JP3263049B2 - ケーソン製造及び運搬装置並びにその方法 - Google Patents

ケーソン製造及び運搬装置並びにその方法

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JP3263049B2
JP3263049B2 JP25140799A JP25140799A JP3263049B2 JP 3263049 B2 JP3263049 B2 JP 3263049B2 JP 25140799 A JP25140799 A JP 25140799A JP 25140799 A JP25140799 A JP 25140799A JP 3263049 B2 JP3263049 B2 JP 3263049B2
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遠 杓 李
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D23/00Caissons; Construction or placing of caissons
    • E02D23/02Caissons able to be floated on water and to be lowered into water in situ
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D23/00Caissons; Construction or placing of caissons
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケーソン(cais
son)製造及び運搬装置並びに方法に関し、特に、ケ
ーソンをキャスティングベッドで製造し、要求される作
業場、又は設置場所へ運搬する作業が連続ラインアップ
作業によってなされて空間を少なく占め、施設が減って
作業効率を向上させるばかりでなく、建設期間と費用を
減少させることができる装置及び方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】大型港湾建設作業においては、普通、鉄
筋−補強コンクリートからなった数百、若しくは数千の
ケーソンを個別に設けて波止場が建設される。
【0003】しかし、ケーソンは例えば、1,200ト
ンでとても重く、また、例えば、幅7.4m、長さ13
m、高さ19.5mで非常に大きいため、そのようなケ
ーソンを製造及び運搬することは容易でない。特に、ケ
ーソンを運搬するためには莫大な補助装備及び運搬道具
が要求される。
【0004】ケーソンを製造及び運搬するための従来の
装置は、図1及び図2に示すようにケーソン2を個々に
形成するための複数の製造ユニット1と、ケーソンを運
搬するための複数の運搬キャリッジ3と、運搬キャリッ
ジを移動させるためのレーリングシステム4と、要求さ
れる設置場所にケーソンを進水させるための進水ユニッ
ト(図示しない)とを備えている。各製造ユニット1は
ケーソンの外壁を形成するための外壁縁と、ケーソン内
に大きい孔を形成するための複数の内壁縁と、外壁縁及
び内壁縁を連結して支持するための複数の連結部材とか
らなった製造フレームを備える。レーリングシステム4
は各製造ユニットから進水ユニットへキャリッジを運搬
するための前向きレールと、進水ユニットのキャリッジ
からケーソンを荷役した後、製造ユニットへキャリッジ
を復帰させるための復帰レールとを備える。
【0005】上記の装置において、各製造ユニット1は
一度に一つずつのケーソンを製造する。ケーソン2が製
造ユニット1内の運搬キャリッジ3上に形成された後、
キャリッジ3はクレーン(図示しない)によってレーリ
ングシステム2へ移動される。次に、キャリッジ3は前
向きレールによって進水ユニットへ移動され、進水ユニ
ットからケーソン2を荷役した後、復帰レールによって
製造ユニット1に戻される。
【0006】上記言及された従来の装置の蔭で、ケーソ
ンの生産性は大きく向上されてきた。しかし、この装置
はケーソンを製造するために大きい空間を必要とする多
数の製造ユニットと、また、キャリッジを復帰させるた
めに長い個別レーリングシステムを使用するため、設備
費用が増加してきた。なお、ケーソン製造作業の各々の
製造ユニットで独立的になされるため、運搬道具の数は
増加され、また、作業効率は減少されて建設期間及び費
用が増加してきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はキャ
スティングベッド内でのケーソン製造と、必要な作業、
或は設置場所へケーソンを運搬する作業が、小さい空間
及び減った設備を要求する連続ラインアップ作業により
なされて作業効率を増加させ、そのようにして建設期間
及び費用を減少させる装置及びその方法を提供すること
を目的とする。
【0008】本発明の他の目的は、ケーソンが必要な作
業、或は設置場所へ運搬された後、ケーソン運搬手段が
上記言及された従来の装置のように長い個別レーリング
システムを使用することなく要求される位置へ容易に復
帰できる装置及びその方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるケーソン製造及び運搬装置は、
ケーソン用ベーススラブ(base slab)を形成
するための第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形
成する第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケー
ソンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部
をエポキシ樹脂で塗布する第3の作業場を備えたキャス
ティングベッドと;キャスティングベッド内に設けられ
た少なくとも一つ以上の長さ方向の溝(trough)
と;キャスティングベッドの上部面と共にベーススラブ
を形成するために第1の作業場に位置した溝の内側及び
近傍に設けられたベーススラブ縁手段と;ベーススラブ
上に壁体を形成するために第2の作業場に設けられる壁
体製造フレームと;ケーソン、又はベーススラブを容易
に運搬するようにケーソン、又はベーススラブを浮 揚さ
せるために上記溝内で移動可能に設けられる浮揚手段
と;浮揚手段によって浮揚されたケーソン、又はベース
スラブを運搬する手段とを含み、また、ベーススラブ縁
手段は溝内に位置する湾曲部と、第1の作業場内に設け
られるキャスティングベッドの上面と共にベーススラブ
の底を形成するために湾曲部内に位置する下側縁(so
ffit form)と、ベーススラブの外壁シート材
(sheeting)を形成するようにした内面を有す
るキャスティングベッド上に位置する複数のブロックを
含む。下側縁は溝の湾曲部内で所定の幅と間隔として位
置した傾斜板を上部に有する複数の傾斜支持部と、キャ
スティングベッドの上面と共にベーススラブの底を形成
する縁として役割をするように溝の幅と同一な幅を有す
る上部パネルと、傾斜支持部材の傾斜面に該当する傾斜
面を有する上部パネルの下端に固定されて設けられた複
数の傾斜スライディング部と、上部パネルのスライディ
ング部のうち一つにヒンジ結合されたピストンロッド
(rod)を有する湾曲部の壁に設けられる油圧ジャッ
クとから構成される。
【0010】ケーソン、又はベーススラブを浮揚させる
ための浮揚手段は液体通路を有し、ケーソン、又はベー
ススラブを置くための浮揚パネルと、液体を浮揚パネル
の液体通路から流動させるように入口を備えた浮揚パネ
ルの下に設けられる複数のリング型チューブと、各リン
グ型チューブの中央に設けられる中央着地(landi
ng)パッドとリング型チューブとの間の空間に設けら
れる角着地パッドとを備え、リング型チューブが押され
て破れないようにリング型チューブを保護するためのチ
ューブ保護部材と、浮揚パネルの液体通路から液体を流
動させるためのパイプラインと、パイプラインを介して
液体を供給させるためのポンプとを含む。
【0011】浮揚手段によって浮揚されたケーソン、又
はベーススラブを運搬するための手段はケーソン、又は
ベーススラブを押すための油圧ジャック、油圧ジャック
を支えるための棒及びキャスティングベッド内で所定の
間隔と深さとして形成され、棒を挿入して支持するため
の複数の孔を含む。
【0012】壁体製造フレームはベーススラブ上に壁体
を形成するためのスリップ縁(slip form)
と、鉄筋フレーム構造とコンクリート作業を遂行するた
めにスリップ縁の上端に設けられる作業デック、所定の
速度でスリップ縁を持ち上げるための複数の油圧ジャッ
ク、鉄筋フレーム及びコンクリートモルタルを臨時保管
し、それを作業デックに供給するスリップ縁上に設けら
れる上部デック、上部デックへ鉄筋フレームとコンクリ
ートモルタルを運搬するための複数の電気ホイスト(h
oist)及び気候に関係なく鉄筋フレーム構造及びコ
ンクリート作業ができ、ケーソンのコンクリート壁が雨
と日光とによって損なわれないように保護するために複
数のロッドにより支持される保護ルーフを含む。
【0013】本発明による装置は、要求される設置場所
へケーソンを運搬させるための浮揚ドックをさらに含
み、上記浮揚ドックはキャスティングベッドの溝と合せ
られ、浮揚ドックがケーソンを積載するためにケーソン
進水場に碇泊(固定)する時、浮揚手段を収容できる溝
を有したシティング(sitting)ベッドと、シテ
ィングベッド上の溝に沿って所定の間隔及び深さとして
形成され、ケーソン運搬手段の棒を挿入して支持するた
めの複数の孔とを含む。
【0014】浮揚ドックは要求される設置場所へケーソ
ンを進水させた後、ドック進水場へ浮揚ドックを移動さ
せるために浮揚ドックとキャスティングベッドとの間を
連結する前向きワイヤと、前向きワイヤを巻くための前
向きウインチを備えた前向きウインチングシステムと;
ケーソンを浮揚ドックへ移動させた後、要求される設置
場所へ浮揚ドックを移動させるために浮揚ドックと要求
される設置場所に位置するアンカー(anchor)と
の間を連結する後向きワイヤと、後向きワイヤを巻くた
めの後向きウインチを備えた後向きウインチングシステ
ムとを含む浮揚ドック移動手段をさらに含む。
【0015】また、浮揚ドックは浮揚ドックの一方に設
けられたレベル制御空間と、要求される設置場所へケー
ソンがスライディングされるように所定の角度で浮揚ド
ックを傾けるために海水でレベル制御空間を満たすため
のポンプとを備えた浮揚ドック傾け手段をさらに含む。
【0016】なお、本発明の装置はケーソン、又はベー
ススラブが運搬された後、要求される位置へ浮揚手段を
復帰させるための手段を含む。上記復帰手段は浮揚パネ
ルの背面に設けられた牽引バー(towing ba
r)と、牽引バーとして連結されたワイヤと、ワイヤの
上向き及び下向きレベルと水平方向を制御するための垂
直/水平滑車と、キャスティングベッドの一方に位置し
たワイヤを巻くためのウインチとを含む。
【0017】本発明により、ケーソン用ベーススラブを
形成するための第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体
を形成するための第2の作業場と、第2の作業場で形成
されたケーソンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケー
ソンの一部に防水材を塗布する第3の作業場とを備えた
キャスティングベッドと;上記キャスティングベッド内
に設けられた少なくとも一つ以上の長さ方向の溝と;上
記キャスティングベッドの上部面と共にベーススラブを
形成するために第1の作業場内にある上記溝の内側及び
近傍に設けられるベーススラブ縁手段と;ベーススラブ
上に壁体を形成するために第2の作業場に設けられる壁
体製造手段と;ケーソン、又はベーススラブを容易に運
搬するようにケーソン、又はベーススラブを浮揚させる
ために上記溝内で移動可能に設けられる浮揚手段と;浮
揚手段によって浮揚されたケーソン、又はベーススラブ
を要求される位置へ運搬するための手段とを含むケーソ
ン製造及び運搬装置での利用のためのケーソン製造及び
運搬方法が提供され、第1の作業場でケーソンのベース
スラブを製造するベーススラブ製造段階と;浮揚手段及
び運搬手段を用いて第2の作業場へベーススラブを運搬
する第1の運搬段階と;第2の作業場でベーススラブ上
に壁体を製造する壁体製造段階と;浮揚手段及び運搬手
段を使用して第3の作業場へ製造されたケーソンを運搬
する第2の運搬段階と;第2の作業場で形成されたケー
ソンを硬化させ、ケーソンの一部を腐蝕防止のためにエ
ポキシ樹脂で塗布する硬化及び塗布段階とを含み、ま
た、ベーススラブ製造段階は上部パネルの上部面がキャ
スティングベッドの上部面と高さが合うようにするため
に油圧ジャックを使用して下側縁の上部パネルを持 ち上
げることと;持ち上げられた下側縁の上部パネルとキャ
スティングベッドとの間のギャップをシーリングするこ
とと;キャスティングベッドの上部面と下側縁の上部パ
ネル上にポリエチレン及びビニール樹脂シートを覆うこ
とと;ベーススラブの外壁シート材を形成するためにキ
ャスティングベッド及び下側縁の上部パネル上にブロッ
クを設けることとを含む。
【0018】第1の運搬段階は、ベーススラブのコンク
リートモルタルが硬化された後、ベーススラブからブロ
ックを分離させることと;第1の作業場の溝へ浮揚手段
が自由に行くように油圧ジャックを用いて下側縁の上部
パネルを下降することと;浮揚パネルの下に位置する複
数のリング型チューブに液体を供給してベーススラブを
浮揚させることと;油圧ジャック及び油圧ジャックを支
えるための棒を操作して第2の作業場へベーススラブを
運搬することとを含む。
【0019】壁体製造段階はベーススラブ上にスリップ
縁を設けることと;鉄筋フレーム構造及びコンクリート
作業を遂行することと;スリップ縁内のスタートコンク
リートモルタルが硬化された後、複数の油圧ジャックを
用いて所定の速度でスリップ縁を持ち上げることと;鉄
筋フレーム構造及びコンクリート作業をケーソンが完成
されるまで繰り返すこととを含む。スリップ縁はケーソ
ンの外壁を形成するための外壁縁と、ケーソン内で大き
い孔を形成するための複数の内壁縁と、外壁縁と内壁縁
を連結支持するための複数の連結部材とを含む。
【0020】第2の運搬段階はエンドコンクリートモル
タルが硬化された後、ケーソンからスリップ縁を分離さ
せることと、浮揚パネルの下に位置した複数のリング型
チューブに液体を供給してケーソンを浮揚させること
と、油圧ジャック及び油圧ジャックを支えるための棒を
操作して第3の作業場へケーソンを運搬させることとを
含む。
【0021】本発明による方法は、浮揚手段及び運搬手
段を用いて浮揚ドックにケーソンを積載することと、ウ
インチを用いてアンカーと連結されたワイヤを巻いて要
求される設置場所へケーソンが積載された浮揚ドックを
移動させることと、要求される設置場所へケーソンがス
ライディングされるように浮揚ドックを傾けるために海
水で浮揚ドックの一方に位置したレベル制御空間を満た
すことにより、要求される設置場所へケーソンを進水さ
せることとを含み、浮揚ドックはワイヤを用いて一方は
キャスティングベッドに、そして、他方は要求される設
置場所のアンカーと連結されてキャスティングベッドの
溝と合せられ、浮揚ドックがケーソンを積載する時、浮
揚手段を収容できる溝を有したシティングベッドを含
む。
【0022】なお、本発明による方法は、ケーソン、又
はベーススラブが運搬された後、浮揚手段を復帰させる
ための手段を用いて要求される位置へ浮揚手段を復帰さ
せる段階を含む。復帰手段は浮揚パネルの背面に設けら
れた牽引バーと、牽引バーとして連結されたワイヤと、
ワイヤの上向き及び下向きレベルと水平方向を制御する
ための垂直/水平滑車と、キャスティングベッドの一方
に位置したワイヤを巻くためのウインチとを含む。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施例)図2及び図3に示すよ
うに、本願発明の実施例によるケーソン製造及び運搬装
置はベーススラブ210を形成するための第1の作業場
100Aと、既に形成されたベーススラブ210上に壁
体を形成するための第2の作業場100Bと、第2の作
業場100Bから形成されたケーソンを硬化させ、腐蝕
を防止するためにエポキシ樹脂でケーソン200の一部
を塗布する第3の作業場100Cとを備えたキャスティ
ングベッド100を含む。キャスティングベッド100
はキャスティングベッド100の一端部から海の方へそ
れぞれ延長され、所定の間隔で互いに分離された第1及
び第2の長さ方向の溝110及び110′を有する。
【0024】キャスティングベッド100の第1の作業
場100Aには該当する第1及び第2の溝110、11
0′内に各々位置する湾曲部120と、図8及び図9に
図示された第1の作業場100Aに位置したキャスティ
ングベッド100の上部面と共にベーススラブ210の
底を形成するように該当湾曲部120に各々位置する下
側縁10、10′及びベーススラブ210の外壁シート
材を形成するようになった内面を有するキャスティング
ベッド100上に設けられる複数のブロック(図示しな
い)を含むベーススラブ縁とがある。
【0025】それぞれの下側縁10、10′は上部に傾
斜面を各々有し、溝110の湾曲部120で所定の幅と
間隔として設けられる複数の傾斜支持部材12、1
2′、12″、12″′と、ベーススラブ210の底を
形成するための縁として役割をするように溝110の幅
と同一な幅を有する上部パネル13と、傾斜支持部材1
2、12′、12″、12″′の傾斜面に一致する傾斜
面を各々有する上部パネル13の底に固定設置される複
数の傾斜スライディング部材14、14′、14″、1
4″′と、上部パネル13のスライディング部材14に
ヒンジとして連結されたピストンロッドを有する湾曲部
120の壁に設けられる油圧ジャック15とから構成さ
れる。ここでは、それぞれの下側縁10、10′が同一
な構造を有するため、一つの下側縁に対してのみ言及さ
れる。
【0026】スライディング部材のうち一つ14がヒン
ジとして連結された油圧ジャック15のピストンロッド
によって押し付けられ、上向きへ支持部材12の傾斜面
に沿ってスライディングされる時、他のスライディング
部材14、14′、14″、14″′もやはり上部パネ
ル13を用いて支持部材12、12′、12″、 1
2″′の傾斜面に沿って各々上向きにスライディングさ
れる。それで、図9に示すように、上部パネル13はキ
ャスティングベッド100の上部面と共にベーススラブ
210の底を形成するための縁として役割をするように
した位置から持ち上げられる。そのようにした後、各下
側縁10、10′の上部パネル13とキャスティングベ
ッド100との間のギャップはシーリングされる。ま
た、ベーススラブ210の下側シート材を形成するよう
にキャスティングベッド100の上部面と各下側縁1
0、10′の上部パネル13上にポリエチレン及びビニ
ール樹脂シートが覆われ、ベーススラブ210の外壁シ
ート材を形成するようにブロックが上部に置かれる。
【0027】スライディング部材のうち一つ14がヒン
ジとして連結された油圧ジャック15のピストンロッド
によって引き寄せられ、下向きに支持部材12の傾斜面
に沿ってスライディングされる時、スライディング部材
14、14′、14″、14″′もやはり上部パネル1
3により下向きに支持部材12′、12″、12″′の
傾斜面に沿って各々スライディングする。そのようにし
て、図8に示すように、上部パネル13は浮揚手段3
0、30′がキャスティングベッド100の溝110、
110′を介して自由に通過するように上部パネル13
が湾曲部120に挿入される位置まで下降する。
【0028】本発明による装置は、図10、及び図11
(a)、(b)に示すように、ケーソン200、又はベ
ーススラブ210を容易に移動するように浮揚させるた
めに、該当溝110、110′に各々移動可能に設けら
れる浮揚手段30、30′をさらに含む。
【0029】ケーソン200及びベーススラブ210を
浮揚させるためのそれぞれの浮揚手段30、30′は液
体通路33Aを備え、ケーソン200、又はベーススラ
ブ210を積載するための浮揚パネル33と、浮揚パネ
ル33の液体通路33Aから液体である海水を流動させ
るための入口31を各々備え、浮揚パネル33下に設け
られる複数のリング型チューブ32と、それぞれのリン
グ型チューブ32の中央に設けられた中央着地パッド3
7及びリング型チューブ32の間の空間に設けられた角
着地パッド38を含み、リング型チューブ32が破れな
いように保護するチューブ保護部材36と、浮揚パネル
33の液体通路33A内から海水を流動させるためのパ
イプライン34と、パイプライン34を介して貯水池
(図示しない)の海水を供給するためのポンプ35とを
含む。
【0030】図11(a)に示すように、浮揚手段3
0、30′がケーソン、又はベーススラブ210下へ移
動され、荷重はチューブ保護部材36上で堅固に支持さ
れる。
【0031】ポンプ35によって高い圧力、例えば、
6.54Kg/cm2で海水が浮揚手段30、30′内にポ
ンピングされる時、浮揚手段30、30′のリング型チ
ューブ32は膨脹しながら、溝110、110′の床
面、又は下側縁10、10′の上部パネル13の上部面
に対して気密を作るようになる。この時、海水の一部が
チューブ保護部材36の中央着地パッド37下のプレナ
ム(plenum)空間内へ流れて込むようになる。
【0032】図11(b)に示すように、チューブ保護
部材36の中央着地パッド37下にあるプレナム空間内
の水圧がケーソン200、又はベーススラブ210の重
さを相殺することに十分な時、海水がゆっくり浮揚手段
30、30′のリング型チューブ32と溝110、11
0′の床面、又は下側縁10、10′の上部パネル13
の上部面の間から流出される。ケーソン200、又はベ
ーススラブ210は事実上、0.08〜0.13mm厚さ
の薄い非摩擦液体クッション上で浮揚される。
【0033】本発明による装置は、また、図12に示す
ように、浮揚手段30、30′によって浮揚されたケー
ソン200、又はベーススラブ210を運搬するための
二つの手段160を含む。なお、各々のケーソン運搬手
段が同一な構造を有するため、ただ、一つのケーソン運
搬手段だけが言及されて説明される。
【0034】二つのケーソン運搬手段160、それぞれ
は図2及び図12に示すように、数十トンの容量、例え
ば、ケーソン200、又はベーススラブ210を移動さ
せるために50トンの容量を有する油圧ジャック150
と、キャスティングベッド100上でそれぞれの溝11
0、110′に沿って所定の間隔及び高さとして形成さ
れ、柱を挿入して支持する複数の孔130とを含む。
【0035】油圧ジャック150のピストンロッドが棒
140を押すように延長される時、ケーソン200、又
はベーススラブ210が棒140の支持力によってピス
トンロッドの延長された距離だけ運搬される。
【0036】次に、油圧ジャック150のピストンロッ
ドは後退し、棒140が移動されて次の孔に挿入され
る。油圧ジャック150の操作と棒140の移動とを繰
り返すことにより、ケーソン200、又はベーススラブ
210が運搬されてキャスティングベッド100の次の
作業場へ進むようになる。
【0037】キャスティングベッド100の第2の作業
場100Bには図3に示すように、ベーススラブ210
上にケーソン200の壁体を形成するためのスリップ縁
22と、鉄筋フレーム構造及びコンクリート作業を遂行
するためにスリップ縁22の上端に設けられる作業デッ
ク(図示しない)と、所定の速度でスリップ縁22を持
ち上げるための数十トン、例えば、42トンの容量を有
する、例えば、14個(図示しない)の複数の油圧ジャ
ックと、鉄筋フレーム及びコンクリートモルタルを臨時
保管し、作業場に供給するためにスリップ縁22上に設
けられる上部デック(図示しない)と、上部デックへ鉄
筋フレームとコンクリートモルタルを運搬するために数
十トン、例えば、3.2トンの容量を有する、例えば、
7個の複数の電気ホイスト(図示しない)と、気候に関
係なく鉄筋フレーム構造及びコンクリート作業を遂行し
て雨及び日光により損なわれないように、ケーソン20
0のコンクリート壁体を保護するために複数のロッド2
0によって支持される保護ルーフ21とを含む壁製造フ
レーム25がある。
【0038】スリップ縁22はケーソンの外壁を形成す
るための外壁縁(図示しない)と、ケーソン内で大きい
孔を形成するための複数の内壁縁(図示しない)と、内
壁縁と外壁縁とを連結支持するための複数の連結部材
(図示しない)とを含む。高さが1mであるスリップ縁
22はスリップ縁22内に注がれたスタートコンクリー
トモルタルの硬化後、所定の速度、例えば、略10〜2
0cm/hourの速度で持ち上げられる。鉄筋フレームとコ
ンクリートモルタルは上部デック及び作業デックの間を
連結する該当案内管を介して各々スリップ縁22に供給
される。
【0039】キャスティングベッド100の第3の作業
場100Cには塗装及び保守設備(図示しない)があ
る。第2の作業場100Bから形成されたケーソンを硬
化させ、腐蝕から保護するためにケーソンの一部をエポ
キシ樹脂で塗布した後、ケーソン200は次のケーソン
進水場100Dへ運搬される。
【0040】ケーソン進水場100Dには図3及び図1
3に示すように、最終設置場所へケーソンを移動させる
ための浮揚ドック50と、浮揚ドック50を下ろしてお
くための着地ベッド62と、シートファイル61によっ
て強化された垂直壁55とがある。浮揚ドック50はシ
ティングベッド60と、浮揚ドック移動手段と、浮揚ド
ック傾け手段(図示しない)とを含む。
【0041】図2に示すように、シティングベッド60
はキャスティングベッド100の溝110、110′と
合せられ、浮揚ドック50が上部にケーソン200を積
載するためにケーソン進水場100Dに固定される時、
浮揚手段30、30′を収容できる溝(図示しない)
と、シティングベッド60上でそれぞれの溝に沿って所
定の間隔及び高さとして形成され、ケーソン運搬手段1
60の棒140を挿入して支持するための複数の孔13
0′とを備える。
【0042】浮揚ドック移動手段は図7及び図13に示
すように、浮揚ドック50とキャスティングベッド10
0との間を連結する前向きワイヤ51と要求される設置
場所へケーソン200を進水させた後、ケーソン進水場
100Dへ浮揚ドック50を移動させるように前向きワ
イヤ51を巻くための前向きウインチ53を備えた前向
きウインチングシステム48と、要求される設置場所に
位置した浮揚ドック50及びアンカー52の間を連結す
る後向きワイヤ51′と浮揚ドック50にケーソン20
0を積載した後、要求される設置場所へ浮揚ドック50
を移動させるように後向きワイヤ51′を巻くための後
向きウインチ53′を備えた後向きウインチングシステ
ム49とを含む。
【0043】ケーソン進水場100Dへ浮揚ドック50
を移動させるために前向きウインチ53が前向きワイヤ
51を巻く時、後向きウインチ53′は後向きワイヤ5
1′を解け、要求される設置場所へ浮揚ドック50を移
動させるために後向きウインチ53′が後向きワイヤ5
1′を巻く時は前向きウインチ53は前向きワイヤ51
を解ける。
【0044】浮揚ドック傾け手段は浮揚ドック50の一
方に設けられたレベル制御空間と、要求される設置場所
へケーソン200が傾けるようにするために例えば、1
2〜18°の所定の角度で浮揚ドック50を傾けるよう
に海水でレベル制御空間を満たすためのポンプとを備え
る。
【0045】垂直壁55の高さは浮揚ドック50上にケ
ーソン200を積載させた後、海水に浸る浮揚ドック5
0の船体部分と潮水とによって決まり、着地ベッド62
の水平レベルは浮揚ドック50のシティングベッド60
がキャスティングベッド100と高さが同じになるよう
に垂直壁55の決まった高さによって決まる。
【0046】着地ベッド62のレベルが不正確に決まる
場合、浮揚ドック50とキャスティングベッド100と
の接点端部間での垂直スライディング、又は変位が発生
されてケーソン200の移動に妨害になるため、正確な
レベリングが要求される。また、浮揚ドック50が上部
にケーソンを積載する時、ケーソン200と浮揚ドック
50との重さによって着地ベッド62が潜水され得るた
め、着地ベッド62の基礎を堅固にする必要がある。
【0047】なお、本発明による装置は、図4、図5、
図6及び図7に示すように、浮揚手段30、30′から
ケーソン200、又はベーススラブ210を下ろした
後、要求される位置へ浮揚手段30、30′を復帰させ
るための手段39を含む。浮揚手段30、30′を復帰
させるための手段39は浮揚パネル33、33′の後尾
にそれぞれ設けられた牽引バーと、牽引バーに連結され
たワイヤ41と、ワイヤの上向き及び下向きレベル及び
水平方向を制御するための垂直/水平滑車42と、キャ
スティングベッド100の一方に設けられるワイヤ41
を巻くためのウインチ40とを含む。
【0048】ケーソン200、又はベーススラブ210
が運搬手段160によって一つの作業場から他の作業場
へ運搬される時、ウインチ40は浮揚手段30、30′
が自由に移動され得るようにするためにワイヤ41を解
け、ケーソン200、又はベーススラブ210を下ろし
た後、浮揚手段30、30′が他のケーソン200、又
はベーススラブ210を運搬するために要求される位置
へ移動される場合にはワイヤを要求される位置へ引き寄
せて移動させるためにウインチ40はワイヤ41を巻
く。
【0049】本発明の実施例により、ケーソン製造及び
運搬装置の作動が次のように記述される。図2乃至図7
はケーソン200を製造するための第1、第2及び第3
の作業場100A、100B、100Cと、要求される
設置場所にケーソン200を進水させるためのケーソン
進水場100Dを備えた装置の作動を図示する。
【0050】まず、ベーススラブ210を製造する第1
の作業場100Aでそれぞれの下側縁10、10′のス
ライディング部材14がヒンジとして連結された油圧ジ
ャック15のピストンロッドにより押し付けられて支持
部材12の傾斜面に沿って上向きへスライディングされ
る。他のスライディング部材14′、14″、 1
4″′も他の支持部材12′、12″、12″′の傾斜
面に沿って上向きへスライディングされる。そのように
して、図9のように、上部パネル13はキャスティング
ベッド100の上面と共にベーススラブ210の底を形
成するための縁として役割をするようにした位置から持
ち上げられる。その後、下側縁10、10′各々の上部
パネル13とキャスティングベッド100との間のギャ
ップがシーリングされる。また、ポリエチレン及びビニ
ール樹脂シートがベーススラブ210の下層シート材を
形成するように下側縁10、10′各々の上部パネル1
3とキャスティングベッド100との上部面に覆われ、
ブロックがベーススラブ210の外壁シート材を形成す
るようにその上に置かれる。次に、下側縁10、10′
内で鉄筋フレーム作業が進行され、ベーススラブを形成
するようにコンクリートモルタルが注がれる。
【0051】コンクリートベーススラブが硬化された
後、スライディング部材14はヒンジとして連結された
油圧ジャック15のピストンロッドによって引き寄せら
れ、支持部材12の傾斜面に沿って下向きへスライディ
ングされる。
【0052】他のスライディング部材14′、14″、
14″′もやはり上部パネル13により他の支持部材1
2′、12″、12″′の傾斜面に沿って各々下向きに
スライディングされる。そのようにして、図8に示すよ
うに、上部パネル13は浮揚手段30、30′が第1の
作業場100Aの溝110、110′を介して自由に通
るようにするために湾曲部内に挿入されるように任意の
位置から下降する。図4に示すように、ブロックがベー
ススラブ210から分離された後、浮揚手段30、3
0′は浮揚手段30、30′を復帰させるための手段3
9により第1の作業場の溝110、110′へ移動され
てベーススラブ210下に位置するようになる。
【0053】図11(a)に示すように、ポンプ35を
用いて例えば、6.54Kg/cm2の高い圧力で浮揚手段
30、30′に海水がポンピングされる時、浮揚手段3
0、30′のリング型チューブ32は膨脹し、溝11
0、110′の床面、又は下側縁10、10′の上部パ
ネル13の上部面に対して気密を作るようになる。この
時、海水の一部がチューブ保護部材36の中央着地パッ
ド37下のプレナム空間へ流動するようになる。
【0054】図11(b)に示すように、チューブ保護
部材36の中央着地パッド37下のプレナム空間内での
水圧がベーススラブ210の重さを相殺することに十分
な時、海水は徐々に浮揚手段30、30′のリング型チ
ューブ32と溝110、110′の床面、又は下側縁1
0、10′の上部パネル13の上部面の間に流出され
る。ベーススラブ210は事実上、0.08〜0.13
mm厚さの薄い非摩擦液体クッション上で浮揚される。
【0055】次に、運搬手段160の油圧ジャック15
0と棒140とが図12に示すように、それぞれベース
スラブ210と孔130の一側に設けられる。運搬手段
160の油圧ジャック150のピストンロッドが棒14
0を押すように延長される時、ベーススラブ210は棒
140の力を支持することにより、ピストンロッドの延
長された距離だけ運搬される。次に、油圧ジャック15
0のピストンロッドは後退し、棒140は移動されて次
の孔に挿入される。そして、油圧ジャック150の作動
と棒140の移動とを繰り返すことにより、ベーススラ
ブ210はキャスティングベッド100の次の作業場1
00Bへ運搬される。ベーススラブ210を運搬した
後、第1の作業場100Aでは他のベーススラブを製造
する作業が上記から言及されたように遂行される。
【0056】ベーススラブ210上に壁体を形成するた
めの第2の作業場100Bではスリップ縁22がベース
スラブ上に置き、鉄筋フレーム構造及びコンクリート作
業がその上で進行される。この作業のために鉄筋フレー
ムとコンクリートモルタルとが各々該当案内管を介して
上部デックから作業デックへ供給される。スリップ縁に
注がれたスタートコンクリートモルタルが硬化された
後、スリップ縁22は42トン容量の14個の油圧ジャ
ックを用いて略10〜20cm/hourの所定の速度で持ち
上げられる。スリップ縁22を持ち上げながら、ケーソ
ンが完全に完成されるまで鉄筋フレーム構造及びコンク
リート作業は続けて進行される。スリップ縁22の持ち
上げ速度はコンクリートモルタルの経過期間、コンクリ
ートの配合比及び取扱技術によって調節される。
【0057】第2の作業場100Bでケーソン200が
完成された後、ケーソンは上記から言及されたような浮
揚手段30、30′及び運搬手段160を用いて第3の
作業場へ運搬される。第1の作業場100Aから形成さ
れた他のベーススラブが浮揚手段30、30′及び運搬
手段160を用いて第2の作業場へまた運搬され、第2
の作業場100Bではその上に壁体を形成する作業が壁
体製造フレーム25を用いて遂行される。この時、第3
の作業場100Cから第1の作業場100Aへの浮揚手
段30、30′の復帰は復帰手段39のウインチ40を
用いてワイヤ41を引き寄せることによりなされる。ま
た、第1の作業場100Aでは第3のベーススラブを製
造する作業が上記から言及された方式として遂行され
る。
【0058】第3の作業場100Cでは第2の作業場1
00Bから形成されたケーソンが硬化され、もし、必要
な場合保守される。また、ケーソンの一部、例えば、潮
水領域に腐蝕防止の目的としてエポキシ樹脂が塗られ
る。
【0059】第3の作業場100Cでの硬化後、上記か
ら記載されたように、ケーソンは浮揚手段30、3
0′、運搬手段160及びシティングベッド60の溝
(図示しない)及び孔130′を用いて浮揚ドック50
のシティングベッド60へ運搬される。浮揚ドック50
がケーソン200を上部に積載する時、即ち、ケーソン
200が浮揚ドック50のシティングベッド60へ運搬
される時、シティングベッド60とキャスティングベッ
ド100との溝は浮揚手段30、30′が成功的に作動
されるように接触される端部で互いに一時的にシーリン
グされる。
【0060】第2の作業場100Bから形成された他の
ケーソンが浮揚手段30、30′及び運搬手段160を
用いて第3の作業場100Cへ運搬され、第3の作業場
100Cで硬化及び塗装作業がなされる。また、第1の
作業場100Aから形成された第3のベーススラブは浮
揚手段30、30′及び運搬手段160を用いて第2の
作業場100Bへ運搬され、第2の作業場で上部に壁体
を形成する作業が壁体製造フレーム25を用いてなされ
る。なお、第1の作業場100Aでは第4のベーススラ
ブを製造する作業が上記の方式としてなされる。
【0061】ケーソン進水場100Dのケーソンが積載
された浮揚ドック50内で図7及び図13に示すよう
に、浮揚ドック50の本体内に貯蔵された海水が浮揚ド
ック50を浮揚させるように外部へポンピングされ、後
向きウインチングシステム49の後向きウインチ53′
を用いて後向きワイヤ51′を引き寄せることにより最
終設置場所へ移動される。
【0062】浮揚ドック50が最終設置場所へ移動され
た後、浮揚ドック50の一方に設けられたレベル制御空
間はポンプによって海水で満たされる。そして、浮揚ド
ック50は要求される設置場所へケーソン200をスラ
イディングさせて進水されるように所定の角度、例えば
12〜18°で傾けるようになる。
【0063】ケーソン200を進水させた後、レベル制
御空間の海水は外部へポンピングされる。浮揚ドック5
0は前向きウインチングシステム48の前向きウインチ
53を用いて前向きワイヤ51を引き寄せることにより
ケーソン進水場100Dの着地ベッド62へ復帰する。
浮揚ドック50がシティングベッド60の溝がキャステ
ィングベッド100の溝110、110′と合せられる
着地ベッド62に位置する時、浮揚ドックの本体は浮揚
ドック50を潜水させて下降するようにポンプにより海
水で満たされる。
【0064】
【発明の効果】このようなふうに、各作業場での作業を
繰り返させることにより、ケーソンは製造されて願う設
置場所に進水される。そして、本発明はキャスティング
ベッドでのケーソン製造と、願う設置場所へのケーソン
運搬が小さい場所と設備とを要求するラインアップ作業
によりなされる装置及び方法を提供して作業効率を向上
させ、そのようにすることにより建設期間及び費用を減
らすようになる。
【0065】また、本発明はケーソンが次、又は願う作
業場へ運搬された後、ケーソン運搬手段が従来のシステ
ムのような長い個別のレーリングシステムを用いなくて
も、容易に願う位置へ復帰できる簡単な構造及び操作を
有する装置及び方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はケーソンを製造及び運搬する従来の装
置の平面図であり、(b)は対応する側面図である。
【図2】本発明の実施例のケーソン製造及び運搬装置の
平面図である。
【図3】図2に図示された本発明実施例のケーソン製造
及び運搬装置の断面図である。
【図4】前記実施例の浮揚手段によってベーススラブと
ケーソンとが運搬される状態を図示する概略平面図であ
る。
【図5】前記実施例の浮揚手段によってベーススラブと
ケーソンとが運搬される状態を図示する概略平面図であ
る。
【図6】前記実施例の浮揚手段によってベーススラブと
ケーソンとが運搬される状態を図示する概略平面図であ
る。
【図7】前記実施例の浮揚手段によってベーススラブと
ケーソンとが運搬される状態を図示する概略平面図であ
る。
【図8】前記実施例のケーソン製造及び運搬装置の下側
縁が作動される状態を図示する断面図である。
【図9】前記実施例のケーソン製造及び運搬装置の下側
縁が作動される状態を図示する断面図である。
【図10】前記実施例の浮揚手段の概略平面図である。
【図11】(a)、(b)は前記実施例の浮揚手段が作
動される状態をそれぞれ示す断面図である。
【図12】前記実施例のケーソン、又はベーススラブを
運搬する手段が作動される状態を図示する側面図であ
る。
【図13】前記実施例の運搬ドックがケーソン進水場に
碇泊された状態を図示する概略断面図である。
【符号の説明】
10、10′ 下側縁 12、12′、12″、12″′ 傾斜支持部材 13 上部パネル 14、14′、14″、14″′ 傾斜スライディング
部材 15、150 油圧ジャック 20 ロッド 21 保護ルーフ 22 スリップ縁 25 壁体製造フレーム 30、30′ 浮揚手段 31 入口 32 リング型チューブ 33、33′ 浮揚パネル 33A 液体通路 34 パイプライン 35 ポンプ 36 チューブ保護部材 37 中央着地パッド 38 角着地パッド 39 復帰手段 40 ウインチ 41 ワイヤ 42 垂直/水平滑車 48 前向きウインチングシステム 49 後向きウインチングシステム 50 浮揚ドック 51 前向きワイヤ 51′ 後向きワイヤ 52 アンカー 53 前向きウインチ 53′後向きウインチ 55 垂直壁 60 シティングベッド 61 シートファイル 62 着地ベッド 100 キャスティングベッド 110、110′ 溝 120 湾曲部 130、130′ 孔 140 棒 160 ケーソン運搬手段 200 ケーソン 210 ベーススラブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 亨 燮 大韓民国ソウル特別市道峰區倉4洞東亜 アパートメント1棟505號 (72)発明者 李 遠 杓 大韓民国京畿道城南市盆唐區九美洞201 番地シンハンアパートメント303棟1301 號 (56)参考文献 特開 平10−8473(JP,A) 特開 昭55−55728(JP,A) 特開 平8−218387(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 23/00

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーソン用ベーススラブを形成するため
    の第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成するた
    めの第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケーソ
    ンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部に
    防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティン
    グベッドと; 前記キャスティングベッド内に設けられた少なくとも一
    つ以上の長さ方向の溝と; 前記キャスティングベッドの上部面と共にベーススラブ
    を形成するために第1の作業場内に位置する前記溝の内
    側及び近傍に設けられるベーススラブ縁手段と; ベーススラブ上に壁体を形成するために第2の作業場に
    設けられる壁体製造手段と; ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬するようにケ
    ーソン、又はベーススラブを浮揚させるために前記溝内
    に移動可能に設けられる浮揚手段と; 浮揚手段によって浮揚されたケーソン、又はベーススラ
    ブを要求される位置へ運搬するための手段とを含むケー
    ソン製造及び運搬装置において、 前記ベーススラブ縁手段は、溝内の湾曲部と、第1の作
    業場内に位置するキャスティングベッドの上面と共にベ
    ーススラブの底を形成するように湾曲部内に設けられる
    下側縁と、ベーススラブの外壁シート材を形成するのに
    適当な内面を有するキャスティングベッド上に設けられ
    る複数のブロックとを含むことを特徴とする ケーソン製
    造及び運搬装置。
  2. 【請求項2】 前記下側縁は溝の湾曲部内に所定の幅と
    間隔として位置し、傾斜面を有する複数の傾斜支持部
    と、キャスティングベッドの上面と共にベーススラブの
    底を形成するために縁として役割をするように溝の幅と
    同一な幅を有する上部パネルと、傾斜支持部の傾斜面に
    該当する傾斜面を有し、上部パネルの下端に固定設置さ
    れた複数の傾斜スライディング部と、上部パネルのスラ
    イディング部のうち一つにヒンジとして連結されたピス
    トンロッドを備えた湾曲部の壁体 に設けられた油圧ジャ
    ックとから構成されることを特徴とする請求項1に記載
    のケーソン製造及び運搬装置。
  3. 【請求項3】 ケーソン用ベーススラブを形成するため
    の第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成するた
    めの第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケーソ
    ンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部に
    防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティン
    グベッドと; 前記キャスティングベッド内に設けられた少なくとも一
    つ以上の長さ方向の溝と; 前記キャスティングベッドの上部面と共にベーススラブ
    を形成するために第1の作業場内に位置する前記溝の内
    側及び近傍に設けられるベーススラブ縁手段と; ベーススラブ上に壁体を形成するために第2の作業場に
    設けられる壁体製造手段と; ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬するようにケ
    ーソン、又はベーススラブを浮揚させるために前記溝内
    に移動可能に設けられる浮揚手段と; 浮揚手段によって浮揚されたケーソン、又はベーススラ
    ブを要求される位置へ運搬するための手段とを含むケー
    ソン製造及び運搬装置において、 前記浮揚手段は液体通路を有し、ケーソン、又はベース
    スラブを置くための浮揚パネルと、浮揚パネルの液体通
    路から液体を流動させるための入口を有して浮揚パネル
    の下に設けられた複数のリング型チューブと、リング型
    チューブの中央に設けられた中央着地パッドとリング型
    チューブとの間の空間に設けられた角着地パッドを備え
    てリング型チューブが破れないようにリング型チューブ
    を保護するためのチューブ保護部材と、浮揚パネルの液
    体通路から液体を流動させるためのパイプラインと、パ
    イプラインを介して液体を供給するためのポンプとを含
    むことを特徴とする ケーソン製造及び運搬装置。
  4. 【請求項4】 ケーソン用ベーススラブを形成するため
    の第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成するた
    めの第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケーソ
    ンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部に
    防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティン
    グベッドと; 前記キャスティングベッド内に設けられた少なくとも一
    つ以上の長さ方向の溝と; 前記キャスティングベッドの上部面と共にベーススラブ
    を形成するために第1の作業場内に位置する前記溝の内
    側及び近傍に設けられるベーススラブ縁手段と; ベーススラブ上に壁体を形成するために第2の作業場に
    設けられる壁体製造手段と; ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬するようにケ
    ーソン、又はベーススラブを浮揚させるために前記溝内
    に移動可能に設けられる浮揚手段と; 浮揚手段によって浮揚されたケーソン、又はベーススラ
    ブを要求される位置へ運搬するための手段とを含むケー
    ソン製造及び運搬装置において、 前記運搬手段はケーソン、又はベーススラブを押すため
    の油圧ジャックと、油圧ジャックを支えるための棒と、
    キャスティングベッドで所定の間隔及び深さとして形成
    され、棒を挿入して支持するための複数の孔とを含むこ
    とを特徴とする ケーソン製造及び運搬装置。
  5. 【請求項5】 ケーソン用ベーススラブを形成するため
    の第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成するた
    めの第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケーソ
    ンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部に
    防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティン
    グベッドと; 前記キャスティングベッド内に設けられた少なくとも一
    つ以上の長さ方向の溝と; 前記キャスティングベッドの上部面と共にベーススラブ
    を形成するために第1の作業場内に位置する前記溝の内
    側及び近傍に設けられるベーススラブ縁手段と; ベーススラブ上に壁体を形成するために第2の作業場に
    設けられる壁体製造手段と; ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬するようにケ
    ーソン、又はベーススラブを浮揚させるために前記溝内
    に移動可能に設けられる浮揚手段と; 浮揚手段によって浮揚されたケーソン、又はベーススラ
    ブを要求される位置へ 運搬するための手段とを含むケー
    ソン製造及び運搬装置において、 前記壁体製造手段はベーススラブ上に壁体を形成するた
    めのスリップ縁と、鉄筋フレーム構造及びコンクリート
    作業を遂行するためにスリップ縁の上端に設けられた作
    業デックと、所定の速度でスリップ縁を持ち上げるため
    の複数の油圧ジャックと、鉄筋フレームとコンクリート
    モルタルを臨時保管し、作業デックに供給するためにス
    リップ縁上に設けられた上部デックと、鉄筋フレームと
    コンクリートモルタルを上部デックへ運搬するための複
    数の電気ホイストと、気候条件に関係なく鉄筋構造とコ
    ンクリート作業を遂行して雨、又は日光により損なわれ
    ないようにコンクリートで作られたケーソン壁を保護す
    るための複数のロッドによって支持される保護ルーフと
    を含むことを特徴とする ケーソン製造及び運搬装置。
  6. 【請求項6】 ケーソン用ベーススラブを形成するため
    の第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成するた
    めの第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケーソ
    ンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部に
    防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティン
    グベッドと; 前記キャスティングベッド内に設けられた少なくとも一
    つ以上の長さ方向の溝と; 前記キャスティングベッドの上部面と共にベーススラブ
    を形成するために第1の作業場内に位置する前記溝の内
    側及び近傍に設けられるベーススラブ縁手段と; ベーススラブ上に壁体を形成するために第2の作業場に
    設けられる壁体製造手段と; ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬するようにケ
    ーソン、又はベーススラブを浮揚させるために前記溝内
    に移動可能に設けられる浮揚手段と; 浮揚手段によって浮揚されたケーソン、又はベーススラ
    ブを要求される位置へ運搬するための手段とを含むケー
    ソン製造及び運搬装置において、キャスティングベッド
    の溝と合せられ、浮揚ドックがケーソンを載せるために
    ケーソン進水場に固定される時、浮揚手段を収容できる
    溝を有したシティングベッドと、シティングベッド上で
    溝に沿って所定の間隔及び深さとして形成され、ケーソ
    ン運搬手 段の棒を挿入して支持するための複数の孔とを
    含み、 要求される設置場所へケーソンを移動させるための浮揚
    ドックをさらに有することを特徴とする ケーソン製造及
    び運搬装置。
  7. 【請求項7】 前記浮揚ドックは要求される設置場所に
    ケーソンを進水させた後、ドック進水場へ浮揚ドックを
    移動させるために浮揚ドックとキャスティングベッドと
    の間を連結する前向きワイヤと、前向きワイヤを巻くた
    めの前向きウインチとを備える前向きウインチングシス
    テムと; 浮揚ドック上にケーソンを置いた後、要求される設置場
    所へ浮揚ドックを移動させるために浮揚ドックと要求さ
    れる設置場所へ位置するアンカーとの間を連結する後向
    きワイヤと、後向きワイヤを巻くための後向きウインチ
    とを備える後向きウインチングシステムとを含む浮揚ド
    ック移動手段をさらに含むことを特徴とする請求項6に
    記載の ケーソン製造及び運搬装置。
  8. 【請求項8】 前記浮揚ドックは浮揚ドックの一方に設
    けられたレベル制御空間と、ケーソンが要求される設置
    場所へスライディングされるように所定の角度で浮揚ド
    ックを傾けるために海水でレベル制御空間を満たすため
    のポンプとを備えた浮揚ドック傾け手段をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項6に記載のケーソン製造及び運搬
    装置。
  9. 【請求項9】 ケーソン用ベーススラブを形成するため
    の第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成するた
    めの第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケーソ
    ンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部に
    防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティン
    グベッドと; 前記キャスティングベッド内に設けられた少なくとも一
    つ以上の長さ方向の溝と; 前記キャスティングベッドの上部面と共にベーススラブ
    を形成するために第1の作業場内に位置する前記溝の内
    側及び近傍に設けられるベーススラブ縁手段と; ベーススラブ上に壁体を形成するために第2の作業場に
    設けられる壁体製造手段と; ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬するようにケ
    ーソン、又はベースス ラブを浮揚させるために前記溝内
    に移動可能に設けられる浮揚手段と; 浮揚手段によって浮揚されたケーソン、又はベーススラ
    ブを要求される位置へ運搬するための手段とを含むケー
    ソン製造及び運搬装置において、 ケーソン、又はベーススラブが運搬された後、要求され
    る位置へ浮揚手段を復帰させるための手段をさらに含む
    ことを特徴とする ケーソン製造及び運搬装置。
  10. 【請求項10】 前記復帰手段は浮揚パネルの背面に設
    けられた牽引バーと、牽引バーとして連結されたワイヤ
    と、ワイヤの上向き及び下向きレベルと水平方向を制御
    するための垂直/水平滑車と、キャスティングベッドの
    一方に位置したワイヤを巻くためのウインチとを含むこ
    とを特徴とする請求項9に記載のケーソン製造及び運搬
    装置。
  11. 【請求項11】 ケーソン用ベーススラブを形成するた
    めの第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成する
    ための第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケー
    ソンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部
    に防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティ
    ングベッドと;前記キャスティングベッド内に設けられ
    た少なくとも一つ以上の長さ方向の溝と;前記キャステ
    ィングベッドの上部面と共にベーススラブを形成するた
    めに第1の作業場内に位置する前記溝の内側及び近傍に
    設けられるベーススラブ縁手段と;ベーススラブ上に壁
    体を形成するために第2の作業場に設けられる壁体製造
    手段と;ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬する
    ようにケーソン、又はベーススラブを浮揚させるために
    前記溝内に移動可能に設けられる浮揚手段と;浮揚手段
    によって浮揚されたケーソン、又はベーススラブを要求
    される位置へ運搬するための手段とを含むケーソン製造
    及び運搬装置で用いられるケーソン製造及び運搬方法で
    あり、 第1の作業場でケーソンのベーススラブを製造するベー
    ススラブ製造段階と;浮揚手段及び運搬手段を使用して
    第2の作業場へベーススラブを運搬する第1の運搬段階
    と; 第2の作業場でベーススラブ上に壁体を製造する壁体製
    造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第3の作業場で製造さ
    れたケーソンを運搬する第2の運搬段階と; 第2の作業場で形成されたケーソンを硬化させ、ケーソ
    ンの一部を腐蝕防止の ために防水材で塗布する硬化及び
    塗布段階を含むケーソン製造及び運搬方法において、 前記ベーススラブ製造段階は下側縁を持ち上げること
    と、 前記下側縁は第1の作業場の溝内に位置した湾曲部に設
    けられ、溝の湾曲部内に所定の幅と間隔として位置し、
    傾斜面を有する複数の傾斜支持部と、キャスティングベ
    ッドの上面と共にベーススラブの底を形成するために縁
    として役割をするように溝の幅と同一な幅を有する上部
    パネルと、傾斜支持部の傾斜面に該当する傾斜面を有
    し、上部パネルの下端に固定設置された複数の傾斜スラ
    イディング部と、上部パネルのスライディング部のうち
    一つにヒンジとして連結されたピストンロッドを備えた
    湾曲部の壁体に設けられた油圧ジャックとから構成さ
    れ; 持ち上げられた下側縁の上部パネルとキャスティングベ
    ッドとの間のギャップをシーリングすることと; キャスティングベッドの上部面と下側縁の上部パネル上
    とにポリエチレン及びビニール樹脂シートを覆うこと
    と; ベーススラブの外壁シート材を形成するようにキャステ
    ィングベッド及び下側縁の上部パネル上にブロックを設
    けることとを含むことを特徴とするケーソン製造及び運
    搬方法。
  12. 【請求項12】 ケーソン用ベーススラブを形成するた
    めの第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成する
    ための第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケー
    ソンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部
    に防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティ
    ングベッドと;前記キャスティングベッド内に設けられ
    た少なくとも一つ以上の長さ方向の溝と;前記キャステ
    ィングベッドの上部面と共にベーススラブを形成するた
    めに第1の作業場内に位置する前記溝の内側及び近傍に
    設けられるベーススラブ縁手段と;ベーススラブ上に壁
    体を形成するために第2の作業場に設けられる壁体製造
    手段と;ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬する
    ようにケーソン、又はベーススラブを浮揚させるために
    前記溝内に移動可能に設けられる浮揚手段と;浮揚手段
    によって浮揚されたケーソン、又はベーススラブを要求
    される位置へ運搬するための手段とを含むケーソン製造
    及び運搬装置で用いられるケーソン製造及び運搬方法で
    あり、 第1の作業場でケーソンのベーススラブを製造するベー
    ススラブ製造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第2の作業場へベース
    スラブを運搬する第1の運搬段階と; 第2の作業場でベーススラブ上に壁体を製造する壁体製
    造段階と;浮揚手段及び運搬手段を使用して第3の作業
    場で製造されたケーソンを運搬する第2の運搬段階と; 第2の作業場で形成されたケーソンを硬化させ、ケーソ
    ンの一部を腐蝕防止のために防水材で塗布する硬化及び
    塗布段階を含むケーソン製造及び運搬方法において、 前記第1の運搬段階は、 ベーススラブのコンクリートモルタルが硬化された後、
    ベーススラブからブロックを分離させることと; 第1の作業場の溝へ浮揚手段が自由に行くように油圧ジ
    ャックを用いて下側縁の上部パネルを下降することと; 浮揚手段を用いてベーススラブを浮揚させることと、前
    記浮揚手段は液体通路を有し、ケーソン、又はベースス
    ラブを置くための浮揚パネルと、浮揚パネルの液体通路
    から液体を流動させるための入口を有して浮揚パネルの
    下に設けられた複数のリング型チューブと、リング型チ
    ューブの中央に設けられた中央着地パッドとリング型チ
    ューブの間の空間に設けられた角着地パッドを備えてリ
    ング型チューブが破れないようにリング型チューブを保
    護するためのチューブ保護部材と、浮揚パネルの液体通
    路から液体を流動させるためのパイプラインと、パイプ
    ラインを介して液体を供給するためのポンプとを含み; 運搬手段を用いて第2の作業場へベーススラブを運搬す
    ることとを含み、 前記運搬手段はケーソン、又はベーススラブを押すため
    の油圧ジャックと、油圧ジャックを支えるための棒と、
    キャスティングベッド内で所定の間隔及び深さとして形
    成され、棒を挿入して支持するための複数の孔とを含む
    ことを特徴とする ケーソン製造及び運搬方法。
  13. 【請求項13】 ケーソン用ベーススラブを形成するた
    めの第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成する
    ための第2の作業場と、第2の作業場で形成 されたケー
    ソンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部
    に防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティ
    ングベッドと;前記キャスティングベッド内に設けられ
    た少なくとも一つ以上の長さ方向の溝と;前記キャステ
    ィングベッドの上部面と共にベーススラブを形成するた
    めに第1の作業場内に位置する前記溝の内側及び近傍に
    設けられるベーススラブ縁手段と;ベーススラブ上に壁
    体を形成するために第2の作業場に設けられる壁体製造
    手段と;ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬する
    ようにケーソン、又はベーススラブを浮揚させるために
    前記溝内に移動可能に設けられる浮揚手段と;浮揚手段
    によって浮揚されたケーソン、又はベーススラブを要求
    される位置へ運搬するための手段とを含むケーソン製造
    及び運搬装置で用いられるケーソン製造及び運搬方法で
    あり、 第1の作業場でケーソンのベーススラブを製造するベー
    ススラブ製造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第2の作業場へベース
    スラブを運搬する第1の運搬段階と; 第2の作業場でベーススラブ上に壁体を製造する壁体製
    造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第3の作業場で製造さ
    れたケーソンを運搬する第2の運搬段階と; 第2の作業場で形成されたケーソンを硬化させ、ケーソ
    ンの一部を腐蝕防止のために防水材で塗布する硬化及び
    塗布段階を含むケーソン製造及び運搬方法において、 前記壁体製造段階は、 ベーススラブ上にスリップ縁を設けることと; 鉄筋フレーム構造及びコンクリート作業を遂行すること
    と; スリップ縁内のスタートコンクリートモルタルが硬化さ
    れた後、複数の油圧ジャックを用いて所定の速度でスリ
    ップ縁を持ち上げることと; 鉄筋フレーム構造及びコンクリート作業をケーソンが完
    成されるまで繰り返すこととを含み、 前記スリップ縁は、 ケーソンの外壁を形成するための外壁縁と、ケーソン内
    で大きい孔を形成するための複数の内壁縁と、外壁縁と
    内壁縁を連結支持するための複数の連結部材と から構成
    されることを特徴とする ケーソン製造及び運搬方法。
  14. 【請求項14】 ケーソン用ベーススラブを形成するた
    めの第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成する
    ための第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケー
    ソンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部
    に防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティ
    ングベッドと;前記キャスティングベッド内に設けられ
    た少なくとも一つ以上の長さ方向の溝と;前記キャステ
    ィングベッドの上部面と共にベーススラブを形成するた
    めに第1の作業場内に位置する前記溝の内側及び近傍に
    設けられるベーススラブ縁手段と;ベーススラブ上に壁
    体を形成するために第2の作業場に設けられる壁体製造
    手段と;ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬する
    ようにケーソン、又はベーススラブを浮揚させるために
    前記溝内に移動可能に設けられる浮揚手段と;浮揚手段
    によって浮揚されたケーソン、又はベーススラブを要求
    される位置へ運搬するための手段とを含むケーソン製造
    及び運搬装置で用いられるケーソン製造及び運搬方法で
    あり、 第1の作業場でケーソンのベーススラブを製造するベー
    ススラブ製造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第2の作業場へベース
    スラブを運搬する第1の運搬段階と; 第2の作業場でベーススラブ上に壁体を製造する壁体製
    造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第3の作業場で製造さ
    れたケーソンを運搬する第2の運搬段階と; 第2の作業場で形成されたケーソンを硬化させ、ケーソ
    ンの一部を腐蝕防止のために防水材で塗布する硬化及び
    塗布段階を含むケーソン製造及び運搬方法において、 前記第2の運搬段階はエンドコンクリートモルタルが硬
    化された後、ケーソンからスリップ縁を分離させること
    と、浮揚パネルの下に位置した複数のリング型チューブ
    に液体を供給してケーソンを浮揚させることと、油圧ジ
    ャック及び油圧ジャックを支えるための棒を操作して第
    3の作業場へケーソンを運搬させることとを含むことを
    特徴とする ケーソン製造及び運搬方法。
  15. 【請求項15】 ケーソン用ベーススラブを形成するた
    めの第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成する
    ための第2の作業場と、第2の作業場で形成 されたケー
    ソンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部
    に防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティ
    ングベッドと;前記キャスティングベッド内に設けられ
    た少なくとも一つ以上の長さ方向の溝と;前記キャステ
    ィングベッドの上部面と共にベーススラブを形成するた
    めに第1の作業場内に位置する前記溝の内側及び近傍に
    設けられるベーススラブ縁手段と;ベーススラブ上に壁
    体を形成するために第2の作業場に設けられる壁体製造
    手段と;ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬する
    ようにケーソン、又はベーススラブを浮揚させるために
    前記溝内に移動可能に設けられる浮揚手段と;浮揚手段
    によって浮揚されたケーソン、又はベーススラブを要求
    される位置へ運搬するための手段とを含むケーソン製造
    及び運搬装置で用いられるケーソン製造及び運搬方法で
    あり、 第1の作業場でケーソンのベーススラブを製造するベー
    ススラブ製造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第2の作業場へベース
    スラブを運搬する第1の運搬段階と; 第2の作業場でベーススラブ上に壁体を製造する壁体製
    造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第3の作業場で製造さ
    れたケーソンを運搬する第2の運搬段階と; 第2の作業場で形成されたケーソンを硬化させ、ケーソ
    ンの一部を腐蝕防止のために防水材で塗布する硬化及び
    塗布段階を含むケーソン製造及び運搬方法において、 浮揚手段及び運搬手段を用いて浮揚ドック上にケーソン
    を積載する段階をさらに含み、 前記浮揚ドックはキャスティングベッドの溝と合せら
    れ、浮揚ドックがケーソンを置くためにケーソン進水場
    に固定される時、浮揚手段を収容できる溝を有したシテ
    ィングベッドと、シティングベッド上から溝に沿って所
    定の間隔及び深さとして形成され、ケーソン運搬手段の
    棒を挿入して支持するための複数の孔とから構成される
    ことを特徴とする ケーソン製造及び運搬方法。
  16. 【請求項16】 ケーソン用ベーススラブを形成するた
    めの第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成する
    ための第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケー
    ソンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部
    に防水材を塗 布する第3の作業場とを備えたキャスティ
    ングベッドと;前記キャスティングベッド内に設けられ
    た少なくとも一つ以上の長さ方向の溝と;前記キャステ
    ィングベッドの上部面と共にベーススラブを形成するた
    めに第1の作業場内に位置する前記溝の内側及び近傍に
    設けられるベーススラブ縁手段と;ベーススラブ上に壁
    体を形成するために第2の作業場に設けられる壁体製造
    手段と;ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬する
    ようにケーソン、又はベーススラブを浮揚させるために
    前記溝内に移動可能に設けられる浮揚手段と;浮揚手段
    によって浮揚されたケーソン、又はベーススラブを要求
    される位置へ運搬するための手段とを含むケーソン製造
    及び運搬装置で用いられるケーソン製造及び運搬方法で
    あり、 第1の作業場でケーソンのベーススラブを製造するベー
    ススラブ製造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第2の作業場へベース
    スラブを運搬する第1の運搬段階と; 第2の作業場でベーススラブ上に壁体を製造する壁体製
    造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第3の作業場で製造さ
    れたケーソンを運搬する第2の運搬段階と; 第2の作業場で形成されたケーソンを硬化させ、ケーソ
    ンの一部を腐蝕防止のために防水材で塗布する硬化及び
    塗布段階を含むケーソン製造及び運搬方法において、 浮揚ドック移動手段を用いて要求される設置場所にケー
    ソンが置かれた浮揚ドックを移動する段階をさらに含
    み、 前記浮揚ドック移動手段は浮揚ドックと要求される設置
    場所に設けられたアンカーとの間を連結するワイヤと、
    浮揚ドック上にケーソンを積載した後、要求される設置
    場所へ浮揚ドックを移動させるようにワイヤを巻くため
    のウインチとから構成されることを特徴とする ケーソン
    製造及び運搬方法。
  17. 【請求項17】 ケーソン用ベーススラブを形成するた
    めの第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成する
    ための第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケー
    ソンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部
    に防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティ
    ングベッドと;前記キャスティングベッド内に設けられ
    た少なくとも一つ以上の長さ方向の溝と;前記キャステ
    ィング ベッドの上部面と共にベーススラブを形成するた
    めに第1の作業場内に位置する前記溝の内側及び近傍に
    設けられるベーススラブ縁手段と;ベーススラブ上に壁
    体を形成するために第2の作業場に設けられる壁体製造
    手段と;ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬する
    ようにケーソン、又はベーススラブを浮揚させるために
    前記溝内に移動可能に設けられる浮揚手段と;浮揚手段
    によって浮揚されたケーソン、又はベーススラブを要求
    される位置へ運搬するための手段とを含むケーソン製造
    及び運搬装置で用いられるケーソン製造及び運搬方法で
    あり、 第1の作業場でケーソンのベーススラブを製造するベー
    ススラブ製造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第2の作業場へベース
    スラブを運搬する第1の運搬段階と; 第2の作業場でベーススラブ上に壁体を製造する壁体製
    造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第3の作業場で製造さ
    れたケーソンを運搬する第2の運搬段階と; 第2の作業場で形成されたケーソンを硬化させ、ケーソ
    ンの一部を腐蝕防止のために防水材で塗布する硬化及び
    塗布段階を含むケーソン製造及び運搬方法において、 浮揚ドック傾け手段を用いて要求される設置場所にケー
    ソンを進水させる段階をさらに含み、 前記浮揚ドック傾け手段は浮揚ドックの一方に位置した
    レベル制御空間と、ケーソンが要求される設置場所へス
    ライディングされるように所定の角度で浮揚ドックを傾
    けるために海水でレベル制御空間を満たすためのポンプ
    とから構成されることを特徴とする ケーソンの製造及び
    運搬方法。
  18. 【請求項18】 ケーソン用ベーススラブを形成するた
    めの第1の作業場と、ベーススラブ上に壁体を形成する
    ための第2の作業場と、第2の作業場で形成されたケー
    ソンを硬化させ、腐蝕を防止するためにケーソンの一部
    に防水材を塗布する第3の作業場とを備えたキャスティ
    ングベッドと;前記キャスティングベッド内に設けられ
    た少なくとも一つ以上の長さ方向の溝と;前記キャステ
    ィングベッドの上部面と共にベーススラブを形成するた
    めに第1の作業場内に位置する前記溝の内側及び近傍に
    設けられるベーススラブ縁手段と;ベーススラブ上に壁
    体を形成するために第2の作業場に設けられる壁体製造
    手段と;ケーソン、又はベーススラブを容易に運搬する
    ようにケーソン、又はベーススラブを浮揚させるために
    前記溝内に移動可能に設けられる浮揚手段と;浮揚手段
    によって浮揚されたケーソン、又はベーススラブを要求
    される位置へ運搬するための手段とを含むケーソン製造
    及び運搬装置で用いられるケーソン製造及び運搬方法で
    あり、 第1の作業場でケーソンのベーススラブを製造するベー
    ススラブ製造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第2の作業場へベース
    スラブを運搬する第1の運搬段階と; 第2の作業場でベーススラブ上に壁体を製造する壁体製
    造段階と; 浮揚手段及び運搬手段を使用して第3の作業場で製造さ
    れたケーソンを運搬する第2の運搬段階と; 第2の作業場で形成されたケーソンを硬化させ、ケーソ
    ンの一部を腐蝕防止のために防水材で塗布する硬化及び
    塗布段階を含むケーソン製造及び運搬方法において、 ケーソン、又はベーススラブが運搬された後、浮揚手段
    を復帰させるための手段を用いて要求される位置へ浮揚
    手段を復帰させる段階をさらに含み、 前記浮揚手段を復帰させる手段は浮揚パネルの背面に設
    けられた牽引バーと、牽引バーとして連結されたワイヤ
    と、ワイヤの上向き及び下向きレベルと水平方向を制御
    するための垂直/水平滑車と、キャスティングベッドの
    一方に位置したワイヤを巻くためのウインチとを含むこ
    とを特徴とする ケーソン製造及び運搬方法。
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