JP3257676B2 - 結晶を成長させる方法 - Google Patents

結晶を成長させる方法

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、増強された速度で結晶、特に金属酸化物の
結晶を成長させる方法に関するものである。特別な具体
例において、本発明は、増強された速度で、大きな、即
ち約150オングストローム以上の結晶サイズを有する水
和アルミナ類を成長させる方法に関する。
2.背景の記述 与えられた物質の大きくて均質な結晶を得ることが望
まれている多くの例が存在している。1つの明らかなケ
ースは、傷のない最上質の品質を有する結晶を得る試み
における、結晶成長による最上質の石を製造することで
ある。また、充分な大きさを有する高純度で均質な傷の
ない単一結晶は、レーザー、固体電子工学および他のハ
イテク分野で益々用いられてきている。
もう1つの用途は、ハイテクセラミック部品で用いる
ための均一な結晶サイズを有するセラミック粒子の製造
である。特定の結晶サイズ/粒子サイズを有するセラミ
ック粉末を用いると、セラミック生地を製造するときの
粒子詰め込みが高度に調節されると共に均質になること
が知られている。例えば、粒子サイズが大きすぎると、
セラミック生地を製造している間の粒子の詰め込みが不
均一になる。この結果として、その仕上げされたセラミ
ック部品の中に傷が生じると共にその機械的強度も制限
される。同様に、粒子サイズがあまりにも小さすぎる
と、即ち直径が約0.2ミクロン未満であると、望ましい
均一な生地詰め込みを得ることが再び困難になる。これ
は主に、商業的にセラミック部品を製造する方法、例え
ばスリップ鋳込みにとって好適な濃度で、これらの小型
粒子を完全に分散させるのが困難であることによるもの
である。
表題が「コランダム結晶を成長させる方法」(Method
of Growing Corundum Crystals)である英国特許
番号838,575には、高温高圧下の水系媒体中で、宝石用
として適切な大きさを有するコランダムの大きな単一結
晶を種から成長させる方法が開示されている。バッチ方
法であるこの英国特許に開示されている方法では、加圧
容器の中に含まれている種晶を、この種晶を成長させる
目的でコランダムを供給するに適したアルミナ含有栄養
素群に提示し、ここで、この種晶と栄養素群の両方を、
この容器内自由空間の少なくとも65%を占めるに充分な
量で存在している水系媒体に室温で接触させている。こ
の英国特許の中に開示されている方法は、述べられてい
るようにバッチ方法であり、これは、供給材料を均一に
分散させることで結晶成長のための栄養素を供給するこ
とに依存しているのではなく、一度に栄養素材料を1回
仕込むことに依存しており、この種晶よりも小さい平均
結晶サイズを有する「供給(feeding)」結晶を用いる
ことによって種晶の成長が増強されると言った利点を認
識しておらず、これは、該栄養素群と種晶との間の温度
差を必要としている。
発明の要約 従って、本発明の1つの目的は、増強された速度で結
晶を成長させる改良方法を提供することにある。
本発明の更に一層の目的は、金属酸化物の結晶を成長
させる改良方法を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、約150オングストローム以
上の大きさを有する水和アルミナ結晶を成長させる方法
を提供することにある。
本発明の上記および他の目的は、本文中に示す説明、
図および添付請求の範囲から明らかになるであろう。
本発明に従い、金属酸化物種の少なくとも1個の種晶
と流体媒体との分散液を準備するが、ここで、この種晶
が成長部位を与える。好適には、流体媒体と多数の上記
種晶との分散液が存在している。金属酸化物種の供給材
料を上記分散液の中に導入し、そして上記種晶(類)と
流体媒体と供給材料との一般的に均一な混合物を生じさ
せる。この供給材料は、該種晶(類)が有する平均結晶
サイズよりも小さい平均結晶サイズを有しており、この
供給材料を、該種晶(類)の成長を生じさせる量および
速度で添加する。この供給材料は、該種晶(類)の上に
堆積して上記成長を生じさせるための可溶栄養素種を与
えるに充分な、該流体媒体への溶解度を有している。結
晶の成長が生じている間の一定期間に渡って該供給材料
を導入する。その出発種晶(類)が有する平均結晶サイ
ズよりも大きな所望の平均結晶サイズを有する少なくと
も1個の成長した結晶を含む所望量の生成物を得るに充
分な時間、結晶の成長を刺激する条件下で、種晶(類)
と供給材料と流体媒体との混合物を処理する。
図の簡単な説明 この単一の図は、通常のバッチ式熱水処理と比較した
時の、本発明の方法で得られるアルミナ結晶サイズの比
較を示すグラフである。
好適な具体例の説明 本発明の方法では、オストワルド熟成として知られて
いる現象を用いている。オストワルド熟成では、溶解/
再堆積機構を通して、不均一系内のより大きな結晶が、
小さい方の結晶が小さくなることを犠牲にしてより大き
くなる。最終的に、この小さい方の結晶が消失して、大
きい方の結晶のみが残存する。この系の中では常に1つ
の結晶が最も大きいことから、理論的には、オストワル
ド熟成は単一の大きな結晶のみが残存するまで継続し得
る。しかしながら、実際上、小さい方の結晶がこの系か
らなくなるにつれて、この大きい方の結晶が示す成長速
度は有意にゆっくりとなる。しかしながら、本発明で
は、ユニークな供給方法でオストワルド熟成を用いるこ
とにより、典型的なバッチ技術を用いたとき達成され得
るよりも速い速度で結晶を成長させることができる。
特に水和アルミナ結晶を成長させることに言及して本
発明を記述するが、これに限定されるものではないと理
解されるべきである。本発明の方法を用い、供給材料か
ら誘導される栄養素種(種晶と流体媒体と供給材料とは
一般に均一に分散している)を1個以上の種晶の上に堆
積させるか或は成長させることによって、実質的に如何
なる金属酸化物種でもそれの結晶を成長させることがで
きる。この言葉「金属酸化物種」は、この酸化物の金属
部分が真の意味で金属、例えばアルミニウム、ジルコニ
ウム、鉄などである化合物を包含することを意図してい
ると共に、ケイ素、ホウ素、ひ素およびテルル(これら
は金属ではないが)は、数多くの非常に重要な結晶の構
成要素である。従って、本発明の方法は、金属酸化物種
と同様、上述した他の酸化物種およびそれらの混合物に
も適用可能である。簡潔さの目的で、言葉「金属酸化物
(類)」および「金属酸化物種」は、ホウ素、ケイ素、
ひ素およびテルルの酸化物を包含している。言葉「金属
酸化物(類)」および「金属酸化物種」に、未水和形態
と同様数多くの水和形態の上記金属酸化物を包含させる
ことも意図している。例えば、アルミナはアルファアル
ミナAl2O3として存在していると共に以下に記述する数
多くの水和アルミニウム酸化物の形態で存在しているこ
とはよく知られている。
一般的に言って、該供給材料は、生成物として得られ
る最終的に成長した結晶と同じであるか或はそれの前駆
体であるが、この種晶は1つの材料で出来ていてもよ
く、そしてその成長した結晶は、その元の種材料と別の
材料とから作られていてもよい。このような不均一系も
しくはハイブリッド成長した結晶は、例えば、元のアル
ミナ種晶から成長する可能性があり、この成長した部分
は酸化鉄または他の何らかの金属酸化物で出来ていても
よい。しかしながら、示したように通常の場合、この供
給材料はその種晶と同じであるか或はそれの前駆体であ
る。従って、アルファアルミナ(コランダム)が種晶で
ある場合、この供給材料はコランダムであるか或は水和
アルミナ、例えばベーマイトである。
この供給材料は(これは、上述したように金属酸化物
/金属酸化物種である一方)、その種晶と同じである必
要はないが、この種晶の上に堆積してこの種晶の成長を
生じさせるための可溶栄養素種(例えば金属酸化物種)
を与えるに充分な、該流体媒体への溶解度を有する必要
がある。よく知られているように、金属およびケイ素の
酸化物が示す、大部分の通常の液状媒体、即ち水系媒体
への溶解度は限定されており難溶である。しかしなが
ら、適当な温度、圧力、結晶サイズおよび撹拌条件を用
いると共に、ある場合には望まれるならば溶解および/
または結晶成長を増強する追加的成分を流体媒体の中に
加えることにより、上記供給材料は、充分な量で溶解し
て可溶栄養素種を与え、これがその種晶の上に堆積する
結果として該種晶(類)の成長が生じる。
本発明の方法は、結晶の成長が生じている間の一定期
間に渡って該供給材料を導入する決定的な段階によっ
て、従来技術のバッチ方法と区別される。従って、種晶
と供給材料と流体媒体の全てを単一の混合物として本質
的に1段階添加でオートクレーブの如き反応槽の中に導
入した後、この種晶をバッチ条件下で成長させる方法と
は異なり、本発明の方法では、この供給材料の全てを一
度に加えるのでなく、結晶の成長が生じている期間に渡
ってこの供給材料を添加するか或は散布する。このよう
な時間をかけた、一般に30分以上かけた供給材料の添加
は、分離させた時間的間隔でこの供給材料部分を導入す
る間欠様式で実施され得るか、或は結晶の成長が生じて
いる間の期間に渡って望まれるならば一様にこの供給材
料を連続的に計量してこの系の中に入れる連続様式で実
施され得る。
水和アルミナ種晶に関連して以下により詳しく記述す
るように、添加する供給結晶の速度および量は、出発種
晶、供給材料の性質、温度、圧力、流体媒体の性質およ
びこのような他の因子に応じて、幅広い範囲に渡って変
化することは理解されるであろう。しかしながら、本分
野の技術者は、生成結晶の所望成長速度および所望成長
サイズを得る目的で、与えられた種晶/供給材料/流体
媒体混合物に関する上記パラメーターを容易に調節する
ことができるであろう。
種として働く金属酸化物は、結晶成長のための固体成
長部位を与えるに充分な、該流体媒体への不溶性を示す
ことも理解されるであろう。明らかに、これらの種晶が
完全に溶解するような条件であってはならない。本結晶
成長に伴う機構の利点を得るためには、この供給材料が
該種晶の平均結晶サイズよりも小さい平均結晶サイズを
有することも重要である。
上述したように、水和アルミナの成長を特に言及する
ことで本発明を記述するが、この言葉「水和アルミナ」
は、水和水と会合した如何なるアルミナも表しており、
例えばプソイドベーマイト、ベーマイト、バイエライ
ト、ダイアスポアなどを表している。
ベーマイトの如き水和アルミナ類を焼成すると、アル
ファアルミナと通常呼ばれている無水Al2O3が生じ得る
と理解される。水和アルミナとして好適なものは、プソ
イドベーマイトまたはベーマイトアルミナであり、特
に、よく知られた様式でアルミニウムアルコキサイド類
を加水分解することによって合成的に得られるベーマイ
トアルミナである。上記アルミニウムアルコキサイド類
の典型的な製造方法は、例えば米国特許番号4,242,271
(これはここでは全ての目的で参照にいれられる)の中
に示されている。例えば米国特許番号4,202,870(これ
はここでは全ての目的で参照にいれられる)に教示され
ている方法などの如きよく知られている様式で、このア
ルミニウムアルコキサイドを加水分解することができ
る。特に好適なものは、よく知られた様式によりチーグ
ラー化学で誘導されるアルミニウムアルコキサイド類の
加水分解で得られるベーマイトアルミナ類である。しか
しながら、他の給源からのベーマイトアルミナ類も本発
明の方法で用いられ得ると理解されるであろう。有効な
ベーマイトアルミナ類の例は、米国特許番号4,676,928
または4,646,503(またはここでは参照にいれられる)
に開示されている如き方法によって製造される合成ベー
マイトアルミナ類である。
本発明の方法を水和アルミナ結晶の成長に適用する場
合、水系媒体、例えば脱イオン水と水和アルファアルミ
ナ種晶との分散液を生じさせる。理論的には、この分散
液中の種晶の量は如何なる量でもよく、例えば単一の種
晶でも充分である。しかしながら、実用の観点から、こ
れらの水和アルミナ種晶は、一般に少なくとも約0.01重
量%の量でこの分散液の中に存在しており、約0.1から
約15重量%の量が便利に用いられる。この水系媒体とし
て脱イオン水が適切であるが、この結晶成長機構に悪影
響を与えない限り、pHを調節するための添加剤または追
加的に溶解しているイオン種を含有させることも可能で
ある。追加的に、例えば鉱化剤の如き特定の添加剤を用
いることも可能であると考えられる。
用いる水和アルミナの種晶は如何なる給源からも入手
可能であるが、所望の結晶成長が達成されるまでの期間
に渡って上昇させた温度および圧力下で所望の水和アル
ミナを熱水処理することにより、これらの種晶を成長さ
せるのが便利である。典型的には、上記種晶は、約2か
ら約30時間の期間に渡って約121℃以上の温度、好適に
は約177℃から399℃の温度の脱イオン水媒体中で、適切
な水和アルミナ、例えばベーマイトアルミナを処理する
ことによって入手可能であり、ここで、この処理は、こ
の処理温度でその水が示す蒸気圧と本質的に同じか或は
若干高い圧力下で実施され得る。実際、所望の大きさよ
りも小さいサイズを有する水和結晶を用いて開始した
後、所望の種サイズが得られるまでこの熱水処理を継続
することによって、所望の種晶を単にインサイチューで
生じさせることも可能であることは明らかであろう。
この水和アルミナ結晶(これは、必ずしもではないが
一般に、該種晶と同じ水和アルミナである)を成長させ
る目的で用いる供給材料を、乾燥粉末の形態か、或は好
適にはそして商業運転を容易にする目的で、水スラリー
の形態で導入され得る。この水系媒体と種晶と供給材料
との混合物は、一般に均一であるべきであり、そしてこ
れの終点では、ある種の様式、例えば撹拌反応槽の中で
この混合物を撹拌するのが好適である。これらの種晶の
成長を生じさせる量および速度で該供給材料を導入す
る。この供給材料をあまり少ない量であまりゆっくりと
添加すると、この種晶は最大速度では成長しない。あま
り多くの供給材料をあまり急速に添加すると、2番目の
種晶コロニーの生成がもたらされ、これが、供給に関し
て元の種晶と競合する。実際、この供給材料の添加量お
よび添加速度は、該種晶が有する表面積と共に溶解/再
堆積(これは、供給材料の種類および工程条件に依存し
ている)に関係していることは、本分野の技術者に明ら
かであろう。よく知られているように、溶解/再堆積の
速度は、用いる特別な水和アルミナ、工程条件は、例え
ば用いる温度、種晶/供給材料の濃度、存在している添
加剤の種類、結晶サイズなどに依存している。また、こ
の供給材料の量および添加速度は、この供給材料を該混
合物の中に間欠的に導入するか或は絶え間無い速度で導
入するかに依存している。この供給材料を間欠的に導入
するか或は連続的に導入する方法でこの方法を実施した
としても、この供給材料の量および添加速度は、如何な
る与えられたシステムでも、この種/供給材料の内容物
を定期的にサンプリングした後例えばx線回折技術で結
晶サイズを測定することによって決定され得る。
水和アルミナ結晶を成長させる時に用いる供給材料
は、如何なる水和アルミナを含んでいてもよいが、水和
アルミナ結晶、例えばベーマイト結晶を用いるのが好適
である。しかしながら、非晶質形態の水和アルミナ類を
この供給材料として用いることも可能であると理解され
るべきである。このような非晶質水和アルミナは、現実
的には一般に非結晶性であると見なされているが、実際
には、一般に小さすぎて通常の技術で測定することがで
きない程のアルミナ結晶で形成されている。如何なる場
合でも、アルミナ構成要素で達成されている如何なる水
和アルミナも、それらが真の結晶であるか否かに拘らず
供給材料として用いられ得るが、但し、上記構成要素の
平均サイズは、該アルミナ種晶が有する平均結晶サイズ
よりも小さいことを条件とする。
該水系媒体と種晶と供給結晶/材料との混合物を、約
150オングストロームもしくはそれ以上の平均結晶サイ
ズを有する生成物を所望量得るに望ましい期間、熱水条
件下に維持する。例えば、セラミック部品の製造で用い
られる場合、約150から約10,000オングストローム、特
に約200から約7500オングストロームの結晶サイズが好
適である。一般に、この方法は、この混合物内の種/供
給物の一般に均一な分配を与える条件、例えば撹拌下、
用いる特別な温度における水の蒸気圧に等しい圧力下か
或はそれよりも若干高い圧力下、約66℃から約371℃の
温度で行われる。望まれるならば、より高い圧力、例え
ば約2から約220気圧の圧力も用いられ得る。このpHを
一般に約3から約11の範囲に維持する。一般的に言っ
て、行う反応の種類、即ち連続的であるか或は間欠的で
あるかに応じて、約1から約24時間の範囲の期間内に、
所望度合の結晶成長が得られ得る。これらの種晶の成長
は、これが供給材料を利用することができる限り存続す
ると理解されるべきである。供給材料、例えば結晶の添
加を停止すると、本質的に、これらの種晶の結晶成長速
度が低下する。
本発明を更に詳しく説明する目的で、以下の非制限的
実施例を与える。以下に示す実施例において、用いる水
和アルミナは、CATAPALRアルミナとして知られているベ
ーマイトアルミナであり、これはVista Chemical Com
panyが市販している。
実施例1 CATAPALRアルミナと脱イオン水から、アルミナを約10
重量%含んでいる流動性を示すスラリーを調製した。こ
のスラリーをサンプル用高圧ボンベの中に入れた後、17
7℃に加熱されているチャンバの中に置いた。このチャ
ンバにはローラー機構が備わっていることから、このサ
ンプル用ボンベを連続的に転がすことで、この脱イオン
水中の水和アルミナを撹拌しそしてそれの均一な分配を
維持することができた。この熱水処理した水和アルミナ
のサンプルを種々の時間で取り出し、そしてx線回折で
結晶サイズを分析した。その結果を表1に示す。
実施例2 用いる処理温度が227℃である以外は実施例1の操作
を繰り返した。その結果を以下の表1に示す 表1の結果を再考することから明らかなように、バッチ
熱水処理で生じる結晶成長の主要部分は、この処理の最
初の約16時間の間に生じている。また、バッチシステム
では、かなり速く結晶サイズがその出発材料のサイズよ
りも若干大きいサイズに近付いた時点で成長速度がかな
り遅くなることは明らかである。また、表1のデータか
ら明らかなように、この結晶サイズは熱水処理の温度に
関係しているように見え、一定の処理時間では、温度が
高ければ高いほどより大きな結晶サイズが生じている。
実施例3 この実施例は、商業的スケールの装置を用いて種晶を
インサイチューで生じさせたあと増分的に供給結晶を注
入することによる、本発明の方法を示すものである。加
熱および撹拌されている大型反応槽の中に、Al2O3を12
%含んでいるCATAPALRアルミナスラリーを1,000ポンド
(1,000lb)および脱イオン水を7,500ポンド入れた。撹
拌しながらこの反応槽を177℃に加熱した後、この温度
を維持しながら、1時間毎にサンプルを採取した。熱水
処理を4時間行った後、更に1,960ポンドの該アルミナ
スラリーを加えた。この反応槽の内容物を177℃に維持
しながらこの熱水熟成を継続した。追加的増分のアルミ
ナスラリーを約1時間毎に加え、このスラリーを添加す
る直前にこの反応槽の内容物サンプルを採取した。最後
のスラリー添加が完了した後、この反応槽を更に4時間
177℃の温度に維持した。全ての場合において、この反
応槽から採取したサンプルの結晶サイズをx線回折で分
析した。このデータを以下の表2に示す。
結晶成長は最初速い速度で生じた後ゆっくりになるこ
とが表2から分かるであろう。実際、結晶成長は明らか
に約4時間後かなりゆっくりになる。またこのデータか
ら分かるように、更にアルミナスラリーを添加すると、
この処理した材料の測定結晶サイズが本質的に上昇す
る。これに関して、間欠的に供給または添加したもので
ある初期アルミナスラリー内の水和アルミナが有する平
均結晶サイズは、この初期添加スラリー内の水和アルミ
ナを熱水処理することで生じてきた種晶が有する平均結
晶サイズよりも小さいことが観察されるであろう。また
分かるように、供給結晶を添加している限り結晶は成長
し続け、そして供給結晶の添加を止めると本質的に結晶
の成長が停止する。
実施例4 この実施例は、種晶をインサイチューで生じさせそし
て供給結晶を連続的に注入することを説明するものであ
る。Al2O3を11.2%含んでいるCATAPALRアルミナスラリ
ーを約8,000ポンドおよび脱イオン水を2,000ポンド、実
施例3に記述したのと同じ反応槽の中に入れた。この反
応槽に少量の硝酸(0.0012ポンド/1ポンドのAl2O3)お
よびCO2(0.1ポンド/1ポンドのAl2O3)を加えた。この
反応槽の内容物を177℃に加熱し、そしてこの実験の残
り全体を通してこの温度に維持した。熱水熟成を4時間
行った後、約10,000ポンド/時の注入速度でアルミナス
ラリーの連続添加を開始した。更に32,500ポンドのスラ
リーを注入した後、アルミナスラリーの注入を停止し、
そしてこの反応槽を更に数時間177℃に維持した。この
実験全体を通して定期的にこの反応槽からサンプルを取
り出した。データを以下の表3に示す。
間欠的注入の場合と同様、最初の4時間で急速な結晶
成長が生じ、そして更にアルミナスラリーを添加する
と、測定結晶サイズが本質的に上昇することが分かるで
あろう。実施例3および4の両方に関する有意さは、種
晶、即ち初期アルミナスラリー内のアルミナ結晶が、同
じ温度および匹敵する時間における簡単なバッチ式熱水
処理で期待されるよりもかなり大きく成長する点であ
る。例えば、表2および3のデータと表1のデータを比
較のこと。これらのデータはこの図の中にグラフで示さ
れており、ここでは、同じ温度および匹敵する時間にお
いて、この熱水処理を行っている間にその初期種晶に供
給結晶を添加した場合、結晶成長がより迅速に生じると
共にそのサイズがより大きくなることが明らかに分かる
であろう。
本発明の方法を用いると、150オングストローム以
上、好適には約150から約10,000オングストロームの平
均結晶サイズを有する水和アルミナ結晶を良好な量で比
較的迅速に得ることが可能である。
水和アルミナ結晶の成長に関連させた本方法の記述、
並びに金属酸化物を伴う結晶成長を行う場合の大部分に
おいて、水系媒体を用いている。しかしながら、臨界超
過条件下でこの方法を実施することも可能であると理解
されるべきであり、この場合、供給材料が昇華してその
成長部位の上に再堆積することによって結晶成長が実質
的に生じる。追加的に、非水系か或は水がこの流体媒体
の少量成分である系を用いてこの方法を行うことも可能
である。この流体媒体に種々の添加剤を添加して、この
供給材料を溶解させそしてその可溶栄養素種をその種晶
の上に再堆積させる補助としてもよい。従って、特定の
条件下では有利に、種々の無機塩の水溶液を溶いること
ができる。述べたように、求められている結晶成長の種
類に応じて、水和アルミナ結晶の成長で利用したよりも
ずっと高い温度および圧力条件が必要でありそして/ま
たは望ましい可能性がある。例えば、コランダム(アル
ファアルミナ)結晶を成長させる場合、この供給材料が
アルファアルミナであるか、水和アルミナであるか、或
はそれらの混合物であるかに拘らず、温度と圧力がより
高くなる可能性がある。
本発明の方法は、バッチ式またはプラグフロー反応シ
ステムに近い連続反応システムの中で行われ得る。従っ
て、種晶が入っている管状反応槽に、供給材料のための
注入口を1個以上設けることができる。追加的に、この
方法は、1組の連続撹拌反応槽の中で実施され得る。
上に示した本発明の開示および記述は説明的であると
共に本発明を説明するものであり、本発明の精神から逸
脱しない限り、添付請求の範囲内でこの方法段階の種々
の変更を行うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デツカー, ルイス・バーナード, ジ ユニア アメリカ合衆国テキサス州78645ラゴビ スタ・ハイランドレイクループ20625 (72)発明者 キヤラデイン, ウイリアム・アール アメリカ合衆国テキサス州78726オース テイン・ブレイデルコウブ10601 (56)参考文献 特開 昭64−69511(JP,A) 英国特許963757(GB,B) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C30B 1/00 - 35/00 EPAT(QUESTEL) WPI(DIALOG)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属酸化物種を含む少なくとも1個の種晶
    と流体媒体の分散液を準備するが、ここで、上記金属酸
    化物種は、固体成長部位を与えるに充分なほど上記流体
    媒体の中に不溶であり; 上記分散液の中に供給材料を導入しそして上記種晶と上
    記供給材料との一般に均一な混合物を生じさせるが、こ
    こで、上記供給材料は金属酸化物種を含んでおり、また
    上記供給材料は上記種晶が有する平均結晶サイズよりも
    小さい平均結晶サイズを有しており、ここで、上記供給
    材料を、上記種晶の成長を生じさせるに充分な量と速度
    で加えるが、上記供給材料は、上記種晶の上に堆積して
    上記成長を生じさせるための可溶栄養素種を与えるに充
    分な、上記流体媒体への溶解度を有しており、そして上
    記供給材料を、結晶成長が生じている間の一定期間に渡
    って導入し; 上記種晶が有する平均結晶サイズよりも大きな所望の平
    均結晶サイズを有する少なくとも1個の成長した結晶を
    含む所望量の生成物を得るに充分な期間、結晶の成長を
    刺激する条件下、上記種晶と上記供給材料との混合物を
    処理する; ことを含む、結晶の成長速度を増大させる方法。
  2. 【請求項2】上記混合物が3から11のpHを有している請
    求の範囲1の方法。
  3. 【請求項3】上記金属酸化物種が水和金属酸化物を含ん
    でいる請求の範囲1の方法。
  4. 【請求項4】上記種晶がアルファアルミナを含んでいる
    請求の範囲1の方法。
  5. 【請求項5】上記供給材料がアルファアルミナ、水和ア
    ルミナおよびそれらの混合物から成る群から選択される
    化合物を含んでいる請求の範囲4の方法。
  6. 【請求項6】上記流体媒体が水系媒体を含んでいる請求
    の範囲1の方法。
  7. 【請求項7】上記種晶が水和アルミナを含んでおりそし
    て上記供給材料が水和アルミナ結晶を含んでいる請求の
    範囲1の方法。
  8. 【請求項8】上記流体媒体が水系媒体を含んでいる請求
    の範囲7の方法。
  9. 【請求項9】65℃以上の温度、およびこの処理温度にお
    ける蒸発で水が本質的に失われるのを防止するに充分な
    圧力下、水和アルミナの水スラリーを熱水処理すること
    によって上記種晶を生じさせ、そして上記分散液が上記
    処理した水スラリーを含んでいる請求の範囲8の方法。
  10. 【請求項10】上記種晶と上記供給結晶がベーマイトを
    含んでいる請求の範囲8の方法。
  11. 【請求項11】上記種晶の熱水処理を121℃から371℃の
    温度で行う請求の範囲9の方法。
  12. 【請求項12】上記混合物を撹拌して上記均一混合物を
    維持する請求の範囲1の方法。
  13. 【請求項13】上記供給材料を上記期間に渡って間欠的
    に添加する請求の範囲1の方法。
  14. 【請求項14】上記供給材料を上記期間に渡って連続的
    に添加する請求の範囲1の方法。
  15. 【請求項15】上記供給材料を乾燥粉末として導入する
    請求の範囲10の方法。
  16. 【請求項16】上記供給材料を水スラリーとして導入す
    る請求の範囲10の方法。
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