JP3245876B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP3245876B2
JP3245876B2 JP06601191A JP6601191A JP3245876B2 JP 3245876 B2 JP3245876 B2 JP 3245876B2 JP 06601191 A JP06601191 A JP 06601191A JP 6601191 A JP6601191 A JP 6601191A JP 3245876 B2 JP3245876 B2 JP 3245876B2
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drum
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孝 石野
勝敏 佐々木
憲一 大越
隆士 富田
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類乾燥機の、特にフ
ァン形熱交換器をもつ除湿形衣類乾燥機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のファン形熱交換器(以下、ファン
熱交と称す)を採用した、除湿形衣類乾燥機は、図5,
6に示すような構成になっている。図5,6を基に従来
品について説明する。脱水された衣類4を収納するドラ
ム5は回転自在に保持され、動作中は電動機12によ
り、ドラム駆動ベルト14を介して低速で回転される。
ドラム5の後部にはファンケーシング9の吸込み側に対
して電動機12により、ファン熱交駆動ベルト30を介
して高速回転される。ファン熱交10の回転により、ド
ラム5内の空気は、ファンケーシング9を経て再びドラ
ム5内へと循環する。また、ファン熱交10により機外
空気17は吸入されファン熱交10で熱交換した後、排
気口11より機外へ排出される。以下、動作を説明す
る。
【0003】運転を行うとき、ドア3から脱水した衣類
4をドラム5内に収納し、電源(図示せず)を投入する
と、電動機12およびヒータ8に通電され、ドラム5が
低速で回転、また、ファン熱交10が高速で、それぞれ
回転する。循環ダクト13からの空気は、ヒータ8によ
り加熱され、高温の乾燥空気14としてドラム5内へ吸
い込まれる。ドラム5内へ送られた高温の乾燥空気14
は、ドラム5内の衣類4に触れ、衣類4に含まれた水分
の蒸発を促し、高温高湿の空気15となり、ファンケー
シング9内のファン熱交10に吸い込まれる。ファン熱
交10に吸い込まれた高温高湿の空気15は、ファン熱
交10で吸い込まれた機外空気17により露点温度以下
に冷却され、ファン熱交10の循環風路側に凝縮水23
を生じる。ここでファン熱交10の循環側に凝縮した水
はファン熱交10の遠心力でファンケーシング9内の円
周部に、はじき飛ばされる。はじき飛ばされた水はファ
ンケーシング9内の側面9aを流れ落ちファンケーシン
グ9と連結してある循環ダクト13の排水口18より排
出される。しかし、ファンケーシング9内の側面9aを
流れ落ちる水の一部がFDビーム25をつたわり、ファ
ンドラム軸26のファン熱交10側の軸受部26aに流
れ落ち、また、ファンケーシング9内の外周部から落下
した水が、油を含浸させた鉄系メタル27からの油膜を
洗い流し、鉄系からなるファンドラム軸26aとの間に
錆びが発生し、固渋になり、最悪はファン熱交10がロ
ックに至るなど信頼性に欠けるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の、ファ
ン熱交を備えもつ除湿形衣類乾燥機は、ファン熱交軸受
と軸部に凝縮水が掛からないような配慮がされておら
ず、ファン熱交軸受と軸部に水が掛かり錆びてロック
し、起動不良になるなど信頼性に欠けるなどの問題があ
った。本発明は、ファン熱交軸受部に凝縮水がかからな
いようにして、軸受部が錆びることなく、信頼性のファ
ン熱交からなる除湿形衣類乾燥機を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】回転自在に保持されるド
ラムと、ファン形の熱交換器であるファン形熱交換器
と、前記ドラムと前記ファン形熱交換器を回転駆動する
電動機と、前記ファン形熱交換器の回転により前記ドラ
ム内に送風される空気を加熱するヒ−タとを備えた衣類
乾燥機であって、前記ファン形熱交換器の軸であるファ
ン形熱交換器軸の内側には、前記ドラムを回転する軸で
あるファンドラム軸が設置され、前記ファンドラム軸と
前記ファン形熱交換器軸との間に軸受部を設置し、前記
ファンドラム軸に前記軸受部を覆うファン軸受防水カバ
-を一体成形したことを特徴とする。
【0006】
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1,2を基に
説明する。脱水された衣類4を収納するドラム5は回転
自在に保持され、動作中は電動機12により、ドラム駆
動ベルト14を介して低速で回転される。ドラム5の後
部にはファンケーシング9の吸込み側に対して電動機1
2により、ファン熱交駆動ベルト30を介して高速回転
されるファン熱交10の回転により、ドラム5内の空気
は、ファンケーシング9を経て再びドラム5内へと循環
する。また、ファン熱交10により機外空気17は吸入
されファン熱交10で熱交換した後、排気口11より機
外へ排出される。以下、動作を説明する。運転を行うと
き、ドア3から脱水した衣類4をドラム5内に収納し、
電源(図示せず)を投入すると、電動機12およびヒー
タ8に通電され、ドラム5が低速で回転、また、ファン
熱交10が高速でそれぞれ回転する。循環ダクト13か
らの空気は、ヒータ8により加熱され、高温の乾燥空1
4としてドラム5内へ吸い込まれる。ドラム5内へ送ら
れた高温の乾燥空気14はドラム5内の衣類4に触れ、
衣類4に含まれた水分の蒸発を促し、高温高湿の空気1
5となり、ファンケーシング9内のファン熱交10に吸
い込まれる。ファン熱交10に吸い込まれた高温高湿の
空気15は、ファン熱交10で吸い込まれた機外空気1
7により露点温度以下に冷却され、ファン熱交10の循
環風路側に凝縮水23を生じる。ここでファン熱交10
の循環側に凝縮した水はファン熱交10の遠心力でファ
ンケーシング9内の外周部に、はじき飛ばされる。ファ
ンケーシング9内の外周部上部に、はじき飛ばされた水
はファンケーシング9内の側面9aを流れ落ちファンケ
ーシング9と連結してある循環ダクト13の排水口18
より排出される。ここで、ファンケーシング9内の側面
を流れ落ちる水の一部がFDビーム25を伝わりファン
ドラム軸26のファン熱交10側の軸受部26aに流れ
込んだり、また、落下した水が、油を含浸させた鉄系メ
タル27からの油膜を洗い流し、鉄系からなるファンド
ラム軸26のファン熱交10側軸受部26aとの間に錆び
が発生し、固渋になり、ファン熱交10がロックするこ
とのないよう、ファン軸受防水カバー28をファンドラ
ム軸26の軸受部26aの鉄系メタル27部を覆うよう
な形状とし、ファンドラム軸26のつばとスラストワッ
シャー29との間にはさみ込みこんで、ファンケーシン
グ9内の外周部上部に、はじき飛ばされた水の一部がフ
ァンケーシング9内の側面9aを流れ落ち、FDビーム
25を伝わってきても、ファン軸受防水カバー28に遮
られファンドラム軸26のファン熱交10側の軸受部2
6aの鉄系メタル27と接触部に流れ込まないようにな
る。また、ファンケーシング9内の外周部から落下した
水がファンドラム軸26の軸受部26aの鉄系メタル2
7と接触部に落下することも防げる。したがって、油を
含浸させた鉄系メタル27からの油膜も洗い流れること
なく、ファンドラム軸26の軸受部26aの鉄系メタル
27と接触部は、錆びることもなく信頼性の高いものと
なる。
【0008】図3は、ファンドラム軸26のファン軸受
防水カバー28を一体成形したファンドラム軸26´で
あるが、この場合でも同じ効果が得られる。26bは水
抜き溝である。
【0009】図4は、ファンドラム軸26の軸受部26
aの鉄系メタル27と接触部の上部だけを覆うようにし
たファン軸受防水カバー28aをファンドラム軸26に
固定したものであるが、この場合も同じ効果が得られ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、ファン熱交を備えもつ
除湿形衣類乾燥機において、ファン熱交軸受部に凝縮水
が、かからなくなるため、軸受部が錆びて、ファン熱交
がロックして起動不良を起こす恐れが、解消でき、信頼
性の高い除湿形衣類乾燥機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す衣類乾燥機の側断面
図。
【図2】本発明の一実施例を示す要部断面図。
【図3】本発明の一実施例を示す要部断面図。
【図4】本発明の一実施例を示す要部断面図。
【図5】従来の衣類乾燥機の側断面図。
【図6】従来の衣類乾燥機の要部断面図。
【符号の説明】
5…ドラム、8…ヒータ、9…ファンケーシング、9a
…ファンケーシング側面、10…ファン熱交、25…F
Dビーム、26…ファンドラム軸、27…鉄系メタル、
28…ファン軸受防水カバー、29…スラストワッシャ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大越 憲一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 多賀工場内 (72)発明者 富田 隆士 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 多賀工場内 (56)参考文献 特開 平1−280500(JP,A) 特開 昭59−41135(JP,A) 実開 昭59−93395(JP,U) 実開 昭57−96817(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 58/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転自在に保持されるドラムと、ファン形
    の熱交換器であるファン形熱交換器と、前記ドラムと前
    記ファン形熱交換器を回転駆動する電動機と、前記ファ
    ン形熱交換器の回転により前記ドラム内に送風される空
    気を加熱するヒ−タとを備えた衣類乾燥機であって、 前記ファン形熱交換器の軸であるファン形熱交換器軸の
    内側には、前記ドラムを回転する軸であるファンドラム
    軸が設置され、前記ファンドラム軸と前記ファン形熱交
    換器軸との間に軸受部を設置し、前記ファンドラム軸に
    前記軸受部を覆うファン軸受防水カバ-を一体成形し
    ことを特徴とする衣類乾燥機。
JP06601191A 1991-03-29 1991-03-29 衣類乾燥機 Expired - Fee Related JP3245876B2 (ja)

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JP06601191A JP3245876B2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 衣類乾燥機

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JPH04300592A JPH04300592A (ja) 1992-10-23
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