JP3075161B2 - 多重試験信号発生装置 - Google Patents

多重試験信号発生装置

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JP3075161B2 JP07330725A JP33072595A JP3075161B2 JP 3075161 B2 JP3075161 B2 JP 3075161B2 JP 07330725 A JP07330725 A JP 07330725A JP 33072595 A JP33072595 A JP 33072595A JP 3075161 B2 JP3075161 B2 JP 3075161B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、被試験対
象(IC,LSIなど)にTV音声多重信号,FMステ
レオ信号などの各種多重信号を与えて試験を行うICテ
スタに用いられる多重試験信号発生装置に関し、自由度
が高く、回路規模が小さく、設定時間が短い多重試験信
号発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のICテスタに用いられる多重試験
信号発生装置において、被試験対象(IC,LSIな
ど)に多重信号を与える場合、予めメモリに被試験対象
に与える試験信号のデータを記憶させる。このメモリか
らデータを取り出して、D/A変換器でアナログ信号に
変換して、被試験対象に信号を与えていた。
【0003】このような構成の場合、以下のような問題
点があった。 被試験対象の試験には複数の多重試験信号を必要とす
るので、被試験対象に与える多重試験信号ごとにメモリ
が必要になる。 多重試験信号は、一番高い周波数に合わせてデータを
記憶しなければならないので、大容量のメモリが必要に
なる。
【0004】メモリの数を少なくした場合、複数の多
重試験信号を出力するため、メモリに長大なデータを書
き換える時間が必要になり、設定時間が長くなってしま
う。すなわち、ICテスタのテスト時間が長くなってし
まう。 変調度などの特定のパラメータを瞬時に変化させるこ
とができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、被試
験対象に与える多重試験信号の主信号,副信号とも同じ
基本(正弦波)信号でよいことに着目し、基本(正弦
波)信号から多重信号を作成することにより、自由度が
高く、回路規模が小さく、設定時間が短い多重試験信号
発生装置を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、多重試験信号
を発生して、被試験対象に与える多重試験信号発生装置
であって、正弦波信号を出力する信号発生器と、 この信
号発生器の正弦波信号と主信号の振幅値とを乗算する第
1の乗算器と、 この第1の乗算器からの信号を入力し、
遅延を行う遅延器と、前記信号発生器の正弦波信号と副
信号の振幅値とを乗算する第2の乗算器と、 この第2の
乗算器からの信号を入力し、変調を行う変調器と、前記
遅延器からの出力と変調器からの出力とを加算し、多重
試験信号を発生する加算器と、を有することを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】このような本発明では、信号発生器は正弦波信
号を出力する。この正弦波信号に、第1,第2の乗算器
は、振幅値を乗算する。遅延器は、第1の乗算器の出力
を入力し、遅延を行う。そして、変調器は、第2の乗算
器の出力を入力し、変調を行う。加算器は、遅延器から
の出力と変調器からの出力とを加算し、多重試験信号を
被試験対象に与える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示した構成図である。図
において、1は例えばダイレクト・デジタル・シンセサ
イザである信号発生器で、正弦波信号を出力する。2は
レジスタで、主信号の振幅値が設定される。3は乗算器
で、信号発生器1からの正弦波信号とレジスタ2の振幅
値とを乗算する。4は遅延器で、乗算器3からの信号を
入力し、設定される遅延量で遅延を行う。5はレジスタ
で、副信号の振幅値が設定される。6は乗算器で、信号
発生器1からの正弦波信号とレジスタ5の振幅値とを乗
算する。7は変調器で、乗算器6からの信号を入力し、
FM変調,AM変調等を行う。8は加算器で、遅延器4
からの出力と変調器7からの出力とを加算する。9は加
算器で、加算器8からの信号と他の信号発生器(図示せ
ず)からの信号とを加算し、多重試験信号を発生する。
【0009】このような装置の動作を、TV音声多重信
号を発生する場合と、FMステレオ信号を発生する場合
について以下で説明する。 TV音声多重信号を発生する場合。 図2はTV音声多重信号の周波数スペクトルを示した図
である。信号発生器1が正弦波信号を出力する。この正
弦波信号とレジスタ2の振幅値とを乗算器3は乗算し、
主(L+R)信号とする。そして、遅延器4は、乗算器
3からの主信号を20μs遅延する。
【0010】また、乗算器6は、正弦波信号とレジスタ
5の振幅値とを乗算し、副(L−R)信号とする。この
副信号を変調器7はFM変調を行う。そして、加算器8
は、遅延器4からの信号と変調器7からの信号とを加算
する。この加算された信号を、加算器9は、他の信号発
生器から発生されたパイロット信号と加算し、被試験対
象(受信機)に用いる。つまり、加算器9からの信号を
D/A変換し、ローパスフィルタを通して、被試験対象
に出力され、被試験対象の試験が行われる。
【0011】FMステレオ信号を発生する場合。 図3はFMステレオ信号の周波数スペクトルを示した図
である。信号発生器1が正弦波信号を出力する。この正
弦波信号とレジスタ2の振幅値とを乗算器3は乗算し、
主(L+R)信号とする。そして、遅延器4で、乗算器
3からの主信号を遅延を行わずに出力する。また、乗算
器6は、正弦波信号とレジスタ5の振幅値とを乗算し、
副(L−R)信号とする。この副信号を変調器7は抑圧
搬送波両側帯波振幅変調(AM−DSB−SC)を行
う。
【0012】そして、加算器8は、遅延器4からの信号
と変調器7からの信号とを加算する。この加算された信
号を、加算器9は、他の信号発生器から発生されたパイ
ロット信号と加算し、被試験対象(受信機)に用いる。
つまり、加算器9からの信号をD/A変換し、ローパス
フィルタを通して被試験対象に出力され、被試験対象の
試験が行われる。
【0013】このように、多重試験信号が、正弦波信号
から遅延器4と変調器7とを通過した信号を加算器8に
より加算して得られるので、多重試験信号をメモリに記
憶させる必要がない。そのため、回路規模を小さくする
ことができる。そして、長大な多重試験信号をメモリに
書き込まなくて良いので、設定時間が短くて良い。つま
り、ICテスタにおいては、テスト時間の短縮を図るこ
とができる。
【0014】また、多重試験信号として、主信号だけ、
副信号だけを出力したい場合、従来のメモリに記憶させ
る構成は、それぞれの試験信号をメモリに記憶させなけ
ればならない。しかし、実施例は、振幅値を“0”にす
れば、その信号を出力しなくなるので、容易に変更する
ことができ、自由度が高い。同様に、遅延器4の遅延
量,変調器7の変調度,変調方式の変更をすれば、容易
に異なる多重試験信号が出力でき、自由度が高い。そし
て、テレビ音声多重信号とFMステレオ信号とを出力す
ることができるので、自由度が高い。
【0015】なお、実施例において、デジタル回路によ
り処理を行っているが、すべての構成をアナログ回路に
してもよい。この場合、レジスタ2,5に振幅値を設定
する代わりに、アナログ信号が加算器3,6に与えられ
る。また、実施例において、基本信号として正弦波信号
を用いる構成を示したが、被試験対象の試験の内容によ
って、基本信号を三角波等にする場合もある。
【0016】そして、レジスタ2,5の値の変更によ
り、主信号,副信号の出力,非出力を制御する構成を示
したが、主信号,副信号の信号経路にスイッチ手段を設
け、主信号,副信号の出力,非出力を選択する構成にし
てもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果があ
る。多重試験信号が、1つの正弦波信号を主信号,副信
号とし、第1,第2の乗算器で振幅値を乗算し、それぞ
れ遅延器,変調器を通過させた信号を加算器により加算
して得られるので、多重試験信号をメモリに記憶させる
必要がない。そのため、回路規模を小さくすることがで
きる。そして、長大な多重試験信号をメモリに書き込ま
なくて良いので、設定時間が短く良い。また、遅延器の
遅延量,変調器の変調量,変調方式の変更をすれば、容
易に異なる多重試験信号が出力でき、自由度が高い。そ
して、テレビ音声多重信号とFMステレオ信号とを出力
することができるので、自由度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】TV音声多重信号の周波数スペクトルを示した
図である。
【図3】FMステレオ信号の周波数スペクトルを示した
図である。
【符号の説明】
4 遅延器 7 変調器 8 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/28 H04H 5/00 H04H 5/00 302

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重試験信号を発生して、被試験対象に
    与える多重試験信号発生装置であって、正弦波信号を出力する信号発生器と、 この信号発生器の正弦波信号と主信号の振幅値とを乗算
    する第1の乗算器と、 この第1の乗算器からの信号 を入力し、遅延を行う遅延
    器と、前記信号発生器の正弦波信号と副信号の振幅値とを乗算
    する第2の乗算器と、 この第2の乗算器からの信号 を入力し、変調を行う変調
    器と、 前記遅延器からの出力と変調器からの出力とを加算し、
    多重試験信号を発生する加算器と、 を有することを特徴とする多重試験信号発生装置。
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