JP3248997B2 - インバータ制御装置 - Google Patents

インバータ制御装置

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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導電動機駆動用のイ
ンバータに係り、特に、コースチング機能を備えたクレ
ーンの走行用電動機の制御に好適なインバータ制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】クレーンの走行システムでは、従来か
ら、電動機により走行開始後、所定の位置から惰性運転
により必要な位置まで走行して行く運転技法が採用され
ることがあり、このため、制御モードとして、コースチ
ング(惰性走行)モードが設けられている場合がある。
【0003】そして、このコースチングモードを有する
システムの従来技術では、ブレーキを開放したままで電
動機への電源供給を遮断することにより、電動機を空廻
し状態にし、惰力走行が得られるように制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、コー
スチングモードのためには、電動機への電源供給を遮断
した上で、ブレーキを解放状態にしておく手段が別途必
要になる点について配慮がされておらず、制御が複雑に
なってしまうという問題があった。
【0005】また、上記従来技術は、インバータ制御に
よる誘導電動機を使用したシステムにコースチングモー
ドを適用した場合について配慮がされておらず、コース
チングモードに入った後、停止する前までの時点で電動
機による再加速運転をする場合には、再加速運転開始時
でのインバータの制御が複雑化してしまうという問題も
あった。
【0006】本発明の目的は、コースチングモードで
も、インバータと誘導電動機との接続を遮断することな
く、そのままで惰力運転に移行でき、且つ、コースチン
グモードに入ったあとで停止するまでの間に、再運転
(力行、回生)に移行した際でも、複雑な制御を要するこ
となく、充分に滑らかな運転に即座に移行することがで
きるようにしたインバータ制御装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の運転
モードで誘導電動機を駆動するインバータ装置におい
て、上記誘導電動機を惰性回転状態で運転するモードが
選択されたとき、上記誘導電動機の運転状態が、「力
行」、「回生」、「力行と回生のどちらでもない」の3
種の運転状態の中の何れの運転状態にあるかを判定し、
判定結果が「力行」のときは、前回の速度指令値から速
度調整値を減算して上記インバータの新たな速度指令値
とし、判定結果が「回生」のときは、前回の速度指令値
に速度調整値を加算して上記インバータの新たな速度指
令値とし、判定結果が「力行と回生のどちらでもない」
のときは、前回の速度指令値をそのまま上記インバータ
の新たな速度指令値とするようにして達成される。
【0008】
【作用】この結果、誘導電動機は、インバータの出力に
接続されたままで、常にトルクがゼロのフリーラン状態
にされるので、回路を遮断することなく惰力走行状態に
することができる。
【0009】また、この状態でもインバータの制御は継
続されているため、誘導電動機を再加速する場合には、
単にインバータの出力周波数を増加させるように制御す
るだけで済むため、特別な制御を要せずに滑らかな加速
を即座に得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるインバータ制御装置につ
いて、図示の実施例により詳細に説明する。図1は、本
発明をクレーンの走行システムに適用した場合の一実施
例(第1実施例)で、図において、1は商用の三相交流電
源、2は順変換部(コンバータモジュール)、3は平滑コ
ンデンサ、4は逆変換部(インバータモジュール)、5は
クレーン走行用の誘導電動機、6、7は出力相電流検出
回路、そして8は制御手段である。なお、この誘導電動
機5については、以下、単に電動機5と記す。
【0011】順変換部2は、交流電源1から供給された
交流電力を直流電力に変換する働きをし、平滑コンデン
サ3は、順変換部2から出力された直流電圧に含まれて
いる脈動分を平滑化する働きをする。逆変換部4は、平
滑コンデンサ3で平滑化された直流電力を交流電力に再
変換し、負荷となる電動機5に可変電圧可変周波数の三
相交流電力を供給してクレーンを走行させる働きをす
る。なお、これら順変換部2及び逆変換部4は、それぞ
れダイオード、トランジスタ、或いはサイリスタなどの
半導体素子で構成されている。
【0012】出力相電流検出回路6、7は、逆変換部2
と電動機5の間に流れる可変電圧可変周波数の三相交流
電流の各相の電流を検出し、電流検出信号f、gを取り
出す働きをする。制御手段8は、速度設定入力手段9と
速度指令演算手段10、駆動手段11、モード判定手段
12、それに力行・回生判定手段13とで構成され、ま
ず速度指令入力手段9は、図示していない速度設定装置
から与えられている速度設定値、又は予めこの制御手段
内のメモリに記憶してある速度設定値を取込み、速度設
定信号aを速度指令演算手段10へ出力する働きをす
る。次に、モード判定手段12は、クレーンの走行制御
に必要な力行モード、回生制動モード、コースチングモ
ードなどの動作モードの何れが選択されたかを判定し、
速度演算手段10へモード判定信号dを出力する働きを
する。なお、この動作モードの選択は、図示してないク
レーンの操作装置を介して、運転者により行なわれるよ
うになっている。
【0013】さらに、力行・回生判定手段13は、出力
相電流検出回路6、7から入力した電流検出信号f、g
に基づいて電動機5の運転状態を判定し、その運転状態
が力行、回生の何れにあるかを表わす力行・回生信号e
を速度演算手段10へ出力する働きをする。
【0014】また、速度指令演算手段10は、速度設定
信号aとモード判定信号d、それに力行・回生信号eを
入力し、これらに基づいて速度指令信号bを演算し、そ
れを駆動手段11に出力する働きをし、これにより、逆
変換部4の出力周波数を誘導電動機5の実回転速度に同
期した周波数に追従制御するための周波数制御手段を構
成している。
【0015】そして、駆動手段11は、逆変換部4のス
イッチング素子を駆動するための駆動信号cを出力する
働きをする。
【0016】図2は、速度指令演算手段10による演算
処理の基本的な動作を示したフローチャートで、例えば
数 mS程度の或る所定の一定の時間毎に実行されるよう
になっており、以下、このフローチャートにより、この
速度指令演算手段10の動作について説明する。なお、
この図2のS1〜S8は、それぞれ処理ステップを表わ
す。また、この図2のS6、S7でのモートルとは電動
機のことをいう。
【0017】この図2に示す処理が実行されると、ま
ず、S1では、モード判定信号dを調べることにより、
現在選択されているモードを判定する。このS1での判
定処理は、コースチングモードが選択されていたときだ
け結果がONになり、そうでないときはOFFになる。
【0018】そして、結果がOFF、つまりコースチン
グモードが選択されていなかったときにはS2の処理に
進み、ここで、速度設定入力手段9から供給されている
速度設定信号aの取込みを行ない、次いでS8に進み、
この速度設定信号aに基づいて演算された速度指令信号
bを設定する処理が実行される。
【0019】この結果、駆動手段11には、速度設定信
号aに基づいて演算された速度指令信号bが供給され、
これによりインバータの逆変換部4が制御されることに
なるので、このときには、図示してない速度設定装置か
らの速度設定入力、又はインバータ内に記憶してある速
度設定値が速度指令値となり、従って、運転者が意図し
た任意の速度で電動機5が駆動され、所定の速度でクレ
ーンが走行することになる。
【0020】次に、この図2の処理に入ったとき、コー
スチングモードが選択されていたときには、S1での判
定結果がONになる。そこで、このときには、続いてS
3の処理に進み、まず、ここで、電動機5のの運転状態
が力行と回生の何れになっているのかを調べ、それぞ
れ、「力行」、「回生」、「どちらでもない」の何れに
なっているのかを判定する。なお、このS3での判定
は、力行・回生判定手段13から出力される力行・回生
信号eを調べてやればよい。
【0021】ここで、この力行・回生判定手段13によ
る判定動作について説明すると、以下の通りである。い
ま、電動機5が力行状態にあるとすると、インバータの
逆変換部4から電動機5に電力が供給されている筈であ
る。しかして、電動機5が回生状態にあるとすれば、反
対に電動機5から逆変換部4に電力が供給されている筈
である。そこで、出力相電流検出回路6、7から取込ん
だ電流検出信号f、gを調べ、電力の方向を検出するこ
とにより、電動機5の運転状態が力行か回生かを判定す
ることができるのである。
【0022】また、このとき、電流検出信号f、gの大
きさが、或る程度以下になったときには、励磁電流しか
電動機5に流れていないことになるので、このときに
は、電動機5の運転状態は力行でも回生でもないこと、
つまり「どちらでもない」と判定することができるので
ある。なお、この「どちらでもない」状態とは、そのと
きの電動機5の回転速度に同期した周波数の電力が、こ
の電動機5に供給されていて、電動機5はトルクがゼロ
の状態で回転しているフリーラン(空転)状態にあること
を意味する。
【0023】そこで図2に戻り、いま、S3での判定結
果が「力行」になったとすると、まず、S4で所定の速
度調整値を演算する処理を実行し、次いで、S6では、
この速度調整値を前回の速度指令値から減算する処理を
実行し、その後、S8の処理を実行し、この速度調整値
を減算した速度指令値が速度指令信号bとして駆動手段
11に供給されるようにして、この図2の処理を抜け
る。
【0024】次に、S3での判定結果が「回生」になっ
たとしたら、今度は、まずS5に進み、同じく所定の速
度調整値を演算する処理を実行し、次いで、S7に進
み、ここでは、この速度調整値を前回の速度指令値に加
算する処理を実行する。そして、この後はS8の処理を
実行し、この速度調整値を加算した速度指令値が速度指
令信号bとして駆動手段11に供給されるようにして、
この図2の処理を抜けるのである。
【0025】一方、S3での判定結果が「どちらでもな
い」となったときは、そのままS8の処理を実行してか
ら終了する。従って、このときには、前回と同じ速度指
令信号bが駆動手段11に供給されることになる。
【0026】そこで、コースチングモードが選択され、
S3以降の処理が実行されたとき、電動機5の運転状態
が力行状態になっていたときには、前回の速度指令から
速度調整値が減算されてゆくので、電動機5の回転速度
が逐次低下されてゆく制御が実行され、反対に、電動機
5の運転状態が回生状態になっていたときには、前回の
速度指令に速度調整値が加算されてゆくので、電動機5
の回転速度が逐次増加されてゆく制御が実行されること
になり、この結果、S3での判定結果が「どちらでもな
い」状態に収斂するように、速度指令が電動機5の実回
転速度に追従制御されることになる。
【0027】上記したように、このS3での判定結果が
「どちらでもない」となるのは、電流検出信号f、gが
最小値になったとき、すなわち、そのときどきでの電動
機5の実回転速度と同じ回転速度の速度指令がなされ、
その回転磁界の回転速度が実回転速度と同期している状
態であり、電動機5はフリーラン状態になっている。
【0028】従って、この実施例によれば、電動機5を
インバータの逆変換部4に接続したままで、コースチン
グが可能になり、クレーンを惰力走行させることができ
る。そして、また、この結果、惰力走行中のクレーンを
加速したい場合でも、単に速度指令を変更することによ
り、そのままで電動機5の速度を上げてやることがで
き、連続的に滑らかな加速を与えることができる。
【0029】次に、図2のS4、S5での速度調整値の
演算処理について説明すると、この速度調整値は、電動
機5の回転速度を逐次低下(力行時)させていくとき、或
いは増加(回生時)させてゆくときでの回転速度の変化速
度を決める値となり、この値が大きくなるにしたがって
回転速度も早く変化するようになる。つまり、この速度
調整値の大きさは、速度指令が電動機5の実回転速度に
追従制御されるときでのゲインを決める値となる。
【0030】従って、この速度調整値を大きくすると、
速度の応答性が増すが、制御にハンチングを生じる虞れ
がある。そこで、電動機5の負荷(この実施例の場合は
クレーンの走行系となるが)が有するイナーシャ(慣性
量)や、摩擦抵抗などに応じて適正な値を導出するよう
にしてやればよい。
【0031】次に、本発明の他の実施例について説明す
ると、図3は本発明の第2の実施例で、図1に示した第
1実施例においては、力行・回生の判定に使用する信号
として、出力相電流検出信号f、gを用いているが、こ
の図3に示す第2の実施例では、インバータの直流回路
に直流電流検出手段14を設け、この検出手段14で検
出した直流電流検出信号hに基づいて力行・回生判定を
行うようにしたものである。
【0032】この図3の実施例では、力行時の直流電流
検出信号hの極性を正とすると、回生時には直流電流検
出信号hの極性は負となる。そこで、力行・回生判定手
段13はこれを判定し、速度指令演算手段10に力行・
回生信号eを出力するように構成されており、その他の
構成は、図1の第1実施例と同一である。
【0033】従って、この図3の実施例によっても、電
動機5をインバータの逆変換部4に接続したままで、コ
ースチングが可能になり、クレーンを惰力走行させるこ
とができ、且つ、惰力走行中のクレーンを加速したい場
合でも、単に速度指令を変更することにより、そのまま
で電動機5の速度を上げてやることができ、連続的に滑
らかな加速を与えることができる上、電流検出手段が簡
単になるので、コストを抑えることができるという利点
がある。
【0034】次に、図4は、図3に示した第2の実施例
における制御処理をソフトウェアで行なうように構成し
た場合の一実施例(第3実施例)で、制御手段8をインバ
ータの制御演算部であるCPUで構成し、これと各信号
の入出力手段となるI/O、記憶装置となるRAM、R
OM、及びバスを含む回路で構成したものである。
【0035】制御演算部であるCPUは、予めROM内
に記憶してあるプログラムに従って各種の制御演算を行
い、入出力手段I/Oを通じてインバータの逆変換部4
を制御する信号を出力する。そして、図2に示した速度
指令演算手段の基本的な動作のフローチャートはプログ
ラム化され、ROM内に制御プログラムの一部として置
かれている。
【0036】そこで、CPUは、サンプリング毎にプロ
グラムを実行し、電動機5の制御に必要な演算処理を遂
行して行くのである。
【0037】すなわち、プログラム中、図2に示す速度
指令演算手段の基本的な動作のフローチャートのプログ
ラム化された部分の実行に入ると、まず、コースチング
モードを選択するか否かの判断に必要なモード指令入力
信号を、入出力手段I/Oを通して受け取り、それを基
にモード判定を行う。そして、コースチングモードが選
択されていたときには、直流電流検出手段14により検
出した直流電流検出信号hを受け取り、力行・回生運転
状態の判定を行って、電動機速度、或いは1サンプリン
グ前の速度指令値に対する速度調整値の加算、或いは減
算を行ない、速度指令値を得、駆動信号cを入出力手段
I/Oを通して出力するのである。
【0038】従って、この図4の実施例によっても、上
記した第1の実施例、第2の実施例と同様に、電動機5
をインバータの逆変換部4に接続したままで、コースチ
ングが可能になり、クレーンを惰力走行させることがで
き、且つ、惰力走行中のクレーンを加速したい場合で
も、単に速度指令を変更することにより、そのままで電
動機5の速度を上げてやることができ、連続的に滑らか
な加速を与えることができる。
【0039】なお、以上の実施例では、本発明をインバ
ータ制御システムに適用した場合について説明したが、
サーボシステム等を用いた場合にも同様に実施できる。
また、上記実施例では、電動機への電流を零に制御する
ため、操作指令に運転速度指令を用いたが、これがトル
ク指令、又は電流指令であっても同様に実施できる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、イン
バータ制御システムにおいて、電動機に流れる電流を零
にすることが出来るので、エネルギー消費を最小にする
効果がある。なおかつ、再運転に際しても滑らかな運転
を行うことができる効果がある。 また、クレーン走行
用システムに本発明を適用することにより、コースチン
グの機能を実現する際でのシステムの構成が簡易にでき
る効果がある。
【0041】さらに、他のシステムにおいても、電動機
をフリーランで使用し、特に外部からのエネルギーを受
け取ってしまい、電動機が加速し続ける場合にも、本発
明によれば、常に電動機の制御が継続しているので、或
る回転速度に達したとき自動的に速度を抑えるように制
御することができ、さらにまた、システムに対して警報
を発することも出来るようになり、安全性、信頼性の向
上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインバータ制御装置の第1実施例
を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の実施例における速度指令演算手段の基
本的な動作処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図4】本発明の第3実施例を示すブロック構成図であ
る。
【符号の説明】 1 交流電源 2 順変換部(コンバータモジュール) 3 平滑コンデンサ 4 逆変換部(インバータモジュール) 5 誘導電動機(モートル) 6、7 出力相電流検出回路 8 制御手段 9 速度設定入力手段 10 速度指令演算手段 11 駆動手段 12 モード判定手段 13 力行・回生判定手段 14 直流電流検出手段 a 速度設定信号 b 速度指令信号 c 駆動信号 d モード判定信号 e 力行・回生信号 f、g 出力相電流検出信号 h 直流電流検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−183687(JP,A) 特開 昭63−117605(JP,A) 特開 昭60−128875(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 13/22 H02P 7/63

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の運転モードで誘導電動機を駆動す
    るインバータ装置において、上記誘導電動機を惰性回転状態で運転するモードが選択
    されたとき、上記誘導電動機の運転状態が、「力行」、
    「回生」、「力行と回生のどちらでもない」の3種の運
    転状態の中の何れの運転状態にあるかを判定し、 判定結果が「力行」のときは、前回の速度指令値から速
    度調整値を減算して上記インバータの新たな速度指令値
    とし、 判定結果が「回生」のときは、前回の速度指令値に速度
    調整値を加算して上記インバータの新たな速度指令値と
    し、 判定結果が「力行と回生のどちらでもない」のときは、
    前回の速度指令値をそのまま上記インバータの新たな速
    度指令値とす るように構成したことを特徴とするインバ
    ータ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の発明において、上記誘導電動機の運転状態が「力行」と「回生」、「力
    行と回生のどちらでもない」の何れの運転状態にあるか
    の判定が、 上記インバータの逆変換部の交流側での交流電流の検出
    結果に基づいて行なわ れるように構成されていることを
    特徴とするインバータ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の発明において、上記誘導電動機の運転状態が「力行」と「回生」、「力
    行と回生のどちらでもない」の何れの運転状態にあるか
    の判定が、 上記インバータの逆変換部の直流側での出力電流の検出
    結果に基づいて行なわ れるように構成されていることを
    特徴とするインバータ制御装置。
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