JP3246119U - 盗難防止機能付きのヘルメット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成により盗難を防止することのできる、盗難防止機能付きのヘルメットの提供。【解決手段】盗難防止機能付きのヘルメット1は、ヘルメット本体10と、ヘルメット本体10に取り付けられた施錠手段30とを備え、施錠手段30は、帯体31と施錠部34とを有し、ヘルメット本体10は、帯体31を挿通する挿通孔20を有する。【選択図】図2

Description

この考案は、主として自転車を運転する際に着用する、盗難防止機能付きのヘルメットに関する。
改正道路交通法の施行により、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務付化された。これに伴い、ヘルメットを着用する自転車利用者の数が増大するとともに、ヘルメットの盗難防止対策が望まれる状況にある。
従来、盗難防止の目的で、自転車用のヘルメットを自転車に保持させる発明は公知である。例えば、特許文献1には、ヘルメットを収容する袋本体と、袋本体を自転車に係合する施錠機構とを備えたヘルメット収容袋が開示されている。
実用新案登録第3242670号公報
特許文献1に開示のヘルメット収容袋によれば、収容袋の取り出し口と自転車の係合部とを施錠した状態で自転車に保持することによって、ヘルメットの盗難を防止することができる。
しかしながら、使用者は着用していたヘルメットをわざわざ収容袋に収容する必要があり、また、収容袋から取り出すときには、取り出し口と自転車の係合部との2箇所の施錠を解除する必要があり手間である。また、ヘルメットを着用する際には、収容袋を自転車のかご等に収容したり使用者が所持する必要があるが、ヘルメットが収容できる程度の大きさを有する収容袋は嵩張ることから、携帯性に劣るともいえる。
本考案の目的は、従来のヘルメットの改良であって、簡易な構成により盗難を防止することのできる、盗難防止機能付きのヘルメットを提供することにある。
本考案は、ヘルメット本体と、前記ヘルメット本体に取り付けられた施錠手段とを備え、前記施錠手段は、帯体と施錠部とを有し、前記ヘルメット本体は前記帯体を挿通する挿通孔を有することを特徴とする盗難防止機能付きのヘルメットに関する。
本考案に係る盗難防止機能付きのヘルメットは、以下の好ましい実施態様を有する。
(1)前記施錠部は、ダイヤルロックである。
(2)無色透明又は有色透明のシールドを備え、前記シールドが前記ヘルメット本体に旋回可能に取り付けられている。
(3)前記帯体が、コイルばねから形成されている。
本考案に係る盗難防止機能付きのヘルメットの一つ以上の実施態様においては、ヘルメット本体が施錠手段の帯体を挿通する挿通孔を有することから、ヘルメットを施錠した状態で自転車やオートバイに取り付けることができ、駐輪場等におけるヘルメットの盗難を防止することができる。
図面は、本開示に係る本考案の特定の実施の形態を示し、考案の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
使用状態における、本考案に係る盗難防止機能付きのヘルメットの斜視図。 未使用状態における、ヘルメットの斜視図。 施錠手段を解錠した状態における図2と同様の図。 ヘルメットを自転車のハンドルの支持棒に取り付けた様子を示す図。 ヘルメットを自転車の収容かごに収容した様子を示す図。 ヘルメットを自転車の荷台に取り付けた様子を示す図。 実施例の一例におけるヘルメットの斜視図。 図7に図示した態様からシールドが旋回した状態を示す図。 他の実施例の一例におけるヘルメットの斜視図。 ヘルメットを自転車のサドルの支持棒に取り付けた様子を示す図。 さらに他の実施例の一例におけるヘルメットの斜視図。
添付の図面を参照し、本考案に係る盗難防止機能付きのヘルメット(以下、ヘルメット)1の詳細を説明すると、以下のとおりである。また、以下の実施形態は、本考案の欠くことのできない要件を含む他に、選択的に採用することのできる要件及び適宜に組み合わせることのできる要件を含んでいる。
図1~図3を参照すると、本考案に係るヘルメット1は、ヘルメット本体10と、ヘルメット本体10に取り付けられた施錠手段30とを備える。
ヘルメット本体10は、頭部に対してずれなく被ることができる大きさを有するものである。具体的には、ヘルメット本体10は、頭部を覆って保護する帽体12と、帽体12の内部に取り付けられ、外部からの衝撃を吸収して頭部を保護する衝撃吸収部材13と、頭部の顎に掛けて締めることで、衝撃吸収部材13が装着された帽体12を頭部に安定して着用する紐体14とを有する。
ヘルメット1は、主として一般的な歩道や車道を走行可能な自転車に搭乗する際に着用されるものであるが、スポーツ用自転車(ロードバイクやマウンテンバイク等)、原動機を搭載した二輪車(バイク)などに搭乗する際にも着用することができる。
帽体12は、頭部の大きさよりやや大きい椀型の筐体を有し、少なくとも搭乗者の前頭部及び後頭部を覆う部材である。帽体12は、シェルと呼ばれる硬質の材質で構成されており、例えば、PC樹脂などのプラスチックなどで構成されている。帽体12の前部や側部、頂部には、オプションとして、複数の貫通孔15が設けられている。この貫通孔15は、前方から流れてくる風をヘルメット本体10に流入させ通気性を高め、頭部の冷却や蒸れ防止を実現する。図示していないが、帽体12は、空力特性を考慮し流線型乃至は錐体型であってもよい。
帽体12の下端側の内壁面には、紐体14が取り付けられている。紐体14の取り付け部分は、帽体12内の左側の内壁面に2つ設けられ、帽体12内の右側の内壁面に2つ設けられている。
衝撃吸収部材13は、帽体12の内側にずれなく固定されている。衝撃吸収部材13は、頭部をずれなく覆うことができる大きさの部材である。衝撃吸収部材13の内壁面には、頭部との容易な接触を実現するために、クッション体などが全面乃至は一部に設けられている。衝撃吸収部材13は、外部からの衝撃を吸収して頭部を保護する材料で形成されており、例えば、発泡スチロールで形成されていることが好ましい。
衝撃吸収部材13は、例えば、自転車で走行中に転倒して路面などから帽体12へ衝撃が加わったとき、変形することで衝撃を吸収して頭部を保護する。この衝撃吸収部材13と帽体12により、頭部が確実に保護される。
紐体14は、顎に掛けて締めることでヘルメット1(衝撃吸収部材13及び帽体12)を搭乗者の頭部に安定して着用する部材である。すなわち、紐体14は、着用時に顎に掛けることで、ヘルメット1が搭乗者の頭部から脱落することを防ぐ部材である。
紐体14は、顎に掛けるため、可撓性を備える材料で形成されている。紐体14は、例えば、ナイロンやポリエステルなどで形成されていることが多い。
紐体14は、帽体12の内壁面の右前側と右後側のそれぞれに、吊下された状態で取り付けられている。紐体14は好ましくは長さ調整手段を備え、その両端部は、バックル16を介して着脱可能に連結されている。また、紐体14には、着用者の顎部に当接される顎当てパッド17が取り付けられている。
ヘルメット本体10は、後方側において厚さ方向に貫通する挿通孔20を有する。挿通孔20は、帽体12と衝撃吸収部材13とを貫通していて、挿通孔20の開口縁部には、帽体12の貫通孔と衝撃吸収部材13の貫通孔とを被覆する環状の保護カバー21が取り付けられている。
保護カバー21は、弾性樹脂、例えばポリウレタン、塩化ビニル、シリコーンゴム又は合成ゴム形成体もしくは弾性樹脂、例えばポリウレタン、EVA、ポリエチレン、シリコーンゴム、合成ゴムの発泡体等の柔軟弾性材料から形成されていて、挿通孔20に挿通される後記の施錠手段30の帯体が擦接されても帯体が傷付くのを抑制することができる。
挿通孔20は、図示例では、円形であるが、楕円形、三角形、ひし形、矩形等の各種公知の形状であってもよい。図示例の円形の場合、その直径は、1~5cm程度である。
挿通孔20には、ダイヤルロック式の施錠手段30が取り付けられている。
施錠手段30は、ワイヤーからなる帯体31と、帯体31の一方端に取り付けられた複数のダイヤルからなるシリンダ32と、帯体31の他方端に位置する、シリンダ32の係合溝32aに係合される係合爪33とを有する施錠部34を含む。挿通孔20に帯体31を挿通させた状態で、他方端の係合爪33を一方端のシリンダ32の係合溝32aに係合させた状態でシリンダ32を操作してロックすることで、施錠手段30をヘルメット本体10に取り付けることができる。
施錠部34における施錠形式は、特に制限されるものではなく、ダイヤルロック式ではなく、鍵(キー)によって施錠・解錠操作を行う機械式、または、電子錠による電子式の施錠形式であってもよい。ただし、ダイヤルロック式であれば、鍵や電子錠を携帯する必要がなく、利便性に優れる。
図4を参照すると、ヘルメット1の未使用時においては、施錠手段30を自転車2の一部、例えば、ハンドル3の支持アームに掛止した状態で、ヘルメット本体10に取り付け、他方端の係合爪33を一方端の係合溝32aに係合させてシリンダ32を操作してロックすることによって、ヘルメット1を盗難されるのを防止することができる。
また、ヘルメット1を自転車から吊持させた状態でロックしてもよいが、図5に示すように、自転車2の前方に位置する収容かご4に収容することによって、自転車を移動させるとき等に邪魔になることはない。さらに、図6に示すように、自転車2の荷台5にヘルメット1を取り付けることもできる。
施錠手段30は、ヘルメット本体10から容易に取り外すことができることから、ヘルメット1を使用するときに施錠手段30が邪魔になることはない。また、施錠手段30には、通常の自転車に使用されているダイヤルロックチェーンなどを使用することができ、また、従来のヘルメットに挿通孔を形成することで本考案を実施することができることから、経済性に優れる。
また、ヘルメット1の着用時には、施錠手段30がヘルメット本体10から分離されており、挿通孔20はヘルメット本体10の内外を連通する通気孔として機能しうる。すなわち、ヘルメット本体10に形成された複数の貫通孔15と相俟って、挿通孔20とが設けられていることによって、外気を取り込むことができ、ヘルメット本体10の内部の群れを効果的に抑制することができる。また、既述のとおり、挿通孔20は比較的に大きな開孔であることから、複数の貫通孔15に比べて走行風の流入量が多く、より効果的に内部の群れを抑制することができる。
図7及び図8は、本考案に係るヘルメット1の実施例の一例を示すものであって、本実施例においては、ヘルメット本体10の前方には、無色透明又は有色透明のシールド40が配置されている。
シールド40は、無色透明又は有色透明、かつ、弾性を有する熱可塑性樹脂材(ポリカーボネート等)を用いて所定形状に形成されたものである。
シールド40は、ヘルメット本体10の両側に位置する固定部41を旋回軸として旋回可能にヘルメット本体10に連結されている。シールド40は、未使用状態においてはヘルメット本体10の前方側を被覆し、使用する際には、旋回して着用者の顔面を被覆しうる。
ヘルメット1がシールド40を備えることによって、雨避けになって、雨天であっても自転車を安全に走行できるとともに、走行中に粉塵や目に入るのを抑制することができる。また、シールド40は、有色透明、好ましくは太陽光を抑制する効果のある茶色に着色されていることが好ましい。
図9は、本考案に係るヘルメット1の他の実施例の一例を示すものであって、本実施例においては、施錠手段30の帯体31が比較的に大きな全長を有している。具体的には、帯体31の全長は80~120cmである。
このように、施錠手段30の帯体31が比較的に長いことから、図10に示すように、例えば、自転車やオートバイのサドルの支持フレーム等に施錠手段30を掛止してロックした状態で、前方に位置する収容かご4にヘルメット1を収容することができる。
また、挿通孔20は比較的に小さく、その直径は2cm以下、好ましくは1cm以下であって、帯体31の直径よりも僅かに大きい程度の直径を有している。挿通孔20が比較的に小さいことから、雨天時のヘルメット1の着用状態において、挿通孔20を介して内部に雨が進入するのを抑制することができる。
本実施例においては、施錠手段30において、帯体31の係合爪33を有する他方端部が挿通孔20を挿通することができないことから、他方端部が着脱可能に帯体31に取り付けられる。また、係合爪33が挿通孔20を挿通できる程度の大きさであって、施錠部34自体が比較的に小さく形成されていてもよい。
図11は、本考案に係るヘルメット1のさらに他の実施例の一例を示すものであって、本実施例においては、施錠手段30の帯体31がワイヤーではなくコイルばねで形成されている。かかる場合には、帯体31の強度が向上するとともに、コイルばねの弾性伸縮性によって、帯体31の全長を自在に可変することができる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示されていない事項、例えば、構成物の材料、寸法などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な事項を採用している。
1 盗難防止機能付きのヘルメット
10 ヘルメット本体
20 挿通孔
30 施錠手段
31 帯体
34 施錠部
40 シールド

Claims (4)

  1. ヘルメット本体と、前記ヘルメット本体に取り付けられた施錠手段とを備え、前記施錠手段は、帯体と施錠部とを有し、前記ヘルメット本体は前記帯体を挿通する挿通孔を有することを特徴とする盗難防止機能付きのヘルメット。
  2. 前記施錠部は、ダイヤルロックである請求項1に記載の盗難防止機能付きのヘルメット。
  3. 無色透明又は有色透明のシールドを備え、前記シールドが前記ヘルメット本体に旋回可能に取り付けられている請求項1又は2に記載の盗難防止機能付きのヘルメット。
  4. 前記帯体が、コイルばねから形成されている請求項1又は2に記載の盗難防止機能付きのヘルメット。
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