JP3255598B2 - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP3255598B2
JP3255598B2 JP33246497A JP33246497A JP3255598B2 JP 3255598 B2 JP3255598 B2 JP 3255598B2 JP 33246497 A JP33246497 A JP 33246497A JP 33246497 A JP33246497 A JP 33246497A JP 3255598 B2 JP3255598 B2 JP 3255598B2
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JP
Japan
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bottom plate
lock pin
inner case
air
showcase
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JP33246497A
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JPH11146824A (ja
Inventor
陳  偉
達夫 近藤
Original Assignee
中野冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は商品陳列用のショー
ケースに関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】内ケースと外ケースからな
り、両者間に冷却空気の風路が形成されるショーケース
の内ケース内の下部には着脱自在に底板が設けられてい
るが、その底板の装着は、図6に示すように針金を縦横
に組んだワイヤラックの前後両端を内ケースの前部立ち
上がり部の前部孔、後部立ち上がり部の下部に開けた後
部孔へそれぞれ嵌入、係合せしめてワイヤラックを内ケ
ース内に取り付け、このワイヤラックの上に底板を載せ
るようにしてある。
【0003】このように従来のものでは底板とワイヤラ
ックが個々別々に構成されているので、次ぎのデメリッ
トがある。 (1) 内ケース内底の清掃の際や、底板の取付位置、取付
傾斜角度の変更時には、底板とワイヤラックの双方を着
脱する必要があり、手間が掛かる。 (2) ワイヤラックの奥行寸法が制限され、底板の傾斜角
度の設定範囲が限定される。 (3) 2種類の完成部品を管理する必要があり、発注、在
庫管理等業務に手間が掛かる。
【0004】
【目的】本発明は上述したデメリットが解消され、底板
の内ケースへの取り付けを容易に行えるとともに、底板
の奥行寸法の規制が緩和され、それでいて底板を所要傾
斜に設定できるショーケースを提供できるようにした。
【0005】
【本発明の手段】本発明のショーケースは、内ケースと
外ケース間に風路を形成したショーケース本体の前記内
ケースの下部に装着される底板の前端部と後端部に、そ
れぞれ前部ロックピンと後部ロックピンとを独立して備
え、前記前部ロックピンは、底板の下面に設けた左右方
向をなす横棒の両端に前方へ曲げて形成し、かつ、ばね
により前方への突出力を付与し、前記横棒を前記ばねの
ばね力に抗して後方へ押すと前端が底板の前面と一致す
る位置にまで移動できるように設け、また前記後部ロッ
クピンは、規制範囲内で前後へフリーに移動できるとと
もに前方へは後端部が底板の後面と一致する位置にまで
移動でき、かつ軸まわりの回動が規制されていて後端部
に下向きの突起を有し、前記底板には指を差し込んで前
部ロックピンの前記横棒を底板の上面側から操作するた
めの操作用孔を設け、前記内ケースの前後の各立ち上が
り部の下部にあけた取付孔に前記底板の前後の各ロック
ピンを嵌入して装着したものとしてある。
【0006】また、ショーケース本体は、前面部に商品
出入用の開口部を形成し、風路には送風機と冷却器が設
けられ、開口部には上部に空気吹出口、下部に空気吸込
口をそれぞれ設けたものとしてある。
【0007】さらに、内ケースには底板の後部ロックピ
ン係合用の取付孔を上下多段にあけてある。
【0008】
【実施態様】以下に本発明の実施態様を説明する。図1
において符号1は前面部に商品出入用の開口部1aがあ
るオープンショーケースを示す。
【0009】同ショーケースは外ケース2と内ケース3
とからなり、両ケース間に風路4が形成されており、こ
の風路には冷却器5、送風機6を設けてある。また、シ
ョーケースの前面開口部の上部には前記冷却器にて冷却
された空気がエアカーテン用として吹出される吹出口7
があり、エアカーテン用の空気はショーケース内の下部
吸込口8から風路4内に吸い込まれ、冷却器5にて再冷
却されて、エアカーテン用として吹出口7から再び吹き
出されるようになっている。
【0010】9は内ケースの内底部に着脱自在に設けた
底板で、内ケースへの取付構造は次ぎのようになってい
る。底板9の前部下面にはばねにより前方への突出力が
与えられているが、ばね力に抗して先端が底板の前部フ
ランジの前面と同一位置になれるよう後退できる前部ロ
ックピン10が設けられている。
【0011】より詳しくは、左右方向をなす横棒11の
両端部に前方への折曲部で形成した前部ロックピン1
0、10を有するロック体12の前部ロックピン10、
10を、それぞれ底板下面に固定した支持体13の前後
の支持片13a、13bで前後方向に摺動可能に支持し
てある。
【0012】しかして各前部ロックピン10には各径鍔
部とか側方へ突出するピン等によりばね受け部14をそ
れぞれ設けてあって、このばね受け部14と一方の支持
片13bとの間に圧縮コイルスプリング15を介在せし
めることによりロック体全体、すなわち各前部ロックピ
ン10に前方への突出力が与えられるようにしてあり、
また、ロックピン10は、その先端が底板の前部フラン
ジの前面と同一面となるようスプリング15に抗して後
退できるようにしてある。底板には指を入れてロック体
の横棒を後方へ引っ張るためのサムホールたる操作用孔
16をあけてある。
【0013】底板9の後部下面の左右には、底板に固定
した支持体17の前後1対の支持片17a、17bによ
って前後に摺動可能な後部ロックピン18をそれぞれ設
けてあり、このロックピンの後端部の下面に係止用の突
起18aを設けてある。
【0014】しかして支持体17の側板17cには後部
ロックピンの摺動範囲を規制し、かつ後部ロックピンが
軸線回りに回転するのを防止して前記突起18aが常に
下向きなるようにするための前後方向をなす長孔19を
あけてあって、この長孔19に後部ロックピン18の側
部に設けたストッパ20が嵌り込んでおり、長孔19に
より後部ロックピン18はその後端が底板の後部フラン
ジの後面と同一位置になれるようにしてある。なお、前
部ロックピンのばね受け部14、後部ロックピンのスト
ッパ20はともにJIS規格のスプリングピンで構成し
てある。
【0015】底板9は周辺部に下向きのフランジがあ
り、前部ロックピン10は前部フランジ9aにあけた孔
21から前方へ突出し、後部ロックピン18は後部フラ
ンジ9bにあけた孔22内を摺動できるようになってい
る。
【0016】内ケースにはその前部立ち上がり部23に
前部ロックピン用の前部孔24をあけてあり、また、後
部の下部立ち上がり部25には後部ロックピン用の後部
孔26を上下多段に複数個あけてある。このような底板
9を内ケースの中の下部に取り付ける。
【0017】<取付方法1>底板の後部ロックピン18
を内ケースの後部孔26へ挿入せしめて突起18aを後
部孔26の背面に係合させ(したがって後部孔26の径
は、後部ロックピン18の径に突起18aの突出量を加
えた長さよりも大である)、底板の操作用孔16内へ指
を入れてロック体の横棒11をスプリング15に抗して
後方に引い状態で前部ロックピン10を内ケースの前部
孔24に臨ませてから指をロック体の横棒11から外
す。かくすることによりロック体はスプリング15によ
って前方へ突出復帰され、前部ロックピン10が内ケー
スの前部孔24に係合して底板は内ケースの内定部に取
り付けられる。
【0018】<取付方法2>底板を前下がりの斜めの状
態で前部ロックピン10を内ケースの前部孔24へ挿入
し、スプリング15に抗して底板を前方へ押し、底板の
後部を下げて後部ロックピン18を内ケースの後部孔2
6へ一致させ、底板を前方へ押している力を解除させる
と、底板はスプリング15の作用により後方へ押され
て、後部ロックピン18が内ケースの後部孔26に嵌ま
り込んで突起18aが後部孔26の背面に係合し、底板
は内ケース内の下部に自動的に取り付けられる。
【0019】以上の取付方法で、後部ロックピン18を
内ケースの後部立ち上がり部の所要の段の孔へ係合させ
ることにより底板を所要に傾斜せしめて取り付けること
ができる。
【0020】<取外し方法>底板を取り外すには、操作
用孔16内へ指を入れてロック体の横棒11をスプリン
グ18に抗して後方へ引くことにより前部ロックピン1
0を内ケースの前部孔24から外し、底板の前部を上げ
るようにして後部ロックピン18を後部孔26から抜
く。
【0021】以上の実施態様では前部ロックピン10及
び後部ロックピン18が底板の前部フランジの前面、後
部フランジの後面とそれぞれ同一位置となるよう没入で
きるようにしてあるので、底板の前後方向の長さは最大
限で内ケースの底板装着部の水平方向の奥行き内法寸法
のサイズのものでよく、しかも所要の後部孔で傾斜する
状態にも底板を不都合なく内ケース内へ装着でき、底板
の装着勝手が良好である。
【0022】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば底板の
内ケースへの取り付けを容易に行えるとともに、底板の
奥行寸法の規制が緩和され、それでいて底板を所要傾斜
に設定でき、底板の在庫管理も容易なショーケースを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るショーケースの縦断側面図。
【図2】本発明に使用する底板の斜視図。
【図3】同底板の底面図。
【図4】本発明における前部ロックピンと支持体の関係
を示す斜視図。
【図5】本発明における後部ロックピンと支持体の関係
を示す斜視図。
【図6】従来の底板とワイヤラックを示す斜視図。
【符号の説明】
1 オープンショーケース 1a 商品出入用の開口部 2 外ケース 3 内ケース 4 風路 5 冷却器 6 送風機 7 吹出口 8 下部吸込口 9 底板 9a 前部フランジ 9b 後部フランジ 10 前部ロックピン 11 ロック体の横棒 12 ロック体 13 前部ロックピンの支持体 13a、13b 支持片 14 ばね受け部 15 コイルスプリング 16 操作用孔 17 後部ロックピンの支持体 17a、17b 支持片 17c 側板 18 後部ロックピン 19 長孔 20 ストッパ 21 前部フランジの孔 22 後部フランジの孔 23 内ケースの前部立ち上がり部 24 前部孔 25 内ケースの後部立ち上がり部 26 後部孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−22834(JP,A) 特開 平8−242983(JP,A) 実開 昭60−93879(JP,U) 実開 平5−47792(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 1/00 - 3/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内ケースと外ケース間に風路を形成したシ
    ョーケース本体の前記内ケースの下部に装着される底板
    の前端部と後端部に、それぞれ前部ロックピンと後部ロ
    ックピンとを独立して備え、前記前部ロックピンは、底
    板の下面に設けた左右方向をなす横棒の両端に前方へ曲
    げて形成し、かつ、ばねにより前方への突出力を付与
    し、前記横棒を前記ばねのばね力に抗して後方へ押すと
    前端が底板の前面と一致する位置にまで移動できるよう
    に設け、また前記後部ロックピンは、規制範囲内で前後
    へフリーに移動できるとともに前方へは後端部が底板の
    後面と一致する位置にまで移動でき、かつ軸まわりの回
    動が規制されていて後端部に下向きの突起を有し、前記
    底板には指を差し込んで前部ロックピンの前記横棒を底
    板の上面側から操作するための操作用孔を設け、前記内
    ケースの前後の各立ち上がり部の下部にあけた取付孔に
    前記底板の前後の各ロックピンを嵌入して装着してなる
    ショーケース。
  2. 【請求項2】前記ショーケース本体が、前面部に商品出
    入用の開口部が形成され、内外ケース間の風路に送風
    機、冷却が設けられ、商品出入用の開口部の上部に風
    路からの冷却空気を開口部にエアカーテン用として送り
    出す吹出口を有し、開口部の下部にエアカーテン用空気
    を前記風路に吸入する吸込口を有し、かつ前記内ケース
    に、底板の後部ロックピンを係合させる孔を上下多段に
    あけてなる請求項1に記載のショーケース。
JP33246497A 1997-11-17 1997-11-17 ショーケース Expired - Lifetime JP3255598B2 (ja)

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