JP3245611B2 - コード判別装置 - Google Patents

コード判別装置

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JP3245611B2
JP3245611B2 JP22904491A JP22904491A JP3245611B2 JP 3245611 B2 JP3245611 B2 JP 3245611B2 JP 22904491 A JP22904491 A JP 22904491A JP 22904491 A JP22904491 A JP 22904491A JP 3245611 B2 JP3245611 B2 JP 3245611B2
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茂 松山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザが入力したコー
ド鍵に基づいてコードパターン又はベースパターンの自
動伴奏を行う装置等におけるコード判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザが、例えば図15に示され
るような鍵盤上で、所定のメロディ鍵域で押鍵を行って
メロディを演奏しながら、コードを所定のコード鍵域を
押鍵して指定することにより、その指定されたコードで
コードパターン又はベースパターンの自動伴奏を行う電
子楽器が開発されている。
【0003】このような電子楽器においては、その内部
に、例えばCメジャーコードの各構成音を1乃至複数小
節にわたって所定の音符長で配置させたコードパターン
及びベースパターンが記憶されている。そして、自動伴
奏時には、ユーザがコード鍵域で指定したコードを構成
する3つ又は4つの鍵(以下、これらを「コード鍵」と
呼ぶ)から、それらのコード鍵に対応するコードのルー
トとコード種別が判別され、その判別結果に基づいて上
記コードパターン及びベースパターンの各構成音の音程
が適宜シフトされて、順次繰り返し発音される。
【0004】例えば、ユーザがDマイナー(Dm)に相
当するコード鍵を入力し、ルートがD、コード種別がマ
イナーコードであると判別された場合には、まず、音名
Dと音名Cのルートの音程差に対応して、上述のコード
パターン及びベースパターンの各構成音の音高が2半音
分だけ上に一律にシフトされて発音される。更に、マイ
ナーコードのコード種別に対応して、コードパターン及
びベースパターンの各構成音のうち、コードの第3音に
対応する構成音の音高が1半音下にシフトされて発音さ
れる。
【0005】そして、ユーザが次のコード鍵を入力する
まで、現在判別されているルートとコード種別に基づく
1乃至複数小節分のコードパターン及びベースパターン
の自動伴奏が繰り返される。
【0006】以上の例から理解されるように、ユーザに
よるコード鍵の入力に基づくコードパターン及びベース
パターンの自動伴奏を実現するためには、ユーザがコー
ド鍵域で指定したコード鍵から、コードを構成するルー
トとコード種別を判別する必要がある。特に、ルート音
の決定は、ベースパターンを決定するために不可欠であ
る。
【0007】ところで一般に、ユーザがコード鍵域で指
定するコード鍵の数が3鍵又は4鍵の場合、それらのコ
ード鍵から判別可能なコードの数は限られており、他の
コードとの区別がつかないコードや、使用頻度が少ない
コード等は判別対象から除外される。
【0008】具体的には、例えば図16で、矢印で示さ
れる4鍵からなるコード鍵は、コードC7b5 (“b ”は
フラット記号を表わすものとする)の第1転回形であっ
て、同時に、コードGb 7b5の第3転回形でもある。
【0009】従って、コード種別が“7b5 ”であるコー
ドがコード鍵として指定された場合には、そのコードの
ルートを判別できない。このため従来は、コード種別が
“7b5 ”であるコードが指定された場合の判別結果は
「不定」となっていた。
【0010】また、図17の4鍵からなるコード鍵は、
コードCb9の基本形に対応するが、コード種別が“b9”
であるコードは指定される頻度が非常に少ないため、従
来、この場合の判別結果も「不定」となっていた。
【0011】次に、図18で、コードC6 の第3転回形
はコードAm7の基本形に等しく、逆に、コードAm7の第
1転回形はコードC6 の基本形に等しい。同様にして、
コードCm6の第3転回形はコードAm7b5の基本形に等し
くて、コードAm7b5の第1転回形はコードCm6の基本形
に等しい。
【0012】従って、コード種別が“m7”又は“6 ”で
あるコードがコード鍵として指定された場合は、ルート
を判別できないと共に、2つのコード種別の何れか一方
を選択することができない。コード種別が“m7b5”又は
“m6”であるコードがコード鍵として指定された場合も
同様である。
【0013】ここで、コード種別が“m7”又は“m7b5”
であるコードが指定される頻度の方が、コード種別が
“6 ”又は“m6”であるコードが指定される頻度より多
い。このため従来は、コード種別が“m7”、“m7b5”、
“6 ”又は“m6”であるコードがコード鍵として指定さ
れた場合には、コード種別は一律に“m7”又は“m7b5”
と判別され、その判別結果に基づいてルートが判別され
ていた。
【0014】更に、ユーザが、例えば基本形が図19
(a) で示されるコードBaug 、Bdim7等を、図19(b)
で示されるように第2転回形等で指定する場合がある。
しかし、コード種別が“aug ”又は“dim7”である各コ
ードについては、各構成音間の音程差が4半音又は3半
音の一定値であるため、各々の基本形又は転回形は、ル
ートが異なりコード種別が同じ他のコードの転回形又は
基本形に対応してしまう。従って、コード種別が“aug
”又は“dim7”であるコードがコード鍵として指定さ
れた場合には、図16の例の場合と同様に、そのコード
のルートを判別できない。
【0015】このため従来は、コード種別が“aug ”又
は“dim7”であるコードの基本形又は転回形がコード鍵
として指定された場合には、そのルートは、例えば最も
音程が低い構成音の音名として一律に決定されていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ここで、コードパター
ン又はベースパターンの自動伴奏が可能な電子楽器に
は、例えば図15の各鍵の上方に、メロディガイド用の
LED(図15の白丸)又はコード鍵ガイド用のLED
(図15の黒丸)が設けられているものが多い。
【0017】このような機能によって、ユーザは、メロ
ディ鍵域で点灯したLEDに追従して、それに対応する
鍵を押鍵することによって、適切なメロディ鍵を押鍵す
ることができる。同様に、ユーザは、コード鍵域で同時
に点灯した3乃至4個のLEDに追従して、それらに対
応する鍵を押鍵することによって、適切なコード鍵を指
定することができる。
【0018】ここで、各演奏タイミングにおいてLED
の点灯又は消灯を指示するための制御データは、例えば
電子楽器に自由に着脱可能なROMパック等から順次読
み出される。
【0019】しかし、コード種別が“7b5 ”又は“b9”
であるコードに対応するコード鍵のLEDを点灯させる
制御データがROMパック等から読み出された場合に
は、ユーザが、点灯したLEDの通りにコード鍵を押鍵
しても、電子楽器は、前述したように(図16又は図1
7参照)、そのコード鍵に基づくコードの判別を行うこ
とができないため、そのコード鍵に基づくコードパター
ン及びベースパターンの自動演奏を行うことができず、
前回に指定されたコード鍵に基づくコードパターン及び
ベースパターンの自動演奏が繰り返されてしまうという
問題点を有している。
【0020】また、コード種別が“6 ”又は“m6”であ
るコードに対応するコード鍵のLEDを点灯させる制御
データがROMパック等から読み出された場合には、ユ
ーザが、点灯したLEDの通りにコード鍵を押鍵して
も、電子楽器は、前述したように(図18参照)、コー
ド種別を“m7”又は“m7b5”と判別してしまい、その判
別結果に基づくコードパターン及びベースパターンの自
動演奏が行われてしまうため、特にベースパターン等が
曲の進行に合わなくなってしまうという問題点を有して
いる。
【0021】更に、コード種別が“aug ”又は“dim7”
であるコードの転回形に対応するコード鍵のLEDを点
灯させる制御データがROMパック等から読み出された
場合には、ユーザが、点灯したLEDの通りにコード鍵
を押鍵しても、電子楽器は、前述したように(図19参
照)、そのルートを例えば最も音程が低い構成音の音名
として一律に決定してしまい、その判別結果に基づくコ
ードパターン及びベースパターンの自動演奏が行われて
しまうため、この場合もやはり、ベースパターン等が曲
の進行に合わなくなってしまうという問題点を有してい
る。
【0022】本発明は、ガイド指示されたコード鍵に基
づく適切なコード判別を可能とすることにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザがコー
ド指定用の鍵を押鍵することにより指定したコードを判
別するコード判別手段と、ユーザが次に指定すべきコー
ドを決定し該コードに対応する鍵を例えばLED表示等
によってユーザに指示する押鍵指示手段とを有するコー
ド判別装置を前提とする。このコード判別装置は、例え
ば判別されたコードに基づいてコードパターン及びベー
スパターンの自動伴奏を行うような電子楽器に内蔵され
る。
【0024】本発明は、まず、コード判別手段によるコ
ードの判別結果が確定しない場合に、押鍵指示手段が指
示する鍵と同じ鍵をユーザが押鍵しているか否かを判別
する押鍵一致判別手段を有する。そして、押鍵一致判別
手段で肯定的判別がなされた場合に、押鍵指示手段によ
って決定されているコードをコード判別結果として出力
するコード判別制御手段を有する。
【0025】ここで、コード判別手段によるコードの判
別結果が確定しない場合とは、前述したようにコード判
別手段が、コード不定の判別結果を出力した(つまりコ
ード種“7b5"又は“b9" のコードを押鍵した)場合、ま
たは、コード種“dim7" 、“aug"、“m7" 又は“m7b5"
である旨の判別結果を出力した場合のいずれかの場合で
あり、これら各場合に対応して、押鍵一致判別手段は個
別に判別を行う。
【0026】以上の本発明の構成で、押鍵指示手段は、
ユーザが次に指定すべきコードに対応する鍵を例えばL
ED表示等によってユーザに指示する場合に、そのコー
ドのルートに対応する鍵を、例えばLEDを点滅させる
ことによって、ルート以外の構成音に対応する鍵とは区
別して指示するように構成することができる。
【0027】
【作用】コード判別手段が、コード不定の判別結果を出
力した場合、コード種が“dim7”、“aug ”、“m7”又
は“m7b5”である旨の判別結果を出力した場合のいずれ
かの場合においては、コード判別手段がコードの判別結
果を誤っている可能性がある。
【0028】この場合、本発明では、少なくとも押鍵一
致判別手段が、押鍵指示手段が指示する鍵と同じ鍵をユ
ーザが押鍵していると判別した場合に、押鍵指示手段に
よって決定されているコードをコード判別結果として出
する
【0029】これにより、前述のようにコード判別手段
によるコードの判別結果が確定しない場合であっても、
ユーザがLED等の表示通りの押鍵によってコードを指
定していれば、正確なコード判別を行うことができ、そ
の判別結果に基づいてコードパターンやベースパターン
の自動伴奏などを行うことができる。
【0030】また、ユーザが次に指定すべきコードに対
応する鍵がLED表示等によって指示される場合、その
コードのルートに対応する鍵についてはLEDが点滅等
させられることにより、例えば転回形によってコードが
指示されるような場合でも、ユーザはどの鍵がルートに
対応するかを簡単に識別することができる。
【0031】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
つき詳細に説明する。実施例の構成 図1は、本発明の実施例の構成図である。
【0032】まず、鍵盤部101とLED部103は、
前述した図15と同様の外観を有する。押鍵検出回路1
02は、鍵盤部101での押鍵又は離鍵の状態を検出す
る。
【0033】スイッチ部104は、主にPLAYモー
ド、AUTOモード、GUIDEモード、FREEモー
ド等のモード設定を行う部分である。ここで、PLAY
モードは、ユーザが通常の楽器演奏を行うモードであ
る。AUTOモードは、ROMパック115からの自動
演奏データに従ってユーザの関与なしに自動演奏を行う
モードである。GUIDEモードは、ROMパック11
5からの制御データに基づいてメロディ鍵域(図15参
照)でLEDが点灯されることにより、メロディガイド
が行われるモードである。そして、FREEモードは、
本発明に特に関連し、ROMパック115からの制御デ
ータに基づいてコード鍵域(図15参照)で3乃至4個
のLEDが同時に点灯されることにより、コード鍵のガ
イドが行われるモードである。
【0034】スイッチ(SW)検出回路105は、スイ
ッチ部104におけるスイッチ設定状態を検出する。R
OMパック115には、AUTOモードにおける自動演
奏データ、GUIDEモードにおけるメロディガイド用
の制御データ、FREEモードにおけるコード鍵ガイド
用の制御データ等が記憶され、これはユーザが自由に着
脱可能である。
【0035】各種テーブル部109には、後述するコー
ド鍵盤処理において使用される押鍵コード判定テーブ
ル、コード形状テーブル、また、後述するコード変化対
応処理において使用されるコードLEDテーブル等が記
憶される。
【0036】CPU106は、プログラムROM107
に記憶された制御プログラムに従って、ワーキングRA
M108を随時使用しながら、楽音発音のための各種制
御を行う。
【0037】タイマ部114は、後述するルート点滅イ
ンタラプト処理等において使用される。楽音発生回路1
10は、CPU106からの指示に従って楽音データを
発生する。この回路においては、PCM方式、DPCM
方式、ADPCM方式、周波数変調方式、位相変調方
式、倍音加算方式等、様々な楽音発生方式が採用可能で
ある。
【0038】D/A変換器111は、楽音発生回路11
0が発生した楽音データをアナログ楽音信号に変換す
る。このアナログ楽音信号は、アンプ112を介してス
ピーカ113から放音される。実施例の全体動作の説明 上述の構成を有する本発明の実施例の全体的な動作につ
いて、図2のメインフローの動作フローチャートに沿っ
て説明する。なお、このメインフローは、図1のCPU
106が、プログラムROM107に記憶された制御プ
ログラムを実行する動作として実現される。
【0039】始めに、電源がオンされると、CPU10
6内の各種レジスタやワーキングRAM108内の各種
変数等を初期化するイニシャル処理が実行される(ステ
ップS201)。
【0040】それ以後、電源がオフされるまで、図2の
ステップS202〜S206等のループ処理が繰り返し
実行される。ステップS202のSWスキャン処理にお
いては、図1のスイッチ検出回路105が検出している
スイッチ部104の状態が走査される。
【0041】ステップS203の鍵盤処理においては、
PLAYモード時には、図1の押鍵検出回路102が検
出している鍵盤部101の状態に基づいて、発音又は消
音の処理が行われる。また、GUIDEモード時には、
ROMパック115からの制御データに基づいてメロデ
ィ鍵域(図15参照)でLEDが点灯されるメロディガ
イドに追従してユーザが押鍵する鍵に関して、楽音の発
音制御を行うメロディ鍵盤処理が実行される。更に、F
REEモード時には、ROMパック115からの制御デ
ータに基づいてコード鍵域(図15参照)で3乃至4個
のLEDが同時に点灯されるコード鍵のガイドに追従し
てユーザが押鍵するコード鍵に関して、コードパターン
及びベースパターンの発音制御を行うコード鍵盤処理が
実行される。このコード鍵盤処理が本発明に最も関連す
る処理であって、これについては後に詳述する。
【0042】ステップS204の演奏コマンド処理にお
いては、AUTOモード時に、ROMパック115から
の自動演奏データに従って自動演奏制御を行う。ステッ
プS205の判定は、FREEモード時に、ROMパッ
ク115からのコードを指定するための制御データが変
化した場合、又はユーザがコード鍵域(図15参照)で
押鍵したコード鍵に基づいてコードの指定に変化が生じ
た場合にYESとなり、その判定の結果、コード鍵域
(図15参照)でのLEDの点灯を制御するためのステ
ップS206のコード変化対応処理が実行される。
【0043】以上の処理を含むループ処理として、各モ
ードに対応する楽音の発音制御処理が実行される。上述
した各処理のうち本発明に特に関連する処理として、F
REEモード時におけるコード鍵盤処理(ステップS2
03の一部)とコード変化処理(ステップS206)に
ついて詳細に説明する。コード鍵盤処理とコード変化対応処理の概略説明 まず、コード鍵盤処理とコード変化対応処理の概略動作
について説明する。
【0044】ユーザは、図1のスイッチ部104でFR
EEモードを指定した場合、図15に示されるような図
1の鍵盤101上のメロディ鍵域で押鍵を行ってメロデ
ィを演奏しながら、コード鍵域でコード鍵を押鍵してコ
ードを指定することにより、その指定されたコードでコ
ードパターン又はベースパターンの自動伴奏が行われ
る。
【0045】この場合、ROMパック115から順次読
み出される制御データに基づいて、コード鍵域で3乃至
4個ずつのLEDが順次点灯されてゆくことにより、コ
ード鍵のガイドが行われる。そして、ユーザは、コード
鍵域で同時に点灯した3乃至4個のLEDに追従して、
それらに対応する鍵を押鍵することによって、適切なコ
ード鍵を指定でき、その結果、適切なコード進行に沿っ
てコードパターン又はベースパターンの自動伴奏が行わ
れる。
【0046】ここで、ユーザは、LEDが点灯した鍵以
外の鍵もコード鍵として自由に押鍵することができ、そ
の場合には、ユーザが押鍵したコード鍵に基づいて決定
されるコードで、コードパターン又はベースパターンの
自動伴奏が行われる。
【0047】また、ユーザが所定の選択を行った場合、
ユーザが、LEDが点灯した鍵と同じ鍵をコード鍵とし
て押鍵した場合には、コード鍵によるコード判定が確定
しなかった場合でも(詳しくは後述する)、ROMパッ
ク115から指定されたとおりのコードでコードパター
ン又はベースパターンの自動伴奏が行われる。これが本
発明に関連する特徴である。
【0048】以上説明した概略動作において、まず、R
OMパック115からコード指定用の制御データが順次
読み出される動作は、図1のタイマ部114からの一定
時間毎の割り込みに応答してCPU106が図2のメイ
ンフローのプログラムからは独立して実行する特には図
示しない割り込み処理のプログラムによって実現され
る。この場合に、ROMパック115に記憶されたコー
ド指定用の各制御データの読み出しタイミングは、それ
らと対で記憶された時間データとタイマ部114の計時
出力との比較動作によって制御される。
【0049】ユーザが押鍵したコード鍵に基づいてコー
ドを判定し、コードパターン又はベースパターンの自動
伴奏を制御する動作は、図2のステップS203の鍵盤
処理の一部であるコード鍵盤処理によって実現される。
【0050】更に、ROMパック115からの制御デー
タ及びユーザによるコード鍵の押鍵動作に基づくコード
鍵域のLEDの点灯又は消灯の制御動作は、図2のステ
ップS206のコード変化対応処理によって実現され
る。
【0051】ここで、LEDの点灯によって指示される
コード鍵のうち、ルートに対応する鍵を示すLEDが点
滅させられる。これにより、ユーザは、どの鍵がルート
に対応するかを容易に判断できる。この点滅処理は、図
1のタイマ部114からの一定時間毎の割り込みに応答
してCPU106が図2のメインフローのプログラムか
らは独立して実行する後述するルート点滅インタラプト
処理によって実現される。コード鍵盤処理の説明 まず、図2のステップS203の鍵盤処理の一部である
コード鍵盤処理について、図3及び図4の動作フローチ
ャートに沿って詳細に説明する。図2の場合と同様、こ
れらの動作フローチャートも、図1のCPU106がプ
ログラムROM107に記憶された制御プログラムを実
行する動作として実現される。
【0052】ここで、図3及び図4の動作フローチャー
トについて説明する前に、このフローで使用されるCP
U106内のレジスタについて説明する。これらのレジ
スタは図5に示される。図5において、レジスタCCH
及びCRTには、ROMパック115からの制御データ
として指示される指示コード種及び指示ルートが格納さ
れる。次に、レジスタFCH及びFRTには、後述する
図3のステップS302のコード判定処理で判定される
コード種及びルートが格納される。更に、レジスタCH
及びRTには、コード鍵盤処理により最終的に決定され
るコード種及びルートが格納される。そして、レジスタ
CDFには、ROMパック115からの指示コードによ
る判定が行われる場合には“1”、そうでない場合には
“0”が格納される。ユーザは、この選択を、図1のス
イッチ部104によって行うことができる。これについ
ては、後述する。
【0053】次に、図3及び図4の動作フローチャート
の具体的な動作について順次説明する。まず、図2のス
テップS202〜S206・・・のループ処理の過程
で、ステップS203の鍵盤処理の一部として図3のコ
ード鍵盤処理が実行されるタイミングにおいて、ユーザ
がコード鍵域(図15参照)において押鍵を行ったか否
かが判定される(ステップS301)。
【0054】この判定がNOならば、即座にコード鍵盤
処理を終了し、図2のメインフローのループ処理に戻
る。ステップS301の判定がYESなら、ユーザがコ
ード鍵域で押鍵したコード鍵に基づいてコード判定が行
われる(ステップS302)。このコード判定処理は、
従来からあるコード判定処理と同様であり、例えば図1
の各種テーブル部109に記憶されている押鍵コード判
定テーブルを参照しながら、コード鍵に基づくコード種
及びルートの判定を行い、判定されたコード種及びルー
トをレジスタFCH及びFRTに格納する。
【0055】次に、レジスタFCHの内容がノンコード
か否か、即ち、ステップS302のコード判定の結果が
不定であるか否かが判定される(ステップS303)。
ステップS303の判定がYESの場合は、図16を用
いて前述したように、ユーザによって指定されたコード
鍵のコード種別が“7b5 ”又は“b9”の場合である。
【0056】この場合、まず、レジスタCDFの内容が
“1”であるか否かが判定される(ステップS30
4)。前述したように、レジスタCDFには、ユーザの
選択により、ROMパック115からの指示コードによ
る判定が行われる場合には“1”、そうでない場合には
“0”が格納される。
【0057】レジスタCDFの内容が“0”である場合
は、ユーザが指示コードによる判定を行わない旨の選択
をした場合であり、この場合にはステップS304の判
定がNOとなって、コード鍵盤処理をそのまま終了す
る。即ち、ステップS302のコード判定の結果が不定
の場合は、従来例の場合と同様に何も処理が行われず、
前回に指定されたコード鍵に基づくコードパターン及び
ベースパターンの自動演奏が繰り返される。
【0058】レジスタCDFの内容が“1" である場合
は、ユーザが指示コードによる判定を行旨の選択をし
た場合であり、この場合にはステップS304の判定が
YESとなってステップS305が実行される。以下の
処理では、ユーザが、ROMパック115からの指定に
基づいてLEDが点灯した鍵と同じ鍵をコード鍵として
押鍵した場合には、ROMパック115から指示された
とおりのコード種でコードパターン又はベースパターン
の自動伴奏が行われる。
【0059】まず、ステップS305では、レジスタC
CHに格納されている現在ROMパック115から指示
されている指示コード種が“7b5 ”又は“b9”か否かが
判定される(ステップS305)。
【0060】この判定がNOなら、ユーザROMパッ
ク115からの指定に基づいてLEDが点灯している鍵
と同じ鍵をコード鍵として押鍵していないことになる
で、そのままコード鍵盤処理を終了し、前回に指定され
たコード鍵に基づくコードパターン及びベースパターン
の自動奏が繰り返される。
【0061】ステップS305の判定がYESなら、R
OMパック115から指示されている指示コード種が、
ユーザによって押鍵されたコード鍵コード種“7b5"又
は“b9" に一致していることになる。この場合には、更
に続くステップS306及びS307において、ROM
パック115からの指定に基づいてLEDが点灯してい
る鍵の音名が、ユーザがコード鍵として押鍵した鍵の音
名と全て一致するか否かが判定される。
【0062】即ち、まず、ステップS306において、
ROMパック115から指示されている指示コード種を
示すレジスタCCHの内容と、同じく指示ルートを示す
レジスタCRTの内容に基づいて、図1の各種テーブル
部109に記憶されているコード形状テーブルが参照さ
れ、コード形状データがワーキングRAM108内の変
数Sに代入される。
【0063】コード形状テーブルでは、例えば図6に示
されるように、コード種が“7b5 ”又は“b9”である全
てのコードの各々について、4つの構成音を示す形状デ
ータが対応付けられている。図6の例では、形状データ
は、4つの構成音に対応して、16進表現で4ディジッ
ト(桁)のデータで構成される。図7に、コード形状デ
ータの各ディジットと実際のコードとの対応例を示す。
このようにして、変数Sに代入されたコード形状データ
の各ディジットとして、コード鍵域で現在LEDが点灯
している鍵の音名が得られる。
【0064】次に、ステップS307において、変数S
で示されるコード形状データの各ディジットが、ユーザ
によって押鍵された各コード鍵と一致するか否かが判定
される。なお、オクターブの差を除いた音名で比較され
る。
【0065】ステップS307の判定がNOなら、ユー
ROMパック115からの指定に基づいてLEDが
点灯している鍵と同じ音名の鍵をコード鍵として押鍵し
ていないので、そのままコード鍵盤処理を終了し、前回
に指定されたコード鍵に基づくコードパターン及びベー
スパターンの自動奏が繰り返される。
【0066】ステップS307の判定がYESなら、ユ
ーザROMパック115からの指定に基づいてLED
が点灯している鍵と同じ音名の鍵をコード鍵として押鍵
している。この場合には、図4のステップS312にお
いて、ROMパック115からの指示コード種を示すレ
ジスタCCHの内容が最終的に決定されたコード種とし
てレジスタCHに格納され、ROMパック115からの
指示ルートを示すレジスタCRTの内容が最終的に決定
されたルートとしてレジスタRTに格納される。
【0067】そして、図4のステップS313におい
て、最終的に決定されたコード種とルートを示すレジス
タCHとRTの内容に基づいて、コードパターン及びベ
ースパターンの自動伴奏が実行される。この場合、例え
ば図1の各種テーブル部109内に、例えばCメジャー
コードの各構成音を1乃至複数小節にわたって所定の音
符長で配置させたコードパターン及びベースパターンが
記憶されている。そして、自動伴奏時には、レジスタC
HとRTの内容に基づいて上記コードパターン及びベー
スパターンの各構成音の音程が適宜シフトされて、順次
繰り返し発音される。なお、コードパターン及びベース
パターンの各構成音の楽音発生回路110(図1)への
発音指示タイミングは、それらと対で各種テーブル部1
09等に記憶された時間データとタイマ部114の計時
出力との比較動作によって制御される。
【0068】以上のように、ユーザにより指定されたコ
ード鍵のコード種別が“7b5 ”又は“b9”であってステ
ップS302のコード判定の結果が不定となっても、ユ
ーザが、ROMパック115からの指定に基づいてLE
Dが点灯した鍵と同じ鍵をコード鍵として押鍵した場合
には、ROMパック115から指示されたとおりのコー
ド種でコードパターン又はベースパターンの自動伴奏を
行うことができる。
【0069】次に、前述したステップS302のコード
判定の結果が確定しステップS303の判定がNOとな
った場合には、図4のステップS308が実行される。
ステップS308では、ステップS304の場合と同
様、レジスタCDFの内容が“1”であるか否かが判定
される。前述したように、レジスタCDFには、ユーザ
の選択により、ROMパック115からの指示コードに
よる判定が行われる場合には“1”、そうでない場合に
は“0”が格納される。
【0070】レジスタCDFの内容が“0”である場合
は、ユーザが指示コードによる判定を行わない旨の選択
をした場合であり、この場合にはステップS308の判
定がYESとなってステップS317が実行される。ス
テップS317では、ステップS302のコード判定処
理で判定されるコード種及びルートが格納されたレジス
タFCH及びFRTの内容が、最終的に決定されたコー
ド種及びルートとして、各々レジスタCH及びRTに格
納される。そして、ステップS313において、最終的
に決定されたコード種とルートを示すレジスタCHとR
Tの内容に基づいて、コードパターン及びベースパター
ンの自動伴奏が実行される。
【0071】以上のようにユーザが指示コードによる判
定を行わない旨の選択をした場合には、従来例の場合と
同様、単純にステップS302のコード判定処理で判定
されるコード種及びルートに基づくコードパターン及び
ベースパターンの自動伴奏が実行される。
【0072】一方、レジスタCDFの内容が“1" であ
る場合は、ユーザが指示コードによる判定を行旨の選
択をした場合であって、この場合には、ステップS30
8の判定がYESとなってステップS309が実行され
る。以下の処理では、ステップS302のコード判定処
理で判定されるコード種が、従来問題であったコード種
“dim7" 、“aug"、“m7" 又は“m7b5" である場合に、
ユーザROMパック115からの指定に基づいてLE
Dが点灯した鍵と同じ鍵をコード鍵として押鍵した場合
には、ROMパック115から指示されたとおりのコー
ド種でコードパターン又はベースパターンの自動伴奏が
行われる。
【0073】まず、ステップS309では、ステップS
302のコード判定処理で判定されるコード種が格納さ
れているレジスタFCHの内容が判定される。レジスタ
FCHの内容がコード種“dim7”又は“aug ”を示して
いる場合、続くステップS310において、レジスタF
CHの内容が、ROMパック115からの指示コード種
が格納されているレジスタCCHの内容と等しいか否か
が判定される。
【0074】コードの判定がNOなら、ユーザROM
パック115からの指示コードと同じコード種のコード
鍵を押鍵していないので、前述したステップS317及
びS313の処理によって、ステップS302のコード
判定処理で判定されるコード種及びルートに基づくコー
ドパターン及びベースパターンの自動伴奏が実行され
る。
【0075】ステップS310の判定がYESなら、R
OMパック115から指示されている指示コード種が、
ユーザによって押鍵されたコード鍵コード種“dim7"
又は“aug"に一致していることになる。
【0076】この場合には、更に続くステップS311
において、ステップS302のコード判定処理で判定さ
れるルートが格納されているレジスタFRTの内容が、
ROMパック115から指示されているコードの構成音
のいずれかと等しいか否かが判定される。この判定処理
は、ROMパック115からの指示ルートが格納されて
いるレジスタFRTの値を、コード種が“dim7”の場合
には3半音分ずつ、“aug ”の場合は4半音分ずつ加算
して得られる各値と比較することにより実現される。
【0077】ステップS311の判定がNOなら、ユー
ROMパック115からの指定に基づいてLEDが
点灯している鍵と同じ鍵をコード鍵として押鍵していな
(コード種は同じだが、コード構成音が異なる)
で、前述したステップS317及びS313の処理によ
って、ステップS302のコード判定処理で判定される
コード種及びルートに基づくコードパターン及びベース
パターンの自動伴奏が実行される。
【0078】ステップS311の判定がYESなら、ユ
ーザROMパック115からの指定に基づいてLED
が点灯している鍵と同じ鍵をコード鍵として押鍵してい
(コード種もコード構成音も同じ)
【0079】この場合には、ステップS312におい
て、ROMパック115からの指示コード種及びルート
を示すレジスタCCH及びCRTの内容が最終的に決定
されたコード種及びルートとして、各々レジスタCH及
びRTに格納される。
【0080】そして、図4のステップS313におい
て、最終的に決定されたコード種とルートを示すレジス
タCHとRTの内容に基づいて、コードパターン及びベ
ースパターンの自動伴奏が実行される。
【0081】以上のように、ユーザにより指定されたコ
ード鍵のコード種別が“dim7”又は“aug ”の場合に
は、従来例の項で説明したように、ステップS302の
コード判定処理においてルートの判別を誤る可能性があ
るが、本実施例では、少なくともユーザが、ROMパッ
ク115からの指定に基づいてLEDが点灯した鍵と同
じ鍵をコード鍵として押鍵した場合には、ROMパック
115から指示されたとおりのコード種でコードパター
ン又はベースパターンの自動伴奏を行うことができる。
【0082】次に、ステップS309の判定処理におい
て、レジスタFCHの内容がコード種“m7”又は“m7b
5”を示している場合、続く各ステップS314又はS
315において、ROMパック115からの指示コード
種が格納されているレジスタCCHが、各々“6 ”又は
“m6”を示しているか否かが判定される。
【0083】ステップS314又はS315の判定がN
Oなら、ユーザROMパック115からの指定に基づ
いてLEDが点灯している鍵と同じ鍵をコード鍵として
押鍵していないことになるので、前述したステップS3
17及びS313の処理によって、ステップS302の
コード判定処理で判定されるコード種及びルートに基づ
くコードパターン及びベースパターンの自動伴奏が実行
される。
【0084】ステップS314又はS315の判定がY
ESなら、続くステップS316において、ROMパッ
ク115からの指示ルートが格納されているレジスタC
RTの値より短3度下の値又は長6度上の値が、ステッ
プS302のコード判定処理で判定されるルートが格納
されているレジスタFRTの内容に等しいか否かが判定
される。
【0085】ステップS316の判定がNOなら、ユー
ROMパック115からの指定に基づいてLEDが
点灯している鍵と同じ鍵をコード鍵として押鍵していな
(コード種は同じだが、コード構成音が異なる)
で、前述したステップS317及びS313の処理によ
って、ステップS302のコード判定処理で判定される
コード種及びルートに基づくコードパターン及びベース
パターンの自動伴奏が実行される。
【0086】ステップS316の判定がYESなら、ユ
ーザは、ROMパック115からの指定に基づいてLE
Dが点灯している鍵と同じ鍵をコード鍵として押鍵して
いる。即ち、ユーザが、例えば図8のコードC6 をコー
ド鍵として押鍵したとすれば、ステップS302のコー
ド判定処理で判定されるコードはAm7となり、レジスタ
FRTはルートAを示す。従って、ROMパック115
からの指示ルートが格納されているレジスタCRTの値
より短3度下の値がレジスタFRTの値に等しければ、
レジスタCRTはルートCを示していることになる。こ
の結果、ROMパック115から指示されるコードはC
6 となり、ユーザは、ROMパック115からの指定に
基づいてLEDが点灯している鍵と同じ鍵をコード鍵と
して押鍵していることになる。なお、レジスタCRTの
値より長6度上の値がレジスタFRTの内容に等しい場
合も同様である。
【0087】上述のようにステップS316の判定がY
ESの場合には、ステップS312において、ROMパ
ック115からの指示コード種及びルートを示すレジス
タCCH及びCRTの内容が最終的に決定されたコード
種及びルートとして、各々レジスタCH及びRTに格納
される。
【0088】そして、図4のステップS313におい
て、最終的に決定されたコード種とルートを示すレジス
タCHとRTの内容に基づいて、コードパターン及びベ
ースパターンの自動伴奏が実行される。
【0089】以上のように、ユーザによって指定された
コード鍵のコード種別が“6 ”又は“m6”の場合には、
従来例の項で説明したように、ステップS302のコー
ド判定処理においてコード種及びルートの判別を誤る可
能性があるが、本実施例では、少なくともユーザが、R
OMパック115からの指定に基づいてLEDが点灯し
た鍵と同じ鍵をコード鍵として押鍵した場合には、RO
Mパック115から指示されたとおりのコード種でコー
ドパターン又はベースパターンの自動伴奏を行うことが
できる。
【0090】最後に、ステップS309の判定処理にお
いて、レジスタFCHの内容がコード種“dim7”、“au
g ”、“m7”及び“m7b5”のいずれも示していない場合
は、前述したステップS317及びS313の処理によ
って、単純にステップS302のコード判定処理で判定
されるコード種及びルートに基づいて、コードパターン
及びベースパターンの自動伴奏が実行される。コード変化対応処理及びルート点滅インタラプト処理の
説明 次に、図2のステップS206のコード変化対応処理及
びルート点滅インタラプト処理について説明する。
【0091】前述したように、FREEモード時に、R
OMパック115からのコードを指定するための制御デ
ータが変化した場合、又はユーザがコード鍵域で押鍵し
たコード鍵に基づいて上述したコード鍵盤処理が実行さ
れコードの指定に変化が生じた場合に、図2のステップ
S205の判定がYESとなる。この判定の結果、コー
ド鍵域でのLEDの点灯を制御するための図2のステッ
プS206のコード変化対応処理が実行される。
【0092】ここで、LEDの点灯によって指示される
コード鍵のうち、ルートに対応する鍵を示すLEDが点
滅させられる。これにより、ユーザは、どの鍵がルート
に対応するかを容易に判断できる。この点滅処理は、ル
ート点滅インタラプト処理によって実現される。
【0093】まず、これらの処理の動作について詳述す
る前に、その処理に関連する図1のLED部103の構
成について説明する。図9は、コード変化対応処理に係
るLED部103の構成図である。
【0094】図9において、図15の黒丸として示され
るコード鍵ガイド用のLED901は、抵抗902及び
ダイオード903を介してラッチ904に接続される。
そして、コード鍵F2 〜E3 に対応する各LED901
の点灯動作は、以下のようにして実現される。
【0095】即ち、図1のCPU106は、点灯すべき
LEDに対応するビットを“1”に設定したデータI0
〜I11をPortAに入力し、PortBにラッチイネーブル信
号LEをセットする。これにより、ラッチ904からL
ED駆動出力信号Q0 〜Q11が出力され、所望のLED
901が点灯される。
【0096】次に、コード変化対応処理及びルート点滅
インタラプト処理で使用されるCPU106内のレジス
タにつき説明する。これらレジスタは図12に示され
る。図12において、レジスタCLには、ROMパック
115からの指示又はユーザによるコード鍵の押鍵によ
る指示に基づくコード構成音を示すコードLED出力デ
ータが格納される。このデータは、12ビットのデータ
であり、各ビットは1オクターブ内の12音の各々に対
応している。そして、これらビットのうちいずれか3ビ
ット又は4ビットが“1”に設定されることにより、コ
ード構成音が表現される。レジスタRLは、12ビット
のデータのうちルートに対応するビットが“1”に設定
されたデータを格納するレジスタである。レジスタLF
には、現在ルートに対応するLED901(図9)が点
灯中なら“1”、消灯中なら“0”がセットされる。レ
ジスタCLTの内容は、タイマ部114によりルート点
滅インタラプト処理のための割り込みが発生する毎にイ
ンクリメントされるコードLEDタイマーである。この
他、汎用のレジスタS、T、X等が用意される。
【0097】次に、図2のステップS206のコード変
化対応処理につき、図10の動作フローチャートに沿っ
て詳細に説明する。この動作フローチャートは、図1の
CPU106がプログラムROM107に記憶された制
御プログラムを実行する動作として実現される。
【0098】まず、ステップS1001において、コー
ド変化の結果、指定されたコードが不定となったか否か
が判定される。コードが不定となった場合には、ステッ
プS1001の判定はYESとなり、ステップS100
8及びS1009でレジスタS及びTに“0”が代入さ
れる。そして、ステップS1010及びS1011でレ
ジスタCL及びRLに上記レジスタS及びTの値“0”
が代入される。ここで、レジスタCL及びRLの内容
は、LED部103(図1)内の図9の各LED901
の点灯制御を行うためにラッチ904のPortAに与えら
れるデータI0 〜I11の内容を決定するが、上述のよう
にレジスタCL及びRLの内容が“0”となることによ
り、図9の各LED901は全て消灯されることにな
る。
【0099】コードが不定とならない場合には、ステッ
プS1001の判定はNOとなり、ステップS1002
が実行される。ステップS1002では、ROMパック
115からのコードを指定するための制御データが変化
した場合には、前述したレジスタCRTにセットされて
いる指示ルートの値がレジスタXに格納される。また、
ユーザがコード鍵域で押鍵したコード鍵に基づいて前述
したコード鍵盤処理が実行されコードの指定に変化が生
じた場合には、コード鍵盤処理によって最終的に決定さ
れ前述したレジスタRTに格納されたルート(図4のス
テップS312、S317参照)の値がレジスタXに格
納される。この値は、ルートが1オクターブ内の音名C
〜Bのいずれであるかによって、16進表現で“0”〜
“B”のいずれかの値となる。
【0100】次のステップS1003では、ROMパッ
ク115からのコードを指定するための制御データが変
化した場合には、前述したレジスタCCHにセットされ
ている指示コード種の内容によって、図1の各種テーブ
ル部109に記憶されているコードLEDテーブルが参
照され、コードLEDデータがレジスタSに代入され
る。また、ユーザがコード鍵域で押鍵したコード鍵に基
づいて前述したコード鍵盤処理が実行されコードの指定
に変化が生じた場合には、コード鍵盤処理によって最終
的に決定され前述したレジスタCHに格納されたコード
種(図4のステップS312、S317参照)の内容に
よって、図1の各種テーブル部109に記憶されている
コードLEDテーブルが参照され、コードLEDデータ
がレジスタSに代入される。
【0101】コードLEDテーブルでは、例えば図13
に示されるように、音名Cをルートとする各種コード毎
に、1オクターブ内のどの音階音が構成音であるかを示
すコードLEDデータが対応付けられている。従って、
レジスタSには、変化したコード種に対応するコードL
EDデータが格納されることになる。
【0102】次に、ステップS1004では、レジスタ
Tに、16進表現で“080”となる12ビットのデー
タが格納される。このレジスタの内容は、初期状態では
音名Cに対応するビットのみが“1”となっており、上
記レジスタSのコードLEDデータによって示されてい
るコードのルート音の音名がCであることを示してい
る。
【0103】続いて、ステップS1005→S1006
→S1007→S1005のループ処理によって、レジ
スタSの12ビットのコードLEDデータと、レジスタ
Tのルートを示す12ビットのデータが、それぞれ、変
化したルートを示すレジスタXの値の分だけ左にローテ
イト(ビット回転)される。
【0104】この結果、レジスタSの12ビットのコー
ドLEDデータにおいては、変化したコードの構成音に
対応するビットが“1”となり、また、レジスタTの1
2ビットのデータにおいては、変化したコードのルート
に対応するビットが“1”となる。ステップS1010
及びS1011においては、これらレジスタS及びTの
各内容がコードLED出力データ及びルートデータとし
て、レジスタCL及びRLに格納される。図14に、上
述のローテイト処理によって得られる、コード種がメジ
ャーコードでルート音の音名がC〜Bである場合の、各
コードLED出力データの例を示す。
【0105】続いて、ステップS1012でレジスタC
LTの内容が“0”にクリアされ、ステップS1013
でレジスタLFの内容が、ルートに対応するLED90
1(図9)が点灯中であることを示す値“1”にされ
る。これらについては、後述する。
【0106】そして、ステップS1014において、変
化したコードの構成音を示すコードLEDデータが格納
されているレジスタCLの内容が、LED部103(図
1)内の図9のラッチ904のPortAにデータI0 〜I
11として出力され、PortBにラッチイネーブル信号LE
がセットされる。これにより、ラッチ904からLED
駆動出力信号Q0 〜Q11が出力され、変化したコードの
構成音に対応するコード鍵のLED901が点灯され
る。
【0107】以上により、図2のステップS206のコ
ード変化対応処理を終了する。次に、ルート点滅処理に
つき、図11の動作フローチャートに沿って詳細に説明
する。この動作フローチャートは、CPU106が、図
1のタイマ部114からの一定時間毎の割り込みに応答
して、図2のメインフローのプログラムからは独立し
て、プログラムROM107に記憶された制御プログラ
ムを実行する動作として実現される。タイマ部114か
らの割り込みの時間間隔は、本実施例の場合、50μs
ecである。
【0108】まず、ステップS1101では、コードL
EDタイマーであるレジスタCLTの値がインクリメン
トされる。そして、このレジスタCLTの値が2000
にならなければ、ステップS1102の判定がNOとな
って、そのままルート点滅インタラプト処理を終了す
る。前述したように、ルート点滅インタラプト処理の割
り込みは50μsec毎に発生し、その都度レジスタC
LTの値がインクリメントされる。従って、レジスタC
LTの値が2000になるまでの100msecの間
は、ステップS1103以降の処理は実行されない。こ
の100msecがルートを示すLED901(図9)
の点滅間隔になる。
【0109】レジスタCLTの値が2000になると、
ステップS1102の判定がYESとなって、ステップ
S1103の処理が実行される。ステップS1103で
は、次の100msecのカウント動作のために、上記
レジスタCLTの値が再び“0”にリセットされる。
【0110】次に、ステップS1104において、レジ
スタLFの内容が“1”であるか否か、即ち、ルートに
対応するLED901(図9)が点灯中であるか否かが
判定される。
【0111】ルートに対応するLEDが点灯中で、ステ
ップS1104の判定がYESとなったら、次のステッ
プS1105において、レジスタLFの内容が、ルート
に対応するLED901が消灯中であることを示す値
“0”にセットされる。そして、ステップS1106に
おいて、レジスタCLの内容からレジスタRLの内容を
減算した内容が、LED部103(図1)の図9のラッ
チ904のPortAにデータI0 〜I11として与えられ
る。この場合、上記減算処理により、ルート音に対応す
るビットが“0”となるため、ルートに対応するLED
901は消灯させられる。
【0112】逆に、ルートに対応するLEDが消灯中
で、ステップS1104の判定がNOとなったら、次の
ステップS1107において、レジスタLFの内容が、
ルートに対応するLED901が点灯中であることを示
す値“1”にセットされる。そして、ステップS110
8において、レジスタCLの内容が、LED部103
(図1)の図9のラッチ904のPortAにデータI0
11として与えられる。この場合、ルート音に対応する
ビットは“1”であるため、ルートに対応するLED9
01は点灯させられる。
【0113】以上の2通りの動作が、100msec毎
に交互に繰り返されることにより、ルートを示すLED
901が点滅され、これにより、ユーザは、どの鍵がル
ートに対応するかを容易に判断できることになる。
【0114】
【発明の効果】本発明によれば、コード判別手段がコー
ドの判別結果を誤っている可能性がある場合に、少なく
ともユーザがLED等の表示通りの押鍵によってコード
を指定していれば、押鍵指示手段によってLED表示等
された通りのコードをコード判別結果として出力するこ
とができ、もれのないコード判別が可能となる。そし
て、その判別結果に基づいてコードパターンやベースパ
ターンの自動伴奏などを行うことが可能となる。
【0115】また、ユーザが次に指定すべきコードに対
応する鍵がLED表示等によって指示される場合、その
コードのルートに対応する鍵についてはLEDが点滅等
させられることにより、例えば転回形によってコードが
指示されるような場合でも、ユーザはどの鍵がルートに
対応するかを簡単に識別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】メインフローの動作フローチャートである。
【図3】コード鍵盤処理の動作フローチャート(その
1)である。
【図4】コード鍵盤処理の動作フローチャート(その
2)である。
【図5】コード鍵盤処理に使用されるレジスタを示した
図である。
【図6】コード形状テーブルを示した図である。
【図7】コード鍵盤処理の動作例の説明図(その1)で
ある。
【図8】コード鍵盤処理の動作例の説明図(その2)で
ある。
【図9】コード変化対応処理に係るLED部の構成図で
ある。
【図10】コード変化対応処理の動作フローチャートで
ある。
【図11】ルート点滅インタラプト処理の動作フローチ
ャートである。
【図12】コード変化対応処理とルート点滅インタラプ
ト処理に係るレジスタを示した図である。
【図13】コードLEDテーブルを示した図である。
【図14】コード変化対応処理の動作説明図である。
【図15】コード鍵域とメロディ鍵域の説明図である。
【図16】従来例の問題点の説明図(その1)である。
【図17】従来例の問題点の説明図(その2)である。
【図18】従来例の問題点の説明図(その3)である。
【図19】従来例の問題点の説明図(その4)である。
【符号の説明】
101 鍵盤部 102 押鍵検出回路 103 LED部 104 スイッチ部 105 スイッチ検出回路 106 CPU 107 プログラムROM 108 ワーキングRAM 109 各種テーブル部 110 楽音発生回路 111 D/A変換器 112 アンプ 113 スピーカ 114 タイマ部 115 ROMパック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09B 15/00 G10G 1/00 G10H 1/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザがコード指定用の鍵を押鍵するこ
    とにより指定したコードを判別するコード判別手段と、
    ユーザが次に指定すべきコードを決定し該コードに対応
    する鍵をユーザに指示する押鍵指示手段とを有するコー
    ド判別装置において、 前記コード判別手段によるコードの判別結果が確定しな
    い場合に、前記押鍵指示手段が指示する鍵と同じ鍵をユ
    ーザが押鍵しているか否かを判別する押鍵一致判別手段
    と、 該押鍵一致判別手段で肯定的判別がなされた場合に、前
    記押鍵指示手段によって決定されているコードをコード
    判別結果として出力するコード判別制御手段と、 を有することを特徴とするコード判別装置。
  2. 【請求項2】 前記押鍵一致判別手段は、 コード種が“7b5 ”である全てのコードの各々につい
    て、該コードの構成音の情報を記憶した第1のコード形
    状テーブル記憶手段と、 前記コード判別手段がコード不定の判別結果を出力した
    場合に、前記押鍵指示手段によって決定されているコー
    ドのコード種が“7b5 ”であるか否かを判別する第1の
    指示コード種判別手段と、 該第1の指示コード種判別手段で肯定的判別がなされた
    場合に、前記押鍵指示手段によって決定されているコー
    ドの構成音の情報を前記第1のコード形状テーブル記憶
    手段を参照することにより抽出する第1の指示コード構
    成音抽出手段と、 前記第1の指示コード構成音抽出手段により抽出された
    前記各構成音に対応する鍵と同じ鍵をユーザが押鍵して
    いるか否かを判別する第1の構成音一致判別手段と、 から構成され、 前記コード判別制御手段は、前記第1の構成音一致判別
    手段で肯定的判別がなされた場合に、前記押鍵指示手段
    によって決定されているコードをコード判別結果として
    出力する、 ことを特徴とする請求項1に記載のコード判別装置。
  3. 【請求項3】 前記押鍵一致判別手段は、 コード種が“b9”である全てのコードの各々について、
    該コードの構成音の情報を記憶した第2のコード形状テ
    ーブル記憶手段と、 前記コード判別手段がコード不定の判別結果を出力した
    場合に、前記押鍵指示手段によって決定されているコー
    ドのコード種が“b9”であるか否かを判別する第2の指
    示コード種判別手段と、 該第2の指示コード種判別手段で肯定的判別がなされた
    場合に、前記押鍵指示手段によって決定されているコー
    ドの構成音の情報を前記第2のコード形状テーブル記憶
    手段を参照することにより抽出する第2の指示コード構
    成音抽出手段と、 前記第2の指示コード構成音抽出手段により抽出された
    前記各構成音に対応する鍵と同じ鍵をユーザが押鍵して
    いるか否かを判別する第2の構成音一致判別手段と、 から構成され、 前記コード判別制御手段は、前記第2の構成音一致判別
    手段で肯定的判別がなされた場合に、前記押鍵指示手段
    によって決定されているコードをコード判別結果として
    出力する、 ことを特徴とする請求項1に記載のコード判別装置。
  4. 【請求項4】 前記押鍵一致判別手段は、 前記コード判別手段がコード種が“dim7”である旨の確
    定しない判別結果を出力した場合に、前記押鍵指示手段
    によって決定されているコードのコード種が“dim7”で
    あるか否かを判別する第3の指示コード種判別手段と、 該第3の指示コード種判別手段で肯定的判別がなされた
    場合に、前記コード判別手段が判別したルートが前記押
    鍵指示手段によって決定されているコードの構成音のい
    ずれかと等しいか否かを判別する第1のルート判別手段
    と、 から構成され、 前記コード判別制御手段は、前記第1のルート判別手段
    で肯定的判別がなされた場合に、前記押鍵指示手段によ
    って決定されているコードをコード判別結果として出力
    する、 ことを特徴とする請求項1に記載のコード判別装置。
  5. 【請求項5】 前記押鍵一致判別手段は、 前記コード判別手段がコード種が“aug ”である旨の確
    定しない判別結果を出力した場合に、前記押鍵指示手段
    によって決定されているコードのコード種が“aug ”で
    あるか否かを判別する第4の指示コード種判別手段と、 該第4の指示コード種判別手段で肯定的判別がなされた
    場合に、前記コード判別手段が判別したルートが前記押
    鍵指示手段によって決定されているコードの構成音のい
    ずれかと等しいか否かを判別する第2のルート判別手段
    と、 から構成され、 前記コード判別制御手段は、前記第2のルート判別手段
    で肯定的判別がなされた場合に、前記押鍵指示手段によ
    って決定されているコードをコード判別結果として出力
    する、 ことを特徴とする請求項1に記載のコード判別装置。
  6. 【請求項6】 前記押鍵一致判別手段は、 前記コード判別手段がコード種が“m7”である旨の確定
    しない判別結果を出力した場合に、前記押鍵指示手段に
    よって決定されているコードのコード種が“6”である
    か否かを判別する第5の指示コード種判別手段と、 該第5の指示コード種判別手段で肯定的判別がなされた
    場合に、前記コード判別手段が判別したルートが前記押
    鍵指示手段によって決定されているコードのルートの短
    3度下の音名又は長6度上の音名のいずれかと等しいか
    否かを判別する第3のルート判別手段と、 から構成され、 前記コード判別制御手段は、前記第3のルート判別手段
    で肯定的判別がなされた場合に、前記押鍵指示手段によ
    って決定されているコードをコード判別結果として出力
    する、 ことを特徴とする請求項1に記載のコード判別装置。
  7. 【請求項7】 前記押鍵一致判別手段は、 前記コード判別手段がコード種が“m7b5”である旨の確
    定しない判別結果を出力した場合に、前記押鍵指示手段
    によって決定されているコードのコード種が“m6”であ
    るか否かを判別する第6の指示コード種判別手段と、 該第6の指示コード種判別手段で肯定的判別がなされた
    場合に、前記コード判別手段が判別したルートが前記押
    鍵指示手段によって決定されているコードのルートの短
    3度下の音名又は長6度上の音名のいずれかと等しいか
    否かを判別する第4のルート判別手段と、 から構成され、 前記コード判別制御手段は、前記第4のルート判別手段
    で肯定的判別がなされた場合に、前記押鍵指示手段によ
    って決定されているコードをコード判別結果として出力
    する、 ことを特徴とする請求項1に記載のコード判別装置。
  8. 【請求項8】 前記押鍵指示手段は、ユーザが次に指定
    すべきコードに対応する鍵をユーザに指示する場合に、
    該コードのルートに対応する鍵を該コードのルート以外
    の構成音に対応する鍵とは区別して指示する、 ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載
    のコード判別装置。
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