JP3246058B2 - 試験片供給装置 - Google Patents

試験片供給装置

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JP3246058B2 JP08586993A JP8586993A JP3246058B2 JP 3246058 B2 JP3246058 B2 JP 3246058B2 JP 08586993 A JP08586993 A JP 08586993A JP 8586993 A JP8586993 A JP 8586993A JP 3246058 B2 JP3246058 B2 JP 3246058B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、短冊状あるいは棒状な
どの小片である試験片を一個ずつ取出して供給するため
の装置に係り、高信頼に一個ずつ取出すのに好適な試験
片供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院の臨床検査では、尿サンプルや血液
サンプル中の複数の分析項目を簡便に検査するために、
しばしば試験片を用いる。試験片はプラスチック等から
なる細長い板状のストリップに試薬を含浸させた被検層
を複数貼着したものである。
【0003】このような試薬片の取扱を自動化した試験
片自動分析装置としては、特開昭61−91571号公
報が知られている。この先行技術では、試験片把持体を
有するアームが、試験片供給機構と試験片を浸漬すべき
サンプル容器を載置した試料テーブルと測光機構の間を
移動し、呈色した試験片を測光する構成を示している。
試験片供給機構はアームによる試験片運搬開始位置に試
験片を1枚ずつ供給するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開昭61−
91571号公報に記載された試験片供給機構では、ホ
ッパーの底部をスライドさせて細長い試験片を供給する
方式を採用しているため、湾曲した試験片を引き出すと
きに他の試験片がホッパーの壁と底部の間に引掛りやす
く、円滑な動作が妨げられるという問題を有する。
【0005】本発明の目的は、試験片の形状に関係な
く、円滑に自動供給できる試験片供給装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の試験片
を収容する筒状の容器を備えた収納手段と、この筒状容
器の壁に試験片を嵌入し得る貫通溝を形成しておき、こ
の筒状容器が自転されるように往復回転させ、貫通溝内
に嵌入せしめ、筒状容器が回転動作を停止しているとき
に、貫通溝内の試験片を筒状容器の外へ出す取出し手段
と、当該試験片を試験片供給装置の外部取り出し位置に
移動させる移動手段と、該移動手段上に複数個が同時に
取出された場合には、これらの試験片を1個ずつに分離
する分離手段を備えていることを特徴とする。
【0007】また、上述の分離手段に代えて、取出され
た複数個の試験片の一部を収納手段内へ逆送させる逆送
手段を備え、再取出しを行わせることを特徴とする。
【0008】
【作用】収納手段は、複数個の試験片を収納する。取出
し手段は、前記収納手段から試験片を1個ずつ取出す。
分離手段は、前記取出し手段から試験片が同時に複数個
取出された場合に、これらの複数個の試験片を狭い通路
を通過させることにより1個ずつに分離する。移動手段
は、この1個ずつに分離された試験片を装置の外部取出
し位置へ移動させる。
【0009】また、分離手段に換えた逆送手段は、取出
し手段によって取出された複数個の試験片の一部を逆送
して収納手段内へ戻す。これにより、再び1個ずつ試験
片を取出し直そうとするものである。
【0010】
【実施例】試験片の例を図6に示す。試験片14は、長
さLの細長い板状のプラスチックからなるスティック8
に、試薬を含漬させた被検層9を複数個薄いメッシュ状
の布10で貼着したものであり、これらのすべての被検
層9がサンプル容器内に同時に浸漬された後、サンプル
容器内から引き上げて被検層9における呈色反応を進行
させるものである。一般には、各被検層9の大きさは5
mm角程度であり、被検層9の厚さは0.5〜1.5mmで
ある。図6の例の試験片14は、長さLが120mmであ
り、幅wが5mmであり、高さhは1.8mmである。試験
片14がサンプル容器内に浸漬されると被検層を固定し
ているメッシュ状の布10が縮み試験片14が湾曲する
ため、あらかじめ1〜4mmの高さH分だけ曲げてある。
被検層9の素材は濾紙又はフェルトである。
【0011】本発明の試験片自動供給装置52は、尿サ
ンプルや血液サンプルの如き生体試料の装置に適用され
るが、ここでは尿サンプルに適用される自動分析計を実
施例として説明する。
【0012】本発明の一実施例である尿自動分析装置の
概略全体構成を図7に示す。図7における分析装置は、
試験片自動供給装置52、サンプル位置付け装置51、
試験片保持運搬装置53、測定装置54および制御演算
部55を備えている。制御演算部55は、各機構部の動
作を制御すると共に、光度計63で測定された試験片の
各被検層の測定データを演算して測定結果を出力する。
【0013】サンプル位置づけ装置51は、ターンテー
ブル57上に配列されている尿サンプル収容の試料容器
56を、試験片浸漬位置Bに順次移送する。試験片自動
供給装置52は、試験片を多数収容している筒状容器1
1から試験片14を所定の外部取出位置Aに1枚ずつ供
給する。外部取出位置Aへの試験片の供給は、分析装置
の動作サイクルに同期してなされる。筒状容器11の上
底又は下底に相当する場所には、試験片を出し入れし得
る蓋13が取り付けられている。筒状容器11の最下層
に位置される湾曲した壁には貫通溝15が形成されてお
り、その貫通溝15内に試験片が確実に嵌入されるのを
助けるガイド部材16が貫通溝15を覆うように配置さ
れている。筒状容器11は、試験片飛出防止部材と外気
遮断部材とを兼ねた容器支持台18上に、滑動可能に設
置される。容器支持台18には、前述したように、試験
片14をガイド部材16に導入するための、試験片押し
込みばね7が取付けられており筒状容器11が回転運動
することで試験片14はガイド部材16に押し込まれ、
そのまま貫通溝15まで押し込まれる。筒状容器11の
貫通溝15が真下に来たとき回転を止め、シャッタ45
を降下させる。貫通溝15から出た試験片を外部取出位
置Aに移動するための試験片搬送ステージ31は、容器
支持台18の下方にあって、ガイド軸36、37上を移
動でき、移動の際に搬送ステージ31の上面が支持台1
8の下面に対し滑動し得る。
【0014】試験片保持運搬装置53は、旋回可能なア
ーム58と、駆動機構59と、アーム58の先端付近に
取り付けられた試験片把持体60を備えている。この運
搬装置53は、外部取出位置Aに供給された試験片14
を把持体60で把持して浸漬位置Bまで搬送し、把持し
た状態のまま浸漬位置Bにある試料容器56のサンプル
内に試験片14の全被検層9を浸漬する。所定時間浸漬
した後、試験片14を容器から引き上げて、測定装置5
4の方へ試験片を搬送し、試験片載置位置C上で把持体
60から試験片を開放する。その後、把持体60は、試
験片供給装置52の外部取出位置Aに戻るが、この時ま
でに次の試験片が外部取出位置Aに供給されている。分
析動作中このような動作が繰り返される。
【0015】測定装置54では、試験片保持搬送装置5
3から受け取った反応中の試験片14aを移送するため
に、ロール紙61を用いる。ロール紙61を巻き取り機
構62によって所定の時間間隔で巻き取ることによっ
て、載置位置に置かれた試験片14aを測光位置Dの方
へ輸送する。試験片14aは、サンプル浸漬から一定時
間後に光度計63による測光位置Dに位置づける。光度
計63には、それぞれの分析項目に対応する特定の波長
の光を発する光源とシリコンホトダイオード受光素子か
らなる小型反射型検知器が、試験片14aの各被検層面
の検知位置に対応して複数個配列されており、反応して
呈色した各被検層面からの反射強度を測定する。測定結
果は、制御演算部55のA/D変換器64を経由して、
制御部65内でデータ処理され、液晶表示器66に表示
されるとともに、プリンター67に打ち出される。
【0016】本装置による分析作業は、制御演算部55
の操作パネル68からの入力により進行する。測定終了
した試験片は、巻き取り機構62によりロール紙と共に
巻き取られ、測定終了後にロール紙ごと取り出し廃棄す
ることができる。
【0017】図7の分析装置に採用されている試験片自
動供給装置52の具体的な構成を、図1〜図5および図
8〜図12を参照して説明する。
【0018】複数の試験片を収容し得る円筒容器11の
一例として、これらの図では円筒状容器を示している。
円筒容器11は、容器本体12と蓋13を有しており、
容器本体12は乾燥剤17を収納する棚を持っている。
容器本体12の底と蓋13との間の空間が試験片収容室
を形成し、これらの間の距離すなわち試験片収容室の深
さは、試験片14の長さLよりわずかに大きくなるよう
に形成されている。これにより、試験片を長さ方向に整
えて収容室内に入れ、筒状容器11を往復動回転して
も、各試験片がバラバラの方向にならない。
【0019】筒状容器11の湾曲した壁には、回転中心
方向と平行に延びており、試験片14が適合して嵌入し
得る大きさと形状の長方形の貫通溝15及び試験片押し
ばね7が通る溝19が形成されている(図10参照)。
貫通溝15の長さは試験片14の長さLより若干大き
く、貫通溝15の幅は試験片15の幅wより若干大き
い。また、貫通溝15の深さは試験片14の高さhとほ
ぼ同じである。貫通溝15より回転中心側には、ガイド
部材16が延在されている。ガイド部材16は、例えば
反時計方向から入ろうとする試験片を貫通溝15内に導
くが、時計方向から入ろうとする試験片に対しては貫通
溝15への侵入を阻止するように壁面に固定された足部
を有している。試験片14は図6に示す如く1〜4mm湾
曲している。
【0020】ガイド部材16は、図9、図11及び図1
2に示す如く、試験片14の1〜4mmの湾曲に関係無
く、試験片14を一枚ずつ通すため、中心部74は試験
片14の厚さhよりわずか大きく、かつ試験片14の厚
さの2倍である2hより小さい。さらに湾曲した試験片
14を通りやすくするため、ガイド部材16の両端の入
口72が湾曲寸法Hより広く、内側を試験片の厚さhに
なるように勾配を付けて面取りする。又湾曲した試験片
がガイド部材16の入口寸法Zを試験片14の幅寸法W
の1/2〜1/1とすることで試験片14がガイド部材1
6に入りやすくなっている。ガイド部材16の延在部と
貫通溝15の上縁との間の離間距離は、円筒容器の手前
76を1枚の試験片14の高さhより大きく、かつ試験
片の厚さの2倍である2hより小さく、奥側77を試験
片の厚さより多少小さくするため段73を設けてある。
これにより、貫通溝15部で試験片14の被検層9の無
い側が斜めに2枚重なることが無く試験片14が1枚ず
つ円滑に導入される。
【0021】円筒状容器11は、回転駆動源であるパル
スモータ25によって往復動回転される。そして、反時
計方向の回転で、試験片14は試験片押し込みばね7の
力でガイド部材16に導かれ、貫通溝15に挿入され
る。また、時計方向の回転で、2枚目以降の試験片を戻
す方向に働くため、1枚目の試験片が落下する際、2枚
目で押しつけられ落下妨害されることはない。
【0022】容器11自体の往復動回転(自転往復動)
の回転角度は、回転力伝達機構の回転軸22に設けた切
欠付き円板30と、固定設置される支持台18に取り付
けられた切欠き位置検知器29からもたられる信号に基
づいて制御部により制御される。円筒状容器の自転往復
動の回転角度は、時計方向に約85度および反時計方向
に約78度以上である。
【0023】容器11の底部側は回転力伝達機構の動力
伝達用突起21(図4参照)と係合されるが、容器11
の蓋13側は押圧ばね23を備えた支持軸24によって
支持されているので、容器本体12を図4の左側へ押し
付けることにより容器本体12と突起21の係合状態が
解かれ、容器11を上方から取り出すことができる。図
示の例では容器11に貫通溝が1つだけ形成されている
が、貫通溝は必要に応じて2つ以上形成してもよい。
【0024】筒状容器11の長さ方向の外表面は、容器
支持台18の湾曲した内面に対して滑動し得るように形
成されている。この容器支持台18は、容器11の回転
動作中に貫通溝15が外部に開放されることを防止して
いる。仮に貫通溝15が外部に開放されたならば、試験
片が貫通溝15から外へ飛び出すことになる。だから、
支持台18は、回転動作時に貫通溝が回転移動する領域
全体を被うように配置され、試験片の飛び出し防止部材
として働く。また、容器11内に収容される試験片の被
検層9は、一般に湿気によって長時間の間に変質するの
で、容器11内は乾燥剤によって低湿度に維持される
が、貫通溝15を通して外気が容器11内に進入するの
を低減させるために、貫通溝15の移動領域には開放部
が無いように支持台18によって容器11の外周囲を被
う。
【0025】試験片飛出防止部材としての支持台18
は、容器11の外周下面をも被っているが、下面からは
試験片を取り出す必要があるので、容器11の回転動作
が停止したときの貫通溝15の位置と対応する支持台部
材の所定場所に、試験片を貫通溝15から搬送ステージ
31の方へ通過せしめる孔20が形成されている。この
孔20は、容器11が回転動作をする間は閉塞部材によ
って閉塞され、試験片を容器から降下させるときには開
口される。降下された試験片は、スライド移動し得る試
験片搬送ステージ31上に形成されている試験片受取溝
38上に装填される。この受取溝38の長さと幅も試験
の大きさに適合するように形成されている。 容器支持
台18の湾曲凹面を形成する部材の両側に配置された側
壁部材は、回転力伝達機構を支持している。通過孔20
は、半円筒形の湾曲凹面19の中央部に形成されてい
る。円筒状試験片収容容器11は、好ましくは透光性材
料、例えばアクリル樹脂で作られる。図示の支持台18
は、容器11の往復回転角度が時計方向および反時計方
向にそれぞれ90度まで回転して良いように形成され、
上から容器11を抜き出せるように上側が開放となって
いる。また、試験片搬送ステ−ジ31の通路部には、複
数枚ある試験片を一枚ずつに分離する分離手段が設けて
ある。即ち、容器支持台18の下部には、障壁50が設
けてある。この障壁50(図3)は、試験片搬送ステ−
ジ31上の試験片受取溝38に収納されて移動する試験
片が通過する通路の大きさを規制するものである。即
ち、この障壁50の高さは、前記試験片が1枚しか通れ
ないようにその高さを設定してある。これにより、万一
試験片受取溝38に2枚以上の試験片が円筒上試験片収
納容器11から供給された場合にも、これらの試験片が
試験片受取溝38に載せられて外部取出位置Aへ移動す
るときに、重なって載せられている試験片の上部側試験
片が前記障壁50と干渉してその場に滞留することによ
って、最下部の試験片のみが分離されて外部取出位置A
へ移動することになる。そして、この試験片が試験片保
持搬送装置53に受け渡され、試験片搬送ステ−ジ31
が再び前記貫通溝15の下方に戻って来た時に、空にな
った試験片受取溝38に前記の滞留した試験片を収納す
る。この収納された試験片は、再び試験片搬送ステ−ジ
31により外部取出位置Aへ移動させられながら、前記
障壁50によってまた試験片が1枚だけ分離され、試験
片保持搬送装置53に受け渡される。この一連の動作
は、円筒上試験片収納容器11から同時に供給された複
数枚の試験片が無くなるまで繰り返させる。
【0026】円筒状容器11は、回転動力伝達用の突起
21を有する支持軸22と容器を軸方向に押しつけるば
ね23を有する可動支持軸24によって支持されてい
る。容器11の回転力は、パルスモーター25、プーリ
ー26,27,タイミングベルト28によって与えら
れ、回転角度は検知器29と円周上に切り欠きを有する
回転円板30により検知され、制御される。
【0027】試験片搬送ステージ31は、モーター32
(図5)、プーリー33、34(図1)、タイミングベ
ルト35により、ガイド軸36、37に沿って水平方向
に往復動する。ステージ31上には試験片受取り溝38
が設けられており、上部の容器支持台18の試験片取出
し用の孔20から降下する試験片を受け取り、外部取出
位置Aに輸送する。試験片受取り溝38の下部には、試
験片の裏表を光学的に検知する裏表検知器40(図2)
が設けられている。また搬送ステージ31の移送通路に
面して摺り割り溝41を有する回転体42と、それを駆
動するモーター43(図5)からなる裏表反転機構44
が設けられており、試験片14が裏の場合には試験片の
取っ手部が摺り割り溝41内に位置したときに、回転体
42を180度回転させることにより、試験片を反転さ
せて表に揃える機能を有する。シャッター45(図1,
図2)は容器支持台18の試験片取出し用孔20を開閉
するために設けられており、ソレノイド46により動作
される。図1に示す検知器47および検知用端子48は
搬送ステージ31の停止位置の決定のために設けられて
いる。
【0028】本実施例においては、円筒状容器11に一
回に装填できる試験片の枚数は200枚となっており、
試験片の取っ手部が容器11の底側(図4の右側)にな
るよう装填する。本装置の動作は、容器11が装着され
かつ容器支持台18の孔20がシャッター45で閉じら
れている、図1の状態で開始され、次の手順で行われ
る。
【0029】(1)パルスモータ25を動作し円筒状容
器11を数回往復回動させて、試験片押し込みばねで貫
通溝15に試験片を一枚嵌入せしめる。本実施例におい
ては左右に3回往復回動させることにより殆ど確実に試
験片を貫通溝15に嵌入させることができる。検知器4
9はその確認のために設けられている。
【0030】(2)容器11の貫通溝15を容器支持台
18の孔20に一致せしめた状態で、シャッター45を
下方に押し下げて孔20を開き、試験片を搬送ステージ
31上に降下せしめる。この場合取り出す試験片に続い
て二枚目の試験片が重なって降下していることもある。
【0031】(3)搬送ステージ31を後退移動(図1
の左方向に移動)させて、試験片受取り溝38を孔20
の下に位置せしめ、降下した試験片を溝38に落とし込
み、嵌入せしめる(図2参照)。
【0032】(4)搬送ステージ31を前進方向(図2
の矢印方向)に移動せしめ試験片を外部取出位置Aに輸
送する。この際重なって降下した二枚目の試験片は孔2
0の下側方に設けられた移動防止のための障壁50(図
3)により孔20内または出口に留まっている。
【0033】(5)試験片輸送中に裏表検知器40によ
り試験片の裏表を判定し、裏の場合には裏表反転機構4
4により表に揃える(図3参照)。
【0034】(6)試験片が外部取出位置Aに位置づけ
られたとき、シャッター機構が孔20に対応する位置に
復帰し、ソレノイド46が動作して残留している試験片
を押し上げ容器11内に戻すとともに、孔20を閉鎖
し、次の試験片取出しのために(1)からの作業が開始
される。
【0035】以上の作業を繰り返すことにより円筒状容
器11に装填されている試験片を連続して自動的に試験
片供給位置に送り出すことができる。本実施例の装置
は、尿自動分析装置に使用する場合、12秒毎に一枚の
速度で試験片を供給することができる。
【0036】以上説明した実施例において、試験片の裏
表検知器および反転機構は重構な機能であるが、その方
式や手段は必ずしも本実施例に限定するものではない。
たとえばこれら機能は自動供給装置内に設けず、試験片
供給位置から分析部に移送するロボット機構に裏表反転
機能を持たせることもできる。
【0037】また、図示していないが、前述した実施例
において、(6)の動作の代りに、(4)において孔2
0内または出口に留まっている二枚目以降の試験片の存
在を表裏検知器40によって検知し、二枚目以降の試験
片が存在する場合は試験片搬送ステージ31を孔20の
下まで移動させることによって、該残留している試験片
を試験片受取溝38に自由落下させ収納し外部取出位置
Aまで輸送し、残留試験片のなくなるまでこの動作を繰
り返した後、(1)からの作業を繰り返しても良い。こ
の場合、二枚目以降の試験片の有無は、表裏検知器40
によって行うが該検知器40は反射式光学センサを用い
ており、発光素子の出力が試験片に当った後反射してく
るのを受光素子で受けるものであり、試験片の表裏の場
合の出力レベルとは異なり、試験片が無い時は表裏検知
器の出力レベルが全く零になることを利用するものであ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、試験片を一枚ずつ確実
に供給でき、また、試験片を一枚ずつ供給することによ
って、2枚以上の試験片が同時に供給された場合に発生
する供給装置の後流での自動機の誤動作を防止すること
が出来る。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の試験片供給装置の一例の要部縦断面
図。
【図2】図1に示した装置の動作説明図。
【図3】図1に示した装置の動作説明図。
【図4】図1のIV−IV線断面図。
【図5】図1の装置の正面図。
【図6】本発明の試験片供給装置で取扱われる試験片の
一例を示す図。
【図7】本発明の一実施例の分析装置の概略全体構成
図。
【図8】ステージが移動したときの図1の装置の部分切
欠外観図。
【図9】本発明の装置におけるガイド部材の一例の正面
図。
【図10】本発明の装置における円筒容器の一例の外観
図。
【図11】本発明の装置における円筒容器とガイド部材
の一例の横断面図。
【図12】本発明の装置における円筒容器とガイド部材
の一例の縦断面図。
【符号の説明】
7…試験片押し込みばね、11…円筒状容器、13…
蓋、14…試験片、15…貫通溝、16…ガイド部材、
18…容器支持台、22、24…支持軸、25…パルス
モーター、31…搬送ステージ、38…試験片受取溝、
44…裏表反転機構、45…シャッター、51…サンプ
ル位置付け装置、52…試験片自動供給装置、53…試
験片保持搬送装置、54…測定装置、55…制御演算
部、71…R部、72…面取り部、73…段部。
フロントページの続き (72)発明者 大木 博 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 進藤 勲夫 茨城県勝田市市毛882番地 株式会社 日立製作所 計測機事業部内 (72)発明者 甲斐 奨 茨城県勝田市市毛882番地 株式会社 日立製作所 計測機事業部内 (72)発明者 武藤 茂雄 茨城県勝田市堀口字長久保832番地2 日立計測エンジニアリング株式会社内内 (56)参考文献 特開 昭61−91571(JP,A) 特開 平4−115160(JP,A) 特開 昭63−252250(JP,A) 特開 昭63−96555(JP,A) 特開 平5−126745(JP,A) 特開 平5−133960(JP,A) 特開 平6−148201(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 33/52 G01N 33/493 G01N 35/02 G01N 35/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の試験片を収納する収納手段と、該収
    納手段に収納された試験片を該収納手段から1個ずつ取
    出すための取出し手段と、該取出し手段により取出され
    た試験片を装置の外部取出し位置まで移動する移動手段
    を備えた試験片供給装置において、取出し手段により2
    個以上の試験片が同時に取出された場合には、前記移動
    手段部に、これらの取出された試験片を一個ずつ分離し
    て外部取出し位置へ移動させる分離手段を備えたことを
    特徴とする試験片供給装置。
  2. 【請求項2】複数の試験片を収納する収納手段と、該収
    納手段に収納された試験片を該収納手段から1個ずつ取
    出すための取出し手段と、該取出し手段により取出され
    た試験片を装置の外部取出し位置まで移動する移動手段
    を備えた試験片供給装置において、取出し手段により2
    個以上の試験片が同時に取出された場合には、前記移動
    手段部に、これらの取出された試験片を一個ずつ分離し
    て外部取出し位置へ移動させる分離手段を備え、該分離
    手段は、取出し手段から取出された試験片を移動手段に
    より移動する時に1個ずつに分離しながら送り出す送り
    出し手段と、送り出された後に試験片が残留しているか
    どうかを検知する検知手段と、該検知手段により試験片
    が残留していることが判明すれば移動手段を再び元の位
    置へ戻し前記残留試験片を1個ずつ送り出し手段により
    分離しながら外部取出し位置へ移動させるように繰返し
    て動作させるための動作制御手段を備えたことを特徴と
    する試験片供給装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の試験片供給装置に
    おいて、分離手段は移動手段によって試験片を移動させ
    るための通路部は、該試験片が2個以上通過出来ないよ
    うに形成されていることを特徴とする試験片供給装置。
  4. 【請求項4】複数の試験片を収納する収納手段と、該収
    納手段に収納された試験片を該収納手段から1個ずつ取
    出すための取出し手段と、該取出し手段により取出され
    た試験片を装置の外部取出し位置まで移動する移動手段
    を備えた試験片供給装置において、取出し手段により2
    個以上の試験片が同時に取出された場合には、前記移動
    手段部に、複数個取出された試験片の一部を元の収納手
    段へ逆送して再び取出させるための逆送手段を備えたこ
    とを特徴とする試験片供給装置。
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