JP3247871B2 - 切削装置 - Google Patents

切削装置

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JP3247871B2
JP3247871B2 JP22772198A JP22772198A JP3247871B2 JP 3247871 B2 JP3247871 B2 JP 3247871B2 JP 22772198 A JP22772198 A JP 22772198A JP 22772198 A JP22772198 A JP 22772198A JP 3247871 B2 JP3247871 B2 JP 3247871B2
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cutting
rod
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cutting blade
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誠 仲山
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株式会社オカベ
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木工用の切削装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転スピンドルのチャックに切削刃物の
シャンクを保持させ、スピンドルと共に切削刃物を降送
しながらテーブル上の木製被加工物を切削する際の切削
屑は、従来切削刃物の外側に配置してある筒状のカバー
からホースをへて集塵器に向うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】切削にともない発生す
る切削屑がチップ状の場合、何ら支障なくカバーからホ
ースをへて集塵器に向う。
【0004】しかしながら、切削屑がテープ状に連続す
る場合、集塵器の吸込み口からホース内は勿論カバー内
迄詰まる。
【0005】このため、集塵機能を損うと共に、各部に
詰まった切削屑の除去に著しく手数がかかり、特に詰り
解消のための作業により切削装置の稼動率が低下する問
題があった。
【0006】そこで、この発明の課題は、切削屑の寸断
化をはかって詰り原因を解消するようにしたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、回転スピンドルのチャックに切削刃
物のシャンクを保持させて、木製被加工物に上記切削刃
物を押し付けながら切削加工すると共に、切削屑を上記
切削刃物の外側カバーからホースをへて集塵器に集塵す
る切削装置において、上記切削刃物のシャンクに切削屑
の寸断用杆材を周方向に突出させて設けた構成を採用す
る。
【0008】また、シャンクの透孔に杆材を挿通すると
共に、杆材の末端のテーパー部を透孔に打ち込んで杆材
を取付けたり、杆材を発火しない材質で形成する。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0010】この発明の第1実施形態の木工切削装置
(桟)は、図1及び図2に示すように、テーブル1に載
置した木製被加工物Aを、回転し、かつ昇降するスピン
ドル2のチャック3にシャンク4を保持させて取付けた
切削刃物5をスピンドル2の降送により押し付けながら
切削するようになっている。
【0011】上記のスピンドル2は、コラム(図示省
略)に据え付けたシリンダ6の収縮、伸長作用によって
ピストン軸7と共に昇降(図示省略してあるが、例えば
ピストン軸7の軸芯にスピンドル2を貫通させると共
に、ベアリングを介し軸承する公知手段により)し、シ
リンダ6の頭端に据え付けてあるモーターの出力軸とス
ピンドル2とを伸縮継手を介し(図示省略)接続して、
モーターの運転によりスピンドル2がドライブされるよ
うになっている。
【0012】なお、図示のように、ピストン7と共に昇
降するアーム8に支持させた伸縮自在な(パイプなどの
ガイド部材と、このガイド部材にスライド自在に嵌挿す
ると共に、バネにより突出力の付与軸材とで構成され
た)加圧材9を設けておくと、切削加工に際しテーブル
1に被加工物Aを押し付けて移動を止める。
【0013】また、切削加工にともなうテープ状の連続
した切削屑は、切削刃物5の外側に位置するようピスト
ン7に支持させたカバー10内からカバー10に連通す
るホース11をへて集塵器(図示省略)に集塵される。
【0014】さらに、切削されたテープ状の切削屑は、
シャンク4から周方向に突出させて設けた杆材12によ
り寸断されるようになっている。
【0015】上記のように構成すると、切削刃物5によ
りテープ状に連なって発生する切削屑は、切削刃物5と
共に回転する杆材12により順次寸断され、寸断された
短かい切削屑は、カバー10内からホース11をへて集
塵器に向う。
【0016】この発明の第2の実施形態では、シャンク
4に軸芯を横切る透孔21を設けて、この透孔21に杆
材12を挿通すると共に、この杆材12の末端に末端方
向に向う程徐々に直径が大きくなるように設けてあるテ
ーパー部22を透孔21に打ち込んでシャンク4に杆材
12を取付ける。
【0017】すると、シャンク4に対する取付けが透孔
21にテーパー部22を打ち込むのみですみ、杆材12
の折損に際しても透孔21からテーパー部22が抜ける
ように打撃を加えるのみでよい。
【0018】この発明の第3の実施形態では、杆材12
を発火しない材料を用いて形成する。
【0019】発火しない材料としては、例えば合成樹脂
製品にすればよい。
【0020】すると、折損にともない折れた杆材12が
ホース11をへて集塵器に向い、衝突しても発火しな
い。
【0021】
【発明の効果】この発明に係る切削装置は、以上のよう
に構成してあるので、切削にともない発生する連続した
テープ状の切削屑を杆材により短かく寸断することがで
きる。
【0022】このため、集塵経路の詰りがなくなると共
に、手間のかかる詰った切削屑の除去作業や集塵効率が
低下するようなこともない。
【0023】また、シャンクの透孔にテーパー部を打ち
込んでシャンクに対し杆材を取付けるので、取付けや、
折損による交換作業が極めて容易になる。
【0024】さらに、発火しない材料によって杆材を形
成するので、折損した杆材が集塵器に向っても、衝突に
よる発火がない。すなわち火災の発生をなくすることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の切削装置を示す一部切欠正面図
【図2】同一部切欠側面図
【図3】要部を示す分解斜視図
【符号の説明】
A 木製被加工物 1 テーブル 2 スピンドル 3 チャック 4 シャンク 5 切削刃物 6 シリンダ 7 ピストン軸 8 アーム 9 加圧材 10 カバー 11 ホース 12 杆材 21 透孔 22 テーパー部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転スピンドルのチャックに切削刃物の
    シャンクを保持させて、木製被加工物に上記切削刃物を
    押し付けながら切削加工すると共に、切削屑を上記切削
    刃物の外側カバーからホースをへて集塵器に集塵する切
    削装置において、上記切削刃物のシャンクに切削屑の寸
    断用杆材を周方向に突出させて設けたことを特徴とする
    切削装置。
  2. 【請求項2】 上記の杆材が、シャンクの軸線を横切る
    透孔に挿通され、上記杆材の末端部に設けてあるテーパ
    ー部を上記透孔に打ち込んで取付けるようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の切削装置。
  3. 【請求項3】 上記の杆材が、発火しない材質で形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の切削装置。
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CN109129739A (zh) * 2018-09-18 2019-01-04 羊妙菜 一种建筑木材切割设备

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