JPH09174625A - 電動射出成形機の射出装置 - Google Patents

電動射出成形機の射出装置

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JPH09174625A
JPH09174625A JP33963595A JP33963595A JPH09174625A JP H09174625 A JPH09174625 A JP H09174625A JP 33963595 A JP33963595 A JP 33963595A JP 33963595 A JP33963595 A JP 33963595A JP H09174625 A JPH09174625 A JP H09174625A
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spline
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rotor
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Atsushi Emoto
敦史 江本
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/47Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
    • B29C45/50Axially movable screw
    • B29C45/5008Drive means therefor

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】保守・管理が容易で、速度、位置等の制御精度
を向上させることができ、モータを容易に制御すること
ができるようにする。 【解決手段】駆動部ケース11と、計量用モータ44
と、計量用モータ44と同一軸上に配設された射出用モ
ータ45と、前記計量用モータ44とスクリューとの間
に連結され、回転方向における相対的な運動を拘束し、
軸方向における相対的な運動を許容する第1の駆動力伝
達手段と、回転運動を直線運動に変換し、前記スクリュ
ーを前進させる運動方向変換手段と、回転方向における
相対的な運動を拘束し、軸方向における相対的な運動を
許容する第2の駆動力伝達手段と、軸方向における相対
的な運動を拘束し、回転方向における相対的な運動を許
容する第3の駆動力伝達手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動射出成形機の
射出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内において加熱され溶融させられた樹脂を高圧で射
出し、金型のキャビティ空間に充填(てん)し、該キャ
ビティ空間内において冷却して固化させ、金型を開いて
成形品を取り出すようになっている。
【0003】前記射出成形機は型締装置及び射出装置を
有し、前記型締装置は、固定プラテン及び可動プラテン
を備え、型締用シリンダが可動プラテンを進退させるこ
とによって金型を接離させるようになっている。一方、
前記射出装置は、ホッパから供給された樹脂を加熱し溶
融させる加熱シリンダ、及び溶融させられた樹脂を射出
する射出ノズルを備え、前記加熱シリンダ内にスクリュ
ーが進退自在に配設される。そして、該スクリューを、
前進させることによって樹脂を射出し、後退させること
によって計量を行うことができるようになっている。
【0004】ところで、前記射出装置を進退させるため
に、また、前記スクリューを進退させるために電動機を
使用する電動射出成形機が提供されている。図2は従来
の電動射出成形機における射出装置の概略図である。図
において、2は射出装置、4は射出装置フレームであ
り、該射出装置フレーム4の前方(図における左方)に
は加熱シリンダ21が固定され、該加熱シリンダ21の
先端に射出ノズル21aが配設される。そして、前記加
熱シリンダ21にはホッパ21bが配設されるととも
に、加熱シリンダ21内にはスクリュー20が進退自在
にかつ回転自在に配設され、該スクリュー20の後端が
支持部材5によって回転自在に支持される。
【0005】該支持部材5には第1サーボモータ6が取
り付けられ、該第1サーボモータ6の回転がタイミング
ベルト7aを介して前記スクリュー20に伝達されるよ
うになっている。また、前記射出装置フレーム4には、
スクリュー20と平行にねじ軸8が回転自在に支持され
るとともに、該ねじ軸8の後端はタイミングベルト7b
を介して第2サーボモータ9に連結され、該第2サーボ
モータ9によってねじ軸8を回転させることができるよ
うになっている。そして、前記ねじ軸8の前端は支持部
材5に固定されたナット5aと螺(ら)合させられる。
したがって、前記第2サーボモータ9を駆動し、タイミ
ングベルト7bを介してねじ軸8を回転させることによ
って、ナット5aを軸方向に移動させることができる。
【0006】次に、前記構成の射出装置2の動作につい
て説明する。まず、計量工程においては、第1サーボモ
ータ6を駆動し、タイミングベルト7aを介してスクリ
ュー20を回転させ、該スクリュー20を所定量だけ後
退させる。このとき、ホッパ21bから供給された樹脂
は、加熱シリンダ21内において加熱され溶融させら
れ、スクリュー20の後退に伴って該スクリュー20の
前方(図における左方)に溜(た)められる。
【0007】次に、射出工程においては、前記射出ノズ
ル21aを図示しない金型に押し当て、第2サーボモー
タ9を駆動し、タイミングベルト7bを介してねじ軸8
を回転させる。このとき、支持部材5は前記ねじ軸8の
回転に伴って移動させられ、前記スクリュー20を前進
させるので、該スクリュー20の前方に溜められた樹脂
は射出ノズル21aから射出される。
【0008】図3は従来の電動射出成形機における他の
射出装置の概略図である。図において、2は射出装置、
4は射出装置フレームであり、該射出装置フレーム4の
前方(図における左方)には加熱シリンダ21が固定さ
れ、該加熱シリンダ21の先端に図示しない射出ノズル
が配設される。そして、前記加熱シリンダ21内にはス
クリュー20が進退自在にかつ回転自在に配設され、該
スクリュー20の後端にボールねじ31が、また、該ボ
ールねじ31の後端にスプライン32が形成される。
【0009】前記射出装置フレーム4には、前記ボール
ねじ31に対応させて射出用貫通型モータ34が配設さ
れ、ボールねじナット37と射出用貫通型モータ34と
が固定されるとともに、前記スプライン32に対応させ
て計量用貫通型モータ35が配設され、スプラインナッ
ト38と計量用貫通型モータ35とが固定される。そし
て、前記射出用貫通型モータ34及び計量用貫通型モー
タ35にはNC制御装置39が接続され、該NC制御装
置39によって射出用貫通型モータ34及び計量用貫通
型モータ35を選択的に回転させることにより、射出及
び計量を行うことができる。すなわち、計量工程におい
て、計量用貫通型モータ35を回転させ、同時に射出用
貫通型モータ34を同等の回転数で回転させることによ
って、スプライン32、ボールねじ31及びスクリュー
20が回転して計量が行われる。なお、このとき、射出
用貫通型モータ34に対する電力の供給を調整し、ボー
ルねじナット37とスプラインナット38との間に回転
数差をもたせることによってスクリュー20を後退さ
せ、計量時における背圧制御を行うことができる。
【0010】また、射出工程において、射出用貫通型モ
ータ34を回転させ、計量用貫通型モータ35の回転を
阻止すると、ボールねじ31はボールねじナット37の
回転によって前進させられる。その結果、スクリュー2
0も前進させられ、射出が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電動射出成形機の射出装置においては、図2の射出
装置の場合、タイミングベルト7a、7bを使用するよ
うになっているので、駆動時に騒音が発生してしまうだ
けでなく、スクリュー20と同一軸上に第1サーボモー
タ6及び第2サーボモータ9が配設されないので、射出
装置が大型化してしまう。そして、タイミングベルト7
a、7bが摩耗するので保守・管理が煩わしく、タイミ
ングベルト7a、7bの弾性によって速度、位置等の制
御精度が低下してしまう。さらに、前記第1サーボモー
タ6がスクリュー20と共に進退するので、モータ配線
等の信頼性が低下してしまう。
【0012】また、図3の射出装置の場合、ボールねじ
31とスプライン32とが一体になっていて、ボールね
じ31と螺合するボールねじナット37を射出用貫通型
モータ34によって回転させ、スプライン32とスプラ
イン連結されるスプラインナット38を計量用貫通型モ
ータ35によって回転させるようになっている。そし
て、例えば、計量を行う場合、射出用貫通型モータ34
の回転数を高く、計量用貫通型モータ35の回転数を低
くすることによって、スクリュー20に背圧を加えるよ
うにしている。そのために、計量用貫通型モータ35と
射出用貫通型モータ34とを同期させて作動させる必要
があり、計量用貫通型モータ35及び射出用貫通型モー
タ34の制御が難しく、背圧の制御精度が低下してしま
う。
【0013】また、射出を行う場合、ボールねじナット
37を回転させるようになっているので、駆動部の回転
イナーシャが大きなり、速度立上り等の制御性が悪い。
さらに、このとき、計量用貫通型モータ35はスクリュ
ー20の回転運動を拘束するので、射出時の回転力と同
等の力を発生させて、位置保持を行うようにしている。
したがって、計量用貫通型モータ35の容量が大きくな
ってしまう。
【0014】本発明は、前記従来の電動射出成形機の射
出装置の問題点を解決して、保守・管理が容易で、速
度、位置等の制御精度を向上させることができ、モータ
を容易に制御することができる電動射出成形機の射出装
置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の電
動射出成形機の射出装置においては、駆動部ケースと、
該駆動部ケース内に配設された計量用モータと、前記駆
動部ケース内において前記計量用モータと同一軸上に配
設された射出用モータと、前記計量用モータとスクリュ
ーとの間に連結され、回転方向における相対的な運動を
拘束し、軸方向における相対的な運動を許容する第1の
駆動力伝達手段と、前記射出用モータとスクリューとの
間に連結され、回転運動を直線運動に変換し、前記スク
リューを前進させる運動方向変換手段と、前記駆動部ケ
ースとスクリューとの間に連結され、回転方向における
相対的な運動を拘束し、軸方向における相対的な運動を
許容する第2の駆動力伝達手段と、前記運動方向変換手
段とスクリューとの間に連結され、軸方向における相対
的な運動を拘束し、回転方向における相対的な運動を許
容する第3の駆動力伝達手段とを有する。
【0016】本発明の他の電動射出成形機の射出装置に
おいては、駆動部ケースと、該駆動部ケース内に配設さ
れ、駆動部ケースに固定されたステータ、及び該ステー
タに対して相対回転自在に配設されたロータを備える計
量用モータと、前記駆動部ケース内における前記計量用
モータと同一軸上に配設され、前記駆動部ケースに固定
されたステータ、及び該ステータに対して相対回転自在
に配設されたロータを備える射出用モータとを有する。
【0017】そして、前記計量用モータのロータに固定
され、前記駆動部ケースに対して回転自在に支持された
中空の第1ロータシャフトと、前記射出用モータのロー
タに固定され、前記駆動部ケースに対して回転自在に支
持された中空の第2ロータシャフトと、該第2ロータシ
ャフトと一体的に連結され、前記駆動部ケースに対して
回転自在に支持されたボールねじ軸と、該ボールねじ軸
と螺合し、ボールねじ軸の回転に伴って進退させられる
ボールナットと、前記第1ロータシャフトに固定された
第1スプラインナットと、該第1スプラインナットとス
プライン連結され、かつ、前端にスクリューが固定され
た第1スプライン軸と、前記駆動部ケースに固定された
第2スプラインナットと、該第2スプラインナットとス
プライン連結され、かつ、前端において前記第1スプラ
イン軸を相対回転自在に支持し、後端において前記ボー
ルナットと連結された第2スプライン軸とを有する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態における電動射出成形機の駆動部の概略図、
図4は本発明の実施の形態における電動射出成形機の加
熱シリンダの概略図である。図4において、12は加熱
シリンダであり、該加熱シリンダ12は、先端(図にお
ける左方)に射出ノズル12aを有する。前記加熱シリ
ンダ12内には、スクリュー22が進退自在にかつ回転
自在に配設される。
【0019】そして、該スクリュー22は、先端にスク
リューヘッド22aを有し、前記加熱シリンダ12内を
後方(図における右方)に延び、後端において後述する
駆動部と連結させられる。また、前記スクリュー22の
周囲には、螺旋状のフライト23が形成され、該フライ
ト23間に溝26が形成される。そして、前記加熱シリ
ンダ12の設定された箇所には樹脂供給口29が形成さ
れ、該樹脂供給口29にホッパ30が固定される。前記
樹脂供給口29は、スクリュー22を加熱シリンダ12
内における最も前方(図における左方)の位置に置いた
状態において、前記溝26の後端部に対応する箇所に形
成される。
【0020】したがって、計量工程時に、前記駆動部を
駆動して、前記スクリュー22を回転させながら後退さ
せると、ホッパ30内のペレット状の樹脂33は、落下
して加熱シリンダ12内に進入し、溝26内を前進させ
られる。また、前記加熱シリンダ12の周囲には図示し
ないヒータが配設され、該ヒータによって加熱シリンダ
12を加熱し、前記溝26内の樹脂33を溶融させるこ
とができるようになっている。したがって、スクリュー
22を回転させながら所定量だけ後退させると、前記ス
クリューヘッド22aの前方に1ショット分の溶融させ
られた樹脂33が蓄えられる。
【0021】次に、射出工程時に、前記駆動部を駆動し
て、スクリュー22を回転させることなく前進させる
と、前記スクリューヘッド22aの前方に蓄えられた樹
脂33は、射出ノズル12aから射出され、図示しない
金型のキャビティ空間に充填される。次に、前記駆動部
について説明する。
【0022】図1において、11は駆動部を包囲する駆
動部ケースであり、該駆動部ケース11は加熱シリンダ
12の後方 (図における右方) に固定される。前記駆動
部ケース11は、フロントカバー13、フロントサポー
ト14、センタサポート15、リヤサポート16、リヤ
カバー17、前記フロントサポート14とセンタサポー
ト15とを連結するフロントフレーム41、及び前記セ
ンタサポート15とリヤサポート16とを連結するリヤ
フレーム42から成る。そして、前記フロントカバー1
3とフロントサポート14とがボルト18によって、リ
ヤサポート16とリヤカバー17とがボルト19によっ
てそれぞれ固定される。
【0023】また、前記駆動部ケース11の前方部に計
量用モータ44が、後方部に射出用モータ45が、互い
に同一軸上に配設される。前記計量用モータ44は前記
フロントフレーム41に固定されたステータ46、及び
該ステータ46の内周側に配設されたロータ47から成
り、射出用モータ45は前記リヤフレーム42に固定さ
れたステータ48、及び該ステータ48の内周側に配設
されたロータ49から成る。
【0024】前記ロータ47は、駆動部ケース11に対
して回転自在に支持される。そのために、ロータ47に
中空の第1ロータシャフト56が嵌(かん)入されて固
定され、該第1ロータシャフト56の前端がベアリング
51によってフロントサポート14に、後端がベアリン
グ52によってセンタサポート15に支持される。一
方、前記ロータ49も駆動部ケース11に対して回転自
在に支持される。そのために、ロータ49に中空の第2
ロータシャフト57が嵌入されて固定され、該第2ロー
タシャフト57の前端がベアリング53によってセンタ
サポート15に、後端がベアリング54によってリヤサ
ポート16に支持される。
【0025】ところで、前記計量用モータ44におい
て、ステータ46に所定の周波数の電流を供給すること
によって、スクリュー22(図4)を回転させながら後
退させることができる。そのために、前記第1ロータシ
ャフト56の前端の内周に第1スプラインナット62が
固定され、該第1スプラインナット62と第1スプライ
ン軸63とがスプライン連結され、該第1スプライン軸
63の前端に前記スクリュー22が固定される。この場
合、前記第1スプラインナット62と第1スプライン軸
63とによって、第1の駆動力伝達手段が構成され、回
転方向における相対的な運動が拘束され、軸方向におけ
る相対的な運動が許容される。なお、前記第1スプライ
ン軸63は、スクリュー22のストロークに対応する長
さを有する。
【0026】したがって、前記計量用モータ44を駆動
してロータ47を回転させると、ロータ47の回転は第
1ロータシャフト56、第1スプラインナット62及び
第1スプライン軸63を介してスクリュー22に伝達さ
れ、該スクリュー22を回転させる。そして、前記溝2
6内を樹脂33が溶融させられながら前進し、樹脂33
の前進に伴って発生する背圧によって、前記スクリュー
22が後退させられる。
【0027】このとき、第1スプラインナット62と第
1スプライン軸63とがスプライン連結されているの
で、第1スプラインナット62に対して第1スプライン
軸63は相対的に後退させられる。一方、前記射出用モ
ータ45において、ステータ48に所定の周波数の電流
を供給することによって、前記スクリュー22を前進さ
せることができる。そのために、前記第2ロータシャフ
ト57の後端に環状のベアリングリテーナ64が固定さ
れ、該ベアリングリテーナ64の内周にボールねじ軸6
5が嵌入されて固定される。そして、該ボールねじ軸6
5は駆動部ケース11に対して回転自在に支持される。
すなわち、ボールねじ軸65は、ベアリングリテーナ6
4を介してベアリング66によって、また、該ベアリン
グ66より後方(図における右方)に配設されたベアリ
ング67によってリヤカバー17に支持される。
【0028】そして、前記第2ロータシャフト57内に
ボールナット69が進退自在に配設され、該ボールナッ
ト69とボールねじ軸65とを螺合させることによって
運動方向変換手段が構成される。したがって、ロータ4
9の回転は第2ロータシャフト57及びベアリングリテ
ーナ64を介してボールねじ軸65に伝達され、回転運
動が直線運動に変換され、ボールナット69を進退させ
る。このとき、該ボールナット69がボールねじ軸65
と共に回転することがないように、前記ボールナット6
9の前端に第2スプライン軸71が固定され、前記セン
タサポート15に固定された第2スプラインナット76
と第2スプライン軸71とがスプライン連結される。こ
の場合、第2スプラインナット76と第2スプライン軸
71とによって第2の駆動力伝達手段が構成され、回転
方向における相対的な運動が拘束され、軸方向における
相対的な運動が許容される。なお、前記第2スプライン
軸71はスクリュー22のストロークに対応する長さを
有する。
【0029】そして、該第2スプライン軸71の更に前
端に第3の駆動力伝達手段としてのベアリングボックス
72が固定され、該ベアリングボックス72内の前方に
スラストベアリング73が、後方にベアリング74が配
設される。この場合、ベアリングボックス72は、軸方
向における相対的な運動を拘束し、回転方向における相
対的な運動を許容する。したがって、前記第1スプライ
ン軸63は、スラストベアリング73及びベアリング7
4によって、第2スプライン軸71及びボールナット6
9に対して相対回転自在に支持される。なお、85はス
クリュー22の位置を検出するための絶対値パルスエン
コーダ、86は該絶対値パルスエンコーダ85を支持す
るブラケットである。
【0030】次に、前記構成の駆動部の動作について説
明する。まず、射出工程において、射出用モータ45の
ステータ48に電流を供給すると、ロータ49が回転さ
せられ、該ロータ49の回転が第2ロータシャフト57
及びベアリングリテーナ64を介してボールねじ軸65
に伝達され、該ボールねじ軸65が回転させられる。こ
のとき、前記センタサポート15に固定された第2スプ
ラインナット76と第2スプライン軸71とがスプライ
ン連結されるので、前記ボールナット69は回転しな
い。したがって、ボールナット69に推力が発生させら
れ、ボールナット69は前進させられる。
【0031】また、この間、計量用モータ44は駆動さ
れず、ロータ47は停止状態にある。したがって、ボー
ルナット69の前方に配設された第1スプライン軸63
は、回転することなく前進させられ、前記スクリュー2
2を前進させる。このように、前記射出用モータ45に
よって発生させられた回転運動が、ボールねじ軸65及
びボールナット69によって直線運動に変換される。そ
の結果、前記スクリュー22の前方に溜められた樹脂3
3を射出ノズル12aから射出することができる。
【0032】次に、計量工程において、計量用モータ4
4のステータ46に電流を供給すると、ロータ47が回
転させられ、該ロータ47の回転が第1ロータシャフト
56及び第1スプラインナット62を介して第1スプラ
イン軸63に伝達され、該第1スプライン軸63が回転
させられる。そして、該第1スプライン軸63の回転は
前記スクリュー22に伝達され、スクリュー22は回転
させられる。これに伴って、前記溝26内を樹脂33が
溶融させられながら前進し、樹脂33の前進に伴って発
生する背圧によって、前記スクリュー22は後退させら
れる。
【0033】このとき、第1スプラインナット62と第
1スプライン軸63とがスプライン連結されているの
で、第1スプラインナット62に対して第1スプライン
軸63は相対的に後退させられる。そして、前記射出用
モータ45は、計量される樹脂33の背圧を制御しなが
ら駆動され、ロータ49はスクリュー22を後退させる
方向に回転させられる。なお、前記背圧は、図示しない
荷重計によって検出された、例えば、スクリュー22等
の軸方向に加わる荷重、又は図示しない圧力センサによ
って検出された、加熱シリンダ12内の樹脂33の圧力
に基づいて求めることができる。
【0034】このように、該スクリュー22を進退させ
たり回転させたりするためにタイミングベルト7a、7
b(図2参照)を使用する必要がないので、駆動時に騒
音が発生することがなく、保守・管理が容易で、速度、
位置等の制御精度を向上させることができる。また、射
出時において、ボールねじ軸65が回転させられるよう
になっているので、ボールナット69を回転させる場合
と比べて、回転イナーシャを小さくすることができ、速
度立上り等の制御性を向上させることができる。
【0035】そして、前記第1スプライン軸63とボー
ルナット69とは、スラストベアリング73及びベアリ
ング74によって相対回転することができるようになっ
ているので、計量用モータ44と射出用モータ45とを
同期させて駆動する必要がなく、計量用モータ44及び
射出用モータ45の制御が容易になり、背圧の制御精度
を向上させることができる。さらに、射出用モータ45
の回転力は、第2スプラインナット76によって保持さ
れるので、計量用モータ44は回転力を受けない。した
がって、計量用モータ44の容量を小さくすることがで
きる。
【0036】また、全工程において、計量用モータ44
及び射出用モータ45をいずれも固定して使用すること
ができるので、モータ配線等の信頼性を高くすることが
できる。なお、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、電動射出成形機の射出装置においては、駆動部ケ
ースと、該駆動部ケース内に配設された計量用モータ
と、前記駆動部ケース内において前記計量用モータと同
一軸上に配設された射出用モータと、前記計量用モータ
とスクリューとの間に連結され、回転方向における相対
的な運動を拘束し、軸方向における相対的な運動を許容
する第1の駆動力伝達手段と、前記射出用モータとスク
リューとの間に連結され、回転運動を直線運動に変換
し、前記スクリューを前進させる運動方向変換手段と、
前記駆動部ケースとスクリューとの間に連結され、回転
方向における相対的な運動を拘束し、軸方向における相
対的な運動を許容する第2の駆動力伝達手段と、前記運
動方向変換手段とスクリューとの間に連結され、軸方向
における相対的な運動を拘束し、回転方向における相対
的な運動を許容する第3の駆動力伝達手段とを有する。
【0038】この場合、射出工程において、前記射出用
モータを駆動すると、射出用モータによって発生させら
れた回転が前記運動方向変換手段に伝達され、該運動方
向変換手段によって回転運動が直線運動に変換される。
このとき、計量用モータは駆動されない。したがって、
スクリューは回転することなく前進させられるので、該
スクリューの前方に溜められた樹脂を射出ノズルから射
出することができる。
【0039】次に、計量工程において、前記計量用モー
タを駆動すると、計量用モータによって発生させられた
回転が第2の駆動力伝達手段を介してスクリューに伝達
される。したがって、スクリューを回転させながら後退
させることができる。その結果、スクリューを進退させ
たり回転させたりするためにタイミングベルトを使用す
る必要がないので、駆動時に騒音が発生することがな
く、保守・管理が容易になり、速度、位置等の制御精度
を向上させることができる。
【0040】また、前記第3の駆動力伝達手段は、前記
運動方向変換手段からの直線運動をスクリューに伝達す
るが、回転方向における相対的な運動を許容するので、
計量用モータと射出用モータとを同期させて駆動する必
要がなく、計量用モータ及び射出用モータの制御が容易
になり、背圧の制御精度を向上させることができる。本
発明の他の電動射出成形機の射出装置においては、駆動
部ケースと、該駆動部ケース内に配設され、駆動部ケー
スに固定されたステータ、及び該ステータに対して相対
回転自在に配設されたロータを備える計量用モータと、
前記駆動部ケース内における前記計量用モータと同一軸
上に配設され、前記駆動部ケースに固定されたステー
タ、及び該ステータに対して相対回転自在に配設された
ロータを備える射出用モータとを有する。
【0041】そして、前記計量用モータのロータに固定
され、前記駆動部ケースに対して回転自在に支持された
中空の第1ロータシャフトと、前記射出用モータのロー
タに固定され、前記駆動部ケースに対して回転自在に支
持された中空の第2ロータシャフトと、該第2ロータシ
ャフトと一体的に連結され、前記駆動部ケースに対して
回転自在に支持されたボールねじ軸と、該ボールねじ軸
と螺合し、ボールねじ軸の回転に伴って進退させられる
ボールナットと、前記第1ロータシャフトに固定された
第1スプラインナットと、該第1スプラインナットとス
プライン連結され、かつ、前端にスクリューが固定され
た第1スプライン軸と、前記駆動部ケースに固定された
第2スプラインナットと、該第2スプラインナットとス
プライン連結され、かつ、前端において前記第1スプラ
イン軸を相対回転自在に支持し、後端において前記ボー
ルナットと連結された第2スプライン軸とを有する。
【0042】この場合、射出工程において、前記射出用
モータを駆動してロータを回転させると、該ロータの回
転が第2ロータシャフトを介してボールねじ軸に伝達さ
れる。そして、該ボールねじ軸の回転によってボールナ
ットに推力が発生させられ、該ボールナットは前進させ
られる。このとき、計量用モータは駆動されず、ロータ
は停止状態にある。したがって、第1スプライン軸は回
転することなく前進させられ、スクリューを前進させ
る。その結果、該スクリューの前方に溜められた樹脂を
射出ノズルから射出することができる。
【0043】次に、計量工程において、前記計量用モー
タを駆動してロータを回転させると、ロータの回転が第
1ロータシャフトを介して第1スプライン軸に伝達され
る。そして、該第1スプライン軸の回転をスクリューに
伝達し、該スクリューを回転させながら後退させること
ができる。このとき、射出用モータは計量される樹脂の
背圧を制御しながらスクリューを後退させる方向に回転
させられる。
【0044】したがって、スクリューを進退させたり回
転させたりするためにタイミングベルトを使用する必要
がないので、駆動時に騒音が発生することがなく、保守
・管理が容易になり、速度、位置等の制御精度を向上さ
せることができる。また、前記第1スプライン軸とボー
ルナットとは相対回転することができるようになってい
るので、計量用モータと射出用モータとを同期させて駆
動する必要がなく、計量用モータ及び射出用モータの制
御が容易になり、背圧の制御精度を向上させることがで
きる。さらに、射出用モータの回転力は、第2スプライ
ンナットによって保持されるので、計量用モータは回転
力を受けない。したがって、計量用モータの容量を小さ
くすることができる。また、全工程において、計量用モ
ータ及び射出用モータをいずれも固定して使用すること
ができるので、モータ配線等の信頼性を高くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電動射出成形機の
駆動部の概略図である。
【図2】従来の電動射出成形機における射出装置の概略
図である。
【図3】従来の電動射出成形機における他の射出装置の
概略図である。
【図4】本発明の実施の形態における電動射出成形機の
加熱シリンダの概略図である。
【符号の説明】
11 駆動部ケース 22 スクリュー 44 計量用モータ 45 射出用モータ 46、48 ステータ 47、49 ロータ 56 第1ロータシャフト 57 第2ロータシャフト 62 第1スプラインナット 63 第1スプライン軸 65 ボールねじ軸 69 ボールナット 71 第2スプライン軸 72 ベアリングボックス 76 第2スプラインナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)駆動部ケースと、(b)該駆動部
    ケース内に配設された計量用モータと、(c)前記駆動
    部ケース内において前記計量用モータと同一軸上に配設
    された射出用モータと、(d)前記計量用モータとスク
    リューとの間に連結され、回転方向における相対的な運
    動を拘束し、軸方向における相対的な運動を許容する第
    1の駆動力伝達手段と、(e)前記射出用モータとスク
    リューとの間に連結され、回転運動を直線運動に変換
    し、前記スクリューを前進させる運動方向変換手段と、
    (f)前記駆動部ケースとスクリューとの間に連結さ
    れ、回転方向における相対的な運動を拘束し、軸方向に
    おける相対的な運動を許容する第2の駆動力伝達手段
    と、(g)前記運動方向変換手段とスクリューとの間に
    連結され、軸方向における相対的な運動を拘束し、回転
    方向における相対的な運動を許容する第3の駆動力伝達
    手段とを有することを特徴とする電動射出成形機の射出
    装置。
  2. 【請求項2】 (a)駆動部ケースと、(b)該駆動部
    ケース内に配設され、駆動部ケースに固定されたステー
    タ、及び該ステータに対して相対回転自在に配設された
    ロータを備える計量用モータと、(c)前記駆動部ケー
    ス内における前記計量用モータと同一軸上に配設され、
    前記駆動部ケースに固定されたステータ、及び該ステー
    タに対して相対回転自在に配設されたロータを備える射
    出用モータと、(d)前記計量用モータのロータに固定
    され、前記駆動部ケースに対して回転自在に支持された
    中空の第1ロータシャフトと、(e)前記射出用モータ
    のロータに固定され、前記駆動部ケースに対して回転自
    在に支持された中空の第2ロータシャフトと、(f)該
    第2ロータシャフトと一体的に連結され、前記駆動部ケ
    ースに対して回転自在に支持されたボールねじ軸と、
    (g)該ボールねじ軸と螺合し、ボールねじ軸の回転に
    伴って進退させられるボールナットと、(h)前記第1
    ロータシャフトに固定された第1スプラインナットと、
    (i)該第1スプラインナットとスプライン連結され、
    かつ、前端にスクリューが固定された第1スプライン軸
    と、(j)前記駆動部ケースに固定された第2スプライ
    ンナットと、(k)該第2スプラインナットとスプライ
    ン連結され、かつ、前端において前記第1スプライン軸
    を相対回転自在に支持し、後端において前記ボールナッ
    トと連結された第2スプライン軸とを有することを特徴
    とする電動射出成形機の射出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007537061A (ja) * 2004-05-13 2007-12-20 プロコントロル・アクチエンゲゼルシャフト 射出成形機の射出ユニット用の駆動装置

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JP2001191377A (ja) * 1999-10-25 2001-07-17 Meiki Co Ltd 型締装置
JP2007537061A (ja) * 2004-05-13 2007-12-20 プロコントロル・アクチエンゲゼルシャフト 射出成形機の射出ユニット用の駆動装置

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