JPH0212610Y2 - - Google Patents

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JPH0212610Y2
JPH0212610Y2 JP1981186229U JP18622981U JPH0212610Y2 JP H0212610 Y2 JPH0212610 Y2 JP H0212610Y2 JP 1981186229 U JP1981186229 U JP 1981186229U JP 18622981 U JP18622981 U JP 18622981U JP H0212610 Y2 JPH0212610 Y2 JP H0212610Y2
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rack
sample
racks
cassette
cassette tray
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JP1981186229U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、試料収納装置、特に自動分析装置の
試料ラツク収納装置の改良に関するものである。
従来の試料収納装置としては、例えば特開昭51
−14092号及び特開昭51−14093号公報に開示され
ているものがある。両公報に示されている試料容
器はその上端面に開口する窪みを有しフランジが
相隣れる桟上に係止され、枠および柱体は一体成
形されている。そしてこの試料容器を12列収納で
きるカセツトトレイを1列分送り出すと列方向に
1ピツチ前進して次の列を送り出すから最後の列
を送り出す時は、始めのセツト位置より11ピツチ
前進している。すなわちこの装置では少なくと
も、カセツトトレイの2倍の長さを必要とする。
また、カセツトトレイの桟及び支柱は試料容器を
保持するため必要不可欠の部材であるが、この部
材が存在するためのカセツトトレイが大形化しか
つ複雑な形状となつている。更にカセツトトレイ
を前進させる送り爪の駆動機構も複雑かつ高価で
ある。従つて分析装置の処理能力が増加すること
により、分析装置に同時にセツトできる検体数も
増加させることが要求されるが、装置の大きさか
らくる制約により収納検体数を増すことができな
い。また、人間が一度に運ぶ重量も増加するため
カセツトトレイを大きくすることはできないとい
う欠点がある。
本考案は上記の欠点を解消し、高速で多量の試
料を処理する自動分析装置において、多数の検体
を同時に分析装置に着脱可能で、全ての分析が終
了した試料容器または試料ラツクの収納も可能な
試料収納装置を提供することを目的とするもので
ある。
本考案は各々が複数の試料容器を保持する複数
のラツクを複数のカセツトトレイに配列収納する
試料収納装置において、 ラツクの収納方向に見た両側板を着脱自在に構
成した複数のカセツトトレイを、前記両側板を取
り外した状態でラツクの収納方向に直列に配列し
て保持するカセツトトレイ保持部と、 このカセツトトレイ保持部のラツク装填入口側
に配置され、カセツトトレイに装填すべきラツク
をラツクの収納方向に対して直角を成す方向にラ
ツク装填入口まで搬送する送りベルト、この送り
ベルトによつて搬送されるラツクをラツク装填入
口において位置決めするストツパおよびこのラツ
ク装填入口に位置決めされたラツクを収納方向に
押し出してカセツトトレイに収納するラツク駆動
装置を有するラツク収納手段と、 前記カセツトトレイ保持部の上方に、ラツク収
納方向に移動可能に設けられ、前記ラツク収納手
段によつてカセツトトレイに収納されるラツクの
倒れを防止するようにラツクをガイドするラツク
押さえ板とを具えることを特徴とするものであ
る。
以下図面を参照して本考案を詳細に説明する。
説明を簡明にするため同一部分は同一符号を付
す。第1図は分析対象となる血清等の試料を収容
する複数の試験管1を収納した自動分析装置で使
用される既知の試料ラツク2の一例を示す線図的
斜視図である。第2図は既知のデイスクリート形
のマルチチヤンネル自動分析装置の一例を示す線
図的斜視図で、試料を収容した試験管1を収納し
た試料ラツク2を試料供給部3にセツトする。分
析が開始されると試料供給部3よりラツク移送部
4へ一つの試料ラツク2が送り出される。ラツク
移送部4は図示しない移送用のベルトとストツパ
爪で構成されており、試験管1を試料分注位置へ
移送するとともに分析終了後の試料ラツク2を試
料収納部5へ移送する。試料を試料分注位置にて
所定量を分注し、反応部6で必要な試薬と反応さ
せ分析データを図示しない出力装置に出力する。
分析終了後の試料ラツク2は試料収納部5に順次
収納され、試料収納部5が試料ラツク2で満され
ると、自動分析装置より取り出される。
第3図は本考案の試料収納装置の一実施例の一
部を切欠いた平面図であり、第4図は第3図に示
すA−A′矢視方向の断面図である。試料収納部
5は反応部6から試料ラツク2を取り込むための
送りベルト7と試料ラツク2を駆動するラツク駆
動部及びカセツト部より構成され、ラツク駆動部
は固定板8上に設けられている。固定板8上には
駆動モータ9が設置されており、モータ9の出力
軸に円板10が固定されており、円板10には偏
心ピン11及び1回転検出用のシヤツタ12が固
定されている。シヤツタ12はフオトスイツチ1
3を遮光することによりフオトスイツチ13を開
閉する。押し板14の一端は偏心ピン11に回転
可能に取り付けられ、他端は押し板14の長手方
向に設けられた長孔15に固定ピン16の軸と回
動できるよう嵌合されている。また、押し板14
は試料ラツク2を押し出し易い様にL字状に先端
を曲げてある。ガイド板17は試料ラツク2を正
しく送りベルト7上を移送するための案内で、そ
の固定板8に対する垂直部のほぼ中央に押し板1
4が通過できる開口18を設け、かつ、その先端
は直角に曲げて試料ラツク2の位置決めストツパ
19を兼ねて形成されている。送りベルト7はラ
ツク移送部4のベルト20と同期して回転し、反
応部6より試料ラツク2を試料収納部5へ取り込
む部材である。複数のカセツトトレイを保持する
カセツトトレイ保持部は別個の固定板21で構成
されている。固定板21上には第5図に示すカセ
ツトトレイ22を複数設置することが可能であ
る。押え板23はガイドレール24上を矢印C方
向に適当な摩擦で自在に移動することができるよ
う設けられている。
第5図は本考案の試料収納装置のカセツトトレ
イの一実施例の分解斜視図であり、第6図は本考
案の試料収納装置のカセツトトレイ22に試験管
1を収容した試料ラツク2を収納した場合のカセ
ツトの中央断面図である。カセツトトレイ22は
両側にフランジ25及び前後に各1対づつの溝2
6を有しU字形となつている。このU字形の内幅
は収納した試料ラツク2の長さより僅かに広くし
てあり、カセツトトレイ22の溝26に仕切板2
7を挿入した時の内側では、試料ラツク2の数を
整数のn、その幅をbとするとその合計長さLは
L−n×bとなるが、この長さLよりやや長く形
成されている。カバー28は第6図に示す様にカ
セツトトレイに試料ラツク2を収納した時に仕切
板27の外側までの長さで、かつ、試料ラツク2
の長さの幅を有している。第6図に示す様に試料
ラツク2を収納後カバー28を取り付けるとカセ
ツトトレイ内はほぼ密閉状態となるため長期間の
保存を行なう場合は都合がよい。
次に試料収納部5の動作の説明をする。分析を
開始する前に所定数のカセツトトレイ22を固定
板21上にセツトし、次に押え板23のS面を矢
印Rの位置までスライドさせる。分析が始まり、
分注が終了した試料ラツク2はラツク移送部4の
ベルト20により移送されてくると、ラツク移送
部4と同期して回転する送りベルト7へ移送され
更にストツパ19に当るまで第3図に示す送りベ
ルト7上の矢印の方向に送られる。送りベルト7
が停止するとモータ9の回転により円板10が矢
印B方向に回転すると押し板14は破線の軌跡で
試料ラツク2をカセツトトレイ22の方向へ押し
出す。この時のストロークlは試料ラツクの幅b
よりやや大きくなる様にする。この押し出す時に
試料ラツク2は倒れそうになるが、押え板23が
倒れを防止し押し出される試料ラツク2とともに
押え板23も押し出される。押し板14は回動を
続けシヤツタ12がフオトスイツチ13をオンさ
せるまで回動する。同様にして次々と試料ラツク
2が押し出されるが、押え板23のために試料ラ
ツク2は転倒せず、第3図に示す様に並んでカセ
ツトトレイ22内へ収納される。この様にして試
料ラツク2は次々とカセツトトレイ22内へ収納
されて行き全てのカセツトトレイ22が試料ラツ
ク2で満されると図示しないスイツチがオンとな
つて満杯の告知情報を出す。満杯の情報により操
作者は仕切板27をカセツトトレイ22の前後の
溝26に挿入後カセツトトレイ22を取り出し、
新しいカセツトトレイ22をセツトし押え板23
をR位置に移動させる。押え板23は試料ラツク
2の転倒を防止するものであれば何でも良く例え
ば文鎮状の物やブツクエンドの様なものでもよ
い。カセツトトレイ22、仕切板27、カバー2
8は形状が同じであれば材質は何でも良い。プラ
スチツク材料等であれば軽量かつ衛生的である。
以上説明したように、本考案になる試料収納装
置は構造が簡単なため信頼性が高く、また、安価
に製作できるとともに多数のラツクを複数のカセ
ツトトレイ内に確実かつ迅速に収納することがで
きる。この場合、カセツトトレイ内に支柱や桟等
が全くないためスペースの有効利用となりまた、
カセツトトレイが移動しないために試料ラツクの
収納数を著しく増加することができる。更に、カ
セツトトレイを小さく分割することによりカセツ
トトレイ当りの重量を軽量化できるため操作性が
向上する。そして、カバー28を取り付けること
によつて保存用の容器としても使用できる。
なお、本考案は上記の実施例に限定されるもの
でなく、幾多の変形や変更が可能である。実施例
では試料ラツクを押し出すため、押え板にクラン
ク機構を用いたが、ソレノイドのプランジヤーの
直線往復移動を利用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は既知の試料ラツクの一例を示す線図的
斜視図、第2図は既知の自動分析装置の一例を示
す線図的斜視図、第3図は本考案の試料収納装置
の一実施例の一部を切欠いた平面図、第4図は第
3図に示すA−A′矢視方向の断面図、第5図は
本考案の試料収納装置のカセツトの一実施例の分
解斜視図、第6図は本考案の試料収納装置のカセ
ツトに試験管を収容した試料ラツクを収納した場
合のカセツトの中央断面図である。 1……試験管、2……試料ラツク、3……試料
供給部、4……ラツク移送部、5……試料収納
部、6……反応部、7……送りベルト、8……固
定板、9……モータ、10……円板、11……偏
心ピン、12……シヤツタ、13……フオトスイ
ツチ、14……押し板、15……長孔、16……
固定ピン、17……ガイド板、18……開口、1
9……ストツパ、20……ベルト、21……固定
板、22……カセツトトレイ、23……押え板、
24……ガイドレール、25……フランジ、26
……溝、27……仕切板、28……カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各々が複数の試料容器を保持する複数のラツク
    を複数のカセツトトレイに配列収納する試料収納
    装置において、 ラツクの収納方向に見た両側板を着脱自在に構
    成した複数のカセツトトレイを、前記両側板を取
    り外した状態でラツクの収納方向に直列に配列し
    て保持するカセツトトレイ保持部と、 このカセツトトレイ保持部のラツク装填入口側
    に配置され、カセツトトレイに装填すべきラツク
    をラツクの収納方向に対して直角を成す方向にラ
    ツク装填入口まで搬送する送りベルト、この送り
    ベルトによつて搬送されるラツクをラツク装填入
    口において位置決めするストツパおよびこのラツ
    ク装填入口に位置決めされたラツクを収納方向に
    押し出してカセツトトレイに収納するラツク駆動
    装置を有するラツク収納手段と、 前記カセツトトレイ保持部の上方に、ラツク収
    納方向に移動可能に設けられ、前記ラツク収納手
    段によつてカセツトトレイに収納されるラツクの
    倒れを防止するようにラツクをガイドするラツク
    押さえ板とを具えることを特徴とする試料収納装
    置。
JP18622981U 1981-12-16 1981-12-16 試料収納装置 Granted JPS5891166U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18622981U JPS5891166U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 試料収納装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18622981U JPS5891166U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 試料収納装置

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Publication Number Publication Date
JPS5891166U JPS5891166U (ja) 1983-06-20
JPH0212610Y2 true JPH0212610Y2 (ja) 1990-04-09

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ID=29987989

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JP18622981U Granted JPS5891166U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 試料収納装置

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002041005A1 (fr) * 2000-11-20 2002-05-23 Techno Medica Co., Ltd. Dispositif automatique servant a distribuer de l'urine

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JPS5312835A (en) * 1976-07-22 1978-02-04 Grelan Pharmaceut Co Ltd Preparation of 2-(3-phenoxyphenyl) propionic acid
JPS5571951A (en) * 1978-11-24 1980-05-30 Toshiba Corp Automatic chemical analyzer

Family Cites Families (1)

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JPS5891166U (ja) 1983-06-20

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