JP3250434B2 - パイプ溶接の再スタート方法及びその装置 - Google Patents

パイプ溶接の再スタート方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプ溶接の再ス
タート方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パイプの形成方法としては金属テープ
を、その長手方向と中心軸とが平行になるように円筒型
に成型しつつ長手方向に移動させ、その境目をTIG溶
接で溶接する方法がある。
【0003】図6は従来のパイプ溶接方法を適用したパ
イプ溶接装置の概念図である。
【0004】同図において、1は金属テープが円筒状に
成型されたワークとしての管体2を、進行方向(矢印A
方向)に移動させる管体移動手段である。管体移動手段
1の出口側に送出された管体2の下側には接地ブラシ3
が設けられている。管体移動手段1の出口側の管体2の
上側には、溶接トーチ4が固定されており、その電極5
が管体2の境目に接近するようになっている。接地ブラ
シ3及び溶接トーチ4は溶接電源6に接続されている。
これら管体移動手段1、接地ブラシ3、溶接トーチ4及
び溶接電源6でパイプ溶接装置7が構成されている。
尚、フィラーワイヤ、冷却系統及びイナートガス系統は
省略されている。
【0005】図6に示すパイプ溶接装置7において、図
7に示すようなワーク移動速度で管体を移動させると共
に図8に示すような溶接電流を溶接トーチに供給するこ
とによりパイプ8が形成される。尚、図7は図6示した
パイプ溶接装置のワーク移動速度を示す図であり、横軸
が時間軸、縦軸がワーク移動速度軸である。図8は図6
に示したパイプ溶接装置の溶接電流を示す図であり、横
軸が時間軸、縦軸が溶接電流軸である。但し、図7の時
間軸と図8の時間軸とは共通である。
【0006】このようなパイプ溶接装置において、故障
や停電等何らかの原因で一旦溶接を中断し、再びパイプ
溶接を行う場合、再スタートをした部分に溶接不良が生
じることがあったが従来はそれほど問題とならなかっ
た。
【0007】これは再スタート部が完全に定常の状態の
製品と同等になる必要がなく、その技術についての検討
もあまりされていなかったためである。
【0008】しかし、パイプの品質や歩留まり向上の要
求が次第に増加しつつあるので、パイプの再スタートが
試みられるようになってきた。
【0009】パイプ溶接の再スタートについてはわずか
にタフレックス機(金属テープを長手方向に丸め、その
突き合わせ目を溶接すると共に、全体に波型加工を施す
機である。)で行われていたが、それは単にワークを溶
接トーチの部分でワークの進行方向とは逆の方向に戻す
方法である。この方法は溶接トーチについては特に工夫
はなく、ただ単に溶接をスタートするだけである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した従来の
方法では、ワークを戻すことで溶接部を重ねて再溶接す
るが、パイプ溶接装置は再溶接してもすぐには立ち上が
らないため、ワークの移動が先行してアークが溶接すべ
き箇所に十分に発生せず溶接できない部分が生じたり、
逆にワークの移動開始が遅れてアークが溶接すべき箇所
に発生し過ぎて穴が開いたりするので、溶接の再スター
トが成功する確率は低く不安定になりがちであった。さ
らにワークには成型工程があり大型化し、重量も大きく
なった場合、成型後のワークを逆方向へ戻すことは非常
に困難である。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、溶接を一時中断した後のパイプ溶接の再スタートが
何度でも簡単に行え、しかも溶接状態が定常時と同様に
行えるパイプ溶接の再スタート方法及びその装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、金属テープを円筒状に成型した管体を長手
方向に沿って移動させつつ管体の境目を溶接してパイプ
を形成する際に溶接を一時中断した後で再度パイプ溶接
を行うパイプ溶接の再スタート方法において、上記管体
を停止させたまま、溶接トーチを原点から管体の進行方
向に移動させ、溶接トーチが所定の位置、即ち、溶接開
始点に到達すると、溶接電流を流して管体をヒートアッ
プし溶接電流が増加して一定値に到達した後、溶接トー
チを逆方向に移動させると共に溶接トーチに通常の値の
溶接電流を供給し、原点を経て原点から一定距離だけ離
れた位置、即ち、溶接停止点に到達すると溶接電流の溶
接トーチへの供給を停止して溶接を一旦停止した後、溶
接トーチを原点に復帰させ、上記管体を進行方向に移動
させつつ溶接トーチに通常の値の溶接電流を再度供給す
るものである。
【0013】また、本発明は、金属テープを円筒状に成
型した管体を長手方向に沿って移動させる管体移動手段
と、管体の境目を溶接してパイプを形成するための溶接
トーチと、該溶接トーチに溶接電流を供給する電源と、
上記溶接トーチを上記管体の長手方向に沿って移動させ
る溶接トーチ移動手段と、パイプ溶接を一時中断した後
で再スタートする時に上記管体を停止させたまま、溶接
トーチを原点から管体の進行方向に移動させ、溶接トー
チが所定の位置、即ち、溶接開始点に到達すると、溶接
電流を流して管体をヒートアップし溶接電流が増加して
一定値に到達した後、溶接トーチを逆方向に移動させる
と共に溶接トーチに通常の値の溶接電流を供給し、原点
を経て原点から一定距離だけ離れた位置、即ち、溶接停
止点に到達すると溶接電流を停止して溶接を一旦停止し
た後、溶接トーチを原点に復帰させ、上記管体を進行方
向に移動させつつ溶接トーチに通常の値の溶接電流を再
度供給させる制御手段とを備えたものである。
【0014】上記構成によって、パイプ溶接を再スター
トする時は、管体を停止させたまま溶接トーチを管体の
進行方向に移動させた後、所定の位置から一定の位置ま
で溶接トーチに溶接電流が供給されるので、ワークの溶
接中断部分の前後が予熱(ヒートアップ)される。ワー
クが予熱された後溶接トーチを原点に復帰させることに
より、パイプ溶接の一時中断がなかった場合と同様の状
態となり定常溶接が行える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0016】図1は本発明のパイプ溶接の再スタート方
法を適用したパイプ溶接装置の一実施の形態を示す概念
図である。尚、図6に示した従来例と同様の部材には共
通の符号を用いた。
【0017】同図において、1は金属テープがその長手
方向と中心軸とが平行になるように円筒状に成型された
ワークとしての管体2を、進行方向(矢印A方向)に移
動させる管体移動手段であり、例えば管体2を挟むよう
に配置された複数のローラと、各ローラを回転させるモ
ータとで構成されている(図示せず)。管体移動手段1
の出口側に送出された管体2の下側には接地ブラシ3が
設けられ、管体2が接地ブラシ3上を摺動するようにな
っている。管体移動手段1の出口側の管体2の上側には
管体2と平行になるようにスクリュー9が図示しない支
持部材で配置され、そのスクリュー9の一端(図では右
端)はモータ10の出力軸に連結されている。スクリュ
ー9には溶接トーチ4の支持部材11が係合している。
スクリュー9と管体2との間の距離hは溶接トーチ4の
電極(例えばタングステン電極)5が管体2の境目に接
近するように設定されている。溶接トーチ4は、スクリ
ュー9の回転によって管体2に沿って平行移動できるよ
うになっている(例えばモータ10が正回転するときは
矢印A方向に移動し、モータ10が逆回転するときは矢
印Aとは逆方向に移動する)。これらスクリュー9及び
モータ10で溶接トーチ移動手段12が構成されてい
る。
【0018】6は溶接電源であり、その出力線13,1
4は接地ブラシ3と溶接トーチ4の電極5とにそれぞれ
接続されている。
【0019】15は管体移動手段1による管体2の移
動、停止、溶接トーチ移動手段12のモータ10の正回
転、逆回転、停止、溶接電源6の溶接電流を制御する制
御手段であり、例えばマイクロコンピュータが用いられ
ている。マイクロコンピュータ15は、溶接トーチ移動
手段12による溶接トーチ4の原点P0、所定の位置
(溶接開始点)P1或いは一定の位置(溶接停止点)P
2への到達を時間で管理するようになっている。
【0020】尚、説明を簡単にするため、溶接ロッド供
給系統、イナートガス系統及び冷却系統は省略されてい
る。
【0021】次に本パイプ溶接装置によるパイプ溶接の
動作について図1〜図5を参照して説明する。
【0022】図2は図1に示したパイプ溶接装置の再ス
タート動作を示すフローチャートであり、図3は図1に
示した溶接トーチの位置関係を示す図である。図4は図
1に示したパイプ溶接装置の溶接トーチの移動速度を示
す図であり、横軸が時間軸、縦軸がトーチ移動速度軸で
ある。図5は図1に示したパイプ溶接装置の溶接電流を
示す図であり、横軸が時間軸、縦軸が溶接電流軸であ
る。但し、図4の時間軸と図5の時間軸とは共通であ
る。
【0023】まず、定常溶接を開始すると、図1に示す
マイクロコンピュータ15が溶接トーチ4を原点P0
(図3(a))に固定したまま、図7に示すようなワー
ク移動速度で管体2を矢印A方向へ移動させると共に、
図8に示すような溶接電流を溶接電源6から溶接トーチ
4に供給させる。溶接トーチ4の電極5と管体2との間
でアークが発生し、図示しないフィラーワイヤが供給さ
れ、管体2の境目が溶接されてパイプ8が形成される
(図2、ステップS−1)。
【0024】今、何らかの原因でパイプ溶接が一時中断
したとする。このとき、ワークとしての管体2の移動が
停止し、溶接トーチ4への溶接電流の供給が停止して定
常溶接が停止する(図2、ステップS−2)。
【0025】このような状態でパイプ溶接が再スタート
すると、マイクロコンピュータ15は、管体移動手段1
を停止させたまま、溶接トーチ移動手段12のモータ1
0を正回転させて溶接トーチ4を溶接開始点P1へ移動
させる(図2、ステップS−3)。尚、このときの溶接
トーチ4は管体2の進行方向(矢印A方向)と同方向
(矢印B方向)に移動する(図3(b))。
【0026】溶接トーチ4が溶接開始点P1に到達する
と、マイクロコンピュータ15がこれを検知し、溶接電
源6から溶接トーチ4に一定の溶接電流を供給し(図
2、ステップS−4)、モータ10を正回転から逆回転
に切り替えて溶接トーチ4を溶接停止点P2まで移動さ
せる(図2、ステップS−5)。尚、このときの溶接ト
ーチ4は管体2の進行方向(矢印A方向)と逆方向(矢
印C)に、原点P0を経て溶接停止点P2へ移動する
(図3(c))。
【0027】ここで図7及び図8より、溶接トーチ4が
移動し始める前に管体2をヒートアップするための電流
が一定時間流れるのが分かる。溶接電流が増加して一定
値に到達すると、僅かにタイミングが遅れて溶接トーチ
4が移動し始めるようになっているのが分かる。
【0028】溶接トーチ4が原点P0を通過し、溶接停
止点P2に到達すると、マイクロコンピュータ15がこ
れを検知し、溶接トーチ4への溶接電流の供給を停止
し、僅かに遅れてモータ10の回転を停止させる。この
状態で原点から右側は管体の境目が溶接されてパイプが
形成された状態となっている(図2、ステップS−
6)。
【0029】マイクロコンピュータ15は、モータ10
を正回転させて溶接トーチ4を原点P0に復帰させる
(図2、ステップS−7)。尚、このとき溶接トーチ4
は管体2の進行方向と同じ矢印D方向に移動する(図3
(d))。
【0030】溶接トーチ4が原点P0に復帰すると、マ
イクロコンピュータ15が、溶接トーチ4を原点P0に
固定させたまま、管体移動手段1のモータを作動させて
管体2を進行方向(矢印A方向)に移動させると共に、
溶接電源6から溶接トーチ4に溶接電流を供給させる。
すなわち再び定常溶接が開始されてパイプ8が形成され
る(図2、ステップS−1)。尚、このときの溶接トー
チ4の位置は図3(e)に示すようになっている。
【0031】以上本実施の形態において、パイプ溶接を
再スタートする前に、溶接が中断した部分を中心に溶接
トーチ4が管体2の前後に移動しつつ溶接トーチ4に溶
接電流が供給されるので、管体2の溶接中断部分の前後
が予熱(ヒートアップ)される。このためパイプ溶接の
再スタートを行っても溶接の一時中断がなかった場合と
同様の状態となり定常溶接を行うことができる。
【0032】尚、本実施の形態では溶接トーチ4の移動
にスクリュー9とモータ10とを用いたが、これに限定
されるものではなく、リニアモータやシリンダ等を用い
てもよい。また、本実施の形態ではパイプ溶接の再スタ
ートが1回の場合で説明したが、限定されるものではな
く、何回でも再スタートしてもよい。さらに本実施の形
態ではTIG溶接方法を用いた場合で説明したが、これ
に限定されずMIG溶接方法に適用してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0034】パイプ溶接を再スタートする前に、溶接が
中断した部分を中心に溶接トーチが前後に移動しつつ溶
接電流が供給されてワークの溶接中断部分の前後が予熱
されるので、溶接を一時中断した後のパイプ溶接の再ス
タートが何度でも簡単に行え、しかも溶接状態が定常時
と同様に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパイプ溶接の再スタート方法を適用し
たパイプ溶接装置の一実施の形態を示す概念図である。
【図2】図1に示したパイプ溶接装置の再スタート動作
を示すフローチャートである。
【図3】図1に示したパイプ溶接装置の溶接トーチの位
置関係を示す図である。
【図4】図1に示したパイプ溶接装置の溶接トーチの移
動速度を示す図である。
【図5】図1に示したパイプ溶接装置の溶接電流を示す
図である。
【図6】従来のパイプ溶接方法を適用したパイプ溶接装
置の概念図である。
【図7】図6示したパイプ溶接装置のワーク移動速度を
示す図である。
【図8】図6に示したパイプ溶接装置の溶接電流を示す
図である。
【符号の説明】
1 管体移動手段 2 管体 3 接地ブラシ 4 溶接トーチ 6 溶接電源 8 パイプ 12 溶接トーチ移動手段 15 制御手段(マイクロコンピュータ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 真一 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (72)発明者 佐藤 義信 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (56)参考文献 特開 平6−262346(JP,A) 特開 昭60−46869(JP,A) 特開 平6−254676(JP,A) 特開 昭53−95155(JP,A) 特開 昭58−176077(JP,A) 特開 昭60−108176(JP,A) 特開 平8−319518(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 9/00 B21C 37/08 B23K 9/025 B23K 9/12 B23K 9/235

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属テープを円筒状に成型した管体を長手
    方向に沿って移動させつつ管体の境目を溶接してパイプ
    を形成する際に溶接を一時中断した後で再度パイプ溶接
    を行うパイプ溶接の再スタート方法において、上記管体
    を停止させたまま、溶接トーチを原点から管体の進行方
    向に移動させ、溶接トーチが所定の位置、即ち、溶接開
    始点P 1 に到達すると、溶接電流を流して管体をヒート
    アップし溶接電流が増加して一定値に到達した後、溶接
    トーチを逆方向に移動させると共に溶接トーチに通常の
    値の溶接電流を供給し、原点を経て原点から一定距離だ
    け離れた位置、即ち、溶接停止点P 2 に到達すると溶接
    電流の溶接トーチへの供給を停止して溶接を一旦停止し
    た後、溶接トーチを原点に復帰させ、上記管体を進行方
    向に移動させつつ溶接トーチに通常の値の溶接電流を再
    度供給することを特徴とするパイプ溶接の再スタート
    法。
  2. 【請求項2】金属テープを円筒状に成型した管体を長手
    方向に沿って移動させる管体移動手段と、管体の境目を
    溶接してパイプを形成するための溶接トーチと、該溶接
    トーチに溶接電流を供給する電源と、上記溶接トーチを
    上記管体の長手方向に沿って移動させる溶接トーチ移動
    手段と、パイプ溶接を一時中断した後で再スタートする
    時に上記管体を停止させたまま、溶接トーチを原点から
    管体の進行方向に移動させ、溶接トーチが所定の位置
    即ち、溶接開始点P 1 に到達すると、溶接電流を流して
    管体をヒートアップし溶接電流が増加して一定値に到達
    した後、溶接トーチを逆方向に移動させると共に溶接ト
    ーチに通常の値の溶接電流を供給し、原点を経て原点か
    ら一定距離だけ離れた位置、即ち、溶接停止点P 2 に到
    達すると溶接電流を停止して溶接を一旦停止した後、溶
    接トーチを原点に復帰させ、上記管体を進行方向に移動
    させつつ溶接トーチに通常の値の溶接電流を再度供給さ
    せる制御手段とを備えたことを特徴とするパイプ溶接装
    置。
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