JP3247573B2 - ダイナミック型半導体記憶装置 - Google Patents

ダイナミック型半導体記憶装置

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JP3247573B2 JP08721395A JP8721395A JP3247573B2 JP 3247573 B2 JP3247573 B2 JP 3247573B2 JP 08721395 A JP08721395 A JP 08721395A JP 8721395 A JP8721395 A JP 8721395A JP 3247573 B2 JP3247573 B2 JP 3247573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミック型半導体
記憶装置(DRAM)に係わり、特に複数本のワード線
と複数本のビット線の各交点の3つに2個の割合でメモ
リセルを配置したDRAMに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、1トランジスタ/1キャパシタの
メモリセル構造を持つDRAMは、メモリセル構造の改
良と微細加工技術の進歩により著しく高集積化が進んで
おり、ビット線やワード線等の配線、トランジスタの設
計ルールも縮小している。このDRAMにおけるセンス
アンプ方式としては、16Kビットまではオープン・ビ
ットライン方式(Open Bit Line :以後オープンBL方
式と記す)が用いられ、16Kビット〜現在の64Mビ
ットまでの世代ではフォールデッド・ビットライン方式
(Folded Bit Line :以後フォールデッドBL方式と記
す)が用いられているのが現状である。
【0003】ところで、オープンBL方式は、メモリセ
ル面積は小さいが、センスアンプの設計ルールが非常に
厳しくセンスアンプの配置が困難で、しかもノイズが大
きい問題点がある。一方、フォールデッドBL方式は、
センスアンプの設計ルールは大幅に緩和できるが、メモ
リセル面積が大きくチップサイズが大きくなる問題点が
ある。
【0004】そこで本発明者は、以下に示す新たな構成
のDRAMを既に提案している(特開平6−18777
8号公報)。これは、1つのセルアレイ内にフォールデ
ッドBLとオープンBLを混在させることにより、フォ
ールデッドBL方式に比べメモリセル面積を縮小するこ
とができ、かつオープンBL方式に比べセンスアンプの
設計ルールを緩和することができるものである。そし
て、メモリセル面積の縮小、センスアンプの設計ルール
の緩和という2つの要望を同時に達成することができ、
さらにビット線間のノイズを低減することも可能として
いる。
【0005】代表的な回路例を図24(a)に示し、そ
の動作時の等価回路を図24(b)(c)に示す。ワー
ド線(WL0 〜WL2 )とビット線の交点のうち、ワー
ド線方向から見ても交点3つに2個、ビット線方向から
見ても交点3つに2個の割合でメモリセルが配置されて
いる。これにより、交点2つに1つのフォールデッドB
L(図24(a))の3/4にセルサイズが縮小でき
る。センスアンプ(SA0 〜SA5 )のピッチは図24
(a)に示すようにビット線3本に1個であり、ビット
線2本に1個のオープンBLに比べ150%に緩和でき
る。
【0006】セルアレイとセンスアンプ間にスイッチが
入っており、選択したワード線により、図24(b)
(c)のように切り換わる。(b)はワード線WL0 ,
WL1選択時、(c)はWL2 選択時である。ビット線
3本1組として、例えばWL0選択時にメモリセルが読
み出されるビット線BL0 と読み出されないビット線B
L2 を、フォールデッドBL対として左のセンスアンプ
で増幅する。また、メモリセルが読み出されるビット線
BL1 と右のセルアレイのビット線を組としてオープン
BLを構成し、右のセンスアンプで増幅するわけであ
る。
【0007】このようなセル配置は、図28に示す例等
にも対応する。この例は、読み出しはBL3本組で1組
のフォールデッドBL対と該フォールデッドBL対のリ
ファレンスビット線を共用とするもう1組のフォールデ
ッドBL対で行い、書込みは図24(a)のようにオー
プンBLとフォールデッドBL対で行う。図29は図2
8の動作例を示している。
【0008】図24の例は、オープンBLがフォールデ
ッドBL対に挟まれるため、センスアンプ動作時に発生
するδ2 ノイズに強く、オープンBL対のリファレンス
BLは隣りのBLが (1/2)Vccに固定しているため、シ
ールド効果によりノイズに強い。さらに、フォールデッ
ドBL対は間にオープンBLが入るため、同相ノイズを
受けてもフォールデッドBLのBL対間の電位差は変化
せずBL間ノイズに強い。また、図29の方式はフォー
ルデッドBL読み出しのため、オープンBL固有のノイ
ズがなく、ノイズに強い。さらに、ビット線のツイスト
を行うこともでき、高密度化してもノイズを低減でき
る。
【0009】このように図24、図29の方式は、ノイ
ズに強く、セルサイズが小さく、センスアンプの設計ル
ールを緩和できる。しかしながら、この種のDRAMに
あっては、セルの形状に制約が多いという問題があっ
た。以下に、この問題を説明する。
【0010】図25(a)(b)に前記した従来のDR
AMにおけるメモリセルのレイアウト平面図と断面図を
示し、図26に図25の概略図を示す。縦方向のワード
(WL0c〜WL5c)と横方向のビット線(BL0c〜BL
5c)の交点3つに2個セルが配置される。1つのセルの
内にはビット線(BL)コンタクト(図中に◇で示す)
は隣りのBLコンタクトと共用のため、BLコンタクト
半分よりWLとアクティブエリアの交点にトランジスタ
があり、トランジスタの隣りにストレージ(SN)ノー
ドコンタクト(図中に×で示す)がありストレージノー
ドに接続する。ストレージノードの隣りには通過ワード
線があり、その半分の隣りのセルを共有する。結局、セ
ルサイズとしては、配線のラインとスペースを各々Fと
すると、縦方向(WL方向)は2F、横方向(ビット線
方向)は3Fの3×2=6F2 セルとなる。
【0011】図25(b)には、ストレージノード形成
後、ビット線を形成するビット線後作りスタックセルの
例を示す。ビット線後作りスタックセルは、この6F2
セルに適合する。しかしながら、第1にビット線後作り
だと、キャパシタに高誘電率膜、例えばタンタル酸化膜
(TaO2 )やチタン酸ストロンチューム膜(Ti23
Sr)等が作りにくい。即ち、キャパシタ絶縁膜形成
後に高温の熱処理の必要なビット線等が形成しにくい問
題点がある。第2に図25(b)に示すようにストレー
ジノードはBLコンタクト及び隣りのストレージノード
間にFの間隔をとると、キャパシタサイズがF2 となり
小さくなる。
【0012】これに対して、この6F2 セルでビット線
先作り、即ちビット線形成後にキャパシタを形成する
と、ビット線形成時の熱処理がキャパシタ形成時に関係
なくなり、さらにキャパシタサイズを2F2 にできる。
しかしながら、このビット線先作りスタックセルをこの
6F2 セルで形成するには次のような問題点がある。
【0013】図25(a)のセル配置では、SNコンタ
クト上にBLがきているため、BL上のストレージノー
ド(SN)とアクティブエリアをSNコンタクトで接続
できない。そこで、図27(a)に示すようにアクティ
ブエリアをBLとBLの間の所まで延長してそこでSN
コンタクトをとる必要がある。そして、BL形成後にS
Nを形成し、そしてプレート電極を形成する。こうする
と、SNはBLダイコンと距離をとる必要がないため、
SN−SN間距離Fのみとなり縦方向にF、横方向に2
Fの2×1=2F2 までセルキャパシタサイズを大きく
でき、大きなセル容量を確保できる。しかし、図27
(b)に示すようにn型拡散層間膜離が大幅にルール違
反し素子分離が厳しくなってしまう。
【0014】さらに、図25のセル配置は、あまりきっ
ちりアクティブエリア(拡散層+チャネル領域)が形成
されているため、他のトレンチセルを形成するにも自由
度が小さい。さらに自由度が小さいと、第1にセル配置
上の問題で欠陥が発生しても形状を変えられない。
【0015】また、光リソグラフィの立場からレベンソ
ン,ハーブトーン等の位相シフトマスクを用いる時に、
この配置が他のフォールデッドBL用8F2 セル等に比
べマッチしないと結局セルサイズが縮少しにくい。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、ワー
ドとビット線の交点の3つに2つメモリセルを配置する
メモリセル配置においては、セル容量の増大ができ、高
誘電体膜の形成できるビット線先作りスタックセルには
不向きで、さらに他のトレンチセル等に関してもセル配
置に自由度がない問題点があった。
【0017】本発明は、上記事情を考慮して成されたも
ので、その目的とするところは、ワード線とビット線の
交点3つに2個セルを配置する方式でありながら、ビッ
ト線先作りスタックセルに向いて、セル容量増大,高誘
電体膜対応可能で、さらにセルの自由度が大きく、ビッ
ト線後作りセル,トレンチセルに向いているセルを提供
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、次のような構成を採用している。即ち、本
発明(請求項1)は、複数本のワード線と複数本のビッ
ト線の交点のうち、ワード線方向及びビット線方向に対
して、それぞれ3つに2個の割合でメモリセルが配置さ
れるメモリセルアレイからなるダイナミック型半導体記
憶装置において、前記ビット線を前記ワード線と直交す
る方向から傾けて配置し、かつ前記メモリセルのビット
線コンタクトとストレージノード(SN)コンタクトを
結ぶアクティブ領域を、前記ワード線と直交する方向か
ら傾けて配置してなることを特徴とする。
【0019】また、本発明(請求項2)は、複数本のワ
ード線と複数本のビット線の交点のうち、ワード線方向
及びビット線方向に対して、それぞれ3つに2個の割合
でメモリセルが配置されるメモリセルアレイからなるダ
イナミック型半導体記憶装置において、前記ビット線を
ワード線方向の1方向に対して鋭角に配置し、かつ前記
メモリセルのビット線コンタクトとストレージノード
(SN)コンタクトを結ぶアクティブ領域を、前記ワー
ド線方向の1方向に対して鋭角に配置してなることを特
徴とする。
【0020】
【0021】また、本発明(請求項)は、複数本のワ
ード線と複数本のビット線の交点のうち、ワード線方向
及びビット線方向に対して、それぞれ3つに2個の割合
でメモリセルが配置されるメモリセルアレイからなるダ
イナミック型半導体記憶装置において、前記メモリセル
のビット線コンタクトとストレージノード(SN)コン
タクトを結ぶアクティブ領域を、前記ワード線と直交す
る方向から傾けて配置してなることを特徴とする。
【0022】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。 (1) メモリセルは、ビット線の下にストレージノードを
形成するスタック型キャパシタを有するものであるこ
と。 (2) ストレージノードの形状が、ワード線方向の1方向
に対して鋭角の方向に細長いこと。 (3) ビット線コンタクトは第1及び第2のビット線コン
タクトに分けられ、アクティブ領域上の第1のビット線
コンタクトを上層のパッド層に接続し、該パッド上に第
2のビット線コンタクトを形成してビット線と接続し、
第1のビット線コンタクトと第2のビット線コンタクト
を結ぶ方向は、ワード線方向の1方向に対して鈍角の方
向であること。 (4) メモリセルは、前記ビット線の上にストレージノー
ドを形成するスタック型キャパシタを有するものである
こと。 (5) メモリセルは、半導体基板に設けたトレンチ内にス
トレージノードを形成したトレンチ型キャパシタを有す
るものであること。 (6) ビット線コンタクトを共用する2個のメモリセルの
各々のトレンチを結ぶ方向は、前記アクティブ領域の方
向よりさらに鋭角であること。 (7) メモリセルは、基板中にプレート電極を形成するも
のであること。 (8) ワード線方向の1方向に対して直角方向に、隣接す
るビット線のビット線コンタクトが配置されているこ
と。 (9) 直角方向に隣接するビット線のビット線コンタクト
のうち最も近いもの同士を結ぶ直線は、ワード線方向の
1方向に対して鈍角であること。
【0023】
【作用】本発明によれば、従来ワード線方向に対して垂
直であってスペース的に位置を変えられなかったアクテ
ィブ領域やビット線配線を自由のある角度で配置できる
ため、ビット線コンタクト−ビット線コンタクト間、ス
トレージノード(SN)ダイコン−SNダイコン間、ビ
ット線コンタクト−SNダイコン間、トレンチ−トレン
チ間の位置、ストレージノードダイコン−ビット線間距
離等が自由に設定できる。
【0024】従って、ルールが厳しい所を緩め、ルール
が緩い所を縮めることが可能となる。また、隣接したビ
ット線につながるアクティブ領域間の相対位置も、従来
繰り返しのピッチの1/3ずらしたのみに制約されてい
たが、本発明では約1/4,約1/2と自由度が上り、
レベンソン等の位相シフトを用いた時など微細化ができ
る最適な相対位置に設計できる。
【0025】また、ビット線やアクティブ領域を傾ける
ことにより、欠陥等少ない配置が選択できる。さらに、
前記アクティブエリアの相対位置が約1/2の時、ビッ
ト線ダイコンの自由度が上り、ビット線形成後キャパシ
タを作るスタックセルが容易に形成できる。
【0026】このようにして本発明では、メモリセルサ
イズの縮少を実現しつつ、大きなセル容量の確保及びメ
モリセル部のルールの緩和を実現し、さらにセンスアン
プ部ルールの緩和とアレイノイズの低減を両立させたD
RAMを実現することが可能となる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (実施例1)図1は、本発明の第1の実施例に係わるD
RAMのメモリセル配置を示すレイアウト図である。ま
た、セル配置が理解されやすいように、図2にビット線
層とアクティブエリア層及びワード線層を抜き出した図
面を示し、図3にアクティブエリア,SNコンタクト,
第1のパットポリBLダイコン,第2のパッドポリBL
ダイコンを抜き出した図面を示し、図4にアクティブエ
リア,ビット線,SNダイコン及び新たにストレージノ
ード(SN)を付加した図面を示す。さらに、図5に、
メモリセルが配置される位置を模式的に示す。
【0028】図1,2に示すように、ワード線(WL)
14は紙面上下方向に配置され、このワード線方向と直
交する方向(紙面左右方向)に対して、ビット線(B
L)18及びアクティブエリア(拡散層)13が傾けて
配置されている。図1,3に示すように、アクティブエ
リア13の中央部に第1のBLコンタクト15が設けら
れ、このBLコンタクト15は上層のパッド層16に接
続され、パッド層16上に第2のBLコンタクト17が
設けられてビット線18に接続されている。
【0029】アクティブエリア13の両端部にはSNコ
ンタクト19が設けられており、このSNコンタクト1
9は、図4に示すようにストレージノード20に接続さ
れている。そして、図5に示すように、ワード線(W
L)14とビット線(BL)18の各交点の内、ワード
線方向及びビット線方向に対して、それぞれ3つに2個
の割合でメモリセルが配置されるものとなっている。
【0030】ここで、ビット線18及びアクティブエリ
ア13をワード線方向の1方向に対して鋭角に傾けたと
すると、ストレージノード20の形状はワード線方向の
1方向に対して鋭角の方向に細長くなっている。また、
BLコンタクト15,17を結ぶ方向は、ワード線方向
の1方向に対して鈍角の方向となっている。
【0031】図6は図1〜5に適用する、ビット線形成
後にストレージノード及びプレート電極を形成するスタ
ックセルを示す。図中の11はpウェル、12はSiO
2 等の素子分離絶縁膜、13はアクティブエリアとなる
拡散層、14はワード線WL、15は第1のBLコンタ
クト、16はパッド層、17は第2のBLコンタクト、
18はビット線、19はSNコンタクト、20はストレ
ージノード、21はプレート電極を示している。
【0032】図6に示すように、セルトランジスタの一
方の拡散層13上に第1のBLコンタクト15を落と
し、その上にパッド層16を形成して、第1のBLコン
タクト15とずれた位置に第2のBLコンタクト17を
落として、その上にビット線18を形成している。図3
に示すように、これらのBLコンタクト15,17のず
れる方向は、前記斜めと垂直方向になる方向の斜めにず
らしている。
【0033】隣接するビット線18につながるアクティ
ブエリア13の表面方向のピッチのずれは、従来レイア
ウトでは1/3ずつずれていたが、このレイアウトで
は、前記斜めと垂直方向の斜めで見てみると約1/2づ
つずれている。これにより、図2のAに示す所に隙間が
でき、図3のように第2のBLコンタクト17をずらし
て配置するスペースができる。
【0034】ずれたBLコンタクト17上にビット線1
8を斜めに配置すると、BL−BL間の間に、SNコン
タクト19を落とす場所ができ、ビット線18の形成後
に容易にストレージノード(SN)とプレートからなる
キャパシタを形成でき、結果として、図4のように大き
なストレージノード領域が確保される。さらに、ビット
線形成時の熱工程があっても良く、高誘電体膜等が形成
しやすい。ビット線18が斜めに曲っても、図7に示す
ようにセルアレイの途中で逆に曲げると、容易にセンス
アンプ回路を接続できる。
【0035】このように本実施例によれば、従来ワード
線方向に対して垂直であって、スペース的に位置を変え
られなかったアクティブエリアやビット線配線を自由の
ある角度で配置できるため、ビット線コンタクト−ビッ
ト線コンタクト間、ストレージノード(SN)ダイコン
−SNダイコン間、ビット線コンタクト−SNダイコン
間、トレンチ−トレンチ間の位置、ストレージノードダ
イコン−ビット線間距離等が自由に設定できる。このた
め、ルールが厳しい所を緩め、ルールが緩い所を縮める
ことが可能である。
【0036】隣接したビット線につながるアクティブエ
リア間の相対位置も、従来、繰り返しピッチの1/3ず
らしたのみに制約されていたが、本発明では約1/4、
約1/2と自由度が上り、レベンソン等の位相シフトを
用いた時など微細化ができる最適な相対位置に設計でき
る。また、欠陥等少ない配置が選択できる。さらに、ア
クティブエリアの相対位置が約1/2の時、ビット線ダ
イコンの自由度が上り、ビット線形成後キャパシタを作
るスタックセルが容易に形成できる。 (実施例2)図8は、本発明の第2の実施例に係わるD
RAMのメモリセル配置を示すレイアウト図で、図9、
図10はその一部の層を抜き出したものを示す。図11
は図8に対応するメモリセルの断面図を示す。図1、図
6と異なる点は、第1及び第2のBLコンタクト15,
17及びパット層16をやめ、1つのBLコンタクト1
5で拡散層13とビット線18をつないでいる。
【0037】ここには示してないが、第1及び第2のB
Lコンタクトをオーバラップして形成しても良い。図9
のように、前記スペースがある所Bに拡散層13(アク
ティブエリアは拡散層とチャネルを足したもの)を延ば
して、そのままBLダイコンを落としておけば、図1、
図6同様、BL形成後にキャパシタを形成するスタック
セルが形成できる。
【0038】このような構成であっても第1の実施例と
同様効果が得られる。 (実施例3,4)図12は本発明の第3の実施例に係わ
るDRAMのメモリセル配置を示すレイアウト図で、図
13は本発明の第4の実施例に係わるDRAMのメモリ
セル配置を示すレイアウト図である。
【0039】図12、図13において、ビット線18、
アクティブエリア13共にワード線14に対して斜めに
同一方向に配設されている。ビット線16、アクティブ
エリア13はオーバラップしており、これは図15に示
すようなキャパシタ形成後、ビット線を作るスタックセ
ルに向いているし、図16(a)に示すようなトレンチ
セルにも向いている。このトレンチセルは基板をプレー
トとするメモリセルである。
【0040】図12に対して図13はトレンチ或いはS
Nダイコンがワード線方向にずれた例を示しており、こ
うすると、図16(b)に示すようにトレンチと拡散層
を跨いでストラップポリを埋め、拡散層とストレージノ
ードを接続しやすい。
【0041】図14は図12のレイヤーを一部抜き出し
た例を示す。図12、図13もアクティブエリアのずれ
は約1/2となり、リソグラフィ等、欠陥等で1/3ピ
ッチが縮少しにくい時、本実施例により選択の自由度が
上がり、適切なセル選択ができる。 (実施例5,6)図17は本発明の第5の実施例に係わ
るDRAMのメモリセル配置を示すレイアウト図で、図
18は本発明の第6の実施例に係わるDRAMのメモリ
セル配置を示すレイアウト図である。
【0042】これらの実施例は、ビット線の斜め方向が
図1〜図16と逆の例を示す。図18は図17に対して
ストレージノードコンタクト或いはトレンチの位置がず
れている。 (実施例7,8)図19は、本発明の第7の実施例に係
わるDRAMのメモリセル配置を示すレイアウト図であ
る。
【0043】これは、図1〜図18に比べアクティブエ
リアのずれが約1/4ピッチとなっている。これなどア
クティブエリア形成時、レベンソンマスクで位相を逆に
する(Dに対してCは位相が逆)場合、逆にできない所
(E)の範囲が他のセルより減少する。
【0044】図20は、本発明の第8の実施例に係わる
DRAMのメモリセル配置を示すレイアウト図である。
これは、アクティブエリア13が“へ”の字になってい
る例である。 (実施例9〜11)図21〜図23は、本発明の第9〜
11の実施例に係わるDRAMのメモリセル配置を示す
レイアウト図であり、アクティブエリア或いはBLのい
ずれかのみをWLと垂直にしても、BLを約45°斜め
にしても、WLとBLの交点3つに2つのセル配置が実
現できる。勿論、図17〜図23のメモリセルは前記B
L形成後、キャパシタを作るスタックセルや、キャパシ
タ形成後、BLを形成するスタックセルや、トレンチセ
ル等に、SNダイコン、BLダイコン、BLの位置等を
このままあるいはずらすと形成できる。
【0045】以上、本発明によりBL、アクティブエリ
アを斜めにしても、WL、BLの交点3つに2つセル配
置するメモリセルアレイを各種実現して自由度が上が
り、この中で最も微細化に向いたセルを選択できる。な
お、本発明は上述した各実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱し内範囲で、種々変形して実施する
ことができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
数本のワード線と複数本のビット線の交点の3つに2個
の割合でメモリセルが配置されるメモリセルアレイから
なるDRAMにおいて、ビット線やアクティブ領域を、
ワード線と直交する方向から傾けて配置することによ
り、メモリセルサイズの縮少を実現しつつ、大きなセル
容量の確保及びメモリセル部のルールの緩和を実現し、
さらにセンスアンプ部ルールの緩和とアレイノイズの低
減を両立させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係わるDRAMのメモリセル配
置を示すレイアウト図。
【図2】図1の一部の層を抜き出して示すレイアウト
図。
【図3】図1の一部の層を抜き出して示すレイアウト
図。
【図4】図1の一部の層を抜き出して示すレイアウト
図。
【図5】メモリセルが配置される位置を模式的に示す
図。
【図6】第1の実施例に適用するスタックセルを示す素
子構造断面図。
【図7】ビット線をセルアレイの途中で逆に曲げた例を
示す図。
【図8】第2の実施例に係わるDRAMのメモリセル配
置を示すレイアウト図。
【図9】図8の一部の層を抜き出して示すレイアウト
図。
【図10】図8の一部の層を抜き出して示すレイアウト
図。
【図11】第2の実施例に適用するメモリセルを示す素
子構造断面図。
【図12】第3の実施例に係わるDRAMのメモリセル
配置を示すレイアウト図。
【図13】第4の実施例に係わるDRAMのメモリセル
配置を示すレイアウト図。
【図14】図12の一部の層を抜き出して示すレイアウ
ト図。
【図15】第3,4の実施例に適用するスタックセルを
示す素子構造断面図。
【図16】第3,4の実施例に適用するトレンチセルを
示す素子構造断面図。
【図17】第5の実施例に係わるDRAMのメモリセル
配置を示すレイアウト図。
【図18】第6の実施例に係わるDRAMのメモリセル
配置を示すレイアウト図。
【図19】第7の実施例に係わるDRAMのメモリセル
配置を示すレイアウト図。
【図20】第8の実施例に係わるDRAMのメモリセル
配置を示すレイアウト図。
【図21】第9の実施例に係わるDRAMのメモリセル
配置を示すレイアウト図。
【図22】第10の実施例に係わるDRAMのメモリセ
ル配置を示すレイアウト図。
【図23】第11の実施例に係わるDRAMのメモリセ
ル配置を示すレイアウト図。
【図24】従来のDRAMの代表的な回路例と動作時の
等価回路を示す図。
【図25】従来のDRAMにおけるメモリセルのレイア
ウト平面図と断面図。
【図26】メモリセルが配置される位置を模式的に示す
図。
【図27】ビット線形成後にキャパシタを形成するスタ
ックセルに図25のセルを適用した例を示す図。
【図28】従来のDRAMの別の回路例を示す図。
【図29】図28の動作例を示す図。
【符号の説明】
11…pウェル 12…素子分離絶縁膜 13…アクティブエリア 14…ワード線(WL) 15…第1のBLコンタクト 16…パッド層 17…第2のBLコンタクト 18…ビット線(BL) 19…SNコンタクト 20…ストレージノード 21…プレート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 G11C 11/401 H01L 21/8242

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本のワード線と複数本のビット線の交
    点のうち、ワード線方向及びビット線方向に対して、そ
    れぞれ3つに2個の割合でメモリセルが配置されるメモ
    リセルアレイからなるダイナミック型半導体記憶装置に
    おいて、 前記ビット線を前記ワード線と直交する方向から傾けて
    配置し、かつ前記メモリセルのビット線コンタクトとス
    トレージノード(SN)コンタクトを結ぶアクティブ領
    域を、前記ワード線と直交する方向から傾けて配置して
    なることを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】複数本のワード線と複数本のビット線の交
    点のうち、ワード線方向及びビット線方向に対して、そ
    れぞれ3つに2個の割合でメモリセルが配置されるメモ
    リセルアレイからなるダイナミック型半導体記憶装置に
    おいて、 前記ビット線をワード線方向の1方向に対して鋭角に配
    置し、かつ前記メモリセルのビット線コンタクトとスト
    レージノード(SN)コンタクトを結ぶアクティブ領域
    を、前記ワード線方向の1方向に対して鋭角に配置して
    なることを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記メモリセルは、前記ビット線の下にス
    トレージノードを形成するスタック型キャパシタを有す
    るものであることを特徴とする請求項1又は2記載のダ
    イナミック半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】前記ストレージノードの形状が、前記ワー
    ド線方向の1方向に対して鋭角の方向に細長いことを特
    徴とする請求項3記載のダイナミック型半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】前記ビット線コンタクトは第1及び第2の
    ビット線コンタクトに分けられ、前記アクティブ領域上
    の第1のビット線コンタクトを上層のパッド層に接続
    し、該パッド上に第2のビット線コンタクトを形成して
    ビット線と接続し、第1のビット線コンタクトと第2の
    ビット線コンタクトを結ぶ方向は、前記ワード線方向の
    1方向に対して鈍角の方向であることを特徴とする請求
    項2記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】前記メモリセルは、前記ビット線の上にス
    トレージノードを形成するスタック型キャパシタを有す
    るものであることを特徴とする請求項1又は2記載のダ
    イナミック型半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】前記メモリセルは、半導体基板に設けたト
    レンチ内にストレージノードを形成したトレンチ型キャ
    パシタを有するものであることを特徴とする請求項1又
    は2記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】前記ビット線コンタクトを共用する2個の
    メモリセルの各々のトレンチを結ぶ方向は、前記アクテ
    ィブ領域の方向よりさらに鋭角であることを特徴とする
    請求項7記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】複数本のワード線と複数本のビット線の交
    点のうち、ワード線方向及びビット線方向に対して、そ
    れぞれ3つに2個の割合でメモリセルが配置されるメモ
    リセルアレイからなるダイナミック型半導体記憶装置に
    おいて、 前記メモリセルのビット線コンタクトとストレージノー
    ド(SN)コンタクトを結ぶアクティブ領域を、前記ワ
    ード線と直交する方向から傾けて配置してなることを特
    徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
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