JP3249926B2 - 油揚食品製造装置 - Google Patents
油揚食品製造装置Info
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- JP3249926B2 JP3249926B2 JP33361896A JP33361896A JP3249926B2 JP 3249926 B2 JP3249926 B2 JP 3249926B2 JP 33361896 A JP33361896 A JP 33361896A JP 33361896 A JP33361896 A JP 33361896A JP 3249926 B2 JP3249926 B2 JP 3249926B2
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- food
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品生地に水性インキ
によってプリントする油揚食品製造装置、さらに詳しく
は、プリントされた水性インキを短時間のうちに乾燥さ
せて直ちに次の工程を行うことができる印刷装置を利用
した油揚食品製造装置に関する。
によってプリントする油揚食品製造装置、さらに詳しく
は、プリントされた水性インキを短時間のうちに乾燥さ
せて直ちに次の工程を行うことができる印刷装置を利用
した油揚食品製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水性インキによって食品生地に印刷する
従来技術としては、特公昭57ー30454号におい
て、所定の形状の食品生地を成形するための生地成形移
送部、及び成形された食品生地に食用インキによってプ
リントするスクリーン印刷部を有する絵模様つきビスケ
ット類生地製造装置が開示されている。このビスケット
類生地製造装置においては、成形された食品生地に対す
るスクリーン印刷を行う位置のずれを調節するために、
印刷位置を成形された食品生地の搬送方向すなわち前後
方向及びこれと直交する左右方向にずらすための同期調
整装置を設けている。
従来技術としては、特公昭57ー30454号におい
て、所定の形状の食品生地を成形するための生地成形移
送部、及び成形された食品生地に食用インキによってプ
リントするスクリーン印刷部を有する絵模様つきビスケ
ット類生地製造装置が開示されている。このビスケット
類生地製造装置においては、成形された食品生地に対す
るスクリーン印刷を行う位置のずれを調節するために、
印刷位置を成形された食品生地の搬送方向すなわち前後
方向及びこれと直交する左右方向にずらすための同期調
整装置を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水性インキによってプ
リントされた物品は、プリントがなるべく早く乾燥して
直ちに次の工程に進むことができることが製造効率を高
めるために望ましい。例えば、ポテトチップ生地に水性
インキによってプリントしたものは、プリントの約10
秒後にフライヤーにて油揚げ工程を開始することが可能
である。しかし、上述した特公昭57ー30454号に
おいて開示された絵模様つきビスケット類生地製造装置
等においては、水性インキをプリントされたポテトチッ
プ生地をこのような搬送速度でフライヤーへ搬送する
と、水性インキが未乾燥のままフライヤーに入り、水性
インキがフライヤーの揚げ油によって溶かされ、揚げ油
が水性インキによって染まる。その結果、油揚げされた
ビスケット類生地が水性インキによって汚れるという問
題が発生することになる。また、上記高速型のポテトチ
ップの製造装置において、生地に印刷した後カッターで
裁断し、すなわち成形装置において帯状生地を所望の形
状に裁断し、これを油揚げすることも行われている。こ
の場合、未乾燥のインキがカッターに付着してその後生
地のカット面に付着する問題があった。これらの問題を
避けるためには、搬送速度を下げて水性インキの乾燥時
間を長く取り、すなわち製造効率を下げなければなかっ
た。
リントされた物品は、プリントがなるべく早く乾燥して
直ちに次の工程に進むことができることが製造効率を高
めるために望ましい。例えば、ポテトチップ生地に水性
インキによってプリントしたものは、プリントの約10
秒後にフライヤーにて油揚げ工程を開始することが可能
である。しかし、上述した特公昭57ー30454号に
おいて開示された絵模様つきビスケット類生地製造装置
等においては、水性インキをプリントされたポテトチッ
プ生地をこのような搬送速度でフライヤーへ搬送する
と、水性インキが未乾燥のままフライヤーに入り、水性
インキがフライヤーの揚げ油によって溶かされ、揚げ油
が水性インキによって染まる。その結果、油揚げされた
ビスケット類生地が水性インキによって汚れるという問
題が発生することになる。また、上記高速型のポテトチ
ップの製造装置において、生地に印刷した後カッターで
裁断し、すなわち成形装置において帯状生地を所望の形
状に裁断し、これを油揚げすることも行われている。こ
の場合、未乾燥のインキがカッターに付着してその後生
地のカット面に付着する問題があった。これらの問題を
避けるためには、搬送速度を下げて水性インキの乾燥時
間を長く取り、すなわち製造効率を下げなければなかっ
た。
【0004】
【発明の目的】本発明は、物品に水性インキによってプ
リントする印刷装置に関する上述した問題に鑑みてなさ
れたものであって、プリントされた水性インキの乾燥を
速めることによって、水性インキによるプリントを施し
た食品の製造効率を高め、また次の工程のフライヤーの
揚げ油の水性インキによる汚れ等も防ぐことができる油
揚食品製造装置を提供することを目的とする。
リントする印刷装置に関する上述した問題に鑑みてなさ
れたものであって、プリントされた水性インキの乾燥を
速めることによって、水性インキによるプリントを施し
た食品の製造効率を高め、また次の工程のフライヤーの
揚げ油の水性インキによる汚れ等も防ぐことができる油
揚食品製造装置を提供することを目的とする。
【0005】
【発明を解決するための手段】本願発明は、帯状の食品
生地を生成する食品生地生成部と、該食品生地生成部に
よって生成された食品生地の表面に水性インキによって
プリントするロータリースクリーン印刷機からなるプリ
ント部と、ロール面を上記食品生地の印刷面に当接させ
て上記食品生地の移動に対応して回転するローラと、上
記ロール面に油を吹き付けるインジェクタと、上記ロー
ル面の油皮膜を掻き取るインキスクレイパーとを有し、
常時油皮膜を形成した当接面を上記食品生地のプリント
された部分に当接させて、プリントされた水性インキの
一部を上記食品生地から除去するインキ除去部と、上記
食品生地を所定形状に形成する食品生地成形部と、該食
品生地成形部で成形された成形食品生地を油揚処理する
フライヤーとを、この順序で配置したことを特徴とする
油揚食品製造装置である。
生地を生成する食品生地生成部と、該食品生地生成部に
よって生成された食品生地の表面に水性インキによって
プリントするロータリースクリーン印刷機からなるプリ
ント部と、ロール面を上記食品生地の印刷面に当接させ
て上記食品生地の移動に対応して回転するローラと、上
記ロール面に油を吹き付けるインジェクタと、上記ロー
ル面の油皮膜を掻き取るインキスクレイパーとを有し、
常時油皮膜を形成した当接面を上記食品生地のプリント
された部分に当接させて、プリントされた水性インキの
一部を上記食品生地から除去するインキ除去部と、上記
食品生地を所定形状に形成する食品生地成形部と、該食
品生地成形部で成形された成形食品生地を油揚処理する
フライヤーとを、この順序で配置したことを特徴とする
油揚食品製造装置である。
【0006】実施態様は、上記ロータリースクリーン印
刷機のロータリースクリーンが、その両端部にロータリ
ースクリーンを閉塞する側壁を有することを特徴とす
る。また、上記食品生地生成部と上記プリント部との間
に水スプレー部を設けたことを特徴とする。
刷機のロータリースクリーンが、その両端部にロータリ
ースクリーンを閉塞する側壁を有することを特徴とす
る。また、上記食品生地生成部と上記プリント部との間
に水スプレー部を設けたことを特徴とする。
【0007】さらに、上記食品生地成形部が、カッター
ローラとカウンターローラによって上記食品生地を所定
の形状に切断成形するものであることを特徴とする。さ
らに、上記食品生地成形部が、カッターローラとカウン
ターローラとの間にオイルノズルから油を噴霧するもの
であることを特徴とする。
ローラとカウンターローラによって上記食品生地を所定
の形状に切断成形するものであることを特徴とする。さ
らに、上記食品生地成形部が、カッターローラとカウン
ターローラとの間にオイルノズルから油を噴霧するもの
であることを特徴とする。
【0008】本願発明はまた、帯状の食品生地を生成す
る工程、該食品生地の表面に、ロータリースクリーン印
刷機を用いて水性インキによってプリントする工程、上
記食品生地のプリントされた部分に、上記食品生地の移
動に対応して回転する、ローラの油を吹き付けて常時油
皮膜を形成したロール面を当接させて、プリントされた
水性インキの一部を上記食品生地から除去する工程、上
記食品生地を所定形状に形成する工程、該成形された成
形食品生地を油揚処理する工程、以上の工程を、この順
序で実施することを特徴とする油揚食品の製造方法であ
る。実施態様は、上記食品生地生成工程と上記プリント
工程との間で、上記食品生地の表面に水をスプレーする
工程を実施することを特徴とする。
る工程、該食品生地の表面に、ロータリースクリーン印
刷機を用いて水性インキによってプリントする工程、上
記食品生地のプリントされた部分に、上記食品生地の移
動に対応して回転する、ローラの油を吹き付けて常時油
皮膜を形成したロール面を当接させて、プリントされた
水性インキの一部を上記食品生地から除去する工程、上
記食品生地を所定形状に形成する工程、該成形された成
形食品生地を油揚処理する工程、以上の工程を、この順
序で実施することを特徴とする油揚食品の製造方法であ
る。実施態様は、上記食品生地生成工程と上記プリント
工程との間で、上記食品生地の表面に水をスプレーする
工程を実施することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例のポテトチッ
プ生地への印刷装置を有する油揚食品製造装置を図に基
づいて説明する。油揚食品製造装置1は、図1に示すよ
うに、第1コンベヤベルト2、第2コンベヤベルト4に
よる搬送方向に沿って、生地生成部20、水吹き付け部
22、スクリーンプリント部24、インキ除去部26、
生地成形部6、及びフライヤー8を順次配置してなる。
生地生成部20は、ポテトチップ、コーンチップ、小麦
等の生地材料に、30%から70%の澱粉と30%から
40%の水を加える等して混練し圧延して帯状の食品生
地を生成する。水吹き付け部22は、プリント工程の前
に食品生地の表面にノズル30から水を噴霧して、食品
生地Mの表面に水性インキが馴染み易い水含有量とする
と同時に、食品生地Mの表面と内部との水含有率を均一
にして油揚げ工程において食品生地Mに中空部が形成さ
れる膨化すなわち火脹れが発生することを防止する。水
の噴霧量は、生地表面1cm2 当たり10mgから20
mgであることが望ましい。水吹き付け部22をスクリ
ーンプリント部24の後側に設けると、噴霧した水によ
ってプリントした水性インキが滲む問題が発生し、好ま
しくない。
プ生地への印刷装置を有する油揚食品製造装置を図に基
づいて説明する。油揚食品製造装置1は、図1に示すよ
うに、第1コンベヤベルト2、第2コンベヤベルト4に
よる搬送方向に沿って、生地生成部20、水吹き付け部
22、スクリーンプリント部24、インキ除去部26、
生地成形部6、及びフライヤー8を順次配置してなる。
生地生成部20は、ポテトチップ、コーンチップ、小麦
等の生地材料に、30%から70%の澱粉と30%から
40%の水を加える等して混練し圧延して帯状の食品生
地を生成する。水吹き付け部22は、プリント工程の前
に食品生地の表面にノズル30から水を噴霧して、食品
生地Mの表面に水性インキが馴染み易い水含有量とする
と同時に、食品生地Mの表面と内部との水含有率を均一
にして油揚げ工程において食品生地Mに中空部が形成さ
れる膨化すなわち火脹れが発生することを防止する。水
の噴霧量は、生地表面1cm2 当たり10mgから20
mgであることが望ましい。水吹き付け部22をスクリ
ーンプリント部24の後側に設けると、噴霧した水によ
ってプリントした水性インキが滲む問題が発生し、好ま
しくない。
【0010】スクリーンプリント部24は、ロータリー
スクリーン印刷機が高速印刷に適しているが、パッド印
刷機等を使用することもできる。スクリーンプリント部
24は、図2に示すように、小孔によるプリント模様を
設けた円筒状のスクリーン40の内部に、インキを押し
出すためのスキージー42と、インキ供給管44を配置
してなる。スキージー42は、スクリーン40が食品生
地Mに当接する位置においてその先端部をスクリーン4
0の内面に当接しかつスクリーン40の放射方向に対し
下流側に傾斜して配置される。インキ供給管44は、ス
クリーン40が食品生地Mに当接する位置の上方近傍に
配置されて、水性インキをスクリーン40の下方内部に
供給する。第2コンベヤベルト4の下方であってスクリ
ーン40が食品生地Mに当接する位置には、スクリーン
40のためのカウンターローラ50が配置される。スク
リーン40の両端部は、水性インキの急速な乾燥を防ぐ
ために、スキージー42及びインキ供給管44の貫通孔
52を設けた取り外し可能な側蓋53によって閉塞され
ている。プリントに使用する水性インキの量は、生地表
面1cm2 当たり10mgから50mgであることが望
ましい。水性インキは、例えば、コウリャン色素製剤、
カラメル色素製剤等である。
スクリーン印刷機が高速印刷に適しているが、パッド印
刷機等を使用することもできる。スクリーンプリント部
24は、図2に示すように、小孔によるプリント模様を
設けた円筒状のスクリーン40の内部に、インキを押し
出すためのスキージー42と、インキ供給管44を配置
してなる。スキージー42は、スクリーン40が食品生
地Mに当接する位置においてその先端部をスクリーン4
0の内面に当接しかつスクリーン40の放射方向に対し
下流側に傾斜して配置される。インキ供給管44は、ス
クリーン40が食品生地Mに当接する位置の上方近傍に
配置されて、水性インキをスクリーン40の下方内部に
供給する。第2コンベヤベルト4の下方であってスクリ
ーン40が食品生地Mに当接する位置には、スクリーン
40のためのカウンターローラ50が配置される。スク
リーン40の両端部は、水性インキの急速な乾燥を防ぐ
ために、スキージー42及びインキ供給管44の貫通孔
52を設けた取り外し可能な側蓋53によって閉塞され
ている。プリントに使用する水性インキの量は、生地表
面1cm2 当たり10mgから50mgであることが望
ましい。水性インキは、例えば、コウリャン色素製剤、
カラメル色素製剤等である。
【0011】インキ除去部26は、図3に示すように、
スチールやアルミニウム等によって製作された吸着ロー
ラ60と、吸着ローラ60の表面に常時油皮膜を形成す
るためにパーム油、米油、コーン油等を吹き付けるイン
ジェクター62と、吸着ローラ60の表面から油を掻き
取るためのインキスクレイパー66とを有する。吸着ロ
ーラ60の直径は、100mmから200mmのものが
好ましい。噴霧ノズル62は、油を上方あるいは斜め上
方から吸着ローラ60の全幅にわたって均一に吹き付け
るように構成される。吸着ローラ60の表面の油皮膜の
厚さは、0.1mmから1.0mmであることが好まし
い。インキスクレイパー66は、先端部がスチール、ス
テンレススチール、樹脂等によって形成され、該先端部
と吸着ローラ60との間隔は接触する0mmから0.1
mmであることが好ましい。インキスクレイパー66に
よって掻き取られた油は、油受け器68に集められて廃
棄される。
スチールやアルミニウム等によって製作された吸着ロー
ラ60と、吸着ローラ60の表面に常時油皮膜を形成す
るためにパーム油、米油、コーン油等を吹き付けるイン
ジェクター62と、吸着ローラ60の表面から油を掻き
取るためのインキスクレイパー66とを有する。吸着ロ
ーラ60の直径は、100mmから200mmのものが
好ましい。噴霧ノズル62は、油を上方あるいは斜め上
方から吸着ローラ60の全幅にわたって均一に吹き付け
るように構成される。吸着ローラ60の表面の油皮膜の
厚さは、0.1mmから1.0mmであることが好まし
い。インキスクレイパー66は、先端部がスチール、ス
テンレススチール、樹脂等によって形成され、該先端部
と吸着ローラ60との間隔は接触する0mmから0.1
mmであることが好ましい。インキスクレイパー66に
よって掻き取られた油は、油受け器68に集められて廃
棄される。
【0012】生地成形部6は、公知のカッターローラ7
0とカウンターローラ72によってプリントされた食品
生地Mを所定の形状に切断成形する。所望により、切断
成形された成形生地のカッターローラ70からの剥離を
容易にするために、カッターローラ70とカウンターロ
ーラ72との間にオイルノズル74から油を噴霧する。
食品生地Mにおけるプリント位置と切断位置との間の整
合をとるため、さらにインキ除去部26との間の整合を
とるために、それらの駆動源を共通としかつそれらの間
に差動装置を設けることが好ましい。切断成形された成
形生地はフライヤー8に送られ、残余の食品生地Mは生
地ローラ90に巻き取られて、生地生成部20において
生地材料に混ぜて再利用することができる。
0とカウンターローラ72によってプリントされた食品
生地Mを所定の形状に切断成形する。所望により、切断
成形された成形生地のカッターローラ70からの剥離を
容易にするために、カッターローラ70とカウンターロ
ーラ72との間にオイルノズル74から油を噴霧する。
食品生地Mにおけるプリント位置と切断位置との間の整
合をとるため、さらにインキ除去部26との間の整合を
とるために、それらの駆動源を共通としかつそれらの間
に差動装置を設けることが好ましい。切断成形された成
形生地はフライヤー8に送られ、残余の食品生地Mは生
地ローラ90に巻き取られて、生地生成部20において
生地材料に混ぜて再利用することができる。
【0013】上述した構成の油揚食品製造装置1におい
て、スクリーンプリント部24において食品生地Mにプ
リントされた水性インキのうち余分なものは、インキ除
去部26において吸着ローラ60の表面の油皮膜によっ
て吸着されて除去される。このように食品生地Mにプリ
ントされた水性インキのうち余分なものが除去されるこ
とによって水性インキは迅速に乾燥し、直ちに次の成形
及び油揚げ工程等を開始することができる。
て、スクリーンプリント部24において食品生地Mにプ
リントされた水性インキのうち余分なものは、インキ除
去部26において吸着ローラ60の表面の油皮膜によっ
て吸着されて除去される。このように食品生地Mにプリ
ントされた水性インキのうち余分なものが除去されるこ
とによって水性インキは迅速に乾燥し、直ちに次の成形
及び油揚げ工程等を開始することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、プリントされた水性イ
ンキの乾燥を速めることによって、水性インキによるプ
リントを施した物品の製造効率を高め、また次の工程の
成形装置への水性インキの付着及びフライヤーの揚げ油
の水性インキによる汚れ等も防ぐことができる油揚食品
製造装置を得ることができる。
ンキの乾燥を速めることによって、水性インキによるプ
リントを施した物品の製造効率を高め、また次の工程の
成形装置への水性インキの付着及びフライヤーの揚げ油
の水性インキによる汚れ等も防ぐことができる油揚食品
製造装置を得ることができる。
【図1】本発明の実施例の印刷装置を有する油揚食品製
造装置の構造説明図である。
造装置の構造説明図である。
【図2】図1に示す油揚食品製造装置のスクリーンプリ
ント部の拡大説明図である。
ント部の拡大説明図である。
【図3】図1に示す油揚食品製造装置のインキ除去部の
拡大説明図である。
拡大説明図である。
M 食品生地 1 油揚食品製造装置 2 第1コンベヤベルト 4 第2コンベヤベルト 6 生地成形部 8 フライヤー 20 生地生成部 22 水吹き付け部 24 スクリーンプリント部 26 インキ除去部 30 ノズル 40 スクリーン 42 スキージー 44 インキ供給管 50 カウンターローラ 60 吸着ローラ 62 インジェクター 66 インキスクレイパー 70 カッターローラ 72 カウンターローラ 74 オイルノズル 90 生地ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B41M 7/00 B41M 7/00 (56)参考文献 特開 昭62−138279(JP,A) 特開 平8−267713(JP,A) 特開 平8−39765(JP,A) 特開 昭55−42517(JP,A) 特開 昭48−96781(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 1/00 - 1/12 B41M 7/00 B41F 23/00 B41F 15/00 - 15/38 B41F 17/14 A23L 1/217
Claims (7)
- 【請求項1】 帯状の食品生地を生成する食品生地生成
部と、 該食品生地生成部によって生成された食品生地の表面に
水性インキによってプリントするロータリースクリーン
印刷機からなるプリント部と、 ロール面を上記食品生地の印刷面に当接させて上記食品
生地の移動に対応して回転するローラと、上記ロール面
に油を吹き付けるインジェクタと、上記ロール面の油皮
膜を掻き取るインキスクレイパーとを有し、常時油皮膜
を形成した当接面を上記食品生地のプリントされた部分
に当接させて、プリントされた水性インキの一部を上記
食品生地から除去するインキ除去部と、 上記食品生地を所定形状に形成する食品生地成形部と、 該食品生地成形部で成形された成形食品生地を油揚処理
するフライヤーとを、この順序で配置したことを特徴と
する油揚食品製造装置。 - 【請求項2】 上記ロータリースクリーン印刷機のロー
タリースクリーンが、その両端部にロータリースクリー
ンを閉塞する側壁を有することを特徴とする請求項1に
記載の油揚食品製造装置。 - 【請求項3】 上記食品生地生成部と上記プリント部と
の間に水スプレー部を設けたことを特徴とする請求項1
に記載の油揚食品製造装置。 - 【請求項4】 上記食品生地成形部が、カッターローラ
とカウンターローラによって上記食品生地を所定の形状
に切断成形するものであることを特徴とする請求項1に
記載の油揚食品製造装置。 - 【請求項5】 上記食品生地成形部が、カッターローラ
とカウンターローラとの間にオイルノズルから油を噴霧
するものであることを特徴とする請求項4に記載の油揚
食品製造装置。 - 【請求項6】 帯状の食品生地を生成する工程、 該食品生地の表面に、ロータリースクリーン印刷機を用
いて水性インキによってプリントする工程、 上記食品生地のプリントされた部分に、上記食品生地の
移動に対応して回転する、ローラの油を吹き付けて常時
油皮膜を形成したロール面を当接させて、プリントされ
た水性インキの一部を上記食品生地から除去する工程、 上記食品生地を所定形状に形成する工程、 該成形された成形食品生地を油揚処理する工程、以上の
工程を、この順序で実施することを特徴とする油揚食品
の製造方法。 - 【請求項7】 上記食品生地生成工程と上記プリント工
程との間で、上記食品生地の表面に水をスプレーする工
程を実施することを特徴とする請求項6に記載の油揚食
品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33361896A JP3249926B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 油揚食品製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33361896A JP3249926B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 油揚食品製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10166545A JPH10166545A (ja) | 1998-06-23 |
JP3249926B2 true JP3249926B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=18268072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33361896A Expired - Fee Related JP3249926B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 油揚食品製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3249926B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050003056A1 (en) * | 2003-07-02 | 2005-01-06 | The Procter & Gamble Company | Article of commerce comprising edible substrate, image, and message |
US7593563B2 (en) * | 2003-07-11 | 2009-09-22 | The Procter & Gamble Company | Image variety on edible substrates |
US20060275532A1 (en) * | 2005-05-11 | 2006-12-07 | Dechert Gary J | Ink jet printing of snacks with high reliability and image quality |
JP6379658B2 (ja) * | 2014-05-16 | 2018-08-29 | 大日本印刷株式会社 | コアシートの印刷方法 |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP33361896A patent/JP3249926B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10166545A (ja) | 1998-06-23 |
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