JP3121699U - 防犯ブザー - Google Patents

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【課題】引き抜き式の防犯ブザーにおいて突然誘拐犯や窃盗犯等に遭遇した際、自身でも作動できるが加害者からの剥奪行為があっても作動する手段を有する防犯ブザーを提供する。
【解決手段】ケーシング2の内部から外方に向けて異なる方向に突出する複数の作動ピン11,12を設け、該作動ピン11,12のそれぞれが上記ケーシング2から離脱することで警報音を発する回路を構成する。この構成によれば、ブザー6を自身でも作動できるが作動ピン11,12の何れかをバッグ16や学童の持物等に連結させることで該バッグ16等が剥奪されることでもブザー6を作動させることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、警報音を発することで周囲に自己の緊急事態を知らせる引き抜き式の防犯ブザーに関するものである。
近年では、登下校時の学童を狙った誘拐事件や、夜道の一人歩きを狙った傷害事件、通行人のバッグを狙った金品目的の盗難事件などが多発している。そして、これらの犯行が行われる現場も路上や駐車場といった誰もが普段利用し、一見人目に付くと思われるような場所でも起きていることから早急な対策が必要であると考えられる。また、これらの犯罪は事前に予測することが不可能の為、突然の恐怖に萎縮してしまい声を発することが出来ない場合もある。そこで、例えば特許文献1のように紐を引くことで警報音を発することで犯人を威嚇し、さらに周囲に自身の緊急事態を知らせる防犯ブザーがある。
実用新案登録第3102562号
この種の携帯用の防犯ブザーは、単一のケーシングと、ケーシング内部の乾電池と、警報音を発するブザーと、ブザーと乾電池間の回路を通電させる作動ピンとを備えており、該作動ピンには操作紐が連結されている。この防犯ブザーは上記作動ピンをケーシング内部に挿入した状態で携帯されるもので、自己の身に危険が生じた際に操作紐を引張り作動ピンがケーシングから引き抜かれると、上記回路間が通電し強烈な警報音を発するように形成されており、この警報音が周囲への救助信号となるとともに誘拐犯や暴漢等を威嚇して現場からの逃亡を促し事件を未然に防止するものである。
しかしながら、従来の防犯ブザーによると、ブザーを作動させるには使用者自身が作動ピンの操作紐を引張操作することが必要であった。すなわち、上記ブザーは紐を引張るといった単純動作によって作動するものの、緊急時の混乱した状況下ではこの動作でさえ困難になってしまう場合が考えられ、結果として警報音を発することが出来なくなってしまう場合が考えられる。一方、窃盗犯や暴漢に襲われた時はバッグやその他の持物等を奪われることが多く、この場合にはその剥奪行為自体によっても上記防犯ブザーが作動することが望まれる。
そこで、本考案の技術的課題は、引き抜き式の防犯ブザーにおいて突然誘拐犯や窃盗犯、暴漢等に遭遇した際、自身でも作動できるが加害者からの剥奪行為があっても作動する手段を有する防犯ブザーを提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案の防犯ブザーは、単一のケーシングと、該ケーシングに格納される電池と、該電池から電源が供給されて作動する警報用のブザーと、ケーシングから離脱することでブザーと電池間の回路を通電状態にする作動ピンとを備えた防犯ブザーにおいて、上記ケーシングの内部から外方に向けて異なる方向に突出する複数の上記作動ピンを設け、該作動ピンのそれぞれが上記ケーシングから離脱することで警報音を発する回路構成としたことを特徴とするものである。
本考案の好ましい実施形態においては、上記作動ピンが、ケーシングの一方端と該ケーシングを介して対向する他方端とに設けられる。
本考案においては、上記ケーシングは、被着体と着脱自在に止着する止着手段を設けていてもよい。
また、上記ケーシングと被着体に対して止着する基台との間に、該基台に対してケーシングを回転自在に支持する回転手段を設けることができる。
更に、本考案は、上記作動ピンの一方が操作用の把持部材と連結され、対向する他方が被剥奪物と連結する手段を有することにより構成されていてもよい。
本考案においては、上記ケーシングに設ける止着手段がランドセルへの止着用であり、被剥奪物へ連結する手段を、ランドセル本体に対して着脱自在の被せ蓋またはそのカバーへの連結具とすることができる。
本考案は、引き抜き式の防犯ブザーにおいて、複数の作動ピンのそれぞれがケーシングから離脱することで警報音を発する回路構成としたことによって、上記作動ピンの何れを引き抜いてもブザーが作動するため複数方向から操作可能となる。よって、ブザーを自身でも作動できるが作動ピンの何れかをバッグや学童の持物等に連結させることで該バッグ等が剥奪されることでもブザーを作動させることができる。
以上に記述した本考案によれば、引き抜き式の防犯ブザーにおいて、突然誘拐犯や窃盗犯等に遭遇した際、自身でも作動できるが加害者からの剥奪行為があっても作動し警報音を発することができる。
図1ないし図2は本考案に係る防犯ブザー1の好ましい一実施形態を示すもので、この防犯ブザー1は、単一のケーシング2を備え、該ケーシング2は2つの丸い浅皿状のケーシング片を合わせることで構成され、これらはねじとねじ孔による組合せにより分割できる構成となっている。上記ケーシング2の一方端と中心に対して対称位置にある他方端とには作動ピン11,12を挿入するための挿入孔3,4が形成され、上記ケーシング2の内部においては、2本の電池5と、ブザー6と第1スイッチ機構7および第2スイッチ機構8とが設けられている。なお、上記ケーシング2の形状は角柱形状やその他の任意の形状とすることができる。
上記挿入孔3付近に設けられた第1スイッチ機構7は一対の接触片9a,10aによって構成され、上記挿入孔4付近に設けられた第2スイッチ機構8は一対の接触片9b,10bとによって構成されており、ケーシング2の一方端側に設けられた上記接触片9aとその他端側に設けられた接触片9bとが導電性の金属板9によって連結され、また接触片10aと10bとが導電性の金属板10によって連結されている。
そして、接触片9a,9bが一方の電池5の負電極と接続され、該電池5の正電極がブザー6の一方の端子と接続され、また、ブザー6の他方の端子が他方の電池5の負電極と接続され、該電池5の正電極が接触片10a,10bと接続されている。これにより、上記接触片9aと接触片10a、または、接触片9bと接触片10bとが接続されると電池5とブザー6間が閉回路を形成し、ブザー6に電源が供給されて警報音を発するように構成されている。
上記挿入孔3,4に挿入する作動ピン11,12は非導電性の部材により形成され、図1に示すようにケーシング2の一方端側の上記挿入孔3に挿入される作動ピン11は、その先端部が第1スイッチ機構7を形成する上記接触片9aと接触片10aとの間に嵌入され、ケーシング2を介して対向する他方端側に設けられた作動ピン12の先端部は、第2スイッチ機構8を形成する接触片9bと接触片10bの間に嵌入され、そして、上記両ピン11,12はケーシング2から一部を突出させた状態で位置保持されている。
即ち、上記作動ピン11,12を挿入口3,4に挿入しケーシング2内部のスイッチ機構7,8の接触片を押し広げている場合には、該スイッチ機構7,8のそれぞれが非接触状態となっているためブザー6への通電が遮断される。また、上記作動ピン11,12の少なくとも一方が接触片の間から引き抜かれると、接触片9aと10a、または接触片9bと10bが弾性的に接触する状態となり、ブザー6に通電される。
上記作動ピン11,12の外端部にはそれぞれチェーン13,14が取付られている。上記作動ピン11は上記チェーン13によって使用者が握持するための把持部材15と連結されており、上記作動ピン12はチェーン14によってバッグ16等の被剥奪物と連結する連結具が取り付けられている。また、上記ケーシング2を構成するケーシング片の一方には、止着手段を構成するベルト17が取付けられている。該ベルト17の両端には相互に接合する面ファスナーが取付けられ、即ち、該ベルト17の一端に鉤型突起18を備え、他端に上記鉤型突起18と係合する輪奈19とを備えており、上記ベルト17を身体の一部やランドセルの背負いベルト、自転車の篭等に巻き付けることで着脱自在に取付ることができる。このように、上記ベルト17を備えることにより被着体に取付けることができ、収納したり常に手で持つ必要がなく携帯することが便利になる。
また、上記止着手段は、上記ピン11,12がケーシング2から離脱する際の引張作用によっても防犯ブザー1が被着体から外れない程度の係止力を持つものであれば、ベルト17に限定されずに、ボタンやホックなどによる止着手段を用いることもできる。
このように構成した防犯ブザー1は、図3及び図4に例示するように、使用者が上記把持部材15を握時して該把持部材15を引張ることにり、チェーン13によって連結された作動ピン11をケーシング2の一方から離脱させ警報音を発報させることができる。また、上記チェーン14によって上記作動ピン12とバッグ16とを連結しておくと、該バッグ16が何者かによって引っ張られた場合においても上記ピン12がケーシング2の他方側から離脱して警報音が発報される。
なお、チェーン14とバッグ16の取っ手との止着は、該チェーン14の先端に面ファスナー付きのベルトを付設して、上記ベルトをバッグ16の取っ手に巻き付けることなどによって止着することができる。
また、図5に例示するように、防犯ブザー1のケーシング2に、ランドセル20の背負いベルト22に止着するための手段として止着バンド17aを設け、一方のチェーン13に把持部材15を設け、他方のチェーン14に、ランドセル本体21に対して面ファスナー等で着脱自在とした被せ蓋23(またはそのカバー)に連結する連結具24を設けることができる。このように被せ蓋23を着脱自在にしておくと、逃げようとする学童のランドセルを暴漢が背後から掴んで引張ったとき、被せ蓋23が外れると同時にそれにチェーン14を介して連結した作動ピン12が抜けるため、ブザー6が作動することになる。
上記構成を有する防犯ブザー1は、ケーシング2の一方側のピン11とケーシング2を介して対向位置にあるピン12のそれぞれがケーシング2から離脱することで警報音を発する回路構成としたことによって、上記ピン11,12の何れを引き抜いてもブザー6を作動することが可能となる。
よって、把持部材15を握時し自身で引張操作することでケーシング2の一方側の作動ピン11が離脱してブザー6を作動することができ、また、他方側の作動ピン12をチェーン14によってバッグ16等の持物と連結しておくと、窃盗犯などにバッグ16等を引張られたり剥奪された場合でも上記ケーシング2からピン12が離脱してブザー6を作動させることが可能となり、緊急時でもより確実に警報音を発することができる。
図6は、上記防犯ブザーにおけるケーシング2の他の止着態様を示すもので、上記ケーシング2と、両面接着テープやマグネットで適宜被着体に対して止着可能にした基台30との間に、該基台30に対してケーシング2を回転軸31によって回転自在に支持する回転手段を設けている。このように、ケーシング2を回転自在にしておくと、チェーン13または14が引かれたとき、その力でケーシング2が回転して作動ピン11または12がその力の作用方向に向き、該ピンが引き抜かれやすくなる。
なお、上記ケーシング2を更に3次元的に回転可能にしておくことにより、立体的ないずれの方向からチェーン13または14が引かれても、作動ピン11または12をその方向に向けることが可能になる。
本考案に係る防犯ブザーの実施例の内部構造を概略的に示す構造図である。 本考案に係る防犯ブザーの電気回路構成を示した回路図である。 本考案に係る防犯ブザーの使用態様を示す外観図である。 図3の使用態様において作動ピンが離脱した状態を示す外観図である。 本考案に係る防犯ブザーの他の使用態様を示す外観図である。 本考案に係る防犯ブザーの他の止着態様を示す側面図である。
符号の説明
1 防犯ブザー
2 ケーシング
5 電池
6 ブザー
11,12 作動ピン
15 把持部材

Claims (6)

  1. 単一のケーシングと、該ケーシングに格納される電池と、該電池から電源が供給されて作動する警報用のブザーと、ケーシングから離脱することでブザーと電池間の回路を通電状態にする作動ピンとを備えた防犯ブザーにおいて、
    上記ケーシングの内部から外方に向けて異なる方向に突出する複数の上記作動ピンを設け、該作動ピンのそれぞれが上記ケーシングから離脱することで警報音を発する回路構成としたことを特徴とする防犯ブザー。
  2. 上記作動ピンを、ケーシングの一方端と対向する他方端とに設けたことを特徴とする請求項1に記載の防犯ブザー。
  3. 上記ケーシングに、被着体と着脱自在に止着する止着手段を設けていることを特徴とする請求項1または2に記載の防犯ブザー。
  4. 上記ケーシングと被着体に対して止着する基台との間に、該基台に対してケーシングを回転自在に支持する回転手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の防犯ブザー。
  5. 上記作動ピンの一方が操作用の把持部材と連結され、対向する他方が被剥奪物と連結する手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の防犯ブザー。
  6. 上記ケーシングに設ける止着手段がランドセルへの止着用であり、被剥奪物へ連結する手段が、ランドセル本体に対して着脱自在の被せ蓋またはそのカバーへの連結具であることを特徴とする請求項5に記載の防犯ブザー。
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