JP3244956U - 防犯用警報器 - Google Patents

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美玲 金杉
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あすまる株式会社
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Abstract

【課題】極めて簡易な構造で故障の可能性が小さく、万一の電池切れで本体が警報音を発しない場合でも、ただちに笛を吹鳴して警報音を発して防犯機能を維持でき、しかも、もし電池切れや故障により警報音が発生しない場合でも、最小限の動作と時間で笛体を吹鳴させて危険を報知できる防犯用警報器を提供する。【解決手段】防犯用警報器1は、トラップを着脱可能な本体ケース11内に、警報手段と、前記警報手段を駆動する電源と、前記電源をオン/オフ可能なスイッチとを内蔵する警報器本体10と、本体ケースから突出した前記スイッチを備える操作部15に装着した笛体20とからなり、前記スイッチは、前記笛体を引っ張って前記操作部を前記警報器本体から引き出すことにより電源をオンとして前記警報手段に警報音を発生させ、前記操作部を前記警報器本体に押し込むことで電源をオフとする。【選択図】図1

Description

本考案は防犯用警報器に関し、特に、本体が故障や電池切れ、あるいは破壊されたことで警報音を発声できない場合にも防犯機能を維持可能とできる防犯用警報器に関する。
従来から、主に小児、児童、女性、高齢者等の社会的弱者が独り歩き中などにおいて身の危険に直面した際に第三者に危機を知らせ、助けを呼ぶために、警報音を発声させる電池式の防犯用警報器が市販されている。
電池式の防犯用警報器は機械的な故障や電池切れにより、必要とする緊急時に警報音を発声できない場合があるため、たとえば特許文献1に開示された防犯警報器のように、警報音を発声させる電池式の警報手段とスイッチを内蔵したケースに、歌口を先にして挿抜されるホイッスル(笛)を設け、該ホイッスルをケースに挿入することによりスイッチが開かれて電源がオフされ、該ホイッスルをケースから抜き取ることによりスイッチが閉じられて電源がオンされる構成とし、電池切れや防犯警報器が犯人により破壊されたりして本体が作動しない場合でも、少なくともホイッスルを吹鳴することによって警報音を発声可能とする先行技術が提案されている。
特開平11-242782号公開特許公報報
しかしながら、かかる先行技術では、内部が空洞で外気の出入りを許容するホイッスルを介して本体内部に埃や雨水等が入り込みやすいため故障を生じ易いだけでなく、構造が複雑となり高コストとなり易いという問題があった。
また、かかる先行技術では、防犯警報器を引っ張ってホイッスルを抜き取らないと警報音を発しないため、咄嗟の緊急時に防犯警報器とホイッスルが分離する形となる。この場合、使用者はまず防犯警報器を引っ張ってホイッスルから分離させ、次に警報音が発声しないことに気づいた段階でホイッスルを手に持って口に運び吹鳴させるという二段階の動作を行わなければならない。たとえば防犯警報器をホイッスルに取り付けたストラップ等で首に掛けていた場合、防犯警報器を引っ張ってホイッスルから分離させた時点で、ホイッスルは分離の反動で思わぬ位置に動いている可能性がある。そのため、使用者がホイッスルの位置を探して手に持ち、口に運ぶ動作のために時間を取られることになり、犯人に攻撃の時間を与えることになる。
本願考案は、先行技術のかかる問題を解決するものであり、極めて簡易な構造で故障の可能性が小さく、万一の電池切れで本体が警報音を発声しない場合でも、ただちに笛(ホイッスル)を吹鳴して警報音を発声させることで防犯機能を維持でき、しかも、もし電池切れや故障により警報手段が発声しない場合でも、最小限の動作と時間で笛体を吹鳴させて危険を報知できるような防犯用警報器を提供することを課題とするものである。
上記の課題を解決するために、本考案の請求項1に係る防犯用警報器は、ストラップを着脱可能な本体ケース内に、警報手段と、前記警報手段を駆動する電源と、前記電源をオン/オフ可能なスイッチとを内蔵する警報器本体と、本体ケースから突出した前記スイッチが備える操作部に装着した笛体とからなり、前記スイッチは、前記笛体を引っ張って前記操作部を前記警報器本体から引き出すことにより電源をオンとして前記警報手段に警報音を発声させ、前記操作部を前記警報器本体に押し込むことで電源をオフとするように構成したことを特徴とする。
また、請求項2に係る考案は、請求項1に記載の防犯用警報器であって、前記本体ケースの表面又は裏面のいずれかまたはその両面には、文字又は図形のいずれかまたはその両方を表示した、あるいは、文字又は図形のいずれも表示しない反射材を設けてなることを特徴とする。
本考案に係る防犯用警報器は、それ自体は従来から存在する電池式の防犯用警報器と同様の構成であり、本体ケースに内蔵する警報手段は電源オンにより甲高い電子音を発声するものであれば特に限定されない。また、警報手段を駆動する電源も、電池であれば特に限定されないが、防犯用警報器の小型化や電源としての耐久性を鑑みればボタン電池が好ましい。
スイッチは、本体ケースから突出する操作部を引き出すことで電源をオンとし、押し込むことで電源をオフにするもので、操作部の先端に笛体を取り付けている。本体ケースにおけるストラップの取付位置や操作部の位置は特に限定されないが、使用者が、本体ケースに着脱可能に取り付けたストラップを首に掛けたり、衣服のベルトやバッグ等に取り付けることで、常に身に付けておくことができ、その場合、ストラップは本体ケースの上面に取り付け、操作部の位置は本体ケースの下面に設けることが好適である。
笛体の構成も特に限定されず、警察官などが使用するホイッスルが好適であるが、使用者が吹いて甲高い警報音を発声させることができるものであれば、合成樹脂製の単純な構造の小型の縦笛型の笛でもよい。
また、本体ケースの表面又は裏面のいずれかまたはその両面に反射材を設けることで、身に付けた状態で夜道において車両や街灯のライト等を反射して視認性を高め、交通上の安全性を高めることができ、反射材に任意の文字や図形を印刷等で表示して、任意のデザインや広告を付加できる。
請求項1に係る防犯用警報器は、予期せぬ電池切れや故障により警報器本体が警報音を発声できない場合でも、使用者が笛体を吹鳴させて警報音を発声させることができる。特に、夜道等で不意に暴漢等に襲われそうになった場合でも、まず笛体を引っ張って警報音を鳴らし、もし警報音が鳴らなかった場合は、その時点で使用者は笛体を手にした状態であるため、そのまま即座に笛体を口に運んで吹鳴させるという最小限の動作で第三者に危険な状態を報知することができる。すなわち、警報器本体を引っ張って分離させたのに警報音が発声しない場合に、あらためてホイッスルを探して手に持って吹鳴させなければならない従来技術に比べ、使用者がより迅速に対応可能とできるのである。
また、本願考案によれば警報器本体の構造をより小型にでき、笛体も小型のものを適用すれば、使用者が常時身に着けていたり、バッグの中に入れていても邪魔にならない。そして、本体ケースからスイッチの操作部のみが突出する構造であるため、外部から雨水や埃が入り込みにくく、故障しにくく耐久性を高めることができる。なにより、構造が極めて簡易であるため極めて安価に製造することができる。
また、請求項2に係る防犯用警報器では、反射材に任意の文字や図形を表示可能とすることで、企業のノベルティや自治体・警察等からの配布物としても活用でき、市民の防犯意識と安全に向けて、より普及させやすくなる。
以下、本考案の実施形態について図を用いて説明する。図1は本考案に係る防犯用警報器1の一実施形態を示す斜視図であり、図2は本体ケースの断面を表示した側面図である。
防犯用警報器1は、警報器本体10と笛体20とからなり、警報器本体10は防水機能を有する円盤状の本体ケース11に警報手段12、電池13、スイッチ14を内蔵している。警報手段12、電池13、スイッチ14の配置や形状は例示であり、各構成間の配線や支持部材は省略して図示している。スイッチ14には一部が警報器本体10の下面から下方に突出する操作部15を設けている。電池13はCR2032ボタン電池2個とするのが好適であるが、これに限定されるものではない。
警報器本体10の上面には、ストラップ(図示せず)を取り付け可能な取付具16を設けている。操作部15には笛体20を取り付けている。笛体20は合成樹脂製の円筒形の小型の縦笛型の笛であるが、警察官等が使用するホイッスルなど、他の発音具を取り付けてもよい。
スイッチ14は、使用者が笛体20を引っ張ることにより操作部15が下方に引き出されることにより電源がオンとなって警報手段12が甲高い警報音を発声するが、操作部15は僅かに引き出された時点で停止し、操作部15が抜脱することはない。警報音を停止する際には、使用者が指で操作部15を直接に押し込むことでスイッチ14が遮断され、電源がオフとなる。
本体ケース11は電池13の交換のために操作部15の高さで上下2つに分割可能としているが、操作部15が通過する貫通孔も含め、分割線の全周に渡りパッキングリング18を設けることで防水対策を施している。さらに、本体ケース11の表面には円形の反射材17を貼付しているが、裏面側にも同様に反射材を貼付可能としている。反射材17には印刷により任意の文字や図形を表示可能である。また、反射材17の代わりに反射機能のない文字や図形を印刷したシールを貼付してもよい。
使用者は、取付具16に通したストラップにより首にぶら下げたり、ベルトに取り付けたりして身に着けて使用できるほか、取付具16を直接財布やキーホルダーなどに取り付けたり、防犯用警報器1をそのままバッグやポーチなどに入れて持ち歩くことができるが、夜道で暴漢と遭遇するような緊急事態を想定した場合、身に付けて歩くことが望ましい。
以上、本考案の実施形態について図面を参照しつつ説明したが、本考案は、必ずしも上述した構成にのみ限定されるものではなく、本考案の目的を達成し、効果を有する範囲内において、適宜変更実施することが可能なものであり、本考案の技術的思想の範囲内に属する限り、それらは本考案の技術的範囲に属する。
本考案に係る防犯用警報器は、簡素な構造で安価に製造できるため、社会的弱者、特に幼児や児童が常時身に着ける防犯用品として普及可能である。
実施形態に係る防犯用警報器の斜視図 実施形態に係る防犯用警報器の側面図
1 防犯用警報器
10 警報器本体
11 本体ケース
12 警報手段
13 電池
14 スイッチ
15 操作部
16 取付具
17 反射体
18 パッキングリング
20 笛体

Claims (2)

  1. ストラップを着脱可能な本体ケース内に、警報手段と、前記警報手段を駆動する電源と、前記電源をオン/オフ可能なスイッチとを内蔵する警報器本体と、本体ケースから突出した前記スイッチが備える操作部に装着した笛体とからなり、前記スイッチは、前記笛体を引っ張って前記操作部を前記警報器本体から引き出すことにより電源をオンとして前記警報手段に警報音を発声させ、前記操作部を前記警報器本体に押し込むことで電源をオフとするように構成したことを特徴とする防犯用警報器。
  2. 前記本体ケースの表面又は裏面のいずれかまたはその両面には、文字又は図形のいずれかまたはその両方を表示した、あるいは、文字又は図形のいずれも表示しない反射材を設けてなることを特徴とする、請求項1に記載の防犯用警報器。
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