JP3256153B2 - 濾過装置 - Google Patents

濾過装置

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JP3256153B2
JP3256153B2 JP29314496A JP29314496A JP3256153B2 JP 3256153 B2 JP3256153 B2 JP 3256153B2 JP 29314496 A JP29314496 A JP 29314496A JP 29314496 A JP29314496 A JP 29314496A JP 3256153 B2 JP3256153 B2 JP 3256153B2
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▲衛▼ 岡村
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南町産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この出願発明は、貯水槽を
有する工業用水の濾過装置、とくに金属加工処理水の濾
過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、加工処理等に使用する工業用
水、とくに金属加工用処理水は、一旦貯水槽に使用済み
の水を貯めた後、貯水された水を濾過装置により濾過し
て循環使用している。しかし、貯水槽の水をこのまま濾
過すると、濾過装置が早く濾過能力を失い、頻繁にフィ
ルターを交換する必要があり、交換に伴うフィルターの
費用の問題があり、他方、フィルターの運搬、保管それ
に伴う廃棄処理が困難であった。とくに金属加工処理水
においては、金属加工処理により発生する金属等、とく
に鉄分等が、貯水槽において他の不純物の影響を受け、
さらに多くの除去すべき物質が発生し、フィルター処理
が困難であると共にフィルターの交換をより多く行う必
要があるという問題があることを発見した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 この出願発明者は、
濾過装置のこれらの問題を解決するためいろいろ検討し
た結果、濾過装置の貯水槽の前に濾過器を設けることに
よりこれらの問題を解決することに成功した。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この出願発明は、鉄分
を含む金属加工処理水の濾過装置において、貯水槽の前
繊維および/または活性炭からなる濾過器を有する濾
過装置に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】 この出願発明の貯水槽の後の濾
過器は、貯水槽の前の濾過器よりも性能の優れているこ
とがとくに好ましい。また、金属を除去する濾過器も好
ましい。
【0006】濾過器は、簡単な構造であることが好まし
く、上方から流体を導入し、下方に流出するものである
ことがとくに好ましい。また、水槽と一体としてもよ
い。
【0007】貯水層の前の濾過器は、上記の目的を達成
できるものであればどのようなものでも使用できるが、
フィルターの取り扱いの点からフィルターをフィルター
の容器に載置したものであることが好ましい。
【0008】フィルターは、通常使用されているものが
使用されるが、繊維および/または活性炭であることが
とくに好ましい。繊維は、有機あるいは無機繊維等が使
用され、また、短繊維あるいは長繊維はそのまま集合し
た状態でもよいが、布帛、紙、とくに不織布が取り扱い
の点から好ましい。
【0009】また、フィルターには、水を透過するよう
に孔の多数あいた磁石が積層されていてもよい。磁石が
積層されている場合には、フィルターたとえば、繊維お
よび/または活性炭のつぎに磁石が処理水と接触するよ
うに配置することが好ましい。磁石は、磁石をプラスチ
ックまたはゴムと混合して一体化したものがとくに好ま
しく、金属板あるいは金属フィルムの周囲をプラスチッ
クで被覆しているものも使用できる。また、磁石は、電
流を流したり、流さなかったりすることにより磁石とな
ったり、ならなかったりする電磁石も使用できる。
【0010】濾過器は、金属、プラスチック等が使用さ
れ、プラスチックとしてはアクリル樹脂が、また、耐久
性の点からステンレス製がとくに好ましい。
【0011】
【実施例】図面によって、この出願発明の濾過装置を具
体的に説明するが、この出願発明は、これに限定される
ものではない。図1は、濾過装置の斜視図、図2は濾過
器の断面図、図3は他の濾過器の断面図、図4は他の濾
過器の断面図をそれぞれ示す。 実施例1 図1に示すように、使用された工業用水は、貯水槽3の
前の不織布4を充填した濾過器2(図2に示す)に流入
する。この濾過器2により濾過された工業用水は、貯水
槽3に貯められ、ついで濾過器7により濾過される。濾
過器7により濾過された工業用水は、更に、イオン交換
器8により処理され、再び循環使用される。このよう
に、貯水槽3の前で一旦濾過されるので、貯水層3の汚
れは少なく、貯水槽3の後に配置されている本来の濾過
器7のフィルターの寿命は延び、従来のものに比べて長
期間使用することができる。
【0012】実施例2 図1に示すように、使用された工業用水は、貯水槽3の
前の活性炭5を充填した濾過器2(図3に示す)に流入
する。この濾過器2により濾過された工業用水は、貯水
槽3に貯められ、ついで濾過器7により濾過される。濾
過器7により濾過された工業用水は、更に、イオン交換
器8により処理され、再び循環使用される。このよう
に、貯水槽の前で一旦濾過されるので、本来の濾過器7
のフィルターの寿命は延び、従来のものに比べて長期間
使用することができる。
【0013】実施例3 図1に示すように、使用された工業用水は、貯水槽3の
前の不織布のフィルター4及び多数の孔のあいた鉄粉の
磁石を含むプラスチックで被覆された孔のあいた磁石6
を充填した濾過器2(図4に示す)に流入する。この濾
過器2により濾過された工業用水は、貯水槽3に貯めら
れ、ついで濾過器7により濾過される。濾過器7により
濾過された工業用水は、更に、イオン交換器8により処
理され、再び循環使用される。このように、貯水槽の前
で一旦濾過されるので、本来の濾過器7のフィルターの
寿命は延び、従来のものに比べて長期間使用することが
できる。
【0014】
【発明の効果】 この発明の濾過装置は、貯水槽の前に
濾過器を有するので、従来の貯水槽から導入される濾過
器の濾過性能を長期間維持すると共に、貯水槽の水の汚
れを防ぐことができる。従って、フィルターの交換を少
なくすることができるので、フィルターの運搬、廃棄処
理を少なくすることによりコスト、省資源の面で貢献す
ることができるという優れた効果がある。また、貯水槽
の掃除等も少なくすることができ、それにともなう機械
の停止を防ぐことができる。磁石が使用される場合に
は、金属、とくに鉄分を貯水槽に入る前により確実に除
去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 濾過装置の斜視図
【図2】 濾過器の断面図
【図3】 他の濾過器の断面図
【図4】 他の濾過器の断面図
【符号の説明】
1 濾過装置 2 貯水槽前濾過器 3 貯水槽 4 不織布 5 活性炭 6 磁石 7 濾過器 8 イオン交換器 9 流出口 10 磁石の孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B01D 35/06 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/28 B01D 29/00 - 29/48 C02F 1/00 C02F 1/58 C23G 1/00 - 5/06 C25D 13/00 - 21/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄分を含む金属加工処理水用の貯水槽の
    水を濾過することにより循環使用する水の濾過装置にお
    いて、貯水槽の前に繊維および/または活性炭からなる
    濾過器を設けることを特徴とする濾過装置。
  2. 【請求項2】 濾過器が上方から流体を導入し、下方に
    流出するものであることを特徴とする請求項1に記載の
    濾過装置。
  3. 【請求項3】 貯水層の前の濾過器がフィルターを容器
    に載置したものであることを特徴とする請求項1または
    2に記載の濾過装置。
  4. 【請求項4】 フィルターが磁石であることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の濾過装置。
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WO2011155431A1 (ja) * 2010-06-08 2011-12-15 インテグリス・インコーポレーテッド 磁石フィルタ及びそれを用いた不純物回収方法
CN106492524A (zh) * 2016-12-28 2017-03-15 宜兴众创空间科技发展有限公司 一种用于过滤食品包装袋表面油渍的过滤装置

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