JP3262390B2 - 金属膜の形成方法 - Google Patents

金属膜の形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置内において
配線として使用する金属膜の形成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、有機Al化合物ガスを原料とするC
VDによってAlもしくはAl合金を堆積する場合、平滑な
膜を得るために、TiCl4 等を用いて基板の前処理を行っ
たり、TiN膜を下地として形成した後に大気にさらすこ
となくAlを堆積することが行われていた(文献「June 1
1-12, 1991 VMIC Conference TH-0359-0/91/0000-0089$
01.00 C 1991 IEEE, PP 89-95」)。
【0003】図4に基づいて、下地用のTiN膜を形成す
る場合について具体的に説明する。図4(a)は、ヴィ
ア孔50形成後を示す。Si基板10上に下地絶縁膜20
とパターンニングされた下層金属配線30とが形成さ
れ、これらを覆うように層間絶縁膜40が形成されてい
る。層間絶縁膜40にはヴィア孔50が形成されてい
る。図4(b)の工程では、スパッタによってTiNの薄
膜であるTiN膜61を形成する。図4(c)の工程で
は、TiN膜61上及びヴィア孔50内にCVD−Al層7
0を成長させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、TiCl4 等によ
って基板10表面の前処理を行う方法では十分に平坦な
膜を得ることはできなかった。また、下地としてTiN膜
61を用いる方法では、例えば付随するコンタクト孔で
あるヴィア孔50内にも均一な成膜を行うためにTiN膜
61を厚くする必要があり、ヴィア孔50部分で実効的
な配線抵抗の増大を招くという問題があった。
【0005】また、上述した形成方法では、Cu等、Alの
エレクトロマイグレーションを防止して配線の信頼性を
向上させるために必要な不純物を、所望の濃度に制御し
て添加することが困難であるといった問題があった。
【0006】そこで、本発明は、従来の金属膜の形成方
法の問題点を解決する方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決すべ
く、本発明に係る金属膜の形成方法は、半導体装置内に
設けられる金属配線として用いられる金属膜の形成方法
において、(1)基板本体の上方に形成された絶縁膜にヴ
ィアプラグ埋め込み用の開孔を穿設する第1の工程と、
(2)基板の温度を100℃以下とし、開孔の穿設された
絶縁膜の表面上に、スパッタ法を用いてAl若しくはA
l合金のいずれか一方を堆積させ、スパッタ膜を形成す
る第2の工程と、(3)Al成分を含んだガスを供給し、
化学反応によりスパッタ膜の表面上にAl膜を形成する
第3の工程とを有することを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る金属膜の形成方法は、
半導体装置内に設けられる金属配線として用いられる金
属膜の形成方法において、基板本体の上方に形成された
絶縁膜にヴィアプラグ埋め込み用の開孔を穿設する第1
の工程と、開孔の穿設された絶縁膜の表面上に、スパッ
タ法を用いてAl合金を堆積させ、スパッタ膜を形成する
第2の工程と、Al成分を含んだガスを供給し、化学反応
によりAl合金膜の表面上にAl膜を形成するとともに、Al
合金膜に含まれる金属元素を前記Al膜中に拡散させる第
3の工程とを有することを特徴とする。
【0009】さらに、金属元素は、Cu、Cr、Ti、
Mg、Pd、Hf及びScの中から選ばれた一種以上の
元素であることが望ましい。さらにまた、上記の第2の
工程において、上記の基板の温度を100℃以下とする
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の方法によれば、ヴィアプラグ埋め込み用
の開孔内および絶縁膜の表面上に、スパッタ法を用いて
Al若しくはAl合金のいずれか一方を堆積させてスパッタ
膜を形成し、CVD法によりスパッタ膜の表面上にAl膜
を形成する。従って、スパッタ法によってAlもしくはAl
合金膜を堆積させてることでスパッタ膜上では均一かつ
高密度に核生成が起きるため、スパッタ膜上にCVD法
によりAlの堆積を行えば平坦なAl膜を得ることができ
る。
【0011】また、上記の形成方法によれば、スパッタ
膜の表面上にCVD法によりAl膜を形成するとともに、
スパッタ膜を構成するAl合金に含まれる金属元素をAl膜
中に拡散させる。この場合、不純物金属の拡散温度、時
間等を適当に調節しておけば、Al膜およびスパッタ膜か
らなる金属膜全体に亘って不純物金属を拡散することが
でき、しかも金属膜中の不純物金属の濃度を正確に制御
できる。よって、エレクトロマイグレーション等に対す
る金属膜の配線信頼性の向上を図ることができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明のいくつか
の実施例について説明する。なお、図面の説明において
同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略す
る。
【0013】図1のフローチャート、図2に基づいて本
発明の第1実施例に係る金属膜の形成方法について説明
する。まず、図2(a)に示すように、Si基板10上に
は、SiO2 の下地絶縁膜20が堆積されている。この下
地絶縁膜20上には、RIE法によって適当にパターン
ニングされたAlの下層金属配線30が形成されている。
これら下地絶縁膜20及び下層金属配線30を覆うよう
にSiO2 の層間絶縁膜40が堆積されている。この層間
絶縁膜40の適当な位置には、ドライエッチングによっ
て直径 0.4μm程度のヴィア孔50が形成されている
(ステップ101)。
【0014】次に、図2(b)に示すように、スパッタ
法を用いて層間絶縁膜40及びヴィア孔50内にCu濃度
4重量%のAlCu合金を堆積させAlCu合金膜であるスパッ
タ膜60を形成する(ステップ102)。この際、スパ
ッタ膜60の膜厚は、層間絶縁膜40の平坦面上で 100
nmであった。なお、スパッタ膜60を形成する前に、予
め、Arスパッタ等によって下層金属配線30の表面の清
浄化を行うことが望ましい。
【0015】次に、DMAHと水素とを原料とするCV
D法でヴィア孔50内およびスパッタ膜60の表面上に
Alを堆積することによって図2(c)に示すように、ヴ
ィア孔50内にAlを埋め込むとともにスパッタ膜60上
にAlを 700nmの膜厚に堆積させAl膜であるCVD膜70
を形成する(ステップ103)。ステップ102とステ
ップ103とは同一真空中で連続して行うことが望まし
い。
【0016】次に、図2(d)に示すように、Si基板1
0を含む全体に 400℃で30分間の熱処理を施し、スパ
ッタ膜60からCVD膜70にCuを拡散させ、CVD膜
70をAlCu合金膜とする(ステップ104)。熱処理後
のCVD膜70中の平均Cu濃度は次の計算式により求め
られる。
【0017】4重量%×100nm/(100nm+7
00nm)=0.5重量% 次に、レジストパターン形成後、RIEを用いて上層金
属配線をパターンニングする(ステップ105)。
【0018】上記の方法によれば、AlCu合金膜であるス
パッタ膜60中のCuの拡散温度、時間等を予め適当に調
節することによって、Al膜であるCVD膜70全体に亘
ってCuを拡散することができ、しかもCVD膜70中の
Cuの濃度を正確に制御できる。よって、ヴィア構造にお
けるプラグに関して、エレクトロマイグレーション等に
対する配線信頼性の向上を図ることができる。さらに、
ヴィア孔50の内周面からもプラグ用のAl層が成長する
ので、各ヴィア孔50の径をそろえるのみで深さの異な
るヴィア孔50を同時に埋め込むことができる。
【0019】AlCu合金膜であるスパッタ膜60の膜厚、
Cu濃度等は、上記実施例に限定されるものではない。も
っとも、スパッタ膜60の膜厚を20〜 300nm(平坦基板
上)の範囲とし、そのCu濃度を 0.5〜10重量%の範囲と
することが好ましい。
【0020】なお、ここで、スパッタ膜60の膜厚をt
s 、スパッタ膜60中のCu濃度をc 0 、CVD膜70の
膜厚をtc 、熱処理後のAl膜中の平均Cu濃度をcとおく
と、熱処理後のAl膜中の平均Cu濃度は次式で現される。
【0021】 c=c0 ×ts /(ts +tc )・・・・・・・・(1) これによれば、平均Cu濃度は 0.1〜4重量%となり、望
ましくは0.25〜2であり、1ポイントなら 0.5重量%が
望ましいといえる。
【0022】スパッタ膜60としてAlCu合金膜の代りに
他のスパッタ膜60を使用することもできる。すなわ
ち、金属配線の信頼性を向上させるためにAlに添加する
不純物として、Cuの他、Mg、Cr、Ti、Pd、Hf、Sc等の金
属元素を用いることができる。
【0023】例えば、AlTi合金を使用する場合、(1)
式で計算される平均濃度を0.15重量%程度とする。Ti濃
度は、0.15重量%に限定されるものではないが、0.05〜
0.3重量%の範囲にあることが好ましい。また、AlCr合
金を使用する場合、 0.5重量%程度とする。Cr濃度は、
0.5重量%に限定されるものではないが、 0.2〜2重量
%の範囲にあることが好ましい。さらに、AlSiMg合金を
使用する場合、SiおよびMg濃度をそれぞれ1重量%程度
のSiと1重量%程度のMgを添加したAlSiMg膜とする。Si
及びMg濃度は、上記に限定されるものではないが、Siに
ついては 0.5〜2重量%の範囲にあることが好ましく、
Mgについては 0.5〜5重量%の範囲にあることが好まし
い。さらに、AlPd合金を使用する場合、 0.3重量%程度
とする。Pd濃度は、上記に限定されるものではないが、
0.1〜1重量%の範囲にあることが好ましい。さらに、
AlPdNb合金を使用する場合、Pd濃度を 0.3重量%程度,
Nb濃度を 0.4重量%程度とする。Pd及びNb濃度は、上記
に限定されるものではないが、Pdについては 0.1〜1重
量%の範囲にあることが好ましく、Nbについては 0.2〜
1重量%の範囲にあることが好ましい。さらに、AlSc合
金を使用する場合、0.15重量%程度とする。Sc濃度は、
上記に限定されるものではないが、0.05〜 0.3重量%の
範囲にあることが好ましい。さらに、AlCuHfB合金を使
用する場合、Cu濃度を 0.5重量%,Hf濃度を0.02重量
%,B濃度を0.04重量%とする。Cu濃度等、上記に限定
されるものではないが、Cuについては0.25〜2重量%の
範囲にあることが好ましく、Hfについては0.01〜0.05重
量%の範囲にあることが好ましく、Bについては0.02〜
0.1重量%の範囲にあることが好ましい。さらに、AlCu
Hf合金を使用する場合、Cu濃度を 0.5重量%程度,Hf濃
度を0.02重量%程度とする。Cu及びHf濃度は、上記に限
定されるものではないが、Cuについては0.25〜2重量%
の範囲にあることが好ましく、Hfについては0.01〜0.05
重量%の範囲にあることが好ましい。さらに、AlCuTi合
金を使用する場合、Cu濃度を 0.1重量%程度,Ti濃度を
0.15重量%程度とする。Cu及びTi濃度は、上記に限定さ
れるものではないが、Cuについては0.05〜 0.3重量%の
範囲にあることが好ましく、Tiについては0.05〜 0.3重
量%の範囲にあることが好ましい。なお、上記の全ての
合金膜に対して1重量%程度のSiを添加することもでき
る。Si濃度は、上記に限定されるものではないが、 0.5
〜2重量%の範囲にあることが好ましい。
【0024】次に、図3に基づいて本発明の第2実施例
に係る金属膜の形成方法について説明する。まず、図3
(a)に示すように、n+ 領域を有するp-Si基板11上
には、SiO2 の層間絶縁膜40が堆積されている。p-Si
基板11に形成されたn+ 領域上方の層間絶縁膜40の
部分には、ドライエッチングによってヴィア孔50が形
成されている。
【0025】次に、図3(b)に示すように、バリアメ
タルとしてTiN/Ti層90を層間絶縁膜40上及びヴィ
ア孔50内に堆積する。そして、スパッタ法を用いてAl
Cu合金膜であるスパッタ膜60をTiN/Ti層90上に堆
積する。
【0026】次に、DMAHと水素とを原料とするCV
D法でヴィア孔50内およびスパッタ膜60の表面上に
Alを堆積することによって図3(c)に示すように、ヴ
ィア孔50内にAlを埋め込むとともにスパッタ膜60上
にAlを堆積させ、CVD膜70を形成する。
【0027】次に、図3(c)に示すように、p-Si基板
11を含む全体に 400℃で30分間の熱処理を施し、ス
パッタ膜60からCVD膜70にCuを拡散させ、CVD
膜70をAlCu合金膜とする。
【0028】次に、レジストパターンの形成後、RIE
を用いて金属配線をパターンニングする。
【0029】本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。不純物濃度については、例えばスパッタ膜60を
構成するAl合金としてCuを用いた場合、CVD膜70中
にCuを均一に拡散した後にCVD膜70中に含まれるCu
が 0.5重量%となることが望ましい。
【0030】また、ヴィア孔50内ではスパッタ膜60
は薄くなるが、ヴィア孔50のアスペクト比が高い場合
はヴィア孔50内で堆積されるCVD-Al膜の量は少なくな
るため問題はない。
【0031】さらに、微細なヴィア孔50の内周面での
スパッタ膜60の膜厚を制御するため、ヴィア孔50の
寸法を特定範囲にそろえるため、コリメータをターゲッ
ト・基板間に挿入したスパッタを使用すること、等が好
ましい。
【0032】スパッタ膜60の堆積時の基板温度は、室
温程度もしくは 100℃程度以下に保つことが望ましい。
低温の方がヴィア孔50の内周面で平坦な膜を得ること
ができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ヴィアプラグ埋め込み用の開孔内および絶縁膜の
表面上に、スパッタ法を用いてAl若しくはAl合金のいず
れか一方を堆積させてスパッタ膜を形成し、CVD法に
よりスパッタ膜の表面上にAl膜を形成する。従って、ス
パッタ法によってAlもしくはAl合金膜を堆積させること
でスパッタ膜上では均一かつ高密度に核生成が起きるた
め、スパッタ膜上にCVD法によりAlの堆積を行えば平
坦なAl膜を得ることができる。また、スパッタ膜の表面
上にCVD法によってAl膜を形成するとともに、スパッ
タ膜を構成するAl合金に含まれる金属元素をAl膜中に拡
散させる。この場合、不純物金属の拡散温度、時間等を
適当に調節しておけば、Al膜およびスパッタ膜からなる
金属膜全体に亘って不純物金属を拡散することができ、
しかも金属膜中の不純物金属の濃度を正確に制御でき
る。よって、エレクトロマイグレーション等に対する金
属膜の配線信頼性の向上を図ることができる。即ち、本
発明に係る金属膜の形成方法を用いれば、平坦な金属膜
を形成することができるとともに、金属膜中の不純物金
属の濃度を正確に制御できるのでので、信頼性の高い配
線金属を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る金属膜の形成方法を
示すフローチャートである。
【図2】本発明の第1実施例に係る金属膜の形成方法の
各工程図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る金属膜の形成方法の
各工程図である。
【図4】従来例に係る金属膜の形成方法の各工程図であ
る。
【符号の説明】
10、11…Si基板、20…下地絶縁膜、30…下層金
属配線、40…層間絶縁膜、50…ヴィア孔、60…ス
パッタ膜、70…CVD膜、80…金属膜、90…TiN
/Ti層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // H01L 21/203 H01L 21/88 N (72)発明者 太田 与洋 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎 製鉄株式会社 技術研究本部内 (56)参考文献 特開 平6−124948(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3205 H01L 21/321 H01L 21/3213 H01L 21/768

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置内に設けられる金属配線とし
    て用いられる金属膜の形成方法において、 基板上形成された絶縁膜にヴィアプラグ埋め込み用の開
    孔を穿設する第1の工程と、前記基板の温度を100℃以下とし、 前記開孔の穿設さ
    れた前記絶縁膜の表面上に、スパッタ法を用いてAl若
    しくはAlに他の金属元素を添加したAl合金のいずれ
    か一方を堆積させ、スパッタ膜を形成する第2の工程
    と、 Al成分を含んだガスを供給し、化学反応により前記ス
    パッタ膜の表面上にAl膜を形成する第3の工程とを有
    することを特徴とする金属膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 半導体装置内に設けられる金属配線とし
    て用いられる金属膜の形成方法において、 基板本体の上方に形成された絶縁膜にヴィアプラグ埋め
    込み用の開孔を穿設する第1の工程と、 前記開孔の穿設された前記絶縁膜の表面上に、スパッタ
    法を用いてAlに他の金属元素を添加したAl合金を堆
    積させ、スパッタ膜を形成する第2の工程と、Al成分
    を含んだガスを供給し、化学反応により前記Al合金膜
    の表面上にAl膜を形成するとともに、前記Al合金膜
    に含まれる前記金属元素を前記Al膜中に拡散させる第
    3の工程とを有することを特徴とする金属膜の形成方
    法。
  3. 【請求項3】 前記金属元素は、Cu、Cr、Ti、M
    g、Pd、Hf及びScの中から選ばれた一種以上の元
    素であることを特徴とする請求項2記載の金属膜の形成
    方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の工程において、前記基板の温
    度を100℃以下とすることを特徴とする請求項2又は
    3に記載の金属膜の形成方法。
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