JP3245635U - 枕用カバー - Google Patents

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啓史 三宅
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コモライフ株式会社
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Abstract

【課題】氷枕やアイス枕が直接頭部等に接触することがなく、枕の冷気を十分に頭部に供給できるとともに、氷枕やアイス枕の表面で結露によって生じた水滴がシーツを濡らすことを防止することができる枕用カバーを提供することを目的としている。【解決手段】上側カバー部1と、下側カバー部2を有し、上側カバー部1と下側カバー部2との間に冷却機能を有する枕が取り出し可能に収容される枕収容部A1を有する袋状をした枕用カバーAであって、上側カバー部1が、易冷気透過性材料で形成され、下側カバー部2が、その厚み方向の少なくとも枕収容部A1と立体的に重なる位置に、透水防止層4を備えている。【選択図】 図5

Description

本考案は、特に、頭部を冷却する機能を有する氷枕やアイス枕などをカバーするのに好適な枕用カバーに関する。
氷枕やアイス枕(冷却ジェルが内部に入った枕)は、発熱時だけでなく、夏季などの気温が高い時期にも使用される。
ところで、氷枕やアイス枕は、直接頭部に接触させると、冷たすぎると感じる、あるいは、ごつごつした違和感をおぼえるなどの問題がある。
そこで、昨今は、3Dメッシュ生地を縫製して形成した図8に示すようなアイス枕Yを収容可能な枕収容部を備えた枕用カバーXが市販されている。
すなわち、この枕用カバーXは、3Dメッシュ生地を用いているため、クッション性があるとともに、枕収容部に収容すると、アイス枕Yが直接接触することがないので、アイス枕Yが冷たすぎると感じる、あるいは、ごつごつした違和感をおぼえることもない。
しかも、メッシュの孔を介して適度な冷気を頭部に供給することができる。
しかし、上記枕用カバーXの場合、アイス枕Yの全周を3Dメッシュ生地で覆った状態となるため、空気中の湿気によってアイス枕Yの表面で、結露によって生じた水滴が、枕用カバーXを透過してシーツなどを濡らすという問題がある。
本考案は、上記事情に鑑みて、冷却機能を有する枕が直接接触することがなく、前記枕の冷気を十分に頭部に供給できるとともに、前記枕の表面で結露によって生じた水滴がシーツを濡らすことを防止することができる枕用カバーを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案にかかる枕用カバーは、上側カバー部と、下側カバー部を有し、前記上側カバー部と下側カバー部との間に冷却機能を有する枕が取り出し可能に収容される枕収容部を有する枕用カバーであって、前記上側カバー部が、易冷気透過性材料で形成され、前記上側カバー部が、易冷気透過性材料で形成され、前記下側カバー部が、その厚み方向の少なくとも前記枕収容部と立体的に重なる位置に、透水防止層を備えていることを特徴としている。
本考案において、冷却機能を有する枕とは、アイス枕や氷枕が挙げられる。
本考案において、枕用カバーの形状は、特に限定されないが、たとえば、袋形状や、筒形状のものが挙げられる。
本考案において、易冷気透過性とは、冷気を透過できる小孔や網目を有する者を意味する。
上記易冷気透過性材料としては、冷気が透過しやすく、クッション性に富んだものであれば、特に限定されないが、ポリエステルやポリアミド(ナイロン)などの合成繊維製の3Dメッシュ生地が挙げられる。
本考案において、透水防止層は、冷却機能を有する枕表面に結露によって生じた水滴が、下側カバー部の下方に漏水するのを防止することができれば、特に、その材質等は、限定されないが、ポリエステルやポリアミドなどの合成繊維からなるマイクロファイバークロス(サンゴマイヤー)、透水性シートなどの袋体に水溶性高分子等の吸水剤を充填した複合材料、非透水性シートなどが挙げられ、これらが複合して用いられてもよく、吸水性および乾燥容易性を備えていることからマイクロファイバークロスが好適に用いられる。
また、マイクロファイバークロスは、特に限定されないが、2枚以上積層して用いることが好ましい。
本考案において、上側カバー層あるいは下側カバー層は、必要に応じて、抗菌機能、防カビ機能、接触冷感機能、防臭機能などを付与するようにしても構わない。
抗菌機能、防カビ機能、防臭機能を付与する方法としては、特に限定されないが、上側カバー層、下側カバー層を形成する繊維として、樹脂原料に予め抗菌剤、防カビ剤、消臭成分を練り込んだ状態で紡糸したものを用いる方法、抗菌機能、防カビ機能、防臭機能を有する繊維と、他の繊維とを混紡したものを用いる方法、上部カバー層および下側カバー層を形成する布等の表面に抗菌剤、防カビ剤、消臭成分を塗布する方法などが挙げられる。
接触冷間機能を付与する方法としては、公知の接触冷感機能を有する繊維素材で上部カバー層の少なくとも頭部に接触する部分を形成する方法が挙げられる。
本考案にかかる枕用カバーは、上側カバー部と、下側カバー部を有し、前記上側カバー部と下側カバー部との間に冷却機能を有する枕が取り出し可能に収容される枕収容部を有する枕用カバーであって、前記上側カバー部が、易冷気透過性材料で形成され、前記上側カバー部が、易冷気透過性材料で形成され、前記下側カバー部が、その厚み方向の少なくとも前記枕収容部と立体的に重なる位置に、透水防止層を備えているので、冷却機能を有する枕の表面で結露によって生じた水滴が、透水防止層で遮られてシーツを濡らしたりすることを抑止することができる。
本考案の枕用カバーの平面図である。 図1の枕用カバーの底面図である。 図1の枕用カバーの内外を反転させた状態の、下側カバー部の平面図である。 図1の枕用カバーの内外を反転させた状態の、上側カバー部の平面図である。 図1のB-B線で切断して側方から見た断面の一部を模式的にあらわした図である。 図1の枕用カバーの上側カバー部および下側カバー部に用いられる3Dメッシュ生地を説明する図であって、同図(a)が表面側から見た図、同図(b)が裏面側から見た図である。 図1の枕用カバーの枕挿入口を拡げた状態を説明する斜視図である。 図1の枕用カバーの要部拡大断面図である。 従来の枕用ガバーの使用状態を説明する図である。
以下に、本考案を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1~図8は、本考案の枕用カバーの1つの実施の形態をあらわしている。
この枕用カバーAは、図1~図4に示すように、長手方向の寸法が31~33cm、短手方向の寸法21~23cmの平面視ほぼ矩形をしている。
そして、この枕用カバーAは、図1、図4に示すように、枕使用時に頭部側になる上側カバー部1と、図2、図3に示すように、枕使用時にベッドなどの載置部に受けられる下側カバー部2とを備え、図1および図5に示すように、この上側カバー部1と、下側カバー部2との間に枕収容部A1が設けられた扁平な袋形状をしている。
上側カバー部1は、後述する下側カバー部の蓋部22に連続する、図6に示す構造をした1枚のポリエステル製の3Dメッシュ生地3で形成されている。
すなわち、3Dメッシュ生地3は、図6(b)に示す目の細かい裏編地32に、図6(a)に示すように、目の粗い3D構造になった表編地31を備えている。
下側カバー部2は、図2、図3あるいは図7に示すように、下側カバー部本体21と、蓋部22を備えている。
下側カバー部本体21は、その長手方向の寸法が、上側カバー部1の長手方向の寸法より3~4cm短いほぼ矩形をしていて、蓋部22側の端縁を除く3方の縁部が上側カバー部1に縫製され、図1および図7に示すように、上側カバー部1との間に枕収容部A1を形成するようになっているとともに、上側カバー部1に縫製されていない部分が、枕収容部A1への枕挿入口24となっている。
また、下側カバー部本体21は、その長手方向の寸法が、上記枕挿入口24から挿入される枕(図示せず)とほぼ同じか少し大きな寸法になっていて、図5および図8に示すように、透水防止層4と、表層5を備えている。
透水防止層4は、ポリエステル製のマイクロファイバークロス4aが2枚積層されて形成されている。
マイクロファイバークロス4aは、ベース部41と、ベース部41から立ち上がるように設けられた多数のマイクロファイバーが起毛状態となって起毛部42を備え、起毛部42側が枕収容部A1の内側を向くようになっている。
表層5は、上側カバー部1と同じ3Dメッシュ生地3で形成されている。
蓋部22は、下側カバー部本体21の枕挿入口24側の端部との間に3~4cmの幅の重なり部が形成されるように、上側カバー部1を構成する3Dメッシュ生地3の一部が折り返された状態で側縁が縫製されることによって形成されている。
なお、上記各部の寸法は、あくまで、例示であって、枕の大きさに応じて自由に変更できる。
そして、この枕用カバーAは、袋縫い加工によって形成されている。
この枕用カバーAは、上記のようになっており、図7に示すように、蓋部22の端部を上部カバー部1側に引き付けて下側カバー部本体21の枕挿入口24を開放状態とすることによってアイス枕や氷枕などの冷却機能を有する枕(図示せず)を枕収容部A1に出し入れすることができる。
そして、上記枕を、枕収容部24に収容後、蓋部22を元に戻し、下側カバー部2側を下側にして載置部に載置した状態で、上側カバー部1上に頭を載せるようにすれば、上側カバー部1が3Dメッシュ生地3で形成されているので、枕の冷気が、3Dメッシュ生地3の編み目を通って頭に供給され、頭を効率よく冷やすことができる。
また、上側カバー部1が3Dメッシュ生地3で形成され、クッション性がよいので、たとえば、固く凍ったアイス枕などを用いても、頭にごつごつした違和感を与えることが少ない。
さらに、下側カバー部2の下側カバー部本体21が、透水防止層4を備えているので、枕表面で結露した水滴が下側カバー部本体21の下面側から載置部側へ漏れ出ることを防止できる。
また、この枕用カバーAは、透水防止層4がマイクロファイバークロス△を2枚積層して形成されているので、吸水性がよい。しかも、図3に示すように、枕用カバーAを裏返しに反転させれば、容易に乾燥状態にさせることができる。
本考案は、上記の実施の形態に限定されない。例えば、上記の実施の形態では、挿入口が下側カバー部の一端から他端方向少しずれた位置に設けられ、その上部に蓋部が重なるように設けられていたが、上側カバー部と、下側カバー部の3方の縁部を縫製するとともに、残りの縁部を挿入口とするとともに、ファスナーやスナップ等の係止手段によって挿入口を開閉できるようにしても構わない。
上記実施の形態では、下側カバー部本体が、透水防止層と表層からなっていたが、透水防止層のみでも構わないし、透水防止層の内側に3Dメッシュ生地からなる層を設けるようにしても構わない。
上記実施の形態では、袋縫い加工により形成されていたが。周縁を融着することよって袋状にしても構わない。
A 枕用カバー
A1 枕収容部
1 上側カバー部
2 下側カバー部
21 下側カバー部本体
22 蓋部
24 枕挿入口
3 3Dメッシュ生地
31 表編地
32 裏編地
4 透水防止層
4a マイクロファイバークロス
41 ベース部
42 起毛部
5 表層

Claims (4)

  1. 上側カバー部と、下側カバー部を有し、前記上側カバー部と下側カバー部との間に冷却機能を有する枕が取り出し可能に収容される枕収容部を有する枕用カバーであって、
    前記上側カバー部が、易冷気透過性材料で形成され、
    前記下側カバー部が、その厚み方向の少なくとも前記枕収容部と立体的に重なる位置に、透水防止層を備えていることを特徴とする枕用カバー。
  2. 前記下側カバー部が、前記枕収容部に向かう面に前記透水防止層を有し、カバー外側に向かう面に前記易冷気透過性材料層を備える請求項1に記載の枕用カバー。
  3. 前記透水防止層が、少なくとも1枚のマイクロファイバークロスによって形成されている請求項1または請求項2に記載の枕用カバー。
  4. 前記易冷気透過性材料が、3Dメッシュ生地である請求項1または請求項2に記載の枕用カバー。
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