JP3254707B2 - ガス絶縁機器のガス圧力監視装置 - Google Patents

ガス絶縁機器のガス圧力監視装置

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JP3254707B2
JP3254707B2 JP34439091A JP34439091A JP3254707B2 JP 3254707 B2 JP3254707 B2 JP 3254707B2 JP 34439091 A JP34439091 A JP 34439091A JP 34439091 A JP34439091 A JP 34439091A JP 3254707 B2 JP3254707 B2 JP 3254707B2
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宏 前田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置もし
くはガス絶縁変圧器に係り、特に、そのガス圧力監視装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガス圧力監視装置は、特
開昭61−231809号,特開昭62−25116号及び特開平2−23
009号公報に示されたものがある。ガス絶縁開閉装置の
主回路は、一般に22kV以上の高電圧である。一方、
これら機器のガス圧力を監視する装置は従来は機械式の
圧力計もしくは、差圧によるオン−オフの接点警報方式
であったが、最近は変電所の無人化及びインテリジェン
ト化の傾向により、ガス圧力監視装置も、ガス圧力を中
央監視盤へ信号で伝送し中央で監視出来ると同時に現地
盤のキュービクルに於いても、ディジタル表示でガス圧
力が見られるようにしている。しかし、これらのガス圧
力監視装置は、ICなどの半導体素子を使用した電子機
器のため、ノイズ,サージに対する対策が必要となって
いる。サージの種類は、雷放電による誘導電圧,ガス絶
縁開閉装置の構成機器である遮断器,断路器などの開閉
サージ,静電気放電によるサージなどがあり変電所内で
使用されるトランシーバによる電波障害ノイズなどに対
しても、誤動作,破損しないような、ガス圧力監視シス
テムが必要である。従来のガス圧力監視装置は、現地盤
と中央監視盤を光センサを使用したり、ガス圧力を一定
時間毎のサンプリングを行い、この値が3回同一であれ
ばガス圧力異常として検出したりする方式で単発的サー
ジ,ノイズに対し誤動作防止をしている。また、ガス絶
縁開閉装置などは、ガス区画の数が多い為、各ガス圧セ
ンサからの信号をマルチプレクサに取込み信号処理を行
なっている。しかし従来のガス圧力監視システムの場
合、一度、ガス圧力異常が出た場合、それが本当のガス
漏れなどになるガス圧低下なのか、センサのサージ,ノ
イズによる破損,誤動作なのか、もしくは、ガス監視装
置本体の破損,誤動作なのかが、判別できるようになっ
ていないと同時に各センサによる情報をマルチプレクサ
で一括処理するために、本体が破損した場合、全てのガ
ス区画のガス圧力監視が出来なくなる欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス圧力監視装
置は、上述のように、一度ガス圧力異常などの警報が出
た時、ガス圧力センサ,温度センサ,ガス圧力監視装置
本体のどのユニットの故障によるものか、ガス絶縁開閉
装置のガス漏れによるものなのか判別確認出来る機能を
もっていない。また、マルチプレクサなどのマイクロコ
ンピュータに一度全ての情報を取込むため、これが破損
すれば、全てのガス区画のガス圧力監視が停止してしま
う。
【0004】本発明の目的は、ガス圧力異常信号が出さ
れた場合、センサ破損によるものなのか、ガス圧力監視
装置本体の破損によるものなのか、真実のガス漏れによ
るものなのかを判断出来る機能をもつガス監視装置を提
供し、各ガス区画の監視システムを独立回路とし、ガス
監視システムが故障しても、監視出来なくなる区画を限
定することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、各ガス区画毎に、ガス圧力監視出来るよう
に、各回路を独立にし、各回路毎に切換スイッチを装備
した標準信号回路を設けている。また、各回路間に連結
スイッチを設け、他ガス監視回路との切換えが出来るよ
うにしている。中央監視盤へ伝送するガス圧力低下の警
報信号は、温度補正演算後遅延タイマで一定時間(約1
0秒〜1分)信号が継続しないと警報信号が出ないよう
にし、サージ,ノイズによる誤警報の送信を防止してい
る。
【0006】
【作用】本発明によるガス圧力監視装置は、各ガス区画
監視回路毎に、標準ガス圧力信号回路を設けるととも
に、温度測定回路にも、標準温度信号回路を設けてい
る。また、各ガス区画毎に設置している温度補正演算回
路間を連結スイッチで連結することにより、異常発生時
の故障区域の自己判別機能を有するようにし、且つ、各
回路独立として、ガス圧力監視システム故障区域を限定
出来るようにしている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例によるガス監視
装置の系統図である。
【0009】ガス絶縁開閉装置(GIS)は、A区画,
B区画,C区画のように、ガス区画は複数個に区分けさ
れている。内部にSF6ガス圧力(約0.5〜5kg/c
2)を充填した容器に設置したバルブ1よりガス配管
で現地盤である操作キュービクルへ導き、そこに設置し
てある圧力センサ3で4〜20mAの伝送信号へ変換さ
れる。その信号は、切換スイッチ4及び5を経由し、温
度補正演算回路へ伝送される。温度は、キュービクルに
設置した温度センサ11で外気温を測定し、4〜20m
Aの伝送信号に変換し、切換スイッチ12及び14を経
由し、温度補正演算回路へ伝送される。温度補正回路で
は、測定されたガス圧力を、温度による換算式で、基準
温度(20℃)での圧力に換算する。換算された信号は
一方は、ガス圧力として表示器16と中央監視盤へ、他
方は、コンパレータ8で判定レベルと比較し、低圧ガス
圧力警報として出力された場合は、遅延タイマ9に導か
れ、ここで一定時間継続(約10秒〜1分)した場合
は、警報リレー10へ出力され、中央監視盤の方へケー
ブルを経由し、伝送される。遅延タイマ9の設置目的
は、ガス漏れは除々に起こるもので、突発的なものへの
監視は不要なるということを前提とし、雷放電による誘
導電圧及び遮断器,断路器などによる開閉サージなど単
発的サージにより誤低圧警報として、中央へ伝送される
ことを防止するためのものである。上述した切換スイッ
チ4は、A区画のガス絶縁開閉装置の構成機器を点検す
る場合、この区画のガス区画を抜く時、メンテナンス側
へ切換えることにより、他ガスの監視を停止することな
く行えるようにする為に設置している。切換スイッチ5
及び13は、標準ガス圧力信号回路6及び標準温度信号
回路14に切換えするためのものであり、各センサ回路
毎に設けている。連結スイッチ15は、各ガス区画のガ
ス圧力監視装置本体を連結するもので、通常は開状態で
保持される。中央監視盤へガス圧力低下警報が発令され
た場合、真のガス圧力低下で出たものか、ガス圧力監視
装置の故障によるものか、これら切換スイッチ5,1
3,15により切換えることにより、判別出来るように
なる。また、定期点検の際にも、このスイッチで切換え
ることにより、圧力センサユニット,温度センサユニッ
ト,監視装置本体ユニットなどのユニットで故障してい
るかの診断が出来る。
【0010】図2は、本発明の他の実施例によるガス圧
力監視装置の構成図である。各ガス区画毎に温度センサ
6及び標準温度信号回路12をもっている場合であり、
且つ、切換スイッチ4をメンテナンスにした場合、表示
器16にガス区画のガス圧力も出来るようにしたもので
ある。即ち、A区画のみを点検する場合、現地盤で、こ
の区画のガス状態を確認する際に使用する。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、各ガス区画のガス圧力
監視回路を独立とし、且つ、各センサ回路毎に標準ガス
圧力信号回路もしくは、標準温度信号回路を設置してい
るため、ガス圧力異常信が出た場合、もしくは、定期点
検時、切換スイッチを利用し、ガス圧力監視装置各ユニ
ットの故障診断が出来るとともに、故障時の故障区画を
限定出来るようになり、信頼性の高いガス圧力監視装置
を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるガス圧力監視装置の系
統図。
【図2】本発明の他の実施例によるガス圧力監視装置の
系統図。
【符号の説明】
1…バルブ、2…バルブ、3…圧力センサ、4…切換ス
イッチ、5…切換スイッチ、7…温度補正演算回路、8
…コンパレータ、9…遅延タイマ、10…警報リレー、
11…温度センサ、12…切換スイッチ、13…切換ス
イッチ、15…切換スイッチ、16…表示器、17…バ
ルブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02H 5/08 H02B 13/06 N (56)参考文献 特開 平2−32707(JP,A) 特開 平3−222613(JP,A) 特開 昭63−28207(JP,A) 特開 昭63−114015(JP,A) 実開 平1−131141(JP,U) 実開 平3−10512(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 G08B 29/00 - 29/28 G01L 7/00 G05D 7/06 H01H 33/00 H02B 13/025 H02H 5/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一のガス区画又は複数のガス区画により
    構成されたガス絶縁機器のガス区画内のガス圧力を監視
    する装置であって、ガス区画内のガス圧力と外気温度に
    基づいて基準温度における圧力を演算し出力する温度補
    正演算回路を備えると共に、ガス圧力の警報が出された
    場合、該警報が真の警報であるか機器の故障によるもの
    か判別できるように、該温度補正演算回路の入力側に切
    換スイッチを介して標準信号回路を設けたことを特徴と
    するガス絶縁機器のガス圧力監視装置。
  2. 【請求項2】 前記回路単一のガス区画又は複数のガス区
    画により構成されたガス絶縁機器のガス区画内のガス圧
    力を監視する装置であって、ガス区画のガス圧力を検出
    する圧力センサと、外気温度を検出する温度センサと、
    前記圧力センサからの圧力信号と前記温度センサからの
    温度信号に基づいて基準温度における圧力を演算し出力
    する温度補正演算回路と、該温度補正演算回路からの出
    力と判定レベルを比較するコンパレータとを備えると共
    に、ガス圧力の警報が出された場合、該警報が真の警報
    であるか機器の故障によるものか判別できるように、前
    記圧力センサの出力側に切換スイッチを介して標準圧力
    信号回路を、前記温度センサの出力側に切換スイッチを
    介して標準温度信号回路を設けたことを特徴とするガス
    絶縁機器のガス圧力監視装置。
  3. 【請求項3】前記各温度補正演算回路の出力側をスイッ
    チを介して接続したことを特徴とする請求項1又は2記
    載のガス絶縁機器のガス圧力監視装置。
  4. 【請求項4】前記各温度補正演算回路の出力側に遅延タ
    イマ及び警報リレーを設けたことを特徴とする請求項1
    又は2記載のガス絶縁機器のガス圧力監視装置。
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