JP3245751B2 - ウエブ破損検出器 - Google Patents
ウエブ破損検出器Info
- Publication number
- JP3245751B2 JP3245751B2 JP27210492A JP27210492A JP3245751B2 JP 3245751 B2 JP3245751 B2 JP 3245751B2 JP 27210492 A JP27210492 A JP 27210492A JP 27210492 A JP27210492 A JP 27210492A JP 3245751 B2 JP3245751 B2 JP 3245751B2
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- JP
- Japan
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- web
- pressure
- gap
- breakage
- breakage detector
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H26/00—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions, for web-advancing mechanisms
- B65H26/02—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions, for web-advancing mechanisms responsive to presence of irregularities in running webs
- B65H26/025—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions, for web-advancing mechanisms responsive to presence of irregularities in running webs responsive to web breakage
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F33/00—Indicating, counting, warning, control or safety devices
- B41F33/18—Web break detection
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウエブ処理機用のウエブ
破損検出器に係り、より特定的にはウエブ引張り力モニ
タ装置を含み、ウエブの引張り力が減少した際に信号を
生ずるウエブ供給印刷機用のウエブ破損検出器に関す
る。
破損検出器に係り、より特定的にはウエブ引張り力モニ
タ装置を含み、ウエブの引張り力が減少した際に信号を
生ずるウエブ供給印刷機用のウエブ破損検出器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この型の装置がドイツ特許公開公報第
3,939,226A1号に記載されている。この公知の
構成の場合では、モニタ装置はその光通路がウエブの長
手方向の一つの端縁によりさえぎられる光電検出器と通
常のウエブ引張り力を越えた力でウエブに作用する吹付
けノズルとから構成される。この場合、光電検出器とそ
れに連合するノズルをウエブの縁に正確に設置する必要
がある。更に考慮すべき点はノズルからの吹付け空気の
力を紙の質に従って設定しなければならないことであ
る。従って、一般的に手間のかかる調整作業があり、ま
た正確な調整を行うのに失敗する危険がある。従って公
知の構成は操作が十分簡単ではなく、また十分な信頼性
を欠くものである。
3,939,226A1号に記載されている。この公知の
構成の場合では、モニタ装置はその光通路がウエブの長
手方向の一つの端縁によりさえぎられる光電検出器と通
常のウエブ引張り力を越えた力でウエブに作用する吹付
けノズルとから構成される。この場合、光電検出器とそ
れに連合するノズルをウエブの縁に正確に設置する必要
がある。更に考慮すべき点はノズルからの吹付け空気の
力を紙の質に従って設定しなければならないことであ
る。従って、一般的に手間のかかる調整作業があり、ま
た正確な調整を行うのに失敗する危険がある。従って公
知の構成は操作が十分簡単ではなく、また十分な信頼性
を欠くものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術を出発点
として、本発明の目的は上記の型のウエブ破損検出器の
改良にあり、簡単でコスト的にも安い手段を用いて、操
作が簡単で、その作用が信頼できるシステムを備えるこ
とにある。
として、本発明の目的は上記の型のウエブ破損検出器の
改良にあり、簡単でコスト的にも安い手段を用いて、操
作が簡単で、その作用が信頼できるシステムを備えるこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的及び本願明細
書及び図面の記載からうかがえる他の目的を達成するた
めに、本発明においては、モニタ装置は圧力測定装置の
形式で構成され、通常の作動中ウエブとウエブの通過す
る固定カバーにより形成された隙間の圧力を検出する圧
力センサを含み、このセンサは隙間に圧力低下が生じた
際には信号を発生するようになっている。
書及び図面の記載からうかがえる他の目的を達成するた
めに、本発明においては、モニタ装置は圧力測定装置の
形式で構成され、通常の作動中ウエブとウエブの通過す
る固定カバーにより形成された隙間の圧力を検出する圧
力センサを含み、このセンサは隙間に圧力低下が生じた
際には信号を発生するようになっている。
【0005】
【作用】本考案による構成により、ウエブの幅と紙の質
に従って個々に調整する必要のない利点が提供され、事
実、作動させる時に簡単に調整され、処理されるべき全
てのウエブが確実に監視される。更に、本発明の構成は
ウエブとカバーの間の隙間が通常の作動中に得られるゲ
ージ圧力の下落に伴なうウエブ破損がある際には突然増
加するので、応答速度が速い。本発明による測定の利点
として、ウエブが固定カバーに接触しないので、固定部
材を使用しても通常刷りたてのインキ層をになうウエブ
表面に作用するものがないという事実がある。
に従って個々に調整する必要のない利点が提供され、事
実、作動させる時に簡単に調整され、処理されるべき全
てのウエブが確実に監視される。更に、本発明の構成は
ウエブとカバーの間の隙間が通常の作動中に得られるゲ
ージ圧力の下落に伴なうウエブ破損がある際には突然増
加するので、応答速度が速い。本発明による測定の利点
として、ウエブが固定カバーに接触しないので、固定部
材を使用しても通常刷りたてのインキ層をになうウエブ
表面に作用するものがないという事実がある。
【0006】本発明を更に発展させると、モニタ装置を
差圧測定装置として構成することができる。これは隙間
の圧力に応答する圧力センサと、周囲圧力に応答する圧
力センサを含み、隙間の圧力が周囲圧力に近づいた時、
特に差圧がゼロに下がると、信号を発する。これらの測
定により、非常に簡単で且つ確実なデータ又は信号の処
理を可能にし、簡単で、じょうぶな構造で、しかも安全
性が高い。
差圧測定装置として構成することができる。これは隙間
の圧力に応答する圧力センサと、周囲圧力に応答する圧
力センサを含み、隙間の圧力が周囲圧力に近づいた時、
特に差圧がゼロに下がると、信号を発する。これらの測
定により、非常に簡単で且つ確実なデータ又は信号の処
理を可能にし、簡単で、じょうぶな構造で、しかも安全
性が高い。
【0007】カバーをウエブに平行な固定プレート状に
形成すると好都合である。この特徴は隙間が広い範囲に
広がっているものに有効で、圧力が確実に形成される。
形成すると好都合である。この特徴は隙間が広い範囲に
広がっているものに有効で、圧力が確実に形成される。
【0008】本発明の他の利点として、カバーを構成す
るプレートが周囲リムで画成され、ウエブに向って開口
した少くとも一つの室を有することができる。その中の
圧力が関連した圧力センサにより検出される。この室は
隙間内の圧力の検知を容易にし、隙間の圧力を十分むら
なく安定させる利点がある。
るプレートが周囲リムで画成され、ウエブに向って開口
した少くとも一つの室を有することができる。その中の
圧力が関連した圧力センサにより検出される。この室は
隙間内の圧力の検知を容易にし、隙間の圧力を十分むら
なく安定させる利点がある。
【0009】プレートが多数の室を有し、中央に設けら
れた室が関連する圧力センサにより走査又は検知できる
ように構成すると好都合である。この測定はとりわけ高
度の正確な再生を容易にする。
れた室が関連する圧力センサにより走査又は検知できる
ように構成すると好都合である。この測定はとりわけ高
度の正確な再生を容易にする。
【0010】本発明の更に有益な教示によれば、少なく
ともウエブの移動方向に対して後端側の隙間の限界近く
に、空気供給吹き付け手段と少くとも一つの隙間に対し
て開口したノズルを備えることができる。このような吹
付け装置は移動するウエブによる隙間への空気供給を助
長し、改善するものである。隙間の急速な表出を阻止す
るため、本発明の更に他の特徴によれば、ウエブ移動方
向について、前端側の隙間の限界に設けられ、少くとも
一つの隙間に開口したノズルを有する空気供給吹き付け
装置を設けることができる。
ともウエブの移動方向に対して後端側の隙間の限界近く
に、空気供給吹き付け手段と少くとも一つの隙間に対し
て開口したノズルを備えることができる。このような吹
付け装置は移動するウエブによる隙間への空気供給を助
長し、改善するものである。隙間の急速な表出を阻止す
るため、本発明の更に他の特徴によれば、ウエブ移動方
向について、前端側の隙間の限界に設けられ、少くとも
一つの隙間に開口したノズルを有する空気供給吹き付け
装置を設けることができる。
【0011】カバーを構成するプレートをウエブの上に
設け、ウエブ破損の際、ウエブがその自重により自動的
に除去されるようにすると好都合である。
設け、ウエブ破損の際、ウエブがその自重により自動的
に除去されるようにすると好都合である。
【0012】更なる本発明の利点と特徴は図面及び特許
請求の範囲の記載を参照して、次の実施例の説明から理
解される。
請求の範囲の記載を参照して、次の実施例の説明から理
解される。
【0013】
【実施例】第1図は印刷機2内で印刷され、乾燥器3内
で乾燥される紙のウエブ1を示している。乾燥器3内で
は、ウエブ1はとりわけ破損しやすい。ウエブにより生
ずる、例えばウエブが印刷機のロールの一つに巻かれる
ことにより生ずる印刷機の損傷を防ぐため、危険区域、
この場合は乾燥器3から上流且つ印刷機から下流にウエ
ブ把持装置4が設けられている。このようなウエブ把持
装置の構造と作用は従来公知であるのでその詳細は本願
において説明を要しない。ウエブ把持装置4は総じて符
号5で示される損傷検出器から信号方向矢印6により示
された信号により作動操作される。
で乾燥される紙のウエブ1を示している。乾燥器3内で
は、ウエブ1はとりわけ破損しやすい。ウエブにより生
ずる、例えばウエブが印刷機のロールの一つに巻かれる
ことにより生ずる印刷機の損傷を防ぐため、危険区域、
この場合は乾燥器3から上流且つ印刷機から下流にウエ
ブ把持装置4が設けられている。このようなウエブ把持
装置の構造と作用は従来公知であるのでその詳細は本願
において説明を要しない。ウエブ把持装置4は総じて符
号5で示される損傷検出器から信号方向矢印6により示
された信号により作動操作される。
【0014】ウエブ損傷検出器5はウエブ1の端縁上方
に一致して固定プレート7を有し、プレートの下面に接
触することなしに通過するウエブ1と共に隙間8を形成
する。ウエブに損傷が生じると、ウエブ1はゆるみ、た
るんでくるので、隙間8は自動的に大きさが増し、現存
するゲージ圧力が消失する。この圧力変化がウエブ把持
装置4の始動や停止に利用される。
に一致して固定プレート7を有し、プレートの下面に接
触することなしに通過するウエブ1と共に隙間8を形成
する。ウエブに損傷が生じると、ウエブ1はゆるみ、た
るんでくるので、隙間8は自動的に大きさが増し、現存
するゲージ圧力が消失する。この圧力変化がウエブ把持
装置4の始動や停止に利用される。
【0015】この目的のため、圧力センサ9がプレート
7に固定され、その応答口10が隙間8から連通してい
る。圧力センサ9により、隙間8に存在する圧力が検出
される。更に、ウエブ破損検出器5は周囲圧力に応答す
る別の圧力センサ11を含む。圧力センサ9と11の出
力出口は信号方向矢印12と13で示される如く、減算
装置14の入力接続と共に接続しており、減算装置は圧
力センサ9で検出された隙間の圧力値から圧力センサ1
1で検出された周囲圧力値を減算する。通常の作動中は
隙間の圧力は周囲の圧力よりも大きく、従って減算装置
14は圧力差を検出している。ウエブの破損が生じる
と、上述の如く、ウエブはプレート7から離れて移動
し、プレート7とウエブ1の間に生成されたゲージ圧力
は急落し、周囲圧力まで下がる。この事態が生ずると直
ちに減算装置14はもはや圧力差を検出しない。
7に固定され、その応答口10が隙間8から連通してい
る。圧力センサ9により、隙間8に存在する圧力が検出
される。更に、ウエブ破損検出器5は周囲圧力に応答す
る別の圧力センサ11を含む。圧力センサ9と11の出
力出口は信号方向矢印12と13で示される如く、減算
装置14の入力接続と共に接続しており、減算装置は圧
力センサ9で検出された隙間の圧力値から圧力センサ1
1で検出された周囲圧力値を減算する。通常の作動中は
隙間の圧力は周囲の圧力よりも大きく、従って減算装置
14は圧力差を検出している。ウエブの破損が生じる
と、上述の如く、ウエブはプレート7から離れて移動
し、プレート7とウエブ1の間に生成されたゲージ圧力
は急落し、周囲圧力まで下がる。この事態が生ずると直
ちに減算装置14はもはや圧力差を検出しない。
【0016】減算装置14の出力口は信号矢印15によ
り表示される如く、ウエブ把持装置4の作動装置により
作動される作動部材16の入力口に接続している。作動
部材16の回路は減算装置14により検出される差がゼ
ロに近づくと直ちにトリップ信号が生じる。作動部材1
6により生じたトリップ信号は信号接続部6を経由して
ウエブ把持装置4の作動装置に伝達される。圧力センサ
11及び/又は減算装置14及び/又は作動部材16は
単体として或いは組立体として圧力センサ9に実際的に
連結される。
り表示される如く、ウエブ把持装置4の作動装置により
作動される作動部材16の入力口に接続している。作動
部材16の回路は減算装置14により検出される差がゼ
ロに近づくと直ちにトリップ信号が生じる。作動部材1
6により生じたトリップ信号は信号接続部6を経由して
ウエブ把持装置4の作動装置に伝達される。圧力センサ
11及び/又は減算装置14及び/又は作動部材16は
単体として或いは組立体として圧力センサ9に実際的に
連結される。
【0017】第2図に示すように、固定プレート7は印
刷機のサイドフレーム上に設けられ、キャンチレバー腕
として形成された支持ホルダ17上に設けられている。
これに関連して、プレート7は完全にウエブ1内にある
ように、即わち、プレートがウエブに横方向に重なるよ
うに配備されている。この構成は処理の際、全てのウエ
ブの幅が問題になる。ウエブ1の移送面に平行なプレー
ト7の下面とウエブ1の通常移送面の間の距離は小さ
い。この距離は1ミリメートル以下であると好都合であ
る。
刷機のサイドフレーム上に設けられ、キャンチレバー腕
として形成された支持ホルダ17上に設けられている。
これに関連して、プレート7は完全にウエブ1内にある
ように、即わち、プレートがウエブに横方向に重なるよ
うに配備されている。この構成は処理の際、全てのウエ
ブの幅が問題になる。ウエブ1の移送面に平行なプレー
ト7の下面とウエブ1の通常移送面の間の距離は小さ
い。この距離は1ミリメートル以下であると好都合であ
る。
【0018】プレート7は多数の室19を備えており、
この場合3列に配備され、ウエブに向って開口してお
り、周囲リム18により形成されている。中央室19は
プレートの上側からそれに通ずる貫通孔を有する。貫通
孔20はその上に設けられた圧力センサ9を有する。本
発明の図示の実施例では、孔20はねじ切りされ、圧力
センサ9の入力接続用のねじ切りされたはめこみ口を受
入れさせる。従って、圧力センサ9により、中央室19
の圧力が測定される。
この場合3列に配備され、ウエブに向って開口してお
り、周囲リム18により形成されている。中央室19は
プレートの上側からそれに通ずる貫通孔を有する。貫通
孔20はその上に設けられた圧力センサ9を有する。本
発明の図示の実施例では、孔20はねじ切りされ、圧力
センサ9の入力接続用のねじ切りされたはめこみ口を受
入れさせる。従って、圧力センサ9により、中央室19
の圧力が測定される。
【0019】隙間8とそれに関連する室19は高速度で
移動するウエブ1によりもたらされた空気が供給され、
ゲージ圧力が隙間8に生成され、更にそれに接続する室
19内に生成される。プレート7のウエブの方向に対し
て横方向に走行する側面に隣接する渦形成を減らすため
に、側面に第1図によく示されているように、面取りし
たテーパ部21を形成することができる。本発明の図示
の実施例では隙間の圧力を安定させるため、プレート7
の前後に吹付け装置が設けられている。吹付け装置はプ
レート7の、ウエブの移動方向の前後の端縁に沿って延
在し、プレート7の全幅に沿って走行するジェットバン
ク22であり、このジェットバンクは等間隔に設けられ
た吹付けノズル23を有する。バンク22は吹付け方向
が隙間8に向く構成のアライメントを有する。この目的
のため、後側吹付け装置の吹付けノズル23の軸はウエ
ブ1の移送平面上の垂直線に対して後方に傾斜してお
り、前側の吹付け装置の吹付けノズル23の軸はウエブ
1は移送平面上の垂直線に対して前方に傾斜している。
本発明の図示の実施例では、この傾斜はそれぞれ45°
である。
移動するウエブ1によりもたらされた空気が供給され、
ゲージ圧力が隙間8に生成され、更にそれに接続する室
19内に生成される。プレート7のウエブの方向に対し
て横方向に走行する側面に隣接する渦形成を減らすため
に、側面に第1図によく示されているように、面取りし
たテーパ部21を形成することができる。本発明の図示
の実施例では隙間の圧力を安定させるため、プレート7
の前後に吹付け装置が設けられている。吹付け装置はプ
レート7の、ウエブの移動方向の前後の端縁に沿って延
在し、プレート7の全幅に沿って走行するジェットバン
ク22であり、このジェットバンクは等間隔に設けられ
た吹付けノズル23を有する。バンク22は吹付け方向
が隙間8に向く構成のアライメントを有する。この目的
のため、後側吹付け装置の吹付けノズル23の軸はウエ
ブ1の移送平面上の垂直線に対して後方に傾斜してお
り、前側の吹付け装置の吹付けノズル23の軸はウエブ
1は移送平面上の垂直線に対して前方に傾斜している。
本発明の図示の実施例では、この傾斜はそれぞれ45°
である。
【0020】第2図に示すように、ノズルバンク22は
側方に接続した圧縮空気ダクト24により、吹付ける空
気が供給される。速度と圧力は、この場合、通常の作動
の間、ウエブ1に作用する背圧よりウエブの引張り力が
勝るように選択され、それによってウエブ1の偏向は生
じない。ノズルバンク又はバー22はこの実施例では正
方形断面の穿孔されたレール状をなしている。軸孔25
は圧縮空気路24に接続し、吹付けノズル23に給気す
る配分器又はマニホルドを構成している。ノズルは単純
な対角状に穿たれた孔として形成され、従ってノズルは
長く、確実に空気を導くようになっている。ノズルバン
ク22はエンドラグ26によりプレート7に固定され、
エンドラグは各その軸孔25を閉塞している。
側方に接続した圧縮空気ダクト24により、吹付ける空
気が供給される。速度と圧力は、この場合、通常の作動
の間、ウエブ1に作用する背圧よりウエブの引張り力が
勝るように選択され、それによってウエブ1の偏向は生
じない。ノズルバンク又はバー22はこの実施例では正
方形断面の穿孔されたレール状をなしている。軸孔25
は圧縮空気路24に接続し、吹付けノズル23に給気す
る配分器又はマニホルドを構成している。ノズルは単純
な対角状に穿たれた孔として形成され、従ってノズルは
長く、確実に空気を導くようになっている。ノズルバン
ク22はエンドラグ26によりプレート7に固定され、
エンドラグは各その軸孔25を閉塞している。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のウエブ破
損検出器はウエブ引張り力を検出するモニタ装置が通常
の作動中ウエブとウエブの通過する固定カバーにより形
成された隙間の圧力を検出し、圧力低下が生じた際に信
号を発する圧力センサを含む圧力測定装置として形成さ
れているので、装置の設定及び調整に手間がかからな
い。従って、コスト的にも安い簡単な手段を用いて、操
作が簡単で、作用の信頼性が高い装置が得られる。
損検出器はウエブ引張り力を検出するモニタ装置が通常
の作動中ウエブとウエブの通過する固定カバーにより形
成された隙間の圧力を検出し、圧力低下が生じた際に信
号を発する圧力センサを含む圧力測定装置として形成さ
れているので、装置の設定及び調整に手間がかからな
い。従って、コスト的にも安い簡単な手段を用いて、操
作が簡単で、作用の信頼性が高い装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエブ破損検出器又はスイッチを関連
したウエブ把持装置と共に示した縦断面図である。
したウエブ把持装置と共に示した縦断面図である。
【図2】本発明によるウエブ破損検出器の平面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 ウエブ 5 ウエブ破損検出器 7 固定プレート 8 隙間 9 圧力センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス ビルケンフェルド ドイツ連邦共和国,8902 ノイゼース, オトマースハウザー シュトラーセ 1 アー, (56)参考文献 西独国特許出願公開2403748(DE, A1) 欧州特許出願公開61671(EP,A2) 米国特許3159028(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 19/08 B41F 13/02 B65H 26/02 JICSTファイル(JOIS)
Claims (9)
- 【請求項1】 ウエブ引張り力を監視し、ウエブ引張り
力減少の際に信号を発生するモニタ装置を含み、該モニ
タ装置が通常作動時、ウエブとウエブの通過する固定カ
バーとで形成された隙間内の圧力を検出し、該隙間内に
圧力下降が生じた際には信号を発生する圧力センサを含
み、前記隙間内に前記ウエブによってもたらされた空気
が供給され、前記固定カバーはウエブに平行に配設され
た固定プレートであり、前記固定プレートは前記ウエブ
側に開口した少なくとも1つの室と、該室から前記圧力
センサに連通する孔とを有してなるウエブ処理機、特に
ウエブ供給印刷機用のウエブ破損検出器。 - 【請求項2】 前記モニタ装置が前記隙間内の圧力を検
出する圧力センサと、周囲圧力を検出し、前記隙間内の
圧力が周囲圧力に近づいた際に、特に圧力差がなくなっ
た際に信号を発生する差圧測定装置として形成されてい
る請求項1記載のウエブ破損検出装置。 - 【請求項3】 前記固定プレートが多数の室を有し、そ
の中央に位置した室内の圧力を関連圧力センサにより検
出できるようにした請求項1記載のウエブ破損検出器。 - 【請求項4】 前記隙間のウエブ進行方向後端近くに吹
付け装置を含み、該吹付け装置は前記隙間に向けられた
ノズルを通して隙間に空気を吹付けるようになっている
請求項1記載のウエブ破損検出器。 - 【請求項5】 前記隙間のウエブ進行方向前端近くに吹
付け装置を含み、該吹付け装置は前記隙間に向けられた
ノズルを通して隙間に空気を吹付けるようになっている
請求項1記載のウエブ破損検出器。 - 【請求項6】 前記ウエブ後端側の吹付け装置が前記固
定プレートの全幅にわたって延在しているノズルバンク
により構成されている請求項4記載のウエブ破損検出
器。 - 【請求項7】 前記ウエブの前端側の吹付け装置が前記
固定プレートの全幅にわたって延在しているノズルバン
クにより構成されている請求項4記載のウエブ破損検出
器。 - 【請求項8】 前記固定プレートがその前端及び後端近
くでテーパ状をなしている請求項1記載のウエブ破損検
出器。 - 【請求項9】 前記固定プレートが前記ウエブの上に設
けられている請求項1記載のウエブ破損検出器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4134590.8 | 1991-10-19 | ||
DE4134590A DE4134590C2 (de) | 1991-10-19 | 1991-10-19 | Vorrichtung zur Überwachung der Bahnabwicklung in einer Rollenrotationsdruckmaschine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05215669A JPH05215669A (ja) | 1993-08-24 |
JP3245751B2 true JP3245751B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=6443000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27210492A Expired - Fee Related JP3245751B2 (ja) | 1991-10-19 | 1992-10-12 | ウエブ破損検出器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5301866A (ja) |
EP (1) | EP0538672B1 (ja) |
JP (1) | JP3245751B2 (ja) |
DE (2) | DE4134590C2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7082957B2 (ja) | 2019-06-05 | 2022-06-09 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 回転子冷却構造およびタービン発電機 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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