JP3253957B2 - 金属磁器歯科ブリッジ - Google Patents

金属磁器歯科ブリッジ

Info

Publication number
JP3253957B2
JP3253957B2 JP50531592A JP50531592A JP3253957B2 JP 3253957 B2 JP3253957 B2 JP 3253957B2 JP 50531592 A JP50531592 A JP 50531592A JP 50531592 A JP50531592 A JP 50531592A JP 3253957 B2 JP3253957 B2 JP 3253957B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
metal
porcelain
foil
dental
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP50531592A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06507323A (ja
Inventor
タナカ,アサミ
Original Assignee
アサミ タナカ デンタル エンタープライシス インコーポレイティッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アサミ タナカ デンタル エンタープライシス インコーポレイティッド filed Critical アサミ タナカ デンタル エンタープライシス インコーポレイティッド
Publication of JPH06507323A publication Critical patent/JPH06507323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3253957B2 publication Critical patent/JP3253957B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/225Fastening prostheses in the mouth
    • A61C13/26Dentures without palates; Partial dentures, e.g. bridges
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/80Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
    • A61K6/802Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising ceramics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/80Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
    • A61K6/84Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising metals or alloys
    • A61K6/844Noble metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C5/00Alloys based on noble metals
    • C22C5/02Alloys based on gold

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plastic & Reconstructive Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は改良された金属磁器歯科義歯もしくは充填材
(restorations)、改良された金属磁器歯科合板(vene
ers)、改良された歯科ブリッジおよびかかる歯科用途
に使用するための改良された金属フォイルに関する。
背景技術 この国際出願は、現在放棄されている1987年5月13日
提出のUS特許出願第049,119号の一部継続出願であっ
て、1990年2月14日提出のUS特許出願第480,557号、現
在US特許第4,997,723号の継続出願である1990年7月13
日に提出のUS特許出願第553,783号、現在US特許第5,07
6,789号の一部継続出願である。
人工磁器歯科充填材および合板の分野の目的は患者の
周囲自然生歯にできる限り密接に適合することである。
特に、人工充填材または合板の色が隣接歯の色にできる
限りぴったりと合致することが望ましい。天然歯の色は
個人により異なるので、歯科技師または医師は各個別患
者の天然歯に適正に合致させるためにその色を調整する
必要がある。
磁器歯科充填材には多くの種類がある。色合わせに使
用される技術は製造された磁器充填材の種類により異な
る。近代の磁器充填材は典型的には金属下部構造へ接着
された磁器を含む。この磁器は代表的には不透明基部
層、磁器象牙質の中間層、および磁器エナメル質の外層
を含む。ある場合には、金属下部構造は磁器の金属への
接着を促進するために接着剤で被覆される。完成された
義歯もしくは充填材の色は不透明、象牙質、エナメルの
磁器層の色および不透明度、金属下部構造の色、および
使用される場合の接着剤の色の関数である。これらの充
填材において、歯科技師は充填材の成分の各々の色を調
整することにより全体充填材の色を調整する。もっとも
よく行われることは、金属下部構造が充填材に対して好
ましくない灰色キャストとなることである。この灰色を
隠す試みが結果として、人間の自然の半透明性と比較し
た場合に、不自然に見える厚みのある不透明度の強い磁
器にする。非常に薄い充填材が使用される場合には特に
その傾向がある。
金属磁器充填材の新型が1983年7月12日に発行された
US特許第4,392,829号に記載され、紹介されている。こ
の特許の全開示が本発明で参考にされている。上記特許
発明は歯科充填材に関し、そこでは金属下部構造は、テ
クスチャ表面を有するプラチナフォイルであり、ここへ
直接的に磁器が付設される。このフォイルは歯型上へス
エージで成形され、サンドブラストでその表面がテキス
チャ化され、磁器ペーストがフォイルのテキスチャ化し
た表面へ直接添加され、かつ充填材をその磁器が硬化す
るまで焼成し、かつそれをフォイルに接着する。この発
明はフォイルへの磁器の接着を促進するために従来必要
とされていたフォイルへ接着剤を塗布する必要を解除し
ている。このプラチナフォイルは、しかし、従来の充填
材にみられた同一色調整問題を含む灰色の外観を有す
る。
歯科ブリッジは無歯領域を充填するために設計された
一種の磁器歯科充填材である。現存の歯科ブリッジは他
の歯科充填材と同様の欠点を有する。更に、無歯領域の
一方側上の歯は無歯領域それ自体との間の接合点で、金
属が薄くかつしばしば破損する。
歯の被せた部分を置換するためにまたは無色歯により
望ましい色を付けたい場合には全面的に歯科充填材を使
用するのではなく、時に歯科合板が使用されることがあ
る。
従来歯科合板には種々の型があり、それらは金属下部
構造を含むことなく全体的に磁器で形成されるのが典型
的である。従来合板は、一般的に、不透明基部層、磁器
象牙質中間層、および磁器エナメル質の外層の3つの磁
器層を有する。これらの合板は500ミクロンを越える総
厚みを有する。
上記歯科合板は接着を促進するために先ず最初に歯の
表面をエッチングすることにより患者の天然歯へ接着さ
れる。このエッチング法は従来周知である。エッチング
の後に、磁器歯科合板が接着剤を用いて歯表面へ接着さ
れる。これらの磁器合板の全体使用は下の歯の深刻な変
色をマスクせず、かつ接着剤の色により悪影響を受け
る。更に、上記合板はそれ自体大きな強度を有しない。
薄い合板は美的観点からより望ましいが、接着時に簡単
に破砕する。更に、後の咬合使用において、歯はより厚
い咬合インレーまたはクラウンの使用を可能にするため
に強く接地されなければならない。プラチナまたはパラ
ジウムフォイルが金属磁器歯科合板の金属基部として歯
科充填材と共に使用できるが、該フォイルの灰色が合板
が薄いために特に自然の外観の合板を妨げる。
歯科充填材における下部構造として使用される場合、
金色金属は美的観点からより好まれる色であることは従
来知られている。しかし、金は歯科充填材の下部構造と
して作用するには強度および硬度が十分でない。物理的
特性と美的快感色を兼ね備えた金属下部構造を提供する
試みは、R.E.O' Morrowに対して1951年10月23日に発行
されたUS特許第2,572,377号に記載のされたような、白
色合金の厚い層と金色合金の薄い層とによるバイメタル
裏装を含む。この裏装は2つの顕著な合金材を一緒に調
製かつ溶接する必要がある点で不利である。
金属磁器充填材、合板およびブリッジに使用するため
に、周囲天然歯と完全な充填材との合致を促進するため
に天然の象牙質の色により近い色を有するフォイルを使
用することが望ましい。更に、製造の比較的簡単な単一
合金でフォイルを形成するのが望ましい。更に、上にな
る磁器を焼成するときに歪みを最小限にするためにフォ
イルは耐熱性であり、更に、歯型へフォイルを精確に適
合させ、かつ最終的に口へ完成した充填材を確実に適合
させるために十分な可鍛性を有するのが望ましい。
かかる金属フォイルは金属磁器歯科充填材またはブリ
ッジの金属基板、または従来法の使用によりまたはここ
で参考にされる1989年1月3日発行のUS特許第4,794,77
4号に記載の均衡圧の付与の利用により金属磁器歯科合
板の金属基部に形成される。
発明の開示 従って、本発明は歯科用途における下部構造として使
用するための金属フォイルを提供する。特に、上記フォ
イルは金属磁器歯科充填材、ブリッジ、および金属磁器
歯科合板に使用できる。本発明により改良された金属フ
ォイルは従来フォイルと比較して優れた色特性および優
れた磁器に対する接着性を有する。上記フォイルで形成
された金属磁器歯科充填材は改良された美的特性を有す
る。上記フォイルで形成された金属磁器歯科合板は、特
に上記フォイルの使用が下歯の色または接着剤によるい
かなる干渉をも阻止するので、より美的快感を高め、キ
ャスト金属で形成された合板よりも安価であり、かつ従
来のオールセラミック合板よりも強力かつ薄く、従って
咬合、舌側、および前舌、頬面合板が形成できる。上記
フォイルで形成されたコーピングを含むブリッジは美し
くかつ強い利点を有する。上記金属および他の金属フォ
イルの層またはステンレス鋼メッシュまたは両者により
形成された金属磁器ブリッジは無歯領域のいずれかの側
上の歯と無歯領域それ自体との間の接合を予想外に強力
にする。
本発明の金属フォイルは磁器とフォイルとの接着を促
進し良好な耐熱性および良好な可鍛性を有する。
本発明は金、所定量のプラチナまたはパラジウム、お
よび所定量の非貴金属から成る合金の金属フォイルを提
供することにより従来技術の欠点を克服する。プラチナ
またはパラジウム、および非貴金属は金の色を調整しか
つ金属磁器歯科充填材において磁器と共に使用されると
きに美しく快適な色にする働きをする。プラチナまたは
パラジウムは、耐熱性を付与して金の可鍛性を保持する
に足りるだけの低さで磁器が焼成されるときの歪みを最
小限にする量で使用する。非貴金属は接着剤を必要とす
ることなく磁器とフォイルとの化学的接着を促進する。
金属磁器歯科充填材またはブリッジにおける磁器のた
めの内部下部構造として使用される場合、上記改良され
たフォイルは優れた色を完成充填材に付与し、かつ金属
と磁器との間に優れた接着性を付与する。歯科ブリッジ
の基部用コーピングとして使用される場合、上記改良さ
れたフォイルは優れた色、フィット性、および強度をブ
リッジに付与する。上記同一フォイル、従来フォイル、
またはステンレス鋼メッシュで構成する第2層を有する
ブリッジに使用される場合、結合強度が大幅に増大され
る。従来フォイルまたはステンレス鋼メッシュで構成さ
れる第2層が上記フォイルの第3層と共にブリッジに使
用される場合、結合強度は更に増進される。
金属磁器歯科合板において磁器の基部として使用され
る場合、上記改良されたフォイルは該合板に優れた色を
付与し、金属と磁器との間に優れた接着性を該合板に付
与し、かつ非常に深刻な変色さえも隠しかつ咬合と舌側
に使用できる薄く強い合板を形成する。
図面の簡単な説明 本発明の理解を更に完全にするために、以下、本発明
の態様について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は従来技術の従来前方合板の概略部分側面図であ
る。
図2は本発明の前方歯科合板の概略断部分図である。
図3は図2の前方合板の概略部分上面図である。
図4は本発明の後方咬合合板の概略部分図である。
図5は本発明の舌側合板の概略部分図である。
図6は無歯領域とその当接ブリッジの概略図である。
図7はその当接歯のコーピングの概略図である。
図8はそのコーピングに固定されたポンティック金属
下部構造の概略図である。
図9は不透明層の付加後にポンティック金属下部構造
の概略舌側図である。
図10は完成した歯科ブリッジの概略舌側図である。
図11は完成した歯科ブリッジの概略唇図である。
図12は2層金属磁器歯科ブリッジの概略咬合部分図で
ある。
図13は2層金属磁器歯科ブリッジの概略部分図であ
る。
図14は3層金属磁器歯科ブリッジの概略咬合部分図で
ある。
図15は3層金属磁器歯科ブリッジの概略部分図であ
る。
発明の実施態様 以下の詳細な説明は本発明を実施する最良の態様を示
すが、本発明を制限するものと解釈されるべきでない。
本発明により、優れた色、可鍛性、および磁器との化
学的結合を可能にし、かつ合金化されていない金との比
較で改良された耐熱性を付与するフォイルが提供され
る。上記金属フォイルは少なくとも約88重量%の金、プ
ラチナまたはパラジウム、および非貴金属から成る合金
で形成される。
当業界に知られているように、色は色相、彩度、明度
により特徴付けられる。色相は可視スペクトルに沿った
色の位置に関係する。即ち、赤、黄、緑、青、茶色等で
ある。彩度は鮮やかさの度合い、色の強度に関係する。
明度は色の明るさ暗さであり、反射光の量の関数であ
る。本発明において、合金構成成分は、美的快感を有す
る歯科充填材のために色相、彩度、および明度の所望バ
ランスを得るために相当量の比率で使用される。
当業界に知られるように、純金の赤味オレンジ色は天
然歯の象牙質の色相と比較して余りにも赤い。また、純
金フォイルの彩度は天然歯と比較して高く望ましくな
い。少量のプラチナの添加は色相を天然象牙質の色に近
い受容できる黄味がかった暗色に変化させる。プラチナ
は上記合金の明度を減少させる。プラチナは更に改良さ
れた耐熱性と言う利点を付与し、それにより磁器焼成過
程での上記フォイルの変色を低減する。少なくとも約0.
5重量%のプラチナが上記利点を達成する上で望まし
い。更に、プラチナの比率は、標準的手作業で使用され
る場合に上記フォイルの可鍛性を維持するために約7重
量%を越えないものであるのが好ましい。約1−6重量
%のプラチナが用途に最も適し、かつ約2−5重量%の
プラチナは最良結果をもたらす。パラジウムは同様の有
利な結果を伴って代用できるが、パラジウムが過度に酸
化しないように注意が必要である。銀もまたプラチナに
代用できる。銀は金よりも低融点であり、プラチナまた
はパラジウムよりも更に低融点を有する。従って、この
結果得られる合金は低融点を有し、低溶融温度の磁器へ
の使用に適す。
非貴金属の含有は上記フォイルにいくつかの利点をも
たらす。非貴金属は上記フォイルからの反射光量を減少
させ、それにより上記フォイルの明度を天然象牙質の色
に近づける。更に、磁器−金属充填材の焼成中、磁器ペ
ーストが硬化されるが、上記フォイルの表面の非貴金属
が酸化する。非貴金属酸化物は、また、磁器と反応し、
それにより磁器と金属下部構造との化学的結合を促進
し、優れた質の金属磁器充填材をもたらす。少なくとも
約0.1重量%の非貴金属が明度調整、および改良された
磁器と金属下部構造との化学的結合の利益を達成するた
めに必要である。約5重量%を越える非貴金属で上記フ
ォイルは暗くなりすぎ、耐熱性は低下する。約0.25−0.
5重量%の非貴金属は必須の用途に最適であることが知
見されている。適切な非貴金属例としてインジウム、
鉄、亜鉛、アルミニウム、銅および容易に酸化物を形成
する同様の粉末が含まれ、非毒性であり、かつ人の口の
化学的かつ物理的環境に耐えることのできるものであ
る。
本発明に使用できる合金例を以下の表に示した。この
表中の数値は全て重量%である。
本発明のフォイルは、第1に所望量の金を溶融し、所
定量のプラチナ、パラジウム、または銀を上記溶融した
金へ溶かして溶融合金を形成し、かつ所定量の非貴金属
をその溶融合金へ溶融することにより調製される。冶金
分野の熟練者はかかる溶融金属合金を製造するための適
宜温度および条件を熟知しているであろう。更に、上記
溶融合金が、金属の種類および金属成分の各比率によ
り、空気雰囲気、真空、またはアルゴン雰囲気で製造さ
れることは理解されるところである。その後に上記溶融
合金は冷却される。続いて、上記合金は材料の密度を増
す標準圧延法によりフォイルに形成され、それによりフ
ォイルの強度を改良する。25−200ミクロン厚フォイル
により満足できる結果が得られる。好ましい厚み範囲で
ある50−100ミクロン厚のフォイルはこの用途に適した
十分な強度と作業を容易にする薄さを有する。
上述のUS特許第4,392,829号に示されているように、
最終フォイルはサンドブラストされてテキチャ化された
面を有し、この面に対して上記磁器が付加される。上記
テキチャ面は上記磁器と上記フォイルとの機械的結合に
顕微鏡的場を提供する。そのようにして、上記フォイル
は標準法、例えばUS特許第4,392,829号に開示された方
法、またはUS特許第4,794,774号に開示された方法によ
り優れた金属磁器歯科充填材を形成するために使用でき
る。上記改良された金属磁器充填材は色合せを容易にす
る。
図1から明らかなように、従来歯科合板10は磁器3
層、不透明象牙質磁器層12、象牙質磁器層14、およびエ
ナメル質磁器層16で構成されている。この3層磁器合板
10の総厚みは500ミクロンよりも概ね厚い。この層は歯1
8の表面20を先ずエッチングすることにより歯18へ付加
される。次いで、合板10は歯18の表面20へ接着剤を用い
て接着される。従来合板10は実験室で形成され、かつ製
作、荷積み、使用段階の取扱い時に破損を受けた。かか
る従来合板は良好な強度特性を有しないので、一般的に
は前方および頬面用途にのみ使用される。かかる従来合
板は、一般的に咬合または舌側合板には使用されない。
図2は本発明により形成された前方合板30を示す。こ
の合板30は金属の層32、その上に焼成された不透明磁器
の層34、象牙質磁器の層36、およびエナメル質磁器の層
38で形成される。図3は図2の前方合板30の概略上部分
図である。金属層32と同様に象牙質磁器層36が示されて
いる。合板30は後述のごとく歯40へ接着される。金属層
32は完全に不透明であり、接着剤の色は最終合板の色に
影響を与えない。
好ましい態様において、金属層32は上述の構成による
金属フォイルである。より好ましくは、層32はUS特許第
4,794,774号に記載の方法と同様方法により均衡圧下で
形成された金属フォイルであって、該フォイルの表面は
US特許第4,392,829号に記載のごとくテキチャ化され
る。最も好ましくは、層32は上述のごとく製作された略
50ミクロン厚のものである。金属装置32と不透明磁器層
34との組み合わせは略150ミクロン厚である。象牙質磁
器層36とエナメル質磁器層38との組み合わせは略200ミ
クロン厚が好ましい。このようにして、全合板30は500
ミクロン厚未満である。
合板30は350ミクロン厚であるが、フォイル層32とし
て改良された金属フォイルの使用は結果として合板30を
従来合板よりも自然な外観にし、色合いの調整が容易で
あり、下の歯の上の全変色をカバーし、かつ従来合板と
比較して強力である。
本発明により形成された合板の強度により、図4のご
とき後方咬合合板の加工を可能にし、かつ図5に示され
たような唇合板の加工を可能にする。後方咬合合板50は
図4に金属層52および不透明磁器層54と共に示されてい
る。図5の舌側合板60は金属層62および不透明磁器層64
により形成される。基部としての金属の使用は強度を付
与し、かつ本発明の特定金属の使用は美的快感を合板に
付与する。
本発明の合板は接着剤を用いて下の歯へ接着される。
接着前に、接着剤を付与するために歯の表面はエッチン
グされる。好ましい接着剤としてRocky Mountain Ortho
donticsにより商標Certainbondで市販されている4−メ
タクリレート樹脂または商標Panaviaで市販されている
同様樹脂がある。エッチング後に、モノマーと触媒から
成る接着剤を混合して上記金属の表面へ塗布する。付加
的モノマーを歯の表面へ塗布し、上記合板を設置し、接
着剤を硬化させて強力確実に接着する。
歯科ブリッジとして説明される型の磁器歯科充填材は
本発明の金属フォイルにより次のごとく形成されるのが
有利である。
図6を参照すると、無歯領域116の両側上の2本の当
接歯112と114がポストへ埋め込まれている。当接歯112
と114は削って概ねスムーズにされるが、均一形状では
なく、ブリッジは該当接歯の精確な形状に適合するよう
に特別設計されなければならない。
図7に示されたように、金属フォイルコーピング122
は当接歯112上に使用するために形成される(もうひと
つのコーピング124は図示されていないが当接歯114上に
使用するために形成される)。このコーピングは当接歯
の形状に精確に適合することにより当接歯とブリッジと
の間の密接適合を促進する。上記コーピングはこの再構
築体と隣接ガムとの間に美的快感限界または境界を画定
するために上記フォイルで形成される。更に、本発明の
フォイルは歯肉組織と従来フォイルよりもより良く応答
することが知見されている。コーピングはUS特許第4,79
4,774号に記載の方法を使用して密接に形成されかつ当
接歯と良好に結合するようにするのが好ましい。
図8に示されたように、金属ポンティック下部構造体
130は従来のロストワックス法により形成されている。
コーピング122および124(それぞれ当接歯112および114
のため)はその不透明層が焼成されるときに焼却される
接着剤によりキャスト金属ポンティック下部構造体130
へ結合される。結果的に、不透明層の焼成温度よりも低
い温度で焼却される接着剤が必要とされる。
コーピング122および124と金属ポンティック下部構造
体130との間の結合は電気溶接により行うことができ
る。上記ポンティック130はコーピング122および124へ
結合され、上記コーピングは均一形状に形成されるの
で、上記結合は従来技術による対応構造体がコーピング
を使用しないで当接歯へ直接結合されていたのに対して
強力になる。このように、従来技術において、上記ポン
ティック下部構造体は更に一層注意深く形成されなけれ
ばならず、かつ上記改良された金属フォイルから形成さ
れたコーピングを使用するブリッジの結合強度に達して
いなかった。
図9から理解されるように、不透明層が付設されてブ
リッジ140は従来セラミック法により層成される。不透
明層付加後の接着剤はもはや不要である。上記不透明層
はコーピング122,124およびキャスト金属下部構造体130
の位置を保持する。
上記不透明層は、図10および11に示されたように、上
記再構築体から成るセラミック層成体の基部を提供す
る。従来方法が当接歯112および114を再構築するために
使用でき、それぞれ再構築歯142と144が形成され、かつ
無歯領域16に使用される歯146が構築される。図11に示
されたように、金属コーピング122および124は再構築歯
142および144と当接ガム150との間に見ることができ
る。いずれの歯科フォイルも上記コーピングを形成する
ために使用でき、本発明によるコーピングのための改良
金属フォイルの使用は美的に快適な境界面または限界面
を提供するので患者は意識的に感じることなく通常に笑
うことができる。
図12および13において、本発明による改良金属フォイ
ルを使用するブリッジの第2態様が示されている。この
発明の金属フォイルは当接歯上にコーピングを形成しな
いで同様な方法で使用できる点で有利である。
図12には2つの当接歯212および214が図示されてい
る。上記当接歯をポストへ固定しないで当接歯212およ
び214の舌側面のみを固定して概ねフラットな結合面222
および224を形成する。ブリッジ230は金属フォイル238
を当接ブリッジ212および214の概ねフラットな面222お
よび224へ結合することにより形成できる。上記ブリッ
ジの強度を十分にするために、層238と結合面222および
224との間の結合は堅く、かつセラミック材はフォイル
へ良好に結合されていなければならない。従って、本発
明の改良金属は上述の改良された結合特性を付与するた
めに金属フォイル層238に使用される。この層238は歯科
合板に関する上述の説明のごとく結合面222および224へ
結合される。上記層238は無歯領域から延びて既に無歯
の領域の歯246を構築するために伝統的セラミック層成
体の基礎を形成する。
従来技術のオールセラミックブリッジから当接歯とセ
ラミック充填材を含む既に無歯の領域との間の接合領域
は特に破砕し易いことは知られている。従って、図12に
示されたように、所定量のセラミック材料248を金属フ
ォイル層上に層成した後に、第2金属層258を付加す
る。金属層238と258との間のセラミック材248は概ね約
0.1mmから約0.3mm厚である。この第2金属層258は図12
に示されたようにブリッジの全長へ延びるか、または接
合領域252および254にのみ使用でき、上記接合領域をわ
ずかであるが突出する。
第2金属258は本発明の改良金属フォイルであってよ
く、これはステンレス鋼メッシュであってもよい。上記
ステンレス鋼メッシュはこの発明の改良金属フォイル程
の伸縮性はないが、上記ステンレス鋼メッシュは高い引
張強度を有する。ステンレス鋼メッシュが金属層258と
して使用される場合、セラミック層248はステンレス鋼
メッシュの空間へ侵入してはならない。一般的に、許容
できるステンレス鋼メッシュは強度を付与すると共にセ
ラミック材との結合を可能にするだけの微細メッシュを
有する工業的ステンレススチール篩であってよい。かか
るメッシュは約19%のニッケル、約9%のクロムおよび
バランスとして鉄の材料で形成されるのが好ましい。
第2金属層258は第1層程の可鍛性を有していてはな
らない。これは隣接セラミック層へ密接に適合してはな
らないからである。特定用途によって、通常熟練者はブ
リッジの強度特性を有利に向上させるために金属を選択
することを知っている。当分野における熟練者は異なる
金属が層238および258に使用される場合、製造または使
用中にブリッジ230に不必要な応力を加えて破砕しない
ようにするために2つの金属の膨張特性とセラミックと
を調和させなければならないことを認識しているはずで
ある。
図13は本発明の他の2層ブリッジ330を示す。図13は
後方ブリッジを想定した2層の利用を示す。かかる場合
において、当接歯312および314は表面322および324を形
成するために上から下へ埋め込まれる。上記面は、図示
されたように実質的にフラット、または安定性、強度、
および結合力を付加するためにノッチ332および334を含
んでいてよい。この発明の金属フォイルの層338は面322
および324へ結合される。所定量のセラミック材348が上
述のごとく付加され、かつ第2金属層358が付加されて
いる。上述のごとく、この第2層358はブリッジ330の全
体に延びまたは接合部352および354のまわりにのみ位置
するものであってよい。従来方法が既に無歯の領域にお
いて歯346を構築するために採用されかつ当接歯312およ
び314の咬合面342および344を再構築するために使用で
きる。
第2金属層258または358の使用は、予想外に、1層の
金属層のみで形成されたブリッジにおける対応する結合
の4倍の強度で結合する。
図14および15において、本発明の他の態様が示されて
いる。この態様において、強度は3層構造の採用により
更に高揚する。図14および15に示された要素は図12およ
び13の要素と同様であるので同一参照番号により示され
ているが、第1の有効数字に200が加えられている。図1
4は本発明の3層ブリッジ430を示す。2つの当接ブリッ
ジは412および414で示されている。図12および13の態様
のごとく、当接ブリッジ412および414の舌側面のみが概
ねフラットな結合面422および424を形成するために固定
される必要がある。ブリッジ430は第1金属層438として
本発明の改良金属を使用し、かかる金属フォイル438を
当接歯412および414の概ねフラットな表面422および424
へ結合することにより形成される。本発明の改良金属は
上述のごとく改良された結合特性を付与するために金属
フォイル層438に使用される。この層438は上述のごとく
表面422および424へ結合される。層438は既に無歯の領
域において歯446を構築するためにセラミック層成体の
基礎を形成する。
上述のごとく、上記当接歯とセラミック充填材を含む
既に無歯の領域との間の接合領域は特に破砕し易い。従
って、図14に図示して説明したように、所定量のセラミ
ック材448を金属フォイル層438上に層成した後に、第2
金属層458を付加する。図12のごとく、金属層438と458
との間のセラミック材448は概ね約0.1から約0.3mm厚で
あってよい。第2金属層458は図14に図示されたように
ブリッジの全長に及ぶか、または接合領域にのみ使用で
き、該接合領域から僅かに突出する。この第2金属層45
8は本発明の改良金属フォイルまたは従来フォイルであ
ってよい。
この態様において、第3金属層が付加されている。図
14に図示されたように、第3層468aおよび468bは接合領
域452および454内にのみ設置されるかまたはブリッジの
全長へ延びる。第3層468aおよび468bは破砕を防止する
ために接合領域452を付加的強化する。図14から理解さ
れるように、接合領域452と454とを比較することによ
り、第3層の2つの位置決めが可能である。第3層468a
と接合領域452から明らかなように第2層458に直接当接
する。他方、第3層468bは接合領域454に見られるよう
に金属層438と458との間のセラミック材448内で懸垂さ
れてよい。第3層468aおよび468bは本発明による改良金
属フォイルまたは従来フォイルであってよいが、第3層
が採用される場合には、先に説明したステンレス鋼メッ
シュであるのが好ましい。第2層458および第3層468a
と468bは第1層438程に可鍛性であってはならない。こ
れはいずれの層も隣接セラミック層に密接に適合する必
要がないことによる。上記2層態様(図12)におけると
同様に、当分野の熟練者は上記金属層の膨張特性を認識
しているであろう。
図15は後方ブリッジへ3層概念を利用した例を示す。
第3層568は強度を付与して接合領域552および554を強
化するために付加されている。第3層568は接合領域552
および554での破砕を防止する。上述のごとく、この第
3層568はブリッジ530の全長にわたるものであっても、
また接合領域552および554のまわりにのみ設置されても
よい。図15に示されたように、第3層568は金属層538と
558との間のセラミック材548内に懸垂されてよい。
明らかなように、主題発明の他の多くの改良および態
様が上記説明から当業者に認識されるところである。例
えば、ここに開示された合金はフォイル下部構造体に使
用するものとして記載されているが、歯科充填材のキャ
スト下部構造に利用できる。従って、本発明はそれに限
定されることなく、かつ他の改変が請求の範囲に包含さ
ることが意図されている。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)無歯領域の両側の2本の当接歯の形
    状に密接に適合する薄い金属フォイルの第1層、 (b)前記金属フォイルの第1層上のセラミック層、 (c)前記セラミック層に結合された薄い金属の第2
    層、 前記第2層はステンレス鋼メッシュから成りかつ少なく
    とも前記当接歯と前記無歯領域間の接合領域を横切って
    前記当接歯から前記無歯領域へ延びている、および (d)前記無歯領域を充填するためのセラミック層成体 から成る無歯領域を充填するための金属磁器歯科充填
    材。
  2. 【請求項2】(a)無歯領域の両側の2本の当接歯の形
    状に密接に適合する薄い金属フォイルの第1層、 (b)前記金属フォイルの第1層上のセラミック層、 (c)前記セラミック層に結合された薄い金属の第2
    層、 前記第2層は少なくとも前記当接歯と前記無歯領域間の
    接合領域を横切って前記当接歯から前記無歯領域へ延び
    ている、 (d)前記セラミック層内に懸垂されかつ前記第1層と
    前記第2層との間に設置された薄い金属の第3層、 前記第3層は少なくとも前記当接歯と前記無歯領域間の
    接合領域を横切って前記当接歯から前記無歯領域へ延び
    ている、および (e)前記無歯領域を充填するためのセラミック層成体 から成る無歯領域を充填するための金属磁器歯科充填
    材。
  3. 【請求項3】前記第2層および前記第3層の少なくとも
    一方はステンレス鋼メッシュから成る、請求項2の歯科
    充填材。
  4. 【請求項4】前記第3層はステンレス鋼メッシュから成
    る、請求項3の歯科充填材。
  5. 【請求項5】前記第2層はステンレス鋼メッシュから成
    る、請求項3の歯科充填材。
  6. 【請求項6】前記第2層および前記第3層の両者はステ
    ンレス鋼メッシュから成る、請求項3の歯科充填材。
  7. 【請求項7】前記金属フォイルの第1層はプラチナ、パ
    ラジウム、および銀で構成される群から選択される総量
    が約2−5重量%のカラー調整金属;インジウム、鉄、
    亜鉛、アルミニウム、および銅で構成される群から選択
    される総量が約0.1−5重量%の非貴金属;およびその
    バランスが金から成る3成分合金の金属フォイルから成
    る、請求項1から6のいずれか1の歯科充填材。
  8. 【請求項8】前記金属層フォイルの第1層は約3重量%
    のプラチナおよび約0.25重量%のインジウムから成る金
    属フォイルから成る、請求項7の歯科充填材。
JP50531592A 1991-05-22 1992-01-10 金属磁器歯科ブリッジ Expired - Fee Related JP3253957B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US704,121 1991-05-22
US07/704,121 US5186626A (en) 1987-05-13 1991-05-22 Metal-porcelain dental bridges
PCT/US1992/000179 WO1992020317A1 (en) 1991-05-22 1992-01-10 Metal porcelain dental bridges

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06507323A JPH06507323A (ja) 1994-08-25
JP3253957B2 true JP3253957B2 (ja) 2002-02-04

Family

ID=24828160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50531592A Expired - Fee Related JP3253957B2 (ja) 1991-05-22 1992-01-10 金属磁器歯科ブリッジ

Country Status (13)

Country Link
US (1) US5186626A (ja)
EP (1) EP0585231B1 (ja)
JP (1) JP3253957B2 (ja)
AT (1) ATE121617T1 (ja)
AU (1) AU665345B2 (ja)
BR (1) BR9205694A (ja)
CA (1) CA2101560C (ja)
DE (1) DE69202246T2 (ja)
DK (1) DK0585231T3 (ja)
ES (1) ES2071493T3 (ja)
MX (1) MX9202351A (ja)
WO (1) WO1992020317A1 (ja)
ZA (1) ZA923432B (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1330169C (en) * 1987-05-13 1994-06-14 Asami Tanaka Metal foil for metal-porcelain dental restorations
US5368831A (en) * 1992-01-15 1994-11-29 Asami Tanaka Dental Enterprises Inc. Ceramic inlay and process for making same
US5482732A (en) * 1994-06-09 1996-01-09 Dentsply Research & Development Corp. Dental porcelain shading method
US5718585A (en) * 1995-09-15 1998-02-17 Dentsply Research & Development Corp. Prosthetic teeth and mold making therefor
CA2193322C (en) * 1995-12-19 2000-03-28 Arnold Wohlwend Method for manufacturing dental crowns and/or dental bridges
JP4653264B2 (ja) * 1996-09-03 2011-03-16 明俊 町田 高純度の金箔/プラチナ箔を封入したセラミック構造体
AUPQ210199A0 (en) * 1999-08-09 1999-09-02 Fung, John Improved dental crown
US20060063134A1 (en) * 2004-09-20 2006-03-23 Mooki Kim Coping for dental restorations and method of forming
US8814567B2 (en) 2005-05-26 2014-08-26 Zimmer Dental, Inc. Dental implant prosthetic device with improved osseointegration and esthetic features
US8562346B2 (en) 2005-08-30 2013-10-22 Zimmer Dental, Inc. Dental implant for a jaw with reduced bone volume and improved osseointegration features
AU2006284874B2 (en) 2005-08-30 2011-11-17 Zimmer Dental, Inc. Dental implant with improved osseointegration features
US9149345B2 (en) * 2007-08-30 2015-10-06 Zimmer Dental, Inc. Multiple root implant
US8562348B2 (en) 2008-07-02 2013-10-22 Zimmer Dental, Inc. Modular implant with secured porous portion
US8231387B2 (en) 2008-07-02 2012-07-31 Zimmer, Inc. Porous implant with non-porous threads
US9095396B2 (en) 2008-07-02 2015-08-04 Zimmer Dental, Inc. Porous implant with non-porous threads
US8899982B2 (en) 2008-07-02 2014-12-02 Zimmer Dental, Inc. Implant with structure for securing a porous portion
US20100114314A1 (en) 2008-11-06 2010-05-06 Matthew Lomicka Expandable bone implant
US9707058B2 (en) * 2009-07-10 2017-07-18 Zimmer Dental, Inc. Patient-specific implants with improved osseointegration
WO2011032690A2 (de) 2009-09-17 2011-03-24 Andreas Dmoch Veneer und verfahren zur herstellung eines veneers
US8602782B2 (en) 2009-11-24 2013-12-10 Zimmer Dental, Inc. Porous implant device with improved core
DE102013020445B4 (de) * 2013-12-06 2016-02-18 Patio-K Ag Verfahren und Vorrichtung zum Farbauftrag im Zahntechnikbereich
EP3091935B1 (en) 2014-01-09 2019-06-19 Rhondium IP Limited A dental restorative device
US9055990B1 (en) * 2014-03-18 2015-06-16 Meret Bayramov Bayramov'S open framework denture and method for manufacturing the same
US10449018B2 (en) 2015-03-09 2019-10-22 Stephen J. Chu Gingival ovate pontic and methods of using the same
US20210401543A1 (en) * 2017-11-06 2021-12-30 3M Innovative Properties Company Dental crown having a highly retentive coating and method for making the same

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US605403A (en) * 1898-06-07 Charles a
US418380A (en) * 1889-12-31 Chusetts
US1372080A (en) * 1919-08-16 1921-03-22 Masel Isaac Tooth, crown, bridge, and the like
US1721443A (en) * 1926-05-03 1929-07-16 George T Gregg Denture attachment
FR874632A (fr) * 1941-04-11 1942-08-13 Perfectionnements apportés au montage des prothèses dentaires
US2572377A (en) * 1949-12-06 1951-10-23 Columbus Dental Mfg Co Bimetallic backing for artificial teeth
US3052983A (en) * 1954-07-16 1962-09-11 Permadent Mfg Corp Porcelain covered metal-reinforced teeth
US2980998A (en) * 1957-02-04 1961-04-25 Ney Co J M Dental prosthesis and method of manufacture
NL288093A (ja) * 1962-01-30
US3340050A (en) * 1965-02-03 1967-09-05 Jelenko & Co Inc J F Dental gold alloy
US3442015A (en) * 1966-07-25 1969-05-06 Herman W Goodman Rigidly mounted removable fixed bridge
US3716356A (en) * 1970-09-23 1973-02-13 Ney Co J M Rhenium containing gold alloys
US4132830A (en) * 1977-02-02 1979-01-02 Unitek Corporation Noble-metal dental alloy and dental method
DE2751547C2 (de) * 1977-11-18 1979-11-08 Deutsche Gold- Und Silber-Scheideanstalt Vormals Roessler, 6000 Frankfurt Goldlegierung zum Aufbrennen von Porzellan für zahnärztliche Zwecke
FR2434870A1 (fr) * 1978-08-31 1980-03-28 Louyot Comptoir Lyon Alemand Alliage jaune a base d'or pouvant etre utilise notamment comme alliage dentaire revetu eventuellement d'un materiau ceramique
DE3062243D1 (en) * 1979-03-08 1983-04-14 Dentaire Ivoclar Ets Means and method of joining dental metal parts with dental porcelain or with other dental metal parts
US4392829A (en) * 1981-03-31 1983-07-12 Asami Tanaka Metal-porcelain dental restoration and method of making
US4459112A (en) * 1982-09-02 1984-07-10 Itzhak Shoher Dental jacket crown, coping and method of forming a crown
US4486386A (en) * 1982-09-24 1984-12-04 Gte Products Corporation Reactive metal-palladium-gold brazing alloys
JPS6069007A (ja) * 1983-09-26 1985-04-19 Kyocera Corp 人工歯冠及びその製造法
JPS6080449A (ja) * 1983-10-07 1985-05-08 和田精密歯研究株式会社 可撤性義歯の維持構造
DE3571385D1 (en) * 1984-07-26 1989-08-17 Renfert Gmbh & Co Partial denture
US4698021A (en) * 1985-01-11 1987-10-06 Itzhak Shoher Metal foil for forming a dental coping and crown
US4676751A (en) * 1985-01-11 1987-06-30 Itzhak Shoher A Metal composite foil, coping, and grown for a ceramo-metal dental restoration
US4744757A (en) * 1985-03-20 1988-05-17 Corning Glass Works Fixed partial dentures and method of making
US4826436A (en) * 1985-04-15 1989-05-02 Itzhak Shoher Prefabricated dental prosthesis
DE3724637C2 (de) * 1987-03-20 1988-12-22 Peter Jordan Zwischen pfeilerzaehne einsetzbares brueckenglied und verfahren zu dessen herstellung
CA1330169C (en) * 1987-05-13 1994-06-14 Asami Tanaka Metal foil for metal-porcelain dental restorations
US5076789A (en) * 1987-05-13 1991-12-31 Tanaka Dental Enterprises Metal-porcelain dental restorations, dental veneers, dental bridges and metal foil for use therein and methods for making dental appliances
US4861267A (en) * 1987-09-08 1989-08-29 Itzhak Shoher Slitted metal foil for forming a dental coping and method
US4877400A (en) * 1988-06-24 1989-10-31 Holsclaw Linda A Dental bridge and method
AU2767989A (en) * 1989-01-03 1990-07-12 Tanaka, Asami Improved metal foil for metal-porcelain dental restorations

Also Published As

Publication number Publication date
CA2101560A1 (en) 1992-11-23
DK0585231T3 (da) 1995-09-04
ZA923432B (en) 1993-11-12
JPH06507323A (ja) 1994-08-25
ATE121617T1 (de) 1995-05-15
EP0585231B1 (en) 1995-04-26
MX9202351A (es) 1992-11-01
US5186626A (en) 1993-02-16
ES2071493T3 (es) 1995-06-16
DE69202246T2 (de) 1995-10-12
AU1252192A (en) 1992-12-30
DE69202246D1 (de) 1995-06-01
EP0585231A1 (en) 1994-03-09
AU665345B2 (en) 1996-01-04
CA2101560C (en) 2002-04-09
WO1992020317A1 (en) 1992-11-26
BR9205694A (pt) 1994-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3253957B2 (ja) 金属磁器歯科ブリッジ
US5076789A (en) Metal-porcelain dental restorations, dental veneers, dental bridges and metal foil for use therein and methods for making dental appliances
EP0442150B1 (en) Metal-porcelain dental restorations, dental veneers, dental bridges and metal foil for use therein and methods for making dental appliances
US6663390B2 (en) Near net tooth shaped ceramic crown
US6869552B2 (en) Back casting prefabricated incisal veneers
US5951294A (en) Method of creating an interim crown
US4206545A (en) Prefabricated full crown system
US6626672B1 (en) Dental prosthesis and method
US20110250566A1 (en) Process for fabricating tooth restoration
US6220862B1 (en) Stratified materials used in dental prostheses
US4318697A (en) Dental restorative anterior structure
US20150030996A1 (en) HDZ Golden Smile Gold Inlay/Onlay PFM optional Tooth Tattoo
JP2874881B2 (ja) 金属・セラミックス歯科修復材用金属箔
US20040152049A1 (en) Dental restoration and method for fabrication thereof
Ahmad Restitution of maxillary anterior aesthetics with all‐ceramic components
WO2001010332A1 (en) Improved dental crown
US20060063134A1 (en) Coping for dental restorations and method of forming
RU9381U1 (ru) Металлокерамическая зубная коронка
JP2000139957A (ja) 義歯製造方法
Cascone A Unique Gold Casting Alloy for Dental Applications.
Ben-Ur et al. Overcasting to repair a fractured porcelain fixed partial denture.
Ravasini et al. Esthetic double-structure fixed partial dentures.
METAL-PORCELAIN ROLE OF COPING DESIGNS AGAINST FRACTURE RESISTANCE OF PORCELAIN IN METAL-PORCELAIN FIXED PARTIAL DENTURE: A REVIEW

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees