JP3253063B2 - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、入力したカラー輝度信号を出力手段で再現
可能である所定の濃度域に圧縮するカラー画像処理装置
に関するものである。
[従来の技術] 従来、デジタルカラー複写装置において、カラー画像
読取装置から読み込まれたRGB等の輝度信号をYMC等の濃
度信号に変換する場合、LOG変換がつかわれている。こ
のLOG変換は、8ビットのデジタルデータに対して行な
う場合、数式で書くと、下式で表わされる。
通常、印刷原稿の最大濃度が1.5程度であり、また、
カラー複写装置の表現できる最大濃度も1.5程度である
ので、濃度レンジのΔDも1.5程度にし、原稿とコピー
されたものの濃度が一致するように設定されている。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、原稿がつねにカラー複写装置の表現で
きる濃度の範囲内であるとはかぎらない。たとえば銀塩
原稿の場合、最大濃度が2を超えるものもある。する
と、銀塩原稿の高濃度部は全部つぶれて階調がなくなっ
てしまうことになる。そこで銀塩原稿も考慮して、前述
の濃度レンジΔDを2程度にすると、確かに、高濃度部
は階調が出るようになるが、通常の印刷原稿をコピーし
た場合、濃度が薄くなってしまうという欠点があった。
具体的に説明すると第5図の25は濃度レンジ1.5程度のL
OG変換を使用した場合のグラフで、26は、濃度レンジ2
程度のLOG変換を用いた場合を示す。図から明らかな様
に、濃度レンジ1.5程度のLOG変換を用いると、原稿濃度
1.5ぐらいで、LOG変換後の信号値が255になるが、濃度
レンジ2程度のLOG変換を使うと、直線の傾きが小さく
なり、原稿濃度1.5ぐらいのものが来ると、LOG変換後の
信号値が190(255の3/4)ぐらいになってしまい、結果
として通常の印刷原稿のコピー濃度が薄くなってしまう
ことになる。
本発明は、画像形成部で再現できる濃度内の画像が薄
く再現されることを防ぐとともに、画像形成部で再現で
きない高濃度を有する画像を良好に再現できるようにす
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のカラー画像処理装置は上述の目的を達成する
ために、画像形成部で画像形成可能な濃度以上の高濃度
部を有する原稿を該画像形成部で再現するために、原稿
を読取ることにより得たカラー輝度信号を画像形成用の
カラー濃度信号に変換する際に、高濃度域を圧縮しなが
ら高濃度部まで階調が出るように前記カラー輝度信号を
カラー濃度信号に変換するカラー画像処理装置であっ
て、高濃度部を圧縮するためのオフセット量をダークレ
ベル値に加算した値を用いてダーク補正を行うシェーデ
ィング補正手段と、前記シェーディング補正手段により
補正されたカラー輝度信号に対して対数変換処理を行い
カラー濃度信号に変換する対数変換処理手段とを有する
ことを特徴とする。
[実施例] 第2図は本発明を適用したカラー処理装置の色信号処
理部のブロック図、また第4図はカラー画像読取部R及
びカラー画像形成部Pを備えたカラー複写機の構成を示
している。
まず、第4図と第2図でコピー動作を説明する。第4
図の画像読取部Rにおいて原稿台ガラス18上に置かれた
原稿22を照明装置19により照明し、原稿22からの反射光
をレンズ20によりR,G,Bの色分解フィルタを有したカラ
ー光電変換素子アレイ21(たとえばCCD一次元イメージ
センサ)上に結像する。そして、照明装置19、レンズ20
及びCCD21を内蔵した光学ユニット6が矢印方向に動き
ながら原稿を走査していく。これにより、原稿22が色分
解されて光電的に読取られる。次に第2図で、CCD21で
光電変換されたアナログRGB信号が、A/Dコンバータ31で
各色毎に8ビットのデジタル信号に変換された後、シェ
ーディング部32で、照明装置19の照度ムラ及びCCD21の
感度ムラなどの補正を画素ごとに行ない、更にLOG変換
部33で輝度信号であるデジタルRGB信号を濃度信号であ
る8ビットのデジタルCMY信号に変換する。そして、マ
スキング部34で、色のにごりを除き、黒信号K'及びC'
M',Y'信号を作る演算を行ない、画像形成部35へ信号を
送る。
次に第4図の画像形成部Pにおいては、レーザー(不
図示)の発光を第2図の構成により形成されたC',M',
Y',K'信号の夫々により面順次に制御する。レーザーか
ら発せられた光は、ポリゴンミラー7により走査され、
ミラー23を介して感光ドラム10上に達する。感光ドラム
10は、図中矢印の方向に回転しながら、まず帯電器9に
より均一に帯電され、次に前述のレーザー光により潜像
が形成されその潜像は回転現像器8によりレーザを変調
した信号Y',C',M',K'に対応した色のトナーを用いて現
像される。さらに感光ドラム10上のトナー像は回転して
転写ドラム11に接し、あらかじめ給紙トレイ17から給紙
ローラ16により運ばれ転写ドラム11にまきついている転
写紙に感光ドラム10上のトナー像が転写される。この転
写ドラム11は、1枚の転写紙について4回転し、また、
その1回転毎に回転現像器8が1/4ずつ回転して対応し
たトナーを用いて1色づつ、転写紙に色の異なるトナー
像を重ねて転写する。この様にして4色のトナー像の転
写された転写紙は転写ドラム11から分離され、搬送ベル
ト14により搬送されて定着ローラ対15により定着された
後、排出される。
この様に、画像形成部Pでは4色トナーを用いて面順
次にカラー画像形成するので、前述した画像読取り部R
では同一原稿を4回面順次に読取る。
第2図のLOG変換部33に設けられた変換テーブルは第
1図の2のような特性とする。即ち、第1図の1は従来
の変換テーブルの特性例であり、前述のように数式で書
くと と表わせる(ex ΔD=1.5 θ:出力信号 I:入力信
号)。
ここで、高濃度部を圧縮しながら高濃度部まで階調を
出すように、入力信号にオフセット量を加算し、I'=I
+Io(Ioは定数)とし、I'をあらためてIとおいて上式
に入れてグラフ化したものが、第1図の2である。第1
図の2の特性の変換テーブルを、第2図示のLOG変換部3
3のLOG変換テーブルとした時の原稿濃度とLOG変換後の
グラフは、第5図の27に示すようになる。
すなわち、低・中濃度部では、従来の第1図の1の変
換特性を使った第5図25の直線に近く、高濃度部たとえ
ば濃度2に近づくほどその傾きを小くすることができ
る。したがって、低・中濃度部において、あまり濃度低
下をまねくことなく、且つ、高濃度部の階調を表現する
ことができる。
[他の実施例] 以上説明してきた、LOGテーブルの特性をかえる以外
に、シェーディング部32でオフセットをかえることで同
等の効果が得られる。第3図に示すように、通常のシェ
ーディングはi番目の画素の信号Si(第3図(a)のダ
ークレベルをDi、傾きをAiとすれば、ダーク補正とし
て、Si'=Si−Diを行ない(第3図(b))、傾き補正
として、 を行なう補正である(第3図(c))。
ここで、ダーク補正としてSi'=Si−Di+So(Soは定
数)を行ない(第3図(d))、(前述のIoを使ってSo
=Ioとしてもよい)、また、傾き補正として、 を行なう(第3図(e))。この様に、シェーディング
補正におけるダークレベルのオフセット量を補正するこ
とにより、LOG変換は従来のままでも第5図の27の特性
を得られる。
また、前述のLOG変換のところでI'=I+Ioのかわり
に、 としても同じ効果が得られる。
また、別の関数を用いてもよい。
尚、本実施例では、RGB信号をYMC信号に変換する例を
説明したが、読取り用フィルタの色や、トナーの色を他
の色とすることにより、他の輝度信号から他の泥度信号
への変換にも適用可能なことは言う迄もない、また、デ
ジタル信号のビット数を8ビット以外とすることによ
り、前述の式における「255」なる値は、そのビット数
に応じた値(例えば6ビットならば127)となるもので
ある。
上述の実施例によれば、輝度信号の泥度信号への変換
又は、輝度信号に対するシェーディングのダークレベル
にオフセット補正量を加えることにより、低・中濃度部
は原稿の濃度に近く、且つ、高濃度部は、階調をつぶさ
ずに表現することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、高濃度部を圧縮
するためのオフセット量をダークレベル値に加算した値
を用いてダーク補正を行うシェーディング補正手段と、
前記シェーディング補正手段により補正されたカラー輝
度信号に対して対数変換処理を行いカラー濃度信号に変
換する対数変換処理手段を有することにより、高濃度域
を圧縮しながら高濃度部まで階調が出るようにカラー輝
度信号を画像形成可能な濃度域に圧縮するので、画像形
成部で再現できる濃度内の画像が薄く再現されることを
防ぐとともに、画像形成部で再現できない高濃度を有す
る画像を良好に再現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のLOGテーブルと従来例を示す
図、 第2図は本発明を実施した回路を示す図、 第3図はシェーディングの説明及び本発明実施例のシェ
ーディングを示す図、 第4図は本発明で実施したカラー画像複写装置の例を示
す図、 第5図は本発明実施例と従来例の効果の差を表わす図で
あり、 32はシェーディング部、33は、LOG変換部、6は光学ユ
ニット、21は光電変換素子アレイ、22は原稿である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成部で画像形成可能な濃度以上の高
    濃度部を有する原稿を該画像形成部で再現するために、
    原稿を読取ることにより得たカラー輝度信号を画像形成
    用のカラー濃度信号に変換する際に、高濃度域を圧縮し
    ながら高濃度部まで階調が出るように前記カラー輝度信
    号をカラー濃度信号に変換するカラー画像処理装置であ
    って、 高濃度部を圧縮するためのオフセット量をダークレベル
    値に加算した値を用いてダーク補正を行うシューディン
    グ補正手段と、 前記シェーディング補正手段により補正されたカラー輝
    度信号に対して対数変換処理を行いカラー濃度信号に変
    換する対数変換処理手段とを有することを特徴とするカ
    ラー画像処理装置。
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