JP3252316B2 - 信号発生装置 - Google Patents
信号発生装置Info
- Publication number
- JP3252316B2 JP3252316B2 JP00450596A JP450596A JP3252316B2 JP 3252316 B2 JP3252316 B2 JP 3252316B2 JP 00450596 A JP00450596 A JP 00450596A JP 450596 A JP450596 A JP 450596A JP 3252316 B2 JP3252316 B2 JP 3252316B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- output
- modulator
- matrix switch
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ＩＣテス
タに用いられる信号発生装置に関し、装置規模が小さ
く、各種の信号を出力することができる信号発生装置に
関するものである。
タに用いられる信号発生装置に関し、装置規模が小さ
く、各種の信号を出力することができる信号発生装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のＩＣテスタに用いられる信号発生
装置は、ハードウェア的に固定された構成をもってお
り、出力信号の種類ごとに信号発生装置が必要であっ
た。例えば、ＡＭ信号，ＦＭ信号，ＦＭステレオ信号を
出力する場合、それぞれ別々の信号発生装置により出力
を行っていた。
装置は、ハードウェア的に固定された構成をもってお
り、出力信号の種類ごとに信号発生装置が必要であっ
た。例えば、ＡＭ信号，ＦＭ信号，ＦＭステレオ信号を
出力する場合、それぞれ別々の信号発生装置により出力
を行っていた。
【０００３】しかし、各種の試験信号を出力することが
できるようにすると、複数の信号発生装置を必要とし、
装置規模が大きくなってしまう。また、ＩＣテスタ（信
号発生装置）の装置規模が大きくならない構成として、
メモリに試験信号を記憶させ、Ｄ／Ａ変換器とローパス
フィルタを介して、被試験対象に与える構成も考えられ
る。だが、メモリに試験信号を記憶させる時間が必要で
あり、即座に試験信号を出力することができない。この
ことは、試験時間を長時間にさせてしまう。
できるようにすると、複数の信号発生装置を必要とし、
装置規模が大きくなってしまう。また、ＩＣテスタ（信
号発生装置）の装置規模が大きくならない構成として、
メモリに試験信号を記憶させ、Ｄ／Ａ変換器とローパス
フィルタを介して、被試験対象に与える構成も考えられ
る。だが、メモリに試験信号を記憶させる時間が必要で
あり、即座に試験信号を出力することができない。この
ことは、試験時間を長時間にさせてしまう。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、装置規模が小さく、各種信号を即座に出力すること
ができる信号発生装置を実現することにある。
は、装置規模が小さく、各種信号を即座に出力すること
ができる信号発生装置を実現することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＦＭ変調器と
乗算器と加算器とを有する信号発生装置において、外部
から信号を入力する入力端子と、 外部へ信号を出力する
出力端子と、行方向（横方向）に配置される第１の信号
ラインと、前記入力端子、前記出力端子ごとに設けら
れ、行方向（横方向）に延びた第２の信号ラインと、前
記ＦＭ変調器、前記乗算器、前記加算器の入出力ごとに
設けられ、列方向（縦方向）に延びた第３の信号ライン
とを有し、第１から第３の信号ラインの各交差点を組み
合わせて接続するマトリクススイッチを具備することを
特徴とするものである。
乗算器と加算器とを有する信号発生装置において、外部
から信号を入力する入力端子と、 外部へ信号を出力する
出力端子と、行方向（横方向）に配置される第１の信号
ラインと、前記入力端子、前記出力端子ごとに設けら
れ、行方向（横方向）に延びた第２の信号ラインと、前
記ＦＭ変調器、前記乗算器、前記加算器の入出力ごとに
設けられ、列方向（縦方向）に延びた第３の信号ライン
とを有し、第１から第３の信号ラインの各交差点を組み
合わせて接続するマトリクススイッチを具備することを
特徴とするものである。
【０００６】このような本発明では、マトリクススイッ
チによりＦＭ変調器と乗算器と加算器とを組み合わせて
接続し、各種の信号を出力できる装置を構成して、信号
を出力する。
チによりＦＭ変調器と乗算器と加算器とを組み合わせて
接続し、各種の信号を出力できる装置を構成して、信号
を出力する。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を説明す
る。図１は本発明の一実施例を示した構成図である。図
において、１１，１２はＦＭ変調器で、それぞれレジス
タ２１，２２で設定される周波数のキャリアでＦＭ変調
を行う。また、変調信号が入力されない場合は発振器と
してレジスタ１１，１２に設定された周波数の信号を出
力する。３１，３２は乗算器で、２つの入力端と１つの
出力端とを有し、２つの入力端に入力された信号を乗算
する。４１，４２は加算器で、２つの入力端と１つの出
力端とを有し、２つの入力端に入力された信号を加算す
る。
る。図１は本発明の一実施例を示した構成図である。図
において、１１，１２はＦＭ変調器で、それぞれレジス
タ２１，２２で設定される周波数のキャリアでＦＭ変調
を行う。また、変調信号が入力されない場合は発振器と
してレジスタ１１，１２に設定された周波数の信号を出
力する。３１，３２は乗算器で、２つの入力端と１つの
出力端とを有し、２つの入力端に入力された信号を乗算
する。４１，４２は加算器で、２つの入力端と１つの出
力端とを有し、２つの入力端に入力された信号を加算す
る。
【０００８】５１〜５３はＤＣソースで、直流バイアス
を出力する。６１，６２は入力端子で、外部から信号を
入力する。７１は出力端子で、外部へ信号を出力する。
８０は接続部であるマトリクススイッチで、行方向（横
方向）に配置される５本の信号ライン８１と、ＦＭ変調
器１１，１２，乗算器３１，３２，加算器４１，４２の
それぞれから列方向（縦方向）に延びた各信号ライン
と、ＤＣソース５１〜５３，入力端子６１，６２，出力
端子７１のそれぞれから行方向（横方向）に延びた各信
号ラインとを有している。そして、マトリクススイッチ
８０は、信号ラインの各交差点を制御部（図示せず）の
指示により組み合わせて接続する。ここでは、信号ライ
ン８１は５本設けられているが、ＦＭ変調器や加算器、
乗算器の数に応じて、多数本配置される。
を出力する。６１，６２は入力端子で、外部から信号を
入力する。７１は出力端子で、外部へ信号を出力する。
８０は接続部であるマトリクススイッチで、行方向（横
方向）に配置される５本の信号ライン８１と、ＦＭ変調
器１１，１２，乗算器３１，３２，加算器４１，４２の
それぞれから列方向（縦方向）に延びた各信号ライン
と、ＤＣソース５１〜５３，入力端子６１，６２，出力
端子７１のそれぞれから行方向（横方向）に延びた各信
号ラインとを有している。そして、マトリクススイッチ
８０は、信号ラインの各交差点を制御部（図示せず）の
指示により組み合わせて接続する。ここでは、信号ライ
ン８１は５本設けられているが、ＦＭ変調器や加算器、
乗算器の数に応じて、多数本配置される。
【０００９】このような装置の動作を以下で説明する。
ここでは、ＡＭ信号，ＦＭ信号，ＦＭステレオ信号を出
力する場合の動作について説明する。 ＡＭ信号を出力する場合。 図２はＡＭ信号を出力する場合のマトリクススイッチ８
０の接続関係を示した図である。ここで、マトリクスス
イッチ８０において、●はラインの接続を示す。
ここでは、ＡＭ信号，ＦＭ信号，ＦＭステレオ信号を出
力する場合の動作について説明する。 ＡＭ信号を出力する場合。 図２はＡＭ信号を出力する場合のマトリクススイッチ８
０の接続関係を示した図である。ここで、マトリクスス
イッチ８０において、●はラインの接続を示す。
【００１０】マトリクススイッチ８０が、制御部の指示
を受けて、ＦＭ変調器１２とレジスタ２２と乗算器３１
と加算器４１とＤＣソース５１と入力端子６１と出力端
子７１とを組み合わせて接続することによりＡＭ信号を
出力する信号発生装置を構成する。レジスタ２２に設定
された周波数（キャリア周波数）で、ＦＭ変調器１２は
正弦波を出力する。つまり、ＦＭ変調器１２は発振器と
して動作する。加算器４１は、入力端子６１に入力され
る変調信号とＤＣソース５１からの電圧（キャリア振
幅）とを加算する。乗算器３１は、ＦＭ変調器１２から
の信号と加算器４１からの信号とを乗算し、出力端子７
１からＡＭ信号として出力する。
を受けて、ＦＭ変調器１２とレジスタ２２と乗算器３１
と加算器４１とＤＣソース５１と入力端子６１と出力端
子７１とを組み合わせて接続することによりＡＭ信号を
出力する信号発生装置を構成する。レジスタ２２に設定
された周波数（キャリア周波数）で、ＦＭ変調器１２は
正弦波を出力する。つまり、ＦＭ変調器１２は発振器と
して動作する。加算器４１は、入力端子６１に入力され
る変調信号とＤＣソース５１からの電圧（キャリア振
幅）とを加算する。乗算器３１は、ＦＭ変調器１２から
の信号と加算器４１からの信号とを乗算し、出力端子７
１からＡＭ信号として出力する。
【００１１】ＦＭ信号を出力する場合。 図３はＦＭ信号を出力する場合のマトリクススイッチ８
０の接続関係を示した図である。マトリクススイッチ８
０が、制御部の指示を受けて、ＦＭ変調器１１とレジス
タ２１と入力端子６１と出力端子７１とを組み合わせて
接続することによりＦＭ信号を出力する信号発生装置を
構成する。ＦＭ変調器１１は、変調信号を入力端子６１
を介して入力し、レジスタ２１に設定された周波数（キ
ャリア周波数）でＦＭ変調を行い、出力端子７１からＦ
Ｍ信号として出力する。
０の接続関係を示した図である。マトリクススイッチ８
０が、制御部の指示を受けて、ＦＭ変調器１１とレジス
タ２１と入力端子６１と出力端子７１とを組み合わせて
接続することによりＦＭ信号を出力する信号発生装置を
構成する。ＦＭ変調器１１は、変調信号を入力端子６１
を介して入力し、レジスタ２１に設定された周波数（キ
ャリア周波数）でＦＭ変調を行い、出力端子７１からＦ
Ｍ信号として出力する。
【００１２】ＦＭステレオ信号を出力する場合。 図４はＦＭステレオ信号を出力する場合のマトリクスス
イッチ８０の接続関係を示した図である。マトリクスス
イッチ８０が、制御部の指示を受けて、ＦＭ変調器１
１，１２とレジスタ２１，２２と乗算器３１と加算器４
１，４２と入力端子６１，６２と出力端子７１とを組み
合わせて接続することによりＦＭステレオ信号を出力す
る信号発生装置を構成する。
イッチ８０の接続関係を示した図である。マトリクスス
イッチ８０が、制御部の指示を受けて、ＦＭ変調器１
１，１２とレジスタ２１，２２と乗算器３１と加算器４
１，４２と入力端子６１，６２と出力端子７１とを組み
合わせて接続することによりＦＭステレオ信号を出力す
る信号発生装置を構成する。
【００１３】レジスタ２１，２２には、それぞれサブキ
ャリアの周波数とパイロット信号の周波数が設定されて
いる。入力端子６１，６２には、それぞれ（Ｌ＋Ｒ）信
号，（Ｌ−Ｒ）信号が入力される。そして、乗算器３１
は、ＦＭ変調器１１からの信号と、入力端子６２を介し
た（Ｌ−Ｒ）信号とを乗算する。加算器４１は、乗算器
３１からの信号と入力端子６１を介した（Ｌ＋Ｒ）信号
とを加算する。この加算した信号とＦＭ変調器１２から
の信号とを加算器４２は加算し、加算結果を出力端子７
１よりＦＭステレオ信号として出力する。ここで、ＦＭ
変調器１１，１２は発振器として動作している。
ャリアの周波数とパイロット信号の周波数が設定されて
いる。入力端子６１，６２には、それぞれ（Ｌ＋Ｒ）信
号，（Ｌ−Ｒ）信号が入力される。そして、乗算器３１
は、ＦＭ変調器１１からの信号と、入力端子６２を介し
た（Ｌ−Ｒ）信号とを乗算する。加算器４１は、乗算器
３１からの信号と入力端子６１を介した（Ｌ＋Ｒ）信号
とを加算する。この加算した信号とＦＭ変調器１２から
の信号とを加算器４２は加算し、加算結果を出力端子７
１よりＦＭステレオ信号として出力する。ここで、ＦＭ
変調器１１，１２は発振器として動作している。
【００１４】このように、ＦＭ変調器１１，１２，乗算
器３１，３２，加算器４１，４２をマトリクススイッチ
８０が組み合わせて接続するので、装置規模が小さく、
即座に各種の信号を出力することができる。
器３１，３２，加算器４１，４２をマトリクススイッチ
８０が組み合わせて接続するので、装置規模が小さく、
即座に各種の信号を出力することができる。
【００１５】なお、本発明は、制御部によりマトリクス
スイッチ８０により接続する構成を示したが、手動によ
り接続を決める構成でもよい。また、実施例の信号発生
装置は、アナログ回路で構成する例を示したが、デジタ
ル回路で構成してもよい。この場合、接続部はデータセ
レクタとなり、ＦＭ変調器１１，１２はダイレクト・デ
ジタル・シンセサイザで構成される。
スイッチ８０により接続する構成を示したが、手動によ
り接続を決める構成でもよい。また、実施例の信号発生
装置は、アナログ回路で構成する例を示したが、デジタ
ル回路で構成してもよい。この場合、接続部はデータセ
レクタとなり、ＦＭ変調器１１，１２はダイレクト・デ
ジタル・シンセサイザで構成される。
【００１６】そして、実施例において、入力端子６１，
６２を設け、外部から信号を入力する構成を示したが、
ＦＭ変調器（発振器）が発生する信号により、外部から
の信号の代わりをさせる構成でもよい。さらに、他の構
成、例えば、逆正接関数の演算器，除算器などを付加
し、接続部により組み合わせて接続することにより、さ
らに多くの種類の信号を出力することができる。つま
り、共通に使用できる構成要素は共通に使用することに
より、装置規模を小さくすることができる。
６２を設け、外部から信号を入力する構成を示したが、
ＦＭ変調器（発振器）が発生する信号により、外部から
の信号の代わりをさせる構成でもよい。さらに、他の構
成、例えば、逆正接関数の演算器，除算器などを付加
し、接続部により組み合わせて接続することにより、さ
らに多くの種類の信号を出力することができる。つま
り、共通に使用できる構成要素は共通に使用することに
より、装置規模を小さくすることができる。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、ＦＭ変調器，乗算器，
加算器をマトリクススイッチが組み合わせて接続するの
で、装置規模が小さく、即座に各種の信号を出力するこ
とができるという効果がある。
加算器をマトリクススイッチが組み合わせて接続するの
で、装置規模が小さく、即座に各種の信号を出力するこ
とができるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図２】ＡＭ信号を出力する場合のマトリクススイッチ
８０の接続関係を示した図である。
８０の接続関係を示した図である。
【図３】ＦＭ信号を出力する場合のマトリクススイッチ
８０の接続関係を示した図である。
８０の接続関係を示した図である。
【図４】ＦＭステレオ信号を出力する場合のマトリクス
スイッチ８０の接続関係を示した図である。
スイッチ８０の接続関係を示した図である。
１１，１２ ＦＭ変調器 ３１，３２ 乗算器 ４１，４２ 加算器 ８０ マトリクススイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 ＦＭ変調器と乗算器と加算器とを有する
信号発生装置において、外部から信号を入力する入力端子と、 外部へ信号を出力する出力端子と、 行方向（横方向）に配置される第１の信号ラインと、前記入力端子、前記出力端子ごとに設けられ、 行方向
（横方向）に延びた第２の信号ラインと、 前記ＦＭ変調器、前記乗算器、前記加算器の入出力ごと
に設けられ、列方向（縦方向）に延びた第３の信号ライ
ンとを有し、第１から第３の信号ラインの各交差点を組
み合わせて接続するマトリクススイッチを具備すること
を特徴とする信号発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00450596A JP3252316B2 (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00450596A JP3252316B2 (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 信号発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09197025A JPH09197025A (ja) | 1997-07-31 |
| JP3252316B2 true JP3252316B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=11585920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00450596A Expired - Fee Related JP3252316B2 (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 信号発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3252316B2 (ja) |
-
1996
- 1996-01-16 JP JP00450596A patent/JP3252316B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09197025A (ja) | 1997-07-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4003003A (en) | Multichannel digital synthesizer and modulator | |
| JP2776515B2 (ja) | デジタル周波数シンセサイザー | |
| US7187723B1 (en) | Local oscillation signal supply method and circuit therefor | |
| JPH0667673A (ja) | 新規な波形合成器 | |
| US5218156A (en) | Apparatus for combining stored waveforms to synthesize musical tones | |
| JP3252316B2 (ja) | 信号発生装置 | |
| JP3075161B2 (ja) | 多重試験信号発生装置 | |
| US4635004A (en) | Single-sideband generator suitable for integrated circuits | |
| JPH0936664A (ja) | 周波数変換回路 | |
| JP3166147B2 (ja) | 試験信号発生装置 | |
| JPH09260949A (ja) | 信号発生装置 | |
| JPS61179604A (ja) | 単側波帯信号の生成回路 | |
| RU2186456C1 (ru) | Устройство для моделирования сигналов произвольной формы | |
| JP2924655B2 (ja) | 周波数変換回路 | |
| JPH0595380A (ja) | 直交変調器 | |
| JPH04265030A (ja) | スペクトル拡散変調装置 | |
| JP2949764B2 (ja) | 信号発生回路 | |
| JPH0336445B2 (ja) | ||
| JP2685012B2 (ja) | ディジタル集積回路およびディジタルフィルタ | |
| JPH03248652A (ja) | 多値変調器 | |
| JPH09196990A (ja) | Ａｍステレオ受信器の試験装置 | |
| JPH05216474A (ja) | 効果付加装置 | |
| JPH08234746A (ja) | デジタルフィルタおよびデジタルフィルタを用いた電子楽器 | |
| JPS61162095A (ja) | 楽音発生装置 | |
| JPH04328933A (ja) | 四相位相変調回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |