JP3265250B2 - Tdma端末装置 - Google Patents

Tdma端末装置

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JP3265250B2 JP34172297A JP34172297A JP3265250B2 JP 3265250 B2 JP3265250 B2 JP 3265250B2 JP 34172297 A JP34172297 A JP 34172297A JP 34172297 A JP34172297 A JP 34172297A JP 3265250 B2 JP3265250 B2 JP 3265250B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線通信システ
ムにおける、妨害波により通話チャネルの干渉が生じた
場合に通話チャネルを切り替える通話チャネル切替方法
及びその方法を実現するための無線通信装置に関するも
のであり、特に、Wireless Local Lo
op(以下、WLLという)の無線通信システムに適用
されるTDMA端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有線(電話線)を介さずに無線によって
特定地域の通信網を構築するWLLという無線通信シス
テムが考えられている。図6はそのWLLのシステム構
成図であり、図において、1は家などの建物に取り付け
られた子局(WLL Subscriber Uni
t;WSU)、2は電柱などに取り付けられた基地局
(WLL Cell Station;WCS)であ
る。3は各基地局2の動作を制御するWAC(WLL
AccessController)である。4はディ
ジタルデータを伝送する、基地局2とWAC3とを接続
する光ファイバ、5aはディジタルデータを送受信す
る、基地局2に設けられた指向性アンテナ、5bはディ
ジタルデータを送受信する、WAC3に設けられた無指
向性アンテナである。尚、ディジタルデータは、光ファ
イバ4またはアンテナ5a,5bのいずれか一方によっ
て、基地局2とWAC3との間を伝送される。20は子
局1に接続されたディジタル端末である。
【0003】通常の電話回線では、有線(電話線)を各
電話機に直接接続して、有線で通信を行っていたが、こ
のWLLでは、図6に示すように、子局1と基地局2と
の間を有線を介さずに無線で通信を行うものである。ま
た、通常の電話回線では、メタリックの電話線でアナロ
グデータ(電気信号)を伝送するアナログ通信である
が、このWLLでは、アナログ通信のほかに光ファイバ
4やアンテナ5a,5bなどを用いてディジタルデータ
を伝送するディジタル通信も可能である。尚、このよう
な高速専用線のディジタルデータの伝送速度は最大12
8kbpsである。
【0004】一方、WLLは、現在広く使用されている
簡易型携帯電話システム(Personal Hand
y−phone System;以下、PHSという)
を応用して実現することができる。PHSの端末は加入
者に携帯され、WLLの子局1は加入者の家に取付固定
される点で相違するが、WLLはPHSと同様、基地局
2から無線通信を行う点で共通するからである。従っ
て、WLLは、PHSと同様、無線周波数を時分割し、
通信者に特定の時間帯を割り当て、その割り当てられた
時間帯で通信を行う時分割多重アクセス(Time D
ivision Multiple Access;以
下、TDMAという)方式が採用される。以下、WLL
の無線通信をPHSの端末で行う場合について説明す
る。
【0005】図7はPHSの端末の構成を示す図であ
り、図において、30はPHSの端末、31は通信デー
タを送受信するアンテナ、32は通信データの上り回線
と下り回線を切り替える送受信切替スイッチ(図6中、
SW)、33は通信データを送信する送信装置(図6
中、TX)、34は通信データを受信する受信装置(図
6中、RX)、35は送信装置33及び受信装置34に
局部周波数を供給するシンセサイザーである。36は送
受信する通信データの信号処理を行うベースバンド部、
37は端末30の動作制御を行う制御部、38はマイ
ク、スピーカ、テンキーなどのマンマシンインタフェー
ス部である。尚、WLLはアナログ通信だけではなくデ
ィジタル通信も可能であって、電話網、パケット網また
はファクシミリ網などがシステム化されているので、電
話機以外にもパソコンなどのデータ端末やファクシミリ
端末などのデータ通信も可能である。
【0006】図8はPHSにおける通信データのフレー
ム構造を示す図である。通信データは、通信周波数によ
って複数のチャネルに分けられる。図8において、周波
数f0 は、基地局2と端末30との間の制御データを通
信する制御チャネル(Control Chanel;
以下、Cchという)に使用され、周波数f1 ,f2
は、それぞれ基地局2と端末30との間で通話を行う通
話チャネル(Telephone chanel;以
下、Tchという)に使用されている。尚、Tch1,
Tch2以外にも周波数の異なるTchが複数設けられ
ている。上記したように、PHSではTDMA方式が採
用され、1フレームは、8つのスロット(Cchはスロ
ットFc1〜Fc8,Tch1はスロットFt11 〜Ft18 ,
Tch2はスロットFt21 〜Ft28 )に時分割されてい
る。4つのスロット(Fc1〜Fc4,Ft11 〜Ft14 ,F
t21 〜Ft24 )は、端末30から基地局2へ通信データ
を送信する上り回線に使用され(Tx)、4つのスロッ
ト(Fc5〜Fc8,Ft15 〜Ft18 ,Ft25 〜Ft28 )
は、端末30が基地局2からの通信データを受信する下
り回線に使用される(Rx)。
【0007】PHSでは、上り回線及び下り回線のそれ
ぞれ4つのスロットのうちの1つを使用して通信を行
う。即ち、Cchの場合、例えば上り回線のスロットF
c1を使用して制御データを送信すると、上り回線のスロ
ットFc1に対応する下り回線のスロットFc5で基地局2
からの制御データを受信する。また、Tchの場合も同
様であり、例えば周波数f1 のTch1の上り回線のス
ロットFt11 を使用して通話データを送信すると、上り
回線のスロットFt11 に対応する下り回線のスロットF
t15 で基地局2からの通話データを受信する。
【0008】次にPHSのTchのスロット切替動作に
ついて説明する。図9はPHSのTchのスロット切替
動作を説明するためのフローチャートである。また、図
10はPHSのTchのスロット切替動作を説明するた
めのフレーム図である。通話を開始する場合、端末30
は、Cchの上り回線のスロット(例えばスロットFc
1)に通話要求であるリンクチャネル確立要求を送信す
る。基地局2は、リンクチャネル確立要求を受信する
と、空いているTchのスロット(例えばTch1のス
ロットFt11 )をサーチし、Cchのスロット(例えば
スロットFc5)にリンクチャネル割当を送信する。端末
30は、Cchの下り回線のスロット(Fc5)で基地局
2からのリンクチャネル割当を受信すると、その割り当
てられたTch1のスロット(Ft11 )で通話を開始す
る(START)。
【0009】通話中において、Tch1のスロット(F
t11 )が妨害波により干渉が生じると、端末30がTc
h1のスロット(Ft11 )の妨害波を検出し(ステップ
ST1)、このTch1のスロット(Ft11 )を開放す
る(ステップST2)。この妨害波の検出は、ベースバ
ンド部36のTDMA制御部(図示せず)が検出する受
信フレームのフレーム誤り率(フレーム・エラー・レー
ト;FER)が例えば50%に達した場合に、制御部3
7が通話続行不可能と判断することにより行われる。
【0010】そして、端末30はCchに移り、基地局
2から一定周期で送られる制御データのスロット(例え
ばスロットFc5)をサーチする(ステップST3)。端
末30がスロット(Fc5)をサーチすると、Chの上り
回線のスロット(例えばスロットFc1)でリンクチャネ
ル確率要求を基地局2に送信する(ステップST4)。
基地局2は、端末30からのリンクチャネル確立要求を
受信すると、未使用のTchのスロット(例えばTch
2のスロットFt22 )をサーチし(ステップST5)、
Cchのスロット(Fc5)で端末30にリンクチャネル
割当を送信する。そして、端末30は、基地局2からの
リンクチャネル割当で指定された新しいTch2のスロ
ット(Ft22 )に切り替えて通話を再開する(ステップ
ST7)。このような動作によって端末30はTchの
スロットの切り替えを行うものである。ここで、端末3
0がTch1のスロット(Ft11 )を開放してから新し
いTch2のスロット(Ft22 )にて通話を再開するま
での所定時間は無音状態である。
【0011】尚、本願に関連する先行技術としては、特
開平7−222231号公報、特開平6−315008
号公報、特開平9−149451号公報、特開平6−9
0197号公報、特開平7−107558号公報などが
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、PHS
においては、通話中のTchのスロットが妨害波により
干渉が生じて新しいTchのスロットに切り替える場
合、端末30がTchのスロットを開放してから新しい
Tchのスロットにて通話を再開するまでの所定時間
(干渉回避時間)は無音状態となって、通話を中断しな
ければならないという課題があった。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、Tchを切り替える際の干渉回避
時間を短縮することができるTDMA端末装置を得るこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】 この発明に係るTDMA
端末装置は、通話チャネルのスロットを送受信し、その
スロットの通話データを信号処理する通話チャネル用の
送受信部と、制御チャネルのスロットを常に送受信する
と共に、そのスロットの制御データを信号処理する制御
チャネル用の送受信部と、通話チャネル用の送受信部か
らの通話データ及び制御チャネル用の送受信部からの制
御データを制御する制御部とを備えるように構成したも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1. 図1はこの発明の実施の形態1による通話チャネル(T
ch)切替方法を実現するためのTDMA端末装置(W
LLの子局)の構成を示す図である。図において、1は
WLLのTDMA端末装置(図6に示したWLLの子局
と同様であり、以下、子局という)である。11aはT
ch用のアンテナ、12aはTchの通信データを送受
信するTch用の送受信装置(図1中、TRX)であ
る。尚、このTch用の送受信装置12aは、図7に示
したPHSの送信装置33、受信装置34及びシンセサ
イザー35に相当する。13aはTchの通信データの
信号処理を行うTch用のベースバンド部である。尚、
Tch用のアンテナ11a、送受信装置12a、及びベ
ースバンド部13aが、Tch用の送受信部を構成す
る。
【0016】一方、11bはCch用のアンテナ、12
bはCchの通信データを送受信するCch用の送受信
装置であり、このCch用の送受信装置12bも、図7
に示したPHSの送信装置33、受信装置34、及びシ
ンセサイザー35に相当する。13bはCchの通信デ
ータの信号処理を行うCch用のベースバンド部であ
る。尚、Cch用のアンテナ11b、送受信装置12
b、及びベースバンド部13bが、Cch用の送受信部
を構成する。14は子局1の動作制御を行う制御部、1
5は無線通信用データと有線通信信号との変換を行う加
入者部である。20は使用者が通信を行う通信端末であ
る。
【0017】図1に示すように、この発明の実施の形態
1のWLLの子局1には、Tch用の送受信部11a,
12a,13aとCch用の送受信部11b,12b,
13bの2つが別個に設けられ、Cch用の送受信部1
1b,12b,13bは、常に基地局2からのCchの
制御データを送受信している。 このように、子局1に
2つのTch用の送受信部11a,12a,13a及び
Cch用の送受信部11b,12b,13bを設けれ
ば、子局1が大きくなってしまうが、WLLの子局1
は、PHSの端末30のように携帯するものではなく、
建物に設置されるものであるので構わない。
【0018】次に通話チャネルのスロット切替動作につ
いて説明する。図2はこの発明の実施の形態1によるT
chのスロット切替動作を説明するためのフローチャー
トである。また、図3はこの発明の実施の形態1による
Tchのスロット切替動作を説明するためのフレーム図
である。通話を開始する場合、子局1は、Cchの上り
回線のスロット(例えばスロットFc1)に通話要求であ
るリンクチャネル確立要求を送信する。ここで、基地局
2は、リンクチャネル確立要求を受信すると、空いてい
るTchの4つのスロットをサーチする。なぜなら、図
6に示したように、高速専用線サービスのWLLの通信
データの伝送速度は、最大128kbpsである。しか
し、フレームの1スロット分の通信データの伝送速度
は、32kbpsであるため、高速専用線の通信データ
の情報量を送信するには、4スロットを使用しなければ
ならないからである。
【0019】基地局2が未使用のTchの4つのスロッ
ト(例えばTch1のFt11 〜Ft14 )をサーチする
と、Cchのスロット(例えばスロットFc5)にリンク
チャネル割当を送信する。子局1は、Cchの受信側の
スロット(Fc5)で基地局2からのリンクチャネル割当
を受信すると、その割り当てられたTch1のスロット
(Ft11 〜Ft14 )で通話を開始する(START)。
【0020】通話中において、Tch1の4つのスロッ
ト(Ft11 〜Ft14 )の内の1つのスロット(例えばス
ロットFt13 )が妨害波により干渉が生じると、子局1
がその妨害波を検出する(ステップST1)。この妨害
波の検出は、Tch用のベースバンド部13aのTDM
A制御部(図示せず)が検出する受信フレームのフレー
ム誤り率(フレーム・エラー・レート;FER)が例え
ば50%に達した場合に、制御部14が通話続行不可能
と判断することにより行われる。子局1がTch1のス
ロット(Ft13 )で妨害波を検出すると、Cchのスロ
ット(Fc1)に通話要求であるリンクチャネル確立要求
を送信する(ステップST4)。ここで、子局1には、
Cch用の送受信部11b,12b,13bが設けら
れ、常にCchの制御データを受信しているので、Tc
h1のスロット(Ft13 )に干渉が生じると、Cchを
サーチすることなく直ちに、リンクチャネル確立要求を
送信することができる。また、Cch用の送受信部11
b,12b,13bがTch用の送受信部11a,12
a,13aと独立に設けられているので、Tch1のス
ロット(Ft11 〜Ft14 )を開放する必要もない。
【0021】基地局2は、リンクチャネル確立要求を受
信すると、空いているTchの4つのスロット(例えば
Tch2のスロットFt21 〜Ft24 )をサーチし(ステ
ップST5)、Cchの下り回線のスロット(Fc5)に
リンクチャネル割当を送信する(ステップST6)。そ
して、子局1は、Cchのスロット(Fc5)で基地局2
からのリンクチャネル割当を受信すると、その割り当て
られた新しいTch2のスロット(Ft21 〜Ft24 )で
通話を再開する(ステップST7)。
【0022】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、WLLの子局1にTch用の送受信部11a,12
a,13aと別個にCch用の受信部11b,12b,
13bを設け、常にCch用の送受信部11b,12
b,13bがCchを受信するので、Tchを開放する
必要がなく、またCchをサーチする必要もなくなり、
その結果、Tchのスロットを切り替える際の無音状態
の時間、即ち、干渉を回避する時間を短縮することがで
きる。
【0023】実施の形態2. 上記実施の形態1では、子局1は、通話に使用している
Tch1の4つのスロット(Ft11 〜Ft14 )のうちの
1つのスロット(例えばスロットFt13 )のみ妨害波に
より干渉を受けた場合でも、Tch1の4つのスロット
(Ft11 〜Ft14 )全てを切り替えて、新たなTch2
の4つのスロット(Ft21 〜Ft24 )で通話を再開する
ものであるが、この実施の形態2では、干渉を受けたT
ch1のスロット(Ft13 )のみ切り替えて、通話を再
開するものである。
【0024】まず、妨害波により干渉を受けたTchの
スロットのみ切り替えが可能な理由について説明する。
図4はPHSのTchのフレーム規格を示す図である。
図4に示すように、PHSのTchのフレーム規格で
は、1スロットは240ビットである。この240ビッ
トのうち実際に通信データとして使用可能な情報ビット
は160ビットであり、その他のビットはUW,CI,
CRCなどのTDMA方式に必要な制御用のビット(d
1 ,d2 )である。1スロットの中の160ビットの情
報量(1スロット)の伝送速度が32kbpsであり、
高速専用線のディジタルデータの伝送速度は最大128
kbpsであるので、PHSのTchのフレーム規格を
くずさずに4スロットをそのまま使用すれば、128k
bpsのデータを伝送することができる。このように、
WLLでPHSのフレーム規格をくずさずに適用できる
ので、WLLの子局1にPHSの端末30の部品をその
まま使用することができるというメリットがある。
【0025】図5はこの発明の実施の形態2によるTc
hのスロット切替動作を説明するためのフレーム図であ
る。尚、子局1の構成は上記図1で示したものと同様で
あり、またTchのスロットの切替動作のフローチャー
トについては上記図2に示したものと同様であるので、
重複する説明を省略する。また、通話を開始するまでの
動作(START)についても、上記実施の形態1と同
様であるため、重複する説明を省略する。
【0026】通話中において、Tch1の4つのスロッ
ト(Ft11 〜Ft14 )の内の1つのスロット(例えばス
ロットFt13 )が妨害波により干渉が生じると、子局1
がその妨害波を検出し(ステップST1)、Cchのス
ロット(Fc1)に通話要求であるリンクチャネル確立要
求を送信する(ステップST4)。基地局2は、リンク
チャネル確立要求を受信すると、Tchのスロット(例
えばTch2のスロットFt23 )で空いている周波数を
サーチし(ステップST5)、Cchの下り回線のスロ
ット(Fc5)にリンクチャネル割当を送信する(ステッ
プST6)。子局1は、Cchのスロット(Fc5)で基
地局2からのリンクチャネル割当を受信すると、妨害波
により干渉を受けたTch1のスロット(Ft13 )の
み、割り当てられたTch2のスロット(Ft23 )での
周波数に切り替えて、Tch1のスロット(Ft11 ,F
t12 ,Ft14 )とTch2のスロット(Ft23 )で通話
を再開する(ステップST7)。
【0027】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、妨害波を受けたTchのスロットのみ周波数を切り
替えるので、基地局2が子局1からのリンクチャネル確
立要求を受けて、未使用のTchのスロットをサーチす
る際に、妨害波を受けたスロットのみサーチすればよく
なるため、干渉を回避する時間をさらに短縮することが
できると共に、Tchのスロットを効率よく利用するこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】 以上のように 、この発明によれば、通話
チャネルのスロットを送受信し、そのスロットの通話デ
ータを信号処理する通話チャネル用の送受信部と、制御
チャネルのスロットを常に送受信すると共に、そのスロ
ットの制御データを信号処理する制御チャネル用の送受
信部と、通話チャネル用の送受信部からの通話データ及
び制御チャネル用の送受信部からの制御データを制御す
る制御部とを備えるように構成したので、通話チャネル
のスロットを開放する必要がなく、また制御チャネルの
スロットをサーチする必要もなくなり、その結果、通話
チャネルのスロットを切り替える際の無音状態の時間、
即ち、干渉を回避する時間を短縮することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による通話チャネル
切替方法を実現するためのTDMA端末の構成を示す図
である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるTchのスロ
ット切替動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1によるTchのスロ
ット切替動作を説明するためのフレーム図である。
【図4】 PHSのTchのフレーム規格を示す図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態2によるTchのスロ
ット切替動作を説明するためのフレーム図である。
【図6】 WLLのシステム構成図である。
【図7】 PHSの端末の構成を示す図である。
【図8】 PHSにおける通信データのフレーム構造を
示す図である。
【図9】 PHSのTchのスロット切替動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図10】 PHSのTchのスロット切替動作を説明
するためのフレーム図である。
【符号の説明】
1 TDMA端末装置(子局)、2 基地局、11a
通話チャネル用のアンテナ(通話チャネル用の送受信
部)、11b 制御チャネル用のアンテナ(制御チャネ
ル用の送受信部)、12a 通話チャネル用の送受信装
置(通話チャネル用の送受信部)、12b 制御チャネ
ル用の送受信装置(制御チャネル用の送受信部)、13
a 通話チャネル用のベースバンド部(通話チャネル用
の送受信部)、13b 制御チャネル用のベースバンド
部(制御チャネル用の送受信部)、14 制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話チャネルのスロットを送受信し、そ
    のスロットの通話データを信号処理する通話チャネル用
    の送受信部と、制御チャネルのスロットを常に送受信す
    ると共に、そのスロットの制御データを信号処理する制
    御チャネル用の送受信部と、上記通話チャネル用の送受
    信部からの通話データ及び上記制御チャネル用の送受信
    部からの制御データを制御する制御部とを備え、上記通
    話チャネル用の送受信部により受信される通話チャネル
    のスロットの妨害波による干渉が検出された場合に直ち
    に、上記制御チャネル用の送受信部により常に受信して
    いる制御チャネルの下り回線のスロットに対応する制御
    チャネルの上り回線のスロットに、リンクチャネル確立
    要求を送信することを特徴とするTDMA端末装置。
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