JP3264165B2 - 自動販売機の管理データ収集方法 - Google Patents

自動販売機の管理データ収集方法

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JP3264165B2
JP3264165B2 JP01185596A JP1185596A JP3264165B2 JP 3264165 B2 JP3264165 B2 JP 3264165B2 JP 01185596 A JP01185596 A JP 01185596A JP 1185596 A JP1185596 A JP 1185596A JP 3264165 B2 JP3264165 B2 JP 3264165B2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機で販売
される各商品の在庫データ等の管理データを自動販売機
から収集する自動販売機の管理データ収集方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】各種の清涼飲料水等の商品の自動販売を
行う自動販売機は、硬貨や紙幣を投入して自由に所望の
商品を購入できることから、近年、急速に普及し各地に
設置されている。このような自動販売機は、利用者が例
えば硬貨を投入すると、投入硬貨を選別して蓄積すると
共に投入した硬貨の金額に相当する各商品のランプを点
灯する。そして、利用者が点灯しているランプに対応す
る所望のボタンを押下すると、該当の商品が排出される
と共に蓄積している硬貨の収納を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうして各地に設置さ
れる各自動販売機は、例えば1日に1回、商品を配送す
る配送車が出向き商品の補充等が行われている。即ち、
商品を運送しその補充を行う作業者は自動販売機の各商
品の在庫状況を逐一調べて不足する商品を補充すると共
に集金を行い、かつ釣り銭等が不足する場合はその補充
等も行うようにしている。こうした自動販売機は多種類
の商品の販売が可能であり、かつその設置数も多いこと
から作業者が各自動販売機の在庫状況等を逐一調べてい
たのでは、作業者の負担が増大するという問題がある。
このため、事前に自動販売機の在庫状況等の管理データ
を把握できるようなシステムが要望されている。従って
本発明は、配送車から各自動販売機の在庫状況を事前に
的確に把握できるようにして作業者の負担を軽減するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、各種の商品を販売すると共に、第1
の無線部及び各商品の在庫状況またはつり銭の有無を検
出する検出部を備えた複数の自動販売機と、第2の無線
部及び表示部を備えた無線装置とからなり、複数の自動
販売機のうち無線装置に最も近い位置の第1の自動販売
機は無線装置から呼出を受けると、自身の在庫状況また
はつり銭に関わる管理データを収集すると共に次位の自
動販売機に対して管理データの収集指示を行うことによ
り順次後位の自動販売機に管理データの収集指示を伝達
させて各自動販売機に管理データを収集させる一方、各
自動販売機は収集した自身の管理データを後位の自動販
売機の管理データとともに前位の自動販売機に送信し、
第1の自動販売機は後位の各自動販売機の管理データを
入力すると自身の収集した管理データと併せて無線装置
に送信し表示部に表示させるとともに、各自動販売機は
検出部により自身に商品の在庫またはつり銭が不足して
いることを検出した場合は、近接配置される自動販売機
に無線呼出を行ってその自動販売機の管理データを入力
し、入力した管理データに基づき近接の自動販売機に商
品の在庫またはつり銭があると判断すると、この近接の
自動販売機に商品またはつり銭がある旨の案内情報を商
品またはつり銭が不足した自動販売機の表示部に表示
るようにした方法である。従って、例えばこの無線装置
が搭載された配送車では複数の各自動販売機の在庫状況
等の管理データを事前に的確に把握でき、従って商品の
補充の必要がないような自動販売機に対して、逐一配送
車を停止させてその在庫状況を調べるといった作業をす
る必要がなく、作業効率を向上できる。また、配送車内
の無線装置の電波の及ばない場所に配置されている自動
販売機からも管理データを的確に収集できる。さらに、
自動販売機の利用者はどの自動販売機に所望の商品があ
るかを一目瞭然に識別できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1(a)は、本発明を適用したシステ
ムを構成する配送車の要部構成を示す図である。同図に
おいて、後述の自動販売機(以下、自販機)に補充する
各商品の配送を行う配送車は、図1に示すように、制御
部11、キー部12、表示部13、メモリ14、PHS
(パーソナル・ハンディホン・システム)に用いられ無
線信号を送受する無線送受信部15等から構成される。
そして、配送車1は、無線送受信部15から自販機に対
し無線信号による呼出を行って自販機にその商品の在庫
状況データ等の管理データを収集させ、この収集データ
を表示部13に表示し自販機の在庫状況を把握できるよ
うにする。
【0006】また、図1(b)は配送車と自販機との間
に配設される中継器であり、配送車と自販機との間で送
受される無線信号の電波が弱い場合にこれの中継を行う
ものである。図1(b)において、中継器は、制御部3
1、キー部32、表示部33、アンテナAT3を介し無
線信号の送受を行う無線送受信部34、及び以上の各部
に電源供給を行う電源部35等から構成される。
【0007】次に、図4は上記配送車に対し収集した在
庫データ等を無線信号により送信する自販機の構成を示
す図であり、図4(b)のような外観を呈する自販機2
の要部回路は同図(a)に示すように構成される。即ち
図4(a)において、21はCPU等からなる制御部、
22はアンテナAT2を介し配送車または中継器との間
で無線信号を送受信する無線送受信部、23はメモリ、
24は各商品毎に設けられ購入する商品の選択を行う商
品選択スイッチ、25は各商品毎に設けられ各商品の在
庫の有無等を表示するLED等からなる商品ランプ、2
6は各商品の在庫状況や釣り銭の有無を検出する各セン
サからなる検出部、27は投入された貨幣(硬貨,紙
幣)の選別処理や販売商品に相当する貨幣の蓄積処理
(即ち、売上処理)を行う投入貨幣処理部、28は販売
した商品を排出する販売商品排出駆動部、29は投入さ
れた貨幣の金額表示等を行う表示部、30は時計ICで
ある。
【0008】ところで、上述のPHSシステムでは、P
HS端末は、公衆基地局を介して無線信号による通信を
行う公衆モード、及び自営基地局を介して無線信号によ
る通信を行う自営モードの他に、PHS端末間で直接通
信が行えるトランシーバーモードと呼ばれる通信機能を
有している。本発明では、配送車と自販機間、及び各自
販機間をこのようなトランシーバーモードで通信するこ
とにより配送車が各自販機の在庫データ等を事前に収集
できるようにする。なお、このようなトランシーバーモ
ードによる通信の際には、呼出番号及びIDコードが送
信される。
【0009】図2は、配送車1が自販機2に対しこうし
たトランシーバーモードによる呼出を行って自販機2か
ら管理データを収集する状況を示す図であり、このよう
な管理データの収集動作は図5のフローチャートに基づ
いて行われる。まず、図5(a)に示す配送車1の動作
から説明する。配送車1が自販機2の設置エリア内に近
づきキー部12の所定キーが操作されると、配送車1の
制御部11は無線送受信部15を介して自販機2へのト
ランシーバー呼出を行う(ステップS1)。こうした自
販機2へのトランシーバー呼出の際には、メモリ14に
記憶されている自販機2の呼出番号,IDコード及び配
送車1のIDコードが自販機2側に送信される。
【0010】自販機2の制御部21ではこの呼出信号を
受けると、その呼出信号に含まれる呼出番号とメモリ2
3に記憶されている自身の番号との一致を比較し、一致
が検出されると、その呼出信号中の各IDコードと、メ
モリ23に記憶されている自身及び配送車1の各IDコ
ードとの一致を確認のうえ応答信号を配送車1側へ無線
信号として送信する。この結果、配送車1の制御部11
では、ステップS2の「自販機応答」を「Y」と判定
し、この場合、自販機2に対し各商品の在庫検出指示及
び釣り銭の残高検出指示等を含む指示データを無線送受
信部15を介し無線信号として送信する(ステップS
3)。自販機2側ではこの指示データを受信して各商品
の在庫検出等を行いその検出結果を配送車1側へ返送す
る。すると、配送車1の制御部11はステップS4の
「自販機からのデータ受信」を「Y」と判定し、受信し
たデータの処理を行い(ステップS5)、処理データを
表示部13に表示する(ステップS6)。
【0011】この結果、表示部13には自販機2の各商
品の在庫状況,各商品の売上情報,釣り銭の蓄積状況及
び故障の有無等の管理データが表示されることから、配
送車1側では事前に自販機2の各商品の在庫状況等を把
握することができ、従って商品の補充が不要の場合は、
配送車1を停止させて自販機2の扉を開け逐一その在庫
状況を調べるといった作業をすることなく、そのまま通
過して次の自販機の在庫確認の作業に移行できるため、
作業がスピーディに効率良く行われ作業効率を大幅に改
善できる。
【0012】図5(b)のフローチャートは、こうした
配送車1の動作に応動する自販機2の動作を示すもので
ある。即ち、配送車1からトランシーバー呼出を受け、
ステップS11で「Y」と判定すると、制御部21は上
述したように無線送受信部22を介し応答信号をトラン
シーバーモードで送信させる(ステップS12)。この
応答信号が配送車1に伝達されることにより、配送車1
から指示データが送信され、ステップS13の判定が
「Y」となると、制御部21は指示データに従った処理
を実行する(ステップS14)。即ち、検出部26を介
し各商品の在庫状況,釣り銭の蓄積状況を入力すると共
に、投入貨幣処理部27で処理された販売商品の売上情
報や図示しない故障検出部で検出された故障データにつ
いても入力し、これらの各データを管理データとして無
線送受信部22を介し配送車1へ返送する(ステップS
15)。
【0013】次に図3は、各自販機に対してトランシー
バー呼出により在庫データ等の管理データを収集する第
2の例を示す図である。この第2の例では、ビル内の例
えば1階,2階,3階にそれぞれ自販機21 (#1),
自販機22 (#2),自販機23 (#3)が配置されて
いるものとする。この場合、配送車1からは2階及び3
階に配置されている自販機22 ,23 に対しては電波が
届かないため、配送車1に最も近くその電波の及ぶ範囲
内にある自販機21 が各自販機22 ,23 の収集した各
管理データと自身の管理データとを配送車1にまとめて
送信するように構成する。なお、配送車1の電波が自販
機21 に届かないような場合は、この間に上述の中継器
3を配置し無線信号を中継させるようにする。
【0014】図6(a)は、図3のようなシステムにお
ける各自販機21 〜23 の管理データの収集動作及び収
集した管理データの配送車1に対する送信動作を示すフ
ローチャートである。即ち、配送車1からトランシーバ
ー呼出がありステップS21の判定が「Y」となると、
自販機21 (#1)は、予めメモリ23に記憶された情
報(呼出番号やIDコード)に基づいて自身が自販機2
1 であることを確認のうえ(ステップS22で
「Y」)、応答信号を配送車1に返送する(ステップS
23)。その後、自販機22 (#2)に対しトランシー
バー呼出を行って管理データの収集指示を行い(ステッ
プS24)、かつステップS40で行われた商品販売処
理の結果である自身の在庫データ等の管理データを収集
する(ステップS25)。
【0015】次に、自販機21 から上述のデータ収集が
指示されると、自販機22 ではステップS26の「収集
指示」を「Y」と判定する。この場合、自身が自販機2
2 (#2)であることを確認のうえ(ステップS2
7)、自販機23 (#3)に対し管理データ収集指示を
行う(ステップS28)と共に、自身の管理データを収
集する(ステップS29)。また、この自販機22 のデ
ータ収集指示により自販機23 ではステップS26の
「収集指示」が「Y」となることから、続くステップS
27の「自販機#2」の「N」を経てステップS30で
自身の管理データを収集する。そして、自販機22 に対
し管理データの送信指示を行う(ステップS31)と共
に、収集した管理データに自身の識別番号(呼出番号)
を付けて自販機22 へ送信する(ステップS32)。
【0016】すると、自販機22 ではステップS33の
「送信指示」の「Y」及びステップS34の「自販機#
2」の「Y」を経て、ステップS35で自販機23 から
送信される管理データを受信する。その後、ステップS
36で自販機21 に対し管理データの送信指示を行い、
かつ自販機23 から受信した管理データと自身が収集し
自身の識別番号(呼出番号)を付した管理データとを自
販機21 へ送信する(ステップS37)。この場合、自
販機21 ではステップS33の「Y」及びステップS3
4の「N」を経てステップS38で自販機22 からの管
理データを受信する。そして自販機22 から受信した管
理データ(即ち、自販機21 ,22 の各管理データ)
と、自身が収集し自身の識別番号(呼出番号)を付した
管理データとをステップS39で配送車1に送信する。
【0017】このように、配送車1からのトランシーバ
ー呼出により管理データ収集要求があると、配送車1に
最も近い位置にある自販機21 が次の自販機22 に対し
てトランシーバー呼出によるデータ収集を指令すること
により順次各自販機にデータ収集指示を伝達し、各自販
機ではその指令に従って管理データを収集して他の自販
機が収集したデータとともに自販機21 側に返送する一
方、自販機21 は各自販機の管理データを入力すると自
身の収集データと併せて配送車1に送信するようにした
ものである。
【0018】次に図6(b)は図6(a)で行われる管
理データ収集処理の詳細な処理動作を示すフローチャー
トである。管理データ収集処理では、図6(a)のステ
ップS40で行われる商品販売処理の結果である各商品
の在庫データをまず収集しメモリ23に記憶する(ステ
ップS41)。次いで売上データ(売上金額)を収集し
てメモリ23に記憶(ステップS42)した後、ステッ
プS43,S45,S47の各ステップで、「在庫切
れ」,「釣り銭切れ」及び「故障」をそれぞれ判断す
る。ここで、在庫切れの場合は在庫切れ情報をメモリ2
3にセットする(ステップS44)。また釣り銭切れの
場合は、釣り銭切れ情報をセットする(ステップS4
6)。さらに故障の場合は、故障情報をセットする(ス
テップS48)。こうしてメモリ23にセットされた検
出情報は、収集した上記の在庫データや売上データとと
もに管理データとして配送車1側に送信される。
【0019】図7は、図3のように配置された各自販機
から管理データを収集する場合の他の動作例を示すフロ
ーチャートである。この例では、各自販機に時計IC3
0を設け、予め指定された配送時間帯になると、各自販
機では一斉に管理データの収集を行い、配送車1に最も
近い位置にある自販機21 では各自販機で収集された管
理データを入力して自身の管理データとともに記憶す
る。そして、配送車1からトランシーバー呼出がある
と、記憶している各自販機の管理データを一括して配送
車1に送信する。
【0020】即ち、各自販機21 〜23 では常時はステ
ップS64に示すような商品販売処理を行っている。こ
こで、時計IC30の時刻が予め設定された配送時間帯
になりステップS52で「Y」となると、各自販機はス
テップS53で上述の管理データ収集処理を行い自身の
管理データを収集する。そして管理データの収集が終了
すると、自身が自販機23 (#3)に該当するか否かを
判断し(ステップS54)、自販機23 である場合は、
自販機22 (#2)に対して送信指示を行い、かつ自身
の収集データ(管理データ)を自販機22 に送信する。
【0021】この送信指示が自販機22 で受信されステ
ップS56の判定が「Y」となると自販機22 では自販
機23 からの収集データを受信する(ステップS5
7)。そして自身が自販機22 (#2)であることを確
認のうえ(ステップS58)、自販機21 に対して送信
指示を行い、かつ自販機23 からの受信データと自身の
収集データを自販機21 へ送信する(ステップS5
9)。この場合、自販機21 ではステップS56の「送
信指示」の「Y」を経てステップS57で自販機22 か
らの収集データを受信する。そして、ステップS58の
「自販機22 (#2)」の「N」を経てステップS60
で自販機22 からの受信データ(即ち、自販機21 ,2
2 の各収集データ)と自身の収集データとをメモリ23
に蓄積する。
【0022】その後、配送車1からトランシーバー呼出
があり、ステップS51の判定が「Y」となると、自身
が自販機21 (#1)であることを確認のうえ(ステッ
プS61)、ステップS62で応答信号を配送車1に返
送する。そしてその後、メモリ23に蓄積されている各
自販機の収集データ及び自身の収集データを配送車1に
送信する(ステップS63)。
【0023】なお、この実施の形態では、配送車1にP
HS無線機能を組み込んでいるが、こうした無線機能を
有する携帯無線端末を別体として配送車1に持ち込み管
理データを収集させるようにしても同様の効果を奏す
る。また、配送車1のメモリ14に自販機の位置情報を
登録すると共に、GPS衛星からの信号を用いて配送車
1の位置を算出し、算出された配送車1の位置とメモリ
14の登録位置情報とに基づいて自動的に自販機に対す
る呼出を行うようにしても良い。
【0024】次に図8は、図3のように配置された各自
販機21 〜23 の他の動作を示すフローチャートであ
り、或自動販売機で商品の売り切れや釣り銭不足が発生
したときに、他の自販機に該当商品や釣り銭がある場合
は、その旨の案内表示を行うことにより利用者の便宜を
図るようにしたものである。即ち、例えば自販機21 で
商品の売り切れまたは釣り銭切れが発生しステップS7
1で「Y」となると、ステップS72では最寄りの自販
機、即ち自販機22へトランシーバー呼出を行う。ここ
で自販機22 が応答してステップS73で「Y」と判定
すると、自販機22 から、自販機21 で不足している自
販機22 の在庫データまたは釣り銭情報を受信する(ス
テップS74)。
【0025】そして、この受信データに基づき、自販機
22 内に商品の在庫が十分あるかまたは釣り銭が十分あ
るかをステップS75で判断し、自販機22 内に在庫ま
たは釣り銭が十分ある場合は、自販機21 では表示部2
9のうち図4(b)に示す表示部29Aには例えば「釣
り銭は2階の自販機をご利用下さい」旨の案内表示を行
うと共に、図4(b)の表示部29Bには釣り銭不足を
示す点滅表示を行う(ステップS76)。また、自販機
22 に該当商品の在庫がある場合は、表示部29Aに例
えば「コーヒーは2階の自販機にあります」旨の案内表
示を行う。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
種の商品を販売すると共に、第1の無線部及び各商品の
在庫状況またはつり銭の有無を検出する検出部を備えた
複数の自動販売機と、第2の無線部及び表示部を備えた
無線装置とからなり、複数の自動販売機のうち無線装置
に最も近い位置の第1の自動販売機は無線装置から呼出
を受けると、自身の在庫状況またはつり銭に関わる管理
データを収集すると共に次位の自動販売機に対して管理
データの収集指示を行うことにより順次後位の自動販売
機に管理データの収集指示を伝達させて各自動販売機に
管理データを収集させる一方、各自動販売機は収集した
自身の管理データを後位の自動販売機の管理データとと
もに前位の自動販売機に送信し、第1の自動販売機は後
位の各自動販売機の管理データを入力すると自身の収集
した管理データと併せて無線装置に送信し表示部に表示
させるとともに、各自動販売機は検出部により自身に商
品の在庫またはつり銭が不足していることを検出した場
合は、近接配置される自動販売機に無線呼出を行ってそ
の自動販売機の管理データを入力し、入力した管理デー
タに基づき近接の自動販売機に商品の在庫またはつり銭
があると判断すると、この近接の自動販売機に商品また
はつり銭がある旨の案内情報を商品またはつり銭が不足
した自動販売機の表示部に表示するようにしたので、例
えばこの無線装置が搭載された配送車側では複数の自動
販売機の在庫状況等の管理データを事前に的確に把握で
き、従って商品の補充の必要がないような自動販売機に
対し逐一配送車を停止させてその在庫状況を調べるとい
った作業をする必要がなく、作業効率を向上できる。ま
た、配送車内の無線装置の電波の及ばない場所に配置さ
れているような自動販売機からも管理データを的確に収
集できる。さらに、自動販売機の利用者はどの自動販売
機に所望の商品があるかを一目瞭然に識別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したシステムを構成する配送車
及び中継器の要部を示すブロック図である。
【図2】 配送車が自動販売機から管理データを収集す
る状況を示す図である。
【図3】 配送車が複数の自動販売機から管理データを
収集する状況を示す図である。
【図4】 自動販売機の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 配送車および自動販売機の各動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 配送車からのトランシーバー呼出に基づく各
自動販売機の管理データ収集動作を示すフローチャート
である。
【図7】 各自動販売機の他の管理データ収集動作を示
すフローチャートである。
【図8】 自動販売機の釣り銭不足時等における案内表
示動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…配送車、21 〜23 …自動販売機(自販機)、3…
中継器、11,21,31…制御部、13,29,33
…表示部、14,23…メモリ、15,22,34…無
線送受信部、AT1〜AT3…アンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−239396(JP,A) 特開 平4−348492(JP,A) 特開 平5−54054(JP,A) 特開 平3−231399(JP,A) 特開 平1−129393(JP,A) 特開 昭63−155288(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 5/00 - 9/10 G07G 1/12 G07D 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種の商品を販売すると共に、第1の無
    線部及び各商品の在庫状況またはつり銭の有無を検出す
    る検出部を備えた複数の自動販売機と、第2の無線部及
    び表示部を備えた無線装置とからなり、前記複数の自動
    販売機のうち無線装置に最も近い位置の第1の自動販売
    機は無線装置から呼出を受けると、自身の前記在庫状況
    またはつり銭に関わる管理データを収集すると共に次位
    の自動販売機に対して管理データの収集指示を行うこと
    により順次後位の自動販売機に管理データの収集指示を
    伝達させて各自動販売機に管理データを収集させる一
    方、各自動販売機は収集した自身の管理データを後位の
    自動販売機の管理データとともに前位の自動販売機に送
    信し、第1の自動販売機は後位の各自動販売機の管理デ
    ータを入力すると自身の収集した管理データと併せて無
    線装置に送信し前記表示部に表示させるとともに、各自
    動販売機は前記検出部により自身に商品の在庫またはつ
    り銭が不足していることを検出した場合は、近接配置さ
    れる自動販売機に無線呼出を行ってその自動販売機の管
    理データを入力し、入力した管理データに基づき近接の
    自動販売機に商品の在庫またはつり銭があると判断する
    と、前記近接の自動販売機に商品またはつり銭がある旨
    の案内情報を商品またはつり銭が不足した自動販売機の
    表示部に表示することを特徴とする自動販売機の管理デ
    ータ収集方法。
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