JP3259962B2 - 摺動ゲート弁装置および該装置用固定プレートの交換方法 - Google Patents

摺動ゲート弁装置および該装置用固定プレートの交換方法

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JP3259962B2 JP52277194A JP52277194A JP3259962B2 JP 3259962 B2 JP3259962 B2 JP 3259962B2 JP 52277194 A JP52277194 A JP 52277194A JP 52277194 A JP52277194 A JP 52277194A JP 3259962 B2 JP3259962 B2 JP 3259962B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、弁と鋼転換炉のごとき冶金容器の排出用の
タップとの間にセメントの無い接合形態を有する溶融金
属の流れを調整する摺動ゲート弁に関する。
〔従来の技術〕
この型の摺動ゲート弁は公知である。これらの多く
は、ゲート弁の固定プレートが、その端部が冶金容器の
外側に配置される、排出用のタップの端部に結合され
る。このために、タツプの端部はセメントで被覆され、
そして固定プレートはタツプ端部に対して押圧される。
主として摺動弁運動の結果として、耐火性プレートの
腐食により、耐火性プレートを周期的に交換する必要が
ある。かかる交換はセメント接合部位の破壊を必要と
し、これに使用済みプレートを貼付するのに使用したセ
メントを完全に除去するために、タツプの外面を清掃す
る作業が続く。一般に、ハンマおよびたがねがこの清掃
作業に使用される。最後に、新たなプレートをタツプ開
口に貼付するために新たなセメントによって接合しなけ
ればならない。
この公知の方法は多数の欠点により悩まされる。作業
者がタツプ開口の外面を清掃する環境条件は極度の高温
である。一般に、冶金容器を効果的に冷却することがで
きず、何故ならばかかる冷却が過度の時間を要し、それ
は容器の休止を余儀なくされるからである。さらに、か
かる方法によるタツプの清掃作業は、その使用寿命を低
減する開口の損傷と言ったリスクを必然的に伴う。その
うえ、新たな接合用のセメントが充填された後、固定プ
レートの開口にセメントが付着した場合、タップは高温
に晒されるので、セメントは迅速に固まってしまうの
で、唯1回の試みでタツプ上に迅速にかつ正確に取着さ
れることが必要である。プレートが不正確に位置決めさ
れるならば、接合は完全に修正(すなわち、破壊、清掃
および再セメント結合)されねばならない。
これらの欠点は転換炉の場合にさらに増幅され、その
ために、かかる交換作業のための注湯の中断は製品生産
の中断を必然的に伴う。かくして清掃に要求される時間
を最小にする必要がある。これは、とくに転換炉上のゲ
ート弁の寸法が他の容器(例えば、とりべおよび湯だま
り)上の弁の寸法より非常に大きいので、かつ転換炉
は、他の容器に対して、作業環境から離れた位置に動か
すことができないので、作業環境条件は悪くかつ作業者
に多大なストレスがかかる。
ゲート弁はまたフランス特許第2,436,923号において
開示され、固体でありかつ金属の通過用開口を有する閉
止プレートを備えている。この閉止プレートは、2枚の
他のプレート、上方プレートと放出ノズルまたは管がそ
れに貼付される下方プレートとの間に配置される。この
型の装置において、上方プレートは、閉止プレートの各
摺動運動により、閉止プレートが上方プレートの下面に
擦りつけるために作動プレートである。したがつて、上
方プレート下面は比較的急速に腐食され、それは上方プ
レートが閉止プレートが変えられる毎に交換されること
を必要とする。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は摺動ゲート弁および上述した問題を解
決する弁を作動する方法を考案することである。
〔課題を解決するための手段〕
これらの目的は、本発明によれば、前記タツプの出口
開口と概略一直線に整合される流れ開口を有する少なく
とも1枚の耐火性の固定プレート、少なくとも1つの流
れ開口を有する少なくとも1枚の同じく耐火性の可動プ
レート、前記固定プレートおよび前記可動プレートの各
々の流れ開口の重なり具合を制御して冶金金属容器から
の溶融金属の流れを制御するための固定プレートに対し
て可動プレートを移動するための作動手段、これらプレ
ートの間を接合して液密封止するために可動プレートに
対して固定プレートを押圧するための第1の圧縮手段、
から構成され、タップの出口開口と前記固定プレートと
の間の溶融金属を液密封止する接合部分が、(i)前記
出口開口の周りにおいて該開口を画成する接合面と固定
プレートの流れ開口の周りの接合面とが各々平坦面にて
形成されており、(ii)前記タツプの接合面に対して固
定プレートの接合面を押圧して接着剤不要の液密封止を
行うための第2の圧縮手段を備えており、更に、少なく
とも前記固定プレートを前記タップの接合面上で摺動さ
せることによる、該プレートの取付けおよび取外しを容
易に行なうための手段を備えていることにより達成され
る。
かかる構成において、圧縮手段はばね等の形において
設けられ、モルタル、接合セメント、繊維、接着剤、ま
たは他の補足の密封手段の存在なしにこれら2つの面間
に密封を設けるように固定プレートの平坦な接合面をタ
ツプの同じく平坦な接合面に対して押圧する。密封が2
つの平坦な接合面の簡単な相互の押し付けにより達成さ
れるため、接合セメント結合を行うかまたは、従来技術
により要求されるように、繊維パツキンまたは接着剤の
如き他のなんらかの補足の密封手段の使用はもはや必要
としない。
結果として、古い固定プレートが除去されるときタツ
プを清掃しかつ新たな固定プレートにセメント結合する
ことは不必要である。これは実質的な時間節約を提供し
かつ過酷な、熱い作業環境に作業者を長時間曝すのを回
避する。そのうえ、本方法は従来技術において見られる
欠陥のあるセメントの接合状態を修正せねばならない危
険を低減するか若しくは回避できる。
さらに、かかる本発明による構成が、容器タツプの接
合面および固定プレートの接合面が平面であることによ
って、これら2つの面の平坦性はプレートの取り付けま
たは除去の間中、タツプおよび固定プレートの接合面の
摺動を許容することにより固定プレートの着脱を容易に
する。
好適な実施例において、タツプの接合面は円形の耐火
性プレートを包含する。このプレートが交換を必要とす
るとき、プレートは冶金容器が空でかつ鋼が流れていな
い2つのサイクル間で交換される。したがつて、溶融鋼
はこの接合プレートと固定プレートとの間に入り込むこ
とができない。これはフランス特許第2,436,923号の上
方プレートによる場合にはない。溶融鋼は閉止プレート
が鋼の存在において操作されるため固定上方プレートと
閉止プレートとの間に浸透し得る。
好ましくは、前記容易に行なうための手段が、前記固
定プレートが導入される側に配置された少なくとも1つ
の横方向案内プレートからなり、該横方向案内プレート
が、該固定プレートを前記タップの接合面へリードする
予備案内のための先導面を備えている。
理想的には、先導面は接合面と正確なレベルになけれ
ばならない。しかしながら、製造許容誤差によりこれは
可能でない。したがつて案内面のレベルはタツプの接合
面と完全に一直線にされ(すなわち、同様な配列からの
2つの偏差が製造許容誤差内にある)、そして傾斜面が
タツプの接合面への固定プレートの取り付けを容易にす
るために、本発明の好ましい形態によれば、前記横方向
案内プレートの先導面が、前記タツプの接合面のレベル
から後退して位置付けられ、更に、該接合面への固定プ
レートの取り付けを容易にするために、該固定プレート
の接合面が隆起部分の上に形成されておりかつ該隆起部
分の周囲に該先導面と係合可能な傾斜面が形成されてい
る。
好ましくは、前記タツプの接合面に対して固定プレー
トの接合面を押圧するための第2の圧縮手段が、これら
の接合面上に存在し得るバリを除去するために、少なく
とも前記固定プレートの摺動による着脱作業の間中、前
記接合面を密着すべく積極的に押圧し続ける。
更に、好ましくは、前記固定プレートおよび可動プレ
ートの各々の流れ開口の重なり具合を制御するための該
可動プレートを移動するための作動手段が、少なくとも
前記固定プレートの摺動による着脱をも行なう。
好ましくは、本発明の装置は、互いに接合された前記
固定プレートおよび可動プレートを収容するプレートハ
ウジング、該プレートハウジングを外側から取囲みかつ
前記冶金容器に固定された弁ハウジング、固定プレート
を担持する上方フレーム、可動プレートを担持する下方
フレーム、一方において、前記上方フレームに前記プレ
ートハウジング或いは弁ハウジングを、他方において、
下方フレームと上方フレームとを相互にかつ選択的に接
続するための相互接続手段から成り、更に、前記作動手
段が、相互に接続された前記上方及び下方フレームを前
記弁ハウジングに対して横方向に移動可能と成している
ことを特徴としている。
前記相互接続手段は、前記上方フレームに取り付けら
れた2位置ロツクからなり、該2位置ロツクが、その第
1位置において該上方フレームをプレートハウジングに
固定し、その第2位置において前記下方フレームを該上
方フレームに固定するように成し、前記作動手段が、こ
れら一体化された上方および下方フレームをタツプの接
合面に対して固定プレートを押圧する第2の圧縮手段の
影響の及ぶ領域から該固定プレートを完全に自由に解放
する位置にまで移動可能である。
好ましくは、本発明の装置は、前記2位置ロックが、
プレートハウジングに固定された歯止めを備えておりか
つ前記固定プレートが該歯止めに当接しており、更に、
前記2位置ロックが、上方フレームを介して固定プレー
トを該歯止めに対して当接する際に生じるこれら部材間
の遊びを取るための手段を有しており、前記固定プレー
トおよび前記上方フレームが前記プレートハウジングに
対して共に一体的に固定されるように成している。
前記タップの出口開口に対して固定プレートを押圧し
ている前記第2の圧縮手段は、可動プレートに対して前
記固定プレートを押圧している前記第1の圧縮手段と同
様の構成である。
前記タツプの接合面に形成された前記耐火性プレート
は、前記開口を取り囲みかつ前記プレートを冶金容器に
堅固に固着することができる金属支持体に取り付けられ
る耐火性プレートである。
前記金属支持体の表面の少なくとも1部分が、前記タ
ツプの接合面に対して前記固定プレートの支持体の表面
積を有効に広げるように、前記耐火性プレートと同一平
面に配置される。
同一手段によつて機械加工作業(例えば研削等)の観
点から、前記耐火性プレートと機械加工適合性を有する
ブロツクは、前記金属支持体に堅固に固定され、前記ブ
ロツクが、前記接合面に対する前記固定プレートの支持
体としての表面積を有効に広げるように前記耐火性プレ
ートと同一平面にあるように機械加工されている。
本発明はまた上記した摺動ゲート弁装置における弁プ
レート交換方法からなる。即ち、出口開口を備えた溶融
金属排出用のタップを有する冶金容器からの溶融金属の
流れを調整する摺動ゲート弁において、前記タツプの出
口開口と概略一直線に整合される流れ開口を有する少な
くとも1枚の耐火性の固定プレート、少なくとも1つの
流れ開口を有する少なくとも1枚の同じく耐火性の可動
プレート、前記固定プレートおよび前記可動プレートの
各々の流れ開口の重なり具合を制御して冶金金属容器か
らの溶融金属の流れを制御するための固定プレートに対
して可動プレートを移動するための作動手段、これらプ
レートの間を接合して液密封止するために固定プレート
を介して可動プレートを押圧するための第1の圧縮手
段、から構成された摺動ゲート弁装置における弁プレー
ト交換方法において、前記タップの出口開口を画成する
接合面と固定プレートの流れ開口の周りの接合面とを、
それらが押圧力により溶融金属に対する密封接合を可能
とするように、各々平坦面にて形成する工程と、双方の
前記接合面間の接着剤不要の密封接合を行なうために、
該双方の接合面に第2の圧縮手段によって押圧力を加え
る工程と、そして、前記固定プレートの流れ開口と前記
タップの出口開口とが概ね一直線に整合する前に、前記
固定プレートを該タップに対して前記第2の圧縮手段に
より押圧される位置に或いは該位置から前記固定プレー
トを前記第2の圧縮手段の押圧下において前記作動手段
による横方向移動により取り付けまたは取り外す工程と
を含んでいる。
本発明の他の特徴および利点は添付図面を参照して、
実施例の以下の説明から明らかとなり、その実施例は本
発明の範囲を制限することなしに図示のためにのみ示さ
れる。
〔発明の実施の形態〕
第1図は冶金容器に取り付けられて現れる本発明を組
み込んでいる摺動ゲート弁装置の全体図を示す。冶金溶
融容器1は湯だまり、とりべ、または図示実施例におけ
るように鋼転換炉であつても良い。摺動ゲート弁10は容
器1の下側に取り付けられる。転換炉内に収容される溶
融金属はとりべ3に排出されている。
第2図は本発明の概略断面図である。容器1の鋼製壁
2は、例えばレンガからなる耐火性材料の保護層により
被覆される。タツプ6は転換炉からの金属湯の排出を可
能にする。タツプ6の出口開口6は接合面8により取り
囲まれかつそれにより限界を定められ、その面は図示例
において平坦である。
冶金容器1の下に固定された摺動ゲート弁10は冶金容
器の外壁2に固定された弁ハウジング12からなる。該弁
ハウジング12の内部は上下に配置された2枚のプレー
ト、すなわち固定プレート14および可動プレート16から
なる構体を収納する。これらのプレートの各々は1また
はそれ以上の溶融金属の通過用の流れ開口13および15を
夫々有し、そして支持フレームである上方フレーム20お
よび下方フレーム22によりそれぞれ取り囲まれる。2枚
のプレート14,16はプレートハウジング24内に閉じ込め
られる。ばね26により略示される第1の圧縮手段は2枚
のプレート間に静的および動的密封を形成するように可
動プレート16に対して固定プレート14を押圧する。可動
プレートは作動手段、例えば図示のプランジヤ44を有す
る油圧シリンダ28により可動プレート16を固定プレート
14に対して移動し得る。油圧シリンダ28のプランジヤ44
は可動プレート16の下方フレーム22に接続される。この
相対的な移動は、公知の様式において、金属の流れを調
節するかまたは完全に閉止するように2枚のプレートの
流れ開口13,15の重なり具合の調節を許容する。図示の
例において、摺動ゲート弁10は2枚の作動プレート14,1
6から構成されているが、より多くの作動プレート、例
えば合計3枚またはそれ以上からなることも可能であ
る。
プレートハウジング24それ自体は、タップ5の出口開
口6における接合面8に対して液体金属を密封する十分
な力で固定プレート14の背面に形成された接合面32を押
接するように第2の圧縮手段30により押圧されている。
接触中の各接合面の許容誤差および形状に関しては、上
記した密封を保証するのに十分な精度を備えていなけれ
ばならない。これら接合面8,32は第1および第2の圧縮
手段の実質的に横方向に作用するモーメントによる撓み
応力の影響を受けないように十分に広くすべきである。
摺動密封を行なうためにプレートハウジング24に対して
固定プレート14および可動プレート16をともに押圧する
ための第1の圧縮手段26が、タツプ6の接合面8に対し
て固定プレート14の接合面32を押し付けるための第2の
圧縮手段30とは、この実施例においは、相互に独立して
異なる押圧力に接合面ユニツト毎に変更することができ
る。
タップ5の接合面8に対する固定プレート14の相対的
な運動がなく、そして第2の圧縮手段30がタツプ5のま
わりから離れて配置されているために、接合面8に対す
る固定プレート14の接合面32を第2の圧縮手段30の作用
を受ける領域の外側に配置する必要はない。それゆえ、
接合面8は固定プレート14の横方向面全体よりも小さく
出来る。このために、接合面を越えて横方向運動を行な
う少なくとも固定プレート14の着脱を容易に行なうため
の手段を設けることが可能となる。
かかる手段は固定プレート14が導入される側において
タツプ5に対して横方向に配置される案内プレート34か
らなる。しかしながら、製造許容誤差を考慮すると接合
面および案内プレートの2つの面を完全に同一平面に配
列することは実際上不可能である。したがつて、案内プ
レート34は、第2図に示されるように、接合面8,32のレ
ベルから僅かに後退して位置付けられている。固定プレ
ート14の円滑な着脱工程の進行を図るために、固定プレ
ート14の表面から流れ開口13を取囲んで突出しかつ接合
面32をその上端面に備えた隆起部分31の周囲に傾斜面33
が設けられる。
第2図に示された例において、固定プレート14だけで
なく2枚のプレート14,16を収容するプレートハウジン
グ24全体を交換することが可能である。交換は以下のご
とく実施される。
まず、固定プレート14および可動プレート16を収容す
るプレートハウジング24は、もはや第2の圧縮手段30の
作用を受けなくなるまで、空気シリンダ28およびプラン
ジャ44等を備えた作動手段の助けにより接合面8上をか
つ次いで案内プレート34上を摺動することにより取り外
される。この操作の副次的効果は接合面上に付着した廃
棄されるべき金属スケール等の剥ぎ取りが取外しと同時
にできることである。とくに、鋼のリング状のスケール
がタツプ6の接合面8と固定プレート14の接合面32との
間の接合部に堆積されているならば、かかるリングは接
合面境界部分から剥ぎ取られかつバリが固定プレート14
の流れ開口13を通して取り除かれる。プレートハウジン
グ24は次いで空気シリンダ28のプランジヤ44から外され
かつ片付けられる。
新たなプレートを収容する新たなプレートハウジング
24は案内プレート34上に取り付けられ、作動装置を構成
する空気シリンダ24のプランジヤ44が再び接続され、か
つ次いで新たなプレートハウジングが案内プレート34上
に沿って摺動することにより完了する。
新たなプレートハウジング24は、固定プレート14の接
合面32がタツプ6の接合面8上を摺動する前に、第2の
圧縮手段30の押圧力が作用する領域下に導入される。摺
動が進行すると、第1の圧縮手段26はその押圧作用によ
り双方の接合面、すなわち、タツプ6および固定プレー
ト14の対向する接合面8および32を相互摺擦により清拭
する。
第3図および第4図は本発明による摺動ゲート弁装置
の他の実施例を示す。この装置は冶金容器1の外壁2に
固定された弁ハウジング12を有する。接続プレート36が
弁ハウジング12の凹所に取り付けられ、かつタツプ5の
端面にセメントにより一体的に取り付けられる。この接
続プレート36の外面はタップ5の接合面8を構成する。
この実施例において固定プレート14は耐火性のプレート
基体および殻体38からなる。可動プレート16は適当な耐
火性プレート、支持体40および溶融金属用の排出ノズル
42からなり、その排出ノズルは別個の部片からなること
ができるかまたは耐火性の可動プレート16との一体構造
からなることもできる。
圧縮手段25は第4図に関連して以下においてより詳細
に説明される。ここで単に注目されることは、この実施
例において静的密封を行なうためにタツプ5の接合面8
に対して固定プレート14を押圧しながら保持する手段が
動的摺動密封を形成するために、可動プレート16に対し
て固定プレート14を押し付ける手段と同一である点であ
る。かくして圧縮手段25は第2図に示した実施例におけ
る第1および第2の圧縮手段26および30の2つの機能を
兼ねている。
固定プレート14は固定プレート用の上方フレーム20に
保持され、そして可動プレート16は下方フレーム22に保
持される。作動手段を構成する空気シリンダ28のプラン
ジヤ44は、可動プレート16用の下方フレーム22の凹所に
保持される。空気シリンダ28は、公知の様式において、
冶金容器1からの溶融金属の排出を制御するように、固
定プレート14に対してその流れ開口13を塞ぐように可動
プレート16を下方フレームごと横方向に摺動することが
可能である。
第4図は、垂直平面(すなわちプランジヤ44の運動方
向に対して横方向)において、第3図の実施例の縦断面
を示す。この図はとくに符号26で総括的に示される圧縮
手段の細部構成を示す。圧縮手段25は螺旋ばね46からな
り、その一端が弁ハウジング12に対してかつ他端が押圧
力(反対方向に)を可動プレート16を介して固定プレー
ト14にそして最終的には接続プレート36に伝達する揺動
アーム48に当接している。
第3図に戻って、弁ハウジング12にかつ可動プレート
の下方フレーム22に堅固に固定プレート14の上方フレー
ム20を保持する相互接続手段が示されている。この手段
は固定プレート14の上方フレーム20に回転可能に取り付
けられる2位置ロツク50からなる。第3図に示される第
1位置において、ロツクの捕捉部材は弁ハウジング12の
凹所51内に延びる。その第2位置(第5図に示される)
において捕捉部材は可動プレート16の下方フレーム22に
設けられた凹所53内に延びる。第1位置において捕捉部
材は弁ハウジング12に対して固定プレートの支持フレー
ム20を一体化し、かつ第2位置において捕捉部材は可動
プレート16の下方フレーム22に対して上方フレーム20を
一体化する。
第5図に示されているように、空気シリンダ28のプラ
ンジヤ44の運動の範囲は2位置ロック50により一体化さ
れた2枚のプレート14および16からなる構体をタツプ5
の出口開口6の接合面8に対して固定プレート14を押し
付ける圧縮手段25から解放する位置にまで伸びることが
十分に可能である。
2位置ロツク50の使用の結果として、同一作動手段、
すなわち空気シリンダ28は2つの別個の機能を連続して
達成することができる。第1に、第3図に示されたよう
に、第1位置のロツク50により、空気シリンダ28は双方
のプレートの流れ開口の整合を制御する通常の様式にお
いて可動プレートを横方向に摺動する。第2に、第5図
に示されたように、第2位置のロツク50により、空気シ
リンダ28は交換されるべき部品である固定プレート14お
よび可動プレート16の交換のための着脱を可能にする。
この点において、空気シリンダ28は固定および可動プレ
ート14及び16が単一ブロツクとして相対的に固定保持さ
れて横方向への摺動を可能にしている。
歯止めの機能を有する固定肩部52が弁ハウジング12に
設けられる。固定プレート14はその縁部でこの肩部52に
対して支持される。ロツク50は固定プレート14の支持フ
レーム20の介在により肩部52に対して固定プレート14を
保持するように遊びを取るための手段を有する面54を有
する。該面54は、例えば、弁ハウジングに対して固定プ
レート14と該固定プレート14の上方フレーム20との間の
遊びを除去するための螺旋カムからなる面である。この
面を設けたことの目的はタップ5の接合面8に対して固
定プレート14の運動を阻止することである。可動プレー
ト16は固定プレート14を移動しようとする実質的な剪断
力を伝達する。固定プレート14を所定位置に保持する手
段がないならば、固定プレートはタツプ開口の接合面8
に対して横方向に移動され、固定プレート14および接合
面の接触面の望ましくない磨耗を結果として生じる。
第5図は、開放(すなわち、交換準備)位置におい
て、第3図の弁装置の変形例を示す。同一の型の構成要
素は同一の参照符号が割り当てられる。第5図におい
て、相互接続手段を構成する2位置ロツク50は該ロツク
が固定プレート14の支持フレーム20および可動プレート
16の支持フレーム22をともに一体的に保持するその第2
位置にある。
プランジヤ44が、可動プレート16の下方フレーム22に
接続される空気シリンダ28を、これら一体化したフレー
ムの凹所に配置されている双方のプレート14,16に沿っ
て、それらの上方及び下方フレーム20,22からなる構体
を左方に押すのに使用される。この運動の範囲は固定プ
レート14および可動プレート16を圧縮手段26の作用から
完全に自由な状態に解放するのに十分な位置にまで及
ぶ。したがつて、プレート14,16は従来技術の装置にお
けるようにドア等を開ける必要が無く容易にフレームか
ら取り外される。
新たなプレート14,16が取外す場合と概ね同一の方法
によってこれら各フレームに取り付けられる。まず、殻
体38により周囲を取り囲まれた新たな固定プレート14
が、タップ5の接合面と同一平面上(製造許容誤差内
で)に位置付けられている弁ハウジング12の支持面に対
向するように上方フレーム20の凹所内に挿入される。次
いで、可動プレート16が該可動プレートの下方フレーム
22の凹所内に、固定プレート14の裏側に位置決めされ
る。この取り外しおよび取り付け作業の間中、空気シリ
ンダ28のプランジヤ44は可動プレート16の下方フレーム
22に固定されているために、該プランジャとの着脱作業
を行う必要がない。
空気シリンダ28は次いで、付随する作業なしに、相対
的に2枚のプレート14,16を不動にする2位置ロック50
による一体化したままの状態でタツプに対して横方向に
かつ装置の内方に1つの構体として引込むように作動す
る。固定プレート14は案内されおよび/または僅かに引
き込まれて圧縮手段26の上に摺動され、さらに冶金容器
1のタツプ6の下に重なるように位置付けられる。
第6図および第7図は、接続プレート36の2つの変形
例を示す。第6図において、タツプ6の接続プレート36
はタツプ出口開口6を取り囲む円形の耐火性プレートま
たは管体56からなり、そのプレート56は、孔60に嵌挿さ
れるネジ、ボルト、スタツドボルト等により冶金容器1
に堅固に固定される金属支持体58に堅固に取り付けられ
る。金属支持体58の表面は、プレート56の接合面8と、
少なくとも部分的に同一平面を形成している。この平面
は円形耐火性プレート56が金属支持体58に取り付けられ
た後に、精密研削により完全に平坦な1つの平面に成形
される。金属支持体58の表面は、1つの平坦な接合面8
として、固定プレート14の接合面32との当接面積を効果
的に広げかつ液密封止を行なう上で好ましくない固定プ
レート14上の片持ち応力の発生を回避することとなる。
耐火性材料と同時に鋼のごとき金属を研削するのは容
易ではない。鋼に適する研削工具は耐火性材料に適さ
ず、かつその逆の場合もある。第7図の実施例はこの問
題を克服することができる構成が提案されている。すな
わち、ブロツク62が金属支持体58の表面に堅固に固定さ
れかつ円形の耐火性プレート56の接合面8の固定プレー
ト14の支持体の接合面32に対する当接面積を効果的に広
げるために、ブロック62の表面はプレート56と同一平面
を形成するように研削される。ブロツク62は研削技術の
観点から耐火性プレート56の材料と両立できる材料から
なり、例えば、プレート56の材料と同一の耐火性材料で
あつても良い。この場合にブロツク62およびプレート56
は困難なく同時に研削され得る。
図面の簡単な説明 第1図は本発明のセメントの無い接合を組み込んでい
る摺動ゲート弁を示す全体の斜視図、 第2図は本発明の接合および方法を示す第1図の摺動
ゲート弁の概略断面図、 第3図は本発明の接合の好適な実施例の断面図、 第4図は、とくに本発明に使用される圧縮手段を示
す、第3図に対して垂直な平面において示した実施例の
断面図、 第5図は作動位置(すなわち、耐火性弁プレートの交
換に備えている)において示される、第3図および第4
図の実施例の変形例の断面図、 第6図は本発明のタツプ開口接合面の特別な実施例の
断面図、 第7図は本発明の他の特別な実施例の接合面の断面図
である。
〔符号の説明〕
1…冶金容器、 2…外壁、 3…とりべ、 4…保護層、 5…タップ、 6…出口開口、 8…接合面、 10…ゲート弁、 12…弁ハウジング、 13…流れ開口、 14…固定プレート、 15…流れ開口、 16…可動プレート、 25…圧縮手段、 26…第1の圧縮手段、 28…作動手段(油圧シリンダ)、 30…第2の圧縮手段、 31…隆起部分、 32…接合面、 33…傾斜面、 34…横方向案内プレート、 44…作動手段(油圧プランジャ)、 50…2位置ロック、 52…歯止め 54…遊びを取るための手段(螺旋面) 56…耐火性プレート、 58…金属支持体、 62…ブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F27D 3/14 F27D 3/14 C (56)参考文献 特開 昭49−103839(JP,A) 特開 平1−218761(JP,A) 特開 昭55−97864(JP,A) 特開 平3−114640(JP,A) 特開 平6−277823(JP,A) 特開 昭56−39165(JP,A) 特開 昭49−78634(JP,A) 特開 昭55−112162(JP,A) 特開 昭49−105729(JP,A) 特開 昭55−149773(JP,A) 特開 昭55−131683(JP,A) 特開 昭51−117128(JP,A) 特開 昭49−105730(JP,A) 実開 平5−28556(JP,U) 西独国特許出願公開2924118(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 41/34 510 B22D 11/10 340 B22D 41/28 B22D 41/40 C21C 5/46 103 F27D 3/14

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出口開口(6)を備えた溶融金属排出用の
    タップ(5)を有する冶金容器(1)からの溶融金属の
    流れを調整する摺動ゲート弁(10)において、 前記タツプの出口開口(6)と概略一直線に整合される
    流れ開口(13)を有する少なくとも1枚の耐火性の固定
    プレート(14)、 少なくとも1つの流れ開口(15)を有する少なくとも1
    枚の同じく耐火性の可動プレート(16)、 前記固定プレートおよび前記可動プレートの各々の流れ
    開口の重なり具合を制御して冶金金属容器(1)からの
    溶融金属の流れを制御するための固定プレートに対して
    可動プレートを移動するための作動手段(28,44)、 これらプレートの間を接合して液密封止するために固定
    プレート(14)を介して可動プレート(16)を押圧する
    ための第1の圧縮手段(26)、から構成され、 前記タップの出口開口(6)と前記固定プレートとの間
    の溶融金属を液密封止する接合部分が、 (i)前記出口開口(6)の周りにおいて該開口を画成
    する接合面(8)と固定プレート(14)の流れ開口(1
    3)の周りの接合面(32)とが各々平坦面にて形成され
    ており、 (ii)前記タツプ(5)の接合面(8)に対して固定プ
    レート(14)の接合面(32)を押圧して接着剤不要の液
    密封止を行うための第2の圧縮手段(30)を備えてお
    り、 更に、少なくとも前記固定プレート(14)を前記タップ
    (5)の接合面(8)上で摺動させることによる、該プ
    レートの取付けおよび取外しを容易に行なうための手段
    を備えていることを特徴とする摺動ゲート弁。
  2. 【請求項2】前記タツプ(5)の前記接合面(8)が耐
    火性プレートからなることを特徴とする請求項1に記載
    の摺動ゲート弁装置。
  3. 【請求項3】前記容易に行なうための手段が、前記固定
    プレート(14)が導入される側に配置された少なくとも
    1つの横方向案内プレート(34)からなり、該横方向案
    内プレートが、該固定プレートを前記タップの接合面
    (8)へリードする予備案内のための先導面を備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の摺動ゲート弁装
    置。
  4. 【請求項4】前記横方向案内プレート(34)の先導面
    が、前記タツプ(5)の接合面(8)のレベルから後退
    して位置付けられ、更に、該接合面への固定プレート
    (14)の取り付けを容易にするために、該固定プレート
    の接合面(32)が隆起部分(31)の上に形成されており
    かつ該隆起部分の周囲に該先導面と係合可能な傾斜面
    (33)が形成されていることを特徴とする請求項3に記
    載の摺動ゲート弁装置。
  5. 【請求項5】前記第2の圧縮手段(30)が、固定プレー
    ト(14)およびタップ(5)の双方の接合面(8,32)上
    のバリを除去するために、少なくとも前記タップの接合
    面上で固定プレートを摺動する着脱作業の間中、前記接
    合面を密封すべく積極的に押圧し続けることを特徴とす
    る請求項1に記載の摺動ゲート弁装置。
  6. 【請求項6】前記固定プレート(14)および可動プレー
    ト(16)の各々の流れ開口(13,15)の重なり具合を制
    御するための該可動プレートを移動するための作動手段
    (28,44)が、少なくとも前記固定プレートの摺動によ
    る着脱をも行なうことを特徴とする請求項5に記載の摺
    動ゲート弁装置。
  7. 【請求項7】互いに接合された前記固定プレート(14)
    および可動プレート(16)を収容するプレートハウジン
    グ(24)、 該プレートハウジングを外側から取囲みかつ前記冶金容
    器(1)に固定された弁ハウジング(12)、 固定プレート(14)を担持する上方フレーム(20)、 可動プレート(16)を担持する下方フレーム(22)、 一方において、前記上方フレームに前記プレートハウジ
    ング或いは弁ハウジングを、他方において、下方フレー
    ムと上方フレームとを相互にかつ選択的に接続するため
    の相互接続手段から成り、 更に、前記作動手段(28,44)が、相互に接続された前
    記上方及び下方フレーム(20,22)を前記弁ハウジング
    (12)に対して横方向に移動可能と成していることを特
    徴とする請求項1に記載の摺動ゲート弁装置。
  8. 【請求項8】前記相互接続手段が、前記上方フレーム
    (20)に取り付けられた2位置ロツク(50)からなり、 該2位置ロツクが、その第1位置において該上方フレー
    ムをプレートハウジング(24)に固定し、その第2位置
    において前記下方フレーム(22)を該上方フレームに固
    定するように成し、 前記作動手段(28,44)が、これら一体化された上方お
    よび下方フレームに担持された固定および可動プレート
    (14,16)をタツプの接合面(8)に対して押圧する圧
    縮手段(25)の影響の及ぶ領域から該固定プレートを完
    全に自由に解放する位置にまで移動可能であることを特
    徴とする請求項7に記載の摺動ゲート弁装置。
  9. 【請求項9】前記2位置ロック(50)が、プレートハウ
    ジング(24)或いは弁ハウジング(12)に固定された歯
    止め(52)を備えておりかつ前記固定プレート(14)が
    該歯止めに当接しており、更に、前記2位置ロック(5
    0)が、上方フレーム(20)を介して固定プレート(1
    4)を該歯止めに対して当接する際に生じるこれら部材
    間の遊びを取るための手段(54)を有しており、前記固
    定プレートおよび前記上方フレームが前記プレートハウ
    ジング(24)に対して共に一体的に固定されるように成
    したことを特徴とする請求項8に記載の摺動ゲート弁装
    置。
  10. 【請求項10】前記タップ(5)の出口開口(6)に対
    して固定プレート(14)を押圧している前記第2の圧縮
    手段(30)が、可動プレート(16)に対して前記固定プ
    レートを押圧している前記第1の圧縮手段(26)と同様
    の構成であることを特徴とする請求項1に記載の摺動ゲ
    ート弁装置。
  11. 【請求項11】前記タツプ(5)の接合面(8)に形成
    された前記耐火性プレート(56)が、前記出口開口
    (6)を取り囲みかつ前記プレートを冶金容器(1)に
    堅固に固着することができる金属支持体(58)に取り付
    けられる耐火性プレートであることを特徴とする請求項
    2に記載の摺動ゲート弁装置。
  12. 【請求項12】前記金属支持体(58)の表面の少なくと
    も1部分が、前記タツプ(5)の接合面(8)に対して
    前記固定プレート(14)の支持体の表面積を有効に広げ
    るように、前記耐火性プレート(56)と同一平面に配置
    されることを特徴とする請求項11に記載の摺動ゲート弁
    装置。
  13. 【請求項13】前記耐火性プレート(56)と機械加工適
    合性を有するブロツク(62)が、前記金属支持体(58)
    に堅固に固定され、前記ブロツクが、前記接合面(8)
    に対する前記固定プレート(14)の支持体としての表面
    積を有効に広げるように前記耐火性プレート(56)と同
    一平面にあるように機械加工されていることを特徴とす
    る請求項11に記載の摺動ゲート弁装置。
  14. 【請求項14】出口開口(6)を備えた溶融金属排出用
    のタップ(5)を有する冶金容器(1)からの溶融金属
    の流れを調整する摺動ゲート弁(10)において、 前記タツプの出口開口(6)と概略一直線に整合される
    流れ開口(13)を有する少なくとも1枚の耐火性の固定
    プレート(14)、 少なくとも1つの流れ開口(15)を有する少なくとも1
    枚の同じく耐火性の可動プレート(16)、 前記固定プレートおよび前記可動プレートの各々の流れ
    開口の重なり具合を制御して冶金金属容器(1)からの
    溶融金属の流れを制御するための固定プレートに対して
    可動プレートを移動するための作動手段(28,44)、 これらプレートの間を接合して液密封止するために固定
    プレート(14)を介して可動プレート(16)を押圧する
    ための第1の圧縮手段(26)、から構成された摺動ゲー
    ト弁装置における弁プレート交換方法において、 前記タップの出口開口(6)を画成する接合面(8)と
    固定プレート(14)の流れ開口(13)の周りの接合面
    (32)とを、それらが押圧力により溶融金属に対する密
    封接合を可能とするように、各々平坦面にて形成する工
    程と、 双方の前記接合面間の接着剤不要の密封接合を行なうた
    めに、該双方の接合面(8,32)に第2の圧縮手段(30)
    によって押圧力を加える工程と、 そして、前記固定プレートの流れ開口(13)と前記タッ
    プの出口開口(6)とが概ね一直線に整合する前に、前
    記固定プレート(14)を該タップに対して前記第2の圧
    縮手段により押圧される位置に或いは該位置から前記固
    定プレートを前記第2の圧縮手段の押圧下において前記
    作動手段による横方向移動により取り付けまたは取り外
    す工程とを含むことを特徴とする弁プレート交換方法。
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