JP3248530B2 - 検索システム及び検索システムを生成するプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

検索システム及び検索システムを生成するプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体

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JP3248530B2
JP3248530B2 JP2001052728A JP2001052728A JP3248530B2 JP 3248530 B2 JP3248530 B2 JP 3248530B2 JP 2001052728 A JP2001052728 A JP 2001052728A JP 2001052728 A JP2001052728 A JP 2001052728A JP 3248530 B2 JP3248530 B2 JP 3248530B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は検索要求者の明示的
な入力がなくても、複数の検索対象データベースの中か
ら検索要求者の検索要求に合致したデータベースを絞り
込むことにより、検索効率が向上する検索システムおよ
び検索システムを生成するためのプログラムを記録した
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】本願発明のように検索対象データベース
を絞り込むことにより検索効率を向上するものではない
が、検索対象データベースが単一の場合の検索方法で、
検索要求者の検索にかかる負荷を削減する手法として、
特開平3−22084号公報(以下文献1)、特開平4
−311263号公報(以下文献2)に記載されている
技術が知られている。
【0003】文献1に記載の技術では、検索キーワード
をメニュー形式で表示し、尚かつ、メニューの選択肢毎
にアクセス頻度を計数しもしくはアクセス時間を記憶
し、アクセス頻度の高い選択肢もしくはアクセス時間の
遅い選択肢を履歴として抽出して検索要求者に対応した
メニューを作成することによって操作性を向上させてい
る。また、文献2に記載の技術では、過去の検索結果の
履歴を表示させて繰り返しの検索効率を向上させてお
り、検索対象データベースが単一の場合の検索方法で
は、上記文献1や文献2等の技術により検索要求者の負
荷は確実に低減されてきている。
【0004】一方、従来技術における検索対象データベ
ースが複数存在する場合の検索方法としては、本出願人
が以前に本発明の出願以前に特許出願した特願平5−2
01392号(特開平7−56932号公報、以下文献
3)が知られている。
【0005】文献3に記載の発明では、情報検索システ
ムのように検索式の解析結果とデータベースの網羅性を
記載したデータベースを作成し、このデータベースから
検索要求者の検索要求に適合した検索対象データベース
を選択して検索を行い、検索要求者の負荷を削減する手
法を開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記文献3に記載され
た発明によって、検索対象データベースが複数存在する
場合に、検索要求者の意図した網羅的な検索を行うこと
ができるが、検索における様々な制約、例えば、検索要
求者が許容する検索結果が得られるまでの応答時間、検
索対象データベースが図書館であった場合に検索結果の
書物を実際に借りに行くことが可能な距離や、検索対象
データベースのメンテナンスなどによりある検索対象デ
ータベースが利用不可能な日時など、については考慮さ
れていない。よって、従来技術においては、検索要求者
自身が利用目的や検索結果の利用の方法に応じて、複数
存在する検索対象データベースを直感的に選択している
のが現状であるため、検索要求者に多大な負担がかかっ
ている。
【0007】上記文献1に記載された発明の方法を文献
3に記載されている複数データベースの選択手段に適用
することを考えても、文献1の手法は、あらかじめ階層
構造化された検索キーワードをメニュー形式で表示する
手法であり、文献1の手法で、上記のような検索要求者
が許容する検索結果が得られるまでの応答時間、検索対
象データベースが図書館であった場合に検索結果の書物
を実際に借りに行くことが可能な距離や、検索対象デー
タベースのメンテナンスなどにより、ある検索対象デー
タベースが利用不可能な日時など様々な制約を考慮する
ためには、これらの制約を統合的に扱える階層構造を構
築する必要があり、検索要求者の嗜好の変化に応じてこ
の階層構造を構築するのは困難である。また、上記文献
2に記載された検索履歴を用いる方法をこれらの文献の
技術に適用した場合は、検索結果の再利用が行えるだけ
であり、上記の様々な制約に対応することを考慮できな
い。
【0008】本発明の目的は、検索における様々な制約
を検索要求者が明示しなくても自動的に生成し、検索条
件に加えることによって、複数存在する検索対象データ
ベースから対象のデータベースを選択し、検索要求者の
負担を軽減することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】また、本発明に関連する
検索条件生成装置は、検索要求者の検索実行時に許容で
きる応答時間を検索条件として生成する。より具体的に
は、検索履歴から検索要求者が待つことができる検索時
間を算出する許容時間算出部(図8の140)を有す
る。
【0010】本発明に関連する検索条件生成装置では、
操作履歴取得部(図8の110)は検索要求者の操作の
履歴を、検索結果が表示される前に直前または最初の操
作まで復帰したか否かとそのときの時間を含めて取得す
る。許容時間算出部(図8の140)は操作履歴から復
帰操作が行われる時の直前の操作との時間間隔の平均時
間を測定する。検索条件生成装置(図8の100)は許
容時間算出部が測定した許容時間を検索装置(図8の3
00)に条件として提示するので、検索装置は、検索要
求者が待てる時間内に検索結果が得られる検索対象デー
タベースを選択することができる。
【0011】また、本発明の検索条件生成装置は、検索
時の日時によって変化するサービスの有無や負荷などを
検索条件として生成する。より具体的には、現在のロー
カル日時から世界各国の日時や曜日や属性からなる詳細
日時情報を生成する詳細日時生成部(図12の150)
を有する。
【0012】本発明の検索条件生成装置では、詳細日時
生成部(図12の150)は現在のローカル日時から世
界各国の日時や曜日や属性からなる詳細日時情報を生成
する。検索条件生成装置(図12の100)は詳細日時
生成部が生成した詳細日時情報を検索装置(図12の3
00)に条件として提示する。
【0013】また、本発明の検索条件生成装置は、検索
要求者の現在位置と検索対象データベースの存在位置と
の地理的距離を検索条件として生成する。より具体的に
は、検索要求者の現在位置と検索対象データベースの存
在位置とからおおよその地理的距離を生成する距離算出
部(図18の160)を有する。
【0014】本発明の検索条件生成装置では、距離算出
部(図18の160)は検索要求者の現在位置と検索対
象データベースの実際の存在位置とからおおよその地理
的距離を算出する。検索条件生成装置(図18の10
0)は距離算出部が算出した地理的距離を検索装置(図
18の300)に条件として提示する。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0016】本実施の形態の構成のブロック図を図1に
示す。図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態
は、キーボードやマウス等の入出力装置200と、プロ
グラム制御等により動作する検索条件生成装置100
と、入出力装置200から入力された検索条件と検索条
件生成装置100から生成された検索条件によって検索
を行う検索装置300とを含む。検索条件生成装置10
0は、検索要求者の検索条件を操作履歴として取得する
操作履歴取得部110と、取得された操作履歴を保持す
る操作履歴データベース120と、操作履歴から検索要
求者の好んでいるデータベースを推定し、そのデータべ
ースのリストを作成する嗜好DB抽出部130とを備え
る。
【0017】次に図1を参照して本実施の形態の動作に
ついて詳細に説明する。
【0018】入出力装置200を通じて入力された検索
を行うための一連の操作は操作履歴取得部110によっ
て監視され、操作履歴として操作履歴データベース12
0に保存される。このとき該操作履歴取得部110で取
得される操作には、従来の検索システムで通常行われ
る、初期検索、絞り込み検索、データベース指定、検索
結果参照、初期検索への復帰、直前操作への復帰、割り
込みなどがある。また、これらの操作において指定され
た検索キーワードや検索対象データベース名、検索結果
などの詳細事項が保存される。また、これらの操作が行
われた日付、時間、ユーザのIDも同時に記録される。
【0019】嗜好DB抽出部130は操作履歴データベ
ース120のデータを参照し、検索要求者が頻繁に選択
する検索対象データベースのリストを作成し、検索条件
として検索装置300に通知する。
【0020】検索装置300は、検索条件生成装置10
0から通知された条件を元に適切なデータベースを選択
し、そのデータベースに対して検索要求者が入出力装置
200から入力した条件で検索を行う。
【0021】次に、具体的な例を用いて本実施の形態の
動作を説明する。
【0022】今、図2に示すように、検索装置300が
検索対象としている検索対象データベースにdb1、d
b2、db3、db4があるとする。この検索装置30
0と検索対象データベースdb1、db2、db3、d
b4は、ネットワークによって繋がっている形態でもよ
い。この場合は、図2のように、検索要求者側の端末を
クライアント210とし、db1、db2、db3、d
b4を持つ端末をそれぞれ、情報サーバa150、情報
サーバb151、情報サーバc152、情報サーバd1
53とすると、クライアントと情報サーバ間とを通信す
る通信装置500,501が必要であるが、この通信装
置500,501の機能については、当業者であれば十
分に分かる事項であるので特に説明はしない。また、内
部にdb1、db2、db3、db4を備え、ネットワ
ークを介さなくても検索対象データベースを検索できる
端末であれば、特に通信装置500,501は必要とし
ない。本発明の検索システムはクライアントサーバ型で
もスタンドアロン型でも適用可能であることは言うまで
もない。
【0023】また、図3に示すような操作履歴が操作履
歴データベース120に存在するものとする。図3の操
作履歴によると、『ユーザID“4900001”の検
索要求者は、9月10日の13時38分40秒に「マル
チメディア」というキーワードで初期検索を行い、シス
テムから提案されたデータベースの内、db1とdb3
とdb4のデータベースを13時38分48秒に選択
し、検索結果が多数であったために13時39分13秒
に「データベース」というキーワードで絞り込みの検索
を行った。そして絞り込みの結果から13時39分25
秒にdb3のデータベースから出された「インターネッ
ト時代のマルチメディア・データベース」という書籍を
選択し、参照した。検索要求者は、13時40分37秒
に初期検索に戻り、13時40分45秒に新しいキーワ
ード「パソコン」で初期検索を行い、db3とdb4の
データベースを13時40分52秒に選択し、13時4
1分10秒に「マルチメディア」というキーワードで絞
り込みの検索を行い、13時41分33秒にdb3のデ
ータベースから出された「はじめてのマルチメディアパ
ソコン」という書籍を選択し、参照した。』というもの
である。この操作履歴は、操作履歴取得部110が、入
出力装置200を監視し、操作履歴データベース120
に保存するものである。
【0024】嗜好DB抽出部130は、この図3に示し
た操作履歴から検索要求者が嗜好しているデータベース
のリストを生成する。本例では、嗜好DB抽出部130
は履歴中に現れたデータベースの出現回数をカウントし
てリストを生成するものとする。
【0025】この図3の操作履歴の例からは図4のデー
タベースのリストが生成される。この図4は、図3の操
作履歴中に最も出現回数が多かったdb3は重み「4」
が、全く出現しなかったdb2は重み「0」が付加さ
れ、同様に、1回出現したdb2には重み「1」が、2
回出現したdb4には重み「2」が付加される。
【0026】この様に嗜好DB抽出部130によって検
索要求者が嗜好するデータベースのリストを作成した段
階で、検索要求者が新たに入出力装置200を通じて
「インターネット」というキーワードで初期検索を行う
場合について説明する。
【0027】検索条件生成装置100は図4のデータベ
ースのリストを検索条件として検索装置300に通知す
る。検索装置300は、検索条件生成装置100から出
力された、図4のデータベースのリストからなる検索条
件から、図5に示すような検索対象データベースの重み
順にソートした選択画面を検索要求者に示し、実際に検
索対象とするデータベースを選ばせる。次に、検索手段
300は、検索要求者から検索対象データベースの選択
があったデータベースに対してキーワード「インターネ
ット」で検索を行い、検索結果を入出力装置200に提
示する。
【0028】ただし、この例はあくまで例であり、本発
明はこの手法に限るものではない。例えば、それまでの
検索要求者の操作履歴から、嗜好DB抽出部130が検
索対象データベースの重みを計算しておき、検索要求者
が「インターネット」と入力を行う前に、重み順にソー
トした検索対象データベースを提示してもよいし、ある
重み以下のデータベースを選択対象から除外するように
してもよい。
【0029】また、本発明はWWW(World Wide Web)
にも適用できる。この場合は、図6のように、クライア
ント210側に、WWWサーバ170を介して情報サー
バが保持しているWWW情報(一般に、情報サーバに含
まれるホームページの情報)を閲覧できるブラウザプロ
グラムからなる入出力装置200を設け、WWWサーバ
170側に本発明の検索条件生成装置100、検索装置
300と、インターネット180を介して様々な情報を
持つ情報サーバ150・・・150+nと通信を行う既
存の通信手段500を備えればよい。また、クライアン
ト210とWWWサーバ170間においては、図6には
特に記載していないが、通常は通信手段が必要であり、
WWWサーバ170がクライアントを兼ねる場合には、
この通信手段は特に必要としない。また、図において
は、クライアントは1台であるが、当然ながらWWWサ
ーバ170は複数のクライアントと通信可能である。
【0030】また、図7のように、既存のエージェント
技術を用いて、本発明の検索装置300の機能を各情報
サーバに持たせるように構成してもかまわない。また、
この構成については、後述の第5の実施の形態において
説明する。
【0031】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0032】本実施の形態では、検索要求者の操作履歴
から好んで選択しているデータベースを発見して検索条
件と同時に検索装置に提示するため、検索装置は検索要
求者からの明示的な指示なしに検索要求者が好んでいる
データベースに対して検索を行うことができる。よっ
て、検索要求者は、自分が好んで検索している検索対象
データベースを選択しやすくなり、検索の効率が向上す
る。
【0033】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0034】本実施の形態の構成のブロック図を図8に
示す。図8を参照すると、本発明の第2の実施の形態
は、第1の実施の形態における検索条件生成装置100
の嗜好DB抽出部130の代わりに、操作履歴から検索
要求者が検索結果を待つことができる時間(許容時間)
を算出する許容時間算出部140を備えたものである。
【0035】次に図8を参照して本実施の形態の動作に
ついて詳細に説明する。
【0036】許容時間算出部140は操作履歴データベ
ース120を参照し、検索要求者が検索結果を待つこと
ができる時間を算出し、検索条件として検索装置300
に通知する。
【0037】検索装置300は、検索条件生成装置10
0から通知された条件、つまり、許容時間算出部140
で算出された許容時間を参照して、この許容時間内にア
クセス可能な検索対象データベースを選択し、そのデー
タベースに対して検索要求者が入出力装置200から入
力した検索条件で検索を行う。
【0038】次に、具体的な例を用いて本実施の形態の
動作を説明する。
【0039】本例は、第1の実施の形態の図6のように
本発明をWWWに適用した場合の例について説明する。
まず、本実施の形態におけるWWWの構成例を図9に示
す。また、図9では、第1の実施の形態で説明した構成
と同様な機能を持つものについては同じ符号が付けてあ
り、特に説明が無い限り第1の実施の形態と同様な機能
を有するため、その説明は省略する。
【0040】また、操作履歴データベース120には、
第1の実施の形態の説明において使用した図3と同様
に、図10に示すような検索履歴が存在する。図10の
履歴によると、『ユーザID“4900002”の検索
要求者は、9月11日の10時4分28秒に「マルチメ
ディア」というキーワードで初期検索を行い、WWWサ
ーバから提案されたデータベースの内、db1のデータ
ベースを備える情報サーバa150のURL(Universal
Resource Locator)を10時4分36秒に選択し検索
を実行したが、このURLで表されるdb1のデータベ
ースの検索を10時4分51秒にブラウザプログラムの
割り込み機能によって検索を中断し、直前操作へ復帰し
た。次に10時4分55秒に改めてdb2のデータベー
スを備える情報サーバb151のURLを選択し、検索
結果が多数であったために10時5分12秒に「データ
ベース」というキーワードで絞り込みの検索を行い、1
0時5分20秒にdb2のデータベースから出された
「インターネット時代のマルチメディア・データベー
ス」という書籍を選択し、参照した。』というものであ
る。
【0041】許容時間算出部140は、この操作履歴か
ら検索要求者の検索結果が出るまでに待つことが可能な
時間(許容時間)を算出する。この図10の履歴では、
db1のデータベースを選択して検索を実行してから割
り込みをかけて検索を中断するまでの時間は15秒であ
る。したがって、ユーザID“4900002”の許容
時間は15秒であると決定する。この例では、割り込み
をかけて検索を中断する操作は1度しかないため、その
時間間隔15秒を許容時間としているが、割り込みをか
けて検索を中断する操作が複数回出現する場合は、それ
ぞれの時間間隔の平均値を計算し、許容時間とするよう
にしてもよいし、検索要求者が自分の許容時間を設定で
きるようにしてもよい。
【0042】通信履歴取得部240は、通信装置500
を監視し、通信装置500を介して通信される通信履歴
を取得し、この通信履歴を通信履歴データベース230
に保存する。この通信履歴データベース230に保存さ
れる通信履歴の例を図11に示す。図11の通信履歴
は、日付と、WWWサーバから情報サーバに対して命令
を送信した送信時間と、その命令を送信した情報サーバ
のURL名と、その情報サーバからWWWサーバが送信
した命令に対応する情報を受け取った受信時間からな
る。この通信履歴は、要はWWWサーバ170が情報サ
ーバに対して何らかの命令を送信し、その命令に対する
情報サーバのレスポンスタイムが分かるものであればよ
く、この通信履歴の形態に限定されるものではない。
【0043】アクセス時間算出部220は、この通信履
歴データベース230を参照して、各情報サーバのレス
ポンスタイムを計算し、この結果を検索装置300に出
力する。
【0044】ここで、操作履歴データベース120が、
図10に示す内容であって、通信履歴データベース23
0が図11の内容である場合に、ユーザID“4900
002”で表される検索要求者が入出力装置200を通
じて「インターネット」というキーワードで初期検索を
行う場合を例に取って説明する。
【0045】まず、検索条件生成装置100は、嗜好D
B抽出部130によって検索要求者の許容時間が15秒
であると計算し、検索装置にその値を検索装置300に
渡す。
【0046】また、アクセス時間算出部220は、通信
履歴データベース230を参照することによって、各情
報サーバのレスポンスタイムを算出する。この図11の
例では、情報サーバaのレスポンスタイムの平均は、
(19+27)/2=23秒、同様に、情報サーバbの
レスポンスタイムの平均は、(15+8)/2=11.
5秒となる。アクセス時間算出部220は、この値を検
索装置300に渡す。
【0047】次に、検索装置300は、許容時間算出部
140で算出された検索要求者の許容時間と、各情報サ
ーバのレスポンスタイムとを比較し、許容時間を上回る
レスポンスタイムとなる情報サーバについては、検索対
象データベースとして選別しないようにする。この例の
場合は、情報サーバaのレスポンスタイムが、検索要求
者の許容時間を上回るので情報サーバaについては検索
対象データベースとはしない。ただし、この例はあくま
で例であり、第1の実施の形態で示した図5のように検
索対象データベースをレスポンスタイム順にソートする
方法や、許容時間を上回るレスポンスタイムとなる検索
対象データベースを区別して表示する方法などが考えら
れる。
【0048】次に、検索装置300は、検索要求者から
入出力装置200を用いて検索キーワード「インターネ
ット」が入力された場合に、この検索キーワードを入力
した検索要求者の許容時間内に検索が完了する検索対象
データベースは情報サーバb151以外に存在しないと
認識しているので、検索装置300は、入出力装置30
0から入力された検索キーワードをもとに通信装置50
0を介して情報サーバb151内にあるdb2を検索す
る命令を出力し、この検索結果をクライアントの入出力
装置200に出力する。
【0049】また、通信履歴取得部240は、通信装置
500を監視し、この情報サーバbを検索する命令を送
信した時間を送信時間とし、この情報サーバの存在する
をURLとして、通信履歴データベース230に記録す
る。また、情報サーバbからこの検索結果を通信装置5
00が受け取った場合に、この受け取った時間を受信時
間として通信履歴データベース230に書き込む。
【0050】また、本例における、アクセス時間算出部
220、通信履歴データベース230、通信履歴取得部
240によって、各情報サーバのレスポンスタイムを算
出することはあくまで例であり、本実施の形態において
必須の構成ではない。例えば、第1の実施の形態で説明
した図7のように、情報サーバ側に検索装置を設け、そ
の検索装置が、現在の情報サーバの負荷状況から現在の
レスポンスタイムを算出し、この負荷状況と検索要求者
の許容時間とを比較する手法など様々な形態が考えられ
る。要は、本第2の実施の形態は、検索要求者の操作履
歴から検索要求者の許容時間を求め、その許容時間と検
索対象データベースのレスポンスタイムとを比較するこ
とによって、許容時間内に検索を完了できるデータベー
スを検索対象者が検索対象データベースに選択しやすく
なればよい。
【0051】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0052】本実施の形態では、検索要求者の操作履歴
から、検索要求開始から検索結果表示までに検索要求者
が待つことができる時間(許容時間)を算出して検索条
件と同時に検索装置に提示するため、検索装置は検索要
求者から明示的な指示なしに検索要求者の許容時間内に
検索を完了できるデータベースに対して検索を行うこと
ができる。このように、検索要求者はストレスなく自分
の許容時間に応じた検索対象データベースから検索する
ことができる。
【0053】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0054】本実施の形態の構成のブロック図を図12
に示す。図12を参照すると、本発明の第3の実施の形
態は、検索条件生成装置100に詳細日時生成部190
を備える。この詳細日時生成部190は、現在のローカ
ル日時から世界各国の日時や曜日や属性などを生成し、
検索装置300に対して検索するのに望ましい検索対象
データベースを選択させるための知識を検索条件として
出力する。
【0055】次に本実施の形態の動作について詳細に説
明する。
【0056】詳細日時生成部190は例えば図13のよ
うに構成される。
【0057】検索日時知識作成手段310は、例えば入
出力装置200を介して検索要求者から、検索対象デー
タベースのアクセス可能時間や、そのデータベースの混
雑時間等が入力された場合に、検索日時知識格納手段3
20に保存する。例えば、検索対象データベースが図書
館であり、検索対象データベースが、東京大学図書館、
米国マサチューセッツ工科大学図書館、米国カリフォル
ニア大学ロスアンジェルス校図書館、英国王立図書館の
4つのデータベースがあるとすると、検索日時知識格納
手段320で保持されている情報は、図14に示したも
のとなる。この図14では、データベースのメンテナン
ス時間やアクセス可能時間と混雑時間が保存されてい
る。ただし、この例はあくまで例であり、本発明はこの
例だけに限らない。たとえば、通信販売を受け付けるデ
ータベースが検索対象であれば、その通信販売を受け付
ける営業時間を保存しておけばよいし、ピザなどの宅配
を受け付けるデータベースであれば、営業時間の他に混
雑時間や、現在の注文を受けてから宅配できる時間など
が保存されていることが望ましい。この場合の混雑時間
や現在の注文を受けてから宅配できる時間などは、検索
要求者が入力できる数値では望ましくないため、データ
ベース側がこの情報を公開し、検索日時知識作成手段3
10が検索対象データベースにアクセスし、この公開さ
れた情報を取得することや、第2の実施の形態で説明し
た通信履歴データベース230から、過去の混雑度合い
を計算し、経験則上から混雑時間などを定めることなど
が考えられる。
【0058】次に、時差テーブル330は、図15に示
すような現在存在している国(や地域)と他の国(や地
域)との時差を示すテーブルである。この時差テーブル
330は、現在普及しているコンピュータのオペレーテ
ィングシステムによって提供されている機能であるの
で、時差テーブル330としてはこの機能を用いればよ
い。
【0059】次に、詳細日時情報作成部340は、シス
テムから現在のローカル日時を取得し、この取得した日
時と、時差テーブル330で保存している時差と検索日
時知識格納手段320で格納している検索日時情報とを
比較し、現在のローカル日時で、複数の検索対象データ
ベースの中からどのデータベースを検索するのが望まし
いかを記載した知識である検索条件を検索装置300に
通知する。
【0060】検索装置300は、検索条件生成装置10
0から通知された検索条件を元に適切なデータベースを
選択し、そのデータベースに対して検索要求者が入出力
装置200から入力した検索条件で検索を行う。
【0061】次に、具体的な例を用いて本実施の形態の
動作を説明する。
【0062】また本例は、第2の実施の形態で説明した
ように本実施の形態をWWWに適用した場合は、図16
のように構成される。また、説明の便宜上、時差テーブ
ル330に格納されている情報は、図15に示した内容
であり、検索日時知識格納手段320で格納されている
情報は、図14で示した内容であるものとする。また、
インターネット180によって接続されている各サーバ
は、図16によると東京大学図書館、米国マサチューセ
ッツ工科大学図書館、米国カリフォルニア大学ロスアン
ジェルス校図書館、英国王立図書館の4つであるが、こ
れも説明の便宜上仮定したものであり、本発明はこの形
態だけに限られるものではない。
【0063】また、この説明では、検索要求者が日本国
内に設置された本例の検索システムで、初期検索を行っ
た日時を1997年9月12日15時00分54秒と
し、検索キーワードは、「インターネット」であるもの
とする。
【0064】検索装置300は、検索キーワード「イン
ターネット」をクライアント210の入出力装置200
から受け取ると、通信装置500を介して通信可能な4
つの情報サーバの中からどのサーバを検索すれば適切で
あるかを判断するため、詳細日時生成部190に対して
判断材料となる検索条件を送信するよう依頼する。この
依頼には、選択対象となる各情報サーバの場所(UR
L)に対する情報も含む。
【0065】この依頼を受け取った詳細日時生成部19
0の詳細日時情報作成部340は、現在時刻(1997
年9月12日15時00分54秒)と時差テーブル33
0(図15)と、選択対象となる各情報サーバの場所に
関する情報から、図17に示した詳細日時情報を作成す
る。
【0066】次に、詳細日時情報作成部340は、この
詳細日時情報(図17)と検索日時知識格納手段320
(図14)で格納している検索日時知識とを比較し、検
索対象となる各情報サーバが、現在アクセス可能で混雑
していないかを判断する。この例では、図14の東京大
学図書館は、現在時刻(1997年9月12日15時0
0分54秒)でアクセス可能で混雑していない時間帯
で、メンテナンス中ではないと判断し、この情報を検索
装置300に送信する。またこの例では、東京大学図書
館以外のデータベースは、全てアクセス可能な時間では
なく、なおかつ米国カリフォルニア大学ロスアンジェル
ス校図書館については、メンテナンス中である旨を検索
条件として検索装置300に送信する。
【0067】次に、検索装置300は、詳細日時生成部
190から受け取った検索条件を基に検索対象となるデ
ータベースを選択する。この例では、東京大学図書館以
外のサーバはアクセス不可能であるので、東京大学図書
館サーバを検索対象として選択し、通信装置500を介
して検索要求者が入力した検索キーワード「インターネ
ット」で東京大学図書館サーバの検索対象データベース
の検索を行い、検索結果を入出力装置200に提示す
る。
【0068】また、第2の実施の形態で説明したように
通信履歴取得部240が通信装置500を監視し、通信
履歴を通信履歴データベース230に保存しておき、検
索日時知識作成手段310がこの通信履歴データベース
230を参照することによって、検索日時知識格納手段
320で格納している検索日時知識の更新が可能であ
る。例えば、この例において、検索キーワード「インタ
ーネット」で検索した東京大学図書館サーバの検索結果
のレスポンスが遅いと判断した場合に、図14の検索日
時知識の東京大学図書館の混雑時間を更新するように構
成することも考えられる。
【0069】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。本実施の形態では、現在のローカル日時から世界各
国の日時や曜日や属性などの詳細日時情報を生成して検
索条件と同時に検索装置に提示するため、検索装置は検
索要求者から明示的な指示なしに、稼動していないデー
タベースや応答時間の遅い時間帯となるデータベースな
どを避けて検索を行うことができる。このように、検索
要求者はストレスなく検索することができる。
【0070】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0071】本実施の形態の構成のブロック図を図18
に示す。図18を参照すると本発明の第4の実施の形態
は、第3の実施の形態に、検索条件生成装置100に検
索要求者と検索対象データベースの地理的距離を算出す
る距離算出部195をさらに備えた構成である。
【0072】次に図18を参照して本実施の形態の動作
について詳細に説明する。
【0073】距離算出部195は、内部に図19に示す
ような距離テーブルを持ち、検索要求者の現在位置と検
索対象データベースの存在位置からおおよその距離を算
出し、この算出結果を検索条件として検索装置300に
通知する。
【0074】検索装置300は、詳細日時生成部190
と距離算出部195から通知された検索条件を元に適切
なデータベースを選択し、そのデータベースに対して検
索要求者が入出力装置200から入力した条件で検索を
行う。
【0075】次に、具体的な例を用いて本実施の形態の
動作を説明する。
【0076】検索要求者が東京都内の自宅から本実施の
形態の検索システムで、図書検索を行うとする。距離算
出部195は、この東京都内という現在位置と各検索対
象データベースの存在位置からおおよその距離情報を算
出する。図19は距離算出部150が距離情報を算出す
るために利用する距離テーブルの一部である。例えば、
大阪大学図書館との距離は500kmとなる。このよう
にして各検索対象データベースとの距離情報を算出す
る。
【0077】検索要求者が入出力装置200を通じて
「インターネット」というキーワードで初期検索を行う
と、検索条件生成装置100は距離算出部195が算出
した距離情報を検索装置300に通知する。
【0078】ここで検索装置300が検索対象としてい
るデータベースに、東京大学図書館、大阪大学図書館、
米国マサチューセッツ工科大学図書館、米国スタンフォ
ード大学図書館があり、詳細日時生成部190がそれぞ
れのデータベースとアクセス可能と判断したものとす
る。距離算出部160は、距離データベースを参照して
各データベースとの距離を算出する。この例の場合は、
東京大学図書館20km、大阪大学図書館500km、
米国マサチューセッツ工科大学図書館12524km、
米国スタンフォード大学図書館8198kmであると検
索装置300に検索条件を通知する。検索装置300
は、上記距離情報から検索対象データベースを並べ替
え、検索要求者に示す。具体的には、距離情報から、東
京大学図書館、大阪大学図書館、米国スタンフォード大
学図書館、米国マサチューセッツ工科大学図書館の順に
検索要求者に示す。これによって検索要求者は、実際に
借りに行くことを想定して東京大学図書館や大阪大学図
書館を検索対象データベースに選択することが可能とな
る。
【0079】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0080】本実施の形態では、検索要求者と検索対象
データベースの地理的距離を算出して検索条件と同時に
検索装置に提示するため、検索装置は検索要求者から明
示的な指示なしに、地理的に近くのデータベースを検索
対象として選択することが容易となる。これによって、
例えば検索対象データベースが図書館である場合は、検
索要求者は実際に図書を借りに行くことを想定して検索
することができる。
【0081】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0082】第5の実施の形態は、上記した第1〜第4
の実施の形態において、検索装置300を検索対象デー
タベース側の情報サーバに設けた例である。この場合の
構成ブロック図を図20に示す。図20を参照すると、
本発明の第5の実施の形態は、上記したいずれかの実施
の形態およびその組み合わせから構成される検索条件生
成装置100と、ネットワーク経由でメッセージを交換
する通信装置500と、検索対象データベースと同じ数
だけあり、通信装置500と通信を行う通信装置50
1、502、…と、検索対象データベースの情報サーバ
上に作成された検索装置301と、検索対象となる検索
対象データベース601とを含む。
【0083】検索装置301は、検索条件生成装置10
0から通信装置500および通信装置501を通じて通
知された検索条件を上記した実施の形態で説明した検索
条件生成装置で作成される検索条件と検索要求者が直接
入力した検索条件(検索キーワード等)とに分類する検
索条件分配部311と、検索対象データベース601に
対して検索要求者が入力した検索条件により検索を行う
検索処理部321と、検索条件生成装置100によって
生成された検索条件から自身のデータベースの優先度を
決定するための知識を持つ優先度決定知識341と、優
先度決定知識341を用いて自身のデータベースの優先
度を決定する優先度決定部331とを備える。
【0084】次に図20を参照して本実施の形態の動作
について詳細に説明する。
【0085】通信装置500および501を通じて検索
条件生成装置100から通知された検索条件には、検索
要求者が直接入力した検索条件と検索条件生成装置10
0が生成した検索条件がある。
【0086】検索条件分配部311はこの2つの検索条
件を分類し、検索要求者が直接入力した検索条件を検索
処理部321に、検索条件生成装置100が生成した検
索条件を優先度決定部331に通知する。優先度決定部
331は、優先度決定知識341と検索条件から自身の
データベースの優先度を決定し、通信装置501を用い
て通信装置500に通知する。一方、検索処理部321
は検索要求者が直接入力した検索条件をもとに自身のデ
ータベースである検索対象データベース601を検索す
る。
【0087】次に、具体的な例を用いて本実施の形態の
動作を説明する。
【0088】ある検索対象データベースdb1のデータ
ベース管理者によって作られた優先度決定知識341が
ある。具体的には図21に示すような判断知識が入って
いる。この図21における判断知識は、上記実施の形態
1〜4の全てに対応する知識であり、検索条件生成装置
100の形態によっては、必要でない情報も含まれてい
るが、これはあくまで例であり、この優先度決定知識3
41で保持する判断知識は、この例だけに限定されるも
のではない。
【0089】次に、通信装置500および501を通じ
て検索条件生成装置100から、「キーワード=インタ
ーネット」、「嗜好DBリスト=db1、db3、db
4」、「許容時間=30秒」、「詳細日時=1997年
9月11日、22時00分54秒、2週目、木曜日」、
「距離=8721km」という検索条件が検索装置30
1に通知された場合を例にとり説明する。
【0090】検索条件分配部311は、「キーワード=
インターネット」を検索処理部321へ、それ以外の検
索条件を優先度決定部331に通知する。
【0091】検索処理部321は検索要求者の要求に応
じて検索対象データベース601を検索する。優先度決
定部331は検索条件分配部311から通知された検索
条件と優先度決定知識341を用いて優先度を決定す
る。例えば、優先度決定知識341に図21に示す知識
が入っているとする。ここでは自身のもともとの優先度
を0とし、図21の各条件を順に照合し、真となる場合
にその加算点数を加えて優先度を決定する。また、この
例における検索対象データベース601のデータベース
名はdb1とする。
【0092】まず、「嗜好DBリスト=db1、db
3、db4」という検索条件から図9の1行目がマッチ
するため「+3」、db1の平均応答時間を80秒とす
ると、「許容時間=30秒」から、4行目がマッチする
ため「−3」、「詳細日時=1997年9月11日、2
2時00分54秒、2週目、木曜日」から、5行目がマ
ッチするため「−100」、また6行目もマッチするた
め「+1」、「距離=8721km」から、7行目がマ
ッチするため「−2」となり、これを計算すると、「−
101」という優先度となる。
【0093】優先度決定部331はこの「−101」と
いう優先度を検索条件生成装置100に通知する。検索
条件生成装置100では、各検索装置から送付される優
先度順に検索対象データベースを選択するための表示を
行う。また、この例では、メンテナンス日に当たるた
め、このような低い優先度になり、検索要求者がこのデ
ータベースを検索対象とする可能性は低くなる。この検
索対象データベースのデータベース管理者が臨時的にメ
ンテナンスを実施する際には、メンテナンスの直前に優
先度決定知識に臨時的に知識を追加することで検索要求
を抑制することができる。
【0094】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0095】本実施の形態では、検索装置301が検索
対象データベース601にネットワーク的に隣接してい
るため、この検索対象データベース601を実際に管理
している人が優先度決定知識341を記載することがで
きる。このため、検索対象データベースを熟知している
データベース管理者によって最新でかつ的確な判断を優
先度の決定に利用できるため、検索要求者に的確なデー
タベースを提供することができる。
【0096】また、本発明は、本発明の検索条件生成装
置や検索装置をコンピュータ上に生成するコンピュータ
読み取り可能なプログラムを作成し、このプログラムを
コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して提供
される形態でもよい。
【0097】
【発明の効果】第1の効果は、検索要求者の嗜好する検
索対象データベースのリストが検索条件となることであ
る。この結果、検索要求者は自信が好んで用いるデータ
ベースを選択しやすくなる。その理由は、検索要求者の
操作履歴から好んで選択しているデータベースを発見し
て検索条件と同時に検索装置に提示するため、検索装置
は検索要求者の好んでいる検索対象データベースを検索
候補にすることができるためである。
【0098】第2の効果は、検索要求者の許容できる検
索応答時間が検索条件となることである。この結果、検
索要求者は検索応答時間の早いデータベースを選択しや
すくなる。その理由は、検索要求者の操作履歴から、検
索要求開始から検索結果表示までに検索要求者が待つこ
とができる時間(許容時間)を算出して検索条件と同時
に検索装置に提示するため、検索装置はレスポンスタイ
ムが許容時間以内にある検索対象データベースを検索候
補にすることができるためである。
【0099】第3の効果は、検索対象データベースの稼
動の有無や応答時間の善し悪しが検索条件となることで
ある。この結果、検索要求者は検索自身が失敗しないデ
ータベースを選択しやすくなる。その理由は、現在のロ
ーカル日時から世界各国の日時や曜日や属性などの詳細
日時情報を生成して検索条件と同時に検索装置に提示す
るため、検索装置はデータベースの停止日や応答時間の
遅い時間帯などにあるデータベースを避けて検索対象デ
ータベースを検索候補にすることができるためである。
【0100】第4の効果は、検索対象データベースの実
際の存在位置との距離が検索条件となることである。こ
の結果、検索要求者は物理的に検索結果を取得すること
が容易なデータベースを選択しやすくなる。その理由
は、検索要求者と検索対象データベースの地理的距離を
算出して検索条件と同時に検索装置に提示するため、検
索装置は検索要求者の現在位置に地理的に近い検索対象
データベースを検索候補にすることができるためであ
る。
【0101】第5の効果は、検索対象データベースをも
っとも熟知しているデータベース管理者が最新でかつ的
確な優先度決定の判断を行い、検索要求者に的確なデー
タベースを提供することができることである。その理由
は、検索装置を検索対象データベース側に設置し、検索
キーワード以外の検索条件から優先度を決定する手段を
優先度決定知識としてデータベース管理者に開放するた
めである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図
【図2】本発明の第1の実施の形態の具体的な構成例を
示すブロック図
【図3】本発明の第1の実施の形態の操作履歴データベ
ースが保持する検索履歴の例を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態のデータベースのリ
ストの例を示す図
【図5】本発明の第1の実施の形態の検索対象データベ
ースの選択画面の例を示す図
【図6】本発明の第1の実施の形態をWWWに適用した
場合の構成例を示す図
【図7】本発明の第1の実施の形態をWWWに適用した
場合の別の構成例を示す図
【図8】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図
【図9】本発明の第2の実施の形態をWWWに適用した
場合の構成例を示す図
【図10】本発明の第2の実施の形態の操作履歴データ
ベースが保持する検索履歴の例を示す図
【図11】本発明の第2の実施の形態の通信履歴データ
ベースが保持する通信履歴の例を示す図
【図12】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロ
ック図
【図13】本発明の第3の実施の形態の詳細日時生成部
の構成例を示すブロック図
【図14】本発明の第3の実施の形態の検索日時知識格
納手段が保持する検索日時知識の例を示す図
【図15】本発明の第3の実施の形態の時差テーブルの
一部を示す図
【図16】本発明の第3の実施の形態の具体的な構成例
を示すブロック図
【図17】本発明の第3の実施の形態の詳細日時情報の
例の一部を示す図
【図18】本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロ
ック図
【図19】本発明の第4の実施の形態の距離テーブルの
一部を示す表
【図20】本発明の第5の実施の形態の構成を示すブロ
ック図
【図21】本発明の第5の実施の形態の優先度決定知識
の例を示す表
【符号の説明】
100 検索条件生成装置 110 操作履歴取得部 120 操作履歴データベース 130 嗜好DB抽出部 140 許容時間算出部 150〜150+n 情報サーバ 160 検索対象データベース(db1) 170 WWWサーバ 180 インターネット 190 詳細日時生成部 195 距離算出部 200 入出力装置 210 クライアント 220 アクセス時間算出部 230 通信履歴データベース 240 通信履歴取得部 300〜302 検索装置 310 検索日時知識作成手段 311 検索条件分配部 320 検索日時知識格納手段 321 検索処理部 330 時差テーブル 331 優先度決定部 341 優先度決定知識 500〜502 通信装置 601 検索対象データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 110 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数存在するデータベースの中から、検索
    対象となるデータベースを選択する検索システムにおい
    て、 前記検索対象となるデータベースの検索日時に関する知
    識を保存しておき、検索を行う時点でのローカルな日時
    を取得し、前記検索日時に関する知識とを比較し、前記
    検索対象となるデータベースと検索対象者との地理的な
    距離を求めることによって、検索対象となるデータベー
    スを選択することを特徴とする検索システム。
  2. 【請求項2】複数存在するデータベースの中から、検索
    対象となるデータベースを選択する検索システムにおい
    て、 検索要求者が少なくとも該データベースの検索を行うた
    めの検索条件の入力が行える入出力装置と、前記入出力
    装置によって入力される検索条件とは別の検索条件を生
    成する検索条件生成装置と、前記入出力装置において生
    成される検索条件と、前記検索条件生成装置で生成され
    る検索条件とから、検索対象となるデータベースを選択
    し、選択されたデータベースの検索を行う検索装置と、
    を有し、 前記検索条件生成装置は、前記検索対象となるデータベ
    ースの検索日時に関する知識を保存した検索日時知識格
    納手段と、検索を行う時点でのローカルな日時を取得
    し、前記検索日時知識格納手段に格納された検索日時に
    関する知識と取得したローカルな日時とを比較すること
    によって、検索を行う時点で効率よく検索を行えるデー
    タベースを検索対象とするための知識を検索条件として
    出力する詳細日時情報作成部と、検索対象者と検索対象
    となるデータベースとの地理的な距離を記載した距離テ
    ーブルから、前記検索対象者と前記検索対象となるデー
    タベースとの間の距離を算出し、この算出した距離を考
    慮して検索対象となるデータベースを選択するための知
    識を検索条件として前記検索装置に出力する距離算出部
    と、を少なくとも有していることを特徴とする検索シス
    テム。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の検索システムにおいて、 前記検索対象となるデータベースのメンテナンス日時や
    アクセス可能時間などを、前記検索対象となるデータベ
    ースの検索日時に関する知識として得て、該知識を前記
    検索日時知識格納手段に蓄積する検索日時知識作成手段
    を更に有することを特徴とする検索システム。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載の検索システムに
    おいて、 国や地域の時差に関する知識を蓄積した時差テーブルを
    更に備え、 前記詳細日時情報作成部は、検索対象となるデータベー
    スが存在する国や地域が判別できる場合に、前記時差テ
    ーブルを参照することによって、前記検索対象となるデ
    ータベースが存在する国や地域の日時に変換し、この変
    換された日時を用いて、検索を行う時点で効率よく検索
    を行えるデータベースを検索対象とするための知識を作
    成することを特徴とする検索システム。
  5. 【請求項5】複数存在するデータベースの中から、検索
    対象となるデータベースを選択する検索システムを生成
    するプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能
    な記録媒体であって、 検索要求者が少なくとも該データベースの検索を行うた
    めの検索条件の入力が行える入出力機能と、前記入出力
    機能によって入力される検索条件とは別の検索条件を生
    成する検索条件生成機能と、前記入出力機能において生
    成される検索条件と、前記検索条件生成機能で生成され
    る検索条件とから、検索対象となるデータベースを選択
    し、選択されたデータベースの検索を行う検索機能と、
    を有し、 前記検索条件生成機能は、前記検索対象となるデータベ
    ースの検索日時に関する知識をコンピュータに備える記
    憶手段に保存する検索日時知識格納機能と、検索を行う
    時点でのローカルな日時を取得し、前記検索日時知識格
    納機能によって格納された検索日時に関する知識と取得
    したローカルな日時とを比較することによって、検索を
    行う時点で効率よく検索を行えるデータベースを検索対
    象とするための知識を検索条件として出力する詳細日時
    情報作成機能と、検索対象者と検索対象となるデータベ
    ースとの地理的な距離を記載した距離テーブルから、前
    記検索対象者と前記検索対象となるデータベースとの間
    の距離を算出し、この算出した距離を考慮して検索対象
    となるデータベースを選択するための知識を検索条件と
    して前記検索機能に出力する距離算出機能と、を有する
    ことを特徴とする検索システムを生成するプログラムを
    記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】複数存在するサーバに備えるデータベース
    の中から、検索対象となるデータベースをクライアント
    側で選択を行い、前記クライアント側で備える入出力装
    置から入力される検索条件に従って、選択されたデータ
    ベースの検索を行う検索システムにおいて、 前記クライアント側には、前記入出力装置を介して検索
    要求者から入力される検索条件とは別の検索条件を生成
    する検索条件生成装置と、を少なくとも有し、 前記検索条件生成装置には、前記検索対象となるデータ
    ベースの検索日時に関する知識を保存した検索日時知識
    格納手段と、検索を行う時点でのローカルな日時を取得
    し、前記検索日時知識格納手段に格納された検索日時に
    関する知識と取得したローカルな日時とを比較すること
    によって、検索を行う時点で効率よく検索を行えるデー
    タベースを検索対象とするための知識を検索条件として
    出力する詳細日時情報作成部と、検索対象者と検索対象
    となるデータベースとの地理的な距離を記載した距離テ
    ーブルから、前記検索対象者と前記検索対象となるデー
    タベースとの間の距離を算出する距離算出部と、を有
    し、 前記サーバ側には、前記検索対象となるデータベース
    と、前記データベースをクライアント側から送付される
    検索条件に従って検索する検索装置と、を有し、 前記検索装置には、前記クライアント側の入出力装置で
    入力された検索条件と、前記検索条件生成装置で生成さ
    れた検索条件とを分配する検索条件分配部と、 前記検索条件分配部で分配された前記クライアント側の
    入出力装置で入力された検索条件を入力とし、この検索
    条件によってデータベースの検索を行う検索処理部と、
    前記検索条件生成装置で生成される検索条件に従い、自
    身のデータベースの優先度を決定するための知識を蓄積
    した優先度決定知識と、前記検索条件分配部で分配され
    た前記クライアント側の前記検索条件生成装置で生成さ
    れた検索条件を入力とし、この検索条件によって前記優
    先度決定知識を参照することによって、当該サーバの優
    先度を決定する優先度決定部と、を有し、 前記優先度決定知識には、前記詳細日時情報作成部が出
    力した前記検索を行う時点で効率よく検索を行えるデー
    タベースを検索対象とするための知識に応じて与えら
    れ、または、前記距離算出部が算出した前記検索対象者
    と前記検索対象となるデータベースとの間の距離に応じ
    て与えられる優先度の知識が含まれ、 さらに、前記検索処理部の検索結果と、前記優先度決定
    部で決定された優先度をクライアント側に送付し、サー
    バ側から前記検索結果と前記優先度を受け取ったクラア
    ント側では、前記検索結果を前記入出力装置に出力する
    とともに、前記優先度を検索対象となるデータベースを
    選択するための知識として利用することを特徴とする検
    索システム。
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