JP3251408B2 - 光電式火災感知器 - Google Patents

光電式火災感知器

Info

Publication number
JP3251408B2
JP3251408B2 JP33598393A JP33598393A JP3251408B2 JP 3251408 B2 JP3251408 B2 JP 3251408B2 JP 33598393 A JP33598393 A JP 33598393A JP 33598393 A JP33598393 A JP 33598393A JP 3251408 B2 JP3251408 B2 JP 3251408B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
smoke
smoke density
fire
sensitivity setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33598393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07200965A (ja
Inventor
俊一 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP33598393A priority Critical patent/JP3251408B2/ja
Publication of JPH07200965A publication Critical patent/JPH07200965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3251408B2 publication Critical patent/JP3251408B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、火災判別レベルに達
した煙を検出したときに火災信号を出力する通常型、ま
たは、煙の物理量を検出し、その物理量信号を出力する
アナロブ式の光電式火災感知器に関し、特に感度調整機
能を有する光電式火災感知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光電式火災感知器の感度調整を行うの
に、従来より、透明な合成樹脂の板に煙の代わりに金属
粉等の光反射体を、反射体による光の散乱量が例えば1
0%/mの濃度の煙(2種感度)となるように混入した
光散乱板や設定用煙、設定棒等の感度設定部材を用いて
感度調整を行う方法がある。また、感度設定部材として
AS樹脂等の光透過性を有する黒色不透明のプラスチッ
ク製の透過板に、カーボン微粒子を煙粒子の代わりに任
意量混入させて作成した散乱透過板を用い、この散乱透
過板を煙検出用の発光素子と受光素子との間に挿入して
感度調整を行う方法が、本特許出願人によって先に提案
されている(特願平4−131538号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した散
乱透過板を用いて感度調整を行う従来の方法の場合は、
濃度が不安定な煙を用いないので感度設定が容易である
と共に、正確な感度設定が得られるが、煙を用いずに感
度設定を行っているため、その感度設定が正しいかどう
かを確認することが望ましい。
【0004】そこで、このような場合には、例えば光電
式火災感知器を煙試験箱に入れ、煙試験箱内で濾紙を燃
やして煙を発生させるか、あるいは、煙試験箱内に実際
に煙に類似したパラフィンの蒸気(煙)を入れ、そのと
きに光電式火災感知器から得られる受光出力が、煙試験
箱内の煙濃度に対し、所定範囲内にあるかどうかを判別
すればよい。ところが、このようにして感度設定の確認
を行った結果、感度設定が狂っていた場合には、感度調
整を再度最初からやり直す必要があり、非常に手間が掛
かり、作業効率が悪い等の問題点があった。
【0005】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、感度設定の際に感度調整が狂って
いても、これを最初からやり直さなくてもよく、容易に
感度設定の確認と補正を行うことができ、火災感知器の
歩留まり、生産性を向上できる信頼性の高い光電式火災
感知器を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る光
電式火災感知器は、煙検出用の発光素子と受光素子を有
し、受光出力を出力する火災現象検出部と、この火災現
象検出部に感度調整用の感度設定部材が挿入され、かつ
煙が存在しないときの発光素子の発光時における受光素
子の第1の受光出力、火災現象検出部に感度設定部材が
挿入されず、かつ煙が存在しないときの発光素子の発光
時における受光素子の第2の受光出力、および感度設定
部材の煙濃度を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記
憶された第1の受光出力、第2の受光出力、および散乱
透過板の煙濃度に基づいて、火災判別のための火災判別
用閾値または火災現象検出部の受光出力に対応する火災
現象の物理量を演算する演算手段と、外部からの第1の
命令により、記憶手段から第1の受光出力、第2の受光
出力、および散乱透過板の煙濃度を読み出し、外部へ出
力する読み出し手段と、外部からの第2の命令により、
火災現象検出部の受光出力、または演算手段により算出
された受光出力に対応する物理量信号を外部へ出力する
送出手段と、外部から第3の命令と新たな感度設定部材
の煙濃度を受信したとき、記憶手段に記憶されている感
度設定部材の煙濃度を受信した新たな感度設定部材の煙
濃度に書き換える書き換え手段と、外部から第3の命令
と新たな感度設定部材の煙濃度を受信したとき、記憶手
段に受信した新たな感度設定部材の煙濃度に書き込むと
共に、新たな感度設定部材の煙濃度を以後の感度設定部
材の煙濃度とする変更手段とを備えたものである。
【0007】
【0008】
【0009】
【作用】請求項1の発明においては、火災現象検出部に
感度調整用の感度設定部材が挿入されるか、または挿入
されないときで、かつ煙が存在しないときの発光素子の
発光時における受光素子の第1および第2の受光出力、
感度設定部材の煙濃度を記憶し、この記憶された第1お
よび第2の受光出力と感度設定部材の煙濃度に基づい
て、火災判別のための火災判別用閾値または火災現象検
出部の受光出力に対応する火災現象の物理量を演算す
る。そして、外部からの第1の命令により、記憶してい
る感度設定部材の煙濃度を外部に送出し、外部からの第
2の命令により、火災現象検出部の受光出力、または算
出された受光出力に対応する物理量信号を外部へ出力
し、外部から第3の命令と新たな感度設定部材の煙濃度
を受信したとき、記憶されている感度設定部材の煙濃度
を受信した新たな感度設定部材の煙濃度に書き換える。
これにより、感度設定の際に感度調整が狂っていても、
これを最初からやり直さなくてもよく、容易に感度設定
の確認と補正を行うことができ、火災感知器の歩留ま
り、生産性を向上できる。また、変更手段により外部か
ら第3の命令と新たな感度設定部材の煙濃度を受信した
とき、記憶手段に受信した新たな感度設定部材の煙濃度
に書き込むと共に、新たな感度設定部材の煙濃度を以後
の感度設定部材の煙濃度とする。これにより、さらに、
精度の高い感度設定の確認と補正を行うことができ、火
災感知器の信頼性を向上できる。
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示すブロック図であ
る。図において、1は光電式火災感知器(以下、単に火
災感知器という)、2は後述する種々の演算処理等を行
う演算手段としてのマイクロプロセッサユニット(以
下、MPUという)、3および4はそれぞれMPU2に
接続されたデータバスおよびコントロールバスである。
【0013】5はデータバス3およびコントロールバス
4を介してMPU2に接続された記憶手段としてのリー
ドオンリメモリ(以下、ROMという)であって、この
ROM5は後述する図6に示すようなフローチャートに
関連したプログラム等が予め格納されている記憶領域5
1と、共通アドレス、自己アドレス、種別、各種定数等
が予め格納されている記憶領域52とを含む。なお、自
己アドレスはROM5でなく、ディップスイッチ等の他
の記憶手段に記憶あるいは設定するようにしてもよい。
【0014】6はデータバス3およびコントロールバス
4を介してMPU2に接続された電気的に書き込み・消
去が可能な、つまり、書き換え可能な不揮発性記憶手段
としてのEEPROMである。このEEPROM6に
は、感度設定部材としての例えば散乱透過板の煙濃度
(等価)(SD0)、感度調整用の散乱透過板が挿入さ
れ、かつ煙が存在しない状態における後述の発光素子の
発光時の後述の受光素子の受光(検出)出力(SR)、
感度調整用の散乱透過板が挿入されず、かつ煙が存在し
ない状態における発光素子の無発光時の受光素子の受光
出力(N)等を記憶する。なお、このEEPROMの代
わりにバックアップ電源付きのRAM等を用いてもよ
い。
【0015】7はデータバス3およびコントロールバス
4を介してMPU2に接続された記憶手段としてのラン
ダムアクセスメモリ(以下、RAMという)であって、
このRAM7はMPU2が演算処理等を行う場合に使用
される作業領域71と、火災現象検出出力(受光出力)
の最新の複数回分(例えば、3秒毎に連続する3回分)
を更新記憶するための記憶領域72とを含む。
【0016】8はインタフェース(以下、IFという)
9、データバス3およびコントロールバス4を介してM
PU2に接続され、煙検出用発光素子、発光制御回路等
を有する発光部、10はIF9、データバス3およびコ
ントロールバス4を介してMPU2に接続され、煙検出
用受光素子、増幅回路等を有する受光部、11はIF
9、データバス3およびコントロールバス4を介してM
PU2に接続されと共に、受光部10に接続され、MP
U2の命令により受光部10の受光出力をサンプリング
してホールドするサンプルホールド回路、12はサンプ
ルホールド回路11とIF9の間に接続され、サンプル
ホールド回路11の出力をアナログ信号よりディジタル
信号に変換するA/D変換回路である。
【0017】13はIF14、データバス3およびコン
トロールバス4を介してMPU2に接続され、煙検出動
作を行わせるためのタイマ割り込みを発生するタイマ、
15はIF16、データバス3およびコントロールバス
4を介してMPU2に接続され、後述の調整装置と情報
の送受信を行うための図示せずも並直列変換回路、送信
回路、受信回路および直並列変換回路等からなる送受信
部であって、この送受信部10はまた火災受信機等と接
続されているときは、火災受信機等と情報の送受信を行
う。
【0018】図2は調整装置の一例を示す構成図であ
る。図において、20は感度調整を行うための調整器、
21は後述する種々の演算処理等を行う演算手段として
のMPU、22はMPU21に接続されたデータバスお
よびコントロールバスを含むバスである。23はバス2
2を介してMPU21に接続され、後述する図6に示す
ようなフローチャートに関連したプログラムや各種定数
等が予め格納された記憶手段としてのROM、24はバ
ス22を介してMPU21に接続され、MPU21が演
算処理等を行う場合に作業領域として使用されるRA
M、25はバス22を介してMPU21に接続された例
えばテンキー等からなる呼び出しアドレス設定回路であ
る。
【0019】26はIF27およびバス22を介してM
PU21に接続された状態信号返送要求命令用スイッ
チ、つまり、煙検出用発光素子の感度確認を行う際にオ
ンとされるスイッチ、28はIF29およびバス22を
介してMPU21に接続され、図示せずも受信回路、直
並列変換回路、並直列変換回路および送信回路等からな
る送受信手段としての送受信回路である。30はバス2
2を介してMPU21に接続され、後述の煙濃度計から
の出力をアナログ信号よりディジタル信号に変換するA
/D変換回路である。
【0020】31は煙感知器1の感度調整等を行う際に
使用される煙試験箱であって、この煙試験箱31の上側
内部に火災感知器1が取り付けられて収納される。そし
て、この火災感知器1の出力側、即ち送受信部15(図
1)の出力側が電気的に調整器20の送受信回路28の
入力側に接続される。32は煙試験箱31内の煙濃度を
測定する煙濃度計であって、その出力側が電気的にA/
D変換回路30の入力側に接続される。このように、調
整器20は火災感知器1との送受信を行うと共に、火災
感知器1に与える感度調整用の試験煙濃度も測定するよ
うになされている。
【0021】図3はこの発明の機能ブロック図であっ
て、図3(a)は火災感知器1側、図3(b)は調整器
20側をそれぞれ示している。図において、FSは煙検
出用の発光素子42と受光素子45を有し、受光出力を
出力する火災現象検出部、FMは火災現象検出部FSに
感度調整用の散乱透過板50が挿入され、かつ煙が存在
しないときの発光素子42の発光時における受光素子4
5の第1の受光出力(SR)と、火災現象検出部FSに
感度調整用の散乱透過板50が挿入されず、かつ煙が存
在しないときの発光素子42の発光時における受光素子
45の第2の受光出力(N)と、散乱透過板50の煙濃
度(SD0)とを記憶する電気的に書き換え可能な記憶
手段である。
【0022】FPは記憶手段FMに記憶された第1の受
光出力(SR)と、第2の受光出力(N)と、散乱透過
板50の煙濃度(SD0)とに基づいて、火災判別のた
めの火災判別用閾値または火災現象検出部FSの受光出
力に対応する火災現象の物理量を演算する演算手段、F
Rは調整器20からの第1の命令により、記憶手段FM
から散乱透過板50の煙濃度SD0を読み出し、調整器
20へ出力する読み出し手段、FTは調整器20からの
第2の命令により、火災現象検出部FSの受光出力、ま
たは演算手段FPにより算出された受光出力に対応する
物理量信号を調整器1へ出力する送出手段である。
【0023】FWは調整器20から第3の命令と新たな
散乱透過板50の煙濃度SD1を受信したとき、記憶手
段FMに記憶されている散乱透過板50の煙濃度SD0
を受信した新たな散乱透過板50の煙濃度SD1に書き
換える書き換え手段、FCは調整器20から第3の命令
と新たな散乱透過板50の煙濃度SD1を受信したと
き、記憶手段FMに受信した新たな散乱透過板50の煙
濃度SD1に書き込むと共に、新たな散乱透過板煙濃度
(SD1)を以後の散乱透過板の煙濃度とする変更手段
である。
【0024】ASSは火災感知器1へ感度設定用の煙を
供給する煙供給手段、ARMは火災感知器1へ供給する
煙の濃度を測定する基準測定手段、AC1は火災感知器
1へ第1の命令を送出し、当該火災感知器1から散乱透
過板の煙濃度(SD0)を収集する第1の収集手段、A
C2は火災感知器1へ第2の命令を送出し、当該火災感
知器1から火災現象検出部FSの受光出力または物理量
信号を収集する第2の収集手段である。
【0025】ADは第2の収集手段AC1によって収集
された火災現象検出部FSの受光出力または物理量信号
が、基準測定手段ARMによって測定された煙濃度に対
し、許容範囲内にあるかどうかを判別する判別手段、A
CIは判別手段ADが収集した受光出力または物理量信
号が許容範囲内でないことを判別したときに当該火災感
知器1へ第3の命令と基準測定手段ARMの測定煙濃度
に基づく新たな散乱透過板の煙濃度(SD1)とを送出
する変更指示手段である。
【0026】なお、火災現象出部FSは火災感知器1の
発光部8、受光部10、サンプルホールド回路11およ
びA/D変換回路12(共に図1)に対応し、演算手段
FPは火災感知器1のMPU2(図1)に対応し、記憶
手段FMは火災感知器1のEEPROM6(図1)に対
応し、送出手段FTは火災感知器1のMPU2、ROM
5および送受信部15(共に図1)に対応し、読み出し
手段FR、書き換え手段FW、変更手段FCは共に火災
感知器1のMPU2、ROM5および送受信部15(共
に図1)に対応する。また、煙供給手段ASSは煙試験
箱32(図2)に対応し、基準測定手段ARMは煙濃度
計32(図2)に対応し、第1および第2の収集手段A
C1、AC2は共に調整器20のMPU21、送受信回
路28(共に図2)に対応し、判別手段AD、変更指示
手段ACIは共に調整器20のMPU21(図2)に対
応する。
【0027】図4は火災感知器1の光学部に散乱透過板
を挿入した状態を示す図である。図において、40は火
災感知器1の本体、41は本体40に設けられ、発光部
8(図1)の発光素子42およびレンズ43を収納する
収納部、44は本体40に設けられ、受光部10(図
1)の受光素子45を収納する収納部、46は本体1の
光学台に設けられた収納溝47付きの遮光体であって、
この遮光体46によって発光素子42からの光は直接受
光素子45に入らないようになされている。48は遮光
体46に対向して本体1に設けられた収納溝49付きの
ラビリンス、50はその各端がそれぞれ収納溝47、4
9に挿入された散乱透過板である。この散乱透過板50
は発光素子42から放射される光Lを暗箱内に煙が侵入
したときの状態において散乱させるもので、その中には
カーボン粒子等の反射粉体Pが混入されている。
【0028】次に、図1に示したこの発明の一実施例の
動作について図5および〜図6を参照して説明する。ま
ず、火災感知器1の動作を図5を参照しながら説明す
る。なお、以下の動作説明における判定は全てMPU2
で行われる。ステップS1において、RAM7、IF
9,14、16等に対する初期設定を行い、ステップS
2において、調整器20あるいは火災受信機(図示せ
ず)からの受信信号があるかどうかを判別し、なけれ
ば、受信信号があるまで待機し、あれば、ステップS3
において、受信信号が調整器20あるいは火災受信機か
らの呼び出し信号である自己アドレスかどうかを判別
し、自己アドレスでなければ、自己アドレスを受けるま
で待機し、自己アドレスであれば、ステップS4におい
て、サムチェックコードのサム値が一致しているかどう
かを判別する。
【0029】そして、一致していなければ、一致するま
で待機し、一致したら、 ステップS5において、感度
設定装置(図示せず)からの感度設定命令かどうかを判
別し、感度設定命令であれば、感度設定装置により散乱
透過板50(図4)を用いた所定の感度設定処理を行
う。すなわち、散乱透過板50が挿入されず、かつ煙が
存在しない状態における発光部8の発光素子42の無発
光時と発光時にそれぞれ受光部10の受光素子45が受
光した各受光出力SR1とNを一旦RAM7の記憶領域
72に読み込み、その読み込みが完了したことを送受信
部15を介して感度設定装置へ送出する。
【0030】そして、感度設定装置より散乱透過板50
が火災感知器1に挿入されると、そのときの散乱透過板
50の煙濃度SD0を感度設定装置から読み込み、その
煙濃度相当の散乱透過板50が挿入され、かつ煙が存在
しない状態における発光部8の発光素子42の無発光時
と発光時にそれぞれ受光部10の受光素子45が受光し
た各受光出力SR2とSRを一旦RAM7の記憶領域7
2に読み込み、ノイズ(光)成分(散乱透過板50が挿
入されず、かつ煙が存在しない状態における発光部8の
発光素子42の無発光時と発光時にそれぞれ受光部10
の受光素子45が受光した各受光出力の差N−SR
1)、信号光成分(煙濃度相当の散乱透過板50が挿入
され、かつ煙が存在しない状態における発光部8の発光
素子42の無発光時と発光時にそれぞれ受光部10の受
光素子45が受光した各受光出力の差SR−SR2)を
演算して、これらの情報を送受信部15を介して感度設
定装置へ送出する。
【0031】また、少なくとも散乱透過板50が挿入さ
れず、かつ煙が存在しない状態における発光素子42の
発光時の受光素子45の受光出力Nと、散乱透過板50
が挿入され、かつ煙が存在しない状態における発光素子
42の発光時の受光素子45の受光出力SRと、散乱透
過板50の煙濃度S0とを、煙濃度算出あるいは火災判
別閾値の算出のため、EEPROM6に記憶する。
【0032】さて、ステップS5で感度設定命令でない
と判別されたら、ステップS7において、調整器20か
らの記憶変更命令かどうかを判別し、記憶変更命令であ
れば、ステップS8において、先にEEPROM6に記
憶されている散乱透過板濃度SD0を消去し、しかる後
後述のごとく調整器20で算出されて送られてきた新た
な散乱透過板濃度SD1に書き換え変更して記憶する。
【0033】そして、ステップS9において、書き換え
を確認するため、書き換え完了を表す信号を調整器20
へ返送し、ステップS2に戻って上述の動作を繰り返
す。一方、ステップS7で記憶変更命令でないと判別さ
れたら、ステップS10に進んで該当する命令に応じた
処理、すなわち、例えば火災受信機(図示せず)からの
受信命令信号(例えば、状態信号返送要求命令、種別返
送命令、状態情報返送命令、試験命令、試験結果返送命
令等)を解読し、受信命令に従った処理、例えば、命令
信号が状態情報返送命令であれば、RAM7の記憶領域
72から検出出力(火災現象の物理量信号、火災信号の
有無等)を読み出す等の処理を行った後、ステップS1
1において、火災感知器1の検出出力を調整器20へ返
送し、ステップS2に戻って上述の動作を繰り返す。
【0034】また、受信命令信号が、後述のごとく火災
感知器の感度を確認するための調整器20からの状態信
号の返送要求命令であれば、EEPROM6から散乱透
過板50の煙濃度SD0を読み出すと共に、RAM7の
記憶領域72から検出出力2を読み出し、ステップS1
1において散乱透過板50の煙濃度SD0と検出出力D
2を調整器20へ送出する。
【0035】ところで、火災感知器1の煙検出動作は次
のように行われる。すなわち、タイマ13が例えば3秒
毎に出力するタイマ割り込みを出力し、かつステップS
2において信号の受信がないと、MPU2は発光部8に
発光命令を送出して発光素子42を発光させる。この発
光による受光素子45の受光出力をサンプルホールド回
路11がサンプルホールドする。このサンプルホールド
回路11でホールドされた受光出力を、MPU2はA/
D変換回路12を介して読み込み、RAM7の記憶領域
72に更新記憶させる。記憶領域72にはディジタル化
された例えば最新の3回分の受光出力が記憶され、MP
U2は最新の3回分の受光出力の例えば平均値、あるい
は偏差の少なくとも2回分の受光出力の平均値を算出
し、この算出値から煙濃度D2を求めて記憶領域に現在
の検出出力として記憶する。なお、RAM7の記憶領域
72には、最新の3回分の受光出力でなく、最新の1回
分の受光出力のみを更新記憶させ、この受光出力から検
出出力として煙濃度D2を得るようにしてもよい。
【0036】次に、調整器20による火災感知器1の感
度確認およびその調整動作を図6を参照しながら説明す
る。なお、以下の動作説明における判定は全てMPU2
1で行われる。まず、ステップS21において、RAM
24、IF27,29等に対する初期設定を行う。次い
で、火災感知器1の感度確認およびその調整動作に先立
って、火災感知器1は調整器20に接続され、そして、
例えば煙検出用の発光素子の光量調整を行うために、火
災感知器1が試験煙の充満した煙試験箱31内に投入さ
れる。
【0037】そして、ステップS22において、スイッ
チ26がオンかどうかを判定し、オンでなければ、オン
になるまで待機し、オンであれば、呼び出しアドレス設
定回路25で設定された呼び出しアドレス、つまり火災
感知器1の自己アドレスを読み込んでRAM24の所定
位置に格納した後、ステップS23において、煙濃度計
32により煙試験箱31内の煙濃度D1を測定し、これ
をA/D変換回路30でA/D変換してRAM24の所
定位置に格納する。
【0038】そして、ステップS24において、火災感
知器1に対する状態信号の返送要求命令(ステップS1
1)、つまり感度を確認するための試験を行う旨の命令
を呼び出しアドレスと共に火災感知器1へ送信し、ステ
ップS25において、火災感知器1より返送信号があ
り、かつサム値が一致しているかどうかを判別し、返送
信号がないか、あるいは、あってもサム値が一致してい
なければ、ステップS26において、当該火災感知器は
異常であることを表示し、ステップS27において、処
理を終了し、ステップS23に戻って上述の動作を繰り
返す。
【0039】また、ステップS25で火災感知器1より
返送信号があり、かつサム値が一致していれば、ステッ
プS28において、返送信号に含まれる散乱透過板煙濃
度SD0と検出出力である煙濃度D2をRAM24の所
定位置に格納する。そして、ステップS29において、
RAM24より記憶している煙濃度D1とD2を読み出
して両者が等しくないかどうか、すなわち煙濃度D2が
煙濃度D1に対して許容範囲内にあるかどうかを判別
し、等しければ、当該火災感知器の光学特性にバラツキ
はなく、補正する必要はないので、ステップS30にお
いて、正常であることを表示し、ステップS31におい
て、処理を終了する。
【0040】一方、ステップS29において、煙濃度D
1とD2が等しくなければ、すなわち煙濃度D2が許容
範囲内になければ、当該火災感知器の光学特性にバラツ
キがあり、補正する必要あるので、ステップS32にお
いて、煙濃度D1、D2と火災感知器1が記憶している
散乱透過板濃度SD0から感度を補正するための新たな
適性な散乱透過板煙濃度SD1を算出する。そして、ス
テップS33において、記憶変更命令と共にステップS
32で算出されたSD1のデータを送受信回路28を介
して火災感知器1へ送信する。次いで、ステップS34
において、火災感知器1より応答信号(ステップS9)
があり、かつサム値が一致しているかどうかを判別し、
応答信号がないか、あるいは、あってもサム値が一致し
ていなければ、ステップS26に進んで、上述同様に、
当該火災感知器は異常であることを表示する等の処理を
行い、ステップS34で火災感知器1より応答信号があ
り、かつサム値が一致していれば、ステップS23に戻
って上述の動作を繰り返す。
【0041】さらに、ここで、散乱透過版50を使用し
て感度設定された火災感知器1の感度を煙を用いて補正
する方法を数式を使用して詳述する。いま、散乱透過版
50を使用して感度設定を実施した結果、火災感知器1
のEEPROM6に記憶されている各定数をN(散乱透
過板50が挿入されず、かつ煙が存在しないときの発光
素子42の発光時における受光素子45の受光出力)、
SR(散乱透過板50が挿入され、かつ煙が存在しない
ときの発光素子42の発光時における受光素子45の受
光出力)、SD0(感度設定に用いた散乱透過板50の
煙濃度)とすると、このときの受光出力の特性YXは一
般に次式で表される。
【0042】 YX=(SR÷SD0)×Dx+N (1)
【0043】ただし、上記(1)式において、DXは煙
濃度である。いま、煙濃度D1の煙試験箱31に上述の
ごとく感度設定された火災感知器1を投入したものとす
る。なお、煙濃度D1は煙濃度計32で測定された値
(ステップS23)とする。このとき、火災感知器1が
返送する信号(アナログ信号)(ステップS11)に相
当する煙濃度をD2(ステップS28)とすると、この
煙濃度D2は次式で表される。
【0044】 D2=(SD0÷SR)×(Y1−N) (2)
【0045】ただし、上記(2)式において、Y1は煙
濃度D1のときの受光出力である。ここで、散乱透過板
50を用いた感度設定が良好である場合は、D2=D1
となるが(ステップS30)、火災感知器1の光学特性
のバラツキによりD2≠D1となった場合は以下のよう
な補正を行う。すなわち、調整器20は煙濃度計32で
測定された煙濃度D1と、火災感知器1から返送された
アナログ信号相当の煙濃度D2と、火災感知器1のEE
PROM6が記憶されている散乱透過板50の煙濃度S
D0とから、次式に従って感度を補正するための新たな
散乱透過板50の煙濃度SD1を算出する(ステップ3
2)。
【0046】 SD1=(D1÷D2)×SD0 (3)
【0047】その後、調整器20は散乱透過板50の煙
濃度SD0を変更するための記憶変更命令と共に、算出
した散乱透過板50の煙濃度SD1を火災感知器1へ送
信する(ステップS33)。そして、火災感知器1側で
は、記憶変更命令を受けると、EEPROM6に記憶さ
れていた散乱透過板50の煙濃度SD0を送信されてき
た煙濃度SD1に変更して記憶する。ちなみに、上述の
ごとく感度調整を行った火災感知器1を煙濃度D1中に
投入した場合、火災感知器1から返送されるアナログ信
号に相当する煙濃度D3は次式のような値となる。
【0048】 D3=(SD1÷SR)}×(Y1−N) =(D1÷D2×SD0÷SR)}×(Y1−N) (4)
【0049】従って、上記(1)式より
【0050】 D3=D1÷D2×D2=D1 (5)
【0051】となり、火災感知器1は適正な煙濃度に相
当するアナログ信号を返送するように補正される。
【0052】このように、本実施例では、発光素子と受
光素子の間に感度調整用の散乱透過板が挿入されるか、
または挿入されないときで、かつ煙が存在しないときの
発光素子の発光時における受光部の第1および第2の受
光出力、散乱透過板の煙濃度をEEPROMに記憶し、
この記憶された第1および第2の受光出力と散乱透過板
の煙濃度に基づいて、火災判別のための火災判別用閾値
または受光部の受光出力に対応する火災現象の物理量を
MPUで演算し、調整器からの第1の命令により、EE
PROMに記憶している散乱透過板の煙濃度を調整器に
送出し、この調整器からの第2の命令により、受光部の
受光出力、またはMPUで算出された受光出力に対応す
る物理量信号を調整器へ出力し、調整器から第3の命令
と新たな散乱透過板の煙濃度を受信したとき、EEPR
OMに記憶されている散乱透過板の煙濃度を受信した新
たな散乱透過板の煙濃度に書き換えるようにしているの
で、感度設定の際に感度調整が狂っていても、これを最
初からやり直さなくてもよく、容易に感度設定の確認と
補正を行うことができ、火災感知器の歩留まり、生産性
を向上できる。
【0053】また、本実施例では、調整器から第3の命
令と新たな散乱透過板の煙濃度を受信したとき、EEP
ROMに受信した新たな散乱透過板の煙濃度に書き込む
と共に、新たな散乱透過板煙濃度を以後の散乱透過板の
煙濃度とするようにしているので、さらに、精度の高い
感度設定の確認と補正を行うことができ、火災感知器の
信頼性を向上できる。
【0054】また、本実施例では、調整器が、火災感知
器へ第1および第2のの命令を送出し、それぞれ火災感
知器から散乱透過板の煙濃度と、その受光部の受光出力
または物理量信号を収集し、収集された受光出力または
物理量信号が、煙濃度計で測定された煙濃度に対し、許
容範囲内にあるかどうかを判別し、許容範囲内でないと
きには火災感知器へ第3の命令と測定煙濃度に基づく新
たな散乱透過板の煙濃度とを送出するようにしているの
で、火災感知器が感度設定の際に感度調整が狂っていて
も、これを最初からやり直さなくてもよく、容易に感度
設定の確認と補正を行うことができ、火災感知器の歩留
まり、生産性の向上に寄与できる調整装置が得られる。
【0055】なお、上記実施例では、EEPROMに記
憶させるデータは、少なくとも受光出力および散乱透過
板の煙濃度の3つ、または、火災判別レベル(火災感知
器が通常型の場合)、あるいは、検出出力からアナログ
レベルを求めるための1つまたは複数の検出出力対アナ
ログレベルの対照データ(火災感知器がアナログ式の場
合)のいずれでもよい。また、火災判別(火災感知器が
通常型の場合)、あるいは、1つまたは複数の検出出力
対アナログレベルの対照データがEEPROMに記憶さ
れていない場合には、EEPROMに記憶されている受
光出力と煙濃度を用い、演算により火災判別レベルある
いは火災監視時の受光出力から煙の物理量を求めればよ
い。
【0056】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、煙検出用の発光素子と受光素子を有し、受光出力を
出力する火災現象検出部と、この火災現象検出部に感度
調整用の感度設定部材が挿入され、かつ煙が存在しない
ときの発光素子の発光時における受光素子の第1の受光
出力、火災現象検出部に感度設定部材板が挿入されず、
かつ煙が存在しないときの発光素子の発光時における受
光素子の第2の受光出力、および感度設定部材の煙濃度
を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された第1
の受光出力、第2の受光出力、および感度設定部材の煙
濃度に基づいて、火災判別のための火災判別用閾値また
は火災現象検出部の受光出力に対応する火災現象の物理
量を演算する演算手段と、外部からの第1の命令によ
り、記憶手段から第1の受光出力、第2の受光出力、感
度設定部材の煙濃度を読み出し、外部へ出力する読み出
し手段と、外部からの第2の命令により、火災現象検出
部の受光出力、または演算手段により算出された受光出
力に対応する物理量信号を外部へ出力する送出手段と、
外部から第3の命令と新たな感度設定部材の煙濃度を受
信したとき、記憶手段に記憶されている受信した感度設
定部材の煙濃度を受信した新たな感度設定部材の煙濃度
に書き換える書き換え手段と、外部から第3の命令と新
たな感度設定部材の煙濃度を受信したとき、記憶手段に
受信した新たな感度設定部材の煙濃度に書き込むと共
に、新たな感度設定部材の煙濃度を以後の散乱透過版の
煙濃度とする変更手段とを備えたので、感度設定の際に
感度調整が狂っていても、これを最初からやり直さなく
てもよく、容易に感度設定の確認と補正を行うことがで
き、手間が省け、火災感知器の歩留まり、生産性を向上
でき、さらに、精度の高い感度設定の確認と補正を行う
ことができ、火災感知器の信頼性を向上できるという効
果がある。
【0057】
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光電式火災感知器の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】この発明に係る光電式火災感知器の調整装置の
一実施例を示すブロック図である。
【図3】この発明の光電式火災感知器およびその調整装
置の機能ブロック図である。
【図4】図1の火災感知器の光学部に散乱透過板を挿入
した状態を示す図である。
【図5】図1の光電式火災感知器の動作説明に供するた
めのフローチャートである。
【図6】図2の調整装置の動作説明に供するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 光電式火災感知器 2、21 マイクロプロセッサユニット(MPU) 5、23 リードオンリメモリ(ROM) 6 EEPROM 7、24 ランダムアクセスメモリ(RAM) 8 発光部 10 受光部 11 サンプルホールド回路 12、30 A/D変換回路 13 タイマ 15 送受信部 20 調整器 26 スイッチ 28 送受信回路 31 煙試験箱 32 煙濃度計
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 - 17/12 G08B 29/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煙検出用の発光素子と受光素子を有し、
    受光出力を出力する火災現象検出部と、 この火災現象検出部に感度調整用の感度設定部材が挿入
    され、かつ煙が存在しないときの上記発光素子の発光時
    における上記受光素子の第1の受光出力、上記火災現象
    検出部に上記感度設定部材が挿入されず、かつ煙が存在
    しないときの上記発光素子の発光時における上記受光素
    子の第2の受光出力、および上記感度設定部材の煙濃度
    を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された上記第1の受光出力、上記第
    2の受光出力、および上記散乱透過板の煙濃度に基づい
    て、火災判別のための火災判別用閾値または上記火災現
    象検出部の受光出力に対応する火災現象の物理量を演算
    する演算手段と、 外部からの第1の命令により、上記記憶手段から上記第
    1の受光出力、上記第2の受光出力、および上記感度設
    定部材の煙濃度を読み出し、外部へ出力する読み出し手
    段と、 外部からの第2の命令により、上記火災現象検出部の受
    光出力、または上記演算手段により算出された受光出力
    に対応する物理量信号を外部へ出力する送出手段と、 外部から第3の命令と新たな感度設定部材の煙濃度を受
    信したとき、上記記憶手段に記憶されている感度設定部
    材の煙濃度を、受信した新たな感度設定部材の煙濃度に
    書き換える書き換え手段と 上記外部から第3の命令と新たな感度設定部材の煙濃度
    を受信したとき、上記記憶手段に受信した新たな感度設
    定部材の煙濃度に書き込むと共に、該新たな感度設定部
    材の煙濃度を以後の感度設定部材の煙濃度とする変更手
    段と を備えたことを特徴とする光電式火災感知器。
JP33598393A 1993-12-28 1993-12-28 光電式火災感知器 Expired - Fee Related JP3251408B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33598393A JP3251408B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 光電式火災感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33598393A JP3251408B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 光電式火災感知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07200965A JPH07200965A (ja) 1995-08-04
JP3251408B2 true JP3251408B2 (ja) 2002-01-28

Family

ID=18294489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33598393A Expired - Fee Related JP3251408B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 光電式火災感知器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3251408B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07200965A (ja) 1995-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5528519A (en) Connector for measuring apparatus
US4930095A (en) Output correction system for analog sensor
US6583404B1 (en) Photoelectric smoke detecting apparatus
CN107134105B (zh) 监视系统以及烟探测器
CA2237943C (en) Seed counting apparatus for a planter monitor
EP0658865B1 (en) Smoke detector arrangement
JP3251407B2 (ja) 光電式火災感知器および調整装置
EP0571841B1 (en) Sensitivity measuring apparatus for use with a fire detector
JP3251408B2 (ja) 光電式火災感知器
CN112965075B (zh) 寻址判定方法、装置、设备及存储介质
JP2760509B2 (ja) 火災警報装置
US4498140A (en) Automated self calibrating exposure computer
JP3213664B2 (ja) 光電式火災感知器および調整装置
JP2625471B2 (ja) 汚れ補正機能付き火災警報装置
JPH11112318A (ja) 検知装置及びその出力設定方法
EP0440956A2 (en) Method and apparatus of photodetection
JP4321890B2 (ja) 色検出装置
JP3814106B2 (ja) 座標検出装置
JPH01221623A (ja) 電子天びん
JP2724160B2 (ja) 減光式火災警報装置のレベル調整装置
JP2515903Y2 (ja) 検出スイッチ装置
US6019500A (en) Method and apparatus for measuring cumulative time
JP3318040B2 (ja) 火災感知器
JPH07168984A (ja) 煙感知器およびその試験装置
JP2003296847A (ja) 火災感知器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071116

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091116

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees