JP3251846B2 - 半導体デバイス用テストハンドラ装置 - Google Patents

半導体デバイス用テストハンドラ装置

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JP3251846B2
JP3251846B2 JP08761096A JP8761096A JP3251846B2 JP 3251846 B2 JP3251846 B2 JP 3251846B2 JP 08761096 A JP08761096 A JP 08761096A JP 8761096 A JP8761096 A JP 8761096A JP 3251846 B2 JP3251846 B2 JP 3251846B2
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semiconductor device
test
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test head
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Inventor
敏明 木村
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ワイエイシイ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体デバイス用テ
ストハンドラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス用テストハンドラ装置
は、複数個の半導体デバイスを同時にテストするため
に、ソケットボードに取付けられた複数個のICソケッ
トにそれぞれ半導体デバイスをセットし、この複数個の
半導体デバイスをセットしたソケットボードをテスト部
に送ってテスト、評価を行っている。前記テスト部は恒
温槽よりなり、恒温槽の下部には、ソケットボードの電
極と接続される測定部を有するテストヘッドが配設され
ている。
【0003】テストヘッドの測定部は、ソケットボード
を介して半導体デバイスに電気的に接続されるものであ
るので、定期的に点検及び導通不良発生時に補修を行う
必要がある。従来、テストヘッドの点検及び補修のため
に、テストヘッドは上下動及び前後に移動可能な構造と
なっており、恒温槽よりテストヘッドを分離させること
ができるようになっている。なお、この種の半導体デバ
イス用テストハンドラ装置として、例えば特開平7−1
98780号公報があげられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体デバ
イスは、益々多ビッド化及び多ピン化の傾向にあり、リ
ード数の増加及び同時多数個測定による生産性向上の中
で、テストヘッドの測定部の拡大とテストヘッドの重量
増加を招き、またテストヘッドと測定器を接続するケー
ブル本数と重量増加は避けられない。例えば、現状のテ
ストヘッドは、1例をあげると、重量約250Kg程
度、大きさ約70cm角程度、総本数約2000本程度
であるが、今後は重量約500Kg程度、大きさ約10
0cm角程度、総本数約4000本程度となる傾向にあ
る。このことにより、従来技術では、テストヘッド移動
時の接続ケーブル処理の困難性、大型化及び設備費の上
昇を招くという問題があった。
【0005】本発明の課題は、装置の小型化及び設備費
の低減が図れる半導体デバイス用テストハンドラ装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の手段は、テスト部である恒温槽と、半導体デ
バイスを恒温槽に供給及びテスト済の半導体デバイスを
受け取って評価別に分類する移載・分類機構部と、前記
恒温槽の下方に配設され、前記半導体デバイスと電気的
に接続する測定部を有するテストヘッドとを備えた半導
体デバイス用テストハンドラ装置において、前記恒温槽
を前記テストヘッドの測定部より離反させる恒温槽移動
手段を有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1乃至
図3により説明する。本実施の形態は、テスト部である
恒温槽1と、複数個の半導体デバイス(図示せず)がセ
ットされたソケットボード2を恒温槽1に供給すると共
に、テスト済の半導体デバイスを評価別に分類する移載
・分類機構部3と、恒温槽1内のソケットボード2にセ
ットされた半導体デバイスを測定するテストヘッド10
と、恒温槽1を上下及び横方向に移動させる恒温槽移動
手段20とからなっている。ここで、移載・分類機構部
3及びテストヘッド10並びに恒温槽1内でソケットボ
ード2を上下動させる機構は公知であり、また本発明の
要旨と直接関係ないので、その詳細な説明は省略する。
【0008】移載・分類機構部3の前面には、恒温槽1
がテストヘッド10の測定部11上にセットされた状態
において、半導体デバイスをセットしたソケットボード
2を恒温槽1内に供給及び恒温槽1内より取り出すため
の開口部3aが設けられている。この開口部3aの部分
には、移載・分類機構部3より供給されたソケットボー
ド2を恒温槽1内に送るボード供給コンベア4と、恒温
槽1内より排出されたソケットボード2を移載・分類機
構部3に送るボード排出コンベア5とが配設されてい
る。これらボード供給コンベア4及びボード排出コンベ
ア5の上方には、ソケットボード2の両側面をガイドす
るボードガイド板6、7が配設されている。恒温槽1の
背面には、ボード供給コンベア4及びボード排出コンベ
ア5に対応してボード通過穴1a、1bが設けられてい
る。
【0009】テストヘッド10は、恒温槽1の下方に配
設され、ソケットボード2の電極と電気的に接続される
測定部11を有し、テストヘッド10に接続された接続
ケーブル12は図示しない測定器に接続されている。
【0010】次に恒温槽移動手段20の構造について説
明する。移載・分類機構部3の開口部3の上方には、横
方向に伸びたユニットベース板21が固定されており、
ユニットベース板21には、横方向に配設された2本の
ガイドレール22、23が上下に固定されている。ガイ
ドレール22、23の前方には、横方向移動板24が配
設され、横方向移動板24には、ガイドレール22、2
3に沿って移動可能に設けられたガイド25、26が固
定されている。ガイドレール22、23間には、該ガイ
ドレール22、23と平行に雄ねじ27が配設され、雄
ねじ27の両端は支持板28、29に回転自在に支承さ
れている。支持板18には横方向駆動用モータ30が固
定され、横方向駆動用モータ30の出力軸は雄ねじ27
に連結されている。雄ねじ27には雌ねじ(図示せず)
が螺合し、雌ねじは横方向移動板24に固定されてい
る。
【0011】横方向移動板24には、上下に配設された
2本のガイドレール35、36が左右に固定されてい
る。ガイドレール35、36の前方には、恒温槽1が配
設され、恒温槽1の上方部分には、ガイドレール35、
36に沿って移動可能に設けられたガイド37、38が
固定されている。ガイドレール35、36間には、該ガ
イドレール35、36と平行に雄ねじ39が配設され、
雄ねじ39の両端は支持板40(下方の支持板は図示せ
ず)に回転自在に支承されている。支持板40には上下
方向駆動用モータ41が固定され、上下方向駆動用モー
タ41の出力軸は雄ねじ39に連結されている。雄ねじ
39には雌ねじ(図示せず)が螺合し、雌ねじは恒温槽
1に固定されている。
【0012】そこで、半導体デバイスのテスト、評価
は、従来とほぼ同じ作用によって行われる。即ち、移載
・分類機構部3よりボード供給コンベア4によって恒温
槽1のボード通過穴1aを通して恒温槽1内に多数の半
導体デバイスをセットしたソケットボード2が供給され
る。ソケットボード2は図示しない上下駆動手段で下降
させられて該ソケットボード2の電極が測定部11のコ
ネクタに電気的に接触する。この状態で、テストヘッド
10に接続ケーブル12を介して接続された図示しない
測定器で半導体デバイスの電気特性が評価判別される。
この評価判別の結果は、図示しないホストコンピュータ
に記憶される。半導体デバイスのテストが終了すると、
ソケットボード2は恒温槽1のボード通過穴1bまで上
昇させられて測定部11より離れ、図示しない排出手段
でボード通過穴1bを通ってボード排出コンベア5上に
送られ、ボード排出コンベア5により更に移載・分類機
構部3に送られ、該移載・分類機構部3によって評価別
に分類される。
【0013】次に本実施の形態の特徴とする作用につい
て説明する。定期的な点検及び測定部11の導通不良発
生時には、まず上下方向駆動用モータ41が作動して雄
ねじ39が回転する。雄ねじ39が回転すると、雄ねじ
39に螺合している図示しない雌ねじを介して恒温槽1
がガイド37、38に沿って上昇する。続いて横方向駆
動用モータ30が作動して雄ねじ27が回転する。雄ね
じ27が回転すると、雄ねじ27に螺合している図示し
ない雌ねじを介して恒温槽1がガイド25、26に沿っ
て図1において左方向に移動する。これにより、測定部
11の上方は開放されて恒温槽1がないので、測定部1
1の点検及び補修を容易に行うことができる。
【0014】ところで、恒温槽1は、ソケットボード2
を上下動させる機構を有すればよく、小型化が図れる。
この小型化された恒温槽1を移動させ、大型化する傾向
にあるテストヘッド10、測定部11及び接続ケーブル
12は移動させないので、装置全体の小型化及び設備費
の低減が図れる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、恒温槽をテストヘッド
の測定部より離反させるように恒温槽移動手段で移動さ
せるので、装置全体の小型化及び設備費の低減が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体デバイス用テストハンドラ装置
の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】恒温槽を断面で示した正面図である。
【図3】恒温槽を断面で示した側面図である。
【符号の説明】
1 恒温槽 2 ソケットボード 3 移載・分類機構部 10 テストヘッド 11 測定部 20 恒温槽移動手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスト部である恒温槽と、半導体デバイ
    スを恒温槽に供給及びテスト済の半導体デバイスを受け
    取って評価別に分類する移載・分類機構部と、前記恒温
    槽の下方に配設され、前記半導体デバイスと電気的に接
    続する測定部を有するテストヘッドとを備えた半導体デ
    バイス用テストハンドラ装置において、前記恒温槽を前
    記テストヘッドの測定部より離反させる恒温槽移動手段
    を有することを特徴とする半導体デバイス用テストハン
    ドラ装置。
  2. 【請求項2】 前記恒温槽移動手段は、前記恒温槽を上
    下方向に移動させる上下方向移動手段と、前記恒温槽を
    横方向に移動させる横方向移動手段とからなることを特
    徴とする請求項1記載の半導体デバイス用テストハンド
    ラ装置。
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