JP3245391B2 - ビルトインモータ型射出装置 - Google Patents

ビルトインモータ型射出装置

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JP3245391B2
JP3245391B2 JP16797798A JP16797798A JP3245391B2 JP 3245391 B2 JP3245391 B2 JP 3245391B2 JP 16797798 A JP16797798 A JP 16797798A JP 16797798 A JP16797798 A JP 16797798A JP 3245391 B2 JP3245391 B2 JP 3245391B2
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motor
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rotor
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規嗣 平賀
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/47Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルトインモータ
型射出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内において加熱され溶融させられた樹脂を、高圧で
射出し、金型装置のキャビティ空間に充填(てん)し、
該キャビティ空間内において冷却して固化させることに
よって成形品を得ることができるようになっている。
【0003】そのために、前記射出成形機は型締装置及
び射出装置を有し、前記型締装置は、固定プラテン及び
可動プラテンを備え、型締用シリンダが可動プラテンを
進退させることによって型閉じ、型締め及び型開きを行
うことができるようになっている。一方、前記射出装置
は、ホッパから供給された樹脂を加熱して溶融させる加
熱シリンダ、及び溶融させられた樹脂を射出する射出ノ
ズルを備え、前記加熱シリンダ内にスクリューが回転自
在に、かつ、進退自在に配設される。そして、該スクリ
ューを前進させ、射出ノズルによって樹脂を射出すると
ともに、スクリューを後退させることによって樹脂を計
量するようになっている。
【0004】ところで、前記スクリューを進退させるた
めに、電動機を使用した電動射出成形機の射出装置が提
供されている。図2は従来の電動射出成形機の射出装置
の概略図である。図において、2は射出装置、4は射出
装置フレームであり、該射出装置フレーム4の前方(図
における左方)には加熱シリンダ21が固定され、該加
熱シリンダ21の前端(図における左端)に射出ノズル
21aが配設される。そして、前記加熱シリンダ21に
はホッパ21bが配設されるとともに、加熱シリンダ2
1内にはスクリュー20が進退(図における左右方向に
移動)自在にかつ回転自在に配設され、該スクリュー2
0の後端(図における右端)が支持部材5によって回転
自在に支持される。
【0005】該支持部材5には減速機構付きの計量用モ
ータ6が取り付けられ、該計量用モータ6の回転がタイ
ミングベルト7aを介して前記スクリュー20に伝達さ
れるようになっている。また、スクリュー20と平行に
ねじ軸8が回転自在に支持されるとともに、該ねじ軸8
の後端はタイミングベルト7bを介して減速機構付きの
射出用モータ9に連結され、該射出用モータ9によって
ねじ軸8を回転させることができるようになっている。
そして、該ねじ軸8の前端は支持部材5に固定されたナ
ット5aと螺(ら)合させられる。したがって、前記射
出用モータ9を駆動し、タイミングベルト7bを介して
ねじ軸8を回転させることによって、ナット5aを軸方
向に移動させることができる。
【0006】前記構成の射出装置2において、計量工程
時に、計量用モータ6を駆動し、タイミングベルト7a
を介してスクリュー20を回転させ、該スクリュー20
を所定量だけ後退(図における右方に移動)させると、
ホッパ21bから樹脂が供給され、該樹脂は、加熱シリ
ンダ21内において加熱され溶融させられ、スクリュー
20の後退に伴って該スクリュー20の前方に溜(た)
められる。
【0007】また、射出工程時に、射出用モータ9を駆
動し、タイミングベルト7bを介してねじ軸8を回転さ
せる。このとき、前記ナット5a及び支持部材5は前記
ねじ軸8の回転に伴って移動させられ、前記スクリュー
20を前進(図における左方に移動)させるので、該ス
クリュー20の前方に溜められた樹脂は射出ノズル21
aから射出される。
【0008】ところが、前記射出装置2においては、射
出及び計量に伴って計量用モータ6及び射出用モータ9
をそれぞれ駆動させる必要があり、また、計量用モータ
6及び射出用モータ9の回転が減速機構、プーリ等を介
してスクリュー20に伝達されるようになっているの
で、機械効率が低くなるとともに、イナーシャが大きく
なってしまう。その結果、射出工程において射出速度を
立ち上げたり、変更したりするのに必要な時間が長くな
るとともに、射出速度を立ち上げたり、変更したりする
のに必要なトルクが大きくなってしまう。また、射出工
程から保圧工程への切換えに必要な時間も長くなってし
まう。
【0009】そこで、スクリューと射出用モータ及び計
量用モータとを同一軸上に配設したビルトインモータ型
射出装置が提供されている。図3は従来のビルトインモ
ータ型射出装置の断面図である。図において、12は加
熱シリンダであり、該加熱シリンダ12の前端(図にお
ける左端)に射出ノズル12aが配設される。前記加熱
シリンダ12内には、スクリュー22が進退(図におけ
る左右方向に移動)自在にかつ回転自在に配設される。
【0010】そして、該スクリュー22は、前端にスク
リューヘッド22aを有するとともに、前記加熱シリン
ダ12内を後方(図における右方)に延び、後端(図に
おける右端)において、第1スプライン軸63と連結さ
れる。したがって、計量工程時に、前記スクリュー22
を回転させながら所定量だけ後退(図における右方に移
動)させると、図示されないホッパからペレット状の樹
脂が供給され、該樹脂は、加熱シリンダ12内において
加熱され溶融させられ、スクリュー22の後退に伴って
スクリューヘッド22aの前方(図における左方)に溜
められる。
【0011】また、射出工程時に、前記スクリュー22
を前進(図における左方に移動)させると、前記スクリ
ューヘッド22aの前方に溜められた樹脂は、射出ノズ
ル12aから射出され、図示されない金型装置のキャビ
ティ空間に充填される。ところで、前記加熱シリンダ1
2の後端にはケーシング11が固定され、該ケーシング
11の前方部に計量用モータ44が、後方部に射出用モ
ータ45が、互いに同一軸上に配設される。前記計量用
モータ44はステータ46及びロータ47から成り、前
記射出用モータ45はステータ48及びロータ49から
成る。
【0012】前記ロータ47は、ケーシング11に対し
て回転自在に支持される。そのために、ロータ47に中
空の第1ロータシャフト56が嵌(かん)入されて固定
されるとともに、該第1ロータシャフト56はベアリン
グ51、52によって支持される。一方、前記ロータ4
9もケーシング11に対して回転自在に支持される。そ
のために、ロータ49に中空の第2ロータシャフト57
が嵌入されて固定され、該第2ロータシャフト57はベ
アリング53、54によって支持される。
【0013】ところで、前記計量用モータ44を駆動す
ることによって、スクリュー22を回転させながら後退
させることができる。そのために、前記第1ロータシャ
フト56の前端の内周に第1スプラインナット62が固
定され、該第1スプラインナット62と第1スプライン
軸63とがスプライン連結され、該第1スプライン軸6
3の前端に前記スクリュー22が固定される。したがっ
て、前記計量用モータ44を駆動してロータ47を回転
させると、該ロータ47の回転がスクリュー22に伝達
され、該スクリュー22を回転させる。このとき、第1
スプラインナット62に対して第1スプライン軸63が
相対的に後退させられ、スクリュー22も後退させられ
る。なお、該スクリュー22を後退させるときに、樹脂
が発生させる圧力に抗してスクリュー22に背圧が加え
られる。
【0014】一方、前記射出用モータ45を駆動するこ
とによって、前記スクリュー22を回転させることなく
前進させることができる。そのために、前記第2ロータ
シャフト57の後端に環状のベアリングリテーナ64が
固定され、該ベアリングリテーナ64の内周にボールね
じ軸65が嵌入されて固定される。そして、該ボールね
じ軸65はケーシング11に対して回転自在に支持され
る。すなわち、ボールねじ軸65は、ベアリングリテー
ナ64を介してベアリング66によって、また、該ベア
リング66より後方に配設されたベアリング67によっ
て、ケーシング11に対して支持される。
【0015】そして、前記第2ロータシャフト57内に
ボールナット69が進退自在に配設され、該ボールナッ
ト69とボールねじ軸65とが螺合させられる。したが
って、ロータ49の回転は第2ロータシャフト57及び
ベアリングリテーナ64を介してボールねじ軸65に伝
達され、前記ボールナット69及びボールねじ軸65に
よって回転運動が直線運動に変換され、その結果、ボー
ルナット69が進退させられる。
【0016】また、該ボールナット69がボールねじ軸
65と共に回転することがないように、前記ボールナッ
ト69の前端に中空の第2スプライン軸71が固定さ
れ、該第2スプライン軸71と、前記ケーシング11に
固定された第2スプラインナット76とがスプライン連
結される。そして、前記第2スプライン軸71の前端に
ベアリングボックス72が固定され、該ベアリングボッ
クス72内の前方にスラストベアリング73が、後方に
ベアリング74が配設される。したがって、前記第1ス
プライン軸63は、スラストベアリング73及びベアリ
ング74によって、第2スプライン軸71及びボールナ
ット69に対して相対的に回転自在に支持される。
【0017】この場合、計量用モータ44及び射出用モ
ータ45の回転は、減速機構、プーリ等を介することな
くスクリュー22に伝達されるようになっているので、
その分、機械効率を高くし、イナーシャを小さくするこ
とができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出装置においては、計量用モータ44と射出用モ
ータ45とが同一軸上に配設されるので、射出装置の軸
方向寸法が大きくなってしまう。また、射出装置の軸方
向寸法を小さくしようとすると、計量用モータ44及び
射出用モータ45の外径が大きくなり、イナーシャが大
きくなってしまう。
【0019】本発明は、前記従来の射出装置の問題点を
解決して、機械効率を高くし、イナーシャを小さくする
ことができるとともに、軸方向寸法を小さくすることが
できるビルトインモータ型射出装置を提供することを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のビ
ルトインモータ型射出装置においては、シリンダ部材
と、該シリンダ部材内において進退自在に配設された射
出部材と、中空のロータシャフトを備えた射出用モータ
と、前記ロータシャフトを支持するフレームと、前記射
出部材に対して相対的に回転自在に連結され、前記射出
用モータの回転が伝達される回転伝達部、及び回転運動
を直線運動に変換する運動方向変換部を備え、回転が伝
達されるのに伴って進退させられる伝動軸と、前記フレ
ームに固定され、前記運動方向変換部において前記伝動
軸と螺合させられるナットと、前記射出部材を回転させ
る計量用モータとを有する。そして、前記射出部材と伝
動軸とは、同一軸上に配設され、相対的に回転自在に、
かつ、シリンダ部材内の圧力が伝動軸に伝達されるよう
に連結される。また、該伝動軸は射出用モータのロータ
の内側において進退させられる。
【0021】本発明の他のビルトインモータ型射出装置
においては、さらに、前記射出用モータ及び伝動軸は、
前記射出部材と同一軸上に配設される。本発明の更に他
のビルトインモータ型射出装置においては、さらに、前
記射出用モータは、射出部材と互いに異なる軸上に配設
される。
【0022】本発明の更に他のビルトインモータ型射出
装置においては、さらに、前記計量用モータは前記射出
部材と同一軸上に配設される。本発明の更に他のビルト
インモータ型射出装置においては、さらに、前記計量用
モータと射出部材とは、異なる軸上に配設され、伝動手
段を介して連結される。
【0023】本発明の更に他のビルトインモータ型射出
装置においては、さらに、前記伝動軸はボールねじ軸部
及びスプライン軸部から成る。
【0024】本発明の更に他のビルトインモータ型射出
装置においては、加熱シリンダと、該加熱シリンダ内に
おいて進退自在に配設されたスクリューと、中空のロー
タシャフトを備えた射出用モータと、前記ロータシャフ
トを支持するフレームと、前記スクリューに対して相対
的に回転自在に連結され、前記射出用モータの回転が伝
達される回転伝達部、及び回転運動を直線運動に変換す
る運動方向変換部を備え、回転が伝達されるのに伴って
進退させられる伝動軸と、前記フレームに固定され、前
記運動方向変換部において前記伝動軸と螺合させられる
ナットと、前記スクリューを回転させる計量用モータと
を有する。そして、前記スクリューと前記伝動軸とは、
同一軸上に配設され、相対的に回転自在に、かつ、加熱
シリンダ内の圧力が伝動軸に伝達されるように連結され
る。また、該伝動軸は射出用モータのロータの内側にお
いて進退させられる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態におけるビルトインモータ型射出装置
の断面図、図4は射出特性の比較図である。なお、図4
において、横軸に時間を、縦軸に射出速度を採ってあ
る。
【0026】図1において、12はシリンダ部材として
の加熱シリンダであり、該加熱シリンダ12の前端(図
1における左端)に射出ノズル12aが配設される。前
記加熱シリンダ12内には、射出部材としてのスクリュ
ー22が進退(図1における左右方向に移動)自在にか
つ回転自在に配設される。そして、該スクリュー22
は、前端にスクリューヘッド22aを有するとともに、
前記加熱シリンダ12内を後方(図1における右方)に
延び、後端(図1における右端)においてベアリングボ
ックス13に固定される。また、前記スクリュー22の
周囲には螺旋状のフライト23が形成され、該フライト
23間に溝26が形成される。
【0027】そして、前記加熱シリンダ12における設
定された箇所には図示されない樹脂供給口が形成され、
該樹脂供給口に図示されないホッパが固定される。前記
樹脂供給口は、スクリュー22を加熱シリンダ12内に
おける最も前方(図1における左方)に置いた状態にお
いて、前記溝26の後端部に対応する箇所に形成され
る。
【0028】したがって、計量工程時に、前記スクリュ
ー22を回転させながら所定量だけ後退(図における右
方に移動)させると、前記ホッパ内からペレット状の樹
脂が供給され、該樹脂は、加熱シリンダ12内に進入
し、溝26内を前進させられる。また、前記加熱シリン
ダ12の周囲には図示されないヒータが配設され、該ヒ
ータによって加熱シリンダ12を加熱し、前記溝26内
の樹脂を溶融させることができるようになっている。し
たがって、スクリュー22を回転させながら所定量だけ
後退させると、前記スクリューヘッド22aの前方に1
ショット分の溶融させられた樹脂が溜められる。
【0029】次に、射出工程時に、前記スクリュー22
を回転させることなく前進(図1における左方に移動)
させると、前記スクリューヘッド22aの前方に溜めら
れた樹脂は、射出ノズル12aから射出され、図示され
ない金型装置のキャビティ空間に充填される。ところ
で、前記加熱シリンダ12の後方には、前記スクリュー
22を回転させたり進退させたりするための駆動部15
が配設される。該駆動部15は、フレーム17、該フレ
ーム17に対して移動自在に配設された計量用モータ8
1、及び前記フレーム17に固定された射出用モータ8
2を備え、該射出用モータ82とスクリュー22とが同
一軸上に配設される。
【0030】前記フレーム17には、前記スクリュー2
2と平行に延びる案内バー83が配設され、該案内バー
83に沿って前記計量用モータ81が移動させられる。
そのために、支持板84が前記案内バー83に対して摺
(しゅう)動自在に配設され、前記支持板84に計量用
モータ81が取り付けられる。また、前記計量用モータ
81の出力軸85に駆動側プーリ86が、前記ベアリン
グボックス13のボックス本体87の外周に従動側プー
リ88がそれぞれ固定され、前記駆動側プーリ86と従
動側プーリ88との間にタイミングベルト89が張設さ
れる。なお、駆動側プーリ86、従動側プーリ88及び
タイミングベルト89によって、ベアリングボックス1
3と計量用モータ81とを連結する伝動手段が構成され
る。
【0031】一方、前記射出用モータ82は、前記フレ
ーム17に固定されたステータ91、及び該ステータ9
1の内周側に配設されたロータ92から成り、該ロータ
92はフレーム17に対して回転自在に支持される。そ
のために、前記ロータ92に中空のロータシャフト93
が嵌入されて固定され、該ロータシャフト93の両端が
ベアリング94、95によってフレーム17にそれぞれ
支持される。
【0032】また、前記ベアリングボックス13内にベ
アリング96、97が配設され、該ベアリング96、9
7によってスクリュー22と伝動軸としてのボールねじ
軸・スプライン軸ユニット98とが相対的に回転自在に
連結され、前記フレーム17に荷重計105を介して固
定されたボールナット99と前記ボールねじ軸・スプラ
イン軸ユニット98の前半部に形成されたボールねじ軸
部98aとが螺合させられる。なお、該ボールねじ軸部
98aによって、回転運動を直線運動に変換する運動方
向変換部が構成される。
【0033】したがって、計量工程において、前記計量
用モータ81を駆動すると、該計量用モータ81の回転
が駆動側プーリ86、タイミングベルト89、ボックス
本体87及びスクリュー22に順に伝達され、スクリュ
ー22が回転させられる。この場合、スクリュー22と
ボールねじ軸・スプライン軸ユニット98とはベアリン
グボックス13を介して相対的に回転自在に連結されて
いるので、ボックス本体87に伝達された回転はボール
ねじ軸・スプライン軸ユニット98には伝達されない
が、加熱シリンダ12内の樹脂の圧力がベアリングボッ
クス13を介してボールねじ軸・スプライン軸ユニット
98に伝達される。したがって、ボールねじ軸・スプラ
イン軸ユニット98は回転しながら後退し、これに伴っ
てスクリュー22を回転させかつ後退させる。なお、該
スクリュー22を後退させるときに、樹脂の圧力に抗し
てスクリュー22に背圧が加えられる。
【0034】一方、前記射出用モータ82において、ス
テータ91に所定の周波数の電流を供給することによっ
て、前記スクリュー22を回転させることなく前進させ
ることができる。そのために、前記ロータシャフト93
の内側のほぼ中央に環状の係止部材101が固定され、
該係止部材101の内周に形成されたスプライン102
と前記ボールねじ軸・スプライン軸ユニット98の後半
部の外周に形成されたスプライン軸部98bとが係合さ
せられる。なお、該スプライン軸部98bによって、射
出用モータ82の回転が伝達される回転伝達部が構成さ
れる。
【0035】したがって、射出工程において、前記射出
用モータ82を駆動すると、該射出用モータ82の回転
がロータシャフト93、係止部材101及びボールねじ
軸・スプライン軸ユニット98に順に伝達される。そし
て、前記ボールナット99がフレーム17に固定されて
いるので、ボールねじ軸・スプライン軸ユニット98は
回転させられるとともに前進させられ、スクリュー22
を回転させることなく前進させる。また、このとき、ボ
ールねじ軸・スプライン軸ユニット98に加わる射出力
は、ボールナット99を介して荷重計105に伝達さ
れ、該荷重計105によって検出される。
【0036】なお、前記ボールねじ軸・スプライン軸ユ
ニット98は軸方向においてストロークSだけ進退させ
られる。このように、射出用モータ82の回転が減速機
構、プーリ等を介することなくボールねじ軸・スプライ
ン軸ユニット98に直接伝達されるようになっているの
で、機械効率を高くすることができるとともに、イナー
シャを小さくすることができる。その結果、図4に示さ
れるように、射出工程において射出速度を立ち上げた
り、変更したりするのに必要な時間を短くすることがで
きるとともに、射出速度を立ち上げたり、変更したりす
るのに必要なトルクを小さくすることができる。また、
射出工程から保圧工程への切換えに必要な時間を短くす
ることができる。なお、図4において、L1は図2に示
される射出装置の射出特性を示すライン、L2は図3に
示されるビルトインモータ型射出装置の射出特性を示す
ライン、L3は図1に示されるビルトインモータ型射出
装置の射出特性を示すラインである。
【0037】このように、前記係止部材101がロータ
シャフト93のほぼ中央に配設されるので、ロータ92
の内側においてスプライン軸部98bを進退させること
ができる。また、計量用モータ81の回転をスクリュー
22に伝達するための駆動側プーリ86、従動側プーリ
88及びタイミングベルト89を、軸方向においてベア
リングボックス13と重ねて配設することができる。し
たがって、ビルトインモータ型射出装置の軸方向寸法を
小さくすることができる。
【0038】なお、本実施の形態においては、計量用モ
ータ81とボールねじ軸・スプライン軸ユニット98と
を異なる軸上に配設するようになっているが、射出用モ
ータ、ボールねじ軸・スプライン軸ユニット、及びスク
リューを互いに異なる軸上に配設することもできる。次
に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0039】図5は本発明の第2の実施の形態における
ビルトインモータ型射出装置の断面図である。図におい
て、111はケーシングであり、該ケーシング111の
前方部(図における左方部)に計量用モータ144が、
後方部(図における右方部)に射出用モータ145が、
互いに同一軸上に配設される。前記計量用モータ144
はステータ146及びロータ147から成り、前記射出
用モータ145はステータ148及びロータ149から
成る。
【0040】前記ロータ147は、ケーシング111に
対して回転自在に支持される。そのために、ロータ14
7に中空の第1ロータシャフト156が嵌入されて固定
されるとともに、該第1ロータシャフト156はベアリ
ング151、152によってケーシング111に対して
回転自在に支持される。一方、前記ロータ149もケー
シング111に対して回転自在に支持される。そのため
に、ロータ149に中空の第2ロータシャフト157が
嵌入されて固定され、該第2ロータシャフト157はベ
アリング153、154によってケーシング111に対
して回転自在に支持される。
【0041】ところで、計量工程において、前記計量用
モータ144を駆動することによって、射出部材として
の図示されないスクリューを回転させながら後退させる
ことができる。そのために、前記第1ロータシャフト1
56の前端に筒状のスプラインスリーブ162及び筒状
のガイド112が取り付けられ、該ガイド112内にベ
アリングボックス113が摺動自在に配設され、該ベア
リングボックス113とスクリューとがロッド114を
介して連結される。そして、前記スプラインスリーブ1
62は前記第1ロータシャフト156の前端部からほぼ
中央にかけて延び、前記スプラインスリーブ162と前
記ベアリングボックス113の後端に形成されたスプラ
イン軸部163とがスプライン連結される。したがっ
て、前記計量用モータ144を駆動してロータ147を
回転させると、該ロータ147の回転がスクリューに伝
達され、該スクリューを回転させる。このとき、スプラ
インスリーブ162に対してスプライン軸部163が相
対的に後退させられ、スクリューも後退させられる。こ
のようにして、計量を行うことができる。なお、該スク
リューを後退させるときに、樹脂が発生させる圧力に抗
してスクリューに背圧が加えられる。
【0042】一方、射出工程において、前記射出用モー
タ145を駆動することによって、前記スクリューを回
転させることなく前進させることができる。そのため
に、前記ベアリングボックス113内にベアリング16
6、167及びスラストベアリング168が配設され、
前記ベアリング166、167によって伝動軸としての
ボールねじ軸・スプライン軸ユニット165の前端が回
転自在に支持され、前記スラストベアリング168によ
ってスラスト荷重が受けられる。また、第1ロータシャ
フト156の後端と前記第2ロータシャフト157の前
端との間に、ボールナット169がケーシング111に
固定され、ボールナット169とボールねじ軸・スプラ
イン軸ユニット165の前半部に形成されたボールねじ
軸部123とが螺合させられる。さらに、前記第2ロー
タシャフト157の後端に筒状の係止部材121が取り
付けられ、該係止部材121は、前記第2ロータシャフ
ト157の後端部からほぼ中央にかけて延び、内周の前
端にスプライン122が形成される。そして、該スプラ
イン122を介して前記係止部材121とボールねじ軸
・スプライン軸ユニット165の後半部に形成されたス
プライン軸部124とがスプライン連結される。すなわ
ち、ボールねじ軸・スプライン軸ユニット165は、前
端において、ベアリングボックス113及び第1ロータ
シャフト156を介してベアリング151によって、後
端において、係止部材121及び第2ロータシャフト1
57を介してベアリング154によって、ケーシング1
11に対して回転自在に支持される。なお、前記スプラ
イン軸部124によって、射出用モータ145の回転が
伝達される回転伝達部が構成される。また、ボールねじ
軸部123によって、回転運動を直線運動に変換する運
動方向変換部が構成される。
【0043】そして、前記第2ロータシャフト157の
後端にはエンドキャップ131が固定され、該エンドキ
ャップ131は前記第2ロータシャフト157内を密閉
し、第2ロータシャフト157内に異物等が進入するの
を防止する。さらに、前記エンドキャップ131にエン
コーダ132が取り付けられ、該エンコーダ132によ
ってボールねじ軸・スプライン軸ユニット165の回転
数が直接検出される。したがって、図示されない制御部
において、前記ボールねじ軸・スプライン軸ユニット1
65の回転数に基づいてボールねじ軸・スプライン軸ユ
ニット165の位置を算出することができる。
【0044】この場合、ロータ149の回転は第2ロー
タシャフト157、係止部材121を介してボールねじ
軸・スプライン軸ユニット165に伝達され、前記ボー
ルナット169及びボールねじ軸部123によって回転
運動が直線運動に変換され、ボールねじ軸・スプライン
軸ユニット165が進退させられる。したがって、前記
射出用モータ145を駆動してロータ149を回転させ
ることによって、ボールねじ軸・スプライン軸ユニット
165を前進させ、スクリューを回転させることなく前
進させることができる。このようにして、射出を行うこ
とができる。
【0045】この場合、計量用モータ144及び射出用
モータ145の回転は、図示されない減速機構、プーリ
等を介することなくスクリューに伝達されるので、その
分、機械効率を高くし、イナーシャを小さくすることが
できる。このように、前記スプライン122がロータ1
49のほぼ中央に配設されるので、ロータ149の内側
においてスプライン軸部124を進退させることができ
る。また、計量用モータ144の回転をスクリューに伝
達するためのスプラインスリーブ162及びスプライン
軸部163を、軸方向においてボールねじ軸部123と
重ねて配設することができるので、ビルトインモータ型
射出装置の軸方向寸法を小さくすることができる。
【0046】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、第2の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。図6は本発明の第3の実施の形態にお
けるビルトインモータ型射出装置の断面図である。
【0047】図において、210はケーシングであり、
該ケーシング210は、フロントケース221、センタ
ケース222及びリヤケース223から成り、該リヤケ
ース223は、筒状部226及び該筒状部226の両端
を覆うエンドプレート224、225から成る。そし
て、前記センタケース222の前端(図における左端)
に計量用モータ201が、前記リヤケース223内に射
出用モータ145が配設される。なお、前記計量用モー
タ201と射出部材としての図示されないスクリューと
は異なる平行な軸上に配設され、前記射出用モータ14
5と前記スクリューとは同一軸上に配設される。また、
前記センタケース222の前端には、スプラインナット
211がベアリング213、214によって回転自在に
支持され、前記スプラインナット211の後端(図にお
ける右端)の内周面にスプライン212が形成される。
そして、前記計量用モータ201の出力軸202に駆動
側ギヤ203が取り付けられ、該駆動側ギヤ203と前
記フロントケース221に回転自在に支持されたアイド
ルギヤ204とが噛(し)合させられる。また、前記ス
プラインナット211の前端に従動側ギヤ205が取り
付けられ、該従動側ギヤ205と前記アイドルギヤ20
4とが噛合させられる。したがって、前記計量用モータ
201を駆動することによって発生させられた回転は、
駆動側ギヤ203、アイドルギヤ204及び従動側ギヤ
205を介してスプラインナット211に伝達される。
【0048】また、前記従動側ギヤ205及びスプライ
ンナット211より内側にベアリングボックス231が
配設され、該ベアリングボックス231の外周面にスプ
ライン232が形成され、前記ベアリングボックス23
1と前記スプラインナット211とがスプライン連結さ
れる。なお、前記駆動側ギヤ203、アイドルギヤ20
4及び従動側ギヤ205によって、ベアリングボックス
231と計量用モータ201とを連結する伝動手段が構
成される。
【0049】一方、前記射出用モータ145を駆動する
ことによって、前記スクリューを回転させることなく前
進させることができる。そのために、前記ベアリングボ
ックス231内にベアリング166、167及びスラス
トベアリング168が配設され、前記ベアリング16
6、167によって伝動軸としてのボールねじ軸・スプ
ライン軸ユニット165の前端が回転自在に支持され、
前記スラストベアリング168によってスラスト荷重が
受けられる。また、前記センタケース222の後端と第
2ロータシャフト157の前端との間に、ボールナット
169がセンタケース222に固定され、ボールナット
169とボールねじ軸・スプライン軸ユニット165の
前半部に形成されたボールねじ軸部123とが螺合させ
られる。なお、ボールねじ軸部123によって、回転運
動を直線運動に変換する運動方向変換部が構成される。
【0050】したがって、計量工程において、前記計量
用モータ201を駆動すると、該計量用モータ201の
回転が駆動側ギヤ203、アイドルギヤ204、スプラ
インナット211、ベアリングボックス231及びロッ
ド114を介してスクリューに順に伝達され、スクリュ
ーが回転させられる。この場合、スクリューとボールね
じ軸・スプライン軸ユニット165とはベアリングボッ
クス231を介して相対的に回転自在に連結されている
ので、ベアリングボックス231に伝達された回転はボ
ールねじ軸・スプライン軸ユニット165には伝達され
ないが、加熱シリンダ内の樹脂の圧力がベアリングボッ
クス231を介してボールねじ軸・スプライン軸ユニッ
ト165に伝達される。したがって、ボールねじ軸・ス
プライン軸ユニット165は回転しながら後退し、これ
に伴ってスクリューが後退させられる。なお、該スクリ
ューを後退させるときに、樹脂の圧力に抗してスクリュ
ーに背圧が加えられる。
【0051】一方、射出工程においては、前記射出用モ
ータ145を駆動すると、該射出用モータ145の回転
が第2ロータシャフト157、係止部材121及びボー
ルねじ軸・スプライン軸ユニット165に順に伝達され
る。そして、前記ボールナット169がセンタケース2
22に固定されているので、ボールねじ軸・スプライン
軸ユニット165は回転させられるとともに前進させら
れ、スクリューを回転させることなく前進させる。
【0052】スプライン122が第2ロータシャフト1
57のほぼ中央に配設されるので、ロータ149の内側
においてスプライン軸部124を進退させることができ
る。また、計量用モータ201の回転をスクリューに伝
達するための駆動側ギヤ203、アイドルギヤ204、
従動側ギヤ205及びスプラインナット211を、軸方
向においてベアリングボックス231と重ねて配設する
ことができるので、ビルトインモータ型射出装置の軸方
向寸法を小さくすることができる。なお、前記スプライ
ン軸部124によって、射出用モータ145の回転が伝
達される回転伝達部が構成される。
【0053】前記各実施の形態においては、射出部材と
してスクリューを使用しているが、スクリューに代えて
プランジャを使用することもできる。なお、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨
に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを
本発明の範囲から排除するものではない。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ビルトインモータ型射出装置においては、シリン
ダ部材と、該シリンダ部材内において進退自在に配設さ
れた射出部材と、中空のロータシャフトを備えた射出用
モータと、前記ロータシャフトを支持するフレームと、
前記射出部材に対して相対的に回転自在に連結され、前
記射出用モータの回転が伝達される回転伝達部、及び回
転運動を直線運動に変換する運動方向変換部を備え、回
転が伝達されるのに伴って進退させられる伝動軸と、前
記フレームに固定され、前記運動方向変換部において前
記伝動軸と螺合させられるナットと、前記射出部材を回
転させる計量用モータとを有する。そして、前記射出部
材と伝動軸とは、同一軸上に配設され、相対的に回転自
在に、かつ、シリンダ部材内の圧力が伝動軸に伝達され
るように連結される。また、該伝動軸は射出用モータの
ロータの内側において進退させられる。
【0055】この場合、射出用モータの回転が減速機
構、プーリ等を介することなく伝動軸に直接伝達される
ようになっているので、機械効率を高くすることができ
るとともに、イナーシャを小さくすることができる。そ
の結果、射出工程において、射出速度を立ち上げたり、
変更したりするのに必要な時間を短くすることができる
とともに、射出速度を立ち上げたり、変更したりするの
に必要なトルクを小さくすることができる。また、射出
工程から保圧工程への切換えに必要な時間を短くするこ
とができる。
【0056】そして、伝動軸は射出用モータのロータの
内側において進退させられるので、ビルトインモータ型
射出装置の軸方向寸法を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるビルトイン
モータ型射出装置の断面図である。
【図2】従来の電動射出成形機の射出装置の概略図であ
る。
【図3】従来のビルトインモータ型射出装置の断面図で
ある。
【図4】射出特性の比較図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるビルトイン
モータ型射出装置の断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるビルトイン
モータ型射出装置の断面図である。
【符号の説明】
12 加熱シリンダ 22 スクリュー 81、144、201 計量用モータ 82、145 射出用モータ 86 駆動側プーリ 88 従動側プーリ 89 タイミングベルト 92、149 ロータ 98、165 ボールねじ軸・スプライン軸ユニット 98a、123 ボールねじ軸部 98b、124 スプライン軸部 203 駆動側ギヤ 204 アイドルギヤ 205 従動側ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−39631(JP,A) 特開 昭61−266218(JP,A) 特開 平9−174627(JP,A) 特開 平9−174626(JP,A) 特開 平9−174625(JP,A) 特開 平8−197595(JP,A) 特開 平6−99466(JP,A) 特開 平6−91709(JP,A) 特開 平5−34337(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/74

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)シリンダ部材と、 (b)該シリンダ部材内において進退自在に配設された
    射出部材と、 (c)中空のロータシャフトを備えた射出用モータと、 (d)前記ロータシャフトを支持するフレームと、 (e)前記射出部材に対して相対的に回転自在に連結さ
    れ、前記射出用モータの回転が伝達される回転伝達部、
    及び回転運動を直線運動に変換する運動方向変換部を備
    、回転が伝達されるのに伴って進退させられる伝動軸
    (f)前記フレームに固定され、前記運動方向変換部に
    おいて前記伝動軸と螺合させられるナットと、 (g)前記射出部材を回転させる計量用モータとを有す
    るとともに、 (h)前記射出部材と伝動軸とは同一軸上に配設さ
    れ、相対的に回転自在に、かつ、シリンダ部材内の圧力
    が伝動軸に伝達されるように連結され、 (i)該伝動軸は射出用モータのロータの内側において
    進退させられることを特徴とするビルトインモータ型射
    出装置。
  2. 【請求項2】 前記射出用モータ及び伝動軸は前記射
    出部材と同一軸上に配設される請求項1に記載のビルト
    インモータ型射出装置。
  3. 【請求項3】 前記射出用モータは射出部材と互いに
    異なる軸上に配設される請求項1に記載のビルトインモ
    ータ型射出装置。
  4. 【請求項4】 前記計量用モータは前記射出部材と同一
    軸上に配設される請求項1に記載のビルトインモータ型
    射出装置。
  5. 【請求項5】 前記計量用モータと射出部材とは、異な
    る軸上に配設され、伝動手段を介して連結される請求項
    1に記載のビルトインモータ型射出装置。
  6. 【請求項6】 前記伝動軸はボールねじ軸部及びスプラ
    イン軸部から成る請求項1に記載のビルトインモータ型
    射出装置。
  7. 【請求項7】 (a)加熱シリンダと、 (b)該加熱シリンダ内において進退自在に配設された
    スクリューと、 (c)中空のロータシャフトを備えた射出用モータと、 (d)前記ロータシャフトを支持するフレームと、 (e)前記スクリューに対して相対的に回転自在に連結
    され、前記射出用モータの回転が伝達される回転伝達
    部、及び回転運動を直線運動に変換する運動方向変換部
    を備え、回転が伝達されるのに伴って進退させられる
    動軸と (f)前記フレームに固定され、前記運動方向変換部に
    おいて前記伝動軸と螺合させられるナットと、 (g)前記スクリューを回転させる計量用モータとを有
    するとともに、 (h)前記スクリュー前記伝動軸とは同一軸上に配
    設され、相対的に回転自在に、かつ、加熱シリンダ内の
    圧力が伝動軸に伝達されるように連結され、 (i)該伝動軸は射出用モータのロータの内側において
    進退させられることを特徴とするビルトインモータ型射
    出装置。
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