JP3252810B2 - 磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のリトライ方法 - Google Patents

磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のリトライ方法

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JP3252810B2
JP3252810B2 JP31447898A JP31447898A JP3252810B2 JP 3252810 B2 JP3252810 B2 JP 3252810B2 JP 31447898 A JP31447898 A JP 31447898A JP 31447898 A JP31447898 A JP 31447898A JP 3252810 B2 JP3252810 B2 JP 3252810B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
に係り、特に上位装置からのアクセス状況を監視してリ
トライ処理の内容を変えることにより、スループットの
低下を抑え、エラーの発生やデータ転送の中断の発生を
防ぐことができる磁気ディスク装置及び磁気ディスク装
置のリトライ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気ディスク装置は、上位装
置(ホストコンピュータ)からのリード/ライトコマン
ドを受信すると、磁気媒体上の一連のセクタに対して、
再生あるいは記録を行うが、何らかの理由で、記録再生
ができないセクタに遭遇した場合、そのエラーの発生し
たセクタに対してリトライを行う。リトライの方法とし
ては、例えば、エラーの発生したセクタに対して規定の
回数限度内で再生あるいは記録を行い、その回数内に再
生あるいは記録ができれば、正常に記録再生できたもの
と見なし、次のセクタへの再生あるいは記録に移行する
という方法がある。
【0003】他のリトライ方法として、エラーの発生し
たセクタを単純に再生あるいは記録するだけでなく、他
の処理、例えば、再生時であれば、ヘッドの位置をディ
スクの内周方向や外周方向に僅かにずらして再生を行っ
たり、ヘッドの電圧を増幅するアンプのゲインを変化さ
せたりしながらリトライを行うという方法がある。実際
のリトライ実行時には、これらの処理をある決まった手
順で実行し、リトライに成功した段階で、一連のリトラ
イ動作を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のリ
トライ方法では、リトライ処理を実行すると、上位装置
が要求するデータを規定時間内に送ることができないと
いう問題点があった。特に、動画処理用のシステムに使
用される磁気ディスク装置では、転送時間が短いことが
要求されるが、従来のリトライ方法では、リトライ処理
が始まると、動画データ転送の中断が発生して、動画に
乱れや中断が発生する。また、従来のリトライ方法にお
いて、データ転送の中断が発生しないように、リトライ
処理を軽くすることもできるが、このような場合には、
常に軽いリトライ処理しか行えないので、リトライに十
分な時間がある場合でも、充分なリトライ処理が行え
ず、エラー発生の頻度が高くなる。よって、動画処理用
のシステムに使用される磁気ディスク装置では、動画に
乱れが発生する。本発明は、上記課題を解決するために
なされたもので、データ転送の中断を最小限に抑え、か
つその範囲で最も有効なリトライを行うことができる磁
気ディスク装置及び磁気ディスク装置のリトライ方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、請求項1に記載のように、上位装置との通信を行
うインターフェイス制御手段(1)と、インターフェイ
ス制御手段で受信したコマンドを格納するためのコマン
ドキュー(2)と、コマンドキューに格納されたコマン
ドの総数に基づいて、上位装置とのインターフェイスの
負荷を検出する負荷検出手段(3)と、上記負荷の度合
いに応じたリトライ処理の内容を予め記憶するリトライ
テーブル(9)と、コマンドキューからコマンドを取り
出して実行し、リトライが必要なときは、負荷検出手段
によって検出された負荷の度合いに応じたリトライ処理
の内容をリトライテーブルより取得して、リトライ処理
を実行する実行手段(4)とを有するものである。この
ように、コマンドキューに格納されたコマンドの総数
を、上位装置とのインターフェイスの負荷レベルと見な
す。そして、リトライが必要なときは、負荷検出手段に
よって検出された負荷の度合いに応じたリトライ処理の
内容をリトライテーブルより取得して、リトライ処理を
実行する。
【0006】また、請求項2に記載のように、上記リト
ライテーブル(9)は、上記インターフェイスの負荷が
軽いときは処理の重いリトライ処理が行われ、負荷が重
いときは処理の軽いリトライ処理が行われるように、イ
ンターフェイスの負荷とリトライ処理の内容とを対応付
けて記憶するものである。このように、上位装置から先
行して発行されるコマンドの数(キューイングされるコ
マンドの数)に比例して、データ転送の処理要求が高く
なる相関関係を用いて、キューイングされるコマンド数
が少ないときは、処理の重いリトライを行い、コマンド
数が多いときは、処理の軽いリトライを行い、常に上位
装置からの負荷に対して、最適なリトライ処理を選択す
る。また、請求項3に記載のように、上記実行手段
(4)は、媒体上の同一のセクタに対してリトライを実
行する度に、上記リトライテーブルを参照して、その時
点の負荷の度合いに応じたリトライ処理の内容をリトラ
イテーブルより取得するものである。
【0007】また、本発明の磁気ディスク装置のリトラ
イ方法は、請求項4に記載のように、上位装置からのコ
マンドをインターフェイス制御手段で受信し、インター
フェイス制御手段で受信したコマンドをコマンドキュー
に格納し、コマンドキューに格納されたコマンドの総数
に基づいて、上位装置とのインターフェイスの負荷を検
出し、コマンドキューからコマンドを取り出して実行す
ると共に、リトライが必要なときは、検出した負荷の度
合いに応じたリトライ処理の内容をリトライテーブルよ
り取得して、リトライ処理を実行するようにしたもので
ある。また、請求項5に記載のように、上記リトライテ
ーブルに、上記インターフェイスの負荷が軽いときは処
理の重いリトライ処理が行われ、負荷が重いときは処理
の軽いリトライ処理が行われるように、インターフェイ
スの負荷とリトライ処理の内容とを対応付けて記憶させ
るようにしたものである。また、請求項6に記載のよう
に、媒体上の同一のセクタに対してリトライを実行する
度に、リトライテーブルを参照して、その時点の負荷の
度合いに応じたリトライ処理の内容をリトライテーブル
より取得するようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】[実施の形態の1]次に、本発明
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態を示す磁気ディスク装
置のブロック図、図2、図3は図1の磁気ディスク装置
の動作を説明するためのフローチャート図である。
【0009】本実施の形態の磁気ディスク装置は、図示
しない上位装置からのコマンドの受信やデータの相互の
転送を行うインターフェイス制御手段1と、インターフ
ェイス制御手段1で受信したコマンドを一時格納するた
めのコマンドキュー2と、コマンドキュー2に格納され
たコマンドの総数に基づいて、インターフェイス制御手
段1の負荷レベルを検出するインターフェイス負荷検出
手段3と、コマンドキュー2に蓄積されているコマンド
を逐次取り出し、そのコマンドの内容に従って、後述す
るリード/ライト実行手段7及び位置決め実行手段6に
指示を与えるコマンド実行手段4と、データをセクタ単
位で記憶している円板状の媒体(磁気ディスク)5と、
コマンドによって指定された、媒体5のセクタ上に磁気
ヘッド11を位置決めするための位置決め実行手段6
と、ヘッド11の位置決めを行った後、コマンドによっ
て指定されたセクタに対して読み出しあるいは書き込み
を行うリード/ライト実行手段7と、リード/ライト実
行手段7による読み出しあるいは書き込みの最中にエラ
ーが発生したことを検出するエラー検出手段8と、負荷
レベルに応じたリトライ処理の内容が記述されているリ
トライテーブル9と、コマンド数と負荷レベル値とを対
応付けて記憶している負荷レベル変換テーブル10とを
有している。
【0010】インターフェイス負荷検出手段3は、コマ
ンドキュー2に格納されているコマンドの総数をインタ
ーフェイスの負荷レベルとみなし、インターフェイス制
御手段1がコマンドを受信する度に、負荷レベル変換テ
ーブル10を参照して負荷レベル値の更新を行う。ま
た、コマンド実行手段4は、コマンドキュー2からコマ
ンドを取り出して実行すると共に、リトライが必要なと
きは、検出した負荷レベルに応じたリトライ処理の内容
をリトライテーブル9より取得して、リトライ処理を実
行する。
【0011】次に、図2、図3のフローチャート図を参
照して本実施の形態の磁気ディスク装置の全体の動作に
ついて説明する。まず、図示しない上位装置(ホストコ
ンピュータ)よりコマンドがインターフェイス制御手段
1に送られると、インターフェイス制御手段1は、コマ
ンドが送られてきたことを検出し(図2ステップ10
1)、コマンド受信処理を開始する(ステップ10
2)。そして、インターフェイス制御手段1は、受信し
たコマンドをコマンドキュー2に格納する(ステップ1
03)。
【0012】コマンドキュー2に格納されているコマン
ドの数は、上位装置から磁気ディスク装置に対するデー
タ転送の要求度数と見なすことができ、コマンドキュー
2に存在するコマンド数が多ければ多いほど、上位装置
とのインタフェースの負荷が高いと見なすことができ
る。
【0013】磁気ディスク装置の負荷が高いときはリト
ライ処理によるデータ転送の中断の影響が大きい。そこ
で、コマンドキュー2に格納されたコマンドの数と、デ
ータ転送の中断を引き起こさない程度のリトライ処理と
の相関関係をテーブル化して、リトライ処理を行う度
に、コマンドキュー2に格納されたコマンドの数を基に
テーブルを参照して、リトライ方法の最適化を図ればよ
い。
【0014】つまり、インターフェイス負荷検出手段3
は、インターフェイス制御手段1によってコマンドキュ
ー2にコマンドが格納されたことを検出すると、コマン
ドキュー2に格納されているコマンド数をカウントし、
そのカウント値をインデックス値として負荷レベル変換
テーブル10を参照する。負荷レベル変換テーブル10
は、コマンド数と負荷レベル値とを対応付けて記憶して
いるテーブルである。
【0015】インターフェイス負荷検出手段3は、コマ
ンドキュー2に格納されているコマンドの数をインデッ
クス値として負荷レベル変換テーブル10を参照し、該
コマンド数に対応する負荷レベル値を取得する。そし
て、インターフェイス負荷検出手段3は、取得した負荷
レベル値により、自身が有する負荷レベルカウンタ(不
図示)の更新を行う(ステップ104)。
【0016】負荷レベルカウンタの値は、初期設定時に
は0に設定される。負荷レベルカウンタの更新が終了す
ると、ステップ101に戻り、インターフェイス制御手
段1及びインターフェイス負荷検出手段3は、上位装置
からのコマンド受信待ち状態に移行する。以上の一連の
シーケンスは、上位装置からコマンドが送られる度に起
動され、コマンドキュー2へのコマンドの追加格納動作
と、負荷レベルカウンタの更新動作が行われる。
【0017】一方、コマンド実行手段4は、コマンドキ
ュー2にコマンドが格納されていることを検出すると
(図3ステップ201)、コマンドキュー2よりコマン
ドを取り出す(ステップ202)。
【0018】このとき、コマンドキュー2よりコマンド
が取り出されると、コマンドキュー2に格納されたコマ
ンドの数が減少する。そのため、インターフェイス負荷
検出手段3は、コマンドキュー2に格納されているコマ
ンド数をインデックス値として負荷レベル変換テーブル
10を再び参照し、該コマンド数に対応する新たな負荷
レベル値を取得して、この負荷レベル値により、自身が
有する負荷レベルカウンタの更新を行う(ステップ20
3)。
【0019】続いて、コマンド実行手段4は、コマンド
キュー2より取り出したコマンドの解析を行う(ステッ
プ204)。そして、コマンド実行手段4は、解析した
コマンドの内容に従って、位置決め実行手段6及びリー
ド/ライト実行手段7に指示を与える。これにより、位
置決め実行手段6は、上記コマンドで指定される、媒体
5のセクタ上にヘッド11を位置決めし、リード/ライ
ト実行手段7は、該セクタに対する読み出し又は書き込
みを実行する(ステップ205)。
【0020】エラー検出手段8は、読み出し又は書き込
み時に発生するエラーを検出する。媒体5に対する読み
出し又は書き込みの実行後、コマンド実行手段4は、エ
ラー検出手段8の検出結果に基づいて、エラーで終了し
たか否かをチェックする(ステップ206)。そして、
コマンド実行手段4は、正常に終了していれば、ステッ
プ201に戻り、エラーで終了しているならば、リトラ
イ処理を開始するためのステップ207に移行する。
【0021】ステップ207において、コマンド実行手
段4は、最初のリトライを行うために、負荷レベルカウ
ンタの値をインデックス値としてリトライテーブル9を
参照する。図4にリトライテーブル9の構成を示す。リ
トライテーブル9には、負荷レベルカウンタの値に応じ
たリトライ処理の内容が記述されている。図4では、リ
トライテーブル9の各行が、各負荷レベルカウンタ値に
対応したリトライ処理の内容となっており、各行では、
左から順番に1回目のリトライ処理、2回目のリトライ
処理、3回目のリトライ処理・・・という具合に並んで
いる。
【0022】例えば、負荷レベルカウンタ値1に対応す
るリトライ処理の内容は、「単純リトライ3回」、「オ
フセット+1」、「オフセット−1」、「オフセット+
2」、「オフセット−2」といった具合にリトライの順
番に記述されている。ここで、「単純リトライ3回」
は、エラーの発生したセクタに対するリトライを3回行
うという意味である。
【0023】また、「オフセット+1」は、媒体5の半
径方向にヘッド11を1単位量だけ移動させるオフセッ
トシークを行い、その後にエラーの発生したセクタに対
するリトライを1回行うという意味である。「オフセッ
ト−1」も同様の意味であるが、この場合にはオフセッ
トシークの際の移動方向が「オフセット+1」の場合と
逆方向になる。
【0024】同様に、「オフセット+2」は、媒体5の
半径方向にヘッド11を2単位量だけ移動させるオフセ
ットシークを行い、その後にエラーの発生したセクタに
対するリトライを1回行うという意味である。「オフセ
ット−2」も同様の意味であるが、この場合にはオフセ
ットシークの際の移動方向が「オフセット+2」の場合
と逆方向になる。
【0025】なお、リトライテーブル9に記述された
「終了」は、各負荷レベルカウンタ値に対応するリトラ
イ処理の終了を示している。このリトライ処理の終了を
示す情報が記録されている理由は、各負荷レベルカウン
タ値に対応するリトライ処理の内容が可変長となるため
である。リトライ処理の内容が未定義の項目に関して
は、同様にリトライ処理の終了を示す情報を設定してお
く。
【0026】また、図4から分かるように、リトライテ
ーブル9には、対応する負荷レベルカウンタ値が大きく
なるほど、処理の軽い(つまり、より少ない回数で終了
に至る)リトライ処理が記述されている。例えば、負荷
レベルカウンタ値1に対応するリトライ処理では、6回
目のリトライ処理で終了に至るのに対し、負荷レベルカ
ウンタ値2に対応するリトライ処理では、4回目のリト
ライ処理で終了に至る。
【0027】次に、コマンド実行手段4は、リトライテ
ーブル9から取得したリトライ処理の内容に従って、位
置決め実行手段6及びリード/ライト実行手段7に指示
を与え、リトライを実行する(ステップ208)。例え
ば、負荷レベルカウンタの値が1の場合、コマンド実行
手段4は、最初のリトライ処理として、エラーの発生し
たセクタに対するリトライ(読み出し又は書き込み)を
3回行う。このときの位置決め実行手段6及びリード/
ライト実行手段7の動作は上記と同様である。
【0028】このリトライ処理の実行後、コマンド実行
手段4は、エラー検出手段8の検出結果より、エラーが
発生してリトライが失敗したと判断した場合には、2回
目のリトライ処理として、1単位量のオフセットシーク
後にエラーの発生したセクタに対するリトライを1回行
う。このときの位置決め実行手段6は、媒体5の半径方
向にヘッド11を1単位量移動させた後、エラーの発生
したセクタ上にヘッド11を位置決めし、リード/ライ
ト実行手段7は、該セクタに対する読み出し又は書き込
みを実行する。
【0029】以降同様にして、リトライに成功するまで
「オフセット−1」、「オフセット+2」、「オフセッ
ト−2」といったリトライ処理を順次行う。コマンド実
行手段4は、リトライを順次行っている最中にリトライ
に成功した場合、そこでリトライを終了する。また、コ
マンド実行手段4は、リトライテーブル9に記述された
リトライ処理を順次実行した結果、リトライに成功する
ことなく、リトライ処理の終了を示す情報に到達した場
合にも、そこでリトライを終了する。
【0030】リトライの完了後、コマンド実行手段4
は、リトライを行った結果を判定する(ステップ20
9)。そして、コマンド実行手段4は、リトライに成功
したと判定した場合、コマンドキュー2から取り出した
コマンドで指定された、読み出し又は書き込みすべきセ
クタが残っているかどうかを判定する(ステップ21
1)。
【0031】コマンド実行手段4は、残りのセクタが無
い場合、ステップ201に戻り、次のコマンドを取り出
すシーケンスに移る。また、残りのセクタが有る場合、
コマンド実行手段4は、残りのセクタに対する読み出し
又は書き込みを行うためにステップ205に戻る。
【0032】また、コマンド実行手段4は、ステップ2
09においてリトライに失敗(リトライテーブル9に記
述された終了を示す情報に従ってリトライを終了した場
合)したと判定したとき、コマンドの実行がエラーで終
了したことを上位装置に報告し(ステップ210)、ス
テップ201に戻り、次のコマンドを取り出すシーケン
スに移る。
【0033】次に、本実施の形態の磁気ディスク装置の
動作をより具体的な例を用いて説明する。図5は図1の
負荷レベル変換テーブル10の構成を示す図である。負
荷レベル変換テーブル10は、コマンドキュー2に格納
されたコマンドの数をインデックス値とする、負荷レベ
ル値への変換テーブルとなっている。例えば、コマンド
数が0であれば、負荷レベル値は0、コマンド数が1で
あれば、負荷レベル値は1といった具合になっている。
【0034】図6は媒体5上のトラック20のフォーマ
ットを示す図である。トラック20上のセクタ30,3
1,32・・・のうち、セクタ32,36はリトライで
回復可能なエラーセクタである。そして、初期時には、
コマンドキュー2には、何もコマンドが登録されていな
いものとする。
【0035】まず、図示しない上位装置よりコマンドが
インターフェイス制御手段1に送られると、インターフ
ェイス制御手段1は、コマンドが送られてきたことを検
出し(図2ステップ101)、コマンド受信処理を開始
する(ステップ102)。このときのコマンドは、図6
のトラック20上のセクタ30からセクタ36までのデ
ータの読み出しを指示するリードコマンドとする。そし
て、インターフェイス制御手段1は、受信したコマンド
をコマンドキュー2に格納する(ステップ103)。
【0036】ここでは、コマンドキュー2に格納された
コマンドの数が1となっているため、インターフェイス
負荷検出手段3が、コマンド数1をインデックス値とし
て負荷レベル変換テーブル10を参照すると、負荷レベ
ル値1が得られる。これにより、インターフェイス負荷
検出手段3は、負荷レベルカウンタの値を1に更新する
(ステップ104)。ステップ102〜104のコマン
ド受信処理が終了すると、ステップ101に戻り、次の
コマンドの受信に備える。
【0037】一方、コマンド実行手段4は、コマンドキ
ュー2にコマンドが格納されていることを検出すると
(図3ステップ201)、コマンドキュー2よりコマン
ドを取り出す(ステップ202)。これにより、コマン
ドキュー2に格納されたコマンドの数が0となる。
【0038】そのため、インターフェイス負荷検出手段
3が、コマンド数0をインデックス値として負荷レベル
変換テーブル10を参照すると、負荷レベル値0が得ら
れる。これにより、インターフェイス負荷検出手段3
は、負荷レベルカウンタの値を0に更新する(ステップ
203)。
【0039】続いて、コマンド実行手段4は、コマンド
キュー2より取り出したコマンドの解析を行う(ステッ
プ204)。そして、コマンド実行手段4は、解析した
コマンドの内容に従って、トラック20上のセクタ30
からセクタ36までの読み出しを位置決め実行手段6及
びリード/ライト実行手段7に指示する。この指示に応
じて、位置決め実行手段6は、媒体5のトラック20上
にヘッド11を位置決めし、リード/ライト実行手段7
は、セクタ30〜36からの読み出しを実行する(ステ
ップ205)。
【0040】このとき、トラック20上のセクタ32が
エラーセクタであるため、セクタ30,31から読み出
しを行った後、セクタ32でエラーが発生して読み出し
が終了する。ステップ206の判定において、コマンド
実行手段4は、ステップ205の読み出し処理がエラー
で終了しているため、ステップ207に進む。
【0041】ステップ207において、コマンド実行手
段4は、エラー時のリトライ処理の内容を決定するため
に、負荷レベルカウンタの参照を行う。ステップ201
〜206までの一連の処理の間に、コマンドの受信が行
われていないとすれば、コマンドキュー2に格納された
コマンドの数が0のままなので、負荷レベルカウンタの
値は、更新されておらず、0のままである。
【0042】しかし、コマンドを受信している場合に
は、図2のステップ101〜104までのシーケンスを
たどる度に、負荷レベルカウンタの更新が行われてい
る。ここで、上述のステップ201〜206までの一連
の処理の間に、2つのコマンドを受信したとすると、1
度目のコマンド受信で、コマンドキュー2に格納された
コマンドの数は1となり、コマンド数1に対応する負荷
レベル変換テーブル10の負荷レベル値は1なので、負
荷レベルカウンタの値は1に更新される。同様に、2度
目のコマンド受信で、負荷レベルカウンタの値は2に更
新される。
【0043】ステップ207において、コマンド実行手
段4は、負荷レベルカウンタの値をインデックス値とし
て、リトライテーブル9を参照する。上述のように、ス
テップ201〜206までの一連の処理の間に、2つの
コマンドを受信したとすると、負荷レベルカウンタの値
は2に更新されている。図4のリトライテーブル9にお
いて、負荷レベルカウンタ値2に対応するリトライ処理
の内容は、「単純リトライ1回」、「オフセット+
1」、「オフセット−1」といった具合に記述されてい
る。
【0044】そして、コマンド実行手段4は、リトライ
テーブル9から取得したリトライ処理の内容に従って、
位置決め実行手段6及びリード/ライト実行手段7に指
示を与え、リトライを実行する(ステップ208)。ま
ず、コマンド実行手段4は、最初のリトライ処理とし
て、エラーセクタ32に対するリトライ(読み出し)を
1回行う。
【0045】このリトライ処理の実行後、コマンド実行
手段4は、エラーが発生してリトライが失敗したと判断
した場合には、2回目のリトライ処理として、1単位量
のオフセットシーク後にエラーセクタ32に対するリト
ライを1回行う。以降同様にして、リトライに成功する
までリトライ処理を順次行う。コマンド実行手段4は、
リトライを順次行っている最中にリトライに成功した場
合、そこでリトライを終了する。
【0046】リトライ完了後、コマンド実行手段4は、
リトライを行った結果を判定する(ステップ209)。
そして、コマンド実行手段4は、リトライに成功した場
合、継続して読み出し又は書き込みすべきセクタが残っ
ているかどうかを判定する(ステップ211)。ここで
は、セクタ30からセクタ36までの読み出しを指示す
るリードコマンドに応じて、セクタ30,31の読み出
しが完了しており、セクタ32の読み出しもリトライに
よって完了している。
【0047】よって、セクタ33からセクタ36までの
読み出しが未了なので、コマンド実行手段4は、図3の
ステップ212において、読み出すべきセクタをセクタ
33〜セクタ36に再設定する。そして、コマンド実行
手段4は、ステップ205に戻って、トラック20上の
セクタ33からセクタ36までの読み出しを位置決め実
行手段6及びリード/ライト実行手段7に指示する。
【0048】このとき、トラック20上のセクタ36が
エラーセクタであるため、セクタ33,34,35から
読み出しを行った後、セクタ36でエラーが発生して読
み出しが終了する。ステップ206の判定において、コ
マンド実行手段4は、ステップ205の読み出し処理が
エラーで終了しているため、ステップ207に進む。
【0049】ステップ207において、コマンド実行手
段4は、エラー時のリトライ処理の内容を決定するため
に、負荷レベルカウンタの参照を行う。コマンドキュー
2に格納されたコマンドの数が2であった時点から現在
までの一連の処理の間に、更に2つのコマンドを受信し
たとすると、コマンドキュー2に格納されたコマンドの
数は合計4となり、コマンド数4に対応する負荷レベル
変換テーブル10の負荷レベル値は3なので、負荷レベ
ルカウンタの値は3に更新される。
【0050】そして、コマンド実行手段4は、この負荷
レベルカウンタ値3をインデックス値として、リトライ
テーブル9を参照する。続いて、コマンド実行手段4
は、リトライテーブル9から取得したリトライ処理の内
容に従って、位置決め実行手段6及びリード/ライト実
行手段7に指示を与え、リトライを実行する(ステップ
208)。このときのリトライ処理は、「単純リトライ
1回」、すなわちエラーセクタ36に対するリトライ
(読み出し)を1回行うだけで終了となる。
【0051】リトライ完了後、コマンド実行手段4は、
リトライを行った結果を判定し(ステップ209)、リ
トライに成功したと判断した場合、継続して読み出し又
は書き込みすべきセクタが残っているかどうかを判定す
る(ステップ211)。このときには全てのセクタの読
み出しが完了しているので、コマンド実行手段4は、図
3のステップ201に戻り、次のコマンドの取り出し動
作に移行する。
【0052】また、コマンド実行手段4は、ステップ2
09においてリトライに失敗してエラーを回復できなか
ったと判定した場合、コマンドの実行がエラーで終了し
たことを上位装置に報告し(ステップ210)、ステッ
プ201に戻り、次のコマンドを取り出すシーケンスに
移る。図3のステップ201〜ステップ212の処理
は、コマンドキュー2にコマンドが無くなるまで継続的
に処理される。
【0053】次に、本実施の形態の磁気ディスク装置の
効果について説明する。本実施の形態では、コマンドキ
ュー2に格納されたコマンドの数を、上位装置とのイン
ターフェイスの負荷レベルと見なしている。そして、イ
ンターフェイスの負荷が軽いときは処理の重い(終了ま
での回数が多く、処理にかかる時間が長い)リトライ処
理が行われ、負荷が重いときは処理の軽い(終了までの
回数が少なく、処理にかかる時間が短い)リトライ処理
が行われるように、インターフェイスの負荷レベルとリ
トライ処理の内容とを対応付けてリトライテーブル9に
記憶させ、リトライが必要なときにコマンド実行手段4
がリトライテーブル9を参照するようにしたので、イン
ターフェイスの負荷が重いときに、リトライにかかる時
間を削減することができる。これにより、動画が中断し
たり乱れたりするようなデータ転送の中断を防止するこ
とができる。
【0054】さらに、本実施の形態では、エラーが発生
してリトライが必要になる度に、インターフェイスの負
荷レベルを示す負荷レベルカウンタの参照を行った後
に、リトライテーブル9を参照して、リトライ処理の内
容を変えるため、1つのコマンドで複数箇所のセクタが
エラーする場合でも、リトライにかかる時間を削減する
ことができる。
【0055】[実施の形態の2]次に、本発明の第2の
実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図
7は、本発明の第2の実施の形態となる磁気ディスク装
置の動作を説明するためのフローチャート図である。本
実施の形態においても、磁気ディスク装置の構成は実施
の形態の1とほぼ同様なので、図1、図2、図4〜図
6、そして図7を用いて本実施の形態の磁気ディスク装
置の動作を説明する。
【0056】まず、図示しない上位装置よりコマンドが
インターフェイス制御手段1に送られると、インターフ
ェイス制御手段1は、コマンドが送られてきたことを検
出し(図2ステップ101)、コマンド受信処理を開始
する(ステップ102)。そして、インターフェイス制
御手段1は、受信したコマンドをコマンドキュー2に格
納する(ステップ103)。
【0057】インターフェイス負荷検出手段3は、イン
ターフェイス制御手段1によってコマンドキュー2にコ
マンドが格納されたことを検出すると、コマンドキュー
2に格納されているコマンドの数をインデックス値とし
て負荷レベル変換テーブル10を参照し、該コマンド数
に対応する負荷レベル値を取得する。そして、インター
フェイス負荷検出手段3は、取得した負荷レベル値によ
り、自身が有する負荷レベルカウンタ(不図示)の更新
を行う(ステップ104)。
【0058】負荷レベルカウンタの値は、初期設定時に
は0に設定される。負荷レベルカウンタの更新が終了す
ると、ステップ101に戻り、インターフェイス制御手
段1及びインターフェイス負荷検出手段3は、上位装置
からのコマンド受信待ち状態に移行する。
【0059】以上の一連のシーケンスは、上位装置から
コマンドが送られる度に起動され、コマンドキュー2へ
のコマンドの追加格納動作と、負荷レベルカウンタの更
新動作が行われる。以上の動作は実施の形態の1と全く
同じである。
【0060】一方、コマンド実行手段4は、コマンドキ
ュー2にコマンドが格納されていることを検出すると
(図7ステップ301)、コマンドキュー2よりコマン
ドを取り出す(ステップ302)。
【0061】このとき、コマンドキュー2よりコマンド
が取り出されると、コマンドキュー2に格納されたコマ
ンドの数が減少する。そのため、インターフェイス負荷
検出手段3は、コマンドキュー2に格納されているコマ
ンド数をインデックス値として負荷レベル変換テーブル
10を再び参照し、該コマンド数に対応する新たな負荷
レベル値を取得して、この負荷レベル値により、自身が
有する負荷レベルカウンタの更新を行う(ステップ30
3)。
【0062】続いて、コマンド実行手段4は、コマンド
キュー2より取り出したコマンドの解析を行うと共に
(ステップ304)、自身が有するリトライカウンタ
(不図示)を0に初期化する(ステップ305)。この
リトライカウンタは、リトライの回数をカウントするも
のであり、このリトライカウンタの値を参照することに
より、何回目のリトライかを容易に判別できるようにな
っている。しかも、このリトライカウンタの値は、リト
ライテーブル9上のリトライ処理の内容を示すオフセッ
ト値にもなる。
【0063】リトライカウンタの初期化後、コマンド実
行手段4は、解析したコマンドの内容に従って、位置決
め実行手段6およびリード/ライト実行手段7に指示を
与える。これにより、位置決め実行手段6は、上記コマ
ンドで指定される、媒体5のセクタ上にヘッド11を位
置決めし、リード/ライト実行手段7は、該セクタに対
する読み出し又は書き込みを実行する(ステップ30
6)。
【0064】エラー検出手段8は、読み出し又は書き込
み時に発生するエラーを検出する。媒体5に対する読み
出し又は書き込みの実行後、コマンド実行手段4は、エ
ラー検出手段8の検出結果に基づいて、エラーで終了し
たか否かをチェックする(ステップ307)。そして、
コマンド実行手段4は、正常に終了していれば、ステッ
プ301に戻り、エラーで終了しているならば、リトラ
イ処理を開始するためのステップ308に移行する。
【0065】ステップ308において、コマンド実行手
段4は、最初のリトライを行うために、負荷レベルカウ
ンタの値をインデックス値、リトライカウンタの値をオ
フセット値として、リトライテーブル9を参照する。実
施の形態の1と同様に、リトライテーブル9には、負荷
レベルカウンタの値に応じたリトライ処理の内容が記述
されている。また、リトライテーブル9には、対応する
負荷レベルカウンタ値が大きくなるほど、処理の軽いリ
トライ処理が記述されている。
【0066】前述のように、コマンド実行手段4は、負
荷レベルカウンタの値をインデックス値、リトライカウ
ンタの値をオフセット値として、リトライテーブル9を
参照する。例えば、負荷レベルカウンタの値が1で、リ
トライカウンタの値が0であれば、図4のリトライテー
ブル9から取得するリトライ処理の内容は、「単純リト
ライ3回」となり、負荷レベルカウンタの値が1で、リ
トライカウンタの値が1であれば、リトライ処理の内容
は、「オフセット+1」となる。
【0067】つまり、実施の形態の1では、特定の負荷
レベルカウンタ値に対応するリトライ処理の全内容を1
度に取得したのに対し、本実施の形態では、これらリト
ライ処理のうちの1回分だけを取得する。次に、コマン
ド実行手段4は、リトライテーブル9から取得したリト
ライ処理の内容をチェックし(ステップ309)、これ
が実行すべき内容であれば(つまり、リトライ処理の終
了を示す情報でない場合)、ステップ310に進む。
【0068】ステップ310において、コマンド実行手
段4は、リトライテーブル9から取得したリトライ処理
の内容に従って、位置決め実行手段6及びリード/ライ
ト実行手段7に指示を与え、リトライを実行する。例え
ば、負荷レベルカウンタの値が1で、リトライカウンタ
の値が0の場合、コマンド実行手段4は、最初のリトラ
イ処理として、エラーの発生したセクタに対するリトラ
イ(読み出し又は書き込み)を3回行う。
【0069】このリトライ処理の実行後、コマンド実行
手段4は、リトライを行った結果を判定する(ステップ
311)。そして、コマンド実行手段4は、エラー検出
手段8の検出結果より、エラーが発生してリトライが失
敗したと判断した場合には、リトライカウンタの値を1
増やし(ステップ314)、再びステップ308に戻っ
てリトライテーブル9の参照を行う。
【0070】また、コマンド実行手段4は、リトライに
成功したと判断した場合、コマンドキュー2から取り出
したコマンドで指定された、読み出し又は書き込みすべ
きセクタが残っているかどうかを判定する(ステップ3
12)。コマンド実行手段4は、残りのセクタが無い場
合、ステップ301に戻り、次のコマンドを取り出すシ
ーケンスに移る。また、残りのセクタが有る場合、コマ
ンド実行手段4は、残りのセクタに対する読み出し又は
書き込みを行うためにステップ305に戻る。
【0071】また、コマンド実行手段4は、ステップ3
09においてリトライテーブル9から取得した内容がリ
トライ処理の終了を示す情報であった場合、リトライを
終了し、コマンドの実行がエラーで終了したことを上位
装置に報告し(ステップ315)、ステップ301に戻
り、次のコマンドを取り出すシーケンスに移る。
【0072】次に、本実施の形態の磁気ディスク装置の
動作をより具体的な例を用いて説明する。実施の形態の
1と同様に、図6に示すトラック20上にはエラーセク
タ32,36が存在し、初期時には、コマンドキュー2
には、何もコマンドが登録されていないものとする。
【0073】まず、図示しない上位装置よりコマンドが
インターフェイス制御手段1に送られると、インターフ
ェイス制御手段1は、コマンドが送られてきたことを検
出し(図2ステップ101)、コマンド受信処理を開始
する(ステップ102)。このときのコマンドは、図6
のトラック20上のセクタ30からセクタ34までのデ
ータの読み出しを指示するリードコマンドとする。そし
て、インターフェイス制御手段1は、受信したコマンド
をコマンドキュー2に格納する(ステップ103)。
【0074】ここでは、コマンドキュー2に格納された
コマンドの数が1となっているため、インターフェイス
負荷検出手段3が、コマンド数1をインデックス値とし
て、図5の負荷レベル変換テーブル10を参照すると、
負荷レベル値1が得られる。これにより、インターフェ
イス負荷検出手段3は、負荷レベルカウンタの値を1に
更新する(ステップ104)。ステップ102〜104
のコマンド受信処理が終了すると、ステップ101に戻
り、次のコマンドの受信に備える。
【0075】一方、コマンド実行手段4は、コマンドキ
ュー2にコマンドが格納されていることを検出すると
(図7ステップ301)、コマンドキュー2よりコマン
ドを取り出す(ステップ302)。これにより、コマン
ドキュー2に格納されたコマンドの数が0となる。
【0076】そのため、インターフェイス負荷検出手段
3が、コマンド数0をインデックス値として負荷レベル
変換テーブル10を参照すると、負荷レベル値0が得ら
れる。これにより、インターフェイス負荷検出手段3
は、負荷レベルカウンタの値を0に更新する(ステップ
303)。
【0077】続いて、コマンド実行手段4は、コマンド
キュー2より取り出したコマンドの解析を行うと共に
(ステップ304)、自身が有するリトライカウンタを
0に初期化する(ステップ305)。
【0078】そして、コマンド実行手段4は、解析した
コマンドの内容に従って、トラック20上のセクタ30
からセクタ34までの読み出しを位置決め実行手段6及
びリード/ライト実行手段7に指示する。この指示に応
じて、位置決め実行手段6は、媒体5のトラック20上
にヘッド11を位置決めし、リード/ライト実行手段7
は、セクタ30〜34からの読み出しを実行する(ステ
ップ306)。
【0079】このとき、トラック20上のセクタ32が
エラーセクタであるため、セクタ30,31から読み出
しを行った後、セクタ32でエラーが発生して読み出し
が終了する。ステップ307の判定において、コマンド
実行手段4は、ステップ306の読み出し処理がエラー
で終了しているため、ステップ308に進む。
【0080】ステップ308において、コマンド実行手
段4は、エラー時のリトライ処理の内容を決定するため
に、負荷レベルカウンタの参照を行う。ステップ301
〜307までの一連の処理の間に、コマンドの受信が行
われていないとすれば、コマンドキュー2に格納された
コマンドの数が0のままなので、負荷レベルカウンタの
値は、更新されておらず、0のままである。
【0081】しかし、コマンドを受信している場合に
は、図2のステップ101〜104までのシーケンスを
たどる度に、負荷レベルカウンタの更新が行われてい
る。ここで、上述のステップ301〜307までの一連
の処理の間に、2つのコマンドを受信したとすると、1
度目のコマンド受信で、コマンドキュー2に格納された
コマンドの数は1となり、コマンド数1に対応する負荷
レベル変換テーブル10の負荷レベル値は1なので、負
荷レベルカウンタの値は1に更新される。同様に、2度
目のコマンド受信で、負荷レベルカウンタの値は2に更
新される。
【0082】ステップ308において、コマンド実行手
段4は、負荷レベルカウンタの値をインデックス値、リ
トライカウンタの値をオフセット値として、リトライテ
ーブル9を参照する。上述のように、ステップ301〜
307までの一連の処理の間に、2つのコマンドを受信
したとすると、負荷レベルカウンタの値は2であり、リ
トライカウンタの値は、まだリトライを一度も行ってい
ないために0である。
【0083】図4のリトライテーブル9において、負荷
レベルカウンタ値2、リトライカウンタ値0に対応する
リトライ処理の内容は、「単純リトライ1回」である。
次に、コマンド実行手段4は、リトライテーブル9から
取得したリトライ処理の内容をチェックし(ステップ3
09)、これが実行すべき内容であれば、ステップ31
0に進み、リトライテーブル9から取得した内容がリト
ライ処理の終了を示す情報であれば、ステップ315に
進む。
【0084】ここでは、リトライテーブル9から取得し
たリトライ処理の内容が「単純リトライ1回」なので、
ステップ310に進む。ステップ310において、コマ
ンド実行手段4は、リトライテーブル9から取得したリ
トライ処理の内容に従って、エラーセクタ32に対する
リトライ(読み出し)を位置決め実行手段6及びリード
/ライト実行手段7に指示する。
【0085】このリトライ処理の実行後、コマンド実行
手段4は、リトライを行った結果を判定する(ステップ
311)。そして、コマンド実行手段4は、エラーが発
生してリトライが失敗したと判断した場合には、リトラ
イカウンタの値を1増やす(ステップ314)。このと
き、リトライカウンタの値は、0から1インクリメント
されて、1となる。
【0086】リトライカウンタをインクリメントした
後、ステップ308に処理が戻るが、リトライ中に上位
装置よりコマンドが送信されることが十分に予測され
る。このとき、更に2つのコマンドを受信したとする
と、コマンドキュー2に格納されたコマンドの数は合計
4となり、コマンド数4に対応する負荷レベル変換テー
ブル10の負荷レベル値は3なので、負荷レベルカウン
タの値は3に更新される。
【0087】図4のリトライテーブル9において、負荷
レベルカウンタ値3、リトライカウンタ値1に対応する
リトライ処理の内容は、「終了」である。よって、コマ
ンド実行手段4は、ステップ309においてYESと判
定し、リトライを終了して、コマンドの実行がエラーで
終了したことを上位装置に報告し(ステップ315)、
ステップ301に戻り、次のコマンドを取り出すシーケ
ンスに移る。
【0088】また、リトライ中に上位装置からのコマン
ドを受信しなかった場合、負荷レベルカウンタの値は2
のままであり、かつリトライカウンタの値が1なので、
ステップ308においてリトライテーブル9から取得す
るリトライ処理の内容は、「オフセット+1」となる。
よって、コマンド実行手段4は、ステップ309におい
てNOと判定し、1単位量のオフセットシーク後にエラ
ーセクタ32に対するリトライを1回行う。
【0089】このリトライ処理の実行後、コマンド実行
手段4は、リトライを行った結果を判定する(ステップ
311)。そして、コマンド実行手段4は、リトライに
成功した場合、継続して読み出し又は書き込みすべきセ
クタが残っているかどうかを判定する(ステップ31
2)。ここでは、セクタ30からセクタ34までの読み
出しを指示するリードコマンドに応じて、セクタ30,
31の読み出しが完了しており、セクタ32の読み出し
もリトライによって完了している。
【0090】よって、セクタ33,セクタ34の読み出
しが未了なので、コマンド実行手段4は、ステップ31
3において、読み出すべきセクタをセクタ33,セクタ
34に再設定する。そして、コマンド実行手段4は、ス
テップ305に戻って、リトライカウンタを0に初期化
し、トラック20上のセクタ33,セクタ34からの読
み出しを位置決め実行手段6およびリード/ライト実行
手段7に指示する(ステップ306)。
【0091】上記と同様にステップ307〜311の処
理を実行し、ステップ312において残りのセクタがな
くなった場合、コマンド実行手段4は、コマンドの実行
を終了し、ステップ301に戻って次のコマンドの取り
出し動作に移行する。図7のステップ301〜ステップ
315の処理は、コマンドキュー2にコマンドが無くな
るまで継続的に処理される。
【0092】次に、本実施の形態の磁気ディスク装置の
効果について説明する。本実施の形態では、コマンドキ
ュー2に格納されたコマンドの数を、上位装置とのイン
ターフェイスの負荷レベルと見なしている。そして、イ
ンターフェイスの負荷が軽いときは処理の重いリトライ
処理が行われ、負荷が重いときは処理の軽いリトライ処
理が行われるように、インターフェイスの負荷レベルと
リトライ処理の内容とを対応付けてリトライテーブル9
に記憶させ、リトライが必要なときにコマンド実行手段
4がリトライテーブル9を参照するようにしたので、イ
ンターフェイスの負荷が重いときに、リトライにかかる
時間を削減することができる。これにより、動画が中断
したり乱れたりするようなデータ転送の中断を防止する
ことができる。
【0093】さらに、本実施の形態では、同一のセクタ
をリトライする度に、インターフェイスの負荷レベルを
示す負荷レベルカウンタの参照を行った後に、リトライ
テーブル9を参照して、リトライ処理の内容を変えるた
め、同一セクタのリトライ中でも、負荷レベルが高くな
ると、リトライを中断することができ、リトライにかか
る時間を削減することができる。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1又は4に記載
のように、上位装置からのコマンドをインターフェイス
制御手段で受信し、インターフェイス制御手段で受信し
たコマンドをコマンドキューに格納し、コマンドキュー
に格納されたコマンドの総数に基づいて、上位装置との
インターフェイスの負荷を検出し、リトライが必要なと
きは、検出した負荷の度合いに応じたリトライ処理の内
容をリトライテーブルより取得して、リトライ処理を実
行することにより、インターフェイスの負荷が重いとき
に、リトライにかかる時間を削減することができる。そ
の結果、動画処理用のシステムに使用される磁気ディス
ク装置では、動画が中断したり乱れたりするようなデー
タ転送の中断を防止することができる。また、エラーが
発生してリトライが必要になる度に、リトライテーブル
を参照して、リトライ処理の内容を変えるため、1つの
コマンドで複数箇所のセクタがエラーする場合でも、リ
トライにかかる時間を削減することができる。
【0095】また、請求項2又は5に記載のように、イ
ンターフェイスの負荷が軽いときは処理の重いリトライ
処理が行われ、負荷が重いときは処理の軽いリトライ処
理が行われるように、インターフェイスの負荷とリトラ
イ処理の内容とを対応付けてリトライテーブルに記憶さ
せることにより、データ転送の中断を最小限に抑え、か
つ限定された時間の中で最も有効なリトライ処理を行う
ことができる。
【0096】また、請求項3又は6に記載のように、媒
体上の同一のセクタに対してリトライを実行する度に、
リトライテーブルを参照して、その時点の負荷の度合い
に応じたリトライ処理の内容をリトライテーブルより取
得することにより、同一セクタのリトライ中でも、イン
ターフェイスの負荷が重くなると、リトライを中断する
ことができ、リトライにかかる時間を削減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す磁気ディス
ク装置のブロック図である。
【図2】 図1の磁気ディスク装置の動作を説明するた
めのフローチャート図である。
【図3】 図1の磁気ディスク装置の動作を説明するた
めのフローチャート図である。
【図4】 図1のリトライテーブルの構成を示す図であ
る。
【図5】 図1の負荷レベル変換テーブルの構成を示す
図である。
【図6】 図1の媒体上のトラックのフォーマットを示
す図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態となる磁気ディス
ク装置の動作を説明するためのフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1…インターフェイス制御手段、2…コマンドキュー、
3…インターフェイス負荷検出手段、4…コマンド実行
手段、5…媒体、6…位置決め実行手段、7…リード/
ライト実行手段、8…エラー検出手段、9…リトライテ
ーブル、10…負荷レベル変換テーブル、11…ヘッ
ド。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置との通信を行うインターフェイ
    ス制御手段と、 インターフェイス制御手段で受信したコマンドを格納す
    るためのコマンドキューと、 コマンドキューに格納されたコマンドの総数に基づい
    て、上位装置とのインターフェイスの負荷を検出する負
    荷検出手段と、 前記負荷の度合いに応じたリトライ処理の内容を予め記
    憶するリトライテーブルと、 コマンドキューからコマンドを取り出して実行し、リト
    ライが必要なときは、負荷検出手段によって検出された
    負荷の度合いに応じたリトライ処理の内容をリトライテ
    ーブルより取得して、リトライ処理を実行する実行手段
    とを有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記リトライテーブルは、前記インターフェイスの負荷
    が軽いときは処理の重いリトライ処理が行われ、負荷が
    重いときは処理の軽いリトライ処理が行われるように、
    インターフェイスの負荷とリトライ処理の内容とを対応
    付けて記憶するものであることを特徴とする磁気ディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記実行手段は、媒体上の同一のセクタに対してリトラ
    イを実行する度に、前記リトライテーブルを参照して、
    その時点の負荷の度合いに応じたリトライ処理の内容を
    リトライテーブルより取得するものであることを特徴と
    する磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 上位装置からのコマンドをインターフェ
    イス制御手段で受信し、 インターフェイス制御手段で受信したコマンドをコマン
    ドキューに格納し、 コマンドキューに格納されたコマンドの総数に基づい
    て、上位装置とのインターフェイスの負荷を検出し、 コマンドキューからコマンドを取り出して実行すると共
    に、リトライが必要なときは、検出した負荷の度合いに
    応じたリトライ処理の内容をリトライテーブルより取得
    して、リトライ処理を実行することを特徴とする磁気デ
    ィスク装置のリトライ方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の磁気ディスク装置のリト
    ライ方法において、 前記リトライテーブルに、前記インターフェイスの負荷
    が軽いときは処理の重いリトライ処理が行われ、負荷が
    重いときは処理の軽いリトライ処理が行われるように、
    インターフェイスの負荷とリトライ処理の内容とを対応
    付けて記憶させることを特徴とする磁気ディスク装置の
    リトライ方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の磁気ディスク装置のリト
    ライ方法において、 媒体上の同一のセクタに対してリトライを実行する度
    に、前記リトライテーブルを参照して、その時点の負荷
    の度合いに応じたリトライ処理の内容をリトライテーブ
    ルより取得することを特徴とする磁気ディスク装置のリ
    トライ方法。
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