JP3263228B2 - 防火戸の変形防止構造 - Google Patents

防火戸の変形防止構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防火戸の安全性向上技
術、詳しくは、開口部を開閉するための戸のうち幅方向
の一端に位置する上下向き姿勢の側辺部を上下一対のヒ
ンジを介して固定部に縦軸芯周りに回転自在に支持させ
てある開き戸式の防火戸を対象とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】框に耐熱ガラスを嵌め込み固定した構造
のガラス入り戸の竪框で代表される戸の側辺部を上下一
対のヒンジを介して固定部に支持させてある開き戸式の
防火戸では、ヒンジの形式としてフロアヒンジやピボッ
トヒンジを採用することにより、ヒンジを目立ちにくい
形状、大きさに構成させるとともに、そのヒンジを目立
ちにくい状態に配置させて防火戸の体裁を良好なものに
できるといった設計上の利点を有する。
【0003】このような利点を有する防火戸では、戸の
側辺部の上下両端部が固定部にヒンジを介して戸面外方
向で位置固定されるが、側辺部の上下中央部が開口周部
を形成する竪枠などの固定部に対して戸面外方向に変位
可能なルーズな状態にあるから、火災発生に伴い加熱さ
れて膨張するとき、戸の側辺部が上下中央部を戸面外方
向に張り出すように弓状に熱変形する。このような側辺
部の熱変形は、側辺部が幅の小さい竪框からなるガラス
入りの戸において大きく発生し易い。
【0004】そして、側辺部が弓状に熱変形すると、側
辺部と、竪枠など開口周部の周辺部との隙間の戸面外方
向の長さが小さくなって、隙間が煙や火炎を通しやすい
ものになり、火災時に煙や火炎がその隙間から漏れ出す
という所期の防火性能低下を招来する。特に、ガラス入
り戸では、耐熱ガラスがほとんど熱変形しないから、竪
框と耐熱ガラスとの間にこじれが発生し、その結果、竪
框の熱変形が大きいと耐熱ガラスに局所的に大きな応力
が集中して耐熱ガラスが割れ易くなる。この耐熱ガラス
の割れが発生すると、防火戸としての用をなさなくなっ
てしまう。
【0005】そこで、従来では、図8に示すように、ガ
ラス入り防火戸において、竪框5Aに複数の突起16を
上下方向に間隔を隔てて取り付け、開口周部を形成する
竪枠2に、戸の閉じ動作に伴って前記突起16を可逆的
に嵌め込ませる穴17を形成し、この両者の嵌め込み状
態での突起16の穴17の側面への当たりにより、竪框
5Aの熱変形に伴う竪框中央部分の竪枠2に対する戸面
外方向への変位を阻止して、竪框5Aの弓状への熱変形
を防止するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、竪框の熱変形を防止して、竪框と竪枠
との隙間が煙や火炎を通し易いものになることは防止で
きる、つまり、竪框の熱変形に起因した防火性能低下を
防止できるものの、隙間自体が煙や火炎を通しにくいも
のに改善されたわけではないから、それ以上の防火性能
の向上は望めるものではなかった。しかも、変形防止用
の穴は、竪枠に穴明け加工を行うという簡単な工程を追
加することにより、竪枠の製作の一環として竪枠に形成
することができるものの、変形防止用の突起は、竪框と
は別の部品であるから、突起を竪框の製作作業に組み込
んで製作することができずに、竪框の製作作業とは全く
異なる突起製作作業で別途必要となり、その結果、突起
を竪框にボルトなどで取り付ける必要があることも相乗
して、防火性能維持のために大幅なコストアップを招来
していた。
【0007】本発明の目的は、ガラス入り戸の竪框など
側辺部の熱変形に起因した防火性能低下を防止するのみ
ならず、防火性能を一層向上し、しかも、安価にそれを
実現できる防火戸の変形防止構造を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明による
防火戸の変形防止構造の特徴は、前記開口周部のうちの
前記側辺部に対応する周辺部、及び、前記側辺部のいず
れか一方に、戸面内方向で他方に向かって突出する突起
部をその一方の全長又はほぼ全長にわたる状態に一体に
形成し、前記周辺部及び側辺部のいずれか他方に、戸の
閉じ動作に伴って戸面内方向から前記突起部を可逆的に
嵌め込ませる溝部を一体に形成してあるとともに、前記
戸を閉じた状態で、前記突起部及び溝部を、前記側辺部
の厚み方向の中央部よりも、前記縦軸芯から遠い側に配
置してある点にある。
【0009】本発明の第2発明による防火戸の変形防止
構造の特徴は、上記第1発明において、戸が框に耐熱ガ
ラスを嵌め込み固定した構造のものである点にある。
【0010】本発明の第3発明による防火戸の変形防止
構造の特徴は、上記第2発明において、側辺部を形成す
る竪框が、突起部又は溝部を有する横断面形状に成形さ
れた金属製のサッシュバーを主体として構成され、周辺
部が、溝部又は突起部を有する横断面形状に成形された
金属製のサッシュバーを主体とする竪枠から構成されて
いる点にある。
【0011】
【作用】第1発明によれば、側辺部と周辺部との一方に
形成した突起部が戸の閉じ動作に伴い他方に形成の溝部
に可逆的に嵌まり込むように構成してあるから、戸の所
期の開閉を自由に行わせながらも、特別な操作を行うこ
となく、火災発生時における側辺部の弓状への熱変形
(図5参照)を防止できる。つまり、火災発生に伴い側
辺部が弓状に熱変形しようとするが、溝部への嵌め込み
状態にある突起部が溝部形成部に当たって、側辺部の熱
変形に伴う突起部と溝部との戸面外方向での相対移動が
阻止されことにより、側辺部全体の周辺部に対する戸面
外方向での変位が阻止され、側辺部の弓状への熱変形が
防止される。
【0012】そして、突起部の溝部への嵌まり込みによ
り、煙や火炎の漏れだし通路となる側辺部と周辺部との
隙間の横断面形状が屈曲したラビリンス状となって、隙
間が煙や火炎を通しにくいものになるのであって、突起
部を側辺部及び周辺部の一方の全長又はほぼ全長にわた
るものに構成することにより、隙間をその全長又はほぼ
全長においてラビリンス状に形成させてあるから、隙間
を通しての煙や火炎の漏れだしが非常に困難なものにで
きる。つまり、側辺部の熱変形を防止する構造により、
熱変形の防止と同時に、煙や火炎の漏れだしを困難にす
る煙返し性能を向上することができる。
【0013】しかも、突起部を側辺部及び周辺部の一方
の全長又はほぼ全長にわたるものに構成して、側辺部及
び周辺部を、横断面形状がそれらの全長又はほぼ全長に
わたって等しいものにしてあるから、側辺部及び周辺部
を、スチールやアルミニウムなどの金属製サッシュバー
を主体として構成する場合には、ロール成形や押し出し
成形により金属製サッシュバーを製作する際、金属製サ
ッシュバーの横断面形状を改良することにより、突起部
付きサッシュバー及び溝部付きサッシュバーとして製作
することができる。換言すれば、側辺部や周辺部の製作
の一環として突起部及び溝部を製作することができる。
【0014】上記第2発明によれば、竪框が幅が狭くて
熱変形し易いものでありながらも、その竪框の熱変形を
防止して、竪框と周辺部との隙間を、煙や火炎が通過し
にくいものにできるのみならず、竪框により耐熱ガラス
に局所的に応力を集中させることを防止して、耐熱ガラ
スの割れを防止できる。
【0015】上記第3発明によれば、竪框を突起部又は
溝部付きのものとして製作でき、周辺部を構成する竪枠
を溝部又は突起部付きのものとして製作でき、突起部の
別途製作が不要である。
【0016】
【発明の効果】従って本発明によれば、竪框などの側辺
部の熱変形に起因した防火性能低下を回避できるのみな
らず、より一層防火性能を優れたものにでき、しかも、
安価に実施し易く、特に、請求項2記載のように、戸が
ガラス入りのものである防火戸を対象とする場合に有用
な防火戸の変形防止構造を提供できるようになった。
【0017】特に請求項3記載のようにすれば、安価に
実施することができる。
【0018】
【実施例】防火戸は、図1〜図3に示すように、外開き
の開き戸式のものであって、耐火性の壁Wに形成された
開口部Aの幅方向に並置する2枚の戸1を有する両開き
戸形式のものである。
【0019】前記開口部Aの周部のうち幅方向の両端に
位置する周辺部2及び上辺部3は、それぞれ壁Wに固定
した竪枠及び上枠から形成され、下辺部4は、床FLに
固定した下枠から形成されている。
【0020】戸1のそれぞれは、框に耐熱ガラスGを嵌
め込み固定した構造のものであり、框のうち幅方向の一
端側に位置する、つまり、開口部Aの竪枠2に対応する
側辺部5Aを形成する一方の竪框は、上下一対のヒンジ
6を介して固定部に縦軸芯a周りに回転自在に支持され
ている。他方の竪框、つまり、召し合わせ竪框5Bに
は、それぞれ両召し合わせ竪框5B間の隙間を塞ぐ召し
合わせ定規縁7が形成されている。そして、両戸1は、
それぞれ上下の上げ落とし金物(図示せず)で召し合わ
せ竪框5Bの上下両端を上枠3及び下枠4に固定するこ
とにより閉塞姿勢に固定可能に構成され、通常は、内側
に位置する召し合わせ定規縁7を有する戸1を閉塞姿勢
に固定し、外側に位置する召し合わせ定規縁7を有する
戸1を開閉する状態で使用される。
【0021】前記ヒンジ6は、持ち出し式のピボットヒ
ンジであり、上のヒンジ6は、上枠3を固定部として竪
框5Aを支持し、下のヒンジ6は、下枠4を固定部とし
て竪框5Aを支持するものである。
【0022】そして、防火戸は、戸1のうちヒンジ6を
介して固定部に支持される、つまり、吊り元側の竪框5
Aの変形、詳しくは、熱変形を防止する変形防止手段を
備えている。前記変形防止手段は、図4にも示すよう
に、竪框5Aに、戸面内方向でその竪框5Aに対応する
竪枠2側に向かって突出する板状の突起部8を、竪框5
Aの全長にわたる状態に形成し、竪枠2に、戸1の閉じ
動作に伴って戸面外方向から前記突起部8を可逆的に嵌
め込ませる溝部9を形成し、戸1が閉じて突起部8が溝
部9に嵌まり込んだ状態において、突起部8が溝部9の
側面に当接することにより、上下中間部を竪枠2に対し
て戸面外方向に変位させる弓状への熱変形を防止するよ
うに構成されている。前記溝部9の幅wは、戸1の回転
に伴う突起部8の嵌め込み及び抜け出しを許容する範囲
内で可及的に小さいことが好ましい。つまり、突起部8
が溝部9の側面に当たるまで竪框5Aが熱変形すること
になるが、この不可避的な突起部8の溝部9の側面に当
たるまでの竪框5Aの熱変形を可及的に小さく抑えるた
めである。
【0023】前記竪枠2は、溝部9及び戸当たり10を
有する横断面形状に成形されたスチール製のサッシュバ
ーS1を主体とし、それにスチール製の補強板S2を固
着した構造のものであり、吊り元側の竪框5Aは、前記
突起部8を有する横断面形状に成形されたスチール製の
サッシュバーS3を主体とし、それにスチール製の補強
板S4を固着し、サッシュバーS3とでガラス嵌め込み
部を形成するガラス押さえFをボルトを介してサッシュ
バーS3に装着した構造のものである。つまり、溝部9
は竪枠2に一体に形成され、突起部8は竪框5Aに一体
に形成されている。また、上枠3、下枠4もスチール製
のサッシュバーを主体として構成され、戸1の上下の横
框5C及び召し合わせ竪框5Bも、同様にそれぞれスチ
ール製のサッシュバーS5を主体とし、それに補強板S
6を固着し、サッシュバーS5とでガラス嵌め込み部を
形成するガラス押さえFをボルトを介してサッシュバー
S5に装着した構造のものである。
【0024】前記框への耐熱ガラスGの固定手段は、下
の横框5Cに耐熱ガラスGを支持させるセッテングブロ
ックSBを設け、框と嵌め込んだ耐熱ガラスGとの間に
装填された状態で耐熱ガラスGを框に固定する耐火性の
固定材FMを設けて構成されている 11は上枠3に形成した戸当たりであり、12は、戸1
を閉じた状態において召し合わせ竪框5Bの上下中間部
同士を連結並びに連結解除自在で、連結状態において戸
1の開き動作を阻止する錠であり、13は、二つの戸1
のうち外側(開き側)に位置する召し合わせ定規縁7を
有する一方の戸1、他方の戸1の順序で開き、他方の戸
1、一方の戸1の順序で閉じるように二つの戸1の開閉
順序を規制する順位調整器であり、その順位調整機能を
解除可能なものである。
【0025】上記の構成によれば、吊り元側の竪框5A
の上下両端は、ヒンジ6により竪枠2に対して戸面外方
向で位置固定されているが、上下の中間は、竪枠2に対
して戸面外方向に変位自由なルーズな状態にあるから、
火災発生に伴う加熱された場合、図5の(イ)に示す正
常な状態から図5の(ロ)に示すように、竪框5Aは竪
枠2に対して弓状に熱変形しようとするが、溝部9に嵌
まり込んだ突起部8が溝部9の側面に当接することで、
竪框5Aの弓状への熱変形が全長において阻止され、そ
の結果、煙や火炎の漏れだし通路となる竪框5Aと竪枠
2との隙間D1の長さ(内外方向の長さ)が隙間D1の
全長(上下方向の長さ)にわたって設定値以上に維持さ
れ、隙間D1から煙や火炎が漏れだしやすくなることが
阻止される。
【0026】しかも、突起部8の溝部9への嵌まり込み
により、全長において隙間D1が横断面形状で屈折した
ラビリンス状となるから、隙間D1を、煙や火炎の漏れ
だしの少ないもの、つまり、煙返し性能を有するものに
できる。
【0027】また、召し合わせ竪框5Bも、上下両端を
上げ落とし金物で戸面外方向で位置固定され、上下中間
が戸面外方向で位置変更可能な状態にあることから、加
熱に伴い弓状に熱変形するが、このとき、上下の中間が
錠12で連結されていることと、両召し合わせ定規縁7
が召し合わせ竪框5Bに当接することとにより、両召し
合わせ竪框5Bが一体に熱変形することになって、両召
し合わせ竪框5B同士の戸面外方向の相対変位がないか
ら、両召し合わせ竪框5Bの隙間D2の横断面形状を全
長において変形させることがなく、召し合わせ定規縁7
で隙間D2を蓋する状態を維持でき、召し合わせ竪框5
Bの変形にかかわらず、隙間D2を通しての煙や火炎の
漏れだしを防止できる。
【0028】〔別実施例〕上記実施例では、戸1の竪
框、つまり、側辺部5Aに突起部8を形成し、竪枠、つ
まり、周辺部2に溝部9を形成したが、本発明は、図6
に示すように、竪框などの側辺部5Aに溝部9を、か
つ、竪枠などの周辺部2に突起部8を形成して実施して
も良い。
【0029】上記実施例では、ガラス入りの戸1を有す
る防火戸を示したが、防火戸は、図7に示すように、桟
14に鏡板15を張った構造のものであっても良い。
【0030】上記実施例では、スチール製のサッシュバ
ーを示したが、サッシュバーは、アルミニウム製のもの
であっても良い。そして、一般に、スチール製の場合ロ
ール成形で製作し、アルミニウム製の場合押し出し成形
で製作する。
【0031】上記実施例では、両開き形式の防火戸を示
したが、本発明は、戸1が一枚の開き戸式の防火戸にも
適用することができる。
【0032】上記実施例では、ヒンジ6としてピボット
ヒンジを示したが、ヒンジ6の形式、構造は適宜変更可
能である。
【0033】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】防火戸の正面図
【図2】拡大縦断側面図
【図3】拡大横断平面図
【図4】要部の拡大斜視図
【図5】竪框の熱変形の仕方を示す概略側面図
【図6】別実施例を示す要部の拡大横断平面図
【図7】別実施例を示す戸の切り欠き斜視図
【図8】従来技術を示す要部の拡大横断平面図
【符号の説明】
A 開口部 1 戸 2 周辺部 5A 側辺部 6 ヒンジ a 縦軸芯 8 突起部 9 溝部 G 耐熱ガラス S1 サッシュバー S3 サッシュバー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部(A)を開閉するための戸(1)
    のうち幅方向の一端に位置する上下向き姿勢の側辺部
    (5A)を上下一対のヒンジ(6)を介して固定部に縦
    軸芯(a)周りに回転自在に支持させてある開き戸式の
    防火戸において、前記開口周部のうちの前記側辺部(5
    A)に対応する周辺部(2)、及び、前記側辺部(5
    A)のいずれか一方に、戸面内方向で他方に向かって突
    出する突起部(8)をその一方の全長又はほぼ全長にわ
    たる状態に一体に形成し、前記周辺部(2)及び側辺部
    (5A)のいずれか他方に、戸(1)の閉じ動作に伴っ
    て戸面内方向から前記突起部(8)を可逆的に嵌め込ま
    せる溝部(9)を一体に形成してあるとともに、 前記戸(1)を閉じた状態で、前記突起部(8)及び溝
    部(9)を、前記側辺部(5A)の厚み方向の中央部よ
    りも、前記縦軸芯(a)から遠い側に配置してある 防火
    戸の変形防止構造。
  2. 【請求項2】 戸(1)が框に耐熱ガラス(G)を嵌め
    込み固定した構造のものである請求項1記載の防火戸の
    変形防止構造。
  3. 【請求項3】 側辺部(5A)を形成する竪框が、突起
    部(8)又は溝部(9)を有する横断面形状に成形され
    た金属製のサッシュバー(S3)を主体として構成さ
    れ、周辺部(2)が、溝部(9)又は突起部(8)を有
    する横断面形状に成形された金属製のサッシュバー(S
    1)を主体とする竪枠から構成されている請求項2記載
    の防火戸の変形防止構造。
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