JP3260243B2 - 歯がため - Google Patents
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61J17/00—Baby-comforters; Teething rings
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Description
歯がための改良に関するものである。
0に示すように構成されている。図において、歯がため
1は、座板7と、噛むための部分2とを有している。こ
の座板7は、ハードラバーでほぼ円盤状に構成されてお
り、噛むための部分2を幼児等がくわえたときに、口の
周囲に当接して、その位置を保持するとともに、幼児等
が誤って歯がため1を飲み込んだ場合に、口腔内の安全
な位置でとまるように機能する。
児等が噛みやすい形状に形成されており、ソフトラバー
とハードラバーとを重ねて構成されている。これによ
り、噛むための部分を噛んだとき、上の歯茎と下の歯茎
とで異なる噛み心地を与えるようになっている。そし
て、この歯がため1の表面であるソフトラバー4には、
凸部6が形成されている。
うに構成された歯がため1にあっては、幼児等などが噛
む部分2をくわえているときには問題がないが、口から
はなすと、歯がため1が落下してしまう。このため、歯
がため1が汚れてしまう場合があり、落ちた歯がため1
を幼児等がそのまま口にくわえると、極めて非衛生的で
あるという問題がある。
が口にくわえて噛むというひとつの機能しかなく、面白
みにかけるという欠点がある。
かも玩具としての付加価値を持った歯がためを提供する
ことを目的とする。
れば、噛むための部分と、この噛むための部分に取り付
けられた把持する部分とを有し、この把持する部分がお
もちゃ部として形成されている、歯がためにより、達成
される。
る。
明とされた管状部材でなり、この管状部材の内部には複
数の球状体がそれぞれ移動可能に収容されることにより
おもちゃ部として構成してもよい。
/またはひとつについて複数の色に色分けされるように
構成してもよい。
くは輪状に形成された管状部材でなり、この管状部材の
両端部の間に前記噛むための部分を取り付けるように構
成してもよい。
少なくともいずれか一方に揺動防止のための固定手段を
設けた構成としてもよい。
の噛むための部分が取り付けられる把持する部分を有
し、この把持する部分は全体として円弧状もしくは楕円
状の輪をなすように形成された管状部材でなり、この管
状部材の内部には複数の球状体が収容がそれぞれ移動可
能に収容されることによりおもちゃ部として構成されて
いる歯がためによっても、達成される。
むための部分と、把持する部分とを有しているので、使
用者である幼児等は、この歯がための把持する部分をも
って使用することができる。これにより、噛むための部
分を口からはなしても、歯がためが容易に落下すること
がない。
参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる実施
例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ま
しい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以
下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない
限り、これらの態様に限られるものではない。
第1の実施例を示しており、図1はその正面図,図2は
図1のA−A線断面図である。図において、歯がため1
0は、噛むための部分11に、把持するための把持する
部分12を取り付けて構成されている。
部分11は、図1に示されているように、横長の薄い板
状部材でなっており、図1の上端部分は、幼児等が口に
くわえやすいように、ほぼ3箇所13,14,15で図
において上方にやや突出している。この噛むための部分
11は、例えば合成樹脂で形成されており、その表面に
は、図示されているように、互いに向きが異なる方向に
沿って形成された複数の凸条16,17や、所定の凸部
18が設けられている。これにより、幼児等が噛んだと
きに、容易に滑ることがないようになっていると共に上
記箇所に対応した種々の噛み心地や歯触りが得られるよ
うになっている。
11は、例えば図2の点線で示すように、幼児等が噛ん
だ状態において上半分(図2において左半分)11a
と、下半分(図2において右半分)11bとに対応する
箇所が異なる材質で形成されてもよい。この場合、上半
分11aは、例えばハードラバーで形成し、下半分11
bはソフトラバーで形成することができる。
ードラバーは、例えばスチレンブタジエン共重合体の硬
度90度程度のものが好適に用いられる。また、11b
を構成するソフトラバーは、例えばスチレンブタジエン
共重合体の硬度30度程度のものが好適に用いられる。
は、図1に示すように使用者が手で持ち易いように、半
円弧状(輪状)に構成されており、この把持する部分1
2の両端部12a,12bは、噛むための部分11の両
端部に形成された貫通孔11a,11bに対して図2の
矢印Xの方向に揺動自在に取り付けられている。この把
持する部分12は、図2に示されているように、内部に
空間を有する管状の合成樹脂等によりなっており、好ま
しくは表側もしくは裏側が透明な部材で仕上げられてい
る。そして、この把持する部分12の内部空間19に
は、図1に示すように、複数の球体21が収容されてい
る。
12の長さ方向に沿って延びており、その両端部は塞が
れている。この内部空間19に収容されている球体21
は、この内部空間19内で自由に転動できるようになっ
ている。これにより、歯がため10の使用者である幼児
等が把持する部分12を持った場合には、管状の把持す
る部分12内で球体21が転動し、互いにぶつかり合
い,あるいは内部空間19の端部に当たって音を発する
ようになっている。さらに、好ましくは、各球体は、
赤,青,黄色,緑といった異なる色が付されており、使
用者である幼児等の目を楽しませることができるように
なっている。
成されており、幼児や乳児が使用する場合には、輪状に
構成された把持する部分12を手にもって、噛むための
部分11を口にくわえるようにする。この場合、噛むた
めの部分11は上と下(表と裏)がそれぞれハードラバ
ーと、ソフトラバーという異なる材質にて構成されてい
ると、これを噛んだとき、上顎と下顎とで、硬い噛み心
地と柔らかい噛み心地をそれぞれ提供できる。これによ
り、順次上下をひっくりかえすと、上顎と下顎のそれぞ
れの歯茎に対して噛むための好適な訓練がなされること
になる。したがって、オシャブリを吸う時期から離乳期
への以降がスムーズに行われる。
がため1と異なり、使用者は手で把持する部分12を持
つことができるので、噛むための部分11を口から放し
た場合でも、歯がため10が落下して汚れてしまうとい
ったことがなく、歯がため10は極めて衛生的に使用で
きる。
ための部分11は、図2の矢印Xの方向に自由に揺動で
きるから、把持する部分12を手でしっかり持っていて
も、噛むための部分11は口の動きに自由に追随するこ
とができる。
用者が持つことにより、その手の動きに合わせて内部空
間19内で複数の球体21が転動する。このとき、球体
21どうし,あるいは球体と把持する部分12の内壁と
が当たって所定の音を発することになる。この音が注意
を引きつけるので、幼児等にとって極めて興味深い好適
なおもちゃとなる。
容された球体21が、球体毎に色分けされてると、球体
の転動はそのまま、内部空間19内での着色された球体
の動きとなる。この色彩の動きは、幼児等の注意を一層
強く引きつけるので、玩具としての付加価値が向上する
ことになる。
示している。この実施例では、前記第1の実施例と異な
り噛むための部分が分割されて複数形成されている。す
なわち、この歯がため30は、把持する部分32と、噛
むための部分31とを有している。この把持する部分3
2は前述の第1の実施例とほぼ同様の構成であり、管状
の内部空間19に複数の球体が収容されている。
リング33が取り付けられている。この支持リング33
は、その両端部33a,33bが、例えば把持する部分
32の両端部に固定されている。この場合、支持リング
33は、把持する部分32に対して動かないように構成
してもよいし、あるいは把持する部分32の両端部に形
成された図示しない突起等を介して、図4の矢印Yの方
向に揺動自在に固定するようにしてもよい。この支持リ
ング33には、図示の実施例の場合、3つの小片34,
35,36が保持されている。すなわち、各小片34,
35,36はそれぞれ基端側に貫通孔34a.35a,
36aを有しており、これらの各貫通孔に上記支持リン
グ33が挿通されている。
例の噛むための部分と同様に、例えばハードラバーとソ
フトラバーとで構成されており、支持リング33に関し
て内側が小さく、外側が大きい形状が選定されており、
この外側部分が、使用者が噛む箇所となる。このよう
に、本実施例では、噛むための部分31が3つの小片3
4,35,36に分割され、これらを支持する支持リン
グ33は、好ましくは、図4の矢印Y方向に揺動可能で
ある。しかも各小片34,35,36は、それぞれ支持
リング33に対して挿通されているから、各小片34,
35,36は、支持リング33に対して個別に回動でき
るようになっている。
は、把持する部分32は、歯がため30を手でつかむた
めに役立ち、従来のように使用中にとり落としてしまう
ことがないとともに、前述の第1の実施例のように玩具
としての機能を果たすことができる。さらに、幼児等の
使用者が把持する部分32を持った状態で、それぞれ自
由に動くことのできる小片34,35,36を選択的に
噛むことができ、その分使用者の嗜好に合致した使い方
が可能となる。
の実施例を示すものであり、図5は正面図,図6は平面
図,図7は側面図である。この実施例の歯がため40で
は、把持する部分42が図5においてほぼ楕円形状に形
成されており、この把持する部分42の左右端に噛むた
めの部分43,44がそれぞれ取り付けられている。
2箇所は中空とされており、それぞれ管状の内部空間4
5,46が画成されている。これらの内部空間45,4
6内には第1,第2の実施例と同様に複数の球体47が
収容されている。
において把持する部分42の左右側方に広がるように形
成されている。この噛むための部分43,44は、好ま
しくは、それぞれ上半分が例えばハードラバーで形成さ
れ、下半分11bがソフトラバーで形成されている。こ
れにより、幼児等が噛んだ場合に、上顎と下顎とで異な
る噛み心地を得ることができる。
把持する部分42の2つの内部空間46,36に球体4
7をそれぞれ収容しているので、これを手に持ったと
き、手の動きにあわせてそれぞれ球体が音を発する。こ
のため、第1の実施例と比較するとその分多様な音を発
生させることができ、幼児等の興味を強くひくことがで
きる。
は、幼児等の使用者が使用中に把持する部分でしっかり
持つことができるから、噛むための部分を口から放した
ときにとり落とすといったことがない。このため、噛む
ための部分が不用意に汚れてしまうことがなく、幼児等
が口に入れる部分を衛生的に保つことができる。しか
も、把持する部分は、玩具として形成されているので、
幼児等の注意を一層つよくひき、従来の歯がためとは異
なる楽しみを与えることができる。
の実施例を示すものである。この実施例の歯がため50
には、前記第1の実施例と異なり、噛むための部分51
の両端部に、把持する部分52の揺動を防止するための
固定部55a,55bが設けられている。この固定部5
5a,55bは、噛むための部分51の両端部に設けら
れた貫通孔53a,53bに臨んで、図において上方か
ら下方に向かって突出して形成されている。そして、把
持する部分52の両端部54a,54bはこの固定部5
5a,55bと嵌合するようになっている。したがっ
て、把持する部分52が図9の矢印X方向に揺動するの
を防ぐ構成となっている。
持した状態で、噛むための部分51を噛み、把持する部
分52を図9において矢印X方向に揺動した場合であっ
ても、幼児等の唇が把持する部分52と噛むための部分
51の間に挟まれることを防止することができる。した
がって、幼児等にとって、より安全な歯がためとなる。
具として構成するために、管状の内部空間に転動する球
体を収容したが、これに限らず、幼児等の使用者の注意
をつよくひくあらゆる態様の玩具構成を適用することが
できる。また、噛むための部分は、ただ一種類のラバー
で形成してもよいことは勿論である。
生的で、しかも玩具として幼児等の興味を強くひく付加
価値を有する歯がためを提供することができる。
面図。
面図。
面図。
面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 半円弧状もしくは輪状に形成されると共
に、おもちゃ部を兼ねた把持する部分と、 この把持する部分の両端部を繋ぐように取付けられた支
持リングと、 この支持リングに挿通された噛むための部分と を有して
おり、 前記噛むための部分が、複数の分割された小片でなり、
各分割された小片は、前記支持リングの周囲に沿って回
動する構成とした ことを特徴とする、歯がため。 - 【請求項2】 前記噛むための部分に単数又は複数の凸
部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載
の歯がため。 - 【請求項3】 前記噛むための部分に単数又は複数の凸
条が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載
の歯がため。 - 【請求項4】 前記把持する部分は、少なくとも一部が
透明とされた管状部材でなり、この管状部材の内部には
複数の球状体がそれぞれ移動可能に収容されることによ
り前記おもちゃ部として構成されていることを特徴とす
る、請求項1ないし3のいずれかに記載の歯がため。 - 【請求項5】 前記噛むための部分が、硬度の異なる2
種類の材質で形成されていることを特徴とする、請求項
1ないし4のいずれかに記載の歯がため。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP18391394A JP3260243B2 (ja) | 1994-04-05 | 1994-07-13 | 歯がため |
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GB (1) | GB2288126A (ja) |
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