JP3249767B2 - 容器集積装置 - Google Patents

容器集積装置

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JP3249767B2
JP3249767B2 JP17098897A JP17098897A JP3249767B2 JP 3249767 B2 JP3249767 B2 JP 3249767B2 JP 17098897 A JP17098897 A JP 17098897A JP 17098897 A JP17098897 A JP 17098897A JP 3249767 B2 JP3249767 B2 JP 3249767B2
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば酸素ガス
や窒素ガスなどを高圧下で封入した高圧ガス容器を複数
個並べて固定する容器集積装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】図6
はこの種従来の容器集積装置の構成を示す図で、同図
(1)はその正面図、同図(2)はその側面図である。
図において、1は円筒状の高圧ガス容器(いわゆるガス
ボンベ)で、ここでは、水平姿勢で4列4段、合計16
本の高圧ガス容器1が収容される。2は各高圧ガス容器
1に取付けられたガス操作用のバルブである。10は集
積枠で、下部枠11、上部枠12、側枠13、更に横板
14、縦板15からなり、それぞれ溶接等により連結し
て一体に組み立てられている。16はバルブ2の部分を
覆うように取付けられた保護パネル、17は集積枠10
の上部に取付けられた吊具である。
【0003】図6の容器集積装置において、高圧ガス容
器1を容器集積装置へ収容する場合は、高圧ガス容器1
を水平姿勢に保ち、例えばフォークリフト等で高さ、左
右方向を調整して各収容位置へ導く。しかし、最後の位
置決め固定は作業者による手作業に頼らざるを得ない。
高圧ガス容器1は例えば、長さが約1400mm、外径
は約230mm、重量は約50kgであるので、上記し
た収容、また引出しの作業はかなり煩雑なものとなる。
【0004】高圧ガス製造業者においては、小口のユー
ザー等に対しては、高圧ガス容器1を単品の状態で供給
し、使用後、再び単品の状態で持ち帰ることになるが、
大口のユーザー等に対しては、例えば図6に示す容器集
積装置を用意し、これに必要本数(図6では16本)の
高圧ガス容器1を挿入収容し、吊具17を使用して全体
を吊り上げ、所定の運搬手段でユーザーへ搬送すること
になる。この場合、ユーザーでの使用頻度が例えば数ヶ
月に1回程度であるとすると、使用期間以外は、容器集
積装置毎、高圧ガス製造業者で保管することになる。
【0005】ここで、各高圧ガス容器1のガスとして、
当初充填したガスと異なる種別のガスを充填することは
出来ないので、あるユーザーから持ち帰った容器集積装
置を他のユーザーに転用することは一般に極めて困難で
ある。即ち、図6から判るように、容器集積装置を流用
してこれに収容する高圧ガス容器1を入れ替えようとす
ると、既述した通り、手作業による部分が多いため、高
額の人件費を要することになって不経済であるからであ
る。
【0006】この結果、高圧ガス製造業者では、ユーザ
ー毎に必要な台数の容器集積装置を保管することにな
り、その保管スペースの確保がかなりの負担になるとい
う問題点があった。更に、この種高圧ガス容器は、3年
に1回(内容積500リットル以下の場合)、容器単体
の圧力検査が義務付けられているので、この検査時は、
すべての高圧ガス容器1を一旦容器集積装置から取外
し、検査後、再び取付けるという分離復旧の工事が必要
となり、この工事費用が高額になるという問題点もあっ
た。
【0007】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、容器の取付け、取外しの作業が
極めて簡便、安価となる容器集積装置を得ることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る容器集積
装置は、ほぼ垂直に配設された支持枠、腕板を介して上
記支持枠に取り付けられ、上記支持枠の面から上記容器
の直径より小さく半径より大きい範囲の所定の距離だけ
離反し、かつ上記容器をほぼ垂直な姿勢で上記支持枠の
水平方向に順次並べたときの上記各容器の境界部分に位
置してほぼ垂直に保持されたガイド棒、一端が上記支持
枠の水平方向一端に固定され他端が上記支持枠の水平方
向他端に固定されたベルト、および、上記ベルトの両固
定端間の寸法を調整して上記ベルトを緊締状態とする緊
締具を備え、上記支持枠に添わせて並べた上記容器を、
上記ガイド棒と係合するようにした上記ベルトで包囲
し、上記緊締具を操作して上記ベルトを緊締状態とする
ことにより、上記容器を上記支持枠に固定するようにし
た容器集積装置であって、上記ベルト係合時、当該ベル
トがガイド棒から離脱しないよう、上記ガイド棒の軸方
向端部にその径方向に突出する離脱防止板を設けたもの
である。
【0009】また、請求項2に係る容器集積装置は、
記ガイド棒と同軸外周に回転可能な回転筒を設け、弛緩
状態のベルトを緊締状態にする過程で互いに当接する上
記ガイド棒とベルトとの間の摩擦を軽減するようにした
ものである。
【0010】また、請求項3に係る容器集積装置は、
記容器の外径をD、支持枠の表面からガイド棒までの距
離をA、上記ガイド棒の取付間隔をB、腕板の厚さをT
としたとき、下記が成立するようにしたものである。0.85D≧A≧0.6D 1.1D≧B>D+T
【0011】また、請求項4に係る容器集積装置は、
記支持枠をその水平方向両端に側板を固着したものと
し、上記支持枠の下端に固着され容器を載置可能な架台
を設けたものである。
【0012】また、請求項5に係る容器集積装置は、
記ガイド棒、側板および架台をそれぞれ支持枠の表裏対
称の構造のものとし、上記支持枠の上部に吊具を設け、
上記支持枠の表裏に容器を固定した状態で搬送可能な構
成としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
おける容器集積装置を図に基づき説明する。図1はその
容器集積装置の全体の外観を示すもので、ここでは合計
10本の高圧ガス容器を収容可能なもので、同図はその
収容した状態を示す。また、同図(1)はその正面図、
同図(2)はその側面図である。図2は、高圧ガス容器
1を収容していない、容器集積装置のみの外観を示すも
ので、同図(1)はその正面図、同図(2)はその側面
図である。
【0014】図において、1は円筒状の高圧ガス容器、
2はガス操作用のバルブで、従来と同一であるが、ここ
では垂直姿勢の状態で処理する。20は水平に保持され
る架台で、この上に各高圧ガス容器1の底面が載置され
る。21は架台20の幅方向(両図(2)の左右方向)
中央に垂直に取付け固定された支持枠で、図に示すよう
に、例えば、いわゆるアングル等の形鋼材を枠状に組み
立てた構造となっている。22は支持枠21の長手方向
(両図(1)の左右方向)両端位置で、支持枠21と架
台20とに取付け固定された側板、23は支持枠21の
上部に取付けられた吊具である。なお、いずれも必要な
補強材等は図示を簡略化するため省略している。
【0015】24は、図に示すように、支持枠21の表
裏両面から水平に突出するように、一端が支持枠21に
取付け固定された腕板で、この腕板24の他端(突出側
先端)には垂直方向にガイド棒25が取付け固定されて
いる。更に、26はガイド棒25の上端に固着された離
脱防止板である。なお、この発明では、このガイド棒2
5の取付位置が重要となるが、この点は後段で詳しく説
明する。
【0016】図3は、以上のガイド棒25を中心とした
部分を拡大して示す図で、同図(1)はその平面図、同
図(2)はその側面図である。
【0017】27はその両端が支持枠21の長手方向両
端の側板22に固定されたベルトで、ガイド棒25と係
合して各高圧ガス容器1を固定するためのものである。
28はベルト27の端部に設けられ、ベルト27の寸法
を調整してベルト27を緊締状態とする緊締具である。
【0018】図4はこのベルト27と緊締具28との部
分を個別に図示したものである。図において、29は端
末金具である。ベルト27は、厚さ3〜5mm、幅30
〜50mmで、例えば、ポリエステル原糸を素材にした
高い破断強度を有したもので、多様な荷物の固縛、緊
締、結束作業に多用されているものを流用することがで
きる。緊締具28はその作動レバーを操作することによ
り、いわゆるラチェット機構によりベルト27の両固定
端間の寸法を調整してベルト27を緊締状態とし、また
弛緩状態に戻すことができ、ベルト27と同様、広く市
販されているものを流用することができる。
【0019】ガイド棒25の取付位置は、複数の高圧ガ
ス容器1を並べて配置したときの各高圧ガス容器1の境
界部分に設定する必要があるが、これらを図5に基づき
詳細に説明する。図5は、ベルト27を緊締状態とする
ことで高圧ガス容器1を支持枠21に固定する場合の作
業要領を示すもので、いずれも平面図である。同図
(1)(2)(3)はそれぞれ緊締具28の設置位置が
異なる。
【0020】先ず、図5(1)を参照して、ベルト27
により高圧ガス容器1を固定する要領について説明す
る。ここでは、ベルト27の右端に緊締具28を設けて
いる。先ず、ベルト27を取外した(または、緊締具2
8を操作してベルト27を十分弛緩させた)状態で、予
定された複数本の高圧ガス容器1を垂直姿勢で所定の位
置に並べる。各高圧ガス容器1を置く位置は、腕板24
や側板22で区切られているので、これらに添わせなが
ら支持枠21に軽く当接させるようにすればよい。この
設置作業は、ホイストなど適当な昇降装置を使用すれ
ば、作業者1名で簡単に短時間で処理することができ
る。
【0021】すべての高圧ガス容器1の設置が終了する
と、ベルト27を取付ける。先ず、その一端に設けられ
た端末金具29を左端の側板22に設けられた留具(図
示せず)に係止し、ベルト27が高圧ガス容器1の外側
とガイド棒25の内側とを順次通過するように配置し、
他端に取付けた緊締具28を右端の側板22の留具(図
示せず)に係止する。次に、緊締具28を操作してベル
ト27を巻き込んでいく。緊締操作が進むにつれ、高圧
ガス容器1およびガイド棒25の表面をベルト27が適
当に摺動して全体がほぼ均等に緊締状態となり、すべて
の高圧ガス容器1が確実に支持枠21に圧接され固定さ
れることになる。緊締状態への過程で、ベルト27が移
動するが、その下端は腕板24によりまたその上端は離
脱防止板26により、それぞれガイド棒25の軸方向の
移動が規制されているので、ベルト27がガイド棒25
から離脱することはない。
【0022】なお、図5(1)では、支持枠21の片面
側へのみ高圧ガス容器1を取付けた図としているが、も
う一方の面にも全く同様の要領で複数本の高圧ガス容器
1を緊締固定することができる。また解体する場合は、
緊締具28を操作してベルト27を弛緩させ、この状態
かまたはベルト27を取外した後、各高圧ガス容器1を
搬出すればよい。従って、解体の作業も極めて簡便なも
のとなる。
【0023】ここで、先に触れたガイド棒25の取付位
置につき同じく図5(1)により説明する。同図におい
て、Dは高圧ガス容器1の外径、Aは支持枠21の表面
からガイド棒25までの距離、Bはガイド棒25の取付
間隔、Tは腕板24の板厚である。
【0024】先ず、支持枠21からの距離Aであるが、
少なくとも高圧ガス容器1の直径より小さく半径より大
きく、即ち、D≧A≧D/2とする必要があるが、発明
者等が種々実験を行った結果からは、更に、0.85D
≧A≧0.6Dの範囲で設定するのが望ましい。即ち、
Aが0.85Dを越えると、緊締具28の操作によって
ベルト27に働く引張力が、高圧ガス容器1を支持枠2
1に圧接する力に十分変換されず、高圧ガス容器1を支
持枠21に固定する力が低下してくる。また、Aが0.
6D未満になると、ベルト27と接触する高圧ガス容器
1の周長が長くなり過ぎ、ベルト27と高圧ガス容器1
との滑りが悪くなって、緊締による力が複数の高圧ガス
容器1に均等に分布しにくくなるからである。
【0025】更に、ガイド棒25の取付間隔Bについて
は、1.1D≧B>D+Tの範囲に設定するのが望まし
い。B>D+Tの関係は、高圧ガス容器1を腕板24の
間に挿入するための必要条件であるが、Bが上限の1.
1Dを越えると、ベルト27の引張力により高圧ガス容
器1を支持枠21に圧接、固定する力が低下してくる。
また、Bの値の増加はそのまま支持枠21の外形増大に
つながるので、必要最少限の範囲に留めるべきである。
【0026】次に、図5(2)(3)により、緊締具2
8の他の使用例を説明する。先ず、図5(2)は、ベル
ト27の両端はそれぞれ端末金具29を介して側板22
に係止し、ベルト27のほぼ中央部分の1ヶ所だけガイ
ド棒25との係合を解除し、この部分に出来たスペース
に緊締具28を取付けている。これにより、この中央部
分のガイド棒25に隣接する高圧ガス容器1の締付力は
やや低くなるが、緊締時にベルト27を巻取る緊締具2
8がベルト27の中央に位置しているので、巻取りによ
るベルト27の移動量が左右に2分される形で全体とし
て少なくなり、均等で確実な緊締状態が得られるという
利点がある。
【0027】図5(3)は、固定する高圧ガス容器1の
数を1本減らし、この空席となったスペースに緊締具2
8を取付けている。これにより、固定できる高圧ガス容
器1の本数が減少するが、部分的な締付力の低下もな
く、均等で確実な緊締状態が得られる。従って、支持枠
21の収容可能本数とその都度の搭載必要本数との兼ね
合いで図5の各図の固定方法を選択するようにすればよ
い。勿論、図5では、例示していないが、ベルト27の
両端に緊締具28を取付けるようにしてもよい。並べる
高圧ガス容器1の本数が多くなっても、均等な緊締状態
が得られる利点がある。
【0028】更に、図示は省略するが、ガイド棒25と
同軸外周に例えばベアリング等を介して回転可能な回転
筒を設けるようにしてもよい。この場合、ベルト27を
弛緩状態から緊締状態にする過程で互いに当接するガイ
ド棒25とベルト27との間の摩擦が大幅に軽減され、
ベルト27が円滑に移動してすべての高圧ガス容器1が
均一な力で緊締固定される。
【0029】以上のように、この発明に係る容器集積装
置は、容器集積装置自体が小形軽量となるのは勿論、高
圧ガス容器の固定、解体の作業が極めて簡便、短時間、
従って安価になる。従って、ユーザー側の要求数量やそ
の時間的間隔が従来と同様であっても、異なるガスを充
填した他の高圧ガス容器との組み替えが簡便低コストで
できるので、容器集積装置の複数ユーザーへの兼用が可
能となって容器集積装置の保管台数や保管スペースの低
減を図ることができる。勿論、義務付けられた高圧ガス
容器の圧力試験時に必要となる解体作業の費用も安価と
なる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る容器集積
装置は、ほぼ垂直に配設された支持枠、腕板を介して上
記支持枠に取り付けられ、上記支持枠の面から上記容器
の直径より小さく半径より大きい範囲の所定の距離だけ
離反し、かつ上記容器をほぼ垂直な姿勢で上記支持枠の
水平方向に順次並べたときの上記各容器の境界部分に位
置してほぼ垂直に保持されたガイド棒、一端が上記支持
枠の水平方向一端に固定され他端が上記支持枠の水平方
向他端に固定されたベルト、および、上記ベルトの両固
定端間の寸法を調整して上記ベルトを緊締状態とする緊
締具を備え、上記支持枠に添わせて並べた上記容器を、
上記ガイド棒と係合するようにした上記ベルトで包囲
し、上記緊締具を操作して上記ベルトを緊締状態とする
ことにより、上記容器を上記支持枠に固定するようにし
た容器集積装置であって、上記ベルト係合時、当該ベル
トがガイド棒から離脱しないよう、上記ガイド棒の軸方
向端部にその径方向に突出する離脱防止板を設けた
で、容器の容器集積装置への取付け固定、取外しの作業
が極めて簡便となるとともに、容器集積装置自体も小形
軽量となる。かつ、ベルトの弛緩状態から緊締状態への
過程で、ベル トがガイド棒から離脱することが未然に防
止される。
【0031】また、請求項2に係る容器集積装置は、
のガイド棒と同軸外周に回転可能な回転筒を設け、弛緩
状態のベルトを緊締状態にする過程で互いに当接する上
記ガイド棒とベルトとの間の摩擦を軽減するようにした
ので、緊締状態となったベルトによる力が各容器に均等
に加わる。
【0032】また、請求項3に係る容器集積装置は、
の容器の外径をD、支持枠の表面からガイド棒までの距
離をA、上記ガイド棒の取付間隔をB、腕板の厚さをT
としたとき、 0.85D≧A≧0.6D 1.1D≧B>D+T が成立するようにしたので、容器を固定するための、ベ
ルトによる効率的で確実な締付力が得られる。
【0033】また、請求項4に係る容器集積装置は、
の支持枠をその水平方向両端に側板を固着したものと
し、上記支持枠の下端に固着され容器を載置可能な架台
を設けたので、容器を固定することで支持枠と架台とを
含む強固な一体構造となる。
【0034】また、請求項5に係る容器集積装置は、
のガイド棒、側板および架台をそれぞれ支持枠の表裏対
称の構造のものとし、上記支持枠の上部に吊具を設け、
上記支持枠の表裏に容器を固定した状態で搬送可能な構
成としたので、重量バランスのとれた安全な搬送が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態における容器集積装
置の全体の外観を示す図で、高圧ガス容器1を固定した
状態を示す。
【図2】 図1の容器集積装置で、高圧ガス容器1を取
外した状態を示す図である。
【図3】 図1のガイド棒25を中心とした部分を拡大
して示す図である。
【図4】 ベルト27と緊締具28の部分を個別に示し
た図である。
【図5】 高圧ガス容器1の緊締固定要領を説明するた
めの図である。
【図6】 従来の容器集積装置の全体の外観を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 高圧ガス容器、20 架台、21 支持枠、22
側板、23 吊具、24 腕板、25 ガイド棒、26
離脱防止板、27 ベルト、28 緊締具、29 端
末金具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F17C 13/08 301 B65B 17/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の容器を複数個並べて固定する容
    器集積装置において、 ほぼ垂直に配設された支持枠、腕板を介して上記支持枠
    に取り付けられ、上記支持枠の面から上記容器の直径よ
    り小さく半径より大きい範囲の所定の距離だけ離反し、
    かつ上記容器をほぼ垂直な姿勢で上記支持枠の水平方向
    に順次並べたときの上記各容器の境界部分に位置してほ
    ぼ垂直に保持されたガイド棒、一端が上記支持枠の水平
    方向一端に固定され他端が上記支持枠の水平方向他端に
    固定されたベルト、および、上記ベルトの両固定端間の
    寸法を調整して上記ベルトを緊締状態とする緊締具を備
    え、 上記支持枠に添わせて並べた上記容器を、上記ガイド棒
    と係合するようにした上記ベルトで包囲し、上記緊締具
    を操作して上記ベルトを緊締状態とすることにより、上
    記容器を上記支持枠に固定するようにした容器集積装置
    であって、 上記ベルト係合時、当該ベルトがガイド棒から離脱しな
    いよう、上記ガイド棒の軸方向端部にその径方向に突出
    する離脱防止板を設けた ことを特徴とするの容器集積装
    置。
  2. 【請求項2】 円筒状の容器を複数個並べて固定する容
    器集積装置において、 ほぼ垂直に配設された支持枠、腕板を介して上記支持枠
    に取り付けられ、上記支持枠の面から上記容器の直径よ
    り小さく半径より大きい範囲の所定の距離だけ離反し、
    かつ上記容器をほぼ垂直な姿勢で上記支持枠の水平方向
    に順次並べたときの上記各容器の境界部分に位置してほ
    ぼ垂直に保持されたガイド棒、一端が上記支持枠の水平
    方向一端に固定され他端が上記支持枠の水平方向他端に
    固定されたベルト、および、上記ベルトの両固定端間の
    寸法を調整して上記ベルトを緊締状態とする緊締具を備
    え、 上記支持枠に添わせて並べた上記容器を、上記ガイド棒
    と係合するようにした上記ベルトで包囲し、上記緊締具
    を操作して上記ベルトを緊締状態とすることに より、上
    記容器を上記支持枠に固定するようにした容器集積装置
    であって、 上記ガイド棒と同軸外周に回転可能な回転筒を設け、弛
    緩状態のベルトを緊締状態にする過程で互いに当接する
    上記ガイド棒とベルトとの間の摩擦を軽減するようにし
    ことを特徴とする容器集積装置。
  3. 【請求項3】 円筒状の容器を複数個並べて固定する容
    器集積装置において、 ほぼ垂直に配設された支持枠、腕板を介して上記支持枠
    に取り付けられ、上記支持枠の面から上記容器の直径よ
    り小さく半径より大きい範囲の所定の距離だけ離反し、
    かつ上記容器をほぼ垂直な姿勢で上記支持枠の水平方向
    に順次並べたときの上記各容器の境界部分に位置してほ
    ぼ垂直に保持されたガイド棒、一端が上記支持枠の水平
    方向一端に固定され他端が上記支持枠の水平方向他端に
    固定されたベルト、および、上記ベルトの両固定端間の
    寸法を調整して上記ベルトを緊締状態とする緊締具を備
    え、 上記支持枠に添わせて並べた上記容器を、上記ガイド棒
    と係合するようにした上記ベルトで包囲し、上記緊締具
    を操作して上記ベルトを緊締状態とすることにより、上
    記容器を上記支持枠に固定するようにした容器集積装置
    であって、 上記容器の外径をD、支持枠の表面からガイド棒までの
    距離をA、上記ガイド棒の取付間隔をB、腕板の厚さを
    Tとしたとき、下記が成立するようにしたことを特徴と
    する容器集積装置。 0.85D≧A≧0.6D 1.1D≧B>D+T
  4. 【請求項4】 支持枠をその水平方向両端に側板を固着
    したものとし、上記支持枠の下端に固着され容器を載置
    可能な架台を設けたことを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載の容器集積装置。
  5. 【請求項5】 ガイド棒、側板および架台をそれぞれ支
    持枠の表裏対称の構造のものとし、上記支持枠の上部に
    吊具を設け、上記支持枠の表裏に容器を固定した状態で
    搬送可能な構成としたことを特徴とする請求項4記載の
    容器集積装置。
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