JP3252102B2 - 推進管の取込方法 - Google Patents
推進管の取込方法Info
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- propulsion pipe
- horizontal shaft
- pipe
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Description
管等を埋設する道路上に立坑が構築できない場合に、隣
接する空地等を用いて横坑を構築し、横坑内より推進作
業を行っていく横坑推進工法において、推進管を立坑か
ら横坑内据え付けるための取込方法に関するものであ
る。
く、また、地下埋設物等にも悪影響を与えることが少な
い推進工法が多く採用されている。推進工法は、推進管
布設区間の一端に設けた発進立坑より、トンネルを形成
しながら推進管を順次地中に押圧して他方に設けた到達
立坑まで推進埋設する方法である。近年、市街地におけ
る車両の通行量はますます増加する傾向にあり、推進区
間の両端に設けられる立坑も交通の支障となり、道路上
には立坑を構築しない横坑推進工法が開発されている。
この工法は、道路に隣接した空地等を利用して立坑を構
築し、この立坑より矩形断面の管渠等を所定の立坑位置
まで推進して、管渠を通常の推進基地とするものであ
る。
は、推進管位置に推進台を設置し、立坑から掘進機や推
進管が吊り降ろされ、横坑内へ推進管を転がして推進台
に設置する方法や横坑内の上部にクレーン設備を設けて
掘進機や推進管を吊り上げて推進台まで移動する方法が
採用されている。
法の1つである回転させて転がす方法は、推進台までの
の運搬に労力を必要とし、作業効率が悪くなることや横
坑内で推進管を転がす不安定な作業となること、推進台
への据え付け時に推進管を落とし込まなければならない
ことなど安全性に問題がある。また、もう1つの取り込
み方法であるクレーン設備を用いる方法では、立坑部で
推進管を吊り上げ、横坑内の推進台位置まで運搬して据
え付けることができ、安全で作業効率の良い推進管の取
り込み据え付けが行えるが、横坑内にクレーン設備を設
置し、推進管等を吊り上げるためのスペースが必要とな
り、横坑の高さを所定の高さより大きくしなければなら
なく、クレーン設置のために横坑の製作費用が高価なも
のになるという問題点がある。
り込みや据え付けに、横坑断面を変更することなく、効
率の良い作業が行える推進管の取込方法を提供するもの
である。
管を両サイドより保持して推進管の埋設方向を決定する
ための固定保持材を有する固定式推進台を横坑軸と直各
方向となる前部と後部に設け、該固定式推進台が設置さ
れていない中間部分には、保持材を設けた移動式推進台
が配置され、該移動式推進台は横坑の先端から立坑内ま
で設置したガイド装置上を移動可能な移動手段を装備
し、推進管を立坑内より吊り降ろし移動式推進台に設置
し、ガイド装置上を移動させて横坑先端部分まで搬送
し、固定式推進台位置で移動式推進台を固定することに
よって推進管を所定の位置に据え付ける取込方法であ
る。
えられるが、横坑内での作業性を考慮した場合には矩形
断面が有効であるが、横坑内で施工される推進管の内径
及び推進延長、土質条件、施工条件等を加味して決定さ
れる。横坑の材質としては、一般にコンクリートで製作
したものが用いられるが、横坑断面が大きくなる場合に
は鋼材による製作の方が安価となり、断面寸法に応じて
経済比較の検討が行われる。
台は、従来技術である推進管を所定の高さに維持する鋼
製のまくら木と、まくら木上に推進管の埋設方向を維持
するための型鋼よりなる一対の固定保持材とから構成さ
れる。前後の固定式推進台の中間に配設される移動式推
進台は、推進管受台上に前後の固定保持材の間に入る長
さの保持材が装備されている。推進管受台の下部に設け
られる移動手段としては、横坑の先端から立坑内まで設
置したガイド装置上を安全で正確に移動できればよく、
レール上を回転する車輪構造が採用される。ガイド装置
は、移動式推進台の保持材が固定保持材の高さに合致す
るように、高さが調整されている。
方法は、固定保持材と保持材の頂部や腹部にプレートを
補強しボルト・ナット等で連結する方法や推進管受台で
固定する方法が採用される。
に吊り降ろされた推進管は移動式推進台の一対の保持材
間に据え付けされ、移動式推進台を移動手段により横坑
内に効率良く取り込む。横坑内の固定式推進台位置まで
移動式推進台を移動すると、移動式推進台を固定するこ
とにより、推進管は所定の埋設位置に据え付けられるこ
ととなる。
いて説明する。図1は、本発明の推進管の取込方法の実
施形態を示す縦断面図である。発進立坑Vからは、推進
管11の埋設位置まで、所定の長さで横坑10が構築さ
れている。横坑10内の推進管11の埋設位置には、推
進管11が所定の埋設高さとなるように鋼製のまくら木
9が設置され、まくら木9上には両サイドより一対の固
定保持材8により埋設方向を保持する固定推進台7が設
置される。横坑10の先端から立坑V内には、ガイド装
置5であるレール材が設置されている。ガイド装置5上
には、推進管受台3上に一対の保持材2を設けた移動式
推進台1に移動手段4である車輪が装備され、ガイド装
置5上を移動する。移動方法としては、人力による手動
方法でもよいし、駆動機等を用いる方法にすることも可
能である。
形態を示す平面図である。横坑10内の推進管11の埋
設位置には、固定式推進台7が前部と後部に設置されて
いる。推進管11の埋設位置の後方には、推進管11を
地中に推進埋設するための元押しジャッキ12と反力壁
13が設置されている。固定式推進台7の設置されてい
ない中間部には、ガイド装置5であるレール材が立坑V
部分まで設置されている。ガイド装置5上には、推進管
受台3と一対の保持材4及び移動手段4である車輪によ
って構成される移動式推進台1が設置されている。
5として車輪とレール材を例示したが、推進管受台3に
複数個のローラを装備したものや摩擦係数の小さい材料
を各面に装着したスライド方式を採用することもでき
る。
施形態を示す側面図である。移動式推進第1を固定式推
進台7の位置まで移動すると、前部と後部の固定保持材
8の端部と移動式推進台の保持材2の両端部とをプレー
ト13によって連結して、補強固定が行われる。
法として固定保持材8と保持材2の固定方法を例示した
が、推進管受台3で支持固定する方法を用いることも可
能である。
明する。発進立坑Vより吊り降ろされた推進管11は、
発進立坑V内のガイド装置5上に止まっている移動式推
進台1の一対の保持材2の間に据え付けられる。推進管
11の据え付けが完了すると、移動式推進台1が稼働さ
れ、ガイド装置5に沿って横坑10内に移動されてい
く。横坑10の先端部分の推進管11の埋設位置にくる
と、移動式推進台1は停止され、固定式推進台7の固定
保持材8と保持材2の位置合わせを行った後、移動式推
進台1が固定される。そして、後方の元押しジャッキ1
2により推進管12を押圧し、前方の推進管11と接続
した後、推進埋設を開始する。上記作業を順次繰り返し
ながら推進施工は実施される。
管は発進立坑内から移動式推進台によって効率良く搬送
される。また、横坑内への推進管の取込方法を移動式推
進台による横取り方式を採用しているので、推進管をク
レーン等により吊り上げたりするスペースを必要としな
いため、横坑断面を最小限とすることができ、経済的と
なる。
断面図である。
面図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】横坑の先端側壁部分より推進管を埋設して
いく横坑推進工法の推進管取込方法において、推進管を
両サイドより保持して推進管の埋設方向を決定するため
の固定保持材を有する固定式推進台を横坑軸と直角方向
となる前部と後部に設け、該固定式推進台が設置されて
いない中間部分には、保持材を設けた移動式推進台が配
設され、該移動式推進台は横坑の先端から立坑内まで設
置したガイト装置上を移動可能な移動手段を装備し、推
進管を立坑内より吊り降ろし移動式推進台に設置し、ガ
イド装置上を移動させて横坑先端部分まで搬送し、固定
式推進台位置で移動式推進台を固定することによって推
進管を所定の位置に据え付けることを特徴とする推進管
の取込方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20826697A JP3252102B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 推進管の取込方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20826697A JP3252102B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 推進管の取込方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1122380A JPH1122380A (ja) | 1999-01-26 |
JP3252102B2 true JP3252102B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=16553403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20826697A Expired - Lifetime JP3252102B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 推進管の取込方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3252102B2 (ja) |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP20826697A patent/JP3252102B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1122380A (ja) | 1999-01-26 |
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JPH0584773B2 (ja) |
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