JP3245629B2 - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JP3245629B2
JP3245629B2 JP16851393A JP16851393A JP3245629B2 JP 3245629 B2 JP3245629 B2 JP 3245629B2 JP 16851393 A JP16851393 A JP 16851393A JP 16851393 A JP16851393 A JP 16851393A JP 3245629 B2 JP3245629 B2 JP 3245629B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用感光体に関
し、詳しくは感光層中に特定の化合物を含有させた電子
写真用感光体に関する。
【0002】
【従来技術】従来、電子写真方式において使用される感
光体の光導電性素材として用いられているものにセレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛などの無機物質がある。
ここにいう「電子写真方式」とは、一般に、光導電性の
感光体をまず暗所で、例えばコロナ放電によって帯電せ
しめ、次いで像露光し、露光部のみの電荷を選択的に逸
散せしめて静電潜像を得、この潜像部を染料、顔料など
の着色材と高分子物質などの結合剤とから構成される検
電微粒子(トナー)で現像し可視化して画像を形成する
ようにした画像形成法の一つである。
【0003】このような電子写真法において感光体に要
求される基本的な特性としては、(1)暗所で適当な電
位に帯電できること、(2)暗所において電荷の逸散が
少ないこと、(3)光照射によって速やかに電荷を逸散
せしめうることなどがあげられる。
【0004】ところで、前記の無機物質はそれぞれが多
くの長所をもっていると同時に、さまざまな欠点をも有
しているのが実状である。例えば、現在広く用いられて
いるセレンは前記(1)〜(3)の条件は十分に満足す
るが、製造する条件がむずかしく、製造コストが高くな
り、可撓性がなく、ベルト状に加工することがむずかし
く、熱や機械的の衝撃に鋭敏なため取扱いに注意を要す
るなどの欠点もある。硫化カドミウムや酸化亜鉛は、結
合剤としての樹脂に分散させて感光体として用いられて
いるが、平滑性、硬度、引張り強度、耐摩擦性などの機
械的な欠点があるためにそのままでは反復して使用する
ことができない。
【0005】近年、これら無機物質の欠点を排除するた
めにいろいろな有機物質を用いた電子写真用感光体が提
案され、実用に供されているものもある。例えば、ポリ
−N−ビニルカルバゾールと2,4,7−トリニトロフ
ルオレン−9−オンとからなる感光体(米国特許第34
84237号明細書に記載)、ポリ−N−ビニルカルバ
ゾールをピリリウム塩系色素で増感してなる感光体(特
公昭48−25658号公報に記載)、有機顔料を主成
分とする感光体(特開昭47−37543号公報に記
載)、染料と樹脂とからなる共晶錯体を主成分とする感
光体(特開昭47−10735号公報に記載)、トリフ
ェニルアミン化合物を色素増感してなる感光体(米国特
許第3,180,730号)、アミン誘導体を電荷輸送
材料として用いる感光体(特開昭57−195254号
公報)、ポリ−N−ビニルカルバゾールとアミン誘導体
を電荷輸送材料として用いる感光体(特開昭58−11
55号公報)、多官能第3アミン化合物なかでもベンジ
ジン化合物を光導電材料として用いる感光体(米国特許
第3,265,496号、特公昭39−11546号公
報、特開昭53−27033号公報)などである。これ
らの感光体は優れた特性を有しており実用的にも価値が
高いと思われるものであるが、電子写真法において、感
光体に対するいろいろな要求を考慮すると、まだ、これ
らの要求を十分に満足するものが得られていないのが実
状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、先に
述べた従来の感光体のもつ種々の欠点を解消し、電子写
真法において要求される条件を十分満足しうる感光体を
提供することにある。更に、本発明の他の目的は、製造
が容易でかつ比較的安価に行なえ、耐久性にもすぐれた
電子写真用感光体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、導電性
支持体上に下記一般式(I)(化1)で表わされるピレ
ニル基を有するオレフィン化合物の少なくとも1種を有
効成分として含有する感光層を有することを特徴とする
電子写真用感光体が提供される。
【化1】 (上式中、R1、R2は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ
基、シアノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換
もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換の
フェニル基を表わし、同一でも異なっていてもよい。R
3、R4は水素原子、シアノ基、アルコキシカルボニル
基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無
置換のフェニル基を表わし、同一でも異なっていてもよ
い。R5は水素原子、低級アルキル基又は、アルコキシ
基を表わす。Wは水素原子、置換もしくは無置換のアル
キル基、フェニルチオ基、鎖状不飽和炭化水素基の2価
基、置換もしくは無置換の炭素環式芳香族基の1価基も
しくは2価基、置換もしくは無置換の複素環基の1価基
もしくは2価基を表わす。jは1〜5、kは1〜4、l
は0〜2の整数、mは1または2、nは1〜3の整数を
表わす。j、kもしくはnが2以上の場合R1、R2、R
5はそれぞれ同一でも異なってもよい。)
【0008】本発明において感光層に含有させる前記一
般式(I)(化1)で表わされるピレニル基を有するオ
レフィン化合物は、例えば一般式(II)(化2)
【化2】 (上式中、R1、R2は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ
基、シアノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換
もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換の
フェニル基を表わし、同一でも異なっていてもよい。R
5は水素原子、低級アルキル基またはアルコキシ基を表
わす。jは1〜5、kは1〜4、nは1〜3の整数を表
わす。jもしくはk、nが2以上の場合R1、R2、R5
はそれぞれ同一でも異なってもよい。)で表わされるア
ルデヒド化合物と下記一般式(III)(化3)
【化3】 (上式中、R3、R4は水素原子、シアノ基、アルコキシ
カルボニル基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換
もしくは無置換のフェニル基を表わし、同一でも異なっ
ていてもよい。Xは−P+(R63-(ここでR6はフ
ェニル基もしくは低級アルキル基を表わし、Yはハロゲ
ン原子を表わす。)で表わされるホスホニウム塩または
−PO(OR72(ここでR7は低級アルキル基を表わ
す。)で表わされるジアルキル亜燐酸基である。Wは水
素原子、置換もしくは無置換のアルキル基、フェニルチ
オ基、鎖状不飽和炭化水素基の2価基、置換もしくは無
置換の炭素環式芳香族基の1価基もしくは2価基、置換
もしくは無置換の複素環基の1価基もしくは2価基を表
わす。lは0〜2の整数を、mは1または2を表わ
す。)で表わされるリン化合物とを反応させるかもしく
は、一般式(IV)(化4)
【化4】 (上式中、R1、R2、R3、R4、W及びj、k、l、m
は請求項1の定義と同一である。)で表わされる第2級
アミン化合物と次の一般式(V)(化5)
【化5】 (上式中、R5及びnは請求項1の定義と同一である。
Zはハロゲン原子を表わす。)で表わされるピレン化合
物とを反応させることによって製造される。
【0009】前記製造法で得られる一般式(I)(化
1)のピレニル基を有するオレフィン化合物を更に詳し
く説明する。一般式(I)(化1)において、R1〜R5
及びWの具体例として、もしくはそれらの置換基として
以下のものを挙げることができる。
【0010】(1)ハロゲン原子;フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素が挙げられる。 (2)アルキル基、好ましくは、C1〜C12とりわけC1
〜C9、さらに好ましくはC1〜C4の直鎖または分岐鎖
のアルキル基であり、これらのアルキル基はさらにフッ
素原子、水酸基、シアノ基、C1〜C4のアルコキシ基、
フェニル基又はハロゲン原子、C1〜C4のアルキル基も
しくはC1〜C4のアルコキシ基で、置換されたフェニル
基を含有してもよい。具体的には、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、t−ブチル基、
s−ブチル基、n−ブチル基、i−ブチル基、トリフル
オロメチル基、2−ヒドロキシエチル基、2−シアノエ
チル基、2−エトキシエチル基、2−メトキシエチル
基、ベンジル基、4−クロロベンジル基、4−メチルベ
ンジル基、4−メトキシベンジル基、4−フェニルベン
ジル基等が挙げられる。 (3)アルコキシ基(−OR8);R8は(2)で定義し
たアルキル基を表わす。 具体的には、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ
基、i−プロポキシ基、t−ブトキシ基、n−ブトキシ
基、s−ブトキシ基、i−ブトキシ基、2−ヒドロキシ
エトキシ基、2−シアノエトキシ基、ベンジルオキシ
基、4−メチルベンジルオキシ基、トリフルオロメトキ
シ基等が挙げられる。 (4)アリールオキシ基:アリール基としてフェニル
基、ナフチル基があげられる。これは、C1〜C4のアル
コキシ基、C1〜C4のアルキル基またはハロゲン原子を
置換基として含有してもよい。具体的にはフェノキシ
基、1−ナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基、4
−メチルフェノキシ基、4−メトキシフェノキシ基、4
−クロロフェノキシ基、6−メチル−2−ナフチルオキ
シ基等が挙げられる。 (5)アルキルチオ基(−SR8)、下記のフェニルチ
オ基
【化6】 8は(2)で定義したアルキル基を表わす。具体的に
はメチルチオ基、エチルチオ基、フェニルチオ基、p−
メチルフェニルチオ基等が挙げられる。 したアルキル基、又はアリール基を表わし、アリール基
としては、例えばフェニル基、ビフェニリル基又はナフ
チル基が挙げられ、これらはC1〜C4のアルコキシ基、
1〜C4のアルキシ基、又はハロゲン原子を置換基とし
て含有してもよい。R9とR10は共同で環を形成しても
良い。またアリール基上の炭素原子と共同で環を形成し
てもよい。)具体的には、アミノ基、ジエチルアミノ
基、N−メチル−N−フェニルアミノ基、N,N−ジフ
ェニルアミノ基、N,N−ジ(p−トリール)アミノ
基、ジベンジルアミノ基、ピペリジノ基、モルホリノ
基、ユロリジル基等が挙げられる。 (7)メチレンジオキシ基、又はメチレンジチオ基等の
アルキレンジオキシ基又はアルキレンジチオ基、 ル基を表わす。 具体的には、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニ
ル基等が挙げられる。 (9)シアノ基(−CN) (10)ニトロ基(−NO2) (11)下記のフェニル基
【化7】 11は水素原子もしくは(1)〜(10)で定義した置
換基を表わす。例えばフェニル基、トリル基、メトキシ
フェニル基、ベンジルフェニル基、クロロフェニル基、
3,4−メチレンジオキシフェニル基等が挙げられる。
【0011】又、Wが鎖状不飽和炭化水素基の2価であ
る場合例えばビニレン基(−CH=CH−)、1,3−
ブタジエニレン基(−CH=CH−CH=CH−)等が
挙げられ、炭素環式芳香族基の場合、非縮合炭素環式芳
香族基としてフェニル基、ビフェニル基、ターフェニル
基等が挙げられ、縮合多環式炭化水素基としては、例え
ば、ペンタレニル基、インデニル基、ナフチル基、アズ
レニル基、ヘプタレニル基、ビフェニレニル基、as−
インダセニル基、フルオレニル基、s−インダセニル
基、アセナフチレニル基、プレイアデニル基、アセナフ
テニル基、フェナレニル基、フェナントリル基、アント
リル基、フルオランテニル基、アセフェナントリレニル
基、アセアントリレニル基、トリフェニレニル基、ピレ
ニル基、クリセニル基、及びナフタセニル基等が挙げら
れる。
【0012】又、Wが複素環式炭化水素基の場合以下の
ものを挙げることができる。ピリジル基、ピリミジル
基、ピラジニル基、トリアジニル基、フリル基、ピロリ
ル基、チエニル基、キノリル基、クマリニル基、ベンゾ
フラニル基、ベンズイミダゾリル基、ベンズオキサゾリ
ル基、ジベンゾフラニル基、ベンゾチエニル基、ジベン
ゾチエニル基、インドリル基、カルバゾリル基、ピラゾ
リル基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサ
ゾリル基、チアゾリル基、インダゾリル基、ベンゾチア
ゾリル基、ピリダジニル基、シンノリニル基、キナゾリ
ニル基、キノキサリル基、フタラジニル基、フタラジン
ジオニル基、クロモニル基、ナフトラクトニル基、キノ
ロニル基、o−スルホ安息香酸イミジル基、マレイン酸
イミジル基、ナフタリジニル基、ベンズイミダゾロニル
基、ベンズオキサゾロニル基、ベンゾチアゾロニル基、
ベンゾチアゾチオニル基、キナゾロニル基、キノキサロ
ニル基、フタラゾニル基、ジオキソピリミジニル基、ピ
リドニル基、イソキノロニル基、イソキノリル基、イソ
チアゾリル基、ベンズイソオキサゾリル基、ベンズイソ
チアゾリル基、インダゾロニル基、アクリジニル基、ア
クリドニル基、キナゾリンジオニル基、キノキサリンジ
オニル基、ベンゾオキサジンジオニル基、ベンゾオキサ
ジニル基、ナフタルイミジル基、テトラヒドロフリル
基、テトラヒドロチエニル基、ピペラジノ基、ピペラジ
ニル基及びピロリジニル基等。
【0013】以上これらの環式芳香族基の2価基も挙げ
ることができ、更に(1)〜(11)で定義した置換基
を有してもよい。
【表−1(1)】
【化1】
【表1−(2)】
【表1−(3)】
【表1−(4)】
【表1−(5)】
【表1−(6)】
【表1−(7)】
【表1−(8)】
【0014】本発明の感光体は、上記のようなピレニル
基を有するオレフィン化合物の1種又は2種以上を感光
層2(2',2'',2'''又は2'''')に含有させたもの
であるが、これらピレニル基を有するオレフィン化合物
の応用の仕方によって図1、図2、図3、図4あるいは
図5に示したごとくに用いることができる。
【0015】図1における感光体は導電性支持体1上に
ピレニル基を有するオレフィン化合物、増感染料および
結合剤(結着樹脂)よりなる感光層2が設けられたもの
である。ここでのピレニル基を有するオレフィン化合物
は光導電性物質として作用し、光減衰に必要な電荷担体
の生成および移動はピレニル基を有するオレフィン化合
物を介して行なわれる。しかしながら、ピレニル基を有
するオレフィン化合物は光の可視領域においてほとんど
吸収を有していないので、可視光で画像を形成する目的
のためには可視領域に吸収を有する増感染料を添加して
増感する必要がある。
【0016】図2における感光体は、導電性支持体1上
に電荷発生物質3をピレニル基を有するオレフィン化合
物と結合剤とからなる電荷搬送媒体4の中に分散せしめ
た感光層2'が設けられたものである。ここでのピレニ
ル基を有するオレフィン化合物は結合剤(又は、結合剤
及び可塑剤)とともに電荷搬送媒体を形成し、一方、電
荷発生物質3(無機又は有機顔料のような電荷発生物
質)が電荷担体を発生する。この場合、電荷搬送媒体4
は主として電荷発生物質3が発生する電荷担体を受入
れ、これを搬送する作用を担当している。そして、この
感光体にあっては電荷発生物質とピレニル基を有するオ
レフィン化合物とが、たがいに、主として可視領域にお
いて吸収波長領域が重ならないというのが基本的条件で
ある。これは、電荷発生物質3に電荷担体を効率よく発
生させるためには電荷発生物質表面まで、光を透過させ
る必要があるからである。一般式(I)で表わされるピ
レニル基を有するオレフィン化合物は可視領域にほとん
ど吸収がなく、一般に可視領域の光線を吸収し、電荷担
体を発生する電荷発生物質3と組合わせた場合、特に有
効に電荷搬送物質として働くのがその特長である。
【0017】図3における感光体は、導電性支持体1上
に電荷発生物質3を主体とする電荷発生層5と、ピレニ
ル基を有するオレフィン化合物を含有する電荷搬送層4
との積層からなる感光層2''が設けられたものである。
この感光体では、電荷搬送層4を透過した光が電荷発生
層5に到達し、その領域で電荷担体の発生が起こり、一
方、電荷搬送層4は電荷担体の注入を受け、その搬送を
行なうもので、光減衰に必要な電荷担体の発生は、電荷
発生物質3で行なわれ、また電荷担体の搬送は、電荷搬
送層4(主としてピレニル基を有するオレフィン化合物
が働く)で行なわれる。こうした機構は図2に示した感
光体においてした説明と同様である。
【0018】図4における感光体は第3の電荷発生層5
とピレニル基を有するオレフィン化合物を含有する電荷
搬送層4の積層順を逆にしたものであり、その電荷担体
の発生及び搬送の機構は上記の説明と同様にできる。こ
の場合機械的強度を考慮し図5の様に電荷発生層5の上
に保護層6を設けることもできる。
【0019】実際に本発明感光体を作製するには、図1
に示した感光体であれば、結合剤を溶かした溶液にピレ
ニル基を有するオレフィン化合物の1種又は2種以上を
溶解し、更にこれに増感染料を加えた液をつくり、これ
を導電性支持体1上に塗布し乾燥して感光層2を形成す
ればよい。
【0020】感光層の厚さは3〜50μm、好ましくは
5〜20μmが適当である。感光層2に占めるピレニル
基を有するオレフィン化合物の量は30〜70重量%、
好ましくは約50重量%であり、また、感光層2に占め
る増感染料の量は0.1〜5重量%、好ましくは0.5
〜3重量%である。増感染料としては、ブリリアントグ
リーン、ビクトリアブルーB、メチルバイオレット、ク
リスタルバイオレット、アシッドバイオレット6Bのよ
うなトリアリールメタン染料、ローダミンB、ローダミ
ン6G、ローダミンGエキストラ、エオシンS、エリト
ロシン、ローズベンガル、フルオレセインのようなキサ
ンテン染料、メチレンブルーのようなチアジン染料、シ
アニンのようなシアニン染料、2,6−ジフェニル−4
−(N,N−ジメチルアミノフェニル)チアピリリウム
パークロレート、ベンゾピリリウム塩(特公昭48−2
5658号公報に記載)などのピリリウム染料などが挙
げられる。なお、これらの増感染料は単独で用いられて
も2種以上が併用されてもよい。
【0021】また、図2に示した感光体を作製するに
は、1種又は2種以上のピレニル基を有するオレフィン
化合物と結合剤とを溶解した溶液に電荷発生物質3の微
粒子を分散せしめ、これを導電性支持体1上に塗布し乾
燥して感光層2'を形成すればよい。
【0022】感光層2'の厚さは3〜50μm、好まし
くは5〜20μmが適当である。感光層2'に占めるピ
レニル基を有するオレフィン化合物の量は10〜95重
量%、好ましくは30〜90重量%であり、また、感光
層2'に占める電荷発生物質3の量は0.1〜50重量
%、好ましくは1〜20重量%である。電荷発生物質3
としては、例えばセレン、セレン−テルル、硫化カドミ
ウム、硫化カドミウム−セレン、α−シリコンなどの無
機顔料、有機顔料としては例えばシーアイピグメントブ
ルー25(カラーインデックスCI 21180)、シ
ーアイピグメントレッド41(CI 21200)、シ
ーアイアシッドレッド52(CI 45100)、シー
アイベーシックレッド3(CI45210)、カルバゾ
ール骨格を有するアゾ顔料(特開昭53−95033号
公報に記載)、ジスチリルベンゼン骨格を有するアゾ顔
料(特開昭53−133445号公報)、トリフェニル
アミン骨格を有するアゾ顔料(特開昭53−13234
7号公報に記載)、ジベンゾチオフェン骨格を有するア
ゾ顔料(特開昭54−21728号公報に記載)、オキ
サジアゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−12
742号公報に記載)、フルオレノン骨格を有するアゾ
顔料(特開昭54−22834号公報に記載)、ビスス
チルベン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−1773
3号公報に記載)、ジスチリルオキサジアゾール骨格を
有するアゾ顔料(特開昭54−2129号公報に記
載)、ジスチリルカルバゾール骨格を有するアゾ顔料
(特開昭54−14967号公報に記載)などのアゾ顔
料、例えばシーアイピグメントブルー16(CI 74
100)などのフタロシアニン系顔料、例えばシーアイ
バットブラウン5(CI 73410)、シーアイバッ
トダイ(CI 73030)などのインジゴ系顔料、ア
ルゴスカーレットB(バイエル社製)、インダンスレン
スカーレットR(バイエル社製)などのペリレン系顔料
などが挙げられる。なお、これらの電荷発生物質は単独
で用いられても2種以上が併用されてもよい。
【0023】更に、図3に示した感光体は作製するに
は、導電性支持体1以上に電荷発生物質を真空蒸着する
か或いは、電荷発生物質の微粒子3を必要によって結合
剤を溶解した適当な溶媒中に分散した分散液を塗布し乾
燥するかして、更に必要であればバフ研磨などの方法に
よって表面仕上げ、膜厚調整などを行って電荷発生層5
を形成し、この上に1種又は2種以上のピレニル基を有
するオレフィン化合物と結合剤とを溶解した溶液を塗布
し乾燥して電荷搬送層4を形成すればよい。なお、ここ
で電荷発生層5の形成に用いられる電荷発生物質は前記
の感光層2'の説明においてしたのと同じものである。
【0024】電荷発生層5の厚さは5μm以下、好まし
くは2μm以下であり、電荷搬送層4の厚さは3〜50
μm、好ましくは5〜20μmが適当である。電荷発生
層5が電荷発生層物質の微粒子3を結合剤中に分散させ
たタイプのものにあっては、電荷発生物質の微粒子3の
電荷発生層5に占める割合は10〜95重量%、好まし
くは50〜90重量%程度である。また、電荷搬送層4
に占める化合物の量は10〜95重量%、好ましくは3
0〜90重量%である。図4に示した感光体を作成する
には、導電性支持体1上にピレニル基を有するオレフィ
ン化合物と結合剤とを溶解した溶液を塗布し、乾燥して
電荷搬送層4を形成したのち、この電荷搬送層の上に電
荷発生層物質の微粒子を、必要によって結合剤を溶解し
た溶媒中に分散した分散液をスプレー塗工等の方法で塗
布乾燥して電荷発生層5を形成すればよい。電荷発生層
あるいは電荷搬送層の量比は図3で説明した内容と同様
である。このようにして得られた感光体の電荷発生層5
の上に更に適当な樹脂溶液をスプレー塗工等の方法によ
り保護層6を形成することにより図5に示す感光体を作
成できる。ここで用いる樹脂としては、後記する結合剤
が使用できる。
【0025】なお、これらのいずれの感光体製造におい
ては導電性支持体1に、アルミニウムなどの金属板又は
金属箔、アルミニウムなどの金属を蒸着したプラスチッ
クフィルム、あるいは導電処理を施した紙などが用いら
れる。また、結合剤としては、ポリアミド、ポリウレタ
ン、ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリケトン、ポリカ
ーボネートなどの縮合樹脂や、ポリビニルケトン、ポリ
スチレン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリアクリ
ルアミドのようなビニル重合体などが用いられるが、絶
縁性でかつ接着性のある樹脂はすべて使用できる。必要
により可塑剤が結合剤に加えられてるが、そうした可塑
剤としてはハロゲン化パラフィン、ポリ塩化ビフェニ
ル、ジメチルナフタリン、ジブチルフタレートなどが例
示できる。
【0026】更に、以上のようにして得られる感光体に
は、導電性支持体と感光層の間に、必要に応じて接着層
又はバリヤ層を設けることができる。これらの層に用い
られる材料としては、ポリアミド、ニトロセルロース、
酸化アルミニウムなどであり、また膜厚は1μm以下が
好ましい。本発明の感光体を用いて複写を行なうには、
感光面に帯電、露光を施した後、現像を行ない、必要に
よって、紙などへ転写を行なう。本発明の感光体は感度
が高く、また可撓性に富むなどの優れた利点を有してい
る。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。な
お、下記実施例において部はすべて重量部である。
【0028】〔化合物具体例No.(1)の合成例〕N
−(4−ホルミルフェニル)−N−(4−メチルフェニ
ル)−1−アミノピレン2.47g(6.0mmol)
とベンジルホスホン酸ジエチル1.64g(7.2mm
ol)をN,N−ジメチルホルムアミド30mlに加
え、これに25%ナトリウムメチラート1.39g
(7.2mmol)を室温で10分かけて滴下した。室
温で3時間撹拌した後、氷水200mlに注ぎ、酢酸を
加え中和し、30分間撹拌した。生成した沈殿物を濾
取、水洗し、さらにメタノール洗浄後、乾燥し、粗製物
2.78g(収率95.2%)を得た。これをシリカゲ
ルカラム処理(溶離液;トルエン/n−ヘキサン:1/
3vol.)した後、エタノール/酢酸エチルの混合溶
媒で再結晶して黄色針状結晶のN−(4−メチルフェニ
ル)−N−(4−スチリルフェニル)−1−アミノピレ
ン1.87g(収率64.0%)を得た。融点は14
2.8℃(TG−DTA吸熱ピーク温度)であった。元
素分析値はC3727Nとして下記のとおりであった。
【0029】実施例1 電荷発生物質としてダイアンブルー(シーアイピグメン
トブルー25、CI21180)76部、ポリエステル
樹脂(バイロン200、(株)東洋紡績製)の2%テト
ラヒドロフラン溶液1260部およびテトラヒドロフラ
ン3700部をボールミル中で粉砕混合し、得られた分
散液をアルミニウム蒸着したポリエステルベースよりな
る導電性支持体のアルミニウム面上にドクターブレード
を用いて塗布し、自然乾燥して厚さ約1μmの電荷発生
層を形成した。一方、電荷搬送物質としては化合物具体
例No.1のピレニル基を有するオレフィン化合物2
部、ポリカーボネート樹脂(パンライトK1300、
(株)帝人製)2部およびテトラヒドロフラン16部を
混合溶解して溶液とした後、これを前記電荷発生層上に
ドクターブレードを用いて塗布し、80℃で2分間、つ
いで120℃で5分間乾燥して厚さ約20μmの電荷搬
送層を形成せしめて感光体No.1を作成した。
【0030】実施例2〜75 電荷発生物質および電荷搬送物質(ピレニル基を有する
オレフィン化合物)を表2に示したものに代えた以外は
実施例1とまったく同様にして感光体No.2〜75
作成した。
【表2−(1)】
【表2−(2)】
【表2−(3)】
【表2−(4)】
【表2−(5)】
【表2−(6)】
【表2−(7)】
【表2−(8)】
【0031】実施例76 厚さ約300μmのアルミニウム板上にセレンを厚さ約
1μmに真空蒸着して電荷発生層を形成せしめた。次い
でNo.1のピレニル基を有するオレフィン化合物2
部、ポリエステル樹脂(デュポン社製ポリエステルアド
ヒーシブ49000)3部およびテトラヒドロフラン4
5部を混合、溶解して電荷搬送層形成液をつくり、これ
を上記の電荷発生層(セレン蒸着層)上にドクターブレ
ードを用いて塗布し、自然乾燥した後、減圧下で乾燥し
て厚さ約10μmの電荷搬送層を形成せしめて、本発明
の感光体No.76を得た。
【0032】実施例77 セレンの代りにペリレン系顔料
【化8】 を用いて電荷発生層(但し、厚さは約0.6μm)を形
成し、かつ電荷搬送物質としてピレニル基を有するオレ
フィン化合物No.1を用いた以外は実施例82とまっ
たく同様にして感光体No.77を作成した。
【0033】実施例78 ダイアンブルー(実施例1で用いたものと同じ)1部に
テトラヒドロフラン158部を加えた混合物をボールミ
ル中で粉砕、混合した後、これにNo.1のピレニル基
を有するオレフィン化合物12部、ポリエステル樹脂
(デュポン社製ポリエステルアドヒーシブ49000)
18部を加えて、さらに混合して得た感光層形成液を、
アルミニウム蒸着ポリエステルフィルム上にドクターブ
レードを用いて塗布し、100℃で30分間乾燥して厚
さ約16μmの感光層を形成せしめて、本発明の感光体
No.78を作成した。
【0034】実施例79 アルミニウム蒸着したポリエステルフィルム基板上に、
実施例1で用いた電荷搬送層塗工液を実施例1と同様に
してブレード塗工し、ついで乾燥して厚さ約20μmの
電荷搬送層を形成した。ビスアゾ顔料(P−2)13.
5部、ポリビニルブチラール(商品名:XYHLユニオ
ンカーバイトプラスチック社製)5.4部、THF 6
80部及びエチルセロソルブ1020部をボールミル中
で粉砕混合した後、エチルセロソルブ1700部を加え
攪拌混合して電荷発生層用塗工液を得た。この塗工液を
上記の電荷搬送層の上にスプレー塗工し、100℃で1
0分間乾燥して厚さ約0.2μmの電荷発生層を形成し
た。さらにこの電荷発生層の上にポリアミド樹脂(商品
名:CM−8000、東レ製)のメタノール/n−ブタ
ノール溶液をスプレー塗工し120℃で30分間乾燥し
て厚さ約0.5μmの保護層を形成せしめて感光体N
o.79を作成した。
【0035】かくしてつくられた感光体No.1〜79
について、市販の静電複写紙試験装置(KK川口電機製
作所製SP428型)を用いて−6KV又は+6KVの
コロナ放電を20秒間行って帯電せしめた後、20秒間
暗所に放置し、その時の表面電位Vpo(ボルト)を測
定し、ついでタングステンランプ光を、感光体表面の照
度が4.5ルックスになるよう照射してその表面電位が
Vpoの1/2になる迄の時間(秒)を求め、露光量E
1/2(ルックス・秒)を算出した。その結果を表3に
示す。
【0036】また、以上の各感光体を市販の電子写真複
写機を用いて帯電せしめた後、原図を介して光照射を行
って静電潜像を形成せしめ、乾式現像剤を用いて現像
し、得られた画像(トナー画像)を普通紙上に静電転写
し、定着したところ、鮮明な転写画像が得られた。現像
剤として湿式現像剤を用いた場合も同様に鮮明な転写画
像が得られた。
【表3−(1)】
【表3−(2)】
【表3−(3)】
【表3−(4)】
【表3−(5)】
【表3−(6)】
【0037】
【効果】本発明の感光体は感光特性に優れていることは
勿論のこと、熱や機械的の衝撃に対する強度が大で、し
かも安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる電子写真感光体の厚さ方向に
拡大した断面図である。
【図2】本発明にかかわる電子写真感光体の厚さ方向に
拡大した断面図である。
【図3】本発明にかかわる電子写真感光体の厚さ方向に
拡大した断面図である。
【図4】本発明にかかわる電子写真感光体の厚さ方向に
拡大した断面図である。
【図5】本発明にかかわる電子写真感光体の厚さ方向に
拡大した断面図である。
【符号の説明】
1…導電性支持体 2,2',2'',2''',2''''…感光層 3…電荷発生物質 4…電荷搬送媒体又は電荷搬送層 5…電荷発生層 6…保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有賀 保 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 安達 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平4−133064(JP,A) 特開 平4−118658(JP,A) 特開 平4−117349(JP,A) 特開 平2−190863(JP,A) 特開 昭58−159536(JP,A) 特開 平1−252965(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 5/00 CAS

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に下記一般式(I)(化
    1)で表わされるピレニル基を有するオレフィン化合物
    の少なくとも1種を有効成分として含有する感光層を有
    することを特徴とする電子写真用感光体。 【化1】 (上式中、R1、R2は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ
    基、シアノ基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換
    もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無置換の
    フェニル基を表わし、同一でも異なっていてもよい。R
    3、R4は水素原子、シアノ基、アルコキシカルボニル
    基、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無
    置換のフェニル基を表わし、同一でも異なっていてもよ
    い。R5は水素原子、低級アルキル基又はアルコキシ基
    を表わす。Wは水素原子、置換もしくは無置換のアルキ
    ル基、フェニルチオ基、鎖状不飽和炭化水素基の2価
    基、置換もしくは無置換の炭素環式芳香族基の1価基も
    しくは2価基、置換もしくは無置換の複素環基の1価基
    もしくは2価基を表わす。jは1〜5、kは1〜4、l
    は0〜2の整数、mは1または2、nは1〜3の整数を
    表わす。j、kもしくはnが2以上の場合R1、R2、R
    5はそれぞれ同一でも異なってもよい。)
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