JPH05264557A - 試験片供給装置 - Google Patents

試験片供給装置

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JPH05264557A
JPH05264557A JP6184392A JP6184392A JPH05264557A JP H05264557 A JPH05264557 A JP H05264557A JP 6184392 A JP6184392 A JP 6184392A JP 6184392 A JP6184392 A JP 6184392A JP H05264557 A JPH05264557 A JP H05264557A
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JP
Japan
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test piece
container
test
groove
cylindrical container
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JP6184392A
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English (en)
Inventor
Isao Shindo
勲夫 進藤
Susumu Kai
奨 甲斐
Shigeo Muto
茂雄 武藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】試験片供給装置は、側壁に細長い試験片嵌入要
貫通溝15を有する円筒形の容器11と、上部が半円筒
形の凹面をなし、且つ凹面の中央部に、容器11の貫通
溝から下降する試験形取出し用孔20を有する容器支持
台18と、貫通溝15から降下する試験片を受容して、
移送する試験片搬送ステージ31を備えている。搬送ス
テージによる試験片移送中において、光学的手段により
試験片の裏表を判定して、裏である場合にはこれを反転
させて表にして送出する、試験片反転機能も有する。 【効果】湾曲した試験片を試験片収容容器に投函してお
くだけで自動的に一枚ずつ取出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試験片供給装置および
それを用いた分析装置に係り、特に尿や血液などの生体
試料を試薬が含浸されている試験片を用いて分析する場
合に適用するに好適な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】病院の臨床検査では、尿サンプルや血液
サンプル中の複数の分析項目を簡便に検査するために、
しばしば試験片を用いる。試験片はプラスチック等から
なる細長い板状のストリップに試薬を含浸させた被検層
を複数貼着したものである。
【0003】このような試薬片の取扱を自動化した試験
片自動分析装置としては、特開昭61−91571 号が知られ
ている。この先行技術では、試験片把持体を有するアー
ムが、試験片供給機構と試験片を浸清すべきサンプル容
器を載置した試料テーブルと測光機構の間を移動し、呈
色した試験片を測光する構成を示している。試験片供給
機構はアームによる試験片運搬開始位置に試験片を1枚
ずつ供給するものである。特開昭61−91571 号に示され
ている試験片供給機構は、試験片が投入されたホッパー
にスライド可能な底部を設け、その底部の移動によって
試験片をホッパー外に供給する構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開昭61−91
571 号に記載された試験片供給機構では、ホッパーの底
部をスライドさせて細長い試験片を供給する方式を採用
しているため、試験片を引き出すときに他の試験片がホ
ッパーの壁と底部の間に試験片が引掛かりやすく特に大
きく湾曲している試験片について円滑な動作が妨げられ
るという問題を有する。
【0005】本発明の目的は、試験片を円滑に自動供給
できる試験片供給装置および試験片分析装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の試験片
を収容する筒状の容器を設け、この筒状容器の壁に試験
片を嵌入し得る貫通溝を形成しておき、この筒状容器が
自転されるように往復回転せしめることによって、貫通
溝内に試験片を嵌入せしめ、筒状容器が回転動作を停止
しているときに貫通溝内の試験片を筒状容器の外へ出
し、表裏判定装置で湾曲方向を検知し一方向にならべ当
該試験片を試験片供給装置の外部取り出し位置に位置づ
けることを特徴とする。
【0007】
【作用】筒状の試験片収容容器は、試験片の長さに適合
する深さを有する試験片収容室を有しており、この収容
室内に複数の試験片が方向が一致するように収容され
る。筒状容器の壁には1枚の試験片全体を嵌入し得る貫
通溝が形成されている。筒状容器の外周囲には、少なく
とも回転動作中に貫通溝が移動される領域を外側から被
うように、飛出防止部材が配置される。この飛出防止部
材の存在により容器内の試験片が容器回転動作中に貫通
溝を突き抜けて外に飛び出すことを防止できる。
【0008】筒状容器に往復回転動が与えられると、筒
状容器内の複数の試験片が長さ方向とほぼ直交する方向
に運動、その内の1つが容器壁面に設けた貫通溝内に滑
り込む。貫通溝内に試験片が確実に嵌入されるを助ける
ために、好ましくは筒状容器内に試験片ガイド部材を設
けておく。このガイド部材は、貫通溝を離間して被うよ
うに配置されており、試験片が貫通溝の長さ方向の一方
の側端側からは貫通溝内に侵入し得るが、他方の側端側
からの貫通溝内への侵入を阻止する形状のものが一例と
して採用される。
【0009】筒状容器の往復回転動が停止され、貫通溝
が試験片の送り出し位置に位置づけられると、貫通溝内
にあった試験片が筒状容器の外へ出され、裏表検知手段
により湾曲方向を検知し試験片回転体にて、一方向に反
転そろえた後、移送装置によって外部取り出し位置まで
移動され、試験片にその後の処理を行い得るように供給
する。
【0010】
【実施例】試験片の例を図6に示す。試験片14は、長
さ1の細長い板状のプラスチックからなるスティック8
に、試薬を含浸させた被検層9を複数個ナイロンメッシ
ュ膜で固定したもので、さらに裏表判別のための黒マー
クを貼着したものである。これらのすべての被検層がサ
ンプル内に同時に浸漬された後、サンプルから引き上げ
て被検層における呈色反応を進行させるものである。一
般には、各被検層9の大きさは5mm角程度であり、被検
層の厚さは0.5〜1.5mmである。図6の例の試験片1
4は、長さ1が120mmであり、幅wが5mmであり、高
さhが1.8mmである。被検層9の素材は濾紙又はフェ
ルトでベース8はプラスチック、保護膜10はナイロン
メッシュである。
【0011】試験片は尿等の液体に含浸されると保護膜
10が縮み凹状に湾曲するためあらかじめ凸に曲げてあ
る。
【0012】本発明は、尿サンプルや血液サンプルの如
き生体試料の分析に適用されるが、ここでは尿サンプル
に適用される自動分析計を実施例として説明する。
【0013】本発明の一実施例である尿自動分析装置の
概略全体構成を図7に示す。図7における分析装置は、
試験片自動供給装置52,サンプル位置付け装置51,
試験片保持運搬装置53,測定装置54および制御演算
部55を備えている。制御演算部55は、各機構部の動
作を制御すると共に、光度計63で測定された試験片の
各被検層の測定データを演算して測定結果を出力する。
【0014】サンプル位置づけ装置51は、ターンテー
ブル57上に配列されている尿サンプル収容の試料容器
56を、試験片浸漬位置Bに順次移送する。試験片自動
供給装置52は、試験片を多数収容している筒状容器1
1から試験片14を所定の外部取出位置Aに1枚ずつ供
給する。外部取出位置Aへの試験片の供給は、分析装置
の動作サイクルに同期してなされる。筒状容器11の上
低又は下低に相当する場所には、試験片を出し入れし得
る蓋13が取り付けられている。筒状容器11の最下層
に位置される湾曲した壁には貫通溝15が形成されてお
り、その貫通溝15内に試験片が確実に嵌入されるのを
助けるガイド部材16が貫通溝15を被うように配置さ
れている。筒状容器11は、試験片飛出防止部材と外気
遮断部材とを兼ねた容器支持18上に、滑動可能に設置
される。貫通溝15から出た試験片を外部取出位置Aに
移動するための試験片搬送ステージ31は、支持台18
の下方にあって、ガイド軸36,37上を移動でき、移
動の際に搬送ステージ31の上面が支持台18の下面に
対し滑動し得る。
【0015】試験片保持運搬装置53は、旋回可能なア
ーム58と、駆動機構59と、アーム58の先端付近に
取り付けられた試験片把持体60を備えている。この運
搬装置53は、外部取出位置Aに供給された試験片14
を把持体60で把持して浸漬位置Bまで搬送し、把持し
た状態のまま浸漬位置Bにある試料容器56のサンプル
内に試験片14の全被検層9を浸漬する。所定時間浸漬
した後、試験片14をサンプルから引き上げて、測定装
置54の方へ試験片を搬送し、試験片載置位置C上で把
持体60から試験片を開放する。その後把持体60は、
試験片供給装置52の外部取出位置Aに戻るが、この時
までに次の試験片が外部取出位置Aに供給されている。
分析動作中このような動作が繰り返される。
【0016】測定装置54では、試験片保持搬送装置5
3から受け取った反応中の試験片14aを移送するため
に、ロール紙61を用いる。ロール紙61を巻き取り機
構62によって所定の時間間隔で巻き取ることによっ
て、載置位置に置かれた試験片14aを測光位置Dの方
へ輸送する。試験片14aは、サンプル浸漬から一定時
間後に光度計63による測光位置Dに位置づける。光度
計63には、それぞれの分析項目に対応する特定の波長
の光を発する光源とシリコンホトダイオード受光素子か
らなる小型の反射型検知器が、試験片14aの各被検層
面の検知位置に対応して複数個配列されており、反応し
て呈色した各被検層面からの反射強度を測定する。測定
結果はA/D変換器64を経由して、制御部65内でデ
ータ処理され、液晶表示器66に表示されるとともに、
プリンター67に打ち出される。本装置による分析作業
は操作パネル68からの入力により進行する。測定終了
した試験片は、巻き取り機構62によりロール紙と共に
巻き取られ、測定終了後にロール紙ごと取り出し廃棄す
ることができる。
【0017】図7の分析装置に採用されている試験片自
動供給装置52の具体的な構成を、図1〜図5および図
8〜図11を参照して説明する。複数の試験片を収容し
得る筒状容器11の一例として、これらの図では円筒状
容器を示している。筒状容器11は、容器本体12と蓋
13を有しており、蓋13は乾燥剤を収納した乾燥剤室
17を持っている。容器本体12の低と乾燥剤室17の
端部との間の空間が試験片収容室を形成し、これらの間
の距離すなわち試験片収容室の深さは、試験片14の長
さ1よりわずかに大きくなるように形成されている。こ
れにより、試験片を長さ方向に整えて収容室内に入れ、
筒状容器11を往復動回転しても、各試験片がバラバラ
の方向にならない。
【0018】筒状容器11の湾曲した壁には、回転中心
方向と平行に延びており、試験片が適合して嵌入し得る
大きさと形状の長方形の貫通溝15が形成されている。
すなわち、貫通溝15の長さは試験片14の長さ1より
若干大きく、貫通溝15の幅は試験片15の幅wより若
干大きい。又、貫通溝15の深さは試験片14の高さh
とほぼ同じである。貫通溝15より回転中心測には、ガ
イド部材16が延在されている。ガイド部材16は、例
えば時計方向から入ろうとする試験片を貫通溝15内に
導くが、反時計方向から入ろうとする試験片に対しては
貫通溝15への侵入を阻止するように壁面に固定された
足部を有している。
【0019】ガイド部材16の延材部と貫通溝15の上
縁との間の離間距離は、1枚の試験片14の高さhより
大きく、かつ試験片の高さの2倍である2hより小さ
い。これにより、貫通溝15内には試験片14が1枚ず
つ円滑に導入される。
【0020】円筒状容器11は、回転駆動源であるパル
スモータ25によって往復動回転されるが、このような
容器11自体の往復動回転(自転往復動)の回転角度
は、回転力伝達機構の回転軸22に設けた切欠付き円板
30と、固定設置される支持台18に取り付けられた切
欠き位置検知器29からもたらされる信号に基づいて制
御部により制御される。円筒状容器の自転往復動の回転
角度は、時計方向および反時計方向にそれぞれ30度以
上である。これ以上の角度であれば、容器内の試験片が
湾曲壁に沿って容易に移動する。
【0021】容器11の底部側は回転力伝達機構の動力
伝達用突起21(図4参照)と係合されるが、容器11
の蓋13側は押圧ばね23を備えた支持軸24によって
支持されているので、容器本体12を図4の左側へ押し
付けることにより容器本体12と突起21の係合状態が
解かれ、容器11を上方から取り出すことができる。図
示の例では容器11に貫通溝が1つだけ形成されている
が、貫通溝は必要に応じて2つ以上形成してもよい。
【0022】筒状容器11の長さ方向の外表面は、容器
支持台18の湾曲した内面に対して滑動し得るように形
成されている。この容器支持台18は、容器11の回転
動作中に貫通溝15が外部に開放されることを防止して
いる。仮に貫通溝15が外部に開放されたならば、試験
片が貫通溝15から外へ飛び出すことになる。だから、
支持台18は、回転動作時に貫通溝が回転移動する領域
全体を被うように配置され、試験片の飛び出し防止部材
として働く。また、容器11内に収容される試験片の被
検層9は、一般に湿気によって長時間の間に変質するの
で、容器11内は乾燥剤によって低湿度に維持される
が、貫通溝15を通して外気が容器11内に進入するの
を低減させるために、貫通溝15の移動領域には開放部
が無いように支持台18によって容器11の外周囲を被
う。
【0023】試験片飛出防止部材としての支持台18
は、容器11の外周下面をも被っているが、下面からは
試験片を取り出す必要があるので、容器11の回転動作
が停止したときの貫通溝15の位置と対応する支持台部
材の所定場所に、試験片を貫通溝15から搬送ステージ
31の方向へ通過せしめる孔20が形成されている。こ
の孔20は、容器11が回転動作をする間は閉塞部材に
よって閉塞され、試験片を容器から降下させるときには
開口される。降下された試験片は、スライド移動し得る
試験片搬送ステージ31上に形成されている試験片受取
溝38上に装填される。この受取溝38の長さと幅も試
験の大きさに適合するように形成されている。
【0024】容器支持台18の湾曲凹面19を形成する
部材の両側に配置された側壁部材は、回転力伝達機構を
支持している。通過孔20は、半円筒形の湾曲凹面19
の中央部に形成されている。円筒状試験片収容容器11
は、好ましくは透光性材料、例えばアクリル樹脂で作ら
れる。図示の支持台18は、容器11の往復回転角度が
時計方向および反時計方向にそれぞれ90度まで回転し
て良いように形成され、上方から容器11を抜き出せる
ように上方が開放となっている。
【0025】円筒状容器11は、回転動力伝達用の突起
21を有する支持軸22と容器を軸方向に押しつけるば
ね23を有する可動支持軸24によって支持されてい
る。容器11の回転力は、パルスモーター25,プーリ
ー26,27,タイミングベルト28によって与えら
れ、回転角度は検知器29と円周上に切り欠きを有する
回転円板30により検知され、制御される。
【0026】試験片搬送ステージ31は、モーター32
(図5),プーリー33,34(図1),タイミングベ
ルト35により、ガイド軸36,37に沿って水平方向
に往復動する。ステージ31上には試験片受取り溝38
が設けられており、上部の容器支持台18の試験片取出
し用の孔20から降下する試験片を受け取り、外部取出
位置Aに搬送する。試験片受取り溝38の下部には、試
験片の裏表を光学的に検知する裏表検知器40(図2)
が設けられている。また搬送ステージ31の移送通路に
面して回転軸に対し上下に偏応させ、さらには摺り割り
溝の両側に角度を持たせるよう形成した摺り割り溝41
を有する回転体42と、それを駆動するモーター43
(図5)からなる裏表反転機構44が設けられており、
試験片14が表の場合は回転体42は回転移動させず裏
の場合には試験片の取っ手部が摺り割り41無いに位置
したときに、回転体42を左に180度回転させること
により、試験片を反転させて表に揃える機能を有する以
上の如く裏表を判定し回転制御することで回転体42摺
り溝41の偏芯を利用し図10,図11のように彎曲し
た試験片を裏の場合でも表の場合でも確実に摺り割り溝
41にはさみ込むことが出来る。シャツター45(図
1,図2)は容器支持台18の試験片取出し用孔20を
開閉するために設けられており、ソレノイド46により
動作される。図1に示す検知器47および検知用端子4
8は搬送ステージ31の停止位置の決定のために設けら
れている。
【0027】本実施例においては、円筒状容器11に一
回に装填できる試験片の枚数は200枚となっており、試
験片の取っ手部が容器11の底側(図4の右側)になる
よう装填する。本装置の動作は、容器11が装着されか
つ容器支持台18の孔20がシャツター45で閉じられ
ている、図1の状態で開始され、次の手順で行われる。
【0028】(1) パルスモータ25を動作し、円筒
状容器11を数回往復回動させて、貫通溝15に試験片
を一枚嵌入せしめる。本実施例においては左右に各90
度以下、1回以上往復回動させることにより殆ど確実に
試験片を貫通溝15に嵌入させることができる。検知器
49はその確認のために設けられている。 (2)容器11の貫通溝15を容器支持台18の孔20
に一致せしめた状態で、シャッター45を下方に押し下
げて孔20を開き、試験片を搬送ステージ31上に降下
せしめる。この場合取り出す試験片に続いて二枚目の試
験片が重なって降下していることもある。
【0029】(3)搬送ステージ31を後退移動(図1
の左方向に移動)させて、試験片受取り溝38を孔20
の下に位置せしめ、下降した試験片を溝38を落とし込
み、嵌入せしめる(図2参照)。
【0030】(4)搬送ステージ31を前進方向(図2
の矢印方向)に移動せしめ試験片を外部取出位置Aに輸
送する。この際重なって降下した二枚目の試験片は孔2
0の下側方に設けられた移動防止のための障壁50(図
3)により孔20内または出口に留まっている。
【0031】(5)試験片輸送那珂に裏重検知器40に
より試験片の裏表を判定し、裏の場合には裏表反転機構
44により表に揃える(図3参照)。
【0032】(6)試験片が外部取出位置Aに位置づけ
られたとき、シャッター機構が孔20に対応する位置に
復帰し、ソレノイド46が動作して残留している試験片
を押し上げ容器11内に戻すとともに、孔20を閉鎖、
次の試験片取出しのために(1)からの作業が開始され
る。
【0033】以上の作業を繰り返すことにより円筒状容
器11に装填されている湾曲した試験片を連続して自動
的に試験片供給位置に送り出すことができる。本実施例
の装置は、尿自動分析装置に使用する場合、12秒毎に
一枚の速度で試験片を供給することができる。
【0034】以上説明した実施例において、試験片容器
内の乾燥剤室は本実例では蓋の裏側に設けられている
が、その位置及び形状は必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、例えば容器本体の内側面に設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、湾曲した試験片を円滑
に自動供給することができるので、試験片自動分析装置
に適用すれば操作性が格段に向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した試験片供給装置の要部縦断面
図である。
【図2】図1の装置の動作説明図である。
【図3】図1の装置の動作説明図である。
【図4】図1の装置のIV−IV断面図である。
【図5】図1の装置の正面図である。
【図6】試験片の例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例の分析装置の概略全体構成図
である。
【図8】図1の装置の部分切欠外観図である。
【図9】図5の中の回転体42の詳細図である。
【図10】表向きな試験片と回転体との関係図である。
【図11】表向きな試験片と回転体との関係図である。
【符号の説明】
7…裏表判定黒マ−ク、11…円筒状容器、13…蓋、
14…試験片、15…貫通溝、16…ガイド部材、18
…容器支持台、22,24…支持軸、25…パルスモー
ター、31…搬送ステージ、38…試験片受取溝、44
…裏表反転機構、45…シャッター、51…サンプル位
置付け装置、52…試験片自動供給装置、53…試験片
保持搬送装置、54…測定装置、55…制御演算部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の試験片を収容し得る筒上の容器であ
    って、試験片の入る貫通溝が壁面に形成された試験片収
    容容器と、上記試験片収容容器自体を往復回転動せしめ
    る駆動装置と、上記試験片収容容器の回転動が停止され
    たときに上記貫通溝から上記試験片収容容器の外へ出た
    試験片を、外部取り出し位置まで移動する移送装置と試
    験片の裏表を検知する手段と、試験片の端部が入る摺り
    割り溝を回転体の摺り割り部を回転軸に体し偏芯してい
    る回転体を備えたことを特徴とする試験片供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、上記試験片
    が入る摺り割り溝部が入口で広がっている構造を備えて
    いることを特徴とする試験片供給装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の装置において、上記試験片
    の裏表を検知し、表裏に対応し反転させる回転体の摺り
    割り部に、試験片を入れる方向を制御することを特徴と
    する試験片供給装置。
JP6184392A 1992-03-18 1992-03-18 試験片供給装置 Pending JPH05264557A (ja)

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