JP3245524U - 住宅内装化粧枠の取付け用クランプ工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】住宅の柱にドア枠や引戸枠などの内装用化粧枠を位置ズレや傾くことなく正確に取付けることが出来るクランプ工具の提供。【解決手段】クランプ工具5は、真っ直ぐなスライドバー6と先端取着部材7、及び移動取着部材8を備え、先端取着部材7はスライドバー6の先端に設けられ、移動取着部材8はスライドバー6の途中に設けられ、移動することが出来る。先端取着部材7と移動取着部材8には、凸型部材9が取付けられ、凸型部材9は複数の凸部を形成し、第1凸部10は大きく突出し、第2凸部11の突出高さは低い。垂直に起立する柱1の上部と下部にクランプ工具5を取付け、該柱1を基準としてクランプ工具5を介して化粧枠2を位置決めすると共にネジ止めすることが出来る。【選択図】図2
Description
本考案は、ドアや引戸が装着される住宅の内装用化粧枠を柱に位置決めして正確に取付けることが出来るクランプ工具に関するものである。
住宅には複数の部屋が設けられ、これら各部屋の出入り口には蝶番を介して開閉することが出来るドアが装着され、又はレースに沿ってスライドすることで開閉する引戸が装着されている。
図4(a)は住宅の部屋を構成する仕切りに設けられ、出入り口(イ)と成る柱(ロ)、(ロ)と上枠(ハ)であり、(b)はこれら柱(ロ)、(ロ)と上枠(ハ)に嵌って取付けられたドア枠(ニ)を示している。ドア枠(ニ)は両縦桟(ホ)、(ホ)と上桟(ヘ)とが枠組みされた門型を成し、このドア枠(ニ)に蝶番を介してドアが開閉可能に取付けられる。
図4(a)は住宅の部屋を構成する仕切りに設けられ、出入り口(イ)と成る柱(ロ)、(ロ)と上枠(ハ)であり、(b)はこれら柱(ロ)、(ロ)と上枠(ハ)に嵌って取付けられたドア枠(ニ)を示している。ドア枠(ニ)は両縦桟(ホ)、(ホ)と上桟(ヘ)とが枠組みされた門型を成し、このドア枠(ニ)に蝶番を介してドアが開閉可能に取付けられる。
図5(a)は、上記ドア枠(ニ)の周囲に壁面を構成するボード(ト)を取付けた状態であり、(b)は上記ドア枠(ニ)の内面に戸当たり(チ)を取付けている。該戸当たり(チ)は、ドア枠内面に設けている凹溝に嵌って取付けられる。
図6(a)は上記ドア枠(ニ)にドア(リ)が取付けられた場合であり、該ドア(リ)は上記ドア枠(ニ)の縦桟(ホ)の上部と下部に取着した蝶番(ヌ)、(ヌ)を介して開閉することが出来る。
この場合、ドア(リ)とドア枠(ニ)との間には僅かな隙間が形成され、該ドア(リ)はスムーズに開閉し、閉じた状態ではドア枠(ニ)との間に均一な隙間が形成される。
図6(a)は上記ドア枠(ニ)にドア(リ)が取付けられた場合であり、該ドア(リ)は上記ドア枠(ニ)の縦桟(ホ)の上部と下部に取着した蝶番(ヌ)、(ヌ)を介して開閉することが出来る。
この場合、ドア(リ)とドア枠(ニ)との間には僅かな隙間が形成され、該ドア(リ)はスムーズに開閉し、閉じた状態ではドア枠(ニ)との間に均一な隙間が形成される。
ところで、住宅の柱(ロ)にドア枠(ニ)を取付ける場合、経験が浅い職人は上記ドア枠(ニ)を柱(ロ)に沿って一人が持ち、他の一人はドア枠(ニ)をネジで固定し、計二人の職人が必要となる。ある程度の経験がある職人であれば、片手でドア枠(ニ)を柱(ロ)に押え付けながら、他方の手でネジ止めすることが出来る。
しかし、柱(ロ)に対してドア枠(ニ)が正確に取付けられない場合も多く、傾いた状態で取付けると、次のような問題が発生する。
しかし、柱(ロ)に対してドア枠(ニ)が正確に取付けられない場合も多く、傾いた状態で取付けると、次のような問題が発生する。
a.内装の柱(ロ)に沿ってドア枠(ニ)を取り付けているものの、柱(ロ)と平行に取り付けられない。すなわち、ドア枠(ニ)が少し傾いた状態で取り付けられる。
b.傾いたままのドア枠(ニ)にドア(リ)を取り付けると、該ドア(リ)は床面に対して平行に開閉しない。
c.そのような状況から、ドア(リ)の傾きが後で調整できるような蝶番(ヌ)が知られている。
d.この調整用の蝶番(ヌ)を使用することでドア(リ)の傾きは調整可能であるが、それなりの調整時間が必要と成る。
e.ところで、これらの工事について、ドア枠(ニ)の取り付け施工を行うのは、造作大工と呼ばれる職人であり、ドア(リ)の取り付け施工を行うのは建具職人と呼ばれる職人である。
このように施工管轄が違うことで、ドア枠(ニ)が正しく取り付けないと、ドア(リ)を取り付ける建具職人が苦労するといった問題が生じる。
b.傾いたままのドア枠(ニ)にドア(リ)を取り付けると、該ドア(リ)は床面に対して平行に開閉しない。
c.そのような状況から、ドア(リ)の傾きが後で調整できるような蝶番(ヌ)が知られている。
d.この調整用の蝶番(ヌ)を使用することでドア(リ)の傾きは調整可能であるが、それなりの調整時間が必要と成る。
e.ところで、これらの工事について、ドア枠(ニ)の取り付け施工を行うのは、造作大工と呼ばれる職人であり、ドア(リ)の取り付け施工を行うのは建具職人と呼ばれる職人である。
このように施工管轄が違うことで、ドア枠(ニ)が正しく取り付けないと、ドア(リ)を取り付ける建具職人が苦労するといった問題が生じる。
図7はドア枠(ニ)が柱(ロ)に対して斜めに取付けられた場合であり、(a)は(b)のA-A矢視図、図8はこのドア枠(ニ)内面に設けている凹溝(ル)に戸当たり(チ)が嵌って取付けられた場合を、そして、同図の(a)は(b)のA-A矢視図である。傾いたドア枠(ニ)の凹溝(ル)に嵌って取付けられる戸当たり(チ)は、該ドア枠(ニ)と同じく傾いてしまう。
そして、図9はドア枠(ニ)の上部と下部に蝶番(ヌ)、(ヌ)を固定し、該蝶番(ヌ)、(ヌ)を介してドア(リ)が装着されている。蝶番(ヌ)、(ヌ)はドア枠(ニ)の上下端部に設けられるが、該蝶番(ヌ)、(ヌ)を調整することで傾いたドア(リ)を正すことは出来る。同図の(a)は(b)のA-A矢視図である。
そして、図9はドア枠(ニ)の上部と下部に蝶番(ヌ)、(ヌ)を固定し、該蝶番(ヌ)、(ヌ)を介してドア(リ)が装着されている。蝶番(ヌ)、(ヌ)はドア枠(ニ)の上下端部に設けられるが、該蝶番(ヌ)、(ヌ)を調整することで傾いたドア(リ)を正すことは出来る。同図の(a)は(b)のA-A矢視図である。
実開平7-6453号に係る「ドア蝶番」は、蝶番を介して取付けたドアが傾いても簡単な工事によってその傾きの調整が可能としている。
複数のねじ孔が設けられた二枚の板材の向かい合う中央側に形成されたピン受け部を挿通ピンを介して回動自在に連結してなるドア蝶番本体と、該ドア蝶番本体の前記板材と取付けられる枠柱との間に配置される調整板とを有してなるドア蝶番であって、前記調整板に引っ掛け部を設けると共に、前記ドア側の板材のねじ孔に符合し、外側に伸びる切欠きを設け、前記板材には前記引っ掛け部が露出する長孔を設けている。
複数のねじ孔が設けられた二枚の板材の向かい合う中央側に形成されたピン受け部を挿通ピンを介して回動自在に連結してなるドア蝶番本体と、該ドア蝶番本体の前記板材と取付けられる枠柱との間に配置される調整板とを有してなるドア蝶番であって、前記調整板に引っ掛け部を設けると共に、前記ドア側の板材のねじ孔に符合し、外側に伸びる切欠きを設け、前記板材には前記引っ掛け部が露出する長孔を設けている。
実開平5-62683号に係る「傾き調整可能なドア用蝶番」は、 ドア外枠に取り付けたドアの微調整が簡便に出来る蝶番である。
蝶番の羽板に、L字形断面の飾り板とスペーサーを重ねると共に、左右の羽板を連結する軸芯を通す左右の羽板の上下に重なる挿通孔の間に複数個のワッシャーを挿入し、且つ、上側の挿通孔の上に突き出た軸芯の上端に予備ワッシャーを嵌め込んでおき、ドアの傾き具合によってスペーサーやワッシャーの数を加減してドアの傾き加減を調整することが出来る。
実開平7-6453号に係る「ドア蝶番」
実開平5-62683号に係る「傾き調整可能なドア用蝶番」
蝶番の羽板に、L字形断面の飾り板とスペーサーを重ねると共に、左右の羽板を連結する軸芯を通す左右の羽板の上下に重なる挿通孔の間に複数個のワッシャーを挿入し、且つ、上側の挿通孔の上に突き出た軸芯の上端に予備ワッシャーを嵌め込んでおき、ドアの傾き具合によってスペーサーやワッシャーの数を加減してドアの傾き加減を調整することが出来る。
このように、住宅の柱にドア枠や引戸枠(以下:化粧枠と称す)を取付けられるが、これら化粧枠が柱に対して傾斜した状態で取付けられる場合があり、ドアや引戸が装着された後で、微調整が行われる。
本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、柱に対して化粧枠が正確に取付けられ、装着されたドアや引戸の微調整を必要としない化粧枠の取付け方法であり、また、取付ける際に化粧枠を位置決めすることが出来るクランプ工具を提供する。
本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、柱に対して化粧枠が正確に取付けられ、装着されたドアや引戸の微調整を必要としない化粧枠の取付け方法であり、また、取付ける際に化粧枠を位置決めすることが出来るクランプ工具を提供する。
本考案では、化粧枠を柱に取付けるに際し、該化粧枠を所定の位置に位置決めすることが出来るクランプ工具が用いられる。該クランプ工具は、2個の凸型部材によって両側を挟むことで、柱に対して化粧枠が正確に位置決めされる。位置決めされた状態で該化粧枠はネジ止めにて固定される。
ここで、凸型部材は複数の凸部を有して段差を形成し、両側から凸型部材を押し当てるならば、柱に対して化粧枠は、各凸部面が当たることで位置決めされる。
ここで、凸型部材は複数の凸部を有して段差を形成し、両側から凸型部材を押し当てるならば、柱に対して化粧枠は、各凸部面が当たることで位置決めされる。
ところで、クランプ工具はスライドバーを有し、その一方先端部には所定の位置に先端取着部材が設けられ、また、該スライドバーの途中には移動可能な移動取着部材を有している。そして、両取着部材には上記凸型部材が取付けられている。該取着部材に取付けられる凸型部材は着脱可能としている。
上記先端取着部材に取付けられた凸型部材と移動取着部材に取付けられた凸型部材によって住宅の柱が挟まれ、同時に該柱を基準として化粧枠が挟まれ、化粧枠は柱に対して所定の位置に位置決めされ、正確に位置決めされた化粧枠はネジ止めされる。
上記先端取着部材に取付けられた凸型部材と移動取着部材に取付けられた凸型部材によって住宅の柱が挟まれ、同時に該柱を基準として化粧枠が挟まれ、化粧枠は柱に対して所定の位置に位置決めされ、正確に位置決めされた化粧枠はネジ止めされる。
上記移動可能な取着部材は、スライドバーに沿って移動することで、あらゆるサイズの柱を挟むことが出来、また、化粧枠も挟まれる。
ここで、柱及び内装用化粧枠の幅寸法は色々ある為に、これら各寸法の柱と内装用化粧枠を同時に挟むことが出来るように凸型部材の凸部の寸法が定められている。
そして、上記移動取着部材には、柱と内装用化粧枠が挟まれた状態で移動しないようにクランプすることが出来るクランプ手段を有している。
ここで、柱及び内装用化粧枠の幅寸法は色々ある為に、これら各寸法の柱と内装用化粧枠を同時に挟むことが出来るように凸型部材の凸部の寸法が定められている。
そして、上記移動取着部材には、柱と内装用化粧枠が挟まれた状態で移動しないようにクランプすることが出来るクランプ手段を有している。
本考案に係るクランプ工具を用いるならば、作業経験の浅い職人であっても一人で施工することが出来、柱に対して内装用化粧枠を正確に位置決めして取付ることが出来る。一人で施工が出来、両手が空いているのでネジ止めも正確に行うことが出来る。そして、内装用化粧枠に取付けられたドアや引戸は正しく装着される為に、従来のような調整作業の必要はない。すなわち、コストの高い丁番を用いる必要がない。
図1は部屋を構成する柱1と内装用化粧枠2の断面を表した場合であり、(a)は柱1に化粧枠2を取付ける前の状態である。これら柱1及び化粧枠2は同一断面をして長手方向へ延びた部材として構成している。
同図の(b)は柱1に化粧枠2が当接してネジ止めされる。この際、柱1と化粧枠2との間には合板3が介在している。
そして、化粧枠2の背面両側には溝4,4が形成され、該溝4,4には壁面となるボードの縁が嵌合する。
同図の(b)は柱1に化粧枠2が当接してネジ止めされる。この際、柱1と化粧枠2との間には合板3が介在している。
そして、化粧枠2の背面両側には溝4,4が形成され、該溝4,4には壁面となるボードの縁が嵌合する。
ところで、所定の位置に垂直に起立する柱1に対し、化粧枠2は横ズレすることなく、また、傾くことなく取付けなくてはならず、その為に本考案ではクランプ工具が用いられる。
図2はクランプ工具5を用いて化粧枠2を柱1に位置決めしてクランプする前の状態を表している。
図3はクランプ工具5によって柱1と化粧枠2が挟み込まれて位置決めされた場合である。
図2はクランプ工具5を用いて化粧枠2を柱1に位置決めしてクランプする前の状態を表している。
図3はクランプ工具5によって柱1と化粧枠2が挟み込まれて位置決めされた場合である。
クランプ工具5は真っ直ぐなスライドバー6と先端取着部材7、及び移動取着部材8を備え、先端取着部材7はスライドバー6の先端に設けられ、移動取着部材8はスライドバー6の途中に設けられ、移動することが出来る。
すなわち、移動取着部材8が移動することで、先端取着部材7と移動取着部材8との距離は自由に変えることが出来る。
すなわち、移動取着部材8が移動することで、先端取着部材7と移動取着部材8との距離は自由に変えることが出来る。
上記先端取着部材7と移動取着部材8には凸型部材9,9が取付けられ、該凸型部材9,9は着脱可能としている。そして、凸型部材9は複数の凸部を形成し、第1凸部10は大きく突出し、第2凸部11の突出高さは低くなっている。
ところで、図2に示しているように、先端取着部材7に取付けられている凸型部材9は大きく突出している第1凸部10が柱1の側面に当接し、低い第2凸部11は化粧枠2の側面に当接している。
ところで、図2に示しているように、先端取着部材7に取付けられている凸型部材9は大きく突出している第1凸部10が柱1の側面に当接し、低い第2凸部11は化粧枠2の側面に当接している。
そして、移動取着部材8が先端取着部材側へ移動するならば、同じく大きく突出している第1凸部10が柱1の側面に当接し、低い第2凸部11は化粧枠2の側面に当接することで、両凸型部材9,9によって柱1と化粧枠2は挟まれ、垂直に起立している柱1に対して化粧枠2は正しく位置決めされる。
すなわち、クランプ工具5,5を柱1の上端部と下端部に配置することで、柱1に対して化粧枠2は左右に位置ズレすることなく、また、傾くこともない。このように位置決めした状態で化粧枠2は柱1にネジ止めされる。
すなわち、クランプ工具5,5を柱1の上端部と下端部に配置することで、柱1に対して化粧枠2は左右に位置ズレすることなく、また、傾くこともない。このように位置決めした状態で化粧枠2は柱1にネジ止めされる。
ところで、柱1の幅寸法及び化粧枠2の幅寸法は常に一定ではなく、各住宅の内装構造に応じて変化している。その為に凸型部材9はどのような幅寸法の柱1及び化粧枠2であっても挟むことが出来るように、色々な種類の凸型部材9.9・・・が準備されている。
そこで、柱1の幅寸法及び化粧枠2の幅寸法に適合するように、適切な凸型部材9を選んで先端取着部材7と移動取着部材8に取付けられている。
ただし、凸型部材9を取付ける具体的な構造は限定しない。例えば、凸型部材9の背面には先端取着部材7及び移動取着部材8に設けた凸部が嵌る嵌合凹部を設け、磁石を介して取付けたり、又はネジ止めすることも可能である。
一方、樹脂製の凸型部材9の背面に凹部を設け、金属製の先端取着部7及び移動取着部8の凸部を篏合することで着脱可能とすることもある。
そこで、柱1の幅寸法及び化粧枠2の幅寸法に適合するように、適切な凸型部材9を選んで先端取着部材7と移動取着部材8に取付けられている。
ただし、凸型部材9を取付ける具体的な構造は限定しない。例えば、凸型部材9の背面には先端取着部材7及び移動取着部材8に設けた凸部が嵌る嵌合凹部を設け、磁石を介して取付けたり、又はネジ止めすることも可能である。
一方、樹脂製の凸型部材9の背面に凹部を設け、金属製の先端取着部7及び移動取着部8の凸部を篏合することで着脱可能とすることもある。
先端取着部材7はスライドバー6の先端部の定位置に設けられ、移動取着部材8はスライドバー6の途中に移動できるように配置されている。
移動取着部材8にはレバー12が設けられ、該レバー12を握ることでロックが解除されて該移動取着部材8は移動することが出来、レバー12の握りが解除されるならばロックされ、その位置で固定される。
すなわち、両凸型部材9,9にて柱1及び化粧枠2を挟んだ状態でレバー12を放すことでロックされる。
移動取着部材8にはレバー12が設けられ、該レバー12を握ることでロックが解除されて該移動取着部材8は移動することが出来、レバー12の握りが解除されるならばロックされ、その位置で固定される。
すなわち、両凸型部材9,9にて柱1及び化粧枠2を挟んだ状態でレバー12を放すことでロックされる。
施工作業者である職人は一人であっても、2つのクランプ工具5,5を柱1の上端部と下端部に取付け、先端取着部7の凸型部材9と移動取着部8の凸型部材9,9にて化粧枠2の両側を挟むことが出来る。化粧枠2は柱1を基準として横方向に位置ズレすることなく、また、傾くこともない。
正確に位置決めされた化粧枠2はネジ止めされる。ドア枠であれば、戸当りが取付けられる凹溝を利用してネジ止めが行われる。
正確に位置決めされた化粧枠2はネジ止めされる。ドア枠であれば、戸当りが取付けられる凹溝を利用してネジ止めが行われる。
1 柱
2 化粧枠
3 合板
4 溝
5 クランプ工具
6 スライドバー
7 先端取着部材
8 移動取着部材
9 凸型部材
10 第1凸部
11 第2凸部
12 レバー
2 化粧枠
3 合板
4 溝
5 クランプ工具
6 スライドバー
7 先端取着部材
8 移動取着部材
9 凸型部材
10 第1凸部
11 第2凸部
12 レバー
Claims (4)
- 住宅の柱にドア枠や引戸枠などの内装用化粧枠が位置ズレすることなく、また、傾くことなく正確に取付ける為のクランプ工具において、該クランプ工具はスライドバーと該スライドバーの先端部に設けている先端取着部、及び該スライドバーに沿って移動可能な移動取着部から成り、上記先端取着部と移動取着部には柱と化粧枠の側面に当接することが出来る凸型部材を着脱可能に取付け、上記移動取着部には所定の位置で停止するロック手段を備えていることを特徴とするクランプ工具。
- 上記凸型部材には柱側面に当接する第1凸部と化粧枠の側面に当接する第2凸部を設けている請求項1記載のクランプ工具。
- 上記先端取着部及び移動取着部に凸型部材を着脱する為に、該凸型部材の背面に形成した凹部に先端取着部及び移動取着部に設けた凸部を篏合した請求項1、又は請求項2記載のクランプ工具。
- スライドバーに沿って移動可能な上記移動取着部にレバーを設け、該レバーを操作することで所定の位置でロック可能とした請求項1、請求項2、又は請求項3記載のクランプ工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003497U JP3245524U (ja) | 2023-09-25 | 2023-09-25 | 住宅内装化粧枠の取付け用クランプ工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2023003497U JP3245524U (ja) | 2023-09-25 | 2023-09-25 | 住宅内装化粧枠の取付け用クランプ工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3245524U true JP3245524U (ja) | 2024-02-02 |
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ID=89713186
Family Applications (1)
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JP2023003497U Active JP3245524U (ja) | 2023-09-25 | 2023-09-25 | 住宅内装化粧枠の取付け用クランプ工具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3245524U (ja) |
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2023
- 2023-09-25 JP JP2023003497U patent/JP3245524U/ja active Active
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