JP3245752U - 給袋式の縦型袋詰め機 - Google Patents

給袋式の縦型袋詰め機 Download PDF

Info

Publication number
JP3245752U
JP3245752U JP2023004573U JP2023004573U JP3245752U JP 3245752 U JP3245752 U JP 3245752U JP 2023004573 U JP2023004573 U JP 2023004573U JP 2023004573 U JP2023004573 U JP 2023004573U JP 3245752 U JP3245752 U JP 3245752U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
gusset
plate
presser
clamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023004573U
Other languages
English (en)
Inventor
松 黄
Original Assignee
松川技研工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松川技研工業株式会社 filed Critical 松川技研工業株式会社
Priority to JP2023004573U priority Critical patent/JP3245752U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3245752U publication Critical patent/JP3245752U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Abstract

【課題】横型袋詰め機では不可能であったバルク材料の直接的な包装を行える給袋式の縦型袋詰め機を提供する。【解決手段】ホッパー100と袋供給装置200、ターンテーブル式袋支持機構300、袋保管装置400、袋取出し装置500並びに袋詰め装置600を備え、上記袋支持機構が45度の傾斜状態に設置され、且つその袋支持装置がターンテーブルの回転軸線と45度だけ交叉する関係状態に取り付けられることにより、そのターンテーブルの回転に連れて移動する上記袋支持装置が、最高位置にある時水平状態となって、水平方向での容易に袋詰めを行え、最低位置にある時垂直状態となって、ホッパーから落とし入れる垂直充填を行えるように定めた。【選択図】図1

Description

本考案は包装機械の技術分野に属する特に給袋式の縦型袋詰め機に関する。
多くの日常用品は袋に詰めて包装し、鮮度保持して保管する必要がある。現在、多くの包装作業は手作業のみ又は手作業と機械作用とを組み合わせた方式で行われている。例えば、物品(材料)を生産ラインに沿って搬送し、作業者の居る工程を流れる時に、その作業者が物品(材料)を袋に入れているため、自動化の程度が低く、生産効率に劣り、大量の物品(材料)を包装することに相応しくなく、加工コスト高を招いている問題がある。
このような問題の解決を目的とした横型袋詰め機が、特許文献1に開示されている。この横型袋詰め機はフレームと袋置き装置、袋搬送装置、袋吸着移載装置、回転式袋支持装置、押出し装置、材料供給搬送装置並びに出力装置を備えている。
そして、袋置き装置に置かれた袋は袋搬送装置を経由して、袋吸着移載装置まで搬送され、その袋吸着移載装置が袋の開口部を吸着して開けるようにした後、回転式袋支持装置に移載し、その回転式袋支持装置を通じて、袋を開けるように支持した状態のままで、材料供給搬送装置まで移動し、その材料供給搬送装置にある物品(材料)を押出し装置により袋に詰めて、且つその物品(材料)を入れたままの袋を出力装置に移載し、その出力装置を通じて、物品(材料)を充填した袋を出力し、自動的に物品(材料)を袋詰めするようになっている。
中国実用新案登録第211167615号公報 (CN211167615U)
ところが、上記特許文献1に開示された横型袋詰め機では、その物品(材料)を袋詰めできる袋の型式が、一般的にスタンド型やM型(ガゼット)などと称されているそれであり、包装の形状が規則正しい物品(材料)の包装には適用できるとしても、例えばクルミやピーカンナッツ、キャンディ、その他のバルク材料(所謂バラの物品)は適用することができない。
上記横型袋詰め機を用いて、バルク材料を包装する場合には、そのバルク材料を先ず1つの内包装袋に詰めて密封し、その密封した内包装袋を材料として、次に外包装袋に詰める必要があり、その2段階での包装を余儀なくされるため、未だコスト高となる問題がある。
本考案はこのような問題の抜本的な解決を目的としており、その目的を達成するために提供する給袋式の縦型袋詰め機として、傾斜状態に設置されるターンテーブル式袋支持機構を採用し、そのターンテーブル上の最高位置にある袋支持装置が袋を水平状態にさせ、同じく最低位置にある袋支持装置が袋を垂直状態にさせると共に、その最低位置にある袋支持装置の上方にホッパーと下方に袋供給装置とを設置する一方、最高位置にある袋支持装置の片側に袋保管装置と袋取出し装置並びに袋詰め装置を設置することにより、水平状態での容易な袋詰め作業を可能として、その成功率を担保すると同時に、垂直方向から材料(物品)を袋内へ落とし入れ充填することもできるようにして、従来の横型袋詰め機ではバルク材料などを直接的に包装できない問題を解消した。
即ち、本考案の請求項1ではホッパーと袋供給装置、ターンテーブル式の袋支持機構、袋保管装置、袋取出し装置並びに袋詰め装置を有する給袋式の縦型袋詰め機であって、
上記ターンテーブル式の袋支持機構は袋支持装置用ターンテーブルと袋支持装置を含み、そのターンテーブルの回転軸線が水平線に対して45度の傾斜状態にあり、且つ袋支持装置がそのターンテーブルの外周縁部へ、上記回転軸線と45度だけ交叉する関係状態に取り付けられることにより、上記ターンテーブルの回転に連れて移動する袋支持装置が、その最高位置にある時に水平の姿勢状態となる一方、最低位置にある時に垂直の姿勢状態となり、
上記ホッパーはその最低位置にある袋支持装置の上方に設置されていて、その袋支持装置に嵌め付けられた袋内へ材料を充填するようになっており、
上記袋供給装置は同じく最低位置にある袋支持装置の下方に設置されていて、上記袋支持装置が閉じた後にその袋支持装置から離脱して材料の充填されている包装袋を受け取り搬送するようになっており、
上記袋詰め装置と袋取出し装置並びに袋保管装置は何れも最高位置にある上記袋支持装置の片側に設置されており、そのうち袋取出し装置は袋保管装置と一緒に設置されていて、その袋保管装置から包装袋を1枚ずつ取り出すようになっていると共に、袋詰め装置は上記袋取出し装置と最高位置にある上記袋支持装置との相互間に介挿設置されていて、その袋取出し装置が取り出した包装袋を最高位置にある袋支持装置へ嵌め付けるように構成されていることを特徴とする。
請求項2ではターンテーブル式の袋支持機構が更に中空回転テーブルも備え、その中空回転テーブルが設置台を介して機体フレームに取り付けられていて、動力システムにより回転駆動されるようになっていると共に、
袋支持装置のターンテーブルが上記中空回転テーブルの回転部へ、その互いに同じ共通の回転軸線周りに一体回転し得るように取り付けられていることを特徴とする。
請求項3では袋支持装置がその袋支持装置用ターンテーブルの外周縁部へ、等間隔を保って放射対称型に分布する偶数個だけ取り付けられていることを特徴とする。
請求項4ではターンテーブル式の袋支持機構が更に袋支持装置の開閉ユニットも備え、その開閉ユニットは中空回転テーブルの中空部に位置していて、下部が中空回転テーブルの設置台に取り付けられている一方、
同じく開閉ユニットの上部が上記中空回転テーブルと袋支持装置のターンテーブルとの中空部を貫通して、そのターンテーブル上の最高位置にある袋支持装置と最低位置にある袋支持装置とを同時に開閉作用することを特徴とする。
請求項5では袋支持装置の開閉ユニットがその袋支持装置用エアーシリンダーと袋支持装置用連動ディスク、上側袋支持開閉駆動アームユニット並びに下側袋支持開閉駆動アームユニットを備え、
上記エアーシリンダーの延長側が連動ディスクと接続されていて、その連動ディスクを袋支持装置用ターンテーブルの回転軸線に沿って往復作用させるように駆動すると共に、
上記連動ディスクの上下両側には上側袋支持開閉駆動アームユニットと下側袋支持開閉駆動アームユニットとが各々接続されていて、そのうち上側袋支持開閉駆動アームユニットが上記ターンテーブル上の最高位置にある袋支持装置を開閉作用する一方、
下側袋支持開閉駆動アームユニットが同じくターンテーブル上の最低位置にある袋支持装置を開閉作用することを特徴とする。
請求項6では上側袋支持開閉駆動アームユニットと下側袋支持開閉駆動アームユニットが何れも2本の伝動アームを備え、その伝動アームの中間部が各々連結軸を介して回転ベースへ、揺動自在に枢着されていると共に、
上記伝動アームの一端側が袋支持装置用連動ディスクに各々接続されており、同じく伝動アームの他端側が袋支持装置のプッシュロッドを各々押圧作用することを特徴とする。
請求項7では伝動アームが袋支持装置用連動ディスクと接続されている一端側には、リミットスロットが開口形成されていると共に、その連動ディスクにはローラーが軸支されており、
しかも、そのローラーは上記リミットスロットに沿ってスライドすることを特徴とする。
請求項8では袋支持装置用エアーシリンダーがそのエアーシリンダー設置台を介して中空回転テーブルの設置台に取り付けられており、
しかも、そのエアーシリンダーにおける延長側の往復作用軸線が上記中空回転テーブルの回転軸線上に対応位置していることを特徴とする。
請求項9では袋支持装置用連動ディスクにガイド軸が固定設置されており、そのガイド軸の中心軸線と中空回転テーブルの回転軸線とは平行していると共に、
上記ガイド軸と摺動自在に嵌合するガイドスリーブが、中空回転テーブルの設置台に設けられていることを特徴とする。
請求項10ではホッパーの上方に計量装置を設置すると共に、その計量装置の上方に貯蔵ホッパーも設置したことを特徴とする。
請求項11では袋供給装置がリフトアップ装置を備え、そのリフトアップ装置が最低位置の袋支持装置に嵌め付ける包装袋の底部まで上昇し、且つ材料を袋内へ充填完了した後、その材料の入った包装袋を予め設定された高さまで下降させることを特徴とする。
請求項12ではリフトアップ装置がその固定ベースと昇降用サーボモーター、昇降用ガイドレール、昇降プレート、昇降用スイングアーム並びに昇降用コンロッドを備え、
上記固定ベースが機体の底部フレームに据え立て固定され、その固定ベースの側面には昇降用ガイドレールが垂直状態に列設されていると共に、同じく固定ベースの底部には昇降用サーボモーターが取り付け固定されており、
そのサーボモーターの回転駆動軸に昇降用スイングアームの基端部が取り付け一体化されていると共に、同じくスイングアームの先端部が昇降用コンロッドの下端部と枢支連結されている一方、同じくコンロッドの上端部が昇降プレートと枢支連結されており、その昇降プレートが上記昇降用ガイドレールへスライドし得るように嵌合されていることを特徴とする。
請求項13では昇降プレートがリミットプレートを具備していることを特徴とする。
請求項14ではリフトアップ装置の片側にガゼット成形装置が設置されており、そのガゼット成形装置が予め設定された高さまで下降したリフトアップ装置にある包装袋の袋口に対して、ガゼット成形を行うことを特徴とする。
請求項15ではガゼット成形装置がガゼット取付枠と、相互の平行に配列設置された第1、2ガゼット板、第1、2内側袋押え板並びに第1、2外側袋押え板を備え、
上記第1、2ガゼット板が相対するように、何れもガゼット成形駆動装置に取り付けられていて、そのガゼット成形駆動装置によって相対移動するように駆動され、
上記第1内側袋押え板と第1外側袋押え板はその内側と外側との対向するように設置されている一方、上記第2内側袋押え板と第2外側袋押え板もその内側と外側との対向するように設置されており、
上記第1ガゼット板はその第1内側押え袋と第1外側押え板との内外相互間における相対移動の中心線上に位置する一方、上記第2ガゼット板はその第2内側袋押え板と第2外側袋押え板との内外相互間における相対移動の中心線上に位置しており、
上記第1内側袋押え板と第1外側袋押え板は第1袋押え駆動装置に取り付けられていて、その第1袋押え駆動装置によって互いに接近又は離反するように相対移動され、
上記第2内側袋押え板と第2外側袋押え板は第2袋押え駆動装置に取り付けられていて、その第2袋押え駆動装置によって互いに接近又は離反するように相対移動され、
上記第1、2袋押え駆動装置は袋引張り駆動装置に取り付けられていて、その袋引張り駆動装置によって互いに接近又は離反するように相対移動されるようになっており、
上記ガゼット成形駆動装置と袋引張り駆動装置は何れもガゼット取付ベースに取り付けられていると共に、そのガゼット取付ベースが上記ガゼット取付枠に取り付けられていることを特徴とする。
請求項16ではガゼット成形装置が更にガゼット昇降駆動装置も備え、そのガゼット昇降駆動装置がガゼット取付枠に取り付けられ、そのガゼット取付枠とガゼット取付ベースはスライドレールに沿ってスライド可能であり、
上記ガゼット昇降駆動装置はガゼット取付ベースと接続されていて、そのガゼット取付ベースが上記ガゼット取付枠にあるガイドレールに沿って昇降運動するようになっていることを特徴とする。
請求項17では第1内側袋押え板と第1外側袋押え板、第1ガゼット板、第2内側袋押え板、第2外側袋押え板並びに第2ガゼット板が何れもガゼット取付ベースの外側に位置していることを特徴とする。
請求項18では第1ガゼット板が第1ガゼット接続プレートに接続され、その第1ガゼット接続プレートがガゼット取付ベースへスライド可能に嵌合されている一方、
第2ガゼット板が第2ガゼット接続プレートに接続され、その第2ガゼット接続プレートが同じくガゼット取付ベースへスライド可能に嵌合されていると共に、
上記第1、2ガゼット接続プレートはガゼット成形駆動装置と各々接続されていて、そのガゼット成形駆動装置によって互いに接近又は離反するように相対移動されることを特徴とする。
請求項19では第1内側袋押え板が第1内側接続板に接続され、その第1内側接続板が第1袋押えベースへスライド可能に嵌合されている一方、
第1外側袋押え板が第1外側接続板に接続され、その第1外側接続板が同じく第1袋押えベースへスライド可能に嵌合されており、
第1袋押え駆動装置は第1袋押えサーボモーターと第1袋押えギア、インナーラック並びにアウターラックを備え、
そのインナーラックと第1袋押えサーボモーターが上記第1袋押えベースに取り付けられ、第1袋押えギアが上記第1袋押えサーボモーターの出力軸に取り付けられ、インナーラックが上記第1内側接続板に取り付けられ、アウターラックが上記第1外側接続板に取り付けられ、且つそのインナーラックとアウターラックは対応設置されていて、何れも第1袋押えギアと噛合しており、上記第1袋押えベースの底部がガゼット取付ベースへスライド可能に嵌合されていることを特徴とする。
請求項20では第2内側袋押え板が第2内側接続板に接続され、その第2内側接続板が第2袋押えベースへスライド可能に嵌合されている一方、
第2外側袋押え板が第2外側接続板に接続され、その第2外側接続板が同じく第2袋押えベースへスライド可能に嵌合されており、
第2袋押え駆動装置は第2袋押えサーボモーターと第2袋押えギア、インナーラック並びにアウターラックを備え、
そのインナーラックと第2袋押えサーボモーターが上記第2袋押えベースに取り付けられ、第2袋押えギアが上記第2袋押えサーボモーターの出力軸に取り付けられ、インナーラックが上記第2内側接続板に取り付けられ、アウターラックが上記第2外側接続板に取り付けられ、且つそのインナーラックとアウターラックは対応設置されていて、何れも第2袋押えギアと噛合しており、上記第2袋押えベースの底部がガゼット取付ベースへスライド可能に嵌合されていることを特徴とする。
請求項21では第1、2袋押えベースが袋引張り駆動装置と各々接続されており、その袋引張り駆動装置によって互いに接近又は離反するように相対移動されることを特徴とする。
請求項22では袋供給装置が更に袋クランプ及び袋供給機構も備え、その袋クランプ及び袋供給機構が予め設定された高さまで下降したリフトアップ装置にある包装袋の袋口をクランプして、その包装袋をシール装置まで搬送することを特徴とする。
請求項23では袋クランプ及び袋供給機構が更に袋口クランプユニットと平行移動ユニットも備え、その袋口クランプユニットが平行移動ユニットに設置されており、その平行移動ユニットの移動に連れて往復平行移動することを特徴とする。
請求項24では袋口クランプユニットが袋クランプ取付枠と一対の袋クランプ板並びに袋クランプ駆動ユニットを備え、
一対の袋クランプ板が相対する位置関係として、その下部が袋クランプ取付枠に枢着されており、
上記袋クランプ駆動ユニットが袋クランプ取付枠に取り付けられていて、一対の袋クランプ板を相対移動させることを特徴とする。
請求項25では袋クランプ駆動ユニットが袋クランプサーボモーターと袋クランプターンテーブル並びに一対の袋クランプコンロッドを備え、
上記袋クランプサーボモーターが袋クランプ取付枠に固定設置され、その回転駆動軸が袋クランプターンテーブルの中間部に接続されていると共に、
その袋クランプターンテーブルの上部が一対の袋クランプコンロッドにおける何れか一方の上部と枢支連結されており、その袋クランプコンロッドの下部が一対の袋クランプ板における何れか一方の下部と枢支連結されている一方、
同じく袋クランプターンテーブルの下部が上記袋クランプコンロッドにおける他方の下部と枢支連結されており、その袋クランプコンロッドの下部が上記袋クランプ板における他方の下部と枢支連結されていることを特徴とする。
更に、請求項26では平行移動ユニットが平行移動サーボモーターと駆動ギア、一対の平行移動ガードレール並びにラックを備え、
上記ラックが両平行移動ガイドレールの相互間に介在し、その平行移動ガイドレールとラックは何れも機体の底部フレームに取り付けられていると共に、
袋クランプ取付枠の底部が上記平行移動ガイドレールへスライド可能に嵌合され、その袋クランプ取付枠に平行移動サーボモーターが取り付けられ、その平行移動サーボモーターの回転駆動軸に取り付けられた駆動ギアが上記ラックと噛合していることを特徴とする。
請求項1、2の構成によれば、袋支持装置用ターンテーブルが水平線に対して45度の傾斜状態に設置されており、そのターンテーブルの外周縁部に取り付けられた袋支持装置の軸線が、ターンテーブルの回転軸線と45度だけ交叉する関係状態にあるため、ターンテーブルの回転に連れて移動する上記袋支持装置は、その最高位置にある時水平の姿勢状態を保つこととなり、袋詰め作業を容易に行えると共に、最低位置にある時垂直の姿勢状態を保つこととなる結果、計量済みのバルク材料や液体、顆粒などの物品をその袋支持装置を通じて袋の中へ便利良く落とし入れ、包装を直接的に完成させることができる。
更に言えば、中空回転テーブルと上記ターンテーブルが45度の傾斜した設置状態にあり、そのターンテーブルに対する袋支持装置の取付け方向性が、中空回転テーブルとターンテーブルとの共通する同一の回転軸線と45度だけ交叉しているため、その袋支持装置を通じて、上記した従来の横型袋詰め機を縦型の袋詰め機に変換することができ、その横型袋詰め機の構成では上記バルク材料などを直接的に包装できない問題が解消する。
しかも、横型袋詰め機の押出しフィーダー方式を自動的なフィーダー方式に変えることもでき、バルク材料の包装を実現し得るのみならず、液体や顆粒などの包装も行える効果がある。
その場合、請求項3の構成を採用するならば、そのターンテーブル式袋支持システムの袋詰め効率と充填効率をますます向上させることができる。
つまり、図示の実施形態では袋支持装置の偶数個を2個として、その袋支持装置用ターンテーブルの外周縁部へ等間隔を保つ対称的な分布状態に取り付けており、その最高位置にある1個の袋支持装置が物品(材料)の袋詰め作業を待っていると同時に、最低位置にある1個の袋支持装置がその物品(材料)の状態を完成させ、上記最高位置にある袋支持装置が袋の開口部を閉じる時に、上記最低位置にある袋支持装置がその物品(材料)の入って閉じられた包装袋をリリースし、上記袋詰めと充填の高い効率を実現するようになっている。
この点、2個の袋支持装置を配設して、そのターンテーブルを180度ずつ間歇的に回転させることにより、物品(材料)の充填、包装袋のリリース(解放)と袋詰めのプロセス(工程)を行っているが、例えば4個の袋支持装置を取り付け、そのターンテーブルの回転速度を低速として、毎回90度回転させることにより、上記包装袋のリリースと袋詰めのプロセスを実行し、動力源への負荷を軽減させることも可能である。
請求項4の構成を採用するならば、上記した従来の横型袋詰め機では袋支持装置用開閉ユニットが袋支持装置用ターンテーブルと別個独立に設置されており、しかも1組の開閉ユニットが1つの袋支持装置を制御して、開閉作動させるようになっているに比して、請求項4に係る考案の縦型袋詰め機では、中空回転テーブルの中空部を利用して、その設置台へ袋支持装置用開閉ユニットを統合的に取り付けており、袋支持装置用ターンテーブルの最高位置と最低位置にある2個の袋支持装置を同時に開閉させるようになっているため、その必要な設備の統合度が高く、且つ設備コストを著しく低減できる効果がある。
その場合、請求項5の構成を採用するならば、上記袋支持装置用開閉ユニットが袋支持装置用ターンテーブルと別個独立しており、そのターンテーブルの回転に伴なって回転するわけではない。開閉ユニットはその具備する1つの袋支持装置用エアーシリンダーによって、ターンテーブルの最高位置にある袋支持装置と最低位置にある袋支持装置を、同時に開閉制御するようになっているため、安定性に優れた作用を得られると共に、必要な部品点数が少ないこととも相俟って、請求項4の上記効果をますます向上させることができる。
また、請求項6の構成を採用するならば、2本の伝動アームによって袋支持装置における2つのプッシュロッドを各々押圧作用するようになっているため、その伝動が安定し、延いては袋支持装置の開閉制御も安定する効果がある。
その場合、請求項7の構成を採用するならば、連動ディスク側のローラーが伝動アーム側のリミットスロットに沿ってスライドするようになっているため、その必要な構成の簡素であるにも拘らず、請求項6の上記効果をますます向上させることができる。
請求項8の構成を採用するならば、袋支持装置用エアーシリンダーによって連動ディスクを円滑に安定良く往復運動させることができ、延いては袋支持装置の開閉制御もますます安定する。
請求項9の構成を採用するならば、中空回転テーブルの回転軸線と平行な中心軸線を有する連動ディスク側のガイド軸が、その中空回転テーブルの設置台側のガイドスリーブと摺動自在に嵌合しているため、上記連動ディスクの往復運動がますます円滑に安定良く営まれることになる。
請求項10の構成を採用するならば、バルク材料を正確に計量することができ、定量的な充填を安定良く行えるほか、ホッパーの上方に設置する計量装置として液体計量装置を採用することにより、液体の充填も行える効果がある。
請求項11、22の構成を採用するならば、その袋供給装置のリフトアップ装置が上昇して包装袋をキャッチアップすることにより、包装袋の自由な落下に起因する材料(物品)の転倒を防止することができると同時に、材料(物品)を充填する時に包装袋を支持して、ホッパーから落下して来る材料(物品)による衝撃を受け、その包装袋が袋支持装置から脱落することも防止できるのである。
その場合、請求項14の構成を採用するならば、ガゼット成形装置によって包装袋の袋口に対するガゼット成形を行い、その袋口を整えることにより、見栄え良くすることができるため、特にM型袋やスタンド型袋にふさわしく有効である。
本考案の好適な実施形態に係る給袋式縦型袋詰め機の全体を示す斜面図である。 上記縦型袋詰め機のターンテーブル式袋支持機構を抽出して示す斜面図である。 上記縦型袋詰め機のリフトアップ装置を抽出して示す斜面図である。 上記縦型袋詰め機のガゼット成形装置を抽出して示す斜面図である。 上記縦型袋詰め機の袋クランプ及び袋供給機構を抽出して示す斜面図である。 上記縦型袋詰め機の袋詰め装置を抽出して示す斜面図である。 上記縦型袋詰め機の開袋及び袋詰めユニットを抽出して示す斜面図である。
以下、図面に基づいて本考案の具体的な実施形態を詳しく説明するが、その説明する実施形態は本考案の一例であるに過ぎず、また実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。
図1は本考案の好適な実施形態に係る給袋式の縦型袋詰め機を示しており、これはホッパー(100)と袋供給装置(200)、ターンテーブル式の袋支持機構(300)、袋保管装置(400)、袋取出し装置(500)並びに袋詰め装置(600)を有している。
そのうち、上記ターンテーブル式の袋支持機構(300)は袋支持装置用ターンテーブル(302)と袋支持装置(305)を含み、そのターンテーブル(302)の回転軸線(中心軸線)が水平線に対して45度の傾斜状態にあり、そのターンテーブル(302)の外周縁部に袋支持装置(305)が取り付けられている。しかも、その袋支持装置(305)の中心軸線は上記ターンテーブル(302)の回転軸線(中心軸線)と45度だけ交叉する関係状態に取り付けられている。
そのため、袋支持装置(305)はそのターンテーブル(302)の回転に連れて移動し、最高位置にある時に水平の姿勢状態となり、最低位置にある時に垂直の姿勢状態となる。
そして、上記ホッパー(100)は図1から明白なように、袋支持装置用ターンテーブル(302)上の最低位置にある袋支持装置(305)の上方に対応設置されており、その位置の袋支持装置(305)に嵌め付けられた袋内へ、材料(物品)を落とし入れる如く充填するようになっている。
また、袋供給装置(200)は上記ターンテーブル(302)上の同じく最低位置にある袋支持装置(305)の下方に対応設置されており、その最低位置の袋支持装置(305)が閉じた後に、その位置の袋支持装置(305)から離脱し材料(物品)が充填されている包装袋を受け取って、搬送するようになっている。
上記袋詰め装置(600)と袋取出し装置(500)並びに袋保管装置(400)は何れも上記ターンテーブル(302)上の最高位置にある袋支持装置(305)の片側に設置されている。そのうち、袋取出し装置(500)は袋保管装置(400)と一緒に取り付けられており、その袋保管装置(400)から包装袋を1枚ずつ取り出すように構成されている。袋詰め装置(600)は上記袋取出し装置(500)と、最高位置にある袋支持装置(305)との間に取り付けられており、その袋取出し装置(500)が取り出した包装袋を、最高位置の袋支持装置(305)へ嵌め付けるように構成されている。
上記ホッパー(100)は包装袋の中へ材料(物品)を充填するように使用されるものであり、そのうちホッパー(100)の材料源が図1のように、ホッパー(100)の上方へ計量装置(101)を設置し、その計量装置(101)の上方へ更に貯蔵ホッパー(102)を設置しており、その貯蔵ホッパー(102)がバルク材料を貯蔵するために使用され、計量装置(101)による計量を経て、予め設定されている重量又は体積のバルク材料を、ホッパー(100)を通じて最低位置の袋支持装置(305)にある包装袋の中へ詰めるようになっている。
上記計量装置(101)は計量カップ計量装置であって、計量カップの体積に応じてバルク材料を計量するために使用され、食塩や白砂糖、その他の顆粒状材料(物品)を包装することに適している。その計量装置(101)の一例として、液体計量装置を採用することにより、液体を包装することも可能である。
また、上記袋保管装置(400)は包装袋を保管するために使用され、袋取出し装置(500)がその袋保管装置(400)から包装袋を1枚ずつ取り出すようになっている。袋取出し装置(500)は袋保管装置(400)の上方に位置することによって、その袋保管装置(400)の最上層から包装袋を1枚ずつ取り出したり、同じく袋取出し装置(500)が袋保管装置(400)の下方に位置することによって、その袋保管装置(400)の最下層から包装袋を1枚ずつ取り出したりすることが可能である。
その袋保管装置(400)の構成としては特許文献1に記載されたそれを採用してもさしつかえなく、その他の既知の袋保管構造を本考案の袋保管装置(400)に応用することができる。
上記袋取出し装置(500)は図1のように、袋保管装置(400)の下方に設置されており、その袋保管装置(400)の底部から包装袋を1枚ずつ取り出して、袋詰め装置(600)に渡す。
その袋取出し装置(500)は袋取出しサーボモーター(501)と袋取出しスイングアーム(502)、袋取出しコンロッド(503)、袋取出し吸盤(504)並びに袋取出し吸盤ホルダー(505)を備えており、上記袋取出しサーボモーター(501)は袋詰め機の機体フレームに固定設置され、そのサーボモーター(501)の出力軸が袋取出しスイングアーム(502)における一方の片側に接続され、同じくスイングアーム(502)における他方の片側が袋取出しコンロッド(503)の下部に枢支連結され、そのコンロッド(503)の上部が袋取出し吸盤ホルダー(505)に枢支連結されており、その吸盤ホルダー(505)が上方へ移動し、袋取出し吸盤(504)が上記袋保管装置(400)の底部にある最下層の包装袋に接触して、その包装袋を吸着する。
上記袋取出しサーボモーター(501)が袋取出しスイングアーム(502)を駆動して下方へスイングさせ、袋取出しコンロッド(503)の伝動により袋取出し吸盤ホルダー(505)を連れて下方へスイングさせ、袋取出し吸盤(504)が袋保管装置(400)にある最下層の包装袋を取り出すようになっている。
そして、上記袋取出し装置(500)が袋保管装置(400)から包装袋を取り出した後、袋詰め装置(600)が袋取出し装置(500)の位置まで移動して、その袋取出し装置(500)が取り出した包装袋を受け取ると共に、袋詰め装置(600)がその包装袋の袋口をクランプし、その時に袋詰め装置(600)は包装袋を上記ターンテーブル式袋支持機構(300)まで移動させるだけでなく、移動しながら包装袋の袋口を開ける必要がある。
袋保管装置(400)の中に保管されている包装袋は袋口の閉じた状態にあるため、袋詰め装置(600)がその包装袋を移動させる過程において、包装袋の袋口を開けることにより、その包装袋をターンテーブル式袋支持機構(300)へ嵌め付けやすくしているのである。
上記袋詰め装置(600)の具体的な構成としては、特許文献1に記載された袋詰め構造を採用してもさしつかえないが、図6に示す構成を採用することが好ましい。その好適な袋詰め装置(600)は袋移動と袋詰めの同期ベルトユニット(601)と、開袋と袋詰めユニット(602)を備えており、その袋移動と袋詰めの同期ベルトユニット(601)が、開袋と袋詰めユニット(602)を連れて、袋詰め機の機体フレームにあるガイドレールに沿って往復移動する。その移動方向は上記袋取出し装置(500)からターンテーブル式袋支持機構(300)におけるターンテーブル(302)上の最高位置にある袋支持装置(305)までの間であり、袋詰め装置(600)の開袋と袋詰めユニット(602)が袋取出し装置(500)から取り出した包装袋の袋口を吸着し、且つその包装袋の移動中に袋口を開けるようになっている。
上記袋詰め装置(600)における袋移動と袋詰めの同期ベルト(601)はサーボモーターと同期ベルト、同期ベルト駆動輪並びに同期ベルト従動輪を備え、そのサーボモーターが同期ベルト駆動輪を回転させ、同期ベルトがその駆動輪と従動輪へ回走するように巻き掛けられており、開袋と袋詰めユニット(602)がその同期ベルトの一点に連結一体化されている。
その開袋と袋詰めユニット(602)は図7に示すように、開袋サーボモーター(603)と開袋ターンテーブル(604)、開袋コンロッド(605)、開袋スイングアーム(606)、開袋軸(607)、開袋アーム(608)、開袋吸盤(609)、開袋吸盤軸(610)、バランスコンロッド(611)、開袋取付板(612)並びに開袋ブッシング(613)を備えている。
その上記開袋ブッシング(613)と開袋サーボモーター(603)は何れも開袋取付板(612)に組み付け固定され、開袋軸(607)と開袋ブッシング(613)並びに開袋アーム(608)は何れも2本ずつ存在し、上下位置関係に配置されている。開袋軸(607)は開袋ブッシング(613)の中へ回転可能に組み込まれている。
また、開袋ターンテーブル(604)の中間部が開袋サーボモーター(603)の出力軸に取り付けられ、その開袋ターンテーブル(604)における一方の片側が1本の開袋コンロッド(605)の下部に枢支連結され、その開袋コンロッド(605)の上部が上側開袋軸(607)に嵌合されている開袋スイングアーム(606)の端部へ枢支連結され、上記開袋ターンテーブル(604)における他方の片側がもう1本の開袋コンロッド(605)の上部に枢支連結され、その開袋コンロッド(605)の下部が下側開袋軸(607)に嵌合されている開袋スイングアーム(606)の端部へ枢支連結されている。
上側開袋軸(607)並びに下側開袋軸(607)の片側に何れも開袋アーム(608)が取り付けられ、その開袋アーム(608)の端部が開袋吸盤軸(610)にカップリング連結され、その開袋吸盤軸(610)に開袋吸盤(609)が接続固定され、バランスコンロッド(611)における一方の片側が開袋吸盤軸(610)のラグホルダーに枢支連結され、同じく他方の片側が対応する開袋ブッシング(613)に枢支連結されている。
上記袋詰め装置(600)は次のように稼働する。その袋移動と袋詰め同期ベルトユニット(601)が開袋と袋詰めユニット(602)を駆動して、袋取出し装置(500)に近づくと、開袋サーボモーター(603)が開袋ターンテーブル(604)を回転駆動し、上側開袋軸(607)の開袋スイングアーム(606)が下方へスイングし、下側開袋軸(607)の開袋スイングアーム(606)が上方へスイングし、且つ開袋軸(607)の伝動を介して、上側の開袋アーム(608)を下方へスイングさせ、下側の開袋アーム(608)を上方へスイングさせ、上側の開袋アーム(608)と下側の開袋アーム(608)にある2本の開袋吸盤軸(610)が互いに接近し、上側の開袋吸盤軸(610)と下側の開袋吸盤軸(611)にある開袋吸盤(609)が、袋取出し装置(500)から取り出される包装袋における袋口の上層膜と下層膜に接触して、その包装袋を吸着する。
包装袋を吸着した後、上記袋移動と袋詰め同期ベルト(601)が開袋と袋詰めユニット(602)を駆動し、ターンテーブル式袋支持機構(300)に向かって移動する過程において、開袋サーボモーター(603)は開袋ターンテーブル(604)を逆方向へ回転駆動し、開袋コンロッド(605)の伝動を介して、上側開袋軸(607)の開袋スイングアーム(606)を上方へスイングさせ、下側開袋軸(607)の開袋スイングアーム(606)を下方へスイングさせ、上側開袋軸(607)が上方へにスイングし、下側開袋軸(607)が下方へにスイングすることによって、上側開袋吸盤軸(610)と下側開袋吸盤軸(610)とが互いに離反することとなり、その両開袋吸盤軸(610)が各々包装袋における袋口の上層膜と下層膜を吸着作用することによって、包装袋の袋口を開けるようになる。
そして、上記袋移動と袋詰め同期ベルトユニット(601)が開袋と袋詰めユニット(602)を、ターンテーブル式袋支持機構(300)におけるターンテーブル(302)上の最高位置にある袋支持装置(305)の位置まで移動させた時に、その袋支持装置(305)が閉じる状態にあり、包装袋の嵌め付けを行いやすく、その嵌め付け完了後に袋支持装置(305)が開放して、その袋支持装置(305)に包装袋を保持する。
そこで、ターンテーブル式袋支持機構(300)のターンテーブル(302)が回転し、そのターンテーブル(302)上の最高位置にある袋支持装置(305)を最低位置まで移動させ、その最低位置の袋支持装置(305)へホッパー(100)から材料(物品)を充填し、その材料(物品)が袋支持装置(305)を経て、その袋支持装置(305)により支持されている包装袋の中に入り、その材料(物品)の充填完了後に袋支持装置(305)が閉鎖して、包装袋が袋供給装置(200)に入り、その材料(物品)が入った包装袋を袋供給装置(200)から出力するか、又は袋口シール装置(800)まで搬送して、その包装袋の袋口をシールする。
その場合、袋供給装置(200)の構成としては設置の簡単な搬送ベルトを採用することができ、これによって材料(物品)が入った包装袋をクランプし、次工程へ搬送するように設定することも可能である。上記袋支持装置(305)を開放又は閉鎖する制御機構については、特許文献1に記載のエアーシリンダーを採用することができ、これを最低位置の袋支持装置(305)にも1つ取り付けることが可能である。
次に、図2は上記縦型袋詰め機の好適なターンテーブル式袋支持機構(300)を示しており、その袋支持機構(300)は中空回転テーブル(301)と袋支持装置用ターンテーブル(302)並びに中空回転テーブル(301)を取り付け支持するための設置台(303)を備えている。
中空回転テーブル(301)は動力源(304)によって回転駆動され、その中空回転テーブル(301)の回転部に袋支持装置用ターンテーブル(302)が取り付けられており、そのターンテーブル(302)と中空回転テーブル(301)とが一体回転するようになっている。
図1から示唆されるように、袋支持装置用ターンテーブル(302)の回転軸線(中心軸線)は中空回転テーブル(301)のそれと重なる。つまり、そのターンテーブル(302)と中空回転テーブル(301)とは互いに共通する同一の回転軸線を有しており、しかもその回転軸線は水平線に対して45度だけ傾斜している。
そして、袋支持装置(305)がその袋支持装置用ターンテーブル(302)の外周縁部へ、その上記回転軸線と45度だけ交叉する関係状態に取り付けられている。そのため、袋支持装置(305)はその上記ターンテーブル(302)の回転に連れて移動し、最高位置にある時に水平の姿勢状態となり、最低位置にある時に垂直の姿勢状態となる。
図1に示すように、中空回転テーブル(301)の設置台(303)には傾斜板(323)が配設されており、その傾斜板(323)は水平面に対して45度だけ傾斜した設置状態にある。上記中空回転テーブル(301)の固定部はフランジ結合手段(フランジ継手)を介して傾斜板(323)に取り付けられており、その中空回転テーブル(301)の回転軸線(中心軸線)が水平線と45度だけ交叉する傾斜状態にある。
更に、袋支持装置用ターンテーブル(302)はフランジ結合手段(フランジ継手)を介して、上記中空回転テーブル(301)の回転部に取り付けられているが、その取付け上袋支持装置用ターンテーブル(302)の回転軸線(中心軸線)が中空回転テーブル(301)のそれと重なり、そのターンテーブル(302)の回転軸線(中心軸線)も水平線と45度だけ交叉する傾斜状態にある。
その互いに同一の共通する回転軸線(中心軸線)上にある上記ターンテーブル(302)と中空回転テーブル(301)の動力源(304)は、サーボモーターと減速機との組み合わせ又はステッピングモーターから成り、その両テーブル(301)(302)を間歇回転させるようになっている。
袋支持装置(305)はその上記袋支持装置用ターンテーブル(302)の外周縁部に取り付けられている。ここに記載した「外周縁部」とは、そのターンテーブル(302)が円形であることを意味せず、正多角形であっても良いことを意味する。その「正多角形」が一例として正方形である場合、袋支持装置用ターンテーブル(302)の外周縁部とは正方形の一辺を意味し、その一辺に袋支持装置(305)が取り付けられていても良い。
しかも、袋支持装置用ターンテーブル(302)の外周縁部に対する袋支持装置(305)の取付け方向性(袋支持装置の中心軸線)は、そのターンテーブル(302)の上記回転軸線(中心軸線)と45度だけ交叉する関係状態に設定されている。
つまり、袋支持装置用ターンテーブル(302)の回転軸線(中心軸線)が水平線に対して45度だけ傾斜した設置状態にあることと、そのターンテーブル(302)の回転軸線と袋支持装置(305)の取付け方向性(中心軸線)とが45度だけ交叉した関係状態にあることに基づき、上記ターンテーブル(302)の回転に連れて移動する袋支持装置(305)は、その最高位置にある時水平の姿勢状態を保つ一方、最低位置にある時垂直の姿勢状態を保つようになっている。
その場合、図示省略するが、中空回転テーブル(301)としては内輪が回転部となり、外輪が固定部となり、しかも内輪が中空である構造を採用して、その中空回転テーブル(301)の内輪に袋支持装置用ターンテーブル(302)を取り付け一体化する一方、同じく中空回転テーブル(301)の外輪をフランジ結合手段(フランジ継手)によって、その中空回転テーブル(301)の設置台(303)に取り付け固定すると共に、その設置台(303)へ動力源(304)を組み付ければ良い。更に言えば、他の部品の組立を容易化するために、中空回転テーブル(301)における内輪の中空構造と対応する中空構造を、袋支持装置用ターンテーブル(302)にも形成することが好ましい。
他方、外輪が回転部となり、内輪が固定部となる中空回転テーブル(301)を採用して、その外輪に袋支持装置用ターンテーブル(302)を取り付け一体化すると共に、そのターンテーブル(302)における上記中空回転テーブル(301)の内輪と対応する位置を中空構造として、他の部品を組み付けやすく設定しても良い。但し、そのターンテーブル(302)における上記中空回転テーブル(301)の内輪と対応する位置を中実構造として、その中空回転テーブル(301)における内輪の底部まで延長し、その内輪で袋支持装置(305)の取付けベースを形成してもさしつかえない。
上記袋支持装置(305)はその袋支持装置用ターンテーブル(302)の外周縁部へ、等間隔を保って放射対称型に分布する2個以上の偶数個だけ取り付けられている。図1から明白なように、上記ターンテーブル(302)の外周縁部における最高位置にある1つの袋支持装置(305)と、最低位置にあるもう1つの袋支持装置(305)との2つが設置されており、その最高位置にある時水平の姿勢状態を保つ袋支持装置(305)が、袋詰め作業を待っていると同時に、最低位置にある時垂直の姿勢状態を保つ袋支持装置(305)が、材料(物品)の状態を完成させると共に、最高位置の袋支持装置(305)が袋を閉じる時に、最低位置の袋支持装置(305)がその閉じて材料(物品)の入っている包装袋をリリース(解放)するようになっている。
この点、図1の実施例では2つの袋支持装置(305)を取り付けて、そのターンテーブル(302)を180度ずつ間歇的に回転させることにより、材料(物品)の充填、包装袋のリリース(解放)と袋詰めのプロセス(工程)を効率良く行うようになっているが、上記ターンテーブル(302)における回転軸線を中心として、例えば4つの袋支持装置(305)を全体的な放射対称分布型に配設し、そのターンテーブル(302)を毎回90度回転させることにより、上記充填と包装袋のリリース並びに袋詰めのプロセスを行っても良く、そうすれば上記ターンテーブル(302)の回転スピードを低下させることができるため、動力源(304)への負荷を軽減し得る利点もある。
上記袋支持装置(305)の開閉を制御する機構については、特許文献1に記載された従来の横型袋詰め機における袋支持装置用開閉駆動エアーシリンダーを採用することができるけれども、その横型袋詰め機の駆動エアーシリンダーを採用すると、これを2組設置して、その第1組の駆動エアーシリンダーによって最高位置にある袋支持装置(305)の開閉制御を行う一方、第2組の駆動エアーシリンダーによって最低位置にある袋支持装置(305)の開閉制御を行う必要がある。
そのため、このような横型袋詰め機の駆動エアーシリンダーとは異なる袋支持装置の開閉制御機構を採用することが好ましい。この点、本考案の好適な実施形態に係る縦型袋詰め機のターンテーブル式袋支持機構(300)では、その袋支持装置(305)の開閉を制御する袋支持装置用開閉ユニット(306)も具備している。
この開閉ユニット(306)は上記中空回転テーブル(301)の中空部に位置しており、その開閉ユニット(306)の下部が中空回転テーブル(301)の設置台(303)に取り付けられていると共に、同じく開閉ユニット(306)の上部が中空回転テーブル(301)と袋支持装置用ターンテーブル(302)との中空部を貫通して、そのターンテーブル(302)に設置されている最高位置の袋支持装置(305)と最低位置の袋支持装置(305)とを、同時に開閉駆動するようになっている。
つまり、中空回転テーブル(301)の中空部を有効に利用して、袋支持装置用開閉ユニット(306)を統合的に介挿設置し、その1つの開閉ユニット(306)により袋支持装置用ターンテーブル(302)の最高位置にある袋支持装置(305)と、最低位置にある袋支持装置(305)との2つに対する同時の開閉駆動を実現しているのであり、必要な設備の高い統合度や小型コンパクト化とコストの低減などに大きく寄与する。
その場合、外輪が回転部となり、内輪が固定部となり、しかもその内輪が中空である構造の中空回転テーブル(301)を採用するならば、上記袋支持装置用開閉ユニット(306)をその中空回転テーブル(301)の内輪へ取り付け固定することができ、しかもその内輪の中空部を貫通した先端側によって、上記袋支持装置用ターンテーブル(302)に取り付けられている最高位置の袋支持装置(305)と最低位置の袋支持装置(305)とを、同時に開閉制御し得るのである。
他方、内輪が回転部となり、外輪が固定部となる構造の中空回転テーブル(301)を採用するならば、上記袋支持装置用開閉ユニット(306)を中空回転テーブル(301)の設置台(303)に取り付けて、その中空回転テーブル(301)における内輪の中空部を貫通した上端によって、やはり上記ターンテーブル(302)における最高位置の袋支持装置(305)と最低位置の袋支持装置(305)とを、同時に開閉制御することができる。
本考案の上記実施形態では袋支持装置用開閉ユニット(306)を、中空回転テーブル(301)の中空部を有効利用して取り付けているが、袋支持装置(305)はその袋支持装置用ターンテーブル(302)に設置されており、そのターンテーブル(302)上にある袋支持装置(305)に対して、その上記開閉ユニット(306)が開閉制御を行うべく、必然的に上記ターンテーブル(302)を貫通することになるため、その袋支持装置用ターンテーブル(302)を中空回転テーブル(301)と同じ中空構造とすることにより、上記袋支持装置用開閉ユニット(306)を容易に組み付けることができるのである。
上記袋支持装置用開閉ユニット(306)の具体的な構成を更に詳しく説明すると、この開閉ユニット(306)は図1に示すように、袋支持装置用エアーシリンダー(307)と袋支持装置用連動ディスク(308)、上側袋支持開閉駆動アームユニット(309)並びに下側袋支持開閉駆動アームユニット(310)を備えている。
その袋支持装置用エアーシリンダー(307)の延長側は袋支持装置用連動ディスク(308)と接続されていて、その連動ディスク(308)を上記袋支持装置用ターンテーブル(302)の回転軸線(中心軸線)に沿って往復作用させるように駆動する。
上記連動ディスク(308)の上下両側には、上側袋支持開閉駆動アームユニット(309)と下側袋支持開閉駆動アームユニット(310)とが各々接続されており、そのうちの上側袋支持開閉駆動アームユニット(309)が上記袋支持装置用ターンテーブル(302)の最高位置にある袋支持装置(305)を開閉させる一方、下側袋支持開閉駆動アームユニット(310)が同じくターンテーブル(302)の最低位置にある袋支持装置(305)を開閉させるようになっている。
上側袋支持開閉駆動アームユニット(309)と下側袋支持開閉駆動アームユニット(310)は、何れも2本の伝動アーム(311)を備えており、その伝動アーム(311)の中間部が各々連結軸(312)を介して回転ベース(313)へ、その連結軸線周りでの揺動(スイング/シーソー運動)自在に枢着されている。
また、上記伝動アーム(311)の一端側が袋支持装置用連動ディスク(308)に各々接続されており、同じく伝動ディスク(311)の他端側が袋支持装置(305)のプッシュロッド(322)を各々押圧作用するようになっている。
その際、伝動アーム(311)における袋支持装置用連動ディスク(308)との接続側(上記一端側)には、長孔形態のリミットスロット(314)が開口形成されている一方、その連動ディスク(308)にはローラー(315)が軸支されており、しかもそのローラー(315)は上記リミットスロット(314)に沿ってスライドし得るようになっている。
上記袋支持装置用エアーシリンダー(307)はその専用のエアーシリンダー設置台(316)を介して、上記中空回転テーブル(301)の設置台(303)に取り付けられており、そのエアーシリンダー(307)における延長側の軸線が中空回転テーブル(301)の上記回転軸線(中心軸線)と重なる(共通の同一軸線上にある)関係状態にある。
また、上記袋支持装置用連動ディスク(308)にはガイド軸(317)が固定設置されており、そのガイド軸(317)の中心軸線と上記中空回転テーブル(301)の回転軸線(中心軸線)とは平行しているほか、上記ガイド軸(317)と摺動自在に嵌合するガイドスリーブ(318)が、中空回転テーブル(301)の上記設置台(303)に設けられている。
更に、上記袋支持装置(305)の具体的な構成について説明すると、その構成としては特許文献1に記載されたそれを採用しても良いが、図1の実施形態に示す構成を採用することが好ましい。
つまり、その好適な実施形態として記載の袋支持装置(305)は、袋支持取付けプレート(319)と第1、2袋支持爪(320)(321)並びに引張りバネ(図示省略)を備えており、第1、2袋支持爪(320)(321)が袋支持取付けプレート(319)へ回転可能に取り付けられている。しかも、その第1、2袋支持爪(320)(321)の開放する状態が引張りバネによって保持されている。
また、第1、2袋支持爪(320)(321)には何れもプッシュロッド(322)の一端側が各々取り付け固定されていると共に、同じくプッシュロッド(322)の他端側が各々上記袋支持取付けプレート(319)を貫通して、外方へ延長されている。
このような袋支持装置(305)と上記袋支持装置用開閉ユニット(306)とを組み合わせ使用する場合には、その開閉ユニット(306)の伝動アーム(311)が袋支持装置(305)のプッシュロッド(322)を押圧作用し、そのプッシュロッド(322)が第1、2袋支持爪(320)(321)の存在方向へ移動することにより、その第1、2袋支持爪(320)(321)が上記引張りバネの引張り力(開放付勢力)に抗して閉じることとなる。
本考案の好適な図示実施形態に係るターンテーブル式の袋支持機構(300)は、上記の具体的な構成を備えており、その稼働(運転)するに当たっては袋支持装置用ターンテーブル(302)の最高位置と最低位置へ、1つずつ合計2つの袋支持装置(305)を各々設置して、そのターンテーブル(302)を180度ずつ間歇的に回転させるのであり、そうすれば両袋支持装置(305)の位置が自ずと入れ替わることになる。
そこで、その袋支持装置(305)が上記ターンテーブル(302)の最高位置にある時に、袋吸着移載機構(図示省略)に対応位置することとなり、同じく袋支持装置(305)がターンテーブル(302)の最低位置にある時に、材料(物品)充填機構のホッパー(100)に対応位置することとなるため、その袋支持装置(305)が最高位置にある時に袋を嵌め付けセットする一方、最低位置にある時に袋へ材料(物品)を充填する。
そして、その材料(物品)の充填が完了すると、袋支持装置用開閉ユニット(306)が駆動される。つまり、上記袋支持装置用ターンテーブル(302)の一旦停止時に、その開閉ユニット(306)の袋支持装置用連動ディスク(308)がエアーシリンダー(307)により、上記ターンテーブル(302)の回転軸線(中心軸線)に沿って往復運動され、そうすると上側袋支持開閉駆動アームユニット(309)と下側袋支持開閉駆動アームユニット(310)の伝動アーム(311)が、各々連結軸(312)の枢支点を中心に揺動して、上記ターンテーブル(302)の最高位置にある袋支持装置(305)のプッシュロッド(322)と、同じく最低位置にある袋支持装置(305)のプッシュロッド(322)を押圧作用することになり、その袋支持装置(305)の第1、2袋支持爪(320)(321)が各々開閉する。
このようにして、ターンテーブル(302)上にある最高位置の袋支持装置(305)と最低位置の袋支持装置(305)とを、同時に開閉制御し、その最低位置の袋支持装置(305)にある材料(物品)の入った包装袋が自ずと下方へ脱落し、袋供給装置(200)を経て、包装袋における袋口のシール(密封)を行い、最高位置の袋支持装置(305)が閉じた後に、袋詰め装置(600)と相俟って(協働して)袋の嵌め付けセット作業を行うのである。
このような作用を繰り返し実行することにより、包装形状の規則正しい材料(物品)は勿論のこと、バルク材料(バラの物品)や顆粒、液体などの材料(物品)であっても、1段階だけでの直接的に効率良く包装することができ、冒頭に説明した従来の問題が完全に解消する。
先には、袋供給装置(200)の構成として設置の簡単な搬送ベルトの採用可能である旨を説明したが、袋供給装置(200)にリフトアップ装置(201)を備えることにより、包装袋を確実に安定良く落下させることができ、その落下過程における包装袋の傾斜や転倒に起因する材料(物品)の滑り落ちを回避することが好ましい。
つまり、袋供給装置(200)に具備するリフトアップ装置(201)が、最低位置の袋支持装置(305)に嵌め付ける包装袋の底部まで上昇し、且つ材料を袋内へ充填完了してから、その材料の入った包装袋を受け取り、予め設定された高さまで下降させるようになっている。
上記ターンテーブル式袋支持機構(300)の袋支持装置(305)が包装袋と一緒に最低位置まで移動した時、袋供給装置(200)のリフトアップ装置(201)がその包装袋の底部まで上昇して、包装袋を支持し、その支持された包装袋に対してホッパー(100)が材料(物品)を充填し、その材料(物品)の自由落下による衝撃を受けて、包装袋が袋支持装置(305)から脱落することを防止する。
上記リフトアップ装置(201)は包装袋の支持機能を果たすと共に、材料(物品)の充填完了後に袋支持装置(305)が閉じて、その袋支持装置(305)から包装袋が脱落し、その後リフトアップ装置(201)の動作に連れて、袋支持装置(305)が完全に包装袋の袋口から引き抜かれるまで下降し、ターンテーブル式袋支持機構(300)におけるターンテーブル(302)の継続的な間歇回転に支障を与えないようになっている。
更に、上記リフトアップ装置(201)の具体的な構成を詳しく説明すると、これは図3に示すように、そのリフトアップの固定ベース(202)と昇降用サーボモーター(203)、昇降用ガイドレール(204)、昇降プレート(205)、昇降用スイングアーム(206)並びに昇降用コンロッド(207)を備えている。
そのリフトアップの固定ベース(202)は機体の底部フレームに据え立て固定され、その固定ベース(202)の側面には昇降用ガイドレール(204)が垂直状態に列設され、同じく固定ベース(202)の底部には昇降用サーボモーター(203)が取り付け固定されている。
しかも、その昇降用サーボモーター(203)の回転駆動軸に昇降用スイングアーム(206)の基端部が取り付け一体化されていると共に、同じくスイングアーム(206)の先端部が昇降用コンロッド(207)の下端部と枢支連結されている一方、同じくコンロッド(207)の上端部が昇降プレート(205)と枢支連結されており、その昇降プレート(205)が上記昇降用ガイドレール(204)へスライド可能に嵌合されている。
そして、上記昇降用サーボモーター(203)は昇降用スイングアーム(206)を上方へスイングさせ、昇降用コンロッド(207)を上方へ移動させ、昇降プレート(205)を包装袋の底部まで上昇させて、その包装袋を支持する。包装袋に材料(物品)を充填完了した後に、昇降用サーボモーター(203)は昇降用スイングアーム(206)を逆転駆動して、下方へスイングさせ、昇降用コンロッド(207)を下方へ移動させ、昇降プレート(205)を下降させることにより、上記包装袋も下降させて、袋支持装置(305)がその包装袋の袋口から離脱するようになっている。
その場合、上記包装袋の姿勢を安定に確保するため、昇降プレート(205)にリミットプレート(208)を設置して、その昇降プレート(205)の下降時に包装袋の姿勢が変化しないようにすることが望ましい。
また、上記袋供給装置(200)におけるリフトアップ装置(201)の片側にガゼット成形装置(700)を設置して、そのガゼット成形装置(700)が予め設定された高さまで下降したリフトアップ装置(201)にある包装袋の袋口に対して、ガゼット成形を行うように構成することが好ましい。そうすれば、特にM型袋やスタンド型袋の袋口を極めて見栄え良く成形することができる。
そのガゼット成形装置(700)の構成としては特許文献1に記載された横型袋詰め機における袋口形成機構のそれを採用することも可能であるが、この横型袋詰め機の袋口形成機構では駆動源にエアーシリンダーを採用しており、そのための袋押えとガゼット成形のストロークがエアーシリンダーによって限定されてしまい、その適切な調整を行うことができない。包装袋の袋口における両側の幅が不一致である場合、その整然としたガゼット成形を行えないのである。
この点、図4は本考案の実施形態に係る縦型袋詰め機の好適なガゼット成形装置(700)を示しており、これを採用するならば、包装袋の加工工程において、その袋口の両側の幅が不一致である状況を避けられなくても、この種の包装袋により良く適応して、その袋口の見栄えが良い成形効果を保証することができる。
上記ガゼット成形装置(700)は図4から明白なように、ガゼット取付枠(701)と、相互の平行に配列設置された第1、2ガゼット板(702)(703)、第1、2内側袋押え板(704)(706)並びに第1、2外側袋押え板(705)(707)を備えており、その第1、2ガゼット板(702)(703)が相対するように何れもガゼット成形駆動装置(708)に取り付けられていて、そのガゼット成形駆動装置(708)によって相対移動するように駆動される。
上記第1内側袋押え板(704)と第1外側袋押え板(705)はその内側と外側との対向するように設置されている一方、上記第2内側袋押え板(706)と第2外側袋押え板(707)もその内側と外側との対向するように設置されている。
上記第1ガゼット板(702)はその第1内側袋押え板(704)と第1外側袋押え板(705)との内外相互間における相対移動の中心線上に位置する一方、上記第2ガゼット板(703)はその第2内側袋押え板(706)と第2外側袋押え板(707)との内外相互間における相対移動の中心線上に位置している。
そして、上記第1内側袋押え板(704)と第1外側袋押え板(705)は第1袋押え駆動装置(709)に取り付けられていて、その第1袋押え駆動装置(709)により互いに接近又は離反するように相対移動され、上記第2内側袋押え板(706)と第2外側袋押え板(707)は、第2袋押え駆動装置(710)に取り付けられていて、その第2袋押え駆動装置(710)により互いに接近又は離反するように相対移動され、上記第1、2袋押え駆動装置(709)(710)は袋引張り駆動装置(711)に取り付けられていて、その袋引張り駆動装置(711)によって互いに接近又は離反するように相対移動されるようになっている。
上記ガゼット成形駆動装置(708)と袋引張り駆動装置(711)は何れもガゼット取付ベース(712)に取り付けられていると共に、そのガゼット取付ベース(712)が上記ガゼット取付枠(701)に取り付けられているのである。
上記ガゼット成形装置(700)の第1内側袋押え板(704)と第1外側袋押え板(705)、第1ガゼット板(702)、第2内側袋押え板(706)、第2外側袋押え板(707)並びに第2ガゼット板(703)は、何れも上記ガゼット取付ベース(712)の外側に位置している。
上記ガゼット成形装置(700)は図4から明白なようにガゼット昇降駆動装置(713)も備えており、そのガゼット昇降駆動装置(713)がガゼット取付枠(701)に取り付けられ、そのガゼット取付枠(701)とガゼット取付ベース(712)はスライドレールに沿ってスライド可能であり、上記ガゼット昇降駆動装置(713)はガゼット取付ベース(712)と接続されていて、そのガゼット取付ベース(712)が上記ガゼット取付枠(701)にあるガイドレールに沿って往復的に昇降運動する。
また、第1ガゼット板(702)が第1ガゼット接続プレート(714)に接続され、その第1ガゼット接続プレート(714)がガゼット取付ベース(712)へスライド可能に嵌合されている一方、第2ガゼット板(703)が第2ガゼット接続プレート(715)に接続され、その第2ガゼット接続プレート(715)が同じくガゼット取付ベース(712)へスライド可能に嵌合されており、上記第1、2ガゼット接続プレート(714)(715)はガゼット成形駆動装置(708)と各々接続されていて、そのガゼット成形駆動装置(708)によって互いに接近又は離反するように相対移動されるようになっている。
第1内側袋押え板(704)が第1内側接続板(716)に接続され、その第1内側接続板(716)が第1袋押えベース(718)へスライド可能に嵌合されている一方、第1外側袋押え板(705)が第1外側接続板(717)に接続され、その第1外側接続板(717)が同じく第1袋押えベース(718)へスライド可能に嵌合されている。
第1袋押え駆動装置(709)は第1袋押えサーボモーター(719)と第1袋押えギア(720)、インナーラック(721)並びにアウターラック(722)を備え、そのインナーラック(721)と第1袋押えサーボモーター(719)が上記第1袋押えベース(718)に取り付けられ、第1袋押えギア(720)が上記第1袋押えサーボモーター(719)の出力軸に取り付けられ、インナーラック(721)が上記第1内側接続板(716)に取り付けられ、アウターラック(722)が上記第1外側接続板(717)に取り付けられ、且つそのインナーラック(721)とアウターラック(722)は対応設置されていて、何れも第1袋押えギア(720)と噛合しており、上記第1袋押えベース(718)の底部がガゼット取付ベース(712)へスライド可能に嵌合されている。
第2内側袋押え板(706)が第2内側接続板(723)に接続され、その第2内側接続板(723)が第2袋押えベース(725)へスライド可能に嵌合されている一方、第2外側袋押え板(707)が第2外側接続板(724)に接続され、その第2外側接続板(724)が同じく第2袋押えベース(725)へスライド可能に嵌合されている。
上記第2袋押え駆動装置(710)は第2袋押えサーボモーター(726)と第2袋押えギア(727)、インナーラック(721)並びにアウターラック(722)を備え、そのインナーラック(721)と第2袋押えサーボモーター(726)が上記第2袋押えベース(725)に取り付けられ、第2袋押えギア(727)が上記第2袋押えサーボモーター(726)の出力軸に取り付けられ、インナーラック(721)が上記第2内側接続板(723)に取り付けられ、アウターラック(722)が上記第2外側接続板(724)に取り付けられ、且つそのインナーラック(721)とアウターラック(722)は対応設置されていて、何れも第2袋押えギア(727)と噛合しており、上記第2袋押えベース(725)の底部がガゼット取付ベース(712)へスライド可能に嵌合されている。
第1、2袋押えベース(718)(725)が袋引張り駆動装置(711)と各々接続されており、その袋引張り駆動装置(711)によって互いに接近又は離反するように相対移動される。
上記ガゼット成形装置(700)は次のように稼働する。初期位置では、第1、2袋押え駆動装置(709)(710)が互いに離反しており、第1、2ガゼット板(702)(703)も互いに離反していることによって、リフトアップ装置(201)の昇降する空間を確保し、そのリフトアップ装置(201)が予め設定されている位置まで下降してから、ガゼット昇降駆動装置(713)がガゼット取付ベース(712)を全体として上方へ移動させるよう駆動し、ガゼット板(702)(703)と袋押え板(704)(705)(706)(707)の底部を袋口の高さよりも高い位置に保って、そのガゼット板(702)(703)と袋押え板(704)(705)(706)(707)が包装袋における袋口の中へ挿入される時に、その袋口と干渉しないようにする。
第1、2ガゼット板(702)(703)は上記したとおり相対するように、何れもガゼット成形駆動装置(708)に取り付けられていて、そのガゼット成形駆動装置(708)により相対移動するように駆動されるのである。
その時に、袋引張り駆動装置(711)が第1、2袋押え駆動装置(709)(710)を駆動し、互いに接近させることによって、第1内側袋押え板(704)と第1外側袋押え板(705)を互いに接近させると共に、第2内側袋押え板(706)と第2外側袋押え板(707)を互いに接近させる。
その第1内側袋押え板(704)と第1外側袋押え板(705)、第2内側袋押え板(706)並びに第2外側袋押え板(707)は、包装袋における袋口の上方に位置し且つ袋口の区域内に位置する時に、ガゼット昇降駆動装置(713)が上記ガゼット取付ベース(712)を全体として下方へ移動させるよう駆動し、上記袋押え板(704)(705)(706)(707)が袋口の中へ挿入されるようにしてから、第1、2袋押え駆動装置(709)(710)が各々作動して、第1内側袋押え板(704)と第1外側袋押え板(705)を互いに離反させると共に、第2内側袋押え板(706)と第2外側袋押え板(707)を互いに離反させ、包装袋における袋口の両側端部エッジへ接触させる。
そこで、袋引張り駆動装置(711)が第1、2袋押え駆動装置(709)(710)を駆動して、互いに離反させることにより、上記包装袋の袋口を両側へ引っ張ると同時に、その第1、2袋押え駆動装置(709)(710)が各々作動して、第1内側袋押え板(704)と第1外側袋押え板(705)を互いに接近させると共に、第2内側袋押え板(706)と第2外側袋押え板(707)を互いに接近させる。
また、ガゼット成形駆動装置(708)が第1、2ガゼット板(702)(703)を互いに接近するように駆動して、上記包装袋を袋口の中間部から内側へ折り込み、その袋口における4つの角度を両側へ引っ張ると同時に、中間部に向けて袋を押え、その袋口の両側がM型となるように成形する。
そして、その袋口のガゼット成形を完了した後に、ガゼット昇降駆動装置(713)がガゼット取付ベース(712)を全体的に上方へ移動するよう駆動して、上記袋押え板(704)(705)(706)(707)とガゼット板(702)(703)を包装袋の袋口から抜き出し、そこでリセットし、次の包装袋をガゼット成形するために待機する。
その場合、上記ガゼット成形駆動装置(708)と袋引張り駆動装置(711)の具体的な構造については、サーボモーター同期ベルト方式やサーボモーター逆ネジ方式、その他の方式を採用することができ、またガゼット昇降駆動装置(713)の具体的な構造についても、サーボモーター同期ベルト方式やサーボモータースクリュー方式、サーボモータースイングアームコンロッド方式、その他の方式を採用することができ、その構造を限定するものではない。
上記袋供給装置(200)としては更に袋クランプ及び袋供給機構(209)も具備することが好ましい。その袋供給装置(200)の上記リフトアップ装置(201)が予め設定された高さまで下降してから、その袋クランプ及び袋供給機構(209)が包装袋の袋口をクランプして、そのクランプした包装袋をシール装置(800)まで搬送するように構成するのである。
袋供給装置(200)の上記リフトアップ装置(201)と、袋クランプ及び袋供給機構(209)を組み合わせ使用して、その袋クランプ及び袋供給機構(209)が包装袋の袋口をクランプし、その袋口を成形して整え、後工程における袋口のシールを行いやすくする。
また、袋クランプ及び袋供給機構(209)を上記ガゼット成形装置(700)と組み合わせ使用して、そのガゼット成形装置(700)によりガゼット成形が完了した包装袋の袋口を、袋クランプ及び袋供給機構(209)がクランプして、その包装袋を後工程においてシール装置(800)まで搬送する間、その袋口の成形効果を保持し、そのシール装置(800)まで搬送する過程において、ガゼット成形完了した袋口が開く状態に復元し、シール効果に影響することを避けることができる。
上記袋クランプ及び袋供給機構(209)は包装袋の袋口をクランプしながら搬送することができ、その袋口のクランプ力によって、包装袋が空中に浮いた状態のまま搬送し得るのである。また、上記リフトアップ装置(201)と袋口シールとの間に、動力のある搬送ベルトを設置し、その袋口を袋クランプ及び袋供給機構(209)がクランプし、搬送ベルトと同期した搬送を行うこともできる。更には搬送プラットフォームを設置して、包装袋の底部を搬送プラットフォームに接触させ、上記袋クランプ及び袋供給機構(209)が包装袋の袋口をクランプし、その袋クランプ及び袋供給機構(209)の動力によりクランプして、包装袋を引き摺りながら搬送プラットフォームに沿い移動させることも可能である。
上記袋クランプ及び袋供給機構(209)とガゼット成形装置(700)との組み合わせ使用時に、そのガゼット成形装置(700)の上記ガゼット板(702)(703)と袋押え板(704)(705)(706)(707)がM型ガゼット成形を完了した後、袋クランプ及び袋供給機構(209)が作動して、包装袋の袋口をクランプしてから、ガゼット成形装置(700)の上記ガゼット昇降駆動装置(713)が作動して、ガゼット取付ベース(712)を全体的に上昇させることにより、上記ガゼット板(702)(703)と袋押え板(704)(705)(706)(707)を包装袋の袋口から抜き出し、その後に袋クランプ及び袋供給機構(209)が袋口をクランプして、シール装置(800)まで搬送し、そのシール装置(800)が包装袋の袋口をシールした最後に、上記袋クランプ及び袋供給機構(209)が包装袋を放してリセットする。
上記袋クランプ及び袋供給機構(209)は包装袋における袋口のクランプと搬送を実行し、そのために好ましくは袋口クランプユニットと平行移動ユニットを備え、その袋口クランプユニットが平行移動ユニットに設置されており、且つ平行移動ユニットによって駆動され、往復的に平行移動を行うようになっている。袋口クランプユニットが包装袋の袋口をクランプすることに使用され、平行移動ユニットがその袋口クランプユニットを移動させることに使用されるのである。
その袋クランプ及び袋供給機構(209)の袋口クランプユニットは図5に示すように、袋クランプ取付枠(210)と一対の袋クランプ板(211)並びに袋クランプ駆動ユニットを備え、その一対の袋クランプ板(211)が相対する位置関係として、その下部が袋クランプ取付枠(210)に各々枢着されており、袋クランプ駆動ユニットが袋クランプ取付枠(210)に取り付けられていて、一対の袋クランプ板(211)を駆動し、相対移動させるようになっている。
また、上記袋クランプ駆動ユニットは袋クランプサーボモーター(212)と袋クランプターンテーブル(213)並びに一対の袋クランプコンロッド(214)を備え、その袋クランプサーボモーター(212)が袋クランプ取付枠(210)に固定設置され、そのサーボモーター(212)の回転駆動軸が袋クランプターンテーブル(213)の中間部に接続されている。
しかも、その袋クランプターンテーブル(213)の上部が一対の袋クランプコンロッド(214)における何れか一方の上部と枢支連結されており、その袋クランプコンロッド(214)の下部が一対の袋クランプ板(211)における何れか一方の下部と枢支連結されている一方、同じく袋クランプターンテーブル(213)の下部が上記袋クランプコンロッド(214)における他方の下部と枢支連結されており、その袋クランプコンロッド(214)の下部が上記袋クランプ板(211)における他方の下部と枢支連結されている。
更に、上記袋クランプ及び袋供給機構(209)の平行移動ユニットは同じく図5から明白なように、平行移動サーボモーター(215)と駆動ギア、一対の平行移動ガイドレール(216)並びにラック(217)を備え、そのラック(217)が両平行移動ガイドレール(216)の相互間に設置され、その平行移動ガイドレール(216)とラック(217)が何れも機体の底部フレームに取り付けられていると共に、上記袋クランプ取付枠(210)の底部が平行移動ガイドレール(216)へスライド可能に嵌合され、その袋クランプ取付枠(210)に平行移動サーボモーター(215)が取り付けられ、そのサーボモーター(215)の回転駆動軸に取り付けられた駆動ギアが、上記ラック(217)と噛合している。
上記袋クランプ及び袋供給機構(209)の作用を説明すると、初期位置では左右一対(2つ)の袋クランプ板(211)が開けている状態にあり、上記リフトアップ装置(201)の受け取った包装袋が、予め設定された高さまで下降してから、その包装袋の袋口が両袋クランプ板(211)の左右相互間に位置し、リフトアップ装置(201)が包装袋を受け取ってから、しかも予め設定された高さまで下降するか、又は上記ガゼット成形装置(700)が包装袋の袋口をM型に折り込み成形した後に、袋クランプサーボモーター(212)が袋クランプターンテーブル(213)を図5の時計方向へ回転駆動する。
そうすれば、上側袋クランプコンロッド(214)が右方向へ移動して、右側袋クランプ板(211)の下部を右方向へスイングさせ、その右側袋クランプ板(211)と袋クランプ取付枠(210)とは枢支連結されているため、右側袋クランプ板(211)の上部が左方向へスイングすることになる。また、下側袋クランプコンロッド(214)が左方向へ移動して、左側袋クランプ板(211)の下部を左方向へスイングさせ、その左側袋クランプ板(211)と袋クランプ取付枠(210)とはやはり枢支連結されているため、左側袋クランプ板(211)の上部が右方向へスイングすることになり、左右一対の袋クランプ板(211)が互いに接近して閉合し、包装袋の袋口をクランプする。
その包装袋の袋口をクランプしてから、上記平行移動サーボモーター(215)が回転し、その回転駆動軸上の駆動ギアとラック(217)とが噛合回転することにより、袋クランプ取付枠(210)が平行移動ガイドレール(216)に沿ってスライド運動し、上記クランプされた包装袋を搬送することができる。
更に、上記シール装置(800)が包装袋をクランプして、袋口のシールを行うと同時か、又はそのシールを行った後に、袋クランプサーボモーター(212)が袋クランプターンテーブル(213)を反時計方向へ回転駆動すると、上側袋クランプコンロッド(214)が左方向へ移動して、右側袋クランプ板(211)の下部を左方向へスイングさせ、その右側袋クランプ板(211)と袋クランプ取付枠(210)とは枢支連結されているため、右側袋クランプ板(211)の上部が右方向へスイングする。
また、下側袋クランプコンロッド(214)が右方向へ移動して、左側袋クランプ板(211)の下部を右方向へにスイングさせ、その右側袋クランプ板(211)と袋クランプ取付枠(210)とはやはり枢支連結されているので、左側袋クランプ板(211)の上部が左方向へスイングすることとなり、左右一対の袋クランプ板(211)が互いに離反する。そこで、上記平行移動サーボモーター(215)が逆回転して、リセットするのである。
(100)・・・ホッパー
(101)・・・計量装置
(102)・・・貯蔵ホッパー
(200)・・・袋供給装置
(201)・・・リフトアップ装置
(202)・・・固定ベース
(203)・・・昇降用サーボモーター
(204)・・・昇降用ガイドレール
(205)・・・昇降プレート
(206)・・・昇降用スイングアーム
(207)・・・昇降用コンロッド
(208)・・・リミットプレート
(209)・・・袋クランプ及び袋供給機構
(210)・・・袋クランプ取付枠
(211)・・・袋クランプ板
(212)・・・袋クランプサーボモーター
(213)・・・袋クランプターンテーブル
(214)・・・袋クランプコンロッド
(215)・・・平行移動サーボモーター
(216)・・・平行移動ガイドレール
(217)・・・ラック
(300)・・・ターンテーブル式袋支持機構
(301)・・・中空回転テーブル
(302)・・・袋支持装置用ターンテーブル
(303)・・・設置台
(304)・・・動力源
(305)・・・袋支持装置
(306)・・・袋支持装置用開閉ユニット
(307)・・・袋支持装置用エアーシリンダー
(308)・・・袋支持装置用連動ディスク
(309)・・・上側袋支持開閉駆動アームユニット
(310)・・・下側袋支持開閉駆動アームユニット
(311)・・・伝動アーム
(312)・・・連結軸
(313)・・・回転ベース
(314)・・・リミットスロット
(315)・・・ローラー
(316)・・・エアーシリンダー設置台
(317)・・・ガイド軸
(318)・・・ガイドスリーブ
(319)・・・袋支持取付けプレート
(320)(321)・・・第1、2袋支持爪
(322)・・・プッシュロッド
(323)・・・傾斜プレート
(400)・・・袋保管装置
(500)・・・袋取出し装置
(501)・・・袋取出しサーボモーター
(502)・・・袋取出しスイングアーム
(503)・・・袋取出しコンロッド
(504)・・・袋取出し吸盤
(505)・・・袋取出し吸盤ホルダー
(600)・・・袋詰め装置
(600)・・・ガゼット成形装置
(701)・・・ガゼット取付枠
(702)(703)・・・第1、2ガゼット板
(704)(706)・・・第1、2内側袋押え板
(705)(707)・・・第1、2外側袋押え板
(708)・・・ガゼット成形駆動装置
(709)(710)・・・第1、2袋押え駆動装置
(711)・・・袋引張り駆動装置
(712)・・・ガゼット取付ベース
(713)・・・ガゼット昇降駆動装置
(714)(715)・・・第1、2ガゼット接続プレート
(716)(723)・・・第1、2内側接続板
(717)(724)・・・第1、2外側接続板
(718)(725)・・・第1、2袋押えベース
(719)(726)・・・第1、2袋押えサーボモーター
(720)(727)・・・第1、2袋押えギア
(721)・・・インナーラック
(722)・・・アウターラック
(800)・・・袋口シール装置
上記第1ガゼット板はその第1内側押え袋と第1外側押え板との内外相互間における相対移動の中心線上に位置する一方、上記第2ガゼット板はその第2内側袋押え板と第2外側袋押え板との内外相互間における相対移動の中心線上に位置しており、

Claims (26)

  1. ホッパー(100)と袋供給装置(200)、ターンテーブル式の袋支持機構(300)、袋保管装置(400)、袋取出し装置(500)並びに袋詰め装置(600)を有する給袋式の縦型袋詰め機であって、
    上記ターンテーブル式の袋支持機構(300)は袋支持装置用ターンテーブル(302)と袋支持装置(305)を含み、そのターンテーブル(302)の回転軸線が水平線に対して45度の傾斜状態にあり、且つ袋支持装置(305)がそのターンテーブル(302)の外周縁部へ、上記回転軸線と45度だけ交叉する関係状態に取り付けられることにより、上記ターンテーブル(302)の回転に連れて移動する袋支持装置(305)が、その最高位置にある時に水平の姿勢状態となる一方、最低位置にある時に垂直の姿勢状態となり、
    上記ホッパー(100)はその最低位置にある袋支持装置(305)の上方に設置されていて、その袋支持装置(305)に嵌め付けられた袋内へ材料を充填するようになっており、
    上記袋供給装置(200)は同じく最低位置にある袋支持装置(305)の下方に設置されていて、上記袋支持装置(305)が閉じた後にその袋支持装置(305)から離脱して材料の充填されている包装袋を受け取り搬送するようになっており、
    上記袋詰め装置(600)と袋取出し装置(500)並びに袋保管装置(400)は何れも最高位置にある上記袋支持装置(305)の片側に設置されており、そのうち袋取出し装置(500)は袋保管装置(400)と一緒に設置されていて、その袋保管装置(400)から包装袋を1枚ずつ取り出すようになっていると共に、袋詰め装置(600)は上記袋取出し装置(500)と最高位置にある上記袋支持装置(305)との相互間に介挿設置されていて、その袋取出し装置(500)が取り出した包装袋を最高位置にある袋支持装置(305)へ嵌め付けるように構成されていることを特徴とする給袋式の縦型袋詰め機。
  2. ターンテーブル式の袋支持機構(300)は更に中空回転テーブル(301)も備え、その中空回転テーブル(301)が設置台(303)を介して機体フレームに取り付けられていて、動力システム(304)により回転駆動されるようになっていると共に、
    袋支持装置(305)のターンテーブル(302)が上記中空回転テーブル(301)の回転部へ、その互いに同じ共通の回転軸線周りに一体回転し得るように取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  3. 袋支持装置(305)がその袋支持装置用ターンテーブル(302)の外周縁部へ、等間隔を保って放射対称型に分布する偶数個だけ取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  4. ターンテーブル式の袋支持機構(300)は更に袋支持装置(305)の開閉ユニット(306)も備え、その開閉ユニット(306)は中空回転テーブル(301)の中空部に位置していて、下部が中空回転テーブル(301)の設置台(303)に取り付けられている一方、
    同じく開閉ユニット(306)の上部が上記中空回転テーブル(301)と袋支持装置(305)のターンテーブル(302)との中空部を貫通して、そのターンテーブル(302)上の最高位置にある袋支持装置(305)と最低位置にある袋支持装置(305)とを同時に開閉作用することを特徴とする請求項2記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  5. 袋支持装置(305)の開閉ユニット(306)はその袋支持装置用エアーシリンダー(307)と袋支持装置用連動ディスク(308)、上側袋支持開閉駆動アームユニット(309)並びに下側袋支持開閉駆動アームユニット(310)を備え、
    上記エアーシリンダー(307)の延長側が連動ディスク(308)と接続されていて、その連動ディスク(308)を袋支持装置用ターンテーブル(302)の回転軸線に沿って往復作用させるように駆動すると共に、
    上記連動ディスク(308)の上下両側には上側袋支持開閉駆動アームユニット(309)と下側袋支持開閉駆動アームユニット(310)とが各々接続されていて、そのうち上側袋支持開閉駆動アームユニット(309)が上記ターンテーブル(302)上の最高位置にある袋支持装置(305)を開閉作用する一方、
    下側袋支持開閉駆動アームユニット(310)が同じくターンテーブル(302)上の最低位置にある袋支持装置(305)を開閉作用することを特徴とする請求項4記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  6. 上側袋支持開閉駆動アームユニット(309)と下側袋支持開閉駆動アームユニット(310)は何れも2本の伝動アーム(311)を備え、その伝動アーム(311)の中間部が各々連結軸(312)を介して回転ベース(313)へ、揺動自在に枢着されていると共に、
    上記伝動アーム(311)の一端側が袋支持装置用連動ディスク(308)に各々接続されており、同じく伝動アーム(311)の他端側が袋支持装置(305)のプッシュロッド(322)を各々押圧作用することを特徴とする請求項5記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  7. 伝動アーム(311)が袋支持装置用連動ディスク(308)と接続されている一端側には、リミットスロット(314)が開口形成されていると共に、その連動ディスク(308)にはローラー(315)が軸支されており、
    しかも、そのローラー(315)は上記リミットスロット(314)に沿ってスライドすることを特徴とする請求項6記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  8. 袋支持装置用エアーシリンダー(307)はそのエアーシリンダー設置台(316)を介して中空回転テーブル(301)の設置台(303)に取り付けられており、
    しかも、そのエアーシリンダー(307)における延長側の往復作用軸線が上記中空回転テーブル(301)の回転軸線上に対応位置していることを特徴とする請求項5、6又は7記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  9. 袋支持装置用連動ディスク(308)にはガイド軸(317)が固定設置されており、そのガイド軸(317)の中心軸線と中空回転テーブル(301)の回転軸線とは平行していると共に、
    上記ガイド軸(317)と摺動自在に嵌合するガイドスリーブ(318)が、中空回転テーブル(301)の設置台(303)に設けられていることを特徴とする請求項5、6又は7記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  10. ホッパー(100)の上方に計量装置(101)を設置すると共に、その計量装置(101)の上方に貯蔵ホッパー(102)も設置したことを特徴とする請求項1、2、4、5、6又は7記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  11. 袋供給装置(200)はリフトアップ装置(201)を備え、そのリフトアップ装置(201)が最低位置の袋支持装置(305)に嵌め付ける包装袋の底部まで上昇し、且つ材料を袋内へ充填完了した後、その材料の入った包装袋を予め設定された高さまで下降させることを特徴とする請求項1、2、4、5、6又は7記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  12. リフトアップ装置(201)はその固定ベース(202)と昇降用サーボモーター(203)、昇降用ガイドレール(204)、昇降プレート(205)、昇降用スイングアーム(206)並びに昇降用コンロッド(207)を備え、
    上記固定ベース(202)が機体の底部フレームに据え立て固定され、その固定ベース(202)の側面には昇降用ガイドレール(204)が垂直状態に列設されていると共に、同じく固定ベース(202)の底部には昇降用サーボモーター(203)が取り付け固定されており、
    そのサーボモーター(203)の回転駆動軸に昇降用スイングアーム(206)の基端部が取り付け一体化されていると共に、同じくスイングアーム(206)の先端部が昇降用コンロッド(207)の下端部と枢支連結されている一方、同じくコンロッド(207)の上端部が昇降プレート(205)と枢支連結されており、その昇降プレート(205)が上記昇降用ガイドレール(204)へスライドし得るように嵌合されていることを特徴とする請求項11記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  13. 昇降プレート(205)がリミットプレート(208)を具備していることを特徴とする請求項12記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  14. リフトアップ装置(201)の片側にはガゼット成形装置(700)が設置されており、そのガゼット成形装置(700)が予め設定された高さまで下降したリフトアップ装置(201)にある包装袋の袋口に対して、ガゼット成形を行うことを特徴とする請求項11記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  15. ガゼット成形装置(700)はガゼット取付枠(701)と、相互の平行に配列設置された第1、2ガゼット板(702)(703)、第1、2内側袋押え板(704)(706)並びに第1、2外側袋押え板(705)(707)を備え、
    上記第1、2ガゼット板(702)(703)が相対するように、何れもガゼット成形駆動装置(708)に取り付けられていて、そのガゼット成形駆動装置(708)によって相対移動するように駆動され、
    上記第1内側袋押え板(704)と第1外側袋押え板(705)はその内側と外側との対向するように設置されている一方、上記第2内側袋押え板(706)と第2外側袋押え板(707)もその内側と外側との対向するように設置されており、
    上記第1ガゼット板(702)はその第1内側押え袋(704)と第1外側押え板(705)との内外相互間における相対移動の中心線上に位置する一方、上記第2ガゼット板(703)はその第2内側袋押え板(706)と第2外側袋押え板(707)との内外相互間における相対移動の中心線上に位置しており、
    上記第1内側袋押え板(704)と第1外側袋押え板(705)は第1袋押え駆動装置(709)に取り付けられていて、その第1袋押え駆動装置(709)によって互いに接近又は離反するように相対移動され、
    上記第2内側袋押え板(706)と第2外側袋押え板(707)は第2袋押え駆動装置(710)に取り付けられていて、その第2袋押え駆動装置(710)によって互いに接近又は離反するように相対移動され、
    上記第1、2袋押え駆動装置(709)(710)は袋引張り駆動装置(711)に取り付けられていて、その袋引張り駆動装置(711)によって互いに接近又は離反するように相対移動されるようになっており、
    上記ガゼット成形駆動装置(708)と袋引張り駆動装置(711)は何れもガゼット取付ベース(712)に取り付けられていると共に、そのガゼット取付ベース(712)が上記ガゼット取付枠(701)に取り付けられていることを特徴とする請求項14記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  16. ガゼット成形装置(700)は更にガゼット昇降駆動装置(713)も備え、そのガゼット昇降駆動装置(713)がガゼット取付枠(701)に取り付けられ、そのガゼット取付枠(701)とガゼット取付ベース(712)はスライドレールに沿ってスライド可能であり、
    上記ガゼット昇降駆動装置(713)はガゼット取付ベース(712)と接続されていて、そのガゼット取付ベース(712)が上記ガゼット取付枠(701)にあるガイドレールに沿って昇降運動するようになっていることを特徴とする請求項15記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  17. 第1内側袋押え板(704)と第1外側袋押え板(705)、第1ガゼット板(702)、第2内側袋押え板(706)、第2外側袋押え板(707)並びに第2ガゼット板(703)が何れもガゼット取付ベース(712)の外側に位置していることを特徴とする請求項15記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  18. 第1ガゼット板(702)が第1ガゼット接続プレート(714)に接続され、その第1ガゼット接続プレート(714)がガゼット取付ベース(712)へスライド可能に嵌合されている一方、
    第2ガゼット板(703)が第2ガゼット接続プレート(715)に接続され、その第2ガゼット接続プレート(715)が同じくガゼット取付ベース(712)へスライド可能に嵌合されていると共に、
    上記第1、2ガゼット接続プレート(714)(715)はガゼット成形駆動装置(708)と各々接続されていて、そのガゼット成形駆動装置(708)によって互いに接近又は離反するように相対移動されることを特徴とする請求項15記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  19. 第1内側袋押え板(704)が第1内側接続板(716)に接続され、その第1内側接続板(716)が第1袋押えベース(718)へスライド可能に嵌合されている一方、
    第1外側袋押え板(705)が第1外側接続板(717)に接続され、その第1外側接続板(717)が同じく第1袋押えベース(718)へスライド可能に嵌合されており、
    第1袋押え駆動装置(709)は第1袋押えサーボモーター(719)と第1袋押えギア(720)、インナーラック(721)並びにアウターラック(722)を備え、
    そのインナーラック(721)と第1袋押えサーボモーター(719)が上記第1袋押えベース(718)に取り付けられ、第1袋押えギア(720)が上記第1袋押えサーボモーター(719)の出力軸に取り付けられ、インナーラック(721)が上記第1内側接続板(716)に取り付けられ、アウターラック(722)が上記第1外側接続板(717)に取り付けられ、且つそのインナーラック(721)とアウターラック(722)は対応設置されていて、何れも第1袋押えギア(720)と噛合しており、上記第1袋押えベース(718)の底部がガゼット取付ベース(712)へスライド可能に嵌合されていることを特徴とする請求項15記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  20. 第2内側袋押え板(706)が第2内側接続板(723)に接続され、その第2内側接続板(723)が第2袋押えベース(725)へスライド可能に嵌合されている一方、
    第2外側袋押え板(707)が第2外側接続板(724)に接続され、その第2外側接続板(724)が同じく第2袋押えベース(725)へスライド可能に嵌合されており、
    第2袋押え駆動装置(710)は第2袋押えサーボモーター(726)と第2袋押えギア(727)、インナーラック(721)並びにアウターラック(722)を備え、
    そのインナーラック(721)と第2袋押えサーボモーター(726)が上記第2袋押えベース(725)に取り付けられ、第2袋押えギア(727)が上記第2袋押えサーボモーター(726)の出力軸に取り付けられ、インナーラック(721)が上記第2内側接続板(723)に取り付けられ、アウターラック(722)が上記第2外側接続板(724)に取り付けられ、且つそのインナーラック(721)とアウターラック(722)は対応設置されていて、何れも第2袋押えギア(727)と噛合しており、上記第2袋押えベース(725)の底部がガゼット取付ベース(712)へスライド可能に嵌合されていることを特徴とする請求項19記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  21. 第1、2袋押えベース(718)(725)が袋引張り駆動装置(711)と各々接続されており、その袋引張り駆動装置(711)によって互いに接近又は離反するように相対移動されることを特徴とする請求項20記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  22. 袋供給装置(200)は更に袋クランプ及び袋供給機構(209)も備え、その袋クランプ及び袋供給機構(209)が予め設定された高さまで下降したリフトアップ装置(201)にある包装袋の袋口をクランプして、その包装袋をシール装置(800)まで搬送することを特徴とする請求項11記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  23. 袋クランプ及び袋供給機構(209)は更に袋口クランプユニットと平行移動ユニットも備え、その袋口クランプユニットが平行移動ユニットに設置されており、その平行移動ユニットの移動に連れて往復平行移動することを特徴とする請求項22記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  24. 袋口クランプユニットは袋クランプ取付枠(210)と一対の袋クランプ板(211)並びに袋クランプ駆動ユニットを備え、
    一対の袋クランプ板(211)が相対する位置関係として、その下部が袋クランプ取付枠(210)に枢着されており、
    上記袋クランプ駆動ユニットが袋クランプ取付枠(210)に取り付けられていて、一対の袋クランプ板(211)を相対移動させることを特徴とする請求項22記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  25. 袋クランプ駆動ユニットは袋クランプサーボモーター(212)と袋クランプターンテーブル(213)並びに一対の袋クランプコンロッド(214)を備え、
    上記袋クランプサーボモーター(212)が袋クランプ取付枠(210)に固定設置され、その回転駆動軸が袋クランプターンテーブル(213)の中間部に接続されていると共に、
    その袋クランプターンテーブル(213)の上部が一対の袋クランプコンロッド(214)における何れか一方の上部と枢支連結されており、その袋クランプコンロッド(214)の下部が一対の袋クランプ板(211)における何れか一方の下部と枢支連結されている一方、
    同じく袋クランプターンテーブル(213)の下部が上記袋クランプコンロッド(214)における他方の下部と枢支連結されており、その袋クランプコンロッド(214)の下部が上記袋クランプ板(211)における他方の下部と枢支連結されていることを特徴とする請求項24記載の給袋式の縦型袋詰め機。
  26. 平行移動ユニットは平行移動サーボモーター(215)と駆動ギア、一対の平行移動ガードレール(216)並びにラック(217)を備え、
    上記ラック(217)が両平行移動ガイドレール(216)の相互間に介在し、その平行移動ガイドレール(216)とラック(217)は何れも機体の底部フレームに取り付けられていると共に、
    袋クランプ取付枠(210)の底部が上記平行移動ガイドレール(216)へスライド可能に嵌合され、その袋クランプ取付枠(210)に平行移動サーボモーター(215)が取り付けられ、その平行移動サーボモーター(215)の回転駆動軸に取り付けられた駆動ギアが上記ラック(217)と噛合していることを特徴とする請求項24記載の給袋式の縦型袋詰め機。
JP2023004573U 2023-12-21 2023-12-21 給袋式の縦型袋詰め機 Active JP3245752U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023004573U JP3245752U (ja) 2023-12-21 2023-12-21 給袋式の縦型袋詰め機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023004573U JP3245752U (ja) 2023-12-21 2023-12-21 給袋式の縦型袋詰め機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3245752U true JP3245752U (ja) 2024-02-22

Family

ID=89904303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023004573U Active JP3245752U (ja) 2023-12-21 2023-12-21 給袋式の縦型袋詰め機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3245752U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016141849A1 (zh) 火腿肠自动装罐系统
CN110712813A (zh) 一种颗粒零食自动包装机
KR20150140993A (ko) 건빵 포장장치
CN205661707U (zh) 一种袜子自动包装机
CN111361801A (zh) 双臂协作开箱接料翻转机器人
CN109159953B (zh) 挂面开装封箱一体机
CN208559868U (zh) 一种基于磁悬浮技术的包装设备以及包装平台
JP3245752U (ja) 給袋式の縦型袋詰め機
CN219154893U (zh) 给袋式立式套袋机
KR200355927Y1 (ko) 사료 포대 자동 공급장치
CN110874889A (zh) 一种散米自动封装售货机
CN110053816B (zh) 一种多种类精准打包的全自动颗粒包装机
CN209600903U (zh) 一种便于收料的称重包装机
JP3215581U (ja) グリップ幅調整装置およびそれを備えた包装機
CN213473561U (zh) 食品生产真空包装系统
CN210618709U (zh) 一种颗粒零食自动包装机
CN113911441A (zh) 一种食品装袋设备
JPH01172123A (ja) 物品の移載方法
CN113581504A (zh) 一种茶叶包装机及茶叶包装方法
CN214325516U (zh) 一种袋装食品取袋系统
CN112373818A (zh) 口罩入袋设备的结构
CN220448286U (zh) 一种灯具全自动包装设备
KR20170037111A (ko) 포대 공급 방법과 그 방법의 실시를 위한 포대 공급기
CN220076880U (zh) 一种上吸式垂直上袋包装机
CN217649738U (zh) 化肥加工用装袋机构

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3245752

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150