JP3262544B2 - 足掛具 - Google Patents

足掛具

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JP3262544B2
JP3262544B2 JP25551499A JP25551499A JP3262544B2 JP 3262544 B2 JP3262544 B2 JP 3262544B2 JP 25551499 A JP25551499 A JP 25551499A JP 25551499 A JP25551499 A JP 25551499A JP 3262544 B2 JP3262544 B2 JP 3262544B2
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footrest
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Inventor
英三 高橋
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三山工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足踏部とその両側
に位置する脚部とコンクリート壁内に予め埋設されたイ
ンナーブラケットとを有する足掛具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来,足踏部とその両側に位置する脚部
とコンクリート壁内に予め埋設されたインナーブラケッ
トとを有する足掛具において、各脚部と足踏部とをそれ
ぞれ分割体として構成し、該足踏部の両端部に立上り部
を形成すると共に各立上り部の近傍に下方への突出部を
形成し、該突出部に形成した円孔に前記脚部の一端部を
貫通させた状態で固定した足掛具は例えば実開昭56−
30258号に示すように公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記足掛具
の公知のものでは、脚部を、円孔に脚部の一端部を貫通
させた状態で固定しているため、両脚部間の間隔が規制
されることから、コンクリート壁に埋設されるインナー
ブラケットの間隔も規制され、そのブラケットの埋設に
正確さを要して埋設作業が面倒であると共に、前記立上
り部と突出部とをそれぞれ有するため構成が複雑とな
る、という問題もある。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、脚部を、長孔に脚部の一端部を貫通させた状態
で固定することにより、足踏部に対する両脚部間の間隔
が調整できてコンクリート壁に埋設されるインナーブラ
ケットの埋設作業に格別の正確度を要せず、したがっ
て、コンクリート壁等への取付が容易で、しかも構成が
簡略された足掛具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における足掛具は、脚部と足踏部とをそれぞ
れ分割体として構成し、前記各脚部の両端部にネジを螺
設し、前記足踏部の両端部に立上り部を形成し且つ各立
上り部の上部に水平方向の長孔を形成し、前記脚部の一
端ネジ部をインナーブラケットに螺合させ、該脚部の他
端ネジ部を前記長孔に貫通させた状態で固定するように
したことを特徴とするものである。
【0006】また、前記長孔の内周全域に凹凸を形成し
たことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1ないし図5は本発明の一実施
例に関するものであり、図1は本発明に係る足掛具の分
解平面図、図2は図1の側面図、図3は足掛具の組立平
面図、図4は図3の正面図、図5は図3の側面図であ
る。
【0008】図において、1は足掛具の全体を示すもの
であり、該足掛具1は、足踏部2とその両側に位置する
脚部3とコンクリート壁等に埋設されるインナーブラケ
ット4とで構成され、足踏部2と脚部3とインナーブラ
ケット4は、それぞれ別体に成形されている。
【0009】そして、足踏部2の上面にはほぼ全域にわ
たって滑り止め模様5が形成されている。また、該足踏
部2の両端部にはそれぞれ立上り部6が形成され、各立
上り部6の上部には水平方向の長孔7が形成されてい
る。
【0010】また、足踏部2の上面は、その中央部Sか
ら両端側に向けて1度ないし5度の角度で上方へ傾斜す
るように変化されている。そして、この傾斜により昇降
者の両足が足踏部2の上面に安定して乗せることがで
き、昇降者はより安全に昇降することができるものであ
る。
【0011】また、足踏部2の両端コーナー部には反射
体8,8が設置されていて、この反射体8の右側の反射
体を赤,左側の反射体を緑とするようにして、足掛具1
の左右の位置を明確にし、足掛具1に方向性をもたせて
いる。
【0012】また、9は足踏部2の内側側面の軸線方向
に形成した波形の握り部であり、さらに、足踏部2の下
面の軸線方向には波形で表面に凹凸10のある握り部1
1が形成されている。これにより、昇降者は、足踏部2
を握り易くなり、さらに握り手の滑り防止となり、昇降
者は安全に足掛具1を昇降することができる。
【0013】前記脚部3は側面視が略くさび形で、該脚
部3の一端側の上下面には前記長孔7の短径長さに係合
するように切込み段差12,13が形成されている。そ
して、該脚部3の両端部にはネジ14,15が螺設さ
れ、該一端ネジ14部は前記足踏部2の立上り部6に形
成された長孔7を貫通するように配置されている。ま
た、他端ネジ15部はコンクリ―ト壁16内に埋め込ま
れる前記インナーブラケット4に螺合されるようになっ
ている。
【0014】インナーブラケット4は略円筒形で、その
外周に複数のリング状突起17,17,…が形成され、
円筒形の一端面の中心部にネジ孔18が螺設されてい
る。
【0015】以上のような構成からなる足掛具1におい
て、先ずコンクリ―ト壁16の製作時若しくはその後
に、コンクリ―ト壁16内にインナーブラケット4,4
をネジ孔18が開口する端面を露出させて埋設させる。
次に脚部3,3の前記他端ネジ15,15部をそれぞれ
インナーブラケット4,4のネジ孔18,18と螺合さ
せて、脚部3,3をコンクリ―ト壁16面に対して直角
方向に並設する。そして、脚部3,3の前記一端ネジ1
4,14部をそれぞれ足踏部2に形成された立上り部
6,6の各長孔7,7に貫通させてネジ14,14部を
ナット19,19で仮止めする。この際,前記脚部3に
形成した切込み段差12,13を足踏部2に形成された
立上り部6に当接させることにより、足踏部2の垂れ下
がり,前後のがたつきを防止している。そして、脚部
3,3が足踏部2と正確に直角になるように、両脚部
3,3の位置を長孔7,7の範囲内で移動させて調整
し、ナット19,19を締め付けることにより、足掛具
1は容易に且つ正確にコンクリ―ト壁16に取り付けら
れる。そして、足掛具1の取り付け後は、前記インナー
ブラケット4の外周に複数のリング状突起17,17,
…が形成されているので、該突起17がコンクリート壁
16に確実に喰込み、インナーブラケット4がコンクリ
―ト壁16内から抜けるのが防止され、足掛具1はコン
クリ―ト壁16から抜け出すこともない。
【0016】また、足踏部2の両端部には立上り部6が
形成されているので、昇降者は足踏部2から足を踏み外
す虞もない。
【0017】そして、図4に示すように、前記長孔7の
内周全域に例えば鋸刃状の凹凸20を形成した場合に
は、この凹凸20により脚部3,3が足踏部2に対して
滑ることがなく、安定した足掛具1とすることができ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明の足掛具によれば、脚部と足踏部
とをそれぞれ分割体として構成し、前記各脚部の両端部
にネジを螺設し、前記足踏部の両端部に立上り部を形成
し且つ各立上り部の上部に水平方向の長孔を形成し、前
記脚部の一端ネジ部をインナーブラケットに螺合させ、
該脚部の他端ネジ部を前記長孔に貫通させた状態で固定
するようにしたので、脚部を、長孔に脚部の一端部を貫
通させた状態で固定することにより、足踏部に対して両
脚部間の間隔が調整できてコンクリート壁に埋設される
インナーブラケットの埋設作業に格別の正確度を要せ
ず、したがって、コンクリート壁への取付が容易で確実
であり、しかも構成が簡略され、且つ足踏部からの足の
踏み外しの少ない安全な足掛具となる。
【0019】また、請求項2において、立上り部の長孔
の内周全域に凹凸を形成したので、この凹凸により脚部
の滑りを防止して、安定した足掛具ととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る足掛具の分解平面図であ
る。
【図2】図2は図1の側面図である。
【図3】図3は足掛具の組立平面図である。
【図4】図4は図3の正面図である。
【図5】図5は図3の側面図である。
【符号の説明】
1 足掛具 2 足踏部 3 脚部 4 インナーブラケット 6 立上り部 7 長孔 14,15 ネジ 16 コンクリート壁 20 凹凸

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】足踏部とその両側に位置する脚部とコンク
    リート壁内に予め埋設されたインナーブラケットとから
    なる足掛具において、脚部と足踏部とをそれぞれ分割体
    として構成し、前記各脚部の両端部にネジを螺設し、前
    記足踏部の両端部に立上り部を形成し且つ各立上り部の
    上部に水平方向の長孔を形成し、前記脚部の一端ネジ部
    をインナーブラケットに螺合させ、該脚部の他端ネジ部
    を前記長孔に貫通させた状態で固定するようにしたこと
    を特徴とする足掛具。
  2. 【請求項2】前記長孔の内周全域に凹凸を形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の足掛具。
JP25551499A 1999-09-09 1999-09-09 足掛具 Expired - Lifetime JP3262544B2 (ja)

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JP2001081797A JP2001081797A (ja) 2001-03-27
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