JP3245277U - 放射性廃棄物を用いたcvdダイヤモンド半導体薄膜原子力電池の放熱を設けた安全性の金属製容器装置。 - Google Patents

放射性廃棄物を用いたcvdダイヤモンド半導体薄膜原子力電池の放熱を設けた安全性の金属製容器装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】核分裂反応装置、次世代原発炉、浮体式原発炉、核融合装置の放射性廃棄物を金属製容器に封入し、CVDダイヤモンド半導体薄膜原子力電池の変換発電を活用し、電離放射線を遮蔽する安全な金属製容器装置を提供する。【解決手段】金属製容器装置は、電離放射線入射面に、耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層5を備えたタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層6と、冷却層4を設けた冷却金属容器3に、鉛またはタリウム2を設けた金属製容器1を含み、放射性廃棄物を封入し、タンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層6を冷却層で放熱し、安定した永年変換発電の電力を活用する。【選択図】図1

Description

本考案は、放射性廃棄物を金属製容器に封入し、放射性物質から出る電離放射線を電力に変換するタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層の放熱を設けた安全性の金属製容器装置に関する。
従来の原子力発電所は、加圧水型軽水炉または沸騰水型軽水炉等からなる核分裂反応装置であり、事故や廃炉に伴う放射性廃棄物は、高レベル放射性廃棄物、低レベル放射性廃棄物、クリアランスレベル以下に区分されている。現在の放射性廃棄物は、青森県六ヶ所村弥栄平地区に高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターに貯蔵され、六ヶ所村大石平地区に低レベル放射性廃棄物埋設センターに埋設されている核燃料サイクル施設が知られている。2024年以降から2030年代には、次世代原発炉、浮体式原発炉、核融合装置の新設炉の実用化または商用化が計画されている。
特願2020-136026号 特願2020-112115号 特願2020-077761号
実用新案登録文献1
実願2023-002199号
実用新案登録文献2
登録第3242297号
実用新案登録文献3
登録第3239423号
実用新案登録文献4
登録第3238830号
実用新案登録文献5
登録第3238365号
実用新案登録文献6
登録第3238270号
実用新案登録文献7
登録第3233214号
実用新案登録文献8
登録第3225438号
非特許文献
引用非特許文献1
編集 「原子力のすべて」編集委員会、 原子力のすべて (6)放射性廃棄物 ▲1▼放射性廃棄物とはどのようなものか p341、 ▲4▼原子力発電所の廃棄物処理方法 ▲5▼放射性廃棄物の処理・処分の基本的考え方 p344、 ▲7▼高レベル放射性廃棄物に含まれる放射性核種の分離変換技術 p346、 (7)その他 ▲1▼青森県六ヶ所村の核燃料サイクル施設の概要 347、 平成15年版、 独立行政法人 国立印刷局。
引用非特許文献2
監修 藤森直治,鹿田真一、 ダイヤモンドエレクトロニクスの最前線《普及版》 第4章 ナノ結晶ダイヤモンド薄膜 p36~44、 第6章 半導体特性 p63~71、 第7章 p型ホモエピタキシャルダイヤモンド薄膜の半導体特性 p75~84、 第8章 n型ドーピングと半導体特性 p86~98、 2014年版、 株式会社 シーエムシー出版。
引用非特許文献3
著作 稲垣道夫、 カーボン「古くて新しい材料」 フレキシンブルグラファイトシートの著しい異方性 p71~72、 2009年版、 株式会社 工業調査会。
引用非特許文献4
編集兼発行者 下中邦彦、 「世界大百科事典20」 放射性元素 第2表 人工放射性元素 p346~361、 1967年版 株式会社 平凡社。
従来の核分裂反応装置(加圧水型軽水炉、沸騰水型軽水炉、重水炉、ガス冷却炉)の放射性廃棄物を処理し、保管や貯蔵または埋設や地層処分が課題とされている。現在、青森県六ヶ所村に高レベル放射性廃棄物の貯蔵や、低レベル放射性廃棄物の埋設されているが課題が残る。2024年以降2030年代の次世代原発炉、浮体式原発炉、核融合装置の新設原子炉の稼働や商用化が計画されている。従来の原子炉または新設原子炉の放射性廃棄物の処理、または貯蔵や保管、埋設や地層処分地が確定されないのが最大の課題であり、放射性廃棄物の放射性物質から出る電離放射線の永年変換発電の電力の活用、または電離放射線の放熱または遮蔽に課題が残る。
核分裂反応装置、次世代原発炉、浮体式原発炉、核融合装置の放射性廃棄物を金属製容器に封入し、放射性物質から出る電離放射線(荷電粒子線のα線・β線、電磁波のγ線・X線)を電力に変換するタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層を、循環水を用いた冷却層の放熱、または中性子線を止め、鉛またはタリウムを設けて電離放射線を遮蔽する安全性の金属製容器に、タンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層の放熱を設けた永年変換発電の電力を活用する、放射性廃棄物を用いたCVDダイヤモンド半導体薄膜原子力電池の放熱を設けた安全性の金属製容器装置において、
金属製容器に封入した放射性廃棄物の放射性物質から出る電離放射線の入射面に、耐放射線性・絶縁性のCVDダイヤモンド薄膜層およびフレキシンブルグラファイトシート電極を設け、トップセル層に、ヒ素(As)ドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層およびガリウム(Ga)ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜層接合のnp型またはpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜変換層に、i型真性CVDダイヤモンド薄膜層を伴うヘテロ接合を設け、ボトムセル層に、リン(P)ドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層およびインジウム(In)ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜層接合のnp型またはpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜変換層を接合したタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層に、フレキシンブルグラファイトシート電極および耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層を設けたタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層を、循環水を用いた冷却層の放熱、または中性子線を止め、鉛またはタリウムを設けて電離放射線を遮蔽する安全性の金属製容器の貯蔵や保管、埋設や地層処分後も、金属製容器に設けたタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層の放熱を設けた永年変換発電の電力を活用する、放射性廃棄物を用いたCVDダイヤモンド半導体薄膜原子力電池の放熱を設けた安全性の金属製容器装置。
放射性廃棄物を封入した金属製容器に設けたタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層は、放射性物質から出る電離放射線を電力に変換し、貯蔵や保管、埋設や地層処分後も、タンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層の放熱により、100年以上の永年変換発電の電力を活用し、電離放射線を遮蔽する、放射性廃棄物を用いたCVDダイヤモンド半導体薄膜原子力電池の放熱を設けた安全性の金属製容器装置である。
本考案は、金属製容器1の内側に鉛またはタリウム2を設け、冷却層4を設けた冷却金属容器3に耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層5を設け、タンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層6および耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層5を設けて放射性廃棄物を封入した金属製容器1の参考側面及び断面図。 本考案は、放射性廃棄物を封入した電離放射線入射面に、耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層7およびフレキシンブルグラファイトシート電極8を設け、トップセル層に、np型CVDダイヤモンド半導体薄膜変換層9・10に、i型真性CVDダイヤモンド薄膜層11を伴うヘテロ接合を設け、ボトムセル層に、np型CVDダイヤモンド半導体薄膜変換層12・13を接合したタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層9・10・11・12・13に、フレキシンブルグラファイトシート電極14および耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層15を設け、冷却層4を用いた冷却金属容器3および鉛またはタリウム2を設けた金属製容器1の参考断面図。 本考案は、放射性廃棄物を封入した電離放射線入射面に、耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層7およびフレキシンブルグラファイトシート電極8を設け、トップセル層に、np型CVDダイヤモンド半導体薄膜変換層9・10およびボトムセル層に、np型CVDダイヤモンド半導体薄膜変換層12・13を接合したタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層9・10・12・13に、フレキシンブルグラファイトシート電極14および耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層15を設け、冷却層4を用いた冷却金属容器3および鉛またはタリウム2を設けた金属製容器1の参考断面図。
CVDダイヤモンドのバンドギャップは5.48eVの半導体としての特性を有している。CVDダイヤモンド半導体薄膜は、高出力型マイクロ波プラズマCVD法、マイクロ波プラズマCVD法、表面波プラズマCVD法によるナノ結晶ダイヤモンド薄膜などが用いられる。CVDダイヤモンドは、熱伝導率、弾性定数、透光性、耐熱性、耐化学薬品性、耐放射線性、絶縁性、絶縁破壊など物質中で最高もしくは準最高値を有する材料とされる。本考案のタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層のトップセル層には、放射線に強いバンドギャップ1.43eVのヒ素・ガリウム(AsGa)をドープしたnp型またはpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層接合を設け、ボトムセル層には、放射線に強いバンドギャップ1.35eVのリン・インジウム(PIn)をドープしたnp型またはpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層接合を設けた構成である。また、i型真性CVDダイヤモンド薄膜層を用いたnip型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜変換層接合をタンデム型に設けた構成も同様である。また、CVDダイヤモンドの熱伝導率22(W/cm・K)であり、銅4.0(W/cm・K)の5.5倍の放熱性や半導体としての特性を有している。 [引用非特許文献2]に記載のナノ結晶ダイヤモンド薄膜、(独)産業技術総合研究所 ナノチューブ応用研究センター。 半導体特性、(独)産業技術総合研究所 ダイヤモンド研究センター。 p型ホモエピタキシャルダイヤモンド薄膜の半導体特性、(独)物質・材料研究機構 センサ材料センター。 n型ドーピングと半導体特性、(独)産業技術総合研究所 ナノテクノロジー研究部門、(独)物質・材料機構 センサ材料センター。の記載されている文献。
CVDダイヤモンドは、炭素(C)と同じ第14族元素に属している。n型CVDダイヤモンド半導体薄膜層へのドーピングは第15族元素の、窒素(N)、リン(P)、ヒ素(As)、アンチモン(Sb)、ビスマス(Bi)、などをドープすることができる。p型CVDダイヤモンド半導体薄膜層へのドーピングは第13族元素の、ホウ素(B)、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、インジウム(In)、タリウム(TI)、などをドープすることができる。
フレキシンブルグラファイトシート面に平行方向は、垂直方向に比べて100倍以上も電気を通しやすい。熱伝導率も平行方向で約40倍である。フレキシンブルグラファイトシート面に平行方向に電気および熱が圧倒的に流れやすく、熱伝導率は銅あるいはアルミニウムなどの金属にほぼ匹敵する。特に、フレキシンブルグラファイトシートが3,000℃以上の温度に耐える。本考案のタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層に用いる電極には、フレキシンブルグラファイトシートを設けた構成とした。
非荷電粒子線の中性子線は、水またはコンクリートを用いて止めるとされ、軽水Hや重水H(D)または(DO、DHO)の中性子照射などにより三重水素H(T)トリチウムが生成される。水素の放射性同位体であり、半減期は12.3年である。
本考案の図1の参考側面及び断面図に示す。金属製容器1に放射性廃棄物を封入し、放射性物質から出る電離放射線(荷電粒子線のα線・β線、電磁波のγ線・X線)の入射面に、耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド半導体薄膜層5、タンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層6、耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層5に循環水の冷却層4を設けた冷却金属容器3に鉛またはタリウム2を設けた金属製容器1装置。
冷却水流入孔4-1または循環水放出孔4-2を設けた冷却金属容器3に循環水を用いた冷却層4は、タンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層6を放熱するものであり、金属製容器1の上部には耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層5および鉛またはタリウム2を設けた金属製容器蓋1-1を設け、循環水を用いた冷却層4の冷却金属容器3に、鉛またはタリウム2を設けて電離放射線を遮蔽する安全性の金属製容器1装置構成の、放射性廃棄物を用いたCVDダイヤモンド半導体薄膜原子力電池の放熱を設けた安全性の金属製容器装置。
本考案の図2の参考断面図に示す。放射性廃棄物の放射性物質から出る電離放射線(荷電粒子線のα線・β線、電磁波のγ線・X線)の入射面に、耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層7およびフレキシンブルグラファイトシート電極8を設け、トップセル層に、ヒ素(As)ドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層9およびガリウム(Ga)ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜層10接合のnp型またはpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜変換層9・10または10・9に、i型真性CVDダイヤモンド薄膜層11を伴うヘテロ接合を設け、ボトムセル層に、リン(P)ドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層12およびインジウム(In)ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜層13接合のnp型またはpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜変換層12・13または13・12を接合したタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層9・10・11・12・13または10・9・11・13・12に、フレキシンブルグラファイトシート電極14および耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層15を設けたタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層6を放熱する循環水を用いた冷却層4の冷却金属容器3に、鉛またはタリウム2を設けた金属製容器1装置構成の、放射性廃棄物を用いたCVDダイヤモンド半導体薄膜原子力電池の放熱を設けた安全性の金属製容器装置。
本考案の図3の参考断面図に示す。放射性廃棄物の放射性物質から出る電離放射線(荷電粒子線のα線・β線、電磁波のγ線・X線)の入射面に、耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層7およびフレキシンブルグラファイトシート電極8を設け、トップセル層に、ヒ素(As)ドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層9およびガリウム(Ga)ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜層10接合のnp型またはpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層変換層9・10または10・9を設け、ボトムセル層に、リン(P)ドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層12およびインジウム(In)ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜層13接合のnp型またはpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜変換層12・13または13・12を接合したタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層9・10・12・13または10・9・13・12に、フレキシンブルグラファイトシート電極14および耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層15を設けたタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層6を放熱する循環水を用いた冷却層4の冷却金属容器3に、鉛またはタリウム2を設けた金属製容器1装置構成の、放射性廃棄物を用いたCVDダイヤモンド半導体薄膜原子力電池の放熱を設けた安全性の金属製容器装置。
本考案は、核分裂反応装置(加圧水型軽水炉、沸騰水型軽水炉、重水炉、ガス冷却炉)、次世代原発炉(革新軽水炉、小型モジュール炉、高温ガス炉、高速炉)、浮体式原発炉(小型モジュール炉SMRの一種、溶融塩高速炉MCFR)、核融合装置(トカマク型、ヘリカル型、ミラー型、逆磁場ピンチ方式、慣性閉じ込め型)、の放射性廃棄物を金属製容器1に封入し、放射性物質から出る電離放射線(荷電粒子線のα線・β線、電磁波のγ線・X線)を、タンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層6の放熱を設けた金属製容器1の貯蔵や保管、埋設や地層処分後も、永年変換発電の電力を活用する、放射性廃棄物を用いたCVDダイヤモンド半導体薄膜原子力電池の放熱を設けた安全性の金属製容器装置。
原子力委員会は定例会合で、日本原子力研究開発機構の高速実験炉「常陽」を、2024年度末の再稼働をめざしている。経済産業省は、次世代型原発の「高温ガス炉」または「高速炉」について、三菱重工業を選定し、実証炉の基本設計や将来的な製造、建設を担うとされる。東芝は「革新軽水炉・iBR」を、2030年代半ばの稼働を目指している。米国では、次世代小型原発「小型モジュール原子炉・SMR」を2026年~2027年に稼働させる計画とされる。新設原子炉の稼働や計画がされているが、放射性廃棄物(高レベル放射性廃棄物または低レベル放射性廃棄物)の処理または地層処分の計画等は確定されていない。
本考案は、放射性廃棄物を金属製容器に封入し、放射性廃棄物の放射性物質から出る電離放射線を、タンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層の放熱を設けた永年変換発電の電力を活用し、電離放射線を遮蔽する安全性の金属製容器の貯蔵や保管、埋設や地層処分後も、100年以上の永年変換発電の電力を活用する安全性の金属容器装置の考案である。
1 金属製容器
2 鉛またはタリウム
3 冷却金属容器
4 冷却層
4-1 冷却水流入孔
4-2 循環水放出孔
5 耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層
6 タンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層
7 耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層
8 フレキシンブルグラファイトシート電極
9 ヒ素(As)ドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層
10 ガリウム(Ga)ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜層
11 i型真性CVDダイヤモンド薄膜層
12 リン(P)ドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層
13 インジウム(In)ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜層
14 フレキシンブルグラファイトシート電極
15 耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層

Claims (1)

  1. 核分裂反応装置、次世代原発炉、浮体式原発炉、核融合装置の放射性廃棄物を金属製容器に封入し、放射性物質から出る電離放射線(荷電粒子線のα線・β線、電磁波のγ線・X線)を電力に変換するタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層を、循環水を用いた冷却層の放熱、または中性子線を止め、鉛またはタリウムを設けて電離放射線を遮蔽する安全性の金属製容器に、タンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層の放熱を設けた永年変換発電の電力を活用する、放射性廃棄物を用いたCVDダイヤモンド半導体薄膜原子力電池の放熱を設けた安全性の金属製容器装置において、
    金属製容器に封入した放射性廃棄物の放射性物質から出る電離放射線の入射面に、耐放射線性・絶縁性のCVDダイヤモンド薄膜層およびフレキシンブルグラファイトシート電極を設け、トップセル層に、ヒ素(As)ドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層およびガリウム(Ga)ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜層接合のnp型またはpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜変換層に、i型真性CVDダイヤモンド薄膜層を伴うヘテロ接合を設け、ボトムセル層に、リン(P)ドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜層およびインジウム(In)ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜層接合のnp型またはpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜変換層を接合したタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層に、フレキシンブルグラファイトシート電極および耐放射線性・絶縁性CVDダイヤモンド薄膜層を設けたタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層を、循環水を用いた冷却層の放熱、または中性子線を止め、鉛またはタリウムを設けて電離放射線を遮蔽する安全性の金属製容器の貯蔵や保管、埋設や地層処分後も、金属製容器に設けたタンデム型CVDダイヤモンド半導体薄膜電離放射線変換層の放熱を設けた永年変換発電の電力を活用する、放射性廃棄物を用いたCVDダイヤモンド半導体薄膜原子力電池の放熱を設けた安全性の金属製容器装置。
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