発明の理解を容易
にするために、本発明による電子楽器はMIDIにおい
て動作するものとして説明するが、本発明はMIDIに
限定されるものではないことは勿論である。
【0028】図1には、本発明による電子楽器の実施の
形態の一例のブロック構成図が示されている。なお、こ
の図1には、本発明をカラオケ・システムにおいて用い
た一例が示されている。
【0029】この電子楽器は、カラオケ・システムにお
いて楽曲の演奏を再生するためのMIDI再生装置10
と、MIDIデータに応じて楽音信号のピッチを変更し
てハーモニーを付加するためのハーモニー生成装置12
と、ハーモニー生成装置12へ楽音信号を入力する音源
14と、音源14の動作を制御するためのオン信号/オ
フ信号を入力するオン/オフ操作子16とを有して構成
されている。
【0030】ここで、MIDI再生装置10は、MID
Iデータを再生するMIDIシーケンサー10aと、M
IDIデータに基づいて楽音信号を生成するシンセサイ
ザー音源10bとを有して構成されており、MIDIシ
ーケンサー10aにより再生されたMIDIデータに応
じて、シンセサイザー音源10bが楽音信号をLチャン
ネルとRチャンネルとにステレオ生成し、Lチャンネル
とRチャンネルとのステレオによりMIDIデータに基
づく楽音が放音されることになる。即ち、MIDI再生
装置10によって、MIDIデータに基づきカラオケの
通常の楽曲の演奏が行われることになる。
【0031】また、MIDIシーケンサー10aからは
MIDI再生装置10のMIDI出力端子(MIDI
OUT)を介してMIDIデータが外部に出力されてお
り、この外部に出力されたMIDIデータは、ハーモニ
ー生成装置12のMIDI入力端子(MIDI IN)
を介してハーモニー生成装置12に入力されている。こ
こで、ハーモニー生成装置12に入力されるMIDIデ
ータとしては、例えば、楽曲のコード進行を示すコード
・データや、楽曲のメロディーを示すメロディー・デー
タなどがある。
【0032】なお、ハーモニー生成装置12に入力され
るMIDIデータとしては、例えば、コード・データあ
るいはメロディー・データなどのうちのいずれか一方が
固定的に入力されるように設定しておいてもよいし、ま
た、コード・データあるいはメロディー・データなどを
任意に選択可能な操作子を設けておき、当該操作子を操
作することにより所望のデータをハーモニー生成装置1
2に入力するようにしてもよい。
【0033】一方、オン/オフ操作子16をオン操作ま
たはオフ操作することにより、音源14は楽音信号の生
成または生成停止を行うことになる。即ち、オン/オフ
操作子16をオン操作またはオフ操作すると、オン操作
に応じたオン信号またはオフ操作に応じたオフ信号が音
源14に入力され、音源14はオン信号が入力されたと
きに楽音信号を生成し、オフ信号が入力されたときに楽
音信号の生成を停止する。
【0034】なお、この実施の形態においては、オン/
オフ操作子16はアコースティック・ギター様の形状の
ボディー部材18に搭載されており、音源14はオン/
オフ操作子16の操作によりオン信号が入力されたとき
には、アコースティック・ギターの音色により単一のピ
ッチの楽音信号を生成するものである。
【0035】そして、音源14によって生成された楽音
信号はハーモニー生成装置12に入力され、ハーモニー
生成装置12においては、入力されたMIDIデータと
楽音信号とに基づき、当該楽音信号のピッチを当該MI
DIデータに応じて変更して出力することになる。
【0036】従って、MIDIデータがコード・データ
である場合には、当該楽音信号のピッチが当該コード・
データに応じて変更されて、アコースティック・ギター
の音色によりMIDI再生装置10により再生された演
奏にハーモニーが付加されることになる。
【0037】また、MIDIデータがメロディー・デー
タである場合には、当該楽音信号のピッチが当該メロデ
ィー・データに応じて変更されて、アコースティック・
ギターの音色によりMIDI再生装置10により再生さ
れた演奏にメロディーが付加されることになる。
【0038】ここで、演奏者は、単にオン/オフ操作子
16をオン操作またはオフ操作するという極めて簡単な
操作により、アコースティック・ギターの音色によりM
IDI再生装置10により再生された演奏にハーモニー
を付加したり、ハーモニーの付加を停止したり、あるい
は、アコースティック・ギターの音色によりMIDI再
生装置10により再生された演奏にメロディーを付加し
たり、メロディーの付加を停止したりすることができ
る。
【0039】つまり、演奏者は、通常のアコースティッ
ク楽器の演奏と異なり、楽曲のコードやメロディーなど
を気にすることなく、単に楽曲のリズムに合わせてオン
/オフ操作子16をオン操作またはオフ操作するのみ
で、当該楽曲に適したコードやメロディーの演奏を行う
ことができる。即ち、演奏者は、単に楽曲のリズムに合
わせてオン/オフ操作子16をオン操作またはオフ操作
することにより、あたかも通常のアコースティック楽器
を演奏しているような体験をすることができる。次に、
図2に示すブロック構成図を参照しながら、本発明によ
る電子楽器の他の実施の形態について説明する。
【0040】この図2に示す本発明による電子楽器の実
施の形態においても、図1に示す本発明による電子楽器
の実施の形態と同様な作用効果が達成されるものであ
る。なお、以下の説明においては理解を容易にするため
に、図1に示す構成と同一または相当する構成には、図
1において用いた符号と同一の符号を用いて示すことに
より、その詳細な説明は省略するものとする。
【0041】図2に示す電子楽器においては、MIDI
再生装置10から出力されたMIDIデータならびにオ
ン/オフ操作子のオン操作またはオフ操作に応じたオン
信号またはオフ信号を入力する制御装置100を備えて
いる。
【0042】そして、この制御装置100はマイクロ・
コンピュータによって動作の制御がなされているもので
あり、入力されたMIDIデータとオン信号/オフ信号
とに基づいて、オン信号が入力されたときのみ当該オン
信号に同期して当該MIDIデータに基づき新たなMI
DIデータを生成するものである。
【0043】即ち、制御装置100は、MIDIデータ
としてコード・データが入力された場合には、オン信号
が入力されたときのみ当該オン信号に同期して当該コー
ド・データを新たなMIDIデータとして生成し、MI
DIデータとしてメロディーデータが入力された場合に
は、オン信号が入力されたときのみ当該オン信号に同期
して当該メロディー・データを新たなMIDIデータと
して生成するものである。
【0044】そして、制御装置100によって生成され
たMIDIデータはシンセサイザー音源102に入力さ
れ、シンセサイザー音源102においては入力されたM
IDIデータに応じてが楽音信号をLチャンネルとRチ
ャンネルとにステレオ生成し、LチャンネルとRチャン
ネルとのステレオによりMIDIデータに基づく楽音が
放音されることになる。
【0045】従って、この第二の実施の形態において
も、第一の実施の形態と同様な作用効果が得られるもの
である。
【0046】次に、図3乃至図6に示すオン/オフ操作
子16の実施の形態の一例を参照しながら、オン/オフ
操作子16の具体的な構成について説明する。
【0047】ここで、図3はオン/オフ操作子16の断
面側面図であり、図4は図3のA矢視平面図であり、図
5はオン/オフ操作子16をアコースティック・ギター
様の形状のボディー部材18に取り付けた状態の平面概
略説明図であり、図6は図5のB矢視側面図である。
【0048】オン/オフ操作子16は、平坦面160a
上にアコースティック・ギターに張設された各弦の弦間
隔Lに対応した間隔を開けて配設された複数の突条部1
60bを形成された基板160と、基板160に添着さ
れるとともに、第1の所定の大きさ以上の振動が発生し
たときにオン信号を生成するとともに、第1の所定の大
きさ以上の振動が第2の所定の大きさ以下になったきに
オフ信号を生成する振動センサー162とを有して構成
されている。
【0049】従って、このオン/オフ操作子16におい
ては、突条部160bがギターの弦をシミュレートする
部材として構成されている。
【0050】ここで、基板160の厚さtは約2mmで
あり、突条部160bの高さhも約2mmとされてい
る。
【0051】なお、基板160は、例えば、プラスチッ
クやゴムなどを一体成形して形成することができるもの
であるが、振動を伝達することのできる材料であれば如
何なる材料を用いてもよい。。
【0052】また、ボディー部材18は、厚紙、プラス
チックなどの材料により適宜形成することができるが、
耐久性を確保するためには丈夫な材料を用いて形成する
ことが好ましい。
【0053】そして、こうしたオン/オフ操作子16に
おいては、指やピックなどで基板160の突条部160
bに対して弾弦と同様な操作を行うと、こうした操作に
より基板160が振動され、基板160の振動に伴い振
動センサー162が振動されて、振動センサー162に
よりオン信号/オフ信号が生成されることになる。
【0054】なお、オン/オフ操作子16を取り付ける
ボディー部材18の形状は、アコースティック・ギター
限られるものではない。そして、ボディー部材18の形
状を、例えば、バイオリン様とした場合には、突条部1
60b本数や間隔はバイオリンの弦の本数や弦間隔に応
じたものとなる。
【0055】また、振動センサー162を動作させるた
めの閾値たる第1の所定の大きさと第2の所定の大きさ
とは、両者同じ大きさとしてもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、簡単な操作を行うことのみによって、自動
演奏装置により再生されているカラオケの演奏などの楽
曲に付加する演奏を行うことができるようになるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子楽器の実施の形態の一例を示
すブロック構成図である。
【図2】本発明による電子楽器の実施の形態の他の例を
示すブロック構成図である。
【図3】オン/オフ操作子の断面側面図である。
【図4】図3のA矢視平面図である。
【図5】オン/オフ操作子をアコースティック・ギター
様の形状のボディー部材に取り付けた状態の平面概略説
明図である。
【図6】図5のB矢視側面図である。
【符号の説明】
10 MIDI再生装置 10a MIDIシーケンサー 10b シンセサイザー音源 12 ハーモニー生成装置 14 音源 16 オン/オフ操作子 18 ボディー部材 100 制御装置 102 シンセサイザー音源 160 基板 160a 平坦面 160b 突条 162 振動センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−16181(JP,A) 特開 平4−42296(JP,A) 特開 平8−63157(JP,A) 特開 平6−274160(JP,A) 特開 平7−152372(JP,A) 特開 平7−160255(JP,A) 特開 昭53−97412(JP,A) 特開 平8−63166(JP,A) 特開 昭54−161924(JP,A) 特開 平6−308962(JP,A) 実開 昭59−126294(JP,U) 実公 平7−15029(JP,Y2) 実公 平7−10394(JP,Y2) 実公 平4−46316(JP,Y2) 特許2711523(JP,B2) 実用新案登録2511395(JP,Y2) 特表 平8−510849(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 - 1/00 102 G10H 1/08 - 1/10 G10H 1/34 G10H 1/36 - 1/42 G10K 15/04 302

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲の演奏データを再生するシーケンサ
    ーと、 前記シーケンサーによって再生された演奏データに基づ
    いて楽音信号を生成するシンセサイザー音源と、 演奏者によるオン/オフ操作に基づいてオン信号/オフ
    信号を生成して出力するオン/オフ操作子と、 前記オン/オフ操作子によりオン信号が入力されたとき
    のみ所定の音色の楽音信号を生成する音源と、 前記シーケンサーにより再生された演奏データと前記音
    源により生成された楽音信号とに基づいて、前記所定の
    音色の前記楽音信号を前記演奏データに応じて変更して
    出力する楽音信号制御手段とを有する電子楽器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子楽器において、 前記演奏データは、楽曲のコード進行を示すコード・デ
    ータであり、 前記楽音信号制御手段は、前記所定の音色の前記楽音信
    号を前記コード・データに従ってピッチを変更してハー
    モニー音の楽音信号として出力するものである電子楽
    器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電子楽器において、 前記演奏データは、楽曲のメロディーを示すメロディー
    ・データであり、 前記楽音信号制御手段は、前記所定の音色の前記楽音信
    号を前記メロディー・データに従ってピッチを変更して
    メロディー音の楽音信号として出力するものである電子
    楽器。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3のいずれか1項に
    記載の電子楽器において、 前記音源は、単一のピッチの楽音信号を生成するもので
    ある電子楽器。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4のいずれか1
    項に記載の電子楽器において、 前記演奏データは、MIDIデータであるものである電
    子楽器。
  6. 【請求項6】 平坦面上に弦楽器に張設された各弦の弦
    間隔に対応した間隔を開けて配設された複数の突状部を
    形成された基板と、 前記基板に添着されるとともに、第1の所定の大きさ以
    上の振動が発生したときにオン信号を生成するととも
    に、前記第1の所定の大きさ以上の振動が第2の所定の
    大きさ以下になったときにオフ信号を生成する振動セン
    サーとを有し、 前記基板の前記突状部に対して弾弦と同様な操作を行う
    ことにより前記基板を振動させ、前記基板の振動に伴い
    前記振動センサーを振動させることにより、前記振動セ
    ンサーによりオン信号/オフ信号を生成するものである
    電子楽器の操作子。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4または5のいずれ
    か1項に記載の電子楽器において、 前記オン/オフ操作子は、 平坦面上に弦楽器に張設された各弦の弦間隔に対応した
    間隔を開けて配設された複数の突状部を形成された基板
    と、 前記基板に添着されるとともに、第1の所定の大きさ以
    上の振動が発生したときにオン信号を生成するととも
    に、前記第1の所定の大きさ以上の振動が第2の所定の
    大きさ以下になったときにオフ信号を生成する振動セン
    サーとを有し、 前記基板の前記突状部に対して弾弦と同様な操作を行う
    ことにより前記基板を振動させ、前記基板の振動に伴い
    前記振動センサーを振動させることにより、前記振動セ
    ンサーによりオン信号/オフ信号を生成するものである
    電子楽器。
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