JP3261082B2 - 部品管理システム及び方法 - Google Patents

部品管理システム及び方法

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JP3261082B2
JP3261082B2 JP25899397A JP25899397A JP3261082B2 JP 3261082 B2 JP3261082 B2 JP 3261082B2 JP 25899397 A JP25899397 A JP 25899397A JP 25899397 A JP25899397 A JP 25899397A JP 3261082 B2 JP3261082 B2 JP 3261082B2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場における部品
管理システム及び方法に関するものである。
【従来の技術】図6は従来の部品管理システムを示す実
施例であり、操作端末133−1,133−2,133
−3、及び保存手段(以下データベース)132-1,1
32−2,132−3,132−4は中央演算処理装置
(CPU)131に接続されている。
【0002】使用する部品のデータベースは管理項目ご
とに縦割りの管理が行われている。例えば、部品マスタ
ー132−1、在庫マスター132−2、単価マスター
132−3、日程マスター132−4である。
【0003】データベース132−1,2,3,4上の
データを参照若しくは更新するのは端末133−1,
2,3から行うことができる。在庫状況を参照するので
あれば端末133−1,2,3のいずれかから在庫マス
ター132−2を参照する。
【0004】扱う部品が増えるとデータベース上のデー
タ数は累積的に増加する。
【0005】例えば指定納期日をキー情報に部品の日程
情報を検索する場合は、日程マスター132−4に登録
されている部品のうちから、条件に合致するデータが検
索される。この結果は通常、自分のショップ(工場にお
ける生産ラインの作業単位をいう)で使用する部品と、
他のショップで使用する部品が混在された状態で、表示
されるので、作業者はこの中から必要な情報を選択しな
ければならない。
【0006】主なデータ表示の手段は、端末133のス
プレッドシート形式の画面と、帳票による出力である
(図7)。
【0007】データベースの検索は管理項目である部品
種、在庫、単価、日程等をキー情報として行い、与えた
キー情報に該当するデータが列挙される。管理項目は上
記の他、予定、確定したジョブ、仕様情報(分割、変更
注文)、検査、検収等がある。
【0008】このような表示方法では、ショップ全体の
負荷状況や、納期遅延などの異常データを把握すること
が容易でない。製造ショップでは、受注したオーダの処
理状況、他のショップに発注したオーダの処理状況がど
うなっているかを常に把握する必要がある。
【0009】図7はスプレッドシート形式の表示例であ
る。作業者は使用する部品を表示から探して、該当部品
の「最終納期日」と「完了日(検収)」の日付を比較す
ることで遅れの判断を行う。完了日が空白の場合はその
部品が完成していないということであり、中間のショッ
プで仕掛かっているという判断を作業者が下す。
【0010】スプレッドシート形式の表示は、あるキー
情報に基づく該当データの集合であるので、この表現形
式から自分が担当するショップの予定(これから受注予
定がどのくらいあるか)、遅延(検収遅れがどのくらい
あるか)、注文確定(仕様が決まって動いているジョブ
がどのくらいあるか)、検収(すでに検収がどのくらい
終了しているか)等の状況を直接的、かつ、迅速に把握
できない場合が生じる。
【0011】すなわち、ショップ管理で必要となる結論
(経営上の判断)を導くためには、データを人間系で解
釈する作業が必要となる。先の例では、納期遅れの判断
を行うために「最終納期日」と「完了日」を作業者ある
いはショップ管理者が比較しなければならないというこ
とである。
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術における
部品管理システムは、以下のような課題があった。
【0012】従来の部品管理は特定の条件に基づく画一
的なデータ表示であり、ショップの受発注処理に関し
て、全体的な状況と詳細な状況を検索するためには、複
数のアプリケーションを使用する必要があった。このよ
うな場合データの対応を確認しながら検索しなければな
らず、部品管理のための付帯作業が煩雑となった。
【0013】しかしながら、ショップの規模が大きくな
り、扱うデータ数も莫大となると、全体の処理状況と詳
細情報の関係づけは従来の画一的表示では困難となっ
た。
【課題を解決するための手段】上記課題解決のために、
本発明は次のような構成からなる。
【0014】すなわち、部品の受発注を管理するシステ
ムは、受注および発注の少なくとも一方を識別させるた
めの管理項目を表示手段に表示させるための手段であっ
て、前記管理項目が受注、発注のそれぞれにおいて複数表
示される第一の表示制御手段と、前記表示されている受
注、発注の管理項目のいずれか一方において、入力手段
により入力された選択指示に基づき、表示された複数の
管理項目の中から1つの管理項目あるいは全ての管理項
目のいずれかが選択可能な選択手段と、前記管理項目に
対応した受発注の処理件数に関するデータを記憶する記
憶手段と、前記管理項目の内から選択された項目に対応
する前記記憶手段に記憶されたデータを前記表示手段に
表形式表示させるための第二の表示制御手段と、前記選
択手段により管理項目が一つ選択された場合に、前記第
二の表示制御手段による表示上で、前記入力手段により
入力された選択指示に基づき、前記複数の管理項目の内
から一つ選択された残りの管理項目からの追加選択を可
能にする追加選択手段とを備えることを特徴とする。
【0015】あるいは、上記の部品の受発注を管理する
システムにおいて、前記第一の表示制御手段は、管理項
目として、前記受発注を識別させるためのアイコンと、
前記受発注の結果を示すデータ件数との組合わせ表示を
することを特徴とする。
【0016】あるいは、上記の部品の受発注を管理する
システムにおいて、前記第一の表示制御手段は、受注も
しくは発注の管理項目の全てを一度に選択可能にするた
めのアイコンを表示することを特徴とする。
【0017】あるいは、上記の部品の受発注を管理する
システムにおいて、前記第二の表示制御手段は、前記管
理項目中から選択された一の項目と、前記追加選択手段
により選択された項目とを、合せて表形式表示させるた
めの機能を備えることを特徴とする。
【0018】あるいは、上記の部品の受発注を管理する
システムにおいて、前記第二の表示制御手段は、前記表
形式表示のために選択された前記項目のアイコンと同一
のアイコンを前記表形式表示に表示させるための機能を
備えることを特徴とする。
【0019】あるいは、上記の部品の受発注を管理する
システムにおいて、前記第二の表示制御手段は、入力手
段からの選択により、前記表示手段上で表示位置を可変
とする機能を備えることを特徴とする。
【0020】また、部品の受発注を管理するシステム
は、複数のコンピュータ間で受発注の結果を示すデータ
を授受するためのデータ授受手段と、前記データ授受手
段により授受された受発注の結果を示すデータのうち、
受注および発注の少なくとも一方を識別させるための管
理項目を表示手段に表示させるための手段であって、前
記管理項目が受注、発注のそれぞれにおいて複数表示さ
れる第一の表示制御手段と、前記表示されている受注、
発注の管理項目のいずれか一方において、入力手段によ
り入力された選択指示に基づき、表示された複数の管理
項目の中から1つの管理項目あるいは全ての管理項目の
いずれかが選択可能な選択手段と、前記管理項目に対応
した受発注の処理件数に関するデータを記憶する記憶手
段と、前記管理項目の内から選択された項目に対応する
前記記憶手段に記憶されたデータを前記表示手段に表形
式表示させるための第二の表示制御手段と、前記選択手
段により管理項目が一つ選択された場合に、前記第二の
表示制御手段による表示上で、前記入力手段により入力
された選択指示に基づき、前記複数の管理項目の内から
一つ選択された残りの管理項目からの追加選択を可能に
する追加選択手段とを備え、前記複数のコンピュータ間
で、部品の受発注の管理を行なうことを特徴とする。
【0021】また、部品の受発注を管理する方法は、受
注および発注の少なくとも一方を識別させるための管理
項目を表示手段に表示させるための処理工程であって、
前記管理項目を受注、発注のそれぞれにおいて複数表示
させる第一の表示制御工程と、前記表示されている受
注、発注の管理項目のいずれか一方において、入力手段
により入力された選択指示に基づき、表示された複数の
管理項目の中から1つの管理項目あるいは全ての管理項
目のいずれかを選択可能にする選択工程と、前記管理項
目に対応した受発注の処理件数に関するデータを記憶手
段に記憶させる記憶工程と、前記管理項目の内から選択
された項目に対応する前記記憶手段に記憶されたデータ
を前記表示手段に表形式表示させるための第二の表示制
御工程と、前記選択工程により管理項目が一つ選択処理
された場合に、前記第二の表示制御工程による表示上
で、前記入力手段により入力された選択指示に基づき、
前記複数の管理項目の内から一つ選択された残りの管理
項目からの追加選択を可能にする追加選択工程とを備え
ることを特徴とする。
【0022】あるいは、上記の部品の受発注を管理する
方法において、前記第一の表示制御工程は、管理項目と
して、前記受発注を識別させるためのアイコンと、前記
受発注の結果を示すデータ件数との組合わせ表示をする
ことを特徴とする。
【0023】あるいは、上記の部品の受発注を管理する
方法において、前記第一の表示制御工程は、受注もしく
は発注の管理項目の全てを一度に選択可能にするための
アイコンを表示することを特徴とする。
【0024】あるいは、上記の部品の受発注を管理する
方法において、前記第二の表示制御工程は、前記管理項
目中から選択された一の項目と、前記追加選択工程によ
り選択された項目とを、合せて表形式表示させるための
機能を備えることを特徴とする。
【0025】あるいは、上記の部品の受発注を管理する
方法であって、前記第二の表示制御工程は、前記表形式
表示のために選択された前記項目のアイコンと同一のア
イコンを前記表形式表示に表示させるための機能を備え
ることを特徴とする。
【0026】あるいは、上記の部品の受発注を管理する
方法において、前記第二の表示制御工程は、入力工程か
らの選択処理により、前記表示手段上で表示位置を可変
とする機能を備えることを特徴とする。
【0027】また、部品の受発注をコンピュータで管理
する方法を実行するためのプログラムモジュールを記憶
したコンピュータ可読の記憶媒体であって、該プログラ
ムモジュールが、受注および発注の少なくとも一方を識
別させるための管理項目を表示手段に表示させるための
処理モジュールであって、前記管理項目が受注、発注のそ
れぞれにおいて複数表示される第一の表示制御モジュー
ルと、前記表示されている受注、発注の管理項目のいず
れかに一方において、入力手段により入力された選択指
示に基づき、表示された複数の管理項目の中から1つの
管理項目あるいは全ての管理項目のいずれかを選択可能
にする選択モジュールと、前記管理項目に対応した受発
注の処理件数に関するデータを記憶手段に記憶させる記
憶モジュールと、前記管理項目の内から選択された項目
に対応する前記記憶手段に記憶されたデータを前記表示
手段に表形式表示させるための第二の表示制御モジュー
ルと、前記選択モジュールにより管理項目が一つ選択処
理された場合に、前記第二の表示制御モジュールによる
表示上で、前記入力手段により入力された選択指示に基
づき、前記複数の管理項目の内から一つ選択された残り
の管理項目からの追加選択を可能にする追加選択モジュ
ールとを備えることを特徴とする。
【発明の実施の形態】<システムの全体構成> 本発明のハードウエア構成はクライアント、サーバシス
テムを基本とする(図2)。図14に示すようにクライ
アント、サーバをそれぞれ構成するコンピュータ(14
01)の構成はオペレーティングシステム(OS)14
02,CPU1403,ROM1404a,RAM14
04b、2次記憶装置1404c、ネットワークインタ
フェース1405からなる標準的な構成であり、表示装
置1406、表示制御部1409、入力装置1407、
及び外部記憶装置1408が接続される。
【0028】入力装置1407とは、画面上で座標を指
示し、対象を選択する等の操作を行うための入力装置の
総称である。具体的にはマウスの他、トラックボール、
タッチペン、ジョイスティック、タブレット、キーボー
ド等がある。画面上のカーソル(矢印や十字印が用いら
れる)により位置や対象が指定される。
【0029】表示装置1406とは、コンピュータ間で
授受したデータ(文字、図形、数値等)を画面に表示す
るための装置である。表示装置の種類として、CRTデ
ィスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ
等がある。
【0030】図3は工場におけるショップとクライアン
トとサーバの関係を示している。「ショップ」とは工場
における生産ラインを構成する作業単位をいう。
【0031】工場におけるショップをここでは機械加工
301a,電気部品のユニット組立て301b,機械及
び電気部品の組立て301c、検査301dの4つとし
て考える。これらの各ショップを経て一つの製品が出来
上がる。
【0032】システムの中枢であるサーバ305には機
械加工310a,電気部品のユニット組立て301b、
機械及び電気部品の組立て301c、検査301dに対
応した処理領域(320、330、340、350)が
設けられている。
【0033】この処理領域(320、330、340、
350)はショップ(301a,301b,301c,
301d)内の部品管理を独立に処理する。処理領域3
20、330、340、350それぞれに対応したデー
タベースは2次記憶装置1404cあるいは外部記憶装
置1408でディレクトリの区切られた保存領域をデー
タベースとして使用する(360、370、380、3
90)。データベース360、370、380、390
は独立な処理を実行するために必要十分なデータを格納
するものであり、処理領域間で相互に参照するデータは
サーバデータベース400に格納される。
【0034】サーバデータベース400は、2次記憶装
置1404cあるいは外部記憶装置1408でディレク
トリの区切られた保存領域をデータベースとして使用す
る。
【0035】サーバの処理領域で行われる部品管理に
は、注文の受注、あるいは発注数量は決められていても
その詳細仕様は未定である注文品の管理を行う予定管
理、最終仕様の確定した注文品を対象とする注文確定管
理、指定納期に対して計画遅れとなっている遅延管理、
さらに検収の終了した注文品の管理を行う検収管理等が
ある。これら管理の区分はショップの管理項目とされ
る。管理項目それぞれに対応した受発注の結果はクライ
アント側の進捗入力(例えばキーボード、マウス、バー
コードリーダ等の入力装置1407による)に基づきサ
ーバ側のデータベース(360、370、380、39
0、400:図3)に保存される。この処理領域はクラ
イアント(310a,310b,310c,310d)
を介して、人間の作業領域と繋がり、処理領域のアウト
プットはクライアント310a,b,c,dに表示され
る。管理項目の表示は受発注を識別させるためのアイコ
ン表示と、受発注の結果を示すデータ件数の組合わせに
より表示される。
【0036】例えば、サーバの処理領域320からの表
示はクライアント310aを介して機械加工ショップ3
01aを担当する作業者に表示される。
【0037】また機械加工のショップ301aの作業者
からの進捗(完成した部品の個数など)がキーボード等
1407から入力されると、クライアント310aはそ
の入力情報を処理領域320に戻す。処理領域320は
その入力情報により、「検収」処理を実行する。
【0038】さらに、処理領域で実行される処理には進
捗の結果からデータベース360を更新したり、クライ
アント側にデータ転送するための検索処理等がある。ク
ライアント(310a,b,c,d)とサーバ305の
通信はネットワークインタフェース1405を介して行
う。クライアント側からサーバ305側に転送されたデ
ータは一旦RAM1304b上で実行待ちとなる。処置
はOS1302から指示が出され、CPU1303によ
り処理が実行される。
【0039】処理領域320の処理結果はデータベース
360に格納される。データの属性が各ショップ共通の
ものはフラグの有無などで識別され、サーバ305のデ
ータベース400に保存される。
【0040】このように処理領域ごとに必要となるデー
タベースを分散させ、共有するデータを一括管理するデ
ータベース構成とすることにより、システムの冗長性が
高まり信頼性が向上する。さらに記憶装置へのアクセス
が最小限度で済むために、システムは高速な処理が可能
となる。
【0041】電気部品のユニット組立てショップ301
b、機械及び電気部品の組立てショップ301c、検査
ショップ301dにおいても処理の内容は同様である。
【0042】<ショップの受注関係>図4は図3の電気
部品のユニット組立てショップ301bに着目し、これ
を詳細に区分したものである。ショップ301bはプリ
ント基板の製作ショップ401と基板に取り付けるハー
ネスを作るショップ402からなるものとする。ユニッ
ト組立て301bはショップ401で製作した基板に電
子部品を表面実装をし、ショップ402で製作したハー
ネスを基板に取り付ける。3つのショップ間で発注と受
注の関係が生じる。
【0043】図5は上記の発注と受注の関係をさらに詳
細に示したものである。ショップ301bはプリント基
板とハーネスをショップ401に発注する。ショップ4
01の立場から考えると、プリント基板とハーネスの注
文を受注したことになる。ショップ401は自らのショ
ップでプリント基板の製作を行うが、ハーネスの製作は
ショップ402に発注するものとする。ショップ402
の立場から考えるとハーネスの製作をショップ401か
ら受注したことになる。
【0044】ショップ402は製作品(ハーネス)をシ
ョップ401に納品し、検収を受ける。検収によりショ
ップ401からの受注が完了することになる。
【0045】ショップ401は製作品(プリント基板)
とショップ402に発注した注文品(ハーネス)をショ
ップ301bに納品し、検収を受ける。検収によりショ
ップ301bからの受注が完了することになる。
【0046】<画面表示>部品の「受発注管理」とは、
図5で示したようにショップ単独あるいは複数のショッ
プ間における発注から検収、および受注から検収の処理
を、コンピュータによる管理項目毎の件数表示と、管理
項目に対応した詳細情報を表形式表示により行う管理を
いう。「管理項目」とは注文の受発注から検収までの中
間処理の結果を示す項目をいう。管理項目の具体例とし
て、「予定」、「注文確定」、「遅延」、「注文分
割」、「注文変更」、「検査中」、「検収」がある。
【0047】ここで、管理項目はショップ内の作業単位
をシンボライズした「アイコン」により表示され、それ
ぞれのアイコンの項目に該当するデータが何件あるかと
いう件数が組合わせで表示される。例えばアイコン10
3(「予定」)は130件と表示される。文字情報を解
釈しながらデータ検索するということが不要となるの
で、受注、発注の処理状況を目視により直接的に把握す
ることが可能となる。
【0048】図1で示したアイコンは例示的であり、本
システムの運用を限定するものではない。管理項目の追
加、削除、名称の変更は後に説明するが可能である。
【0049】発注及び受注の管理状況は各ショップのク
ライアントコンピュータ(310a,b,c,d)に表
示される。
【0050】図1はクライアントコンピュータの画面表
示100であり(図4及び図5においてショップ401
を主体として考える)、管理項目表示170と、表形式
表示180からなる。管理項目表示170は受注および
発注を識別するためのアイコンとそれぞれのアイコンに
該当する受発注の結果を示すデータ件数が組合わせで表
示される。表形式表示180は管理項目表示170の内
から選択設定された項目に関して、詳細情報を表示す
る。
【0051】アイコン101はショップ301bからの
注文の受注管理の表示であり、受注件数が組合わせで表
示される。この注文の受注件数はいつの時点のデータで
あるかを明らかにするための表示が、年(YY)月(M
M)日(DD) 時(H):分(M):秒(S)の形式
で出される。
【0052】表示される年月日及び時分秒はクライアン
ト、サーバシステムを構成するコンピュータ1401の
OS1402に内蔵されたシステムカレンダとシステム
時計が参照される。アイコン101に並置されたデータ
表示は受注件数が159件あることを示している。
【0053】アイコン117はショップ402への注文
の発注管理の表示であり、発注件数が組合わせで表示さ
れる。アイコン101と同様に、いつの時点のデータで
あるかを明らかにするために年(YY)月(MM)日
(DD) 時(H):分(M):秒(S)の形式で表示
される。アイコン117に並置されたデータ表示は発注
件数が35件あることを示している。
【0054】このシステムではクライアントとサーバ間
で一定時間間隔、または定刻ごとに通信を行うことによ
るデータの更新を行わない。システムの負荷を軽減を図
るためである。作業者がデータ更新のリクエストを行っ
たときに、該当するショップのデータが更新される。サ
ーバとクライアントが定期的に通信を行うことによるデ
ータの更新は行わないことでハードウエア資源の効率を
高水準に維持することが可能となる。
【0055】従って、データは定期的に更新されないの
で、いつの時点のデータであるかの表示が、アイコン1
01あるいは117との組合わせで表示される。
【0056】データの更新要求はマウスあるいはキーボ
ード等の入力装置1407から表示装置1406上の入
力欄(不図示)に入力することで与えられる。
【0057】更新要求が与えられると、CPU1403
を介して図15に示すプログラム1501のデータ更新
モジュール1502が起動する。このプログラムはコン
ピュータ1401の記憶手段である2次記憶装置140
4c、外部記憶装置1408、あるいはROM1404
a,RAM1404b上のいずれかに保存されている。
【0058】<プログラムの実行> <管理項目表示170のデータ更新>プログラムの実
行をフローチャート図16を基にして説明する。データ
更新要求が入力されると(S1601−YES)、図1
5に示すプログラム1501のデータ更新モジュール1
502が立ち上がり、サーバ側のデータベース(S16
07、図3の400、360、370、380)を検索
する(S1605)。検索されたデータはクライアント
側の記憶装置(RAM1404b,2次記憶装置140
4c,補助記憶装置1408)のいずれかにダウンロー
ドされ、保存される(S1606)。サーバ305(図
3)とクライアント(310a,b,c,d:図3)の
データ授受はネットワークインタフェース1405を介
して行われる。クライアント側にダウンロードされたデ
ータは前記の記憶装置に保存される。データの保存完了
によりデータ更新モジュール1502の実行は終了す
る。ダウンロードされたデータは、以後データ更新要求
が入力されるまで、クライアント側のデータのデフォル
ト値として使用される。S1605の検索対象となるの
は、以下に説明する登録されたアイコンであり、新規
に登録されたアイコンは、登録後のデータ更新時に検索
の対象となる。
【0059】<アイコン登録、変更、削除>管理項目
表示であるアイコンはユーザの管理形態に対応可能であ
り、項目の追加、変更、削除が可能である。アイコンの
追加、変更、削除(S1602−YES)はマウスある
いはキーボード等の入力装置1607から表示装置14
06上の入力欄(不図示)に入力することで実行され
る。実行結果はクライアント側の記憶装置(RAM14
04b,2次記憶装置1404c,外部記憶装置140
8)のいずれかに保存される(S1608)。ここで保
存されたアイコンは、次のデータ更新時(S1601−
YES)に検索対象となる(S1605、S160
7)。アイコンを汎用的に使用する場合はROM140
4a上に予め保存しておくことも可能である。
【0060】「変更」とは、アイコン表示の名称の変更
をいう。管理形態の実状に合わせてより適切な管理項目
名とするものである。例えば図1の「遅延」というアイ
コンを「計画遅延」や「納期遅延」というように実際の
管理に即した名称に変更することを可能とする。
【0061】「削除」とは、登録されたアイコンを表示
の対象から除外することをいう。削除されたアイコン
(管理項目)は、次のデータ更新ではデータ検索の対象
から除外される。
【0062】<アイコンとデータ件数の組合わせ表示
>アイコン(管理項目)とそのアイコンに対応したデー
タ件数の組合わせ表示の処理を実行する(S160
3)。アイコンとデータ件数の組合わせ処理は表示制御
モジュール1504により実行される。組合わせの対象
となるのはクライアント側の記憶装置(ROM1404
a,RAM1404b,2次記憶装置1404c,外部
記憶装置1408)に保存されているアイコンと各アイ
コンに対応したデータである。論理判断はクライアン
ト、サーバシステムを構成するコンピュータ1401の
CPU1403が行う(S1603)。表示制御モジュ
ール1504は処理された結果(アイコンと該当するデ
ータ件数の組合わせ)を表示制御部1409に出力し、
表示制御部1409は管理項目表示170(図1)を表
示装置1406上に表示する(図1)。このように表示
制御部1409は表示制御モジュール1504からの情
報を受けて、表示装置1406に情報を表示する機能が
ある。
【0063】表示制御部1409は、表示するデータが
(a)受注と発注の両方(図1)(b)受注のみ(図
9)(c)発注のみ(図10)、のいずれに該当するか
否かを判断し表示画面の制御を行う。表示制御部140
9は、表示制御モジュール1504から受けたデータを
そのまま表示装置1406に表示することも可能であ
る。
【0064】本実施形態においては、プログラム150
1の表示制御モジュール1504(図15)と、表示制
御部1409(図14)は第一の表示制御手段として機
能し、表示制御モジュール1504と、表示制御部14
09は受注若しくは発注を識別されるためのアイコン
と、受注若しくは発注の結果を示すデータ件数とを、組
合わせて表示装置1406に管理項目表示(図1の17
0)を表示するために機能する。
【0065】<アイコン表示の詳細>図1に示す管理項
目表示170の詳細について説明する。受注の管理を7
つの項目、発注の管理を6つの項目に分類して表示す
る。図4におけるショップ401を主体として考え、シ
ョップ301bからの受注と、ショップ402への発注
を管理する画面を想定する。「予定」103はショップ
301bからの受注予定の表示であり、受注件数が組み
合わせ表示される。例えば総量は決められていても、そ
の詳細な仕様(色、材種、仕上げ等級など)が未決状態
にある注文がここで表示される。設定が可能な期間内
(たとえば製造リードタイムを考慮して5日以内)にオ
ーダーが確定して、ショップに投入される注文がどのく
らいあるかを把握することができる。図1の場合では受
注予定は130件であることを示す。尚、発注管理(ア
イコン117より下側)で「予定」表示がないのは自ら
の発注予定を表示する必要がないからである。「注文確
定」(104,110)は仕様及び納期、数量等の条件
が全て確定した注文品が表示対象となり、前記の条件が
満たされた注文の件数が組合わせ表示される。注文が確
定すると「予定表示」から削除されるので、予定と注文
確定の両方で表示されるという重複は生じない。この処
理はクライアント、サーバシステムにおいて、データベ
ースへの通常の読取りと書込み処理によりなされるもの
である。通常の注文品の進捗情報は「注文確定」を見れ
ばよい。図1の場合では、10件が注文確定状態である
ことを示す。「遅延」(105、111)は指定納期日
に対して未検収の注文品が表示対象となり、未検収の件
数が組合わせ表示される。ショップで処理する仕事の異
常値を示すものである。異常値をシステム側から作業者
に向けて能動的に表示することは、計画遅れの状態を早
期に知り、作業の優先順位を変更し、他のショップに緊
急発注をかけるという対応を可能とする。図1の場合で
は、4件が計画遅延の状態であることを示す。「注文分
割」(106、112)は注文確定後に2以上の注文に
分割された注文品、あるいは分割の申請がされている注
文品が表示対象となる。図1の場合では分割されたもの
が0件であることを示している。「注文変更」(10
7、113)とは注文確定後に仕様の変更等が生じた注
文品が表示対象となる。図1の場合では仕様変更された
注文が6件あることを示している。分割及び変更の履歴
はサーバ側のデータベース(400、360、370、
380、390)に記録される。「検査中」(108、
114)はショップ401がショップ301bに納品す
る物(プリント基板とハーネス)がショップ301bで
検品中である注文品が表示対象となる。図1の例では検
品中である注文品は0件であることを示している。「検
収」(109、115)はショップ401がショップ3
01bの注文に対して、納品が完了し、検収の終了した
注文品が表示対象となる。図1の例では9件が検収終了
であることを示している。
【0066】以上説明したように、ショップ内における
受注の予定から検収まで一期通貫した情報が時系列に分
類、表示される。作業者あるいはショップ管理者は必要
とする情報とデータの件数がどのくらいあるかというこ
とを知り、管理することができる。
【0067】さらにデータ件数の詳細を知りたい場合
は、マウスあるいはトラックボール等の入力装置140
7によりアイコンを選択することによりスプレッドシー
ト形式の表示あるいはグラフ表示によるデータの目視化
が可能である。
【0068】<受注のみのケース>図4及び図5におい
て、ショップ402を主体とした表示を考える。ショッ
プ402はショップ401からの受注のみであり、他の
ショップへの発注がない(発注0件、図9の117)の
で自ショップのみを管理すればよい。
【0069】ショップ402のクライアントコンピュー
タの画面は図9のような自ショップの管理分のみが表示
される。各アイコンの定義は図1の場合と同一である。
【0070】ショップ401を主体とした画面である図
1において、ショップ402への発注が無い場合は、自
ショップの管理分のみとなるので、このようなケースで
は図9のような画面と一致する。アイコンとデータ件数
の組合わせ表示の処理は図15に示すプログラム150
1の表示制御モジュール1504で実行され、その結果
は表示制御部(図14の1409)に入力される。表示
制御部1409は入力されたデータから、(a)受注お
よび発注(b)受注のみ、(c)発注のみ、のいずれに
該当するか否かを判断し、画面の表示制御を行う。以下
の発注のみのケースでも判断処理は同様である。
【0071】<発注のみのケース>図4及び図5におい
て、ショップ301bを主体とした場合を考える。ショ
ップ301bは発注のみであり、他のショップからの受
注がない(受注0件、図10の101)とすると、発注
先のショップのみを管理すればよい。
【0072】ショップ301bのクライアントコンピュ
ータの画面は図10のような発注先の管理分のみが表示
される。各アイコンの定義は図1の場合と同一である。
【0073】ショップ401を主体とした画面である図
1において、自ショップの処理が無く、ショップ402
への発注のみ場合は、ショップ402の管理分のみとな
るので、このようなケースでは図10の画面と一致す
る。発注のみを表示する画面制御については、先の受注
のみのケースで説明したものと同様の処理が行われる。
【0074】<管理項目表示の3態様>以上説明したよ
うに、受注、発注の形態の相違により、自ショップの処
理表示と他のショップへの発注処理の表示が両方出るケ
ースと(図1)、受注のみ(発注がない)のケースと
(図9)、発注のみ(受注がない、あるいは、受注があ
っても自ショップで処理しないで他のショップへ発注す
る)のケース(図10)の3つのケースがあることにな
る。
【0075】<発注元と発注先が1:nあるいはn:1
の関係>図11のように、発注先が複数ある場合(1:
n)と、図12のように発注元が複数ある場合(n:
1)であっても発注先、発注元の選択により受発注の関
係を特定することにより、本システムを適用することは
可能である。
【0076】すなわち、図11において、発注先123
0を選択した場合は自ショップ1212と発注先123
0に関する表示が得られる。
【0077】また図12において、発注元1320を選
択した場合は、ショップ1320とショップ1350に
関する表示が得られる。
【0078】ショップの選択入力はマウスあるいはキー
ボード等の入力装置1407から表示装置1406上の
入力欄(不図示)に選択入力することで与えられる。
【0079】ショップの選択入力が与えられると、CP
U1403を介して図15に示すプログラム1501の
ショップ受発注管理モジュール1505が起動する。シ
ョップ受発注管理モジュール1505はショップ間相互
の受発注管理を行う。プログラム1501はコンピュー
タ1401の記憶手段である2次記憶装置1404c、
外部記憶装置1408、あるいはROM1404a,R
AM1404b上のいずれかに保存されている。
【0080】<プログラムの実行> <表形式表示>表形式表示の説明を図13のフローチャ
ートに基づき説明する。
【0081】表形式表示しない場合(S1301−N
o)は、アイコンとその項目に該当するデータ件数の組
合わせ表示がクライアントコンピュータの表示装置16
06に表示される(S1316)。この表示は図1に示
す管理項目表示170となる。
【0082】表形式表示する場合(S101−YE
S)は表形式表示の対象となる項目を選択する(S13
02)。項目の選択はマウス、キーボード、トラックボ
ール等の入力装置1407から、管理項目表示170の
項目を選択入力することによる。但し、選択は全てのア
イコンを対象とする場合(S1302−YES)か、1
つのアイコンの選択(S1302−No)のいずれかで
ある。表形式表示する項目の選択入力は図15に示す表
項目管理モジュール1706が処理する。同一画面上に
管理項目表示170と表形式表示180を表示すること
により、対応関係が明確となり、項目別の比較が容易に
なる。
【0083】表項目管理モジュール1706の管理の対
象は選択入力された1項目か、アイコンにより表示され
ている全ての項目である。例えば全項目が13項目ある
場合、2項目目の選択は認められない。このような禁則
処理は、実際のショップの運用形態に即したもので、同
一の注文品が同時に複数の管理項目にわたり表示される
ことが無いためである。但し、表形式表示180で、1
項目を選択した場合において、その後前後の項目(アイ
コン)を参照する必要が生じる場合もあるので、このよ
うな要求に対応するために後に説明する追加選択モジュ
ール1512が用意されている。
【0084】選択設定された項目(S1302−YE
S,1303)の受発注の結果を示す詳細なデータは、
読取りモジュール(図15の1507)によりサーバ3
05(図3)のデータベース(1315、図3の40
0、360、370、380、390)から検索され
(S1304、S1305)、クライアント側にダウン
ロードされる。ダウンロードされたデータは一旦クライ
アント(310a,b,c,d)側のコンピュータ14
01のRAM1404b上に保存され処理待ちとなる。
【0085】読取りモジュール1507により検索さ
れ、ダウンロードされたデータと、表項目管理モジュー
ル1506により選択設定された項目との対応づけは、
図15に示す表形式表示モジュール1508が処理す
る。この処理はクライアントコンピュータ1401のC
PU1603に基づき実行される。表形式表示モジュー
ル1508はこの処理結果を図14の表示制御部140
9に入力し、表示制御部1409は表示装置1406上
に表形式表示180を表示する(S1306、S130
7)。
【0086】表形式表示モジュール1508は、更に表
項目管理モジュール1506で選択された項目のアイコ
ンと同一のアイコンを表形式表示180上に表示するた
めの処理を行う。管理項目表示170と表形式表示18
0の対応関係はアイコン表示による照合で容易に行うこ
とが可能となる。
【0087】表示された表形式表示180は、クライア
ントコンピュータの表示装置1406上で表示位置、サ
イズの変更が可能である。
【0088】移動する場合(S1308−YES,S1
318−YES)はマウス,トラックボール等の入力装
置1407により表形式表示180の外縁部を選択し、
入力装置1407により画面上で位置決めする(131
9)。位置決めの実行は図15に示すプログラム150
1の位置可変モジュール1509により実行される。位
置決め後の表示装置1406上の位置座標は位置可変モ
ジュール1509により表形式表示モジュール1508
に受け渡される。表形式表示モジュール1508は新し
く指定された位置情報を表示制御部1409に入力す
る。表示制御部1409は位置情報に基づきグラフ表示
180を表示装置1406上に表示する。
【0089】移動した表形式表示180が例えば管理項
目表示170と重なる場合があるが、表示装置1406
上の管理項目表示170と、表形式表示180とが干渉
(表示が重複)する場合は、図15のプログラム150
1の重ね書きモジュール1511が起動し、表形式表示
モジュール1508、あるいは表示制御モジュール15
04に対して重ね書き処理の表示指示を出す。干渉する
場合にどちらを全面に表示するか、あるいは背面に隠す
かは、マウス、キーボード、トラックボール等の入力装
置1407から表示対象(図1の管理項目表示170、
表形式表示180等)を選択入力する。選択入力の方法
の具体例としては表形式表示180の表示の外縁部をマ
ウスで選択クリックすることで可能となる。重ね書きモ
ジュール1511の選択入力の結果は、表形式表示モジ
ュール1508、あるいは表示制御モジュール1504
に入力され、入力されたいずれかの表示用のモジュール
はその結果を表示制御部1409に入力する。表示制御
部1409は入力に基づき、全面に表示する対象(ある
いは背面に隠す対象)を表示装置1406上に表示す
る。
【0090】サイズ変更する場合(S1308−YE
S,S1320−YES)はマウス,トラックボール等
の入力装置1407により表形式表示180の外縁部を
選択し、入力装置1407により画面上でサイズ変更す
る(S1321)。サイズ変更の実行は図15に示すプ
ログラム1501のサイズ可変モジュール1510によ
り実行される。サイズ変更後のサイズ情報はサイズ可変
モジュール1510により表形式表示モジュール150
8に受け渡される。表形式表示モジュール1508は新
しく指定されたサイズ情報を表示制御部1409に入力
する。表示制御部1409はサイズ情報に基づきグラフ
表示180を表示装置1406上に表示する。
【0091】1項目を選択した場合(S1303、S1
302−No),表形式表示180上から項目の追加選
択が可能となる。追加選択されると(1309−YE
S、1310)、追加選択モジュール(図15の151
2)が起動する。追加選択モジュール1512は、選択
された項目(アイコン)の受発注データをサーバ305
(図3)のデータベース(400、360、370、3
80、390)から検索し、クライアント側(310
a,b,c,d)にダウンロードする(1311)。ダ
ウンロードされたデータはコンピュータ1401のRA
M1404b上に一旦処理待ちとして保存される。
【0092】保存した後、追加選択モジュール1512
は処理待ちとして保存したデータを、表形式表示モジュ
ール1508に受け渡す。表形式表示モジュール150
8はそのデータを追加した表形式情報として表示制御部
1409に入力する。表示制御部1409は表形式表示
を更新して表示装置1406上に表形式表示180を表
示する(図8)。
【0093】表形式表示180のデータ並び順は,図8
の場合管理項目が選択された順番であるが、ソーティン
グ(並び順の入れ替え)した表示も可能である。ソーテ
ィングの条件は、アイコン単位で並びの入れ替えや、特
定の日にちごとの分類等があり、ソーティングの実行は
入力装置1407から不図示であるが表示装置1406
上の入力欄に入力されることで行われる。ソーティング
の実行入力されると、表形式表示モジュール1508は
データの並び替えを行い、その結果を表示制御部140
9に入力する。表示制御部1409はその結果を表示装
置1406に表示する。
【0094】本実施形態においては、表形式表示モジュ
ール1508(図15)と表示制御部1409(図1
4)は第二の表示制御手段として機能する。表形式表示
モジュール1508と表示制御部1409は選択設定さ
れた管理項目に関する受発注の結果を表示装置1406
に表形式表示180(図1)を表示するために機能す
る。
【0095】更に、第二の表示制御手段は、位置可変モ
ジュール1509、サイズ可変モジュール1510、重
ね書きモジュール1511との組合わせにより、表示装
置1406に表示する表形式表示180の表示位置を変
え、表示サイズを変更し、重ね書き(管理項目表示17
0の表示と重複した場合に、いずれを前面に表示する
か)処理を実行する機能を備える。
【0096】また、読取りモジュール(図15の150
7)は第一の読取り手段として機能する。読取りモジュ
ール1507は選択設定された項目(1項目か全項目)
の受発注の結果を示す詳細なデータをサーバ305(図
3)のデータベース(図3の400、360、370、
380、390)から検索し、クライアント側にダウン
ロードするために機能する。
【0097】さらに、追加選択モジュール(図15の1
512)は第二の読取り手段として機能する。追加選択
モジュール1512は表形式表示180上から追加選択
された項目(アイコン)の受発注データをサーバ305
(図3)のデータベース(400、360、370、3
80、390)から検索し、クライアント側(310
a,b,c,d)にダウンロードするために(131
1)機能する。
【0098】<表形式表示の説明>図1の表形式表示1
80は受注に関する「注文確定」104が選択された表
示例である。表形式表示上の区分の欄に選択された管理
項目のアイコン(注文確定の場合「●」)と、同一のア
イコンが表示される。画面上でアイコンの照合をするこ
とにより対応関係が明確となり、項目別の比較が容易に
なる。一項目を選択した場合、さらに表形式表示の対象
を追加することは表上の追加選択欄185から行うこと
が可能である。追加選択欄の項目は管理項目表示170
と一致しており、共通のアイコンにより表示される。項
目はマウス等の入力装置1407により選択する。追加
選択の処理は先に説明した追加選択モジュール1512
(図15)が実行する。
【0099】管理項目170からの選択制限は、部品管
理を行うショップの運用形態に合わせたもので、通常は
特定の管理項目1つを参照し、その結果として前後の項
目の参照が必要となった場合は追加するという検索方法
をシステムに反映させたものである。
【0100】人間系からすると、作業パターンをそのま
ま踏襲してシステムを運用することが可能となるので、
作業効率をより一層向上することができるというメリッ
トがある。
【0101】具体的には、表形式のシートに記入された
数値データ(型番、数量、納期等)等を作業者がその都
度検索する際において、照合が容易になり人為的な確認
ミス等が解消でき、さらにデータ検索に要する作業時間
の短縮が可能となる等の効果がある。
【0102】また、システム側からすると、データベー
スへのアクセスを必要最小限度に抑えることができ、ハ
ードウエア資源の効率を高水準に維持することが可能と
なるというメリットも生じる。
【0103】図8は、「検収」109の項目を追加して
表示した場合の画面表示である。追加選択された項目に
ついても、最初の選択(この場合だと「注文確定」10
4)と同様にアイコン表示が示される。表示される項目
が複数になるとアイコンによる照合は極めて効果的にな
る。
【0104】表形式表示180のデータ並び順は,図8
の場合項目が選択された順番であるが、ソーティング
(並び順の入れ替え)表示も可能である。
【0105】表形式表示は前記のように項目を個別(1
項目)選択する他に項目を一括して表示することも可能
である。図1に示す管理項目表示170の内、注文の受
注に関するアイコン101を選択すると、受注に関する
全ての詳細情報(予定103、注文確定104、遅延1
05、注文分割106、注文変更107、検査中10
8、検収109)が表形式に表示される。
【0106】同様に、170の内、注文の発注に関する
アイコン117を選択すると、発注に関する全ての詳細
情報が表形式に表示される。一括した表形式表示の処理
は表形式表示モジュール1508が実行する。
【0107】表形式の表示は、マウス等の入力装置14
07により選択され、プレスの状態(マウスボタンを押
した状態)にして画面上の表示位置を変えることができ
る。表の表示180は管理項目表示170に重ねて表示
することが可能である。すなわち表示170の前面側に
表示することも、背面側に表示することも可能である。
【0108】表形式の表示は、マウス等の入力装置14
07により選択され、プレスの状態(マウスボタンを押
した状態)にしてマウスを動かすことにより画面上の表
示サイズを変えることができ、表形式の表示自体をアイ
コンにより極小化することもできる。これらの処理は先
に説明した位置可変モジュール1509、重ね書きモジ
ュール1511、サイズ可変モジュール1510により
実行される。
【0109】<ソフトウエアの供給>本発明は、前述し
た実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に
供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(ま
たはCPUやMPU(マイクロプロセッシングユニッ
ト))が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出
し実行することによっても、達成される。
【0110】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0111】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0112】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0113】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0114】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャート(図13
及び図16)に対応するプログラムコードを格納するこ
とになるが、プログラムの機能構成という観点でまとめ
ると図15に示す各モジュールが記憶媒体に格納される
ことになる。
【0115】すなわち、部品の受発注の結果を示すデー
タをサーバからクライアントにダウンロードし、最新の
データに更新するデータ更新モジュール1502と、ア
イコンの登録、変更、削除の管理を行うアイコン管理モ
ジュール1503と、受発注を識別させるアイコンと、
受発注の結果を示すデータ件数との組合わせ表示の処理
を行う表示制御モジュール1504、ショップ間の受発
注関係を管理するショップ受発注管理モジュール150
5、表形式表示のために選択された項目管理を行う表項
目管理モジュール1506、表形式表示のために必要と
なるデータをサーバデータベースから検索し、クライア
ント側にダウンロードするための読取りモジュール15
07、表形式表示するためのデータ処理を行う表形式表
示モジュール1508、表形式表示の表示位置を変える
ための処理を行う位置可変モジュール1509、表形式
表示のサイズ変更処理を行うサイズ可変モジュール15
10、管理項目表示と、表形式表示とが干渉した場合に
重ね書き処理を行う重ね書きモジュール1511、表形
式表示の項目追加を処理する追加選択モジュール151
2とを備える。
【発明の効果】アイコン表示(管理項目)とデータ件数
との組合わせにより全体の状況を管理し、選択された項
目の詳細情報を表形式に表示する管理を行う。アイコン
を共通にした表示による管理は、ショップ全体の処理状
況を示す管理と、部品単位の詳細管理の対応ずけを容易
とし、緻密な受発注管理を可能とする。
【0116】また、表形式表示の項目選択は、通常は管
理項目から一項目が参照され、さらに他の項目の参照が
必要となった場合は表形式表示から追加をされる。
【0117】このような検索パターンは、実際に行われ
ている部品管理をシステムに反映させたものである。人
間系からすると、作業パターンをそのまま踏襲してシス
テムを運用することが可能となるので、作業効率をより
一層向上することができる。
【0118】具体的には、表形式のシートに記入された
数値データ(型番、数量、納期等)等を作業者がその都
度検索する際において、照合が容易になり人為的な確認
ミス等が解消でき、さらにデータ検索に要する作業時間
の短縮が可能となる等の効果がある。
【0119】また、システム側からすると、データベー
スへのアクセスを必要最小限度にすることができ、ハー
ドウエア資源の効率を高水準に維持することが可能とな
る。
【0120】
【図面の簡単な説明】
【図1】管理項目表示と表形式表示による受発注管理画
面である。
【図2】クライアント・サーバシステムを示す図であ
る。
【図3】ショップとクライアントとサーバの関係を示す
図である。
【図4】ショップ間で発注と受注の関係を示す図であ
る。
【図5】発注と受注の関係を説明するための具体例を示
す図である。
【図6】従来例を示す部品管理システムの概念図であ
る。
【図7】スプレッドシート形式による表示例である。
【図8】表形式表示の対象項目を追加した受発注管理画
面である。
【図9】管理項目表示と表形式表示による受注管理画面
である。
【図10】管理項目表示と表形式表示による発注管理画
面である。
【図11】発注先が複数ある場合を示す図である。
【図12】発注元が複数ある場合を示す図である。
【図13】表形式表示の処理を示すフローチャートであ
る。
【図14】クライアント、サーバシステムをそれぞれ構
成するコンピュータの構成を示した図である。
【図15】実施形態における記録媒体のメモリマップを
示す図である。
【図16】アイコンとデータ件数の組合わせ表示処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 受発注管理画面 1000 受注管理画面 1100 発注管理画面 170 管理項目表示 180 表形式表示 185 追加選択欄 101,103,104,105,106,107,108,
109 管理項目 110,111,112,113,114,115,116,
117 管理項目 20、305 サーバ 24、26、28、29、310a、b、c、d クラ
イアント 320、330、340、350 サーバ内の処理領域 400、360、370、380、390 データベ
ース 301a,b,c,d 工場におけるショップ 401 プリント基板の製作を担当するショップ 402 ハーネスの作成を担当するショップ 131 サーバの中央演算装置(CPU) 133-1、133−2、133−3 端末 1220、1230、1240、1250、1350
発注先 1210、1310、1320、1330、1340
発注元
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−19924(JP,A) 特開 平9−26998(JP,A) 特開 平7−21268(JP,A) HITACHI GroupMail ユーザーズガイド,日本,株式会社日 立製作所,第4版,pp.149−161 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 19/00 G06F 17/60

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品の受発注を管理するシステムであっ
    て、 受注および発注の少なくとも一方を識別させるための管
    理項目を表示手段に表示させるための手段であって、前
    記管理項目が受注、発注のそれぞれにおいて複数表示さ
    れる第一の表示制御手段と、 前記表示されている受注、発注の管理項目のいずれか一
    方において、入力手段により入力された選択指示に基づ
    き、表示された複数の管理項目の中から1つの管理項目
    あるいは全ての管理項目のいずれかが選択可能な選択手
    段と、 前記管理項目に対応した受発注の処理件数に関するデー
    タを記憶する記憶手段と、 前記管理項目の内から選択された項目に対応する前記記
    憶手段に記憶されたデータを前記表示手段に表形式表示
    させるための第二の表示制御手段と、 前記選択手段により管理項目が一つ選択された場合に、
    前記第二の表示制御手段による表示上で、前記入力手段
    により入力された選択指示に基づき、前記複数の管理項
    目の内から一つ選択された残りの管理項目からの追加選
    択を可能にする追加選択手段とを備えることを特徴とす
    る部品管理システム。
  2. 【請求項2】 前記第一の表示制御手段は、管理項目と
    して、前記受発注を識別させるためのアイコンと、前記
    受発注の結果を示すデータ件数との組合わせ表示をする
    ことを特徴とする請求項1記載の部品管理システム。
  3. 【請求項3】 前記第一の表示制御手段は、受注もしく
    は発注の管理項目の全てを一度に選択可能にするための
    アイコンを表示することを特徴とする請求項1あるいは
    2に記載の部品管理システム。
  4. 【請求項4】 前記第二の表示制御手段は、前記管理項
    目中から選択された一の項目と、前記追加選択手段によ
    り選択された項目とを、合せて表形式表示させるための
    機能を備えることを特徴とする請求項1記載の部品管理
    システム。
  5. 【請求項5】 前記第二の表示制御手段は、前記表形式
    表示のために選択された前記項目のアイコンと同一のア
    イコンを前記表形式表示に表示させるための機能を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の部品管理システム。
  6. 【請求項6】 前記第二の表示制御手段は、入力手段か
    らの選択により、前記表示手段上で表示位置を可変とす
    る機能を備えることを特徴とする請求項1記載の部品管
    理システム。
  7. 【請求項7】 部品の受発注を管理するシステムであっ
    て、 複数のコンピュータ間で受発注の結果を示すデータを授
    受するためのデータ授受手段と、 前記データ授受手段により授受された受発注の結果を示
    すデータのうち、受注および発注の少なくとも一方を識
    別させるための管理項目を表示手段に表示させるための
    手段であって、前記管理項目が受注、発注のそれぞれにお
    いて複数表示される第一の表示制御手段と、 前記表示されている受注、発注の管理項目のいずれか一
    方において、入力手段により入力された選択指示に基づ
    き、表示された複数の管理項目の中から1つの管理項目
    あるいは全ての管理項目のいずれかが選択可能な選択手
    段と、 前記管理項目に対応した受発注の処理件数に関するデー
    タを記憶する記憶手段と、 前記管理項目の内から選択された項目に対応する前記記
    憶手段に記憶されたデータを前記表示手段に表形式表示
    させるための第二の表示制御手段と、 前記選択手段により管理項目が一つ選択された場合に、
    前記第二の表示制御手段による表示上で、前記入力手段
    により入力された選択指示に基づき、前記複数の管理項
    目の内から一つ選択された残りの管理項目からの追加選
    択を可能にする追加選択手段とを備え、前記複数のコン
    ピュータ間で、部品の受発注の管理を行なうことを特徴
    とする部品管理システム。
  8. 【請求項8】 部品の受発注を管理する方法であって、 受注および発注の少なくとも一方を識別させるための管
    理項目を表示手段に表示させるための処理工程であっ
    て、前記管理項目を受注、発注のそれぞれにおいて複数表
    示させる第一の表示制御工程と、 前記表示されている受注、発注の管理項目のいずれか一
    方において、入力手段により入力された選択指示に基づ
    き、表示された複数の管理項目の中から1つの管理項目
    あるいは全ての管理項目のいずれかを選択可能にする選
    択工程と、 前記管理項目に対応した受発注の処理件数に関するデー
    タを記憶手段に記憶させる記憶工程と、 前記管理項目の内から選択された項目に対応する前記記
    憶手段に記憶されたデータを前記表示手段に表形式表示
    させるための第二の表示制御工程と、 前記選択工程により管理項目が一つ選択処理された場合
    に、前記第二の表示制御工程による表示上で、前記入力
    手段により入力された選択指示に基づき、前記複数の管
    理項目の内から一つ選択された残りの管理項目からの追
    加選択を可能にする追加選択工程とを備えることを特徴
    とする部品管理方法。
  9. 【請求項9】 前記第一の表示制御工程は、管理項目と
    して、前記受発注を識別させるためのアイコンと、前記
    受発注の結果を示すデータ件数との組合わせ表示をする
    ことを特徴とする請求項8記載の部品管理方法。
  10. 【請求項10】 前記第一の表示制御工程は、受注もし
    くは発注の管理項目の全てを一度に選択可能にするため
    のアイコンを表示することを特徴とする請求項8あるい
    は9に記載の部品管理方法。
  11. 【請求項11】 前記第二の表示制御工程は、前記管理
    項目中から選択された一の項目と、前記追加選択工程に
    より選択された項目とを、合せて表形式表示させるため
    の機能を備えることを特徴とする請求項8記載の部品管
    理方法。
  12. 【請求項12】 前記第二の表示制御工程は、前記表形
    式表示のために選択された前記項目のアイコンと同一の
    アイコンを前記表形式表示に表示させるための機能を備
    えることを特徴とする請求項8記載の部品管理方法。
  13. 【請求項13】 前記第二の表示制御工程は、入力工程
    からの選択処理により、前記表示手段上で表示位置を可
    変とする機能を備えることを特徴とする請求項8記載の
    部品管理方法。
  14. 【請求項14】 部品の受発注をコンピュータで管理す
    る方法を実行するためのプログラムモジュールを記憶し
    たコンピュータ可読の記憶媒体であって、該プログラム
    モジュールが、 受注および発注の少なくとも一方を識別させるための管
    理項目を表示手段に表示させるための処理モジュールで
    あって、前記管理項目が受注、発注のそれぞれにおいて複
    数表示される第一の表示制御モジュールと、 前記表示されている受注、発注の管理項目のいずれかに
    一方において、入力手段により入力された選択指示に基
    づき、表示された複数の管理項目の中から1つの管理項
    目あるいは全ての管理項目のいずれかを選択可能にする
    選択モジュールと、 前記管理項目に対応した受発注の処理件数に関するデー
    タを記憶手段に記憶させる記憶モジュールと、 前記管理項目の内から選択された項目に対応する前記記
    憶手段に記憶されたデータを前記表示手段に表形式表示
    させるための第二の表示制御モジュールと、 前記選択モジュールにより管理項目が一つ選択処理され
    た場合に、前記第二の表示制御モジュールによる表示上
    で、前記入力手段により入力された選択指示に基づき、
    前記複数の管理項目の内から一つ選択された残りの管理
    項目からの追加選択を可能にする追加選択モジュールと
    を備えることを特徴とする記憶媒体。
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