JP2002507342A - 無線ネットワークのデータ送信容量を増加する方法 - Google Patents

無線ネットワークのデータ送信容量を増加する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一般に、無線ネットワークに係り、より詳細には、無線ネットワークのデータ送信容量を増加する方法に係る。本発明において、無線ネットワークの容量は、回路交換コールの情報(音声又はデータ信号)の流れにあまり情報容量が必要とされないとき、即ちコールが不連続送信状態(DTX)にあるとき、又は休止を使用して、ベースステーションから同じダウンリンクトラフィックチャンネル(無線TCH)にパケットデータを送信することにより、増加される。回路交換コールがDTX状態に切り換わる(情報の送信が遮断される)ときには、パケットモードコール(1つ又は複数)のデータ(GPRS DATA)が、不連続送信状態が終わるまで、回路交換コールに対して割り当てられたトラフィックチャンネルに送信される。トラフィックチャンネルは、パケットデータ送信(コール)については、各DTX状態に関連して別々に、通常、回路交換送信に対してトラフィックチャンネルが割り当てられたものとは異なる移動ステーションに割り当てることができる。移動ステーションは、パケットデータ無線ネットワークや、回路交換無線ネットワークのような異なるシステムに属することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 無線ネットワークのデータ送信容量を増加する方法発明の分野 本発明は、一般に、無線ネットワークに係り、より詳細には、無線ネットワー クのデータ送信容量を増加する方法に係る。先行技術の説明 無線システムの容量を制限する主たる要因は、使用可能な周波数スペクトルが 限定されていることである。従って、無線システムの容量は、システムに指定さ れた無線周波数をいかに効率的に利用できるかによって決まる。セルラー無線シ ステムでは、無線周波数のより効率的な使用は、周波数の再使用に基づいており 、即ち1つの同じ周波数が、充分離れた複数の位置で使用され、これにより、シ ステムの容量が著しく増加する。しかしながら、これは、ネットワーク及び移動 ステーションの複雑さも増大する。というのは、移動ステーションは、複数の潜 在的なベースステーションからベースステーションを選択できねばならないから である。例えば、1つの同じ周波数が9番目ごとのセルにおいて再使用される場 合には、N個の周波数のスペクトル割り当てにより、所与のセルにおいてN/9 の周波数スペクトルを同時に使用することができる。同じ周波数でセルのサイズ 又はセル間の距離を減少することにより容量が増加するが、同一チャンネル干渉 も増加する。このため、周波数再使用係数の決定は、多くの場合に、同一チャン ネル干渉とトラフィック容量との間の妥協となる。 セルラー無線ネットワークに割り当てられた周波数スペクトルは固定であり、 そして加入者の数は急速に増加するので、その割り当てられた周波数スペクトル を効率的に使用することが各ネットワークオペレータにとって重要である。従っ て、セルラーネットワークにおいてトラフィック容量を増加する異なる属性が、 特に、人口密度の高い都市エリアにおいてオペレータの助けとなる。無線ネット ワークを高容量の無線ネットワークへと開発する別の形態は、主として、次の通 りである。チャンネル数の増加、セルの分割(小さなセル)、マイクロセルネット ワーク、多層ネットワーク、アンダーレイ−オーバーレイネットワーク、及び他 の容量増加策、例えば、半レートチャンネル、周波数ホッピング及び電力制御。 以下、これらの別の形態について詳細に説明する。 容量を増加する最も簡単な方法は、チャンネルの数を追加することである。ネ ットワークオペレータに割り当てられるセルラーネットワークの周波数スペクト ルは非常に限定されたものであるから、この方法は、容量の問題を軽減しない。 セルの分割は、プランニングの問題を伴い、ベースステーションの場所及びデー タ接続に投資を必要とする。セルの分割は、ある程度まで容量の問題を軽減する 良好な方法である。不都合なことに、容量の要求は、都市エリアにおいて高く、 この方法は、長期間にわたってこの問題を解消するものではない。従って、セル の分割は、一時的な軽減を与えるに過ぎない。マイクロセルネットワークでも同 じ問題に遭遇する。 アンダーレイ−オーバーレイネットワークは、2つ(又はそれ以上)の個別の セル層を備えており、その一方、例えば、マクロセル層は、全体的なカバレージ を与え、そしてその他方、例えば、マイクロセル層は、容量を与える。「カバレ ージ層」は、通常の周波数再使用パターン及びセルレンジを使用して、継目のな い全カバレージを与える。「容量層」は、非常に高密度の周波数再使用パターン及 び短いセルレンジを使用して、あるチャンネル上で高い容量を達成する。アンダ ーレイ−オーバーレイネットワークでは、得られる容量に関してネットワークレ ベル間のハンドオーバーが重要となる。セルラーネットワークの容量を増加する 更に別の効率的な既知の方法は、異なる再使用係数をもつ周波数をセルが含むこ とである。大きな再使用係数をもつ周波数では、良好なカバレージが達成され、 そして小さな再使用係数をもつ周波数では、セルの中央部で付加的な容量が達成 される。 デジタル移動システムでは、音声送信が完全にデジタルである。従って、無線 経路上の無線接続に必要とされる帯域巾は、音声送信に音声コードを使用するこ とにより減少でき、これにより、電話ネットワークに通常使用される64kビッ ト/sのレートより低い送信レート、例えば、16又は8kビット/sが達成さ れる。移動ステーション及び移動ネットワークは、両方とも、音声をコード化す るための音声コーデックを相互にもたねばならない。ネットワーク側では、多数 の別々の位置、例えばベースステーションに、又は移動交換センターに関連して 、 音声コード機能を配置することができる。移動ステーションに受け取られるか、 又はそこから発せられる各々の音声含有コールでは、音声コーデックがネットワ ーク側の音声接続部に接続され、この音声コーデックは、移動ステーションから 受け取られる音声信号をデコードし(アップリンク)、そして移動ステーションへ 送信される音声信号をエンコードする(ダウンリンク)。 あるデジタル移動システムでは、音声送信が、不連続送信DTXにも関連され る。これは、情報にとって必要でないときに無線信号の送信を禁止することによ り干渉レベルを下げることによってシステムの効率を改善することを目的とする 。加えて、DTXは、移動ステーションの消費電力も減少し、これはバッテリ作 動式のポータブルターミナル装置において重要である。通常、DTX状態は、通 常の状態とは別のものであり、これら2つの間の選択は、移動ネットワークにお いて特に各コールごとに行われる。DTX状態では、ユーザが話しをしていると きには、音声が通常例えば13kビット/sでコード化され、そして音声の休止 中には、非常に低いビットレート、例えば約500kビット/sが使用される。 この低いビットレートは、送信側のバックグランドノイズから情報をコード化す るのに使用される。例えば、パン・ヨーロピアンデジタル移動システムGSMで は、送信器(移動ステーション又はベースステーション)は、通常、音声コーデ ックが音声信号における静寂周期を検出するまで、1つのTDMAフレームごと に1つのトラフィックバーストを送信する(即ち96バースト/480ms)。次 いで、送信器は、12バースト/480msしか送信しない。受信側では、バッ クグランドノイズが受信ステーションに再生され(このノイズを「快適」ノイズ と称する所以はここにある)、従って、加入者は、送信の休止中に接続が失われ たと考えない。送信端において音声アクテイビティがあるかどうか監視する機能 は、「音声アクティビティ検出VAD」と称される。信号が音声を含むか又はバッ クグランドを含むかの判断は、通常、スレッシュホールド値と、測定された信号 エネルギーの比較とに基づく。 快適ノイズは、音声の後ろのバックグランドノイズが急に停止した場合に受信 側の加入者が著しく混乱することが実験で分かっているために発生される。これ は、不連続送信において規則的に生じる。この混乱を回避するための1つの方法 は、信号が受信されないときに人為的なノイズを発生することである。ノイズの 属性は、送信端に配置された音声エンコーダによって規則的に更新され、そして 受信端へ送信される。 又、不連続送信は、データ送信においてデータレート又は量がコール中に変化 する場合にも適用できる。マルチチャンネルの高速回路交換データ送信(HSC SD)においては、2つ以上の並列のトラフィックチャンネル(サブチャンネル )が無線経路上の1つの高速データ接続に使用される。情報ペイロードデータの 速度が、接続に割り当てられたデータの最大速度より相当に低く、そしてトラフ ィックチャンネルに空又は半分空のデータフレームを送信しなければならない状 態が生じる。PCT/FI96/00669号に開示された不連続データ送信で は、データ接続に割り当てられた最大送信容量が必要とされないときに、あるサ ブチャンネルのみにデータフレームを選択的に送信することにより問題が軽減さ れる。接続に割り当てられた他のサブチャンネルでは、全く送信が行なわれない か又はサブチャンネル特有の不連続送信が行なわれる。アクティブなサブチャン ネル数の減少は、直接的に、送信器の消費電力の減少や、温度の問題の低減に通 じると共に、隣接セルの受信、送信及び測定のタイミングを簡単にする。加えて 、無線インターフェイスの不必要な送信が減少されるので、移動ネットワークに おいて干渉レベルも低下する。 回路交換データ送信サービスにおいては、専用の回路交換接続(例えば、無線 インターフェイスのトラフィックチャンネル)がデータコールに割り当てられる 。このとき、同時ユーザの数は、トラフィックチャンネルの最大数に制限される 。パケットモード又はパケット交換データ送信サービスにおいては、アドレスに 基づき又は確立された仮想接続を介して個々のデータパケットが送信される。無 線インターフェイスでは、パケットモードデータ送信の場合にトラフィックチャ ンネルが多数のユーザに割り当てられ(トランキング)、これは、ユーザの数で測 定して無線ネットワークの容量を増加する。パケットモードデータサービスは、 データ送信が任意であるときに特に効果的であるが、迅速なデータ送信を可能に するために接続を連続的に維持しなければならない。パケット交換データ送信は 、専用のパケット無線ネットワークにおいて実施することもできるし、或いは通 常 の回路交換無線ネットワークにおいて補足的なサービスとして実施することもで きる。 例えば、パン・ヨーロピアン移動システムGSM(移動通信用のグローバルシ ステム)に対して開発された汎用パケット無線サービスGPRSは、新たなGS Mサービスであり、ETSI(ヨーロピアン・テレコミュニケーション・スタン ダード・インスティテュート)のGSMステージ2+における標準化の1つの目 的である。GPRSの運転環境は、GPRSバックボーンネットワークにより相 互接続された1つ以上のサブネットワークサービスエリアより成る。サブネット ヮークは、パケットデータサービスノードSNを備え、これはここではサービス GPRSサポートノードSGSNと称され、その各々はGSM移動ネットワーク (通常はベースステーションシステム)に接続され、多数のベースステーション 即ちセルを経て移動データターミナル装置へパケットデータサービスを提供する ことができる。それらの間の移動ネットワークは、サポートノードと移動データ ターミナル装置との間にパケットモードデータ送信を与える。次いで、異なるサ ブネットワークが、特定のGPRSゲートウェイサポートノードGGSNを経て 外部データネットワーク、例えば、パケット交換公衆データネットワークPSP DNに接続される。従って、GPRSサービスでは、移動データターミナル装置 と外部データネットワークとの間でパケットデータ送信を行うことができ、これ により、GSMネットワークは、アクセスネットワークとして動作する。ベース ステーションのトランシーバ及びチャンネルは、必要に応じて回路交換コール及 びパケットモードコールに割り当てられる。発明の要旨 本発明の目的は、回路交換及びパケットモードの両送信サービスをサポートす る無線ネットワークにおいてデータ送信容量を増加することである。 この目的は、移動ステーションと、各ベースステーションが回路交換コール及 びパケットモードデータ送信の両方をサポートするベースステーションネットワ ークと、ダウンリンク方向に回路交換コールに対してアクチベートすることので きる不連続送信状態とを備えた無線システムによって達成される。本発明は、不 連続送信状態において進行中の回路交換コールに対して割り当てられたベースス テーションのダウンリンクトラフィックチャンネルを、回路交換コールの不連続 送信状態(DTX)の時間中に個別のパケットモードデータ送信に対して割り当 てできることを特徴とする。 又、本発明は、移動ステーションと、各ベースステーションが回路交換コール 及びパケットモードデータ送信の両方をサポートするベースステーションネット ワークと、少なくともダウンリンク方向に回路交換コールに対してアクチベート することのできる不連続送信状態とを備えた無線システムのためのデータ送信方 法であって、ベースステーションにおいて回路交換コールに対してダウンリンク トラフィックチャンネルを割り当て、回路交換コールを確立し、回路交換情報を 上記ベースステーションから上記ダウンリンクトラフィックチャンネル上に送信 し、そして上記回路交換コールにおいて不連続送信状態をアクチベートするとい う段階を含む方法にも係る。この方法は、更に、不連続送信状態において回路交 換コールに対して割り当てられた上記ダウンリンクトラフィックチャンネルを、 回路交換コールの不連続送信状態の時間中にパケットモードデータ送信に対して も割り当て、上記不連続送信状態の間にパケットモードデータを上記ダウンリン クトラフィックチャンネルに送信し、そして上記不連続送信状態が終了したとき に、上記ダウンリンクトラフィックチャンネルにおけるパケットモードデータの 送信を停止し、そしてダウンリンクトラフィックチャンネルを回路交換コールへ 戻すという段階を含むことを特徴とする。 又、本発明は、回路交換コール及びパケットモードデータ送信の両方をサポー トし、そして不連続送信状態を回路交換コールに対してアクチベートできる無線 システムの送信装置にも係る。この装置は、進行中の回路交換コールが不連続送 信状態にある送信装置のトラフィックチャンネルを、回路交換コールの不連続送 信状態(DTX)の時間中に個別のパケットモードデータ送信に対して割り当て できることを特徴とする。 本発明では、回路交換コールの情報流(音声又はデータ信号)においてあまり 送信容量が必要とされないとき、即ちコールが不連続送信状態(DTX)にある とき及び休止を使用して、ベースステーションから同じダウンリンクトラフィッ クチャンネルにパケットモード情報が送信される。回路交換コールがDTX状態 に切り換わる(情報の送信が遮断される)ときには、パケットモードコール(1 つ又は複数)のデータパケットは、不連続送信状態が終了となるまで、回路交換 コールに対して割り当てられたトラフィックチャンネルに送信される。トラフィ ックチャンネルは、各DTXに関連して別々にパケットモードデータ送信(コー ル)に割り当てられるが、長時間の割り当ても可能である。長時間の割り当ては 、例えば、少なくとも1つの他のダウンリンクトラフィックチャンネルがパケッ トモードコールに使用できるとき、及び本発明によってダウンリンク方向に容量 が追加されるときに効果的である。DTX状態の時間中に、トラフィックチャン ネルは、パケットモード送信に対し、通常、回路交換送信の場合にトラフィック チャンネルが割り当てられる以外の移動ステーションに割り当てられる。従って 、送信容量は、それを必要とするネットワークユーザに最適に割り当てることが できる。移動ステーションは、異なるシステムに属してもよく、例えば、パケッ トデータ無線ネットワーク及び回路交換無線ネットワークに属してもよい。移動 ステーション(1つ又は複数)は、トラフィックチャンネルが割り当てられたパ ケットモードデータ送信に対し、割り当てられたチャンネルを経て受信するよう に制御される。この移動ステーションは、それにアドレスされたデータパケット を全く通常に受信するが、回路交換コールに関連して受け取られる情報は拒絶す る。対応的に、進行中の回路交換コールを伴う移動ステーションは、DTX状態 では全く通常に受信するが、全てのパケットモード情報を欠陥として拒絶する。 換言すれば、両(各)移動ステーションは、あたかもチャンネルが関連移動ステ ーションに永久的に割り当てられたかのようにトラフィックチャンネル上で受信 し、従って、移動ステーションは、他の移動ステーションのトラフィックを処理 又は理解するファシリティをもつ必要がない。本発明は、その最も簡単な形態に おいて、ターミナル装置に何ら変更を加えることなく実施することができ、従っ て、本発明は、既存のネットワークにおいて容易に実施できる。変更は、ベース ステーション又は他のネットワーク要素において必要とされるに過ぎない。又、 トラフィックチャンネルは、回路交換及びパケットモードトラフィックの両方に 対して1つの同じ移動ステーションに割り当てることもできるが、このとき、移 動ステーションは特にその目的で変更されねばならない。又、このような割り当 ては、 ネットワーク容量の使用に関しては、ユーザの送信ニーズに基づくパケットモー ド送信については、非常に多数のユーザへのDTX状態の動的な割り当てよりも あまり有効でない。パケットモードデータ送信の効果は、1つの同じDTX状態 の間に多数のユーザのデータを送信することができ、従って、DTXにより与え られる全容量を非常に効果的に使用できることである。 本発明の方法は、ダウンリンク方向において無線ネットワークの容量を非常に 効果的に使用できる。通常の音声コールは、1つの送信方向にDTX状態におけ る時間の40ないし50%までであると推定できる(通常の会話では、参加者は 、同時に話すよりも順番に話す)。いずれにせよ、音声は、数秒の休止を含み、 その間に、数千のデータバイト(例えば、約500バイト/0.5秒)を送信す ることができる。特に、ダウンリンク方向では、データトラフィックの大部分が この方向であるから、使用可能な全容量が必要となる。通常、移動ステーション は、アップリンク方向にサービス及び情報をオーダーし、そしてそのオーダーし たデータ、例えば、ワールドワイドウェブ(WWW)ページ又はファイルをダウ ンリンク方向に受信する。図面の簡単な説明 以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。 図1は、GSM/GPRSシステムアーキテクチャーを示す図である。 図2A、2B及び2Cは、パケット制御ユニットPCUの別々の位置を示す図 である。 図3は、本発明によるベースステーションの一般的なブロック図である。 図4は、図3のベースステーションのチャンネル制御器31の動作を示すフロ ーチャートである。 図5は、図3のPCU/CCUの動作を示すフローチャートである。 図6は、図3のベースステーションの信号を示す信号図である。好ましい実施形態の詳細な説明 本発明は、回路交換及びパケット交換の両送信サービスをサポートする異なる 形式の無線システムに使用するのに適している。特に好都合なことに、本発明は 、汎用パケット無線サービスGPRSに関連して、パンヨーロピアンデジタル移 動 システムGSM(移動通信用のグローバルシステム)、及び他の同様の移動システ ム、例えば、DCS1800及びパーソナルコミュニケーションシステムPSC に使用するのに適している。以下、本発明の好ましい実施形態は、GPRS/G SMシステムを参照して説明するが、本発明は、特定の無線システムに限定され るものではないことを理解されたい。 図1は、GSMシステムの基本的なアーキテクチャー、及びGSMシステムに おいて実施されるGPRSパケット無線ネットワークのアーキテクチャーを示す 。 GSMネットワークの基本的構造は、ベースステーションシステムBSS及び ネットワークサブシステムNSSの2つの部分より成る。BSS及び移動ステー ションMSは、無線接続を経て通信する。ベースステーションシステムBSSに おいて、各セルは、ベーストランシーバステーションBTSによってサービスさ れる。ベースステーションは、ベースステーションコントローラBSCに接続さ れ、その機能は、BTSを使用するチャンネル及び無線周波数を制御することで ある。BSCは、移動交換センターMSCに接続される。GSMシステムの詳細 な説明に関しては、ETSI/GSM推奨勧告と、文献「移動通信用のGSMシ ステム(The GSM System for Mobile Communications)」、M.モーリ及びM.ポ ーテット、パライゼウ、フランス、1992年、ISBN:2−9507190 −07−7とを参照されたい。 GSMシステムでは、音声及びデータ送信は、回路交換接続において完全にデ ジタルで行なわれる。音声通信に現在使用されている音声コード化方法は、長時 間及び短時間予想の両方を使用するRPE−LTP(規則的パルス励起−長時間 予想)である。コード化によりLAR、RPE及びLTPパラメータが発生され 、これらは、実際の音声に代わって送信される。音声送信は、GSM推奨勧告の 第06章に説明されており、音声コード化は、推奨勧告06.10に特に説明さ れている。近い将来、例えば、本発明を使用できる半レート方法のような他のコ ード化方法も使用される。実際に、本発明は、実際の音声コード化方法に向けら れたものではなく、そして本発明は、この方法とは独立したものであるから、こ の方法については、ここでは詳細に説明しない。 移動ステーションは、当然、音声をコード化する音声エンコーダ及びデコーダ を有していなければならない。移動ステーションをいかに実施するかは本発明に とって重要ではなく、そしてその実施は通常のものと相違しないので、その実施 についてはくここでは詳細に説明しない。 ネットワーク側では、異なる音声コード化及びレート適応機能がトランスコー ダ/レートアダプタユニットTRCUの中心となる。TRCUは、製造者による 選択に基づき、システム内の多数の別々の位置に配置することができる。トラン スコーダユニットのインターフェイスは、移動交換センターMSCに向かう64 kビット/sのパルスコード変調PCMインターフェイス(Aインターフェイス )と、ベーストランシーバステーションBTSに向かう16又は8kビット/s のGSMインターフェイスである。これらインターフェイスに関連してGSM推 奨勧告には「アップリンク及びダウンリンク方向」という用語も現われ、アップ リンク方向は、ベーストランシーバステーションBTSから移動交換センターM SCへの方向であり、そしてダウンリンク方向は、その逆の方向である。 トランスコーダユニットTRCUは、通常、移動交換センターMSCに関連し て配置されるが、ベースステーションコントローラBSC又はベーストランシー バステーションBTSの一部分であってもよい。トランスコーダユニットTRC UがベースステーションBTSから分離して配置されたときには、情報はベース ステーションBTSとトランスコーダユニットTRCUとの間でTRAUフレー ムにおいて転送される。TRAUフレームは、GSM推奨勧告08.60(又は 08.61)に規定されている。情報内容に基づいて、フレームは、スピーチフ レーム、使用/維持フレーム又はデータフレーム、或いは「アイドル」スピーチ フレームでよい。同期を得るために、各フレームの最初の2つのオクテットは、 16個の同期ビットを含む。更に、1つのフレームを形成する16ビットワード (2オクテット)の第1ビットは、同期チェックビットである。実際のスピーチ 、データ又は使用/維持情報を含むビットとは別に、全てのフレームは、フレー ムの形式に関する情報及び変化する量の他の特定の情報が転送される制御ビット を含む。更に、例えば、スピーチ又はアイドルフレームにおいて、最後の4ビッ トT1−T4は、上記のタイミング調整に使用される。TRAUスピーチフレー ムは、21個の制御ビットC1−C21を含み、これに加えてフレームの最後の 4 ビットT1−T4がタイミング調整に指定される。実際のスピーチ情報転送ビッ トは、オクテット4−38に配置される。実際に、転送されるべきスピーチ情報 は、RPE−LTP(規則的パルス励起−長時間予想)スピーチコード化方法の LAR、RPE及びLTPパラメータを含む。アイドルスピーチフレームは、図 2のスピーチフレームと同様であるが、フレームの仝てのトラフィックビットは 論理「1」状態である。ビットC13−C14は、SID(無音記述子)コードを 形成する。ビットC17は、不連続送信DTXをダウンリンク方向に使用できる (DTX=1)か、できない(DTX=0)かを指示するダウンリンクDTXビ ットである。ビットC16は、TRAUフレームがスピーチを含む(SP=1) か、又はフレームが送信側のバックグランドノイズに関する情報を含むSIDフ レームである(SP=0)かをダウンリンク方向に指示するSPビットである。 不連続送信DTXは、ここでは、一般に、音声送信(又は他の情報流)に生じ る休止の時間中に無線経路を経ての送信を通常遮断するところの方法を指す。G SMシステムでは、ダウンリンクDTXは、3つの主たる構造要素によって実施 される。トランスコーダTRCUには、音声信号がスピーチを含むか純粋なバッ クグランドノイズを含むかをチェックすることのできる音声アクティビティ検出 VADが必要とされる。通常の転送状態では、TRCUは、スピーチフレーム( SP=1)をベースステーションへ送信する。スピーチがもはや検出されないと きには、TRCUは、バックグランドノイズのパラメータを計算するに必要な時 間周期の後にベースステーションBTSへSIDフレーム(SP=0)を送信し 始める。BTSは、スピーチフレームを無線経路へ直接送信する。BTSは、第 1のSIDフレームを受信すると、フレームを無線経路へ送信しそしてダウンリ ンクDTX状態へと切り換わる。DTXにおいて、BTSは、トランスコーダT RUCからSIDフレームを連続的に受信するが、ノイズパラメータを更新する ために、それらを所定の間隔(480ms)でのみ無線経路に送信する。DTX は、BTSがトランスコーダTRCUからスピーチフレーム(SP=1)を受信 するまで続き、これにより、BTSは、連続送信へ戻るように切り換わる。 ダウンリンクDTXの主たる効果は、セルラーネットワークの干渉を減少し、 そして移動ステーションにおいて不連続受信を可能にすることである。本発明者 は、DTX状態の間にコールに割り当てられた物理的トラフィックチャンネルが 未使用であり、そしてその容量を他のダウンリンク送信に割り当てられることを 実現した。本発明の好ましい実施形態では、上記他のダウンリンク送信は、GP RSパケットデータ送信である。 更に、図1を参照すれば、GPRSシステムは、2つのサービスGPRSサポ ートノード(SGSN)と、1つのGPRSゲートウェイサポートノード(GG SN)とをもつGPRSネットワークを備えている。異なるサポートノードSG SN及びGGSNは、イントラ・オペレータ・バックボーンネットワーク13に より相互接続される。GPRSネットワークは、多数のサポート及びゲートウェ イノードを含むことを理解されたい。GPRSゲートウェイサポートノードGG SNは、オペレータをGPRSネットワークの他のオペレータのGPRSシステ ムに接続すると共に、データネットワーク11−12、例えば、インター・オペ レータ・バックボーンネットワーク、IPネットワーク(インターネット)及び X.25ネットワークに接続する。 サービスGPRSサポートノードSGSNは、移動ステーションMSにサービ スするノードである。各サポートノードSGSNは、セルラーパケット無線ネッ トワークにおいて1つ以上ノセルのエリアでパケットデータサービスを制御する 。このため、各サポートノードSGSNは、GSM移動システムのある領域部分 に接続される(Gbインターフェイス)。接続は、一般に、ベースステーションシ ステムBSS、即ちベースステーションコントローラBSC(図1のような)又 は1つのベースステーションBTSへと行なわれる。セルの移動ステーションM Sは、無線インターフェイスを経てベーストランシーバステーションBTSと通 信し、そして更に、移動ネットワークを経て、セルが属するサービスエリアのサ ポートノードSGSNと通信する。原理的に、サポートノードSGSNと移動ス テーションMSとの間の移動ネットワークは、これら2つの間にのみパケットを 供給する。このため、移動ネットワークは、移動ステーションMSとサービスサ ポートノードSGSNとの間でデータパケットを送信するための物理的接続を与 える。 GPRSをサポートするセルは、GPRSトラフィックをサポートするために 1つ以上の物理的チャンネルに無線リソースを割り当てることができる。物理的 チャンネル(例えば、タイムスロット)は、パケットデータトラフィックチャン ネルPDTCHと称される。これは、1つのGPRS_MSに又はGPRSのグ ループに一時的に割り当てられる。マルチタイムスロットのオペレーションでは 、1つのGPRS_MSが、それ自身のパケット送信のために、多数のPDTC Hチャンネルを並列に(1つの同じ搬送波周波数においてせいぜい8個のタイム スロット)を使用することができる。割り当てられる物理的チャンネルは、セル に使用できるチャンネルのプールから取り出される。物理的チャンネルは、需要 時容量の原理で回路交換GSMサービス及びGPRSサービスに動的に割り当て られる。GPRSにより要求される共通の信号は、パケット共通制御チャンネル PCCCHが割り当てられた場合にはそこに転送されるか、又はGSM共通制御 チャンネルに転送される。 GPRSは、永久的に割り当てられたPDTCHチャンネルを必要としない。 GPRSに対する容量の割り当ては、実際のパケット送信の需要に基づくことが でき、これは、需要時容量の原理と称される。動的な割り当ての効果は、オペレ ータが、負荷状態において、GPRSサービスの質を高めるために、GPRSト ラフィックに対して未使用のチャンネルを割り当てできることである。しかしな がら、オペレータは、あるチャンネルを永久的又は一時的にGPRS使用に専用 としてもよい。 ベースステーションシステム及びSGSNは、データ及び信号情報を交換する ことのできるGbインターフェイスによって接続される。信号は、例えば、SG SNからベーストランシーバステーションBTSに配置された無線リソースグル ープへ仮想接続を設定するパケットチャンネル割り当て信号も含む。又、接続は 、回路交換接続であってもよい。 より詳細には、Gbインターフェイスは、パケット制御ユニットPCUとSG SNとの間に配置されると定義される。PCUは、GPRS MAC(媒体アク セス制御)及びRLC(無線リンク制御)層の異なるプロトコルに対して役目を 果たすオペレーションユニットであり、これらプロトコルは、GSM推奨勧告0 3.64に規定されている。これらプロトコルは、例えば、ダウンリンク送信に 対するRLCブロックの構築、チャンネルアクセス制御機能(アクセス要求及び アクセス許可)、並びに無線チャンネルマネージメント機能、例えば、電力制御 、無線チャンネルの割り当て及び解除、制御情報の放送、等を含む。 PCUは、次いで、Abisインターフェイスを経てチャンネルコーデックユ ニットCCUに接続される。CCU機能は、チャンネルコード化機能(順方向エ ラー修正FEC及びマルチプレクシング)と、無線チャンネル測定機能とを含む 。又、CCUは、GPRSブロック、即ちデータ及び信号情報が無線インターフ ェイスを経て送信されるGPRSパケットも形成する。図2A−Cに示すように 、CCUは、常に、ベースステーションBTSに配置されるが、PCUは、ベー スステーションBTS(図2A)、ベースステーションコントローラBSC(図2 B)又はサポートノードSGSN(図2C)といった多数の代替位置を有する。 PCUがBTSから離れて配置されるときには、CCUは、PCUの幾つかの機 能を制御することができる。 本発明は、PCUの全ての代替位置に適用することができる。しかしながら、 その実施は、PCUがベースステーションに配置されたときに、無線経路の利用 に関して最も簡単で且つ最も効果的なものとなる。図3は、PCU/CCUユニ ット(PCUとCCUの結合)と、GSMトラフィックチャンネルコントローラ 31と、無線ユニット30とを含む本発明のベーストランシーバステーションB TSを示している。 GSMチャンネル制御ユニットは、一般に、送信の前にダウンリンク信号に対 して行なわれるベーストランシーバステーションBTSの基本帯域信号処理、例 えば、チャンネルコード化、マルチプレクシング、等を表わす。本発明に関する 最も重要なファシリティは、ダウンリンクDTXの制御である。チャンネルコン トローラ31は、ベースステーションコントローラからデジタル接続(Abis インターフェイス)を経てダウンリンクGSMトラフィックを受信する。GSM トラフィックは、TRAUフレームを含み、チャンネルコントローラ31はこれ を処理して無線インターフェイスフレームの形態でライン32を経て無線ユニッ ト30へ送信する。チャンネルコントローラ31は、8個のGSMトラフィック チャンネルの基本帯域処理を実行する。加えて、チャンネルコントローラ31に は、DTX_DETECTEDラインによりダウンリンクDTX状態の開始及び 終了を指示する本発明による付加的な機能が設けられる。各GSMトラフィック チャンネルは、専用のDTX_DETECTEDライン及び専用のライン32を 有する。 PCU/CCUは、PCU及びCCUの結合機能を含む。PCU/CCUは、 デジタル接続35(Gbインターフェイス)を経てGPRSトラフィックを受信 する。接続35は、サポートノードSGSNからベースステーションコントロー ラBSC又は何らかの他のルートを経て行うことができる。PCU/CCUは、 ライン33を経て無線ユニット30へ接続され、ここからGPRS使用のために トラフィックチャンネルを割り当てることができる。各トラフィックチャンネル に対して、個別のライン33がある。更に、PCUには、回路交換GSMコール に割り当てられたが現在はDTX状態にあるトラフィックチャンネルをGPRS トラフィックに対して割り当てることのできる本発明による付加的な特徴が設け られる。 無線ユニット30は、一般に、高周波チャンネルの高周波部分と、これに直接 関連した基本帯域信号処理とを表わす。1つの高周波チャンネルは8個のタイム スロット(GSM)を含むので、無線ユニット30の容量は、8個のトラフィッ クチャンネルである。これらのトラフィックチャンネルは、需要に応じてGSM トラフィック又はGPRSトラフィックに割り当てることができる。更に、無線 ユニット30には、対応DTX_DETECTEDラインがセットされた場合に 、回路交換GSMコールに対して割り当てられたトラフィックチャンネルを経て PCU/CCUから得られたGPRS情報を送信するという本発明による特徴が 設けられる。 以下、本発明によるベーストランシーバステーションBTSのオペレーション を一例として説明する。 先ず、回路交換GSM音声コールがGSMシステムの通常のコール設定手順に 基づいて設定され、そしてトラフィックチャンネルch4がコールに対して割り 当てられたと仮定する。GSMチャンネルの制御ユニット31は、ライン31か ら図6に示すスピーチ及びSIDフレームを受信し、そしてそれらをGSMによ り要求されたように処理する。更に、チャンネル制御ユニットは、各チャンネル において図4のブロック図に基づく機能を実行する。先ず、ブロック41におい て、制御ユニット31は、ライン34から受け取ったフレームがSIDフレーム であるかどうかチェックする。もしSIDフレームでなければ、ルーチンはブロ ック44へ進み、連続的な送信状態が維持されるか又は再確立される。その後、 DTX_DETECTEDラインがリセット(デアクチベート)される。図6の 例では、ブロック44及び45が最初の3つのフレームで実行される。ブロック 31においてライン34から受信したフレームがSIDフレームであるときには 、チャンネルコントローラ31は、ブロック41においてダウンリンクDTX状 態へと切り換わる。DTX状態へと切り換わるときに、チャンネルコントローラ は、依然として、第1のSIDフレームを無線ユニット30へ送信する。その後 、チャンネルコントローラ31は、図6に示すように、関連トラフィックチャン ネルのDTX_DETECTEDラインをセット(アクチベート)する。 ここまでに、無線ユニット30は、トラフィックチャンネルに対応するDTX _DETECTEDラインがリセットされているので、GSM情報、即ち3つの スピーチフレーム及び1つのSIDフレームをトラフィックチャンネルch4に 送信している。DTX_DETECTEDラインがセットされたときに、無線ユ ニット30は、ライン33から受け取ったGPRS情報をトラフィックチャンネ ルch4に送信し始める。 図5のフローチャートを参照すれば、PCU/CCUは、トラフィックチャン ネルのDTX_DETECTEDラインがセットされたことを検出すると(ブロ ック51)、1つ以上のGPRS_MSに対してGPRSトラフィックチャンネ ルPDTCHとしてトラフィックチャンネルの一時的な割り当てを開始する(よ り多くのダウンリンク送信容量が必要とされる場合に)(ブロック52)。GPR Sレディ状態における移動ステーションMSへのパケットデータの送信は、GP RS手順に基づいてパケットリソース指定又は再指定メッセージを送信すること によりPCUによってスタートされる(ブロック53)。MSがGPRSレディ状 態にない場合には、GPRS推奨勧告に基づく信号送信が先ず実行されて、レデ ィ状態をアクチベートする。本発明の目的は、付加的な容量を与えることであ るから、MSがレディ状態になる(又は1つ以上の他のトラフィックチャンネル を経て受信する)可能性は高い。割り当てられたPCCCHをセルが含む場合に は、パケットリソース指定メッセージがPAGHに送信される。割り当てられた PCCCHをセルが含まない場合には、パケットリソース指定メッセージがAG CHに送信される。パケットリソース指定メッセージは、ダウンリンク送信に使 用されるパケットトラフィックチャンネルPDTCH(ここでは、チャンネルc h4)のリストと、アップリンクPACCHを搬送するのに使用されるPDTC Hとを備えている。タイミング進ませ及び電力制御も、もし得られれば、含まれ る。さもなくば、アクセスバーストによって応答するようにMSに要求すること もできる。その後、PCU/CCUは、ライン33を経て無線ユニット30へG PRSパケットデータを供給し始める(ブロック54)。無線ユニット30は、図 6に示すように、無線経路を経てダウンリンクチャンネルch4のGPRSデー タを供給する。異なる移動ステーションMSにアドレスされた無線ブロックを1 つの同じダウンリンクPDTCHへマルチプレクスすることは、各無線ブロック に含まれた識別子によって可能となる。データ送信には、選択的な確認が使用さ れる。次いで、PCUは、パケットAck/Nackをアップリンク方向に送信 するようにMSに要求(ポーリング)することができる。 PCU/CCUは、DTX_DETECTEDラインがリセットされたことが 検出されるまで(ブロック55)、GPRSデータを送信し続ける。この例(図6 )では、チャンネルコントローラ31は、これがDTX状態において第1のスピ ーチフレームを受信したときに、連続送信状態に切り換わりそしてDTX_DE TECTEDをラインをリセットする。チャンネルコントローラ31は、スピー チフレームの送信を再開する。DTX_DETECTEDラインがリセットされ ているので、無線ユニット30は、トラフィックチャンネルch4に切り換わり 、チャンネルコントローラ31から得たGSM情報を送信する。 ブロック55において、PCU/CCUは、DTX_DETECTEDがリセ ットされたことを検出すると、無線ユニット30へのGPRSパケットデータの 供給を停止する。更に、PCU/CCUは、GPRS手順に基づきGPRSトラ フィックチャンネルPDTCHとしてのトラフィックチャンネルch4の割り当 てを解除する。リソースの解除は、ダウンリンク送信を停止しそしてMSに最終 的な確認を要求することにより、PCUによって開始される。PDTCHにおけ るダウンリンク送信が終了すると、MSは、PCCCHを聴取するように移動し 、これにより、もし必要ならば、パケットリソース指定メッセージを送信するこ とにより、新たなPDTCHをそこに指定することができる。又、PCUは、M Sにより確認されるパケットリソース再指定メッセージを送信することにより現 在のダウンリンクPDTCHを再割り当てしてもよい。例えば、DTX状態にお いて別のGSMトラフィックチャンネルへの再割り当ても可能となる。 本発明の好ましい実施形態では、GPRS割り当ては、1つのDTX状態の間 しか続かない。又、GPRS割り当ては、もっと長い時間周期、即ち数回のDT X状態の間、続いてもよい。従って、パケットリソース指定メッセージは、第1 のDTXの始めに、即ちデータ送信がスタートする前に送信されるだけでよい。 その後のDTX状態では、信号を伴うことなくデータ送信を直接スタートするこ とができる。長時間の割り当ては、例えば、1つ以上の他のトラフィックチャン ネルにおいて行なわれるデータ送信に対し本発明によって付加的な容量が与えら れるときに効果的である。又、トラフィックコントローラ31は、DTX状態に おいて所定の間隔でSIDフレームを送信するようにDTX_DETECTED ラインをリセットすることもできる。これは、各SID更新フレーム(約0.5 s)の後にGPRS割り当てを招くことがある。これは、SIDの更新又はスピ ーチ送信の開始のいずれに該当するか確かめるためにPCU/CCUが少なくと も1フレームの時間中待機する場合に回避することができる。SID更新の場合 には、DTX_DETECTEDラインがリセットされ、PCU/CCUは、同 じ割り当てで送信を続行することができる。 GSM_MSは、GPRSデータを受信できるが、データを欠陥として拒絶す る。又、GPRS_MSは、GSMスピーチ及びSIDフレームも受信できるが 、この場合も、それらを欠陥として拒絶する。従って、本発明は、ターミナル装 置における変更を必要としない。 本発明の1つの実施形態において、チャンネルコントローラ31及びPCU/ CCUは、共通の時分割マルチプレクスバスにより無線ユニット30に接続され る。このバスにおいて、1つのタイムスロットは1つのトラフィックチャンネル に対応する。無線ユニット30は、バスからタイムスロットの内容を読み取り、 そしてそれを関連トラフィックチャンネルに送る。チャンネルコントローラ31 が連続的送信状態においてバスに書き込みを行いそしてPCU/CCUがDTX 状態にあるときには、衝突が生じない。この実施形態において、DTX_DET ECTEDラインは、無線ユニット30に接続する必要がない。 本発明は、音声コーデック並びにVAD及びDTX機能がベースステーション BTSから離れたトランスコーダユニットに配置されるという例について上述し た。音声コーデック及びDTX機能は、当然、ベースステーションに配置するこ ともでき、これにより、DTX状態に関する情報をSIDフレームの識別なしに 直接得ることができる。さもなくば、本発明は、いかなる形式のベースステーシ ョン及び他のいかなる送信装置にも適用して、回路交換コールのDTX状態の間 にパケットモード情報を送信することもできる。 本発明は、音声コールを参照して上述したが、データコールのDTXにも適用 することができる。例えば、PCT/FI95/00669号に開示されたマル チチャンネル送信では、割り当てられたチャンネルの幾つかにおいて、必ずしも 任意の種類の送信がないか又はサブチャンネル特有の不連続送信がある。本発明 では、このような「非効率的に利用される」トラフィックチャンネルは、GPRS データ送信に対する付加的な容量として働くことができる。 添付図面及びそれを参照した以上の説明は、本発明を単に例示するものに過ぎ ないことを理解されたい。本発明は、請求の範囲に記載した本発明の精神及び範 囲内でその細部を種々変更し得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/30 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW 【要約の続き】 交換無線ネットワークのような異なるシステムに属する ことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.移動ステーション(MS)と、各ベースステーション(BTS)が回路交換コール 及びパケットモードデータ送信の両方をサポートするベースステーションネット ワークと、ダウンリンク方向に回路交換コールに対してアクチベートすることの できる不連続送信状態とを備えた無線システムにおいて、 不連続送信状態において進行中の回路交換コールに対して割り当てられたベー スステーションのダウンリンクトラフィックチャンネルを、回路交換コールの不 連続送信状態(DTX)の時間中に個別のパケットモードデータ送信に対して割り当 てできることを特徴とする無線システム。 2.パケットモードデータ送信に対して無線リソースを割り当てるためのユニ ット(PCU)を備え、このユニットは、ダウンリンク方向のパケットモードデータ 送信に付加的な容量が必要とされる場合には、現在DTX状態にある回路交換コ ールのダウンリンクトラフィックチャンネルをパケットモードデータ送信に対し て割り当てるように構成された請求項1に記載の無線システム。 3.上記回路交換コールは、音声コールであり、上記システムは、ベーストラ ンシーバステーション(BTS)から離れて配置された音声トランスコーダ(TRCU)を 備え、この音声トランスコーダは、スピーチが存在するかどうかに基づいて、ス ピーチパラメータフレーム又はノイズパラメータフレームをベースステーション (BTS)に送信し、上記ベースステーション(BTS)は、ノイズパラメータフレームの 受信に応答して、ダウンリンクトラフィックチャンネルにダウンリンクDTX状 態をスタートさせそしてDTX検出信号をアクチベートするように構成され、上 記ベースステーションは、DTX状態におけるスピーチフレームの受信に応答し て、ダウンリンクトラフィックチャンネルのダウンリンクDTX状態を終了させ そしてDTX検出信号をデアクチベートするように構成され、そして上記無線シ ステムは、更に、パケットモードデータ送信に対して無線リソースを割り当てる ためのユニット(PCU)を備え、このユニットは、アクチベートされたDTX検出 信号に応答して、少なくともDTX状態の時間中にパケットモードデータ送信に 対してダウンリンクトラフィックチャンネルを割り当てる請求項1又は2に記載 の無線システム。 4.上記パケットモードデータ送信は、GPRSシステムに基づくパケットデ ータ送信である請求項1、2又は3に記載の無線システム。 5.上記無線リソース割り当てユニットは、GPRSシステムのパケット制御 ユニット(PCU)を含む請求項4に記載の無線システム。 6.上記回路交換コールは、GSM移動システムのコールである請求項1、2 、3、4又は5に記載の無線システム。 7.移動ステーション(MS)と、各ベーストランシーバステーション(BTS)が回 路交換コール及びパケットモードデータ送信の両方をサポートするベースステー ションネットワークと、少なくともダウンリンク方向に回路交換コールに対して アクチベートすることのできる不連続送信状態とを備えた無線システムのための データ送信方法であって、ベースステーション(BTS)において回路交換コールに 対してダウンリンクトラフィックチャンネルを割り当て、回路交換コールを確立 し、回路交換情報を上記ベースステーション(BTS)から上記ダウンリンクトラフ ィックチャンネル上に送信し、そして上記回路交換コールにおいて不連続送信状 態をアクチベートするという段階を含む方法において、 不連続送信状態において回路交換コールに対して割り当てられた上記ダウンリ ンクトラフィックチャンネルを、回路交換コールの不連続送信状態の時間中にパ ケットモードデータ送信に対しても割り当て、 上記不連続送信状態の間にパケットモードデータを上記ダウンリンクトラフィ ックチャンネルに送信し、そして 上記不連続送信状態が終了したときに、上記ダウンリンクトラフィックチャン ネルにおけるパケットモードデータの送信を停止し、そしてダウンリンクトラフ ィックチャンネルを回路交換コールへ戻す、 という段階を更に含むことを特徴とする方法。 8.各不連続送信状態の間にパケットモードデータ送信にダウンリンクトラフ ィックチャンネルを別々に割り当て、そして パケットモードデータの送信を開始する前に各不連続送信状態の始めにパケッ トデータターミナル装置へ割り当てを別々に通知する、 段階を更に含む請求項7に記載の方法。 9.多数の不連続送信状態の時間中にパケットモードデータ送信に対してダウ ンリンクトラフィックチャンネルを割り当て、 パケットモードデータの送信を開始する前に第1の不連続送信状態の始めにパ ケットデータターミナル装置へ割り当てを別々に通知し、 連続送信状態の始めにトラフィックチャンネルのパケットモードデータ送信を 遮断しそしてトラフィックチャンネルを回路交換コールに戻し、そして それに続く各不連続送信状態の始めにパケットモードデータ送信を直ちに再ス タートする、 という段階を更に含む請求項7に記載の方法。 10.上記回路交換コールは、音声コールであり、そして上記方法は、 ベースステーション(BTS)から離れて配置された音声トランスコーダ(TRCU)か ら、スピーチがあるかどうかに基づいてスピーチパラメータフレーム又はノイズ パラメータフレームをベースステーション(BTS)に送信し、 ノイズパラメータフレームが受信されたときに、ベースステーション(BTS)に おいてダウンリンクトラフィックチャンネルにダウンリンクDTX状態をスター トさせ、そしてDTX検出信号をアクチベートし、 ベースステーションにおいてDTX状態でスピーチフレームが受信されたとき に、ダウンリンクトラフィックチャンネルのダウンリンクDTX状態を終了し、 そしてDTX検出信号をデアクチベートし、 パケットモードデータ送信に対して無線リソースを割り当てるユニットにより 、少なくともDTX状態の時間中にパケットモードデータ送信に対してダウンリ ンクトラフィックチャンネルを割り当て、この割り当ては、回路交換コールに対 する無線リソースの割り当てとは個別のものであり、トラフィックチャンネルに おける回路交換コールの情報流において不連続送信状態を指示し、 ダウンリンクチャンネルをさしあたりパケットモードデータ送信に対して割り 当て、 回路交換コールの送信における休止を指示し、そして 送信における上記休止中にパケットモードコールの情報を送信する、 という段階を含む請求項7、8又は9に記載の方法。 11.上記パケットモードデータ送信は、GPRSシステムのデータ送信であ る請求項7ないし10に記載の方法。 12.パケットモードデータ送信にトラフィックチャンネルを割り当て、そし てGPRSシステムの手順に基づいてパケットデータターミナル装置へ割り当て を通知する請求項11に記載の方法。 13.回路交換コールを確立し、そしてGSMシステムの手順に基づいて不連 続送信を実行する請求項7ないし12のいずれかに記載の方法。 14.回路交換コール及びパケットモードデータ送信の両方をサポートし、そ して不連続送信状態を回路交換コールに対してアクチベートできる無線システム の送信装置において、 進行中の回路交換コールが不連続送信状態にある送信装置(BTS)のトラフィッ クチャンネルを、回路交換コールの不連続送信状態(DTX)の時間中に個別のパケ ットモードデータ送信に対して割り当てできることを特徴とする送信装置。 15.上記送信装置はベースステーション(BTS)であり、そして不連続送信は 、ダウンリンクトラフィックチャンネルに対してアクチベートすることができる 請求項14に記載の送信装置。 16.上記ベースステーション(BTS)は、パケットモードデータ送信に対して 無線リソースを割り当てるためのユニット(PCU/CCU)を含み、このユニットは、 ダウンリンク方向のパケットモードデータ送信に付加的な容量が必要とされる場 合に、DTX状態における回路交換コールのダウンリンクトラフィックチャンネ ルをパケットモードデータ送信に対して割り当てるように構成された請求項15 に記載の送信装置。 17.上記回路交換コールは、音声コールであり、上記ベースステーション(B TS)は、そのベースステーションから離れた音声トランスコーダ(TRCU)からスピ ーチパラメータフレーム又はノイズパラメータフレームを受信するように構成さ れ、この音声トランスコーダは、スピーチが存在するかどうかに基づいて、スピ ーチパラメータフレーム又はノイズパラメータフレームをベースステーション(B TS)に送信し、上記ベースステーションは、ノイズパラメータフレームの受信に 応答して、ダウンリンクトラフィックチャンネルにダウンリンクDTX状態 をスタートさせそしてDTX検出信号をアクチベートするように構成され、上記 ベースステーション(BTS)は、DTX状態におけるスピーチフレームの受信に応 答して、ダウンリンクチャンネルのダウンリンクDTX状態を終了させそしてD TX検出信号をデアクチベートするように構成され、そして上記ベースステーシ ョン(BTS)は、更に、パケットモードデータ送信に対して無線リソースを割り当 てるためのユニット(PCU/CCU)を備え、このユニットは、アクチベートされたD TX検出信号に応答して、少なくともDTX状態の時間中にパケットモードデー タ送信に対してダウンリンクチャンネルを割り当てる請求項15又は16に記載 の送信装置。 18.上記パケットモードデータ送信は、GPRSシステムに基づくパケット 送信である請求項14ないし17のいずれかに記載の送信装置。 19.上記無線リソース割り当てユニットは、GPRSシステムのパケット制 御ユニット(PCU)を含む請求項18に記載の送信装置。 20.上記回路交換コールは、移動システムGSMのコールである請求項14 ないし19のいずれかに記載の送信装置。
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