JP3255976B2 - イオン的に加硫可能なフルオロエラストマー性コポリマー - Google Patents

イオン的に加硫可能なフルオロエラストマー性コポリマー

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JP3255976B2
JP3255976B2 JP21832392A JP21832392A JP3255976B2 JP 3255976 B2 JP3255976 B2 JP 3255976B2 JP 21832392 A JP21832392 A JP 21832392A JP 21832392 A JP21832392 A JP 21832392A JP 3255976 B2 JP3255976 B2 JP 3255976B2
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ビンチェンツォ、アルチェルラ
ジウリオ、ブリナチ
マルゲリータ、アルバノ
アンナ、ミヌチルロ
グラツィエラ、キオディニ
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アウシモント、ソチエタ、ペル、アツィオーニ
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F214/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • C08F214/18Monomers containing fluorine

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】従来の技術 本発明は、フッ化ビニリデン(VDF)に由来するモノ
マー単位をベースとするフルオロエラストマー性コポリ
マーであって、イオン的に加硫可能であり且つ「軸シー
ル」および「燃料ホース」の製造に好適なものに関す
る。
【0002】知られているように、かかる製品の製造に
は、良好な耐モーターオイルおよび/またはガソリン特
性、良好な耐高温特性並びに良好な低温挙動、特に「軸
シール」のような製品についての圧縮成形および射出成
形における良好な成形加工性、および最後に良好な加硫
速度といった特性の最適な組み合わせを示すエラストマ
ー材料が必要である。
【0003】少量の臭素含有オレフィンまたはブロモア
ルキルビニルエーテルを含むVDF、ペルフルオロアル
キルビニルエーテル(PAVE)およびテトラフルオロ
エチレン(TFE)モノマー単位から成るフルオロエラ
ストマー性コポリマーであって、ペルオキシドと架橋剤
を用いるフリーラジカルによって加硫可能であるもの
を、これらの製品に用いることが知られている。
【0004】前記のコポリマーは良好な低温特性を有す
るが、加工性が良くないために幾つかの不利な点(欠
点)があり、「軸シール」の製造での使用には不適であ
る。
【0005】また、これらのコポリマーは、例えば、配
合操作において精確に温度制御を行う必要があり、「ス
コーチ」時間および熱活性化時間が短いといった加硫法
に関する不都合があるにも拘らず、ペルオキシドによっ
てのみ加硫することができる。
【0006】VDF、HFP、PAVEおよびTFEモ
ノマー単位から成り、少なくとも48重量%の量のVD
Fを含むエラストマー性コポリマーが、フランス国特許
第2,259,849号明細書および第2,347,3
89号明細書に記載されている。しかしながら、これら
のコポリマーは、アルコールを含むモーターオイルおよ
びガソリンに対して満足な耐薬品性を示さず、更に成形
加工性が良くないので、前記の製品の製造に用いるには
不適当である。
【0007】本発明 本発明の目的は、「軸シール」および「燃料ホース」の
製造に好適であり、したがって前記の特性の組み合わせ
を有し、同時に良好な加硫速度でイオン的方法により加
硫可能なフルオロエラストマー性コポリマーを提供する
ことである。
【0008】本発明の目的の前記のコポリマーは、重量
で VDF 30〜47% HFP(ヘキサフルオロプロペン) 18〜40% PAVE 3〜20% TFE 10〜30% のモノマー単位の組成を有して成り、HFP+PAVE
の和が最大で50%、最少で27%であることを特徴と
する。
【0009】本発明の目的のコポリマーの一つであり、
特に「軸シール」および「弁スチームシール」のような
モーターオイルと接触する製品の製造に特に好適なコポ
リマーとしては、重量で VDF 40〜47% HFP 18〜40% PAVE 3〜12% TFE 15〜25% のモノマー単位組成を有し、HFP+PAVEの和が前
記のような最大値および最小値を有し、好ましいPAV
E含量が3〜9%であり、更に好ましくは5〜8%であ
るものがある。
【0010】この組成を有するコポリマーは、良好な耐
薬品性と、射出成形のような加工技術における本質的要
件である高い加硫速度とを合せ持っている。更に、これ
らのコポリマーは、加硫金型からの成形製品の離型性、
および温度が低下するときの移動軸の偏心に付随する
「軸シール」のシール特性に反映する低温挙動に関して
最適の成形特性を示す。
【0011】「燃料ホース」のような、ガソリンと接触
する製品を製造するのに特に好適な本発明のコポリマー
には、モノマー組成が、重量で VDF 30〜40% HFP 18〜40% PAVE 3〜20% TFE 15〜30% であって、HFP+PAVEの最大値および最小値が前
記の値であるものがある。
【0012】前記のモノマー組成のために、前記のコポ
リマーは、アルコールおよびアルコールを含有するガソ
リン、特にメタノールに対し良好な耐性を要求する厳し
くなってきている市場仕様を満足することができる。
【0013】特に、前記のコポリマーは、ニッサン・エ
ンジニアリング・スタンダーズ仕様書:「高圧用燃料ホ
ース」,1985 NES D2922に記載されてい
る要求にかない、前記のアルコールおよびガソリンに対
し膨潤値が低く、透過性が低く、低温および曲げ試験性
能が良好である。
【0014】この仕様書には、燃料B(イソオクタン7
0容量%とトルエン30容量%との混合物)中での40
℃72時間の最大膨潤値が10%と規定されており、−
40℃での「曲げ試験」(ASTM D2136−8
4)によって測定する低温性能に関しては、製品の表面
に破損または欠陥がないものと規定されている。
【0015】本発明者が行った試験では、軸シール用に
好ましい本発明のコポリマーは燃料ホースの製造にも用
いることができ、前記の仕様を満足することが示され
た。
【0016】本発明者が行った実験では、本発明のコポ
リマーでは、例えばM20(40%イソオクタン、40
%トルエン及び20%メタノール)のようなメタノール
含有燃料を用いるときにも、前記の最大膨潤値に達しな
いことが示された。
【0017】本発明のコポリマーは、例えばカーク・オ
スマー(Kirk Othmer) 著、エンサイクロペディア・オブ
・ケミカル・テクノロジー(Encyclopaedia of Chemical
Technology)、8巻、500頁以後、1979年に記載
の方法のような既知の方法によって製造することができ
る。特に、塊状、有機溶媒溶液および水中でのエマルジ
ョンまたは懸濁液での重合を重合法として用いることが
できる。
【0018】用いることができるフリーラジカル重合開
始剤は、例えば過硫酸アンモニウムまたはカリウムのよ
うな無機ペルオキシド、過硫酸塩/ジ亜硫酸塩および過
硫酸鉄のようなレドックス系、ベンゾイルペルオキシ
ド、ジクミルペルオキシド、ジイソプロピルペルオキシ
ジカーボネート、ジエチルヘキシルペルオキシジカーボ
ネートなどのような有機ペルオキシドである。
【0019】好ましくは、製造は水性エマルジョン中で
行われる。過フッ素化したまたは部分的にフッ素化した
任意の種類の乳化剤、またはそれらと水素化した乳化剤
との混合物を本発明の方法に用いることができ、乳化剤
の例としてはフッ素化カルボン酸が挙げられる。
【0020】用いることができる連鎖移動剤は、例え
ば、酢酸エチル、マロン酸ジエチルであり、ヨウ素およ
び/または臭素を含む連鎖移動剤、例えば一般式Rf
(I)(Br)(但し、Rfは1〜8個の炭素原子
を有する過フッ化炭化水素基であり、xおよびyは0〜
2の整数であり、xまたはyの少なくとも一方は1であ
って、x+y≦2である)を有する化合物を用いること
もできる。
【0021】欧州特許出願第407,937号明細書に
記載されているように、アルカリ金属またはアルカリ土
類金属ヨウ化物および/または臭化物も同様に用いるこ
とができる。
【0022】重合温度は25℃〜150℃であり、操作
圧は8〜80気圧である。
【0023】本発明のコポリマーの製造に用いられるペ
ルフルオロアルキルビニルエーテル(PAVE)は、1
〜3個の炭素原子を有するアルキル基を含むもの、例え
ばペルフルオロメチルビニルエーテル(PMVE)、ペ
ルフルオロエチルビニルエーテル(PEVE)、ペルフ
ルオロプロピルビニルエーテル(PPVE)である。
【0024】PMVEが好ましい。
【0025】本発明のコポリマーの製造は、欧州特許出
願第247,379号明細書および第250,767号
明細書に記載されているように、1種類以上のペルフル
オロポリオキシアルキレンと水とによって形成されるミ
クロエマルジョンの存在下にて水性懸濁液中での重合に
よって有利に行うことができる。
【0026】本発明のポリマーに使用可能な加硫系は公
知であり、架橋剤と加硫促進剤とから成っている。
【0027】架橋剤としては、米国特許第4,259,
463号明細書、第3,876,654号明細書および
第4,233,421号明細書に記載されているものが
あり、芳香族および脂肪族ポリヒドロキシル化合物を挙
げることができる。
【0028】芳香族類の代表例は、ジ−、トリ−および
テトラ−ヒドロキシベンゼン、−ナフタレン、−アント
ラセンおよびビスフェノール誘導体である。米国特許第
4,233,421号明細書に記載されている4,4′
−チオジフェノール−イソプロピレン−ビス(4−ヒド
ロキシベンゼン)(すなわち、ビスフェノールA)、お
よびヘキサフルオロイソプロピレン−ビス(4−ヒドロ
キシベンゼン)(すなわち、ビスフェノールAF)のよ
うな芳香族化合物が好ましい。
【0029】加硫促進剤として用いることができる化合
物は既知であり、幾つかの米国特許明細書、例えば米国
特許第3,655,727号明細書、第3,712,8
77号明細書、第3,857,807号明細書、第3,
686,143号明細書、第3,933,732号明細
書、第3,876,654号明細書、第4,233,4
21号明細書および第4,259,463号明細書およ
び欧州特許出願第0,182,299号明細書および第
0,120,462号明細書に記載されている。米国特
許第3,876,654号明細書および第4,259,
463号明細書に記載のホスホニウムおよびアミノホス
ホニウム第四級塩のクラスが好ましい。
【0030】下記の例は、本発明の目的を説明するため
のものであり、限定を目的とするものではない。
【0031】アルミニウムシートからのプラックの離型
性の値を、離型が良好であるときにはAで、離型が普通
であるときにはBで表わす。
【0032】例1 630rpmで作動する撹拌機を備えた5リットル反応
装置を用いた。
【0033】水3,500gを真空で反応装置に仕込ん
だ後、下記のモル組成 VDF 40% HFP 35% PMVE 10% TFE 15% を有するモノマー混合物を用いて、反応装置を加圧す
る。
【0034】操作温度は85℃であり、圧は19相対圧
である。
【0035】次いで、過硫酸アンモニウム(PSA)
4.2gを水に溶解したもの、連鎖移動剤としての酢酸
エチル6.4gであって、その中の3.2gは5%のモ
ノマーが転換した時点で、残りはそれぞれ0.8gずつ
4つに分けて、それぞれ24%、43%、62%および
81%が転換した時点で加えるようにしたものを、順に
加える。
【0036】圧は、下記のモル比 VDF 61.5% HFP 14.5% PMVE 4.0% TFE 20.0% のモノマーを供給することによって、重合中一定に保持
する。
【0037】46分後に、ポリマー1,580gが得ら
れる。反応装置を冷却して、エマルジョンを取り出し、
硫酸アルミニウムの水性溶液を加えて凝固させる。
【0038】ポリマーを単離し、水で洗浄し、空気循環
オーブン中で60℃で24時間乾燥する。
【0039】表1に、ポリマー組成、ガラス転移温度T
およびムーニー粘度の値に関するデーターを示す。
【0040】表2に、ポリマーの加硫に用いられる処方
に関するデーター、この処方物の特性並びに230℃で
オーブン中で24時間後加硫した後の加硫ポリマーの特
性を示す。ポリマーの加硫は、170℃のプレス中で1
0分間行った。
【0041】例2(比較例) この場合には、下記のモル組成: VDF 35% HFP 53% TFE 12% を有するモノマー混合物を用いて、反応装置を加圧する
ことを除いて、操作条件は例1と同じである。
【0042】圧は、下記のモル組成 VDF 61% HFP 20% TFE 19% のモノマー混合物を供給することによって、重合中一定
に保持する。
【0043】53分間の重合の後に、ポリマー1,55
0gが得られる。
【0044】表1および2に、得られたポリマーの特
性、加硫処方および加硫生成物に関するデーターを示
す。
【0045】例3 この場合には、下記のモル組成: VDF 35% HFP 32% PMVE 18% TFE 15% を有するモノマー混合物を用いて、反応装置を加圧する
ことを除いて、操作条件は例1と同じである。
【0046】圧は、下記のモル組成 VDF 52% HFP 15% PMVE 7% TFE 26% を有するモノマー混合物を供給することによって、重合
中に一定に保持する。
【0047】47分間の重合の後、ポリマー1,514
gが得られる。
【0048】表3および4に、得られたポリマーの特
性、加硫処方および加硫生成物に関するデーターを示
す。
【0049】例4(比較例) この場合には、下記のモル組成: VDF 23.5% HFP 65.0% TFE 11.5% を有するモノマー混合物を用いて、反応装置を加圧する
ことを除いて、操作条件は例1と同じである。
【0050】圧は、下記のモル組成 VDF 50% HFP 26% TFE 24% のモノマー混合物を供給することによって、重合中一定
に保持する。
【0051】74分間の重合の後に、ポリマー1,58
5gが得られる。
【0052】表3および4に、得られたポリマーの特
性、加硫処方および加硫生成物に関するデーターを示
す。
【0053】 表1例 1 2 ポリマー組成(重量%) VDF 46.5 45.8 HFP 24.5 33.8 PMVE 7.6 0.0 TFE 21.4 20.4 ムーニー粘度(ML (1+10) 121 ℃) 57 59 T(DSC) (℃) -25 -19.3
【0054】 表2例 1 2 加硫処方の組成 : ポリマー 100 100 M1 4 4 M2 1.5 1.5 MgO DE 3 3 Ca(OH)2 6 6 MTブラック 30 30 処方物特性 : ODR 177 ℃ ARC±3 (ASTM D 2084-81) ML (ポンド×インチ) 14 15 MH (ポンド×インチ) 103 82 Ts2 (秒) 174 183 T′90 (秒) 297 372 架橋収率 (MH−ML) 89 67 生成物の特性 (170 ℃のプレス中で10分間加硫し、 230 ℃で24時間後加硫) (ASTM D412-83) M100 (MPa) 5.8 4.5 C.R. (MPa) 15.5 15.6 A.R. (%) 207 217 ショアーA (ASTM D 2240-81) 73 73 TR試験 (ASTM D1329) TR 10% (℃) -16.5 -12.6 TR 30% (℃) -13 -9.4 TR 50% (℃) -11 -7.3 化学的安定性試験 (ASTM 3オイル中、150 ℃、24時間) M100の変動 (%) -10 -7 C.R.の変動 (%) -15 -14 A.R.の変動 (%) 4 0 容積変動 (%) 1.6 1.9 アルミニウム箔からのプラックの離型 (170 ℃のプレス中で10分間処理した後) A A M1: マスター 50%エラストマー/50%ビスフェノールAF。 M2: マスター70%エラストマー/30%ジフェニルベンジル,N−ジエチルホス ホニウムクロリド。
【0055】 表3例 3 4 ポリマー組成(重量%) VDF 37.6 37.3 HFP 23.6 38.1 PMVE 13.3 0.0 TFE 25.5 24.6 ムーニー粘度(ML (1+10) 121 ℃) 53 48 T(DSC) (℃) -18 -10.5
【0056】 表4例 4 5 加硫処方の組成 : ポリマー 100 100 M1 4.5 4.5 M2 3 3 MgO Y 7 7 Ca(OH)2 3 3 MTブラック 20 20 カルナウバワックス 1 1 処方物特性 : ODR 177 ℃ ARC±3 (ASTM D 2084-81) ML (ポンド×インチ) 9 10 MH (ポンド×インチ) 74 61 Ts2 (秒) 183 225 T′90 (秒) 354 414 架橋収率 (MH−ML) 65 51 生成物の特性 (170 ℃のプレス中で10分間加硫し、 230 ℃で24時間後加硫) (ASTM D412-83) M100 (MPa) 3.7 3.9 C.R. (MPa) 14 14 A.R. (%) 241 317 ショアーA (ASTM D 2240-81) 68 73 TR試験 (ASTM D1329) TR 10% (℃) -13 -7 TR 30% (℃) -9.5 -3.8 TR 50% (℃) -5.2 -1 燃料B中での40℃72時間の膨潤 (%) 6 4 M20中での40℃72時間の膨潤 (%) 9 10 曲げ試験 (プレス中で加硫した後、-40 ℃) 欠陥なし 欠陥あり M1: マスター 50%エラストマー/50%ビスフェノールAF。 M2: マスター70%エラストマー/30%ジフェニルベンジル,N−ジエチルホス ホニウムクロリド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08F 216:14) C08F 216:14) (72)発明者 マルゲリータ、アルバノ イタリー国ミラノ、ビア、パイシェロ、 4 (72)発明者 アンナ、ミヌチルロ イタリー国ミラノ、ビア、エティオピ ア、8 (72)発明者 グラツィエラ、キオディニ イタリー国バレセ、サロノ、ビア、パス トレ、30 (56)参考文献 特開 昭55−82647(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 27/16 - 27/20 C08F 214/22 C08F 214/26 - 214/28

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フルオロエラストマー性コポリマーと、架
    橋剤としての芳香族または脂肪族ポリヒドロキシル化合
    物とを含んでなる組成物であって、フルオロエラストマ
    ー性コポリマーが、重量で、 フッ化ビニリデン(VDF) 30〜47% ヘキサフルオロプロペン(HFP) 18〜40% ペルフルオロアルキルビニルエーテル(PAVE) 3〜20% テトラフルオロエチレン(TFE) 10〜30% から成り、HFP+PAVEの和が、最大値で50%で
    あり、最小値で27%である、組成物
  2. 【請求項2】フルオロエラストマー性コポリマーが、
    量で、 フッ化ビニリデン(VDF) 30〜40% ヘキサフルオロプロペン(HFP) 18〜40% ペルフルオロアルキルビニルエーテル(PAVE) 3〜20% テトラフルオロエチレン(TFE) 15〜30% から成る、請求項1に記載の組成物
  3. 【請求項3】フルオロエラストマー性コポリマーが、
    量で、 フッ化ビニリデン(VDF) 40〜47% ヘキサフルオロプロペン(HFP) 18〜40% ペルフルオロアルキルビニルエーテル(PAVE) 3〜12% テトラフルオロエチレン(TFE) 15〜25% から成る、請求項1に記載の組成物
  4. 【請求項4】請求項1に記載の組成物を用いて製造した
    「軸シール」。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の組成物を用いて製造した
    「燃料ホース」。
  6. 【請求項6】請求項3に記載の組成物を用いて製造した
    「軸シール」。
  7. 【請求項7】請求項2または3に記載の組成物を用いて
    製造した「燃料ホース」。
  8. 【請求項8】フルオロエラストマー性コポリマーと、架
    橋剤としての芳香族または脂肪族ポリヒドロキシル化合
    物とを含んでなる組成物であって、フルオロエラストマ
    ー性コポリマーが、重量で、 フッ化ビニリデン(VDF) 30〜40% ヘキサフルオロプロペン(HFP) 18〜40% ペルフルオロアルキルビニルエーテル(PAVE) 3〜20% テトラフルオロエチレン(TFE) 15〜30% から成り、HFP+PAVEの和が、最大値で50%で
    あり、最小値で27%である組成物からなる「軸シー
    ル」。
  9. 【請求項9】フルオロエラストマー性コポリマーと、架
    橋剤としての芳香族または脂肪族ポリヒドロキシル化合
    物とを含んでなる組成物であって、フルオロエラストマ
    ー性コポリマーが、重量で、 フッ化ビニリデン(VDF) 30〜40% ヘキサフルオロプロペン(HFP) 18〜40% ペルフルオロアルキルビニルエーテル(PAVE) 3〜20% テトラフルオロエチレン(TFE) 15〜30% から成り、HFP+PAVEの和が、最大値で50%で
    あり、最小値で27%である組成物からなる「燃料ホー
    ス」。
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