JP3261267B2 - 船外機のスロットル操作規制装置 - Google Patents
船外機のスロットル操作規制装置Info
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for outboard marine engines
Description
によりエンジンからプロペラへの動力伝達を制御する船
外機において、シフト操作用リンク機構の作動に連動し
てスロットル開度の制御範囲を規制するスロットル操作
用リンク機構を備えたスロットル操作規制装置に関す
る。
置)として、特開平4−260892号公報に記載され
たものが知られている。また、シフトロッドを上下動さ
せて前後進を切り換える船外機のシフト操作装置が、実
開平60−131641号公報に記載されている。それ
によれば、シフト操作レバーに接続されたシフトアーム
を枢支するシフト軸と、スロットル操作レバーに接続さ
れたスロットルアームを枢支するスロットル軸とが直角
に配置される。
のは、シフト用のスライダがガイドに沿って摺動する構
造であり、しかも船外機の上部に位置するキャブレタに
接続するスロットル操作用リンク機構が、船外機の下部
に延びるシフトロッドに接続するシフト操作用リンク機
構よりも下方に配置されているため、両リンク機構の作
動領域が大きくなってコンパクト化が難しい問題があ
る。また、上記後者のものは、上下動式のシフト操作装
置を有する船外機に適用されたものであり、そのまま回
動式のシフト操作装置を有する船外機に適用することは
困難である。
で、回動式のシフト操作装置を有する船外機のスロット
ル操作規制装置をコンパクト化することを目的とする。
に、本発明は、エンジンから下方に延びる駆動軸の下端
に設けられてプロペラへの動力伝達を制御するシフトギ
ヤ機構の作動を制御すべく、シフトギヤ機構から上方に
立ち上がるシフトロッドを回転駆動するシフト操作用リ
ンク機構と、このシフト操作用リンク機構の作動に連動
してスロットル開度の制御範囲を規制するスロットル操
作用リンク機構とを備えた船外機のスロットル操作規制
装置において、前記シフト操作用リンク機構が、エンジ
ンの側壁に上下方向に支持されたシフト軸と、シフト軸
の下端に設けられてシフト操作レバーにより回動するシ
フトアームと、シフト軸の上端に設けられてシフトアー
ムと一体に回動する第1規制アームとを備えるととも
に、前記スロットル操作用リンク機構が、エンジンの側
壁に水平方向に支持されたスロットル軸と、スロットル
軸に設けられてシフトアームよりも高い位置に配置にさ
れ、スロットル操作レバーにより回動するスロットルア
ームと、スロットルアーム軸に設けられて前記第1規制
アームに当接可能な第2規制アームとを備えたことを特
徴とする。
フト軸回りにシフトアームを回動させると、それと一体
の第1規制アームが回動してシフトポジションに応じた
位置に停止する。スロットル操作レバーによりスロット
ル軸回りにスロットルアームを回動させるとき、それと
一体の第2規制アームが前記第1規制アームに当接し、
スロットルアームを回動角がシフトポジションに応じて
規制される。
する。
ので、図1は船外機の全体側面図、図2は図1の要部拡
大断面図、図3はエンジンの右側面図、図4はエンジン
の左側面図、図5は図4の5−5線矢視図、図6は図1
の要部拡大断面図、図7は図6の7−7線断面図、図8
は図4の8方向拡大矢視図、図9は図8の9方向矢視
図、図10は図8の10−10線断面図、図11は図8
に対応する前進時の作用説明図、図12は図11の12
方向矢視図、図13は図8に対応する後進時の作用説明
図、図14は図13の14方向矢視図である。
エクステンションケース1の上部に結合されたマウント
ケース2を備えており、このマウントケース2の上面に
直列4気筒4サイクルエンジンEが支持される。マウン
トケース2には上面が開放したアンダーケース3が結合
されており、このアンダーケース3の上部にエンジンカ
バー4が着脱自在に装着される。マウントケース2の外
側を覆うように、アンダーケース3の下縁とエクステン
ションケース1の上縁との間にアンダーカバー5が装着
される。
クケース7、シリンダヘッド8、ヘッドカバー9、下部
ベルトカバー10、上部ベルトカバー11及びオイルパ
ン40を備えており、シリンダブロック6及びクランク
ケース7が前記マウントケース2の上面に支持される。
シリンダブロック6に形成したオイル排出通路61 がオ
イルパン40の内部に連通する。前記シリンダブロック
6、クランクケース7及びマウントケース2はエンジン
主ケースを構成し、このエンジン主ケースにシリンダヘ
ッド8、ヘッドカバー9、下部ベルトカバー10、上部
ベルトカバー11及びオイルパン40が取り付けられ
る。
ンダ12a1 ,12a2 ,12b1,12b2 にそれぞ
れピストン13…が摺動自在に嵌合しており、各ピスト
ン13…がコネクティングロッド14…を介して鉛直方
向に配置したクランク軸15に連接される。上側の2個
のシリンダ12a1 ,12a2 は第1シリンダ群12a
を構成し、下側の2個のシリンダ12b1 ,12b2 は
第2シリンダ群12bを構成する。
6と共に連結された駆動軸17は、エクステンションケ
ース1の内部を下方に延び、その下端はギヤケース18
の内部に設けたシフトギヤ機構19を介して、後端にプ
ロペラ20を有するプロペラ軸21に接続される。シフ
トギヤ機構19の前部には、プロペラ軸21の回転方向
を切り換えるべくシフトロッド22の下端が接続され
る。
ト23とエクステンションケース1に設けたロアマウン
ト24間にスイベル軸25が固定されており、このスイ
ベル軸25を回転自在に支持するスイベルケース26
が、船尾Sに装着されたスターンブラケット27にチル
ト軸28を介して上下揺動可能に支持される。
がシリンダヘッド8に回転自在に支持されており、クラ
ンク軸15の上端に設けたクランクプーリ30とカム軸
29の上端に設けたカムプーリ31とにタイミングベル
ト33が巻き掛けられる。クランクプーリ30の上部に
はステータ34とロータ35とよりなる発電機36が設
けられるとともに、発電機36の上部に手動でエンジン
Eを始動するための始動用プーリ37が設けられる。前
記クランクプーリ30、カムプーリ31、タイミングベ
ルト33、発電機36及び始動用プーリ37は下部ベル
トカバー10及び上部ベルトカバー11の内部に収納さ
れる。
の構造を説明する。
ジンルーム51に収納されたエンジンEのシリンダヘッ
ド8の右側面に、4個のシリンダ12a1 ,12a2 ,
12b1 ,12b2 にそれぞれ対応する4本の吸気通路
52…を一体に有する吸気マニホールド53が結合され
る。各吸気通路52…は前方に湾曲し、それらの前端に
4連のキャブレタ54a1 ,54a2 ,54b1 ,54
b2 がそれぞれ接続される。
1 ,54b2 の内部には図示せぬスロットルバルブ及び
チョークバルブが収納されており、各スロットルバルブ
の弁軸55…に結合されたスロットルバルブレバー56
…が共通のリンク57で連動して駆動されるとともに、
各チョークバルバルブの弁軸58…に結合されたチョー
クバルブレバー59…が共通のリンク60で連動して駆
動される。
沿って配置された第1吸気消音室61に4個のキャブレ
タ54a1 ,54a2 ,54b1 ,54b2 の上流端が
接続される。クランクケース7の反シリンダヘッド8側
に沿う空間、即ちエンジンルーム51の前部空間には前
記第1吸気消音室61の上流側に連なる第2吸気消音室
62が着脱自在に結合される。第2吸気消音室62は下
向きに開口する吸気口621 から上向きに延びる第1部
分622 と、この第1部分622 から水平方向に90°
湾曲して第1吸気消音室61の上部左側面に接続される
第2部分623とを備える。ヘッドカバー9と第1吸気
消音室61とが、ブリーザパイプ63によって接続され
る。
給系の構造を説明する。
第1燃料ポンプ64a及び第2燃料ポンプ64bが設け
られており、図示せぬ燃料タンクが燃料フィルター6
5、燃料供給配管66、ジョイント67及び燃料供給配
管68a,68bを介して前記2個の燃料ポンプ64
a,64bの吸入ポートに接続される。
は、上側の第1シリンダ群12aの2個のシリンダ12
a1 ,12a2 のキャブレタ54a1 ,54a2 に燃料
供給配管69a1 ,69a2 を介して接続されるととも
に、下側の第2燃料ポンプ64bの吐出ポートは、下側
の第2シリンダ群12bの2個のシリンダ12b1 ,1
2b2 のキャブレタキャブレタ54b1 ,54b2 に燃
料供給配管69b1 ,69b2 を介して接続される。
用リンク機構Lsの構造を説明する。
に、エンジンEのクランクケース7の左側面に2本のボ
ルト70,70によって取付ブラケット71が固定され
る。取付ブラケット71には上下方向に延びるシフト入
力軸72が回転自在に支持されており、このシフト入力
軸72の下端及び上端に、それぞれシフト入力アーム7
3及び第1規制アーム74が固着される。シフト入力ア
ーム73の先端は、アンダーケース3の壁部を貫通する
ボーデンワイヤ75により船外機Oから離れた位置に設
けられたシフト操作レバー98に連結される。
るシフト出力軸76が回動自在に支持されており、クラ
ンクケース7の上面から上方に延出する前記シフト出力
軸76の上端に固着したシフト出力アーム77の先端
と、前記シフト入力アーム73の中間部とが、シフトリ
ンク78により連結される。
7N ,77F ,77R と、1個のドグ771 とが形成さ
れる。クランクケース7の側壁にリーフスプリング79
の一端がボルト80で固定されており、このリーフスプ
リング79の他端に設けたローラ81が前記3個の凹部
77N ,77F ,77R に選択的に係合する。図8に示
すニュートラルポジションにおいて、凹部77N にロー
ラ81が係合してシフト出力軸76を位置決めするとと
もに、ドグ771 がリミットスイッチ82を蹴ってニュ
ートラルポジションを検出する。図11に示すフォワー
ドポジション及び図13に示すリバースポジションにお
いて、それぞれ凹部77F ,77R にローラ81が係合
してシフト出力軸76を位置決めする。
出力軸76の下端に設けた駆動セクタギヤ83とシフト
ロッド22の上端に設けた従動セクタギヤ84とが、エ
ンジン主ケースの一部を構成するフライホイール収納室
38の内部で噛合する。
ラ軸21の外周には第1従動ベベルギヤ85及び第2従
動ベベルギヤ86が相対回転自在に支持されており、こ
れら第1、第2従動ベベルギヤ85,86は駆動軸17
の下端に設けた駆動ベベルギヤ97に噛合する。第1、
第2従動ベベルギヤ85,86の間にプロペラ軸21に
スプライン嵌合するシフト部材87が摺動自在に支持さ
れる。シフト部材87の軸方向両端にはそれぞれ係止歯
871 …,872 …が形成されるとともに、これら係止
歯871 …,872 …に係合可能に対向する係止歯85
1 …,861 が第1従動ベベルギヤ85及び第2従動ベ
ベルギヤ86にそれぞれ設けられる。
ス18の軸孔181 には摺動軸88が摺動自在に支持さ
れており、この摺動軸88に設けた一対のフランジ88
1 ,881 間にシフトロッド22の下端に設けた偏心ピ
ン221 が係合する。摺動軸88に設けたピン89の両
端部は、プロペラ軸21の長孔212 ,212 を貫通し
て前記シフト部材87に係合する。
構造を図4及び図8〜図10に基づいて説明する。
るスロットル軸90を介してスロットルアーム91が枢
支されており、そのスロットルアーム91の先端がボー
デンワイヤ92を介して船外機Oから離れた位置に設け
られたスロットル操作レバー99に接続される。スロッ
トルアーム91には駆動プーリ93と前記第1規制アー
ム74に当接可能な第2規制アーム94とが一体に形成
されており、駆動プーリ93に巻き掛けられたボーデン
ワイヤ95がエンジンEの前部を左側面から右側面に迂
回し、前記スロットルバルブレバー56を駆動する従動
プーリ96に巻き掛けられる(図3参照)。
73よりも上方に位置するとともに第2規制アーム94
は第1規制アーム74よりも下方に位置しており、従っ
てシフト入力軸72の回動に伴うシフト入力アーム73
及び第1規制アーム74の作動空間内にスロットルアー
ム91及び第2規制アーム94が収納される。
の作用について説明する。
ンにあるとき、図8に示すように、リーフスプリング7
9の先端に設けたローラ81がシフト出力アーム77の
凹部77N に係合している。このとき、図7においてシ
フトギヤ機構19のシフト部材87の係止歯871 …,
872 …は第1従動ベベルギヤ85の係止歯851 …及
び第2従動ベベルギヤ86の係止歯862 …の何れにも
係合していない。従って、駆動軸17の下端に設けた駆
動ベベルギヤ97に噛合する第1、第2従動ベベルギヤ
85,86は空転し、プロペラ軸21への動力伝達は行
われない。
72及びシフト入力アーム73を図8のニュートラル状
態から図11に示すフォワード状態に時計方向に回動さ
せると、シフトリンク78を介してシフト出力軸76及
びシフト出力アーム77が時計方向に回動し、更に駆動
セクタギヤ83を介して従動セクタギヤ84及びシフト
ロッド22が反時計方向に回動する。その結果、図7に
おいてシフトロッド22の偏心ピン221 によって摺動
軸88と共にシフト部材87が右動し、シフト部材87
の係止歯871 …が第1従動ベベルギヤ85の係止歯8
51 …に係合する。これにより、駆動ベベルギヤ97の
回転は第1従動ベベルギヤ85及びシフト部材87に伝
達され、プロペラ軸21がフォワード方向に回転する。
入力軸72及びシフト入力アーム73を図8のニュート
ラル状態から図13に示すリバース状態に反時計方向に
回動させると、シフトリンク78を介してシフト出力軸
76及びシフト出力アーム77が反時計方向に回動し、
更に駆動セクタギヤ83を介して従動セクタギヤ84及
びシフトロッド22が時計方向に回動する。その結果、
図7においてシフトロッド22の偏心ピン221 によっ
て摺動軸88と共にシフト部材87が左動し、シフト部
材87の係止歯872 …が第2従動ベベルギヤ86の係
止歯861 …に係合する。これにより、駆動ベベルギヤ
97の回転は第2従動ベベルギヤ86及びシフト部材8
7に伝達され、プロペラ軸21がリバース方向に回転す
る。
3が図8のニュートラル状態にあるとき、図9及び図1
0に示すようにシフト入力アーム73と一体に回動する
第1規制アーム74に第2規制アーム94が当接するこ
とにより、スロットルアーム91の全閉位置からの回動
可能角度は最小のαに規制される。これにより、駆動プ
ーリ93にボーデンワイヤ95を介して接続された従動
プーリ96(図3参照)の回動角も最小に規制され、ニ
ュートラルポジションにおけるエンジンEの空吹かしが
規制される。
3が図11のフォワード状態にあるとき、図12に示す
ように第2規制アーム94は第1規制アーム74に当接
することなく自由に回動することができ、スロットルア
ーム91は全閉位置から全開位置まで最大の角度βに亘
って回動することができる。
3が図13のリバース状態にあるとき、図14に示すよ
うに第1規制アーム74に第2規制アーム94が当接す
ることにより、スロットルアーム91の全閉位置からの
回動可能角度は、前記ニュートラル状態の回動可能角度
αと前記フォワード状態の回動可能角度βとの中間のγ
に規制される。これにより、リバースポジションにおけ
るエンジンEの高速運転が規制される。
動セクタギヤ83及び従動セクタギヤ84を、エンジン
主ケースの一部であるフライホイール収納室38の内部
に収納したので、それら駆動セクタギヤ83及び従動セ
クタギヤ84をエンジン主ケースの外部に配置し、その
上方にエンジンEを配置する場合に比べて、エンジンE
の搭載位置を下げて船外機Oの重心位置を下げることが
できる。またシフト入力軸72、シフト入力アーム7
3、シフトリンク78及びシフト出力アーム77をエン
ジンEの側部に配置したことにより、それらの部材によ
ってエンジンEの搭載位置が上ることがない。
ンク機構Ls及びスロットル操作用リンク機構Ltを設
け、シフト操作用リンク機構Lsのシフト入力軸72を
上下方向に配置するとともにスロットル操作用リンク機
構Ltのスロットル軸90を水平方向に配置し、更にシ
フト入力軸72の下端及び上端に設けたシフト入力アー
ム73及び第1規制アーム74間に、スロットル軸90
に設けたスロットルアーム91及び第2規制アーム94
を配置したので、シフト入力アーム73及び第1規制ア
ーム74の作動空間内にスロットルアーム91及び第2
規制アーム94を収めて両リンク機構Ls,Ltをコン
パクト化することができる。
機構19に連なるシフト入力アーム73を低い位置に配
置するとともに、船外機Oの上部に設けたキャブレタ5
4a 1 ,54a2 ,54b1 ,54b2 に連なるスロッ
トルアーム91を前記シフト入力アーム73よりも高い
位置に配置したので、シフト操作用リンク機構Ls及び
スロットル操作用リンク機構Ltの不要な干渉を可及的
に回避することができ、これにより両リンク機構Ls,
Ltのコンパクト化を図ることができる。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
上端にそれぞれシフトアーム及び第1規制アームを支持
するシフト軸を上下方向に配置するとともにスロットル
アーム及び第2規制アームを支持するスロットル軸を水
平方向に配置したので、限られた空間にシフト軸及びス
ロットル軸をコンパクトに配置することができる。しか
も、シフトアームをシフト軸の下端に設けるとともにス
ロットルアームをシフトアームよりも高い位置に配置し
たので、シフト操作用リンク機構を下方に、スロットル
操作用リンク機構を上方にそれぞれ配置して両リンク機
構の作動領域をコンパクト化することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン(E)から下方に延びる駆動軸
(17)の下端に設けられてプロペラ(20)への動力
伝達を制御するシフトギヤ機構(19)の作動を制御す
べく、シフトギヤ機構(19)から上方に立ち上がるシ
フトロッド(22)を回転駆動するシフト操作用リンク
機構(Ls)と、このシフト操作用リンク機構(Ls)
の作動に連動してスロットル開度の制御範囲を規制する
スロットル操作用リンク機構(Lt)とを備えた船外機
のスロットル操作規制装置において、 前記シフト操作用リンク機構(Ls)が、エンジン
(E)の側壁に上下方向に支持されたシフト軸(72)
と、シフト軸(72)の下端に設けられてシフト操作レ
バー(98)により回動するシフトアーム(73)と、
シフト軸(72)の上端に設けられてシフトアーム(7
3)と一体に回動する第1規制アーム(74)とを備え
るとともに、 前記スロットル操作用リンク機構(Lt)が、エンジン
(E)の側壁に水平方向に支持されたスロットル軸(9
0)と、スロットル軸(90)に設けられてシフトアー
ム(73)よりも高い位置に配置にされ、スロットル操
作レバー(99)により回動するスロットルアーム(9
1)と、スロットルアーム軸(90)に設けられて前記
第1規制アーム(74)に当接可能な第2規制アーム
(94)とを備えたことを特徴とする船外機のスロット
ル操作規制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23313494A JP3261267B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 船外機のスロットル操作規制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23313494A JP3261267B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 船外機のスロットル操作規制装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0891297A JPH0891297A (ja) | 1996-04-09 |
JP3261267B2 true JP3261267B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=16950275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23313494A Expired - Lifetime JP3261267B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 船外機のスロットル操作規制装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3261267B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004030036A1 (de) | 2003-06-25 | 2005-01-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Außenbordmotor |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP23313494A patent/JP3261267B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0891297A (ja) | 1996-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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